JPS60120778A - 導電性接着剤組成物 - Google Patents
導電性接着剤組成物Info
- Publication number
- JPS60120778A JPS60120778A JP22939283A JP22939283A JPS60120778A JP S60120778 A JPS60120778 A JP S60120778A JP 22939283 A JP22939283 A JP 22939283A JP 22939283 A JP22939283 A JP 22939283A JP S60120778 A JPS60120778 A JP S60120778A
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- Japan
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- resin
- reaction
- electrically conductive
- diisocyanate
- conductive adhesive
- Prior art date
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、導電性接着剤組成物、詳述すれば、耐熱性に
優れ、作業性の良好な、半導体と外部支持電極との接合
に有用な導電性接着剤組成物に関する。
優れ、作業性の良好な、半導体と外部支持電極との接合
に有用な導電性接着剤組成物に関する。
IC,LSI等の半導体素子とリードフレームとの接合
には、従来Au−5t共晶が用いられていたが、篩が高
価であることから、最近では、導電性樹脂ペーストが多
用されるようになってきた。この種の導電性樹脂ペース
トとしては、特開昭55−25482号又は同52−1
0’7036号公報に開示されているように、通常、エ
ポキシ樹脂を粘結剤くバインダー)とし、これに銀粉を
混合した銀ペーストが作業性や接着性が良いため主に使
用されてきた。しかしながら、IC又はLSIの電極と
リード線を熱圧着によって接合する、いわゆるワイヤボ
ンディング工程で、硬化させた導電性ペーストが350
〜370℃の高温に5〜20秒さらされるので、エポキ
シ樹脂の場合、その熱分解開始温度(300〜310℃
)以上となり、分解ガスが発生し、これがアルミ電極に
付着し、アルミ電極の腐食を促進し、素子の信頼性を悪
化するという欠点があった。そのため、IC用グイボン
ディング導電性ペーストとしては、熱圧着によるワイヤ
ボンディング(350〜370°C)に耐える、即ぢ、
熱分解開始温度が370℃以上の導電性樹脂ペーストが
必要となってくる。
には、従来Au−5t共晶が用いられていたが、篩が高
価であることから、最近では、導電性樹脂ペーストが多
用されるようになってきた。この種の導電性樹脂ペース
トとしては、特開昭55−25482号又は同52−1
0’7036号公報に開示されているように、通常、エ
ポキシ樹脂を粘結剤くバインダー)とし、これに銀粉を
混合した銀ペーストが作業性や接着性が良いため主に使
用されてきた。しかしながら、IC又はLSIの電極と
リード線を熱圧着によって接合する、いわゆるワイヤボ
ンディング工程で、硬化させた導電性ペーストが350
〜370℃の高温に5〜20秒さらされるので、エポキ
シ樹脂の場合、その熱分解開始温度(300〜310℃
)以上となり、分解ガスが発生し、これがアルミ電極に
付着し、アルミ電極の腐食を促進し、素子の信頼性を悪
化するという欠点があった。そのため、IC用グイボン
ディング導電性ペーストとしては、熱圧着によるワイヤ
ボンディング(350〜370°C)に耐える、即ぢ、
熱分解開始温度が370℃以上の導電性樹脂ペーストが
必要となってくる。
耐熱性導電性樹脂ペーストとして、特開昭54−149
759号、同54−149758号、同55−9642
号及び同55−9642号公?Ilには、芳香族ポリア
ミド酸樹脂、芳香族ポリイミド樹脂又は芳香族ポリアミ
ドイミド樹脂を粘結剤とした導電性樹脂ペーストが開示
されている。しかしながら、芳香族ポリアミド酸樹脂或
いは芳香族ポリイミド樹脂を粘結剤として導電性樹脂ペ
ーストは、導電性充填剤として銀粉、銅粉等を用いると
、粘結剤単独の熱分解開始温度400〜450°Cが3
20〜360℃に低下すると共に、ペーストとしてのチ
キソトロピー性が小さいため、ディスペンス或いは印刷
等の際にペーストを塗布する場合、糸ひき、たれ、ブリ
ード等を起こすという欠点があった。一方、芳香族ポリ
アミドイミド樹脂を粘結剤とした場合には、熱分解開始
温度の低下はみられないが、前記の樹脂と同様にチキソ
トロピー性が小さいため、糸ひき、たれ、ブリード等が
起こりやすく、更に、半導体素子と外部支持電極(リー
ドフレーム)との界面接着強さが小さいという欠点があ
った。
759号、同54−149758号、同55−9642
号及び同55−9642号公?Ilには、芳香族ポリア
ミド酸樹脂、芳香族ポリイミド樹脂又は芳香族ポリアミ
ドイミド樹脂を粘結剤とした導電性樹脂ペーストが開示
されている。しかしながら、芳香族ポリアミド酸樹脂或
いは芳香族ポリイミド樹脂を粘結剤として導電性樹脂ペ
ーストは、導電性充填剤として銀粉、銅粉等を用いると
、粘結剤単独の熱分解開始温度400〜450°Cが3
20〜360℃に低下すると共に、ペーストとしてのチ
キソトロピー性が小さいため、ディスペンス或いは印刷
等の際にペーストを塗布する場合、糸ひき、たれ、ブリ
ード等を起こすという欠点があった。一方、芳香族ポリ
