JPS60119925A

JPS60119925A - Ｘ線透視撮影用圧迫装置

Info

Publication number: JPS60119925A
Application number: JP58225493A
Authority: JP
Inventors: 永野　周一; 小林　一男
Original assignee: Hitachi Medical Corp
Current assignee: Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Priority date: 1983-12-01
Filing date: 1983-12-01
Publication date: 1985-06-27
Also published as: JPH049057B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】稍１θし顆本発明は、Ｘ線透視撮影装置に使用される圧迫装置に関
するものである。

ｕ■ 第１図乃至第４図は、従来のＸ線透視撮影装置に使用さ
れる圧迫装置を説明するための図であり、第１図は、患
者等の被検体の腹部断面位置を足側から見た図、第２図
は、第１図の圧迫装置の要部のＡ矢視正面図、第３図は
、第１図の圧迫装置の要部断面図、第４図は、第３図の
前記Ｂ−Ｂ切断線における要部断面図である。

第１図乃至第４図において、ｌはＸ線管装置、２はＸ線
管装置を支持する支柱、３はＸ線フィルムを待機位置と
撮影位置間で移動させる速写装置、４は起倒自在に設け
られた起倒支持枠、５は起倒支持枠４上に上下動及び左
右動可能に設けられたテーブルである。６は撮影装置で
あり、イメージインテンシファイア、テレビカメラ等を
有している。７は患者等の被検体、８は圧迫体であり、
カーボンファイバ製の先端にスポンジ等の弾性体を伺け
である。９は圧迫体８を支持する圧迫体支持腕（以下、
単に支持腕という）、ｌＯは支持腕９を駆動させる駆動
装置、１１は駆動装置１０の筐体に設けられた支持腕９
を案内するための支持腕ガイド溝（以下、単にガイド溝
という）、１２は基台である。前記支持腕９には軸受が
取り付けられており、ガイド１１１に接触しながら円滑
に移動できるように構成されている。１３は腹圧機構部
を収納した腹圧様収納箱、１４は圧迫体８の支持腕９を
案内する圧迫体ガイド捧、１５は圧迫体８、支持腕９等
の重量とバランスをとるためのバランスウェイト、１６
はバランスウェイトガイド棒、１７は圧迫体支持部材で
あり、支持腕９を支持する案内内筒部１７Ａ、案内外筒
部１７Ｂ及び止め軸１７Ｇからなる。前記案内内筒部１
７Ａは圧迫体ガイド棒１４に沿って上下動、旋回動する
ように支持されている。また、圧迫体支持部材１７の案
内外筒部１７Ｂは、チェノ１８のＡ部に連結されており
、前記バランスウェイト１５はチェノ１８のＢ部に連結
されている。１９は駆動スプロケット、２０は電動機、
２１は引張りばね、２２はストッパであり、引張りばね
２１により電動機２０が支持部材２３ａ、２３ｂに回転
可能に支持されているので、その回転を拘束するもので
ある。２４は腹圧様収納箱１３に固定され、電動機２０
の回転を制御するためのマイクロスイッチであり、腹圧
様収納箱１３に固定されている。このマイクロスイッチ
２４がオン（ＯＮ）のとき電動機２０の駆動を停止する
ように構成されている。

２５は電動機耳であり、引張りばね２１の取り付は部材
、ストッパ２２の当て部材及びマイクロスイッチ２４を
作動させる部材の役割りをするものである。２６は腹圧
様収納箱１３に固定された軸のまわりを回転する遊動ス
プロケットである。

このような構成の圧迫装置を用いて１例えば、被検体７
の胃の検診を行う場合には、テーブル５上に載寝された
被検体７の四部を前方から圧迫体８により圧迫し、バリ
ウムを胃壁に適当に分布させる。しかし、この圧迫力が
過大であると被検体７に危害を加えるおそれがある。そ
こで、この圧迫力Ｆが１０Ｋｇｆ以下となる安全装置を
設けている。すなわち、第３図において、電動機２０が
反時計方向に回転すると、圧迫体８の圧迫動作が行われ
１時計方向に回転すると、圧迫体８の退避動作が行われ
る。この時、駆動スプロケット１９により駆動されるバ
ランスウェイト１６及び圧迫体支持部材１７は上下動さ
せるが、圧迫体支持部材１７の案内内筒部１７Ａと案内
外筒部１７Ｂ回転方向の拘束はないので、案内内筒部１
７Ａが上方に移動した際には、固定された支持腕９はガ
イド溝１１に沿って第１図及び第２図に示すように約９
０°の旋回退避が可能である。また、案内内筒部１７Ａ
は圧迫体ガイド棒１４により案内されているので、支持
腕９は上下と旋回の動作が可能である。

