JPH049057B2 - - Google Patents

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JPH049057B2
JPH049057B2 JP58225493A JP22549383A JPH049057B2 JP H049057 B2 JPH049057 B2 JP H049057B2 JP 58225493 A JP58225493 A JP 58225493A JP 22549383 A JP22549383 A JP 22549383A JP H049057 B2 JPH049057 B2 JP H049057B2
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compression
force
compression body
support
electric motor
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、X線透視撮影装置に使用される圧迫
装置に関するものである。
背景技術 第1図乃至第4図は、従来のX線透視撮影装置
に使用される圧迫装置を説明するための図であ
り、第1図は、患者等の被検体の腹部断面位置を
足側から見た図、第2図は、第1図の圧迫装置の
要部のA矢視正面図、第3図は、第1図の圧迫装
置の要部断面図、第4図は、第3図の前記B−B
切断線における要部断面図である。
第1図乃至第4図において、1はX線管装置、
2はX線管装置を支持する支柱、3はX線フイル
ムを待機位置と撮影位置間で移動させる速写装
置、4は起倒自在に設けられた起倒支持枠、5は
起倒支持枠4上に上下動及び左右動可能に設けら
れたテーブルである。6は撮影装置であり、イメ
ージインテンシフアイア、テレビカメラ等を有し
ている。7は患者等の被検体、8は圧迫体であ
り、カーボンフアイバ製の先端にスポンジ等の弾
性体を付けてある。9は圧迫体8を支持する圧迫
体支持腕(以下、単に支持腕という)、10は支
持腕9を駆動させる駆動装置、11は駆動装置1
0の筐体に設けられた支持腕9を案内するための
支持腕ガイド溝(以下、単にガイド溝という)、
12は基台である。前記支持腕9には軸受が取り
付けられており、ガイド溝11に接触しながら円
滑に移動できるように構成されている。13は腹
圧機構部を収納した腹圧機収納箱、14は圧迫体
8の支持腕9を案内する圧迫体ガイド棒、15は
圧迫体8、支持腕9等の重量とバランスをとるた
めのバランスウエイト、16はバランスウエイト
ガイド棒、17は圧迫体支持部材であり、支持腕
9を支持する案内内筒部17A、案内外筒部17
B及び止め輪17Cからなる。前記案内内筒部1
7Aは圧迫体ガイド棒14に沿つて上下動、旋回
動するように支持されている。また、圧迫体支持
部材17の案内外筒部17Bは、チエン18のA
部に連結されており、前記バランスウエイト15
はチエン18のB部に連結されている。19は駆
動スプロケツト、20は電動機、21は引張りば
ね、22はストツパであり、引張りばね21によ
り電動機20が支持部材23a,23bに回転可
能に支持されているので、その回転を拘束するも
のである。24は電動機20の回転を制御するた
めのマイクロスイツチであり、腹圧機収納箱13
に固定されている。このマイクロスイツチ24が
オン(ON)のとき電動機20の駆動を停止する
ように構成されている。25は電動機耳であり、
引張りばね21の取り付け部材、ストツパ22の
当て部材及びマイクロスイツチ24を作動させる
部材の約割りをするものである。26は腹圧機収
納箱13に固定された軸のまわりを回転する遊動
スプロケツトである。
このような構成の圧迫装置を用いて、例えば、
被検体7の胃の検診を行う場合には、テーブル5
上に載寝された被検体7の胃部を前方から圧迫体
8により圧迫し、バリウムを胃璧に適当な分布さ
せる。しかし、この圧迫力が過大であると被検体
7に危害を加えるおそれがある。そこで、この圧
迫力Fが10Kgf以下となる安全装置を設けてい
る。すなわち、第3図において、電動機20が反
時計方向に回転すると、圧迫体8の圧迫動作が行
われ、時計方向に回転すると、圧迫体8の退避動
作が行われる。この時、駆動スプロケツト19に
より駆動されるバランスウエイト16及び圧迫体