アミドイミド樹脂を粘結剤とした場合には、熱分解開始
温度の低下はみられないが、前記の樹脂と同様にチキソ
トロピー性が小さいため、糸ひき、たれ、ブリード等が
起こりやすく、更に、半導体素子と外部支持電極(リー
ドフレーム)との界面接着強さが小さいという欠点があ
った。
本発明は、前記の従来技術の欠点を解消し、耐熱性が高
く、作業性が良好であり、チキソトロピー性が高く、接
着力が高い導電性接着剤組成物を提供することを目的と
してなされたものであり、この目的は、特殊なハイソリ
ッドポリアミドイミド樹脂を用いることによって達成さ
れる。
く、作業性が良好であり、チキソトロピー性が高く、接
着力が高い導電性接着剤組成物を提供することを目的と
してなされたものであり、この目的は、特殊なハイソリ
ッドポリアミドイミド樹脂を用いることによって達成さ
れる。
即ち、本発明は、塩基性溶媒の存在下に芳香族ジイソシ
アネート及びトリイルボン酸無水物をほぼ等モルで、樹
脂分含有量を40重量%以上として反応させる系に、こ
の反応前、反応中又は反応後に、芳香族ジイソシアネー
ト1モルに対して0.1〜1.0モルのラクタム、及び
必要に応じて芳香族ジイソシアネート1モルに対して0
.01〜0.5モルのアルコール及び/又はオキシムを
加えて還元粘度を0.10〜0.27としたポリアミド
イミド樹脂並びに導電性充填剤を含有してなる導電性接
着剤組成物に関する。
アネート及びトリイルボン酸無水物をほぼ等モルで、樹
脂分含有量を40重量%以上として反応させる系に、こ
の反応前、反応中又は反応後に、芳香族ジイソシアネー
ト1モルに対して0.1〜1.0モルのラクタム、及び
必要に応じて芳香族ジイソシアネート1モルに対して0
.01〜0.5モルのアルコール及び/又はオキシムを
加えて還元粘度を0.10〜0.27としたポリアミド
イミド樹脂並びに導電性充填剤を含有してなる導電性接
着剤組成物に関する。
本発明になる導電性接着剤組成物は、特に半導体素子と
外部支持電極との接合に有用である。
外部支持電極との接合に有用である。
本発明においては、生成するポリアミドイミド樹脂の末
端官能基封鎖剤(マスク剤)として、ラクタム、及び必
要に応じてアルコール及び/又はオキシムを使用する。
端官能基封鎖剤(マスク剤)として、ラクタム、及び必
要に応じてアルコール及び/又はオキシムを使用する。
イソシアネート基は、得られる樹脂の硬化反応性の点か
らラクタムによって封鎖されるのが好ましい。樹脂の硬
化反応性を阻害せず、優れた実用性能を達成するには、
ポリアミドイミド樹脂の製造の反応前、反応中又は反応
後に、まず、ラクタムを加えて末端官能基を封鎖し、反
応後に必要に応じてアルコール及び/又はオキシムを加
えて末端官能基を封鎖するのが最も好ましい。しかし、
トリカルボン酸無水物にアルコール及び/又はオキシム
を反応させ、次いでこれに芳香族ジイソシアネートを反
応させた後に、ラクタムを反応させることもできる。ま
た、トリカルボン酸無水物にアルコール及び/又はオキ
シムを反応させ、次いでこれに芳香族ジイソシアネート
及びラクタムを加え、同時に反応させてもよい。
らラクタムによって封鎖されるのが好ましい。樹脂の硬
化反応性を阻害せず、優れた実用性能を達成するには、
ポリアミドイミド樹脂の製造の反応前、反応中又は反応
後に、まず、ラクタムを加えて末端官能基を封鎖し、反
応後に必要に応じてアルコール及び/又はオキシムを加
えて末端官能基を封鎖するのが最も好ましい。しかし、
トリカルボン酸無水物にアルコール及び/又はオキシム
を反応させ、次いでこれに芳香族ジイソシアネートを反
応させた後に、ラクタムを反応させることもできる。ま
た、トリカルボン酸無水物にアルコール及び/又はオキ
シムを反応させ、次いでこれに芳香族ジイソシアネート
及びラクタムを加え、同時に反応させてもよい。
本発明に使用する芳香族ジイソシアネートとしては、例
えばトリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、4.4’−ジフェニルエーテルジイソシアネー
ト、ナフタリン−1,5−ジイソシアネート、4,41
−ジフェニルメタンジイソシアネート等がある。樹脂の
耐熱性を考慮すると、4.4“−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート又はトリレンジイソシアネートを用いるの
が好ましい。必要に応じて、■、6−へキシリレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート等の脂肪族
ジイソシアネート、脂環式ジイソシアネート及びこれら
の三量化物、前記の芳香族ジイソシアネートの三量化反
応によって得られるイソシアヌレート環含有ポリイソシ
アネート、ポリフェニルメチルポリイソシアネート、例
えばアニリンとホルムアルデヒドとの縮合物をホスゲン
化した生成物等を併用することができる。特に、耐熱性
の改良に効果のあるトリレンジイソシアネ−ト又は4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネートの三量化反応
によって得られるイソシアヌレート環含有ポリイソシア
ネートが好ましく、この使用量は芳香族ジイソシアネー
ト1当量に対して0.03〜0.20当量であるのが好
ましい。
えばトリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、4.4’−ジフェニルエーテルジイソシアネー
ト、ナフタリン−1,5−ジイソシアネート、4,41
