JPS6012072A - セルロ−ス中空繊維の処理方法 - Google Patents

セルロ−ス中空繊維の処理方法

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JPS6012072A
JPS6012072A JP59122874A JP12287484A JPS6012072A JP S6012072 A JPS6012072 A JP S6012072A JP 59122874 A JP59122874 A JP 59122874A JP 12287484 A JP12287484 A JP 12287484A JP S6012072 A JPS6012072 A JP S6012072A
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water
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aqueous solution
sterilization
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JP59122874A
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クルト・スプランジヤ−
ベルント・アンドレアス・ヴアルタ−ベツク
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Gambro Dialysatoren GmbH and Co KG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、セルロース中空繊維の処理方法ＶＣ関する、
特Ｖｃ怖液透析または同様の体外の加液の処理方法に関
する。
従来の技術 セルロース中を繊維は、一般にＣＵＰＲＯＰＨＡＮ■中
突繊維として知られているが、腎臓疾患患者の加液から
尿毒症毒素のような中分子量物質を除去する優先的な方
法として、いわゆる人工腎臓に広範囲に使用されている
。通常、該中空繊維は乾燥状態で引渡されるため、人工
腎臓に使用する前に１透析膜にクリアランスをもたらす
水分透過性（水のろ過および拡散的透過性）の回復処理
を行なわなければならない。
先行技術によれば、引渡された乾燥セルロース中空繊維
は、輸送や貯蔵等の間の中空繊維の三次元安定性を維持
するために使用されたイソプロピルエステルの除去のた
めに、アルコール性溶液かフッ化炭化水素類のどちらか
でまずすすぎ洗いされた。その後、このすすぎ洗いされ
た中空繊維は、ア／ｌ／コール／グリ士リン混合物で処
理して、乾燥された。
発明が解決しようとする問題点 次の処理、１９ち゛前記のす゛すぎ洗い後高含水溶液に
よる処理およびそれにつづく乾燥が、膜透過性（前述に
定義した水分透過性）を減少させるということは、一般
常識であり、そして、次に乾燥することの伴ったすべて
のｆｉｌのセルロース中空繊維の湿潤化は上記透過性を
減少させるということはより一般的に考えられていた。
その土、セルロース中空繊維の放射線滅菌法は水分透過
性および拡散透過性を減少させると言われていた。同様
な性質の減少は、例えば蒸気滅菌法のような温度によっ
て滅菌するとき、乾燥したキュプロファン（登録商標Ｃ
ＵＰＲＯＰＨＡＮ■）に起コル。
問題点を解決するための手段 驚＜べき、＝とｘは、本発明によればセルｏ　−ス中空
繊維はできうるならば前述したようなあらかじめのす＼
き洗い処理後−膜状態の知識に従えば予期されるような
どんな実質的な透過特性の損失もなく、水性溶液で処理
できることが本発明でわかった。さらにまた本発明によ
って処理したセルロース中を繊維は、性能の損失なしに
放射線によって滅菌できることがわかった。
本発明を以下にさらに詳細に述べる。
木兄ゆ」に従えば、特に血液透析の使用に適したセルロ
ース中空繊維の処理方法が提供される。本方法は、乾燥
および（または）滅菌する前に、中空繊維を水性溶液に
よる膨潤にさらすことを特徴としている。
中を繊維を膨潤させることによって、従来の技術に従う
知識の一般的陳述に反して乾燥および（または）滅菌後
にも最小量の水分透過特性しか損失しない中空繊維を得
ることができる。
本発明に従う有用な水性溶液は、水、水／グリセリンお
よび水／グリセリン／アルコールである。
好ましい水性溶液は、４−３５％の愈の間、例えば１２
−３５％、最も好ましくは１６−３５％のグリセリンを
含有する。
本発明によれば、水および（または）グリセリンは中空