支持部材17は上下動させるが、圧迫体支持部材
17の案内内筒部17Aと案内外筒部17B回転
方向の拘束はないので、案内内筒部17Aが上方
に移動した際には、固定された支持腕9はガイド
溝11に沿つて第1図及び第2図に示すように約
90°の旋回退避が可能である。また、案内内筒部
17Aは圧迫体ガイド棒14により案内されてい
るので、支持腕9は上下と旋回の動作が可能であ
る。
また、X線透視撮影台の立体においては、チエ
ン18の張力のみが圧迫力として作用する。前記
水平位での負荷力をバランスさせるためにチエン
18にはさらにバランスウエイト15が取り付け
られ、案内されて上下動する。
次に、制御圧迫力の検出動作を説明する。
第3図及び第4図において、電動機20は両軸
構造であり、支持部材23a,23bにより回動
可能に支持されている。引張りばね21により取
り付けられた電動機耳25は、引張りばね21に
より引張られ、電動機20は反時計方向に回転力
が与えられている。しかし、電動機耳25はスト
ツパ22に接触して回転が抑制されている。引張
りばね21による張力は電動機軸に関するトルク
がチエン18の張力10Kgfと同じになるように設
定されている。
ところで、圧迫体8が被検体7の腹部を押した
ときの反作用Fが10Kgf以上となるので、電動機
耳25は引張りばねの張力に抗して第4図の下方
に回動し、その結果マイクロスイツチ24を作動
させる。これにより電動機20は通電停止とな
り、過大な圧迫力は発生しない。
以上説明した従来の圧迫装置では、次のような
問題点がある。
(1) バランスウエイトが必要であるので、装置全
体が重くなり、また、ガイド部材等が必要とな
るため部品点数が多くなり、大型で高価なもの
となる。
(2) 電動機を回転させ、かつ圧迫力を検出するた
めに、両軸電動機を必要とするので高価なもの
となる。
(3) 遊動スプロケツトの回転摩擦力は限界圧迫力
を検出するときの誤差となる。
発明の目的 本発明の目的は、X線透視撮影装置において、
バランスウエイトを使用しないで限界圧迫力を常
に一定し、かつ、該限界圧迫力の検出を安価で高
精度に行う技術手段を提供することにある。
発明の概要 このような目的を達成するために、本発明は、
被検体を載置するテーブルに支持され該テーブル
の揺動にともなつて揺動するX線透視撮影用圧迫
装置において、該揺動面と直交する面内で支軸を
中心として回動できるように構成した圧迫体とこ
の圧迫体を駆動させる駆動源の一体化構造物と、
前記圧迫体における被検体に対する限界圧迫力に
よる前記一体化構造物の回動を検知しこの検知に
より圧迫体を駆動させる前記駆動源をオフさせる
スイツチと、を備えたことを特徴とするものであ
る。
このように構成したX線透視撮影用圧迫装置
は、圧迫体が被検体を圧迫する際その圧迫が限界
を超した場合、圧迫体とこの圧迫体を駆動させる
駆動源の一体化構造物が支軸を中心として回動す
るようになる。
そして、この回動は装置自体が揺動する面と直
交する面でなされるようになつている。
このことは、被検体に対する圧迫体の圧迫力が
限界圧迫力になれば、装置自体の揺動による起倒
状態に全く関係なく、前記スイツチがそのことを
確実にかつ正確に検知できることを意味する。
けだし、前記スイツチを作動させる力は、引張
りバネから前記一体化構造物の支軸までの距離、
圧迫体に加わる力、この圧迫体から前記支軸まで
の距離によつて決定され、装置自体の揺動による
要因が全く関与されなくなるからである。
したがつて、装置自体の揺動による要因をなく
すために従来用いられていたバランスウエイトを
本発明においてなくすことができるように構成で
きる。
発明の構成 本発明の構成について、実施例とともに説明す
る。
第5図は、本発明の実施例の要部構成を示す
断面図であり、第1図及び第3図と同一機能を有
するものは同一記号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
第5図において、30は腹圧機収納箱13に設
けられたストツパであり、圧迫体8が回転支持軸
33の周りを反時計方向に回転するのを拘束する
ものである。31は支持部材であり、圧迫体ガイ
ド溝部材11の上端部、圧迫体ガイド溝15の上
端部、電動機20をそれぞれ固定支持するもので
ある。32は腹圧機収納箱13に取り付けられた
支持部材であり、前記支持部材31を回転支持軸