−ジフェニルメタンジイソシアネート等がある。樹脂の
耐熱性を考慮すると、4.4“−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート又はトリレンジイソシアネートを用いるの
が好ましい。必要に応じて、■、6−へキシリレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート等の脂肪族
ジイソシアネート、脂環式ジイソシアネート及びこれら
の三量化物、前記の芳香族ジイソシアネートの三量化反
応によって得られるイソシアヌレート環含有ポリイソシ
アネート、ポリフェニルメチルポリイソシアネート、例
えばアニリンとホルムアルデヒドとの縮合物をホスゲン
化した生成物等を併用することができる。特に、耐熱性
の改良に効果のあるトリレンジイソシアネ−ト又は4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネートの三量化反応
によって得られるイソシアヌレート環含有ポリイソシア
ネートが好ましく、この使用量は芳香族ジイソシアネー
ト1当量に対して0.03〜0.20当量であるのが好
ましい。
トリカルボン酸無水物としては、例えば下記の一般式(
I)又は(11)で示される化合物が用いられる。
I)又は(11)で示される化合物が用いられる。
〔式中Xは−CH2−1−CO−3−SO,−1−〇−
等を表す〕。これらの化合物のうち、耐熱性やコスト面
等を考慮すれば、トリメリット酸無水物が好ましい。
等を表す〕。これらの化合物のうち、耐熱性やコスト面
等を考慮すれば、トリメリット酸無水物が好ましい。
必要に応じて、前記のトリカルボン酸無水物以外のポリ
カルボン酸又はその酸無水物を併用することもできる。
カルボン酸又はその酸無水物を併用することもできる。
併用しうるポリカルボン酸としては、例えばトリメリッ
ト酸、トリメシン酸、トリス(2−カルボキシエチル)
イソシアヌレート、テレフタル酸、イソフタル酸、コハ
ク酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸
等が挙げられる。
ト酸、トリメシン酸、トリス(2−カルボキシエチル)
イソシアヌレート、テレフタル酸、イソフタル酸、コハ
ク酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸
等が挙げられる。
併用しうるポリカルボン酸無水物としては、1゜2、3
.4−ブタンテトラカルボン酸、シクロペンクンテトラ
カルボン酸、エチレンテトラカルボン酸、ビシクロ−(
2,2,2)−オクト−(7)−xン−2:3.5:6
−テトラカルボン酸等の脂肪族系及び脂環式系四塩基酸
、ピロメリット酸、3、3’、 4.4’−ヘンシフエ
ノンテトラカルボン酸、ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェニル)エーテル、2,3,6.7−ナフタリンテトラ
カルボン酸、1,2,5.6−ナフタリンテトラカルボ
ン酸、エチレングリコールビストリメリテート、2.2
′−ビス(3,4−ビスカルボキシフェニル)プロパン
、2.2’、3,3°−ジフェニルテトラカルボン酸、
ペリレン−3,4,9,]]’0−テトラカルボン酸3
,4−ジカルボキシフェニルスルホン酸等の芳香族四塩
基酸、チオフェン−2,3,4,5−テトラカルボン酸
、ピラジンテトラカルボン酸等の複素環式四塩基酸の四
塩基酸二無水物等を用いることができる。
.4−ブタンテトラカルボン酸、シクロペンクンテトラ
カルボン酸、エチレンテトラカルボン酸、ビシクロ−(
2,2,2)−オクト−(7)−xン−2:3.5:6
−テトラカルボン酸等の脂肪族系及び脂環式系四塩基酸
、ピロメリット酸、3、3’、 4.4’−ヘンシフエ
ノンテトラカルボン酸、ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェニル)エーテル、2,3,6.7−ナフタリンテトラ
カルボン酸、1,2,5.6−ナフタリンテトラカルボ
ン酸、エチレングリコールビストリメリテート、2.2
′−ビス(3,4−ビスカルボキシフェニル)プロパン
、2.2’、3,3°−ジフェニルテトラカルボン酸、
ペリレン−3,4,9,]]’0−テトラカルボン酸3
,4−ジカルボキシフェニルスルホン酸等の芳香族四塩
基酸、チオフェン−2,3,4,5−テトラカルボン酸
、ピラジンテトラカルボン酸等の複素環式四塩基酸の四
塩基酸二無水物等を用いることができる。
これらのポリカルボン酸又はその酸無水物は、可撓性、
溶媒に対する溶解性、硬化反応性等の樹脂特性の改質に
役立つ。特に3.3’、4.4’−ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸二無水物は好ましい硬化反応性の改良効果
を示す。この使用量はトリカルボン酸無水物1モルに対
して3.3’。
溶媒に対する溶解性、硬化反応性等の樹脂特性の改質に
役立つ。特に3.3’、4.4’−ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸二無水物は好ましい硬化反応性の改良効果
を示す。この使用量はトリカルボン酸無水物1モルに対
して3.3’。
414′−ヘンシフエノンテトラカルボン酸二無水物0
.03〜0.2モルの範囲であるのが好ましい。
.03〜0.2モルの範囲であるのが好ましい。
芳香族ジイソシアネートとトリカルボン酸無水物はほぼ
等モルで反応させる。これらをほぼ等モルで反応させた