繊維壁内の実質上全空間に入り込むょうＫさせることが
、非常に重要である。これは該物質の拡散移動および（
または〕対流移動 （ｃ６ｎｖｅＣｔｉｖｅ　ｔｒａｎｓｐｏｒｔ　）によ
って達成される。
拡散法では、水性溶液は中空繊維の内側および（または
）外側に適用され、拡散速度は水性溶液の温度の増加、
水性溶液と中空繊維との接触時間の増加および（または
）水性溶液のグリセリン含量の増加によって増すことが
できる。
対流移動法では、水性浴液は中空繊維壁の中に該物質を
押し込むような圧力下で中空繊維の内側および（または
）外側に適用される。
本発明によれば、該物質の拡散および対流移動を組合し
て使用することも可能である。
上記に示唆されたように、本発明に、よってＪｕｇ　ｄ
ｒＪ化された中空繊維は、水分透過特注の実質的な損失
なく滅菌できることがわかったことは驚くべきことであ
る。特にそのように処理した中空繊維は、温度例えば蒸
気滅菌または放射線滅菌によって完全に滅菌できること
がわかった。
実施例 本発明を次の実施例でさらに例示する。
例　１ グリセリン／水溶液のグリセリン含址と効率データとの
依存関係。拡散による質量移動。
ＧＦ−１２０−Ｈ（８μ中空繊維）透析器をこの例の中
で使用した。
透析器の血液側を、４−３５重量％の間で変化させたグ
リ十リン／水の異なる濃度ですすぎ洗いをした。次に、
溶液を１０−６０分間血液側領域に保持した。その後、
溶液を廃棄し、中空繊維を平衡状態まで乾燥させた。
４％　４４７　１４１　１２１　４７ ８％　５５４　ｉ３３　１１６　４４ １２％　６３３　１５０　１２２　５０１６％　６６７
　１７７　１４２　５８１８チ　７２４　１８１　１６
１　６１２ｏ％　７５８　１７５　１５４　−５８２２
％　７６６　１８２　１６０　５８３５％　７７０　１
７５　１５０　６０表１は、低い濃度範囲では満足した
効率データに達しなかったが、特に対流物質移動では、
１２チのグリセリン濃度で良好な値が測定されはじめた
ことを示している。６５チまでの高濃度のグリセリンで
は、有意に良好なりリアランスが拡散物質移動に関して
実現した。しかしながら、１６−３５％の範囲内では有
意な性能差は認められなかった。
例　２ 一定のグリセリン濃度での限外ろ過法における透過膜圧
に関する性能値の依存性。対流による物質移動。
透析器の血液側を、グリセリン／水の１８％濃度です＼
ぎ洗いをした。中空繊維の膨潤過程の最後において溶液
に圧力をかけた。そしてこの圧力、は破裂圧まで広範囲
に変化させることが出来た。
本方法の適用によって効率データの増加は、主に対流物
質移動機構および限外ろ過率の各々で達成されるという
ことをこの実験結果は示している。
表　２ 透析器のタイプ　透過膜　圧力　Ｂ１２ＵＦＲＧＦ　１
２ＱＨ（８μ） １．２ｍ” 従来ノス＼キ洗イ５５１ｎＶｍ１ｎ６４５ｍ４／ｈＵＦ
す＼ぎ洗い　１．２５　ｂａｒ　５７＋＋＋ｉ／ｍｉｎ
　７４３ｍＶｈ、　１．７０　ｂ＋ａｒ　６６ｍＶｍｉ
ｎ　８４０ｍ１ｙ’ｈ２．００　ｂａｒ　６７ｍ１Ａｎ
ｉｎ　９５９ｍ４／１１透析器のタイプ ＧＦ　０８０　Ｈ（８μ） ｏ、９ｍ２　、 従来９ず＼ぎ洗い　４４ｍ４／ｍｉｎ　４６０輯へＵＦ
す＼ぎ洗い　５．００　ｂａｒ　５７ｍ１／ｍｉｎ　８
２０１７Ｖｈ上記のデータは現在まで実施された研究の
１回のみの値を表わしている。
もつと効果的な洗浄過程については、水／グリセリン溶
液を６成分混合物まで都合よく拡張してもよく、特に水
／グリセリン／アルコール溶液が好ましい。
例　３ スチーム・オートクレーブ法 飽和蒸気による無菌のいわゆる乾燥毛細管型透析器を実
現するための滅菌方法。
効果的な滅菌のために、透析器中に水の状態の十分な湿
気を行き届かせておく必要がある。これ【入水／グリセ
リンおよび水／グリセリン／アルコールがそれぞれ適当
な組成で含有する２または６成分混合物で、透析器をす
すぎ洗いをし、給湿することによって実施される。十分
な水での膨潤過程の終った後に、膜と混合物成分が平衡
状態に達してから、その液を廃棄する。
適切なグリセリン濃度の２または６成分混合物の適用は
、膜特有のグリセリン含量の維持または増加をり能にさ
せる。そしてこれは効率データを確立させるのに非常に
重要である。
この前処理の次にスチーム・オートクレーブ法を行なう
。
前処理した透析器を蒸気透ｉ袋（ｓｔｅａｍｐｅｒｍｅ
ａｂｌｅ　ｂａｇ　）に包み、オートクレーブに入れ菌
にするのに十分な時間が必要たった。滅菌サイクル後、
該袋と共に透析器を適切な乾燥方法で、乾燥外観を得る
まで処理した。乾燥方法は、静止密閉オートクレーブ中