33で回転可能に支持するためのものである。3
4は支持部材であり、圧迫体ガイド溝部材11の
下端部、圧迫体ガイド棒15の下端部、遊動スプ
ロケツト26の回転軸を固定支持するものであ
る。35は引張りばねであり、圧迫体8が前記回
転支持軸33の周りを反時計方向に回転するよう
に力を与えたものである。36は腹圧機収納箱1
3に固定され支持部材34によつて開閉されるマ
イクロスイツチであり、圧迫体8が支持部材31
と共に時計方向に回転すると、作動して電動機2
0を停止するようになつている。
本実施例は、第5図に示すように、圧迫体支
持部材17、チエン18、駆動スプロケツト1
9、電動機20、揺動スプロケツト26、支持部
材31及び34等を一体構造とし、回転支持軸3
3を介して回転自在に腹圧機収納箱13に取り付
けられている支持部材32に支持される構成とな
つている。
また、前記引張りばね35は、支持部材34を
反時計方向(第5図の右方向)に引張つている
が、この張力による回転軸33に関するモーメン
トは、圧迫力Fが10Kgfになる時のモーメントに
相当する大きさである。しかし、支持部材34は
ストツパ30に接するために、回転は抑制されて
いる。
次に、本実施例の動作を説明する。
第5図において、電動機20により駆動スプロ
ケツト19を反時計方向(圧迫方向)に回転する
と、被検体(図示していない)に圧迫力Fが加わ
る。この圧迫力Fが限界圧迫力10Kgf以上になる
と、支持部材34は引張りばね35の張力に打ち
勝つて回転軸33を中心にして時計方向に回転を
始めるので、マイクロスイツチ36が作動して電
動機20の通電を停止する。これにより限界圧迫
力を常に一定にすることができる。
第6図は、本発明の実施例の要部構成を示す
図であり、第1図、第3図、第5図と同一機能を
有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説
明は省略する。
第6図において、40は駆動プーリであり、電
動機20の回転軸に固定されている。41は従動
プーリであり、ねじ棒42に固定されている。4
3は前記駆動プーリ40の回転を従動プーリ41
に伝達する伝達ベルト、44は支持腕9が取り付
けられている圧迫体案内筒部材であり、前記ねじ
棒42と係合するめねじが設けられている。
本実施例は、前記実施例の圧迫体8の移動
機構をねじ棒42と圧迫体案内筒部材44により
行うようにしたものであり、限界圧迫力の検出機
構は、実施例と同様である。
なお、前記実施例及びでは、圧迫体8が左
右方向の力を腹部から受けると、これは限界圧迫
力を検出する時の障害となるモーメントを発生す
るが、通常、着衣を介して腹部を圧迫するので、
この力は僅少であり実用上無視できる。
また、実施例及びにおいて、ガイド溝11
を有する部材は、支持部材31及び34と分離し
て、腹圧機収納箱14に固定しても同様の効果が
得られる。ただし、この方式では、支軸腕9がガ
イド溝11に沿つて上下動のみでなく、マイクロ
スイツチ36を動作する際には左右動するので、
限界圧迫力の検出に好ましくない場合がある。
以上説明したように、上述した実施例によれ
ば、圧迫体8が被検体7を圧迫する際その圧迫が
限界を超した場合、圧迫体8とこの圧迫体8を駆
動させる電動機20の一体化構造物が回転支持軸
33を中心として回動するようになる。
そして、この回動は装置自体が揺動する面と直
交する面でなされるようになつている。
このことは、被検体7に対する圧迫体8の圧迫
力が限界圧迫力になれば、装置自体の揺動による
起倒状態に全く関係なく、マイクロスイツチ36
がそのことを確実にかつ正確に検知できることを
意味する。
けだし、前記マイクロスイツチ36を作動させ
る力は、前記一体化構造物の回転支持軸33から
引張りバネ35の作用力の延長線までの距離、圧
迫体8に加わる力F、前記回転支持軸33から前
記力Fの延長線までの距離によつて決定され、装
置自体の揺動による要因が全く関与されなくなる
からである。
効 果 以上説明したように、本願によつて開示された
新規な技術手段によれば、次のような効果を奏す
る。
(1) バランスウエイト及びそのガイド部材等を不
要にしたので、装置全体を軽くし、かつ、小型
で廉価にすることができる。
(2) 片軸電動機を使用可能にしたので、コストの
低減がはかれる。