場合に、硬化の際に充分に高分子量化したポリアミドイ
ミド樹脂が得られ、最良の耐熱性及び可撓性を示す。但
し、反応溶媒中に不純物として含まれる少量の水がイソ
シアネート基と反応することを考えてジイソシアネ−1
・化合物をモル数において若干過剰に加えることは差支
えないが、その量はトリカルボン酸無水物1モルに対し
、芳香族ジイソシアネート化合物1.1モル以上であっ
てはならない。
等モルで反応させる。これらをほぼ等モルで反応させた
場合に、硬化の際に充分に高分子量化したポリアミドイ
ミド樹脂が得られ、最良の耐熱性及び可撓性を示す。但
し、反応溶媒中に不純物として含まれる少量の水がイソ
シアネート基と反応することを考えてジイソシアネ−1
・化合物をモル数において若干過剰に加えることは差支
えないが、その量はトリカルボン酸無水物1モルに対し
、芳香族ジイソシアネート化合物1.1モル以上であっ
てはならない。
塩基性溶媒としては、芳香族ジイソシアネートに対して
実質的に不活性なものが用いられる。例えば、N−メチ
ルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド等が用いられ、N−メチルピロリドンが好ましい
。また、反応後に用いられる希釈溶媒としては、ジメチ
ルホルムアミドが好ましい。ジメチルホルムアミドはフ
ェスの溶液粘度を下げる効果があり、高樹脂分化に寄与
する。
実質的に不活性なものが用いられる。例えば、N−メチ
ルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド等が用いられ、N−メチルピロリドンが好ましい
。また、反応後に用いられる希釈溶媒としては、ジメチ
ルホルムアミドが好ましい。ジメチルホルムアミドはフ
ェスの溶液粘度を下げる効果があり、高樹脂分化に寄与
する。
本明細書において、「樹脂分含有量」とは芳香族ジイソ
シアネートとトリカルボン酸無水物の和の反応系中にお
ける濃度を指す。但し、使用するラクタム、アルコール
又はオキシムの量は、この計算には加えないものとする
。
シアネートとトリカルボン酸無水物の和の反応系中にお
ける濃度を指す。但し、使用するラクタム、アルコール
又はオキシムの量は、この計算には加えないものとする
。
本発明に使用するポリアミドイミド樹脂を製造する場合
、樹脂分含有量を40重量%以上とじて反応を行わせる
。樹脂分含有量が40重量%未満であると、合成後に過
剰の溶媒を濃縮等の繁雑な操作によって除去する必要が
あり、経済的な不利を生ずる。コストや性能等を考慮す
ると、40〜80重量%が好ましい。特に、樹脂分含有
量を約40〜55重量%にすると、チキソトロピー性の
大きい、長期の貯蔵安定性に優れた、特に半導体素子と
外部支持電極との接合に好適に適用しうるポリアミドイ
ミド樹脂を得ることができる。
、樹脂分含有量を40重量%以上とじて反応を行わせる
。樹脂分含有量が40重量%未満であると、合成後に過
剰の溶媒を濃縮等の繁雑な操作によって除去する必要が
あり、経済的な不利を生ずる。コストや性能等を考慮す
ると、40〜80重量%が好ましい。特に、樹脂分含有
量を約40〜55重量%にすると、チキソトロピー性の
大きい、長期の貯蔵安定性に優れた、特に半導体素子と
外部支持電極との接合に好適に適用しうるポリアミドイ
ミド樹脂を得ることができる。
本発明において、生成するポリアミドイミド樹脂の末端
官能基封鎖剤(マスク剤)として用いられるラクタム、
アルコール及びオキシムとしては、例えば、2−ピロリ
ドン、ε−カプロラクタム、ラウリルラクタム等のラク
タム、メタノール、エタノール、n−ブタノール、t−
ブタノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メ
チルカルピトール、ヘンシルアルコール、シクロヘキサ
ノール、ω−ハイドロ−パーフルオロアルコール等のア
ルコール、2−ブタノンオキシム、ホルムアルドキシム
、アセトアルドキシム、シクロヘキサノンオキシム等の
オキシムが挙げられる。これらのマスク剤は、分子内に
1個の活性水素を有するものが好ましい。活性水素が2
個以上であると、樹脂の鎖伸長剤となり、分子量及び溶
液粘度の制御が困難となり、更に、耐熱性の低下を起こ
すことがある。
官能基封鎖剤(マスク剤)として用いられるラクタム、
アルコール及びオキシムとしては、例えば、2−ピロリ
ドン、ε−カプロラクタム、ラウリルラクタム等のラク
タム、メタノール、エタノール、n−ブタノール、t−
ブタノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メ
チルカルピトール、ヘンシルアルコール、シクロヘキサ
ノール、ω−ハイドロ−パーフルオロアルコール等のア
ルコール、2−ブタノンオキシム、ホルムアルドキシム
、アセトアルドキシム、シクロヘキサノンオキシム等の
オキシムが挙げられる。これらのマスク剤は、分子内に
1個の活性水素を有するものが好ましい。活性水素が2
個以上であると、樹脂の鎖伸長剤となり、分子量及び溶
液粘度の制御が困難となり、更に、耐熱性の低下を起こ
すことがある。
フェスの粘度安定化効果、熱解離のし易さ、コスト等の
観点から、ラクタムとしてはε−カプロラクタム、アル
コールとしてはメタノール、オキシムとしては2−ブタ
ノンオキシムを用いるのが好ましい。
観点から、ラクタムとしてはε−カプロラクタム、アル
コールとしてはメタノール、オキシムとしては2−ブタ
ノンオキシムを用いるのが好ましい。
ラクタムは硬化反応性を阻害することが少ないという点
で好ましいが、貯蔵安定性の効果において十分でない場