で実現されなければならない。以下の表３から明かなよ
うに、次の蒸気滅菌　。
を伴う該前処理後の性能結果を、従来の丁＼ぎ洗い法お
よびＥＴｏ−滅菌後に達成した性能値と比較した。
表　６ ＥＴＯ−滅菌　６０１　５５　１５４　１７４蒸気滅菌
　５０１　５０　１５４　１７４例　４ ガンマ−線滅菌法 ガンマ−線滅菌処理による無菌のいわゆる乾燥中空繊維
透析器を実現するための滅菌方法。
ガンマ−滅菌は、例６に詳述した、即ち透析器を２また
は６成分混合物に接触させ給湿する前処理により準備さ
れる。この目的のために、該混合物は有利にはグリセリ
ン／水溶液からなるかまた−は適切な膜に特有な組成の
水／アルコール／グリセリン溶液の６成分混合物が関与
した。
水による膨潤化過程が完了した後、膜／成分混合物系が
平衡状態に達成してから、その液を中空繊維透析器から
廃棄した。中空繊維透析器を膜特有の状態まで乾燥した
。
いわゆる乾燥状態で透析器を包装し、ガンマ−線照射滅
菌した。放射線量は、一方では該透析器の無菌の確保の
要件に従い、他方では滅菌後の透析器のを苺在１有効性
で調節した。　□表４から明かなように、記述した前処
理過程の助けによって、それぞれＥＴＯ−およびスチー
ムオートクレーブ滅菌法と匹敵してガンマ−線照射後の
透析器の性能の上昇を可能にした。
例　４ ＥＴＯ−滅　菌　６０１　５５　１５４　１７４蒸気滅
菌　５０１　５０　１５４　１７４ガンマ−線　５０６
５１　１５１　１７０産業利用性 本発明に従う方法は、腎臓疾患患者の血液力・ら中分子
量毒素を除去する優先的な手段として、（・わゆる人工
腎臓における使用のためのセルロース中空繊維の処理に
特に適している。
代理人　桟材　皓

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）特に血液透析に使用するためのセルロース中空繊
    維の処理方法において、乾燥および（またをよ）滅菌す
    る前に、水性溶液による膨潤化に該中空繊維をさらすこ
    とを特徴とする、方法。
  2. （２）水性溶液が水、水／グリセリン、またゆ水／グリ
    セリン／アルコールであることを特徴とする特許請求の
    範囲第１項に記載の方法。
  3. （３）水および（または）グリセリンが前記膨潤化の間
    、中空繊維壁内の実質上全空間中に浸透させられること
    を特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に記載
    の方法。
  4. （４）水および（または）グリセリンが拡散によって中
    ９繊維壁内に浸透することを特徴とする特許請求の範囲
    第１項ないし第３項に記載の〜・ずれ力・の方法。
  5. （５）　水性溶液が、昇温下および（または）延長時間
    、中空繊維の内側および（または）外側に適用されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の方法。
  6. （６）　水性溶液が、圧力下、中空繊維の内側および（
    または）外側に適用されることを特徴とする特許請求の
    範囲第１項ないし第５項に記載のいずれかの方法。
  7. （７）水性溶液が、４−３５％の量、たとえば１２−３
    ５％、好ましくは１６−３５％のグリセリンを含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第６項に
    記載のいずれかの方法。
  8. （８）乾燥された中空繊維が、中空繊維の透過！１′！
    ｆ性のどんな実質的な損失ももたらすことなしに、滅菌
    されることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
    ７項に記載のいずれかの方法。
  9. （９）該中空繊維が、温度または放射線によって滅菌さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第８項に記載の方
    法。
  10. （１０）　乾燥および（または）滅菌する前に、水性溶
    液による膨潤にさらされることを特徴とする特に血液透
    析に使用するためのセルロース中ｖａＨ０
JP59122874A 1983-06-15 1984-06-14 セルロ−ス中空繊維の処理方法 Pending JPS6012072A (ja)

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