(3) 遊動スプロケツトの回転摩擦力及び圧迫体支
持部材の上下動摩擦力を生じる部分を一体化構
造としてこれを重心線上で回転可能に支持する
ようにしたので、前記摩擦力は小さくできる。
これにより精度よく限界圧迫力を検出すること
ができる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されること
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。例えば、マイク
ロスイツチの取り付け位置等は所定の機能を果す
ところであればどこでもよい。また、圧迫体ガイ
ド溝の形状を単に上下動するものにしてもよいこ
とは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、従来のX線透視撮影装置
に使用される圧迫装置の構成を説明するための図
であり、第1図は、被検体の腹部断面位置を足側
から見た断面図、第2図は第1図の圧迫装置の要
部のA矢視正面図、第3図は前記圧迫装置の要部
断面図、第4図は、第3図のB−B切断線におけ
る断面図、第5図は、本発明の実施例の要部構
成を示す図、第6図は、本発明の実施例ま要部
構成を示す図である。 30……ストツパ、31,32,34……支持
部材、33……回転支持軸、35……引張りば
ね、36……マイクロスイツチ、40……駆動プ
ーリ、41……従動プーリ、42……ねじ棒、4
3……伝達ベルト、44……圧迫体案内筒部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被検体を載置するテーブルに支持され該テー
    ブルの揺動にともなつて揺動するX線透視撮影用
    圧迫装置において、該揺動面と直交する面内で支
    軸を中心として回動できるように構成した圧迫体
    とこの圧迫体を駆動させる駆動源の一体化構造物
    と、前記圧迫体における被検体に対する限界圧迫
    力による前記一体化構造物の回動を検知しこの検
    知により圧迫体を駆動させる前記駆動源をオフさ
    せるスイツチと、を備えたことを特徴とするX線
    透視撮影用圧迫装置。
JP58225493A 1983-12-01 1983-12-01 X線透視撮影用圧迫装置 Granted JPS60119925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58225493A JPS60119925A (ja) 1983-12-01 1983-12-01 X線透視撮影用圧迫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58225493A JPS60119925A (ja) 1983-12-01 1983-12-01 X線透視撮影用圧迫装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60119925A JPS60119925A (ja) 1985-06-27
JPH049057B2 true JPH049057B2 (ja) 1992-02-19

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ID=16830177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58225493A Granted JPS60119925A (ja) 1983-12-01 1983-12-01 X線透視撮影用圧迫装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3229382B2 (ja) * 1992-01-28 2001-11-19 株式会社リコー カラー画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58186411U (ja) * 1982-06-04 1983-12-10 サンクス株式会社 イメ−ジセンサ

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JPS60119925A (ja) 1985-06-27

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