合がある。特に、樹脂が低分子量であって、末端官能基
濃度が高い場合に、貯蔵安定性に問題が生じ易い。貯蔵
安定性が不十分な場合には、必要に応じて前記のアルコ
ール及び/又はオキシムを使用することによって問題を
解決することができる。
で好ましいが、貯蔵安定性の効果において十分でない場
合がある。特に、樹脂が低分子量であって、末端官能基
濃度が高い場合に、貯蔵安定性に問題が生じ易い。貯蔵
安定性が不十分な場合には、必要に応じて前記のアルコ
ール及び/又はオキシムを使用することによって問題を
解決することができる。
ラクタムの使用量は、芳香族ジイソシアネート1モルに
対して0.1〜1.0モルとする。0.1モル未満であ
ると、貯蔵安定性が不十分となる。1.0モルを越える
と、硬化反応性の阻害は比較的少ないが、遊離のラクタ
ムが多量に残るため、フェスの樹脂分含有量が低下する
。マスク剤としてラクタムのみを使用する場合には、0
.3〜1.0モルの範囲で使用するのが好ましい。マス
ク剤としてラクタムと更にアルコール及び/又はオキシ
ムを使用する場合には、ラクタムの使用量は0.2〜0
.8モルの範囲であるのが好ましい。
対して0.1〜1.0モルとする。0.1モル未満であ
ると、貯蔵安定性が不十分となる。1.0モルを越える
と、硬化反応性の阻害は比較的少ないが、遊離のラクタ
ムが多量に残るため、フェスの樹脂分含有量が低下する
。マスク剤としてラクタムのみを使用する場合には、0
.3〜1.0モルの範囲で使用するのが好ましい。マス
ク剤としてラクタムと更にアルコール及び/又はオキシ
ムを使用する場合には、ラクタムの使用量は0.2〜0
.8モルの範囲であるのが好ましい。
必要に応じて用いられるアルコール及び/又はオキシム
の使用量は芳香族ジイソシアネート1モルに対して0.
01〜0.5モルとする。0.01モル未満であると、
貯蔵安定性に対する効果が不十分となる。また、0.5
モルを越えると、硬化反応性が著しく損なわれ、その結
果接着強さが低下する。
の使用量は芳香族ジイソシアネート1モルに対して0.
01〜0.5モルとする。0.01モル未満であると、
貯蔵安定性に対する効果が不十分となる。また、0.5
モルを越えると、硬化反応性が著しく損なわれ、その結
果接着強さが低下する。
好ましくは0.01〜0.3モルの範囲で使用する。
ラクタム、及び必要に応じて使用されるアルコール及び
/又はオキシムの添加は、芳香族ジイソシアネートとト
リカルボン酸無水物との反応前、反応中又は反応後に行
われる。ポリアミドイド樹脂を製造した後、他の溶媒で
希釈後にマスク剤を加えてもよい。これらを全量一度に
添加してもよいし、また段階的に添加してもよい。重合
反応を制御し、急激な脱炭酸反応による発泡を抑制する
、合成上の観点からラクタムの一部又は全部を反応前又
は反応中に添加するのが好ましい。但し、アルコール及
び/又はオキシムは、重合反応を阻害する場合があるの
で、反応後に添加するのが好ましい。アルコール及び/
又はオキシムを上記の反応前又は反応、中に添加して反
応させる場合は、芳香族ジイソシアネート1モルに対し
てアルコール及び/又はオキシムを0.25モル未満と
なる割合で用いるのが好ましい。0.25モル以上であ
ると、重合反応又は硬化反応を阻害する傾向がある。
/又はオキシムの添加は、芳香族ジイソシアネートとト
リカルボン酸無水物との反応前、反応中又は反応後に行
われる。ポリアミドイド樹脂を製造した後、他の溶媒で
希釈後にマスク剤を加えてもよい。これらを全量一度に
添加してもよいし、また段階的に添加してもよい。重合
反応を制御し、急激な脱炭酸反応による発泡を抑制する
、合成上の観点からラクタムの一部又は全部を反応前又
は反応中に添加するのが好ましい。但し、アルコール及
び/又はオキシムは、重合反応を阻害する場合があるの
で、反応後に添加するのが好ましい。アルコール及び/
又はオキシムを上記の反応前又は反応、中に添加して反
応させる場合は、芳香族ジイソシアネート1モルに対し
てアルコール及び/又はオキシムを0.25モル未満と
なる割合で用いるのが好ましい。0.25モル以上であ
ると、重合反応又は硬化反応を阻害する傾向がある。
反応はマスク剤を反応前又は反応中に添加する場合には
80〜200℃の温度で行うのが好ましい。網状化等の
副反応を抑制するためには、反応温度を160℃以下と
するのが好ましい。130℃前後の反応温度が最も適し
ている。反応後にマスフ剤を添加する場合には、反応を
80〜160°Cで行うのが好ましい。高樹脂分含有量
で反応を行う程、反応温度を低下することができる。例
えば、樹脂分含有量が60重量%である場合には、11
0℃前後の反応温度が最も適している。
80〜200℃の温度で行うのが好ましい。網状化等の
副反応を抑制するためには、反応温度を160℃以下と
するのが好ましい。130℃前後の反応温度が最も適し
ている。反応後にマスフ剤を添加する場合には、反応を
80〜160°Cで行うのが好ましい。高樹脂分含有量
で反応を行う程、反応温度を低下することができる。例
えば、樹脂分含有量が60重量%である場合には、11
0℃前後の反応温度が最も適している。
マスク剤を反応後に添加する方法においては、添加後に
更に0〜130℃で数時間反応させて末端官能基を完全
に封鎖するa・要がある。この場合には、90℃前後の
反応温度が最も適している。
更に0〜130℃で数時間反応させて末端官能基を完全
に封鎖するa・要がある。この場合には、90℃前後の
反応温度が最も適している。
本発明におけるポリアミドイミド樹脂は0.10〜0.