また、Ｘ線透視撮影台の立位においては、チェノ１８の
張力のみが圧迫力として作用する。前記水平位での負荷
力をバランスさせるためにチェノ１８にはさらにバラン
スウェイト１５が取り付けられ、案内されて上下動する
。

次に、制御圧迫力の検出動作を説明する。

第３図及び第４図において、電動機２０は両軸構造であ
り、支持部材２３ａ、２３ｂにより回動可能に支持され
ている。引張りばね２１により取りイ」けれられた電動
機耳２５は、引張りばね２１により引張られ、電動機２
０は反時削方向に回転力が与えられている。しかし、電
動板耳２５番よストッパ２２に接触して回転が抑制され
て１）る。弓１張りばね２１による張力は電動機軸に関
する１〜ルクがチェノ１Ｂの張力１０Ｋｇｆと同じにな
るように設定されている。

ところで、圧迫体８が被検体７の腹部を押したときの反
作用Ｆが１０Ｋｇｆ以上となるので、電動機耳２５は引
張りばねの張力に抗して第４図の下方に回動し、その結
果マイクロスイッチ２４を作動させる。これにより電動
機２０は通電停止となり、過大な圧迫力は発生しない。

以上説明した従来の圧迫装置では、次のような問題点が
ある。

（１ツバランスウエイトが必要であるので、装置全体が
重くなり、また、ガイド部材等が必要となるため部品点
数が多くなり、大型で高価なものとなる。

（２）電動機を回転させ、かつ圧迫力を検出するために
、両軸電動機を必要とするので高価なものとなる。

（３）遊動スプロケットの回転摩擦力は限界圧迫力を検
出するときの誤差となる。

発明の目的本発明の目的は、Ｘ線透視撮影装置において、バランス
ウェイトを使用しないで限界圧迫力を常に一定し、かつ
、該限界圧迫力の検出を安価で高精度に行う技術手段を
提供することにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は１本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

Ｑ　’！ＩＪ　（７）　？ｊ　ｒ欠本発明の構成について、実施例とともに説明する。

第５図は、本発明の実施例ｉの要部構成を示す断面図で
あり、第１図及び第３図と同一機能を有するものは同一
記号をイ」は、その繰り返しの説明は省略する。

第５図に才３いて、３（）は腹圧様収納箱１３に設けら
れたストッパてあり、圧迫体８が回転支持軸３３の周り
を反時計方向に回転するのを拘束するものである。３１
は支持部材であり、圧迫体ガイド溝部材１１の上端部、
圧迫体ガイド棒１５の上端部、電動機２０をそれぞれ固
定支持するものである。３２は腹圧様収納箱１３に取り
付けられた支持部材であり、前記支持部材３１を回転支
持軸３３で回転可能に支持するためのものである。３４
は支持部材であり、圧迫体ガイド溝部材１１の下端部、
圧迫体ガイド棒１５の下端部、遊動スプロケット２６の
回転軸を固定支持するものである。

３５は引張りばねであり、圧迫体８が前記回転支持軸３
３の周りを反時側方向に回転するように力を与えたもの
である。３６は腹圧様収納箱１３に固定され支持部材３
４によって開閉されるマイクロスイッチであり、圧迫体
８が支持部材３１と共に時８１方向に回転すると、作動
して電動機２０を停止するようになっている。

本実施例Ｉは、第５図に示すように、圧迫体支持部材１
７．チェン１８．駆動スプロケット１９゜電動機２０．
遊動スプロケット２６．支持部材３１及び３４等を一体
構造とし、回転支持軸３３を介して回転自在に腹圧様収
納箱１３に取り付けられている支持部材３２に支持され
る構成となっている。

また、前記引張りばね３５は、支持部材３４を反時計方
向（第５図の右方向）に引張っているが、この張力によ
る回転軸３３に関するモーメントは、圧迫力Ｆが１．Ｏ
ＫＦ、ｆになる時のモーメン１〜に相当する大きさであ
る。しかし、支持部材３４はストッパ３０に接するため
に１回転は抑制されている。