27の還元粘度を有する。還元粘度が0.10未満であ
ると、貯蔵安定性、耐熱性、又は可撓性等の実用性能が
不十分となる。また、還元粘度が0.27を越えると、
本発明の目的とする樹脂の高樹脂分化が達成できなくな
る。還元粘度の調整は反応中に溶液粘度を測定して行わ
れる。還元粘度は、前記の反応で得られた樹脂溶液の一
部にN−メチルピロリドンを加えて10重量%溶液を製
造し、この溶液15.gを水1g中に加えて樹脂を沈澱
させ、次いで沈毅物をQ、 3 mm11gの減圧下で
60℃で10時間乾燥して、固形樹脂とし、この固形樹
脂を0.5g/aのジメチルホルムアミド溶液とし、3
0℃でキャノンフェンスケ粘度計(粘度計番号50)を
用いて測定される。
27の還元粘度を有する。還元粘度が0.10未満であ
ると、貯蔵安定性、耐熱性、又は可撓性等の実用性能が
不十分となる。また、還元粘度が0.27を越えると、
本発明の目的とする樹脂の高樹脂分化が達成できなくな
る。還元粘度の調整は反応中に溶液粘度を測定して行わ
れる。還元粘度は、前記の反応で得られた樹脂溶液の一
部にN−メチルピロリドンを加えて10重量%溶液を製
造し、この溶液15.gを水1g中に加えて樹脂を沈澱
させ、次いで沈毅物をQ、 3 mm11gの減圧下で
60℃で10時間乾燥して、固形樹脂とし、この固形樹
脂を0.5g/aのジメチルホルムアミド溶液とし、3
0℃でキャノンフェンスケ粘度計(粘度計番号50)を
用いて測定される。
本発明において得られるポリアミドイミド樹脂をワニス
とする場合には、前記の塩基性有機溶媒の他に助溶媒と
してキシレン、Nl5SEKIIIISOL400及び
150、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソル
ブアセテート、γ−ブチロラクトン等を併用してもよい
。
とする場合には、前記の塩基性有機溶媒の他に助溶媒と
してキシレン、Nl5SEKIIIISOL400及び
150、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソル
ブアセテート、γ−ブチロラクトン等を併用してもよい
。
本発明において、導電性充填剤としては、導電性を有す
る任意の金属粉末を使用することができる。このような
金属粉末としては、例えば、金、銀、銅、ニッケル、ア
ルミニウム等があるが、使用目的に応じてこれらを単独
又は混合して使用することができ、通常、金属粉末の含
有量が本発明の組成物中60〜85重量%になるように
用いることができる。また、粒形は特に制限されず、例
えば、フレーク状、樹枝状、球状であってよく、これら
の金属粉末の一種又は二種以上を混合して用いてもよい
。但し、ディスペンス性、印刷性等の作業性を重視する
用途には、最大粒径が5μm未満のものを用いるのが好
ましい。導電性、コスト、作業性を考慮すると、最大粒
径5μm未満の銀粉がバランスにおいて最も良く、最適
である。
る任意の金属粉末を使用することができる。このような
金属粉末としては、例えば、金、銀、銅、ニッケル、ア
ルミニウム等があるが、使用目的に応じてこれらを単独
又は混合して使用することができ、通常、金属粉末の含
有量が本発明の組成物中60〜85重量%になるように
用いることができる。また、粒形は特に制限されず、例
えば、フレーク状、樹枝状、球状であってよく、これら
の金属粉末の一種又は二種以上を混合して用いてもよい
。但し、ディスペンス性、印刷性等の作業性を重視する
用途には、最大粒径が5μm未満のものを用いるのが好
ましい。導電性、コスト、作業性を考慮すると、最大粒
径5μm未満の銀粉がバランスにおいて最も良く、最適
である。
最大粒径が5μm以上になると、チキソトロピー性□が
小さくなるばかりでなく、微細なパターンを有する印刷
には適当でなくなる。
小さくなるばかりでなく、微細なパターンを有する印刷
には適当でなくなる。
本発明においては、前記のような材料を用いて導電性接
着剤組成物とするが、組成物の製造方法については何ら
制限はない。即ち、前記の材料を公知の分散装置である
三本ロールミル、ボールミル、らいかい機等により均一
に分散させ、一様なペースト状にすればよい。なお、こ
の際、微量のシランカップリング剤、消泡剤、界面活性
剤等を添加してもよい。
着剤組成物とするが、組成物の製造方法については何ら
制限はない。即ち、前記の材料を公知の分散装置である
三本ロールミル、ボールミル、らいかい機等により均一
に分散させ、一様なペースト状にすればよい。なお、こ
の際、微量のシランカップリング剤、消泡剤、界面活性
剤等を添加してもよい。
次に、実施例により本発明を詳述するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
に限定されるものではない。
実施例1
温度針、攪拌機及び球管冷却器を付けた2I!の四つ目
フラスコに4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト452.5g、l−リメリ・ノド酸無水物347.5
g及びN−メチルピロリドン533.3gを入れ、窒素
気流中で攪拌しながら100℃で1時間、更に115℃
で2時間反応させた(樹脂分含有量は60重量%)。そ
の後、N−メチルピロリドン267gを加えて希釈した
。得られたポリアミドイミド樹脂のワニス中の樹脂分含
有量は50重量%であった。これにε−カプロラクタム
96.7g(芳香族ジイソシアネート1モルにり]シて
0.23Tモル)を加え、110°Cで3時間反応させ
た。60℃に冷却し、2−ブタノンオキシム37.4g
(芳香族ジイソシアネート1モルに対してO,,237
モル)を加え、同温度で1時間、更に90℃で3時間反
応させた。得られた樹脂の還元粘度(上記の方法で測定
)は0.15であった。
フラスコに4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト452.5g、l−リメリ・ノド酸無水物347.5
g及びN−メチルピロリドン533.3gを入れ、窒素
気流中で攪拌しながら100℃で1時間、更に115℃
で2時間反応させた(樹脂分含有量は60重量%)。そ
の後、N−メチルピロリドン267gを加えて希釈した
。得られたポリアミドイミド樹脂のワニス中の樹脂分含
有量は50重量%であった。これにε−カプロラクタム
96.7g(芳香族ジイソシアネート1モルにり]シて
0.23Tモル)を加え、110°Cで3時間反応させ
た。60℃に冷却し、2−ブタノンオキシム37.4g
(芳香族ジイソシアネート1モルに対してO,,237
モル)を加え、同温度で1時間、更に90℃で3時間反
応させた。得られた樹脂の還元粘度(上記の方法で測定
)は0.15であった。
このワニス40gに銀粉(聴力化学社製、商品名rTC
G−IJ 、平均粒径3μm)80gを加え、らいかい
機(株式会社石川工場製18Z型。
G−IJ 、平均粒径3μm)80gを加え、らいかい
機(株式会社石川工場製18Z型。
で2時間均一に分散させ、導電性接着剤組成物を得た。
実施例2
銀粉の代わりに銅粉(福田金属箔工業株式会社製、商品
名ICE−11’5j )を用いた以外は、実施例1と
同様に操作して、導電性接着剤組成物を得た。
名ICE−11’5j )を用いた以外は、実施例1と
同様に操作して、導電性接着剤組成物を得た。
実施例3
温度計、攪拌機及び原管冷却器を付けた2βの四つ目フ
ラスコに4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ−1
−452,5g、トリメリット酸無水物347.5g、
ε−カプロラクタム96.7g及びN−メチルピロリド
ン533.3 gを入れ、窒素気流中で攪拌しながら1
00°Cで1時間、115℃で2時間、125℃で1時
間、更に135℃で反応を進めた。終点判定用試料とし
て樹脂分含有量を40重量%に希釈した溶液を作り、こ
の溶液の30℃でのガードナー粘度が25秒となったと
ころで、100℃に冷却し、N−メチルピロリドン27
2、4 g、ジメチルホルムアミド345.3g及びメ
タノール2.7gを加えて希釈した。引き続き90℃で
3時間反応させた。得られた樹脂の還元粘度(上記の方
法で測定)は0.24であった。得られたポリアミドイ
ミド樹脂のワニス中の樹脂分含有量(計算値)は41重
量%であった。
ラスコに4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ−1
−452,5g、トリメリット酸無水物347.5g、
ε−カプロラクタム96.7g及びN−メチルピロリド
ン533.3 gを入れ、窒素気流中で攪拌しながら1
00°Cで1時間、115℃で2時間、125℃で1時
間、更に135℃で反応を進めた。終点判定用試料とし
て樹脂分含有量を40重量%に希釈した溶液を作り、こ
の溶液の30℃でのガードナー粘度が25秒となったと
ころで、100℃に冷却し、N−メチルピロリドン27
2、4 g、ジメチルホルムアミド345.3g及びメ
タノール2.7gを加えて希釈した。引き続き90℃で
3時間反応させた。得られた樹脂の還元粘度(上記の方
法で測定)は0.24であった。得られたポリアミドイ
ミド樹脂のワニス中の樹脂分含有量(計算値)は41重
量%であった。
このワニス50gに銀粉(聴力化学社製、商品名[Ag
c −AJ 、平均粒径0.6μm)86gを加え、ら
いかい機で3時間均一に分散させ、導電性接着剤組成物
を得た。
c −AJ 、平均粒径0.6μm)86gを加え、ら
いかい機で3時間均一に分散させ、導電性接着剤組成物
を得た。
比較例1
温度計、攪拌機及び原管冷却器を付けた21の四つロフ
ラスコに4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
452.5 g、トリメリット酸無水物347、5 g
及びN−メチルピロリドン1485.7gを入れ、窒素
気流中で攪拌しながら1oo′cで1時間、115℃で
2時間、120℃で2時間反応させ、引き続き135℃
に昇温しで反応を進めたく樹脂分合を量は35重量%)
。次いで、キシ1/7381 gを加えて希釈した。得
られたポリアミドイミド樹脂のワニス中の樹脂分含有量
(計算値)は30重量%、ワニスの初期粘度(B型粘度
計、30°C)は31ポアズ、ポリアミドイミド樹脂の
還元粘度(上記の方法で測定)は0.42であった。
ラスコに4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
452.5 g、トリメリット酸無水物347、5 g
及びN−メチルピロリドン1485.7gを入れ、窒素
気流中で攪拌しながら1oo′cで1時間、115℃で
2時間、120℃で2時間反応させ、引き続き135℃
に昇温しで反応を進めたく樹脂分合を量は35重量%)
。次いで、キシ1/7381 gを加えて希釈した。得
られたポリアミドイミド樹脂のワニス中の樹脂分含有量
(計算値)は30重量%、ワニスの初期粘度(B型粘度
計、30°C)は31ポアズ、ポリアミドイミド樹脂の
還元粘度(上記の方法で測定)は0.42であった。
このワニス66.7 gに銀粉(聴力化学社製、商品名
rTCG−IJ 、平均粒径3μm)80gを加え、ら
いかい機で2時間均一に分散させ、導電性接着剤組成物
を得た。
rTCG−IJ 、平均粒径3μm)80gを加え、ら
いかい機で2時間均一に分散させ、導電性接着剤組成物
を得た。
前記の各実施例及び比較例で得た導電性接着剤組成物を
以下に示す方法で評価した。
以下に示す方法で評価した。
1)チキソトロピー性
E ll1)型粘度計の3°コーンを用い、0.5 r
pm時の粘度及び5 rpmでの粘度の比をめ、チキソ
トロピー性とした。この比が大きい程、チキソトロピー
性が大きいことを示す。
pm時の粘度及び5 rpmでの粘度の比をめ、チキソ
トロピー性とした。この比が大きい程、チキソトロピー
性が大きいことを示す。
2)ディスペンス時の糸ひき
タブ部を銀メッキしたりん青銅フレーム上に直i条0.