次に１本実施例の動作を説明する。

第５図において、電動機２ｏにより駆動スプロケット１
９を反時計方向（圧迫方向）に回転すると、被検体（図
示していない）に圧迫力Ｆが加わる。この圧迫力Ｆが限
界圧迫力１０ｋｇｆ以上になると、支持部材３４は引張
りばね３５の張力に打ち勝って回転軸３３を中心にして
時計方向に回転を始めるので、マイクロスイッチ３６が
作動して電動機２０の通電を停止する。これにより限界
圧迫力を常に一定にすることができる。

第６図は、本発明の実施例１１の要部構成を示す図であ
り、第１図、第３図、第５図と同一機能を有するものは
同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。

第６図において、４ｏは駆動プーリであり、電動機２０
の回転軸に固定されている。４１は従動プーリであり、
ねじ棒４２に固定されている。４３は前記駆動プーリ４
ｏの回転を従動プーリ４１に伝達する伝達ベルト、４４
は支持腕９が取り（＝Ｊけられている圧迫体案内筒部材
であり、前記ねじ棒４２と係合するめねじが設けられて
いる。

本実施例■は、前記実施例■の圧迫体８の移動機構をね
じ捧４２と圧迫体案内筒部材４４により行うようにした
ものであり、限界圧迫力の検出機構は、実施例Ｉと同様
である。

なお、前記実施例■及び■では、圧迫体８が左右方向の
力を腹部から受けると、これは限界圧迫力を検出する時
の障害となるモーメントを発生するが、通常、着衣を介
して腹部を圧迫するので、この力は僅少であり実用上無
視できる。

また、実施例Ｉ及びＨにおいて、ガイド溝１１を有する
部材は、支持部材３１及び３４と分離して、腹圧様収納
箱１４に固定しても同様の効果が得られる。ただし、こ
の方式では、支持腕９がガイド溝１１に沿って上下動の
みでなく、マイクロスイッチ３６を動作する際には左右
動するので、限界圧迫力の検出に好ましくない場合があ
る。

処米以上説明したように、本願によって開示された新規な技
術手段によれば、次のような効果を奏する。

（１）バランスウェイト及びそのガイド部材等を不要に
したので、装置全体を軽くし、かつ、小型で廉価にする
ことができる。

（２）片軸電動機を使用可能にしたので、コストの低減
がはかれる。

（３）遊動スプロケットの回転摩擦力及び圧迫体支持部
材の上下動摩擦力を生じる部分を一体化構造としてこれ
を重心線上で回転可能に支持するようにしたので、前記
摩擦力は小さくできる。これにより精度よく限界圧迫力
を検出することができる。

なお、本発明は、前記実施例に限定されることなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であるこ
とは勿論である。例えば、マイクロスイッチの取り付は
位置等は所定の機能を果すところであればどこでもよい
。また、圧迫体ガイド溝の形状を単に上下動するものに
してもよいことは言うまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は、従来のＸ線透視撮影装置に使用さ
れる圧迫装置の構成を説明するための図であり、第１図
は、被検体の腹部断面位置を足側から見た断面図、第２
図は第１図の圧迫装置の要部のＡ矢視正面図、第３図は
前記圧迫装置の要部断面図、第４図は、第３図のＢ−Ｂ
切断線における断面図、第５図は、本発明の実施例■の要部構成を示す図、第６図は、本発明の実施例■ま要部構成を示す図である
。３０・・・腹圧機収納箱、３１．３２．３４・・・支持部材、３３・・・回転支持
軸、３５・・・引張りはね、３６・・・マイクロスイッ
チ、４０・・・駆動プーリ、４１・・・従動プーリ、４
２・・・ねし棒、４３・・・伝達ベル１−１４４・・・
圧迫体案内筒部材。代理人　弁理士　秋田収喜第１　図第３図第５図１８　第６図３２　１３３１　２０６３３５０２１４０３

Claims

【特許請求の範囲】

被検体の腹部を圧迫体で圧迫するＸ線透視撮影用圧迫装
置において、前記圧迫体、該圧迫体支持腕、圧迫体ガイ
ド部材、該ガイド部材駆動源等を一体構造とし、これを
重心線上で回転可能に筐体に支持し、圧迫体の限界圧迫
力を常に一定とする手段を設けたことを特徴とするＸ線
透視撮影用圧迫装置。