3 ++++のニードルを用い、200μgになるよう
にディスペンサーで塗布し、塗布時のニードルと塗布面
との糸ひき状態を目視により判定する。
3 ++++のニードルを用い、200μgになるよう
にディスペンサーで塗布し、塗布時のニードルと塗布面
との糸ひき状態を目視により判定する。
3)350℃での接着強さ
200μg塗布した上に210チツプを接合し、200
℃で1時間硬化させた後、350℃のホットプレート上
に20秒間載せ、そのままの状態でチップ/フレーム間
の剪断接着強さをプツシj、プルゲージ(エイコエンジ
ニアリング製、フルスケール3kg)で測定する。
℃で1時間硬化させた後、350℃のホットプレート上
に20秒間載せ、そのままの状態でチップ/フレーム間
の剪断接着強さをプツシj、プルゲージ(エイコエンジ
ニアリング製、フルスケール3kg)で測定する。
測定結果を下記の表に示す。
上記の表から明らかなとおり、本発明になる導電性接着
剤組成物は、実用時に良好な作業性、高い接着強さ及び
優れた耐熱性を示し、従って、これば、IC,LSI、
LED!!?−半導体素子と外部支持電極の接合に有効
な導電性接着剤組成物である。
剤組成物は、実用時に良好な作業性、高い接着強さ及び
優れた耐熱性を示し、従って、これば、IC,LSI、
LED!!?−半導体素子と外部支持電極の接合に有効
な導電性接着剤組成物である。
Claims (2)
- (1)塩基性溶媒の存在下に芳香族ジイソシアネート及
びトリカルボン酸無水物をほぼ等モルで、樹脂分含有量
を40重量%以上として反応させる系に、この反応前、
反応中又は反応後に、芳香族ジイソシアネート1モルに
対して0.1〜1.0モルのラクタム及び必要に応じて
芳香族ジイソシアネート1モルに対して0.01〜0.
5モルのアルコール及び/又はオキシムを加えて還元粘
度をo、i。 〜0.27としたポリアミドイミド樹脂並びに導電性充
填剤を含有してなる導電性接着剤組成物。 - (2)導電性充填剤が最大粒径5μm未満の銀粉末であ
る特許請求の範囲第1項記載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22939283A JPS60120778A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 導電性接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22939283A JPS60120778A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 導電性接着剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60120778A true JPS60120778A (ja) | 1985-06-28 |
Family
ID=16891477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22939283A Pending JPS60120778A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 導電性接着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60120778A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018502455A (ja) * | 2014-12-26 | 2018-01-25 | ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェンHenkel AG & Co. KGaA | 焼結性接合材料およびそれを用いた半導体装置 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5046765A (ja) * | 1973-03-19 | 1975-04-25 | ||
JPS559643A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-23 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Production of heat-resistant resin paste |
JPS559642A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-23 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Production of heat-resistant resin paste |
JPS5622330A (en) * | 1979-07-14 | 1981-03-02 | Roehm Gmbh | Method of making antiscratch coat on formed body made from thermoplastic or thermoelestic plastic |
JPS5634210A (en) * | 1979-08-29 | 1981-04-06 | Sony Corp | Agc circuit |
JPS5849748A (ja) * | 1981-09-19 | 1983-03-24 | Nitto Electric Ind Co Ltd | ふく射線感応型のポリアミドイミド系硬化性材料 |
JPS5851409A (ja) * | 1982-08-23 | 1983-03-26 | 日立化成工業株式会社 | 絶縁電線 |
JPS58174441A (ja) * | 1983-03-28 | 1983-10-13 | Hitachi Chem Co Ltd | 耐熱性樹脂組成物 |
-
1983
- 1983-12-05 JP JP22939283A patent/JPS60120778A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5046765A (ja) * | 1973-03-19 | 1975-04-25 | ||
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018502455A (ja) * | 2014-12-26 | 2018-01-25 | ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェンHenkel AG & Co. KGaA | 焼結性接合材料およびそれを用いた半導体装置 |
US10446518B2 (en) | 2014-12-26 | 2019-10-15 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Sinterable bonding material and semiconductor device using the same |
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