JP7156381B2 - X線撮影装置 - Google Patents

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Description

この発明は、被検者の診断部位を圧迫する圧迫筒を備えたX線透視撮影台等のX線撮影装置に関する。
被検者の消化器のX線撮影を行う場合には、被検者の胃部等の診断部位を圧迫する圧迫筒が使用される。圧迫筒は、被検者の診断部位を押圧する押圧位置と、この押圧位置より退避した収納位置との間を移動可能となっている。バリウム等の造影剤を服用した被検者が天板上に載置され、あるいは、天板の前面で起立した状態において、圧迫位置に配置された圧迫筒により被検者の診断部位が押圧された状態でX線撮影が実行される(特許文献1参照)。
特開2016-174617号公報
圧迫筒を利用した圧迫モードでX線撮影を行うときには、X線照射部とX線検出部との距離であるSID(Source to Image receptor Distance/X線管焦点-受像面間距離)は一定以下に設定される。従来のX線撮影装置においては、圧迫筒を使用する圧迫モードでX線撮影を行った後、SIDを圧迫筒が使用されない所定の長さ以上に設定するときには、技師等のオペレータがSIDの設定とともに、圧迫筒を押圧位置から収納位置に移動させる操作を行っていた。このため、オペレータは二度の操作を行う必要があった。
また、圧迫筒を使用する圧迫モードでX線撮影を行った後、圧迫筒を使用しない通常モードの撮影を行うときや、X線撮影自体を終了するときにも、技師等のオペレータがモードの切替操作や撮影終了操作とともに、圧迫筒を押圧位置から収納位置に移動させるための操作を行っていた。この場合においても、オペレータは二度の操作を行う必要があった。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、圧迫筒を収納するための操作を省略することにより、X線撮影を円滑に進めることが可能なX線撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、
線照射部と当該X線照射部から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出部とを備えた撮影系と、
前記X線照射部と前記X線検出部の間の距離を変化させる撮影系移動機構と、
検者を押圧する圧迫筒と、
記圧迫筒を、前記被験者が載置される天板の天板面に対して垂直な方向に移動させることにより、被検者を押圧する押圧位置と収納位置との間で移動させる圧迫筒移動機構と
前記X線照射部と前記X線検出部との距離を一定以上とする操作がなされたときに、前記撮影系移動機構が前記X線照射部と前記X線検出部の間の距離を変化させる動作を行う間に、前記圧迫筒移動機構により前記圧迫筒を前記収納位置に移動させる制御部を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御部は、前記圧迫筒を使用する検査を終了する操作がなされた場合に、前記圧迫筒移動機構により前記圧迫筒を前記収納位置に移動させる。
請求項3に記載の発明は、
線照射部と当該X線照射部から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出部とを備えた撮影系と、
検者を押圧する圧迫筒と、
記圧迫筒を被検者を押圧する押圧位置と収納位置との間で移動させる圧迫筒移動機構と、
記圧迫筒を使用する検査を終了する操作がなされたときに、前記圧迫筒移動機構により前記圧迫筒を前記収納位置に移動させる制御部
備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記圧迫筒を使用する検査を終了する操作は、前記圧迫筒を使用しないX線撮影を選択する操作、あるいは、X線撮影を終了する操作である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明において、前記制御部は、前記X線照射部と前記X線検出部との距離を一定以上とする操作または前記圧迫筒を使用する検査を終了する操作がなされた後、前記撮影系を移動するための操作がなされたときに、前記圧迫筒移動機構により前記圧迫筒を前記収納位置に移動させる。
請求項1に記載の発明によれば、X線照射部とX線検出部との距離を一定以上とする操作がなされたときに圧迫筒移動機構により圧迫筒を収納位置に移動させることから、圧迫筒を押圧位置から収納位置に移動させる操作を省略することができ、X線撮影を円滑に進めることが可能となる。
請求項2から請求項4に記載の発明によれば、圧迫筒を使用する検査を終了する操作がなされたときに圧迫筒移動機構により圧迫筒を収納位置に移動させることから、圧迫筒を押圧位置から収納位置に移動させる操作を省略することができ、X線撮影を円滑に進めることが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、X線照射部とX線検出部との距離を一定以上とする操作または圧迫筒を使用する検査を終了する操作がなされた後、撮影系を移動するための操作がなされたときに圧迫筒移動機構により圧迫筒を前記収納位置に移動させることから、撮影系の移動時にあわせて圧迫筒を移動させることが可能となる。
天板13が臥位位置に配置されたときのX線撮影装置の正面図である。 天板13が臥位位置に配置されたときのX線撮影装置の側面図である。 天板13が立位位置に配置されたときのX線撮影装置の正面図である。 天板13が立位位置に配置されたときのX線撮影装置の側面図である。 圧迫筒機構20の概要図である。 圧迫筒機構20の概要図である。 操作部50の斜視図である。 この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。 この発明に係るX線撮影装置において、SIDの選択動作とともに実行される圧迫筒21の収納動作を示すフローチャートである。 この発明に係るX線撮影装置において、圧迫モードの終了とともに実行される圧迫筒21の収納動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1から図4は、この発明に係るX線撮影装置の概要図である。なお、図1は天板13が臥位位置に配置されたときのX線撮影装置の正面図であり、図2は天板13が臥位位置に配置されたときのX線撮影装置の側面図である。また、図3は天板13が立位位置に配置されたときのX線撮影装置の正面図であり、図4は天板13が立位位置に配置されたときのX線撮影装置の側面図である。これらの図において、図2は、圧迫筒21が被検者の診断部位を圧迫する圧迫位置に配置された状態を示している。また、図1、図3、図4は、圧迫筒21がX線照射部保持部材15内の収納位置に配置された状態を示している。
このX線撮影装置は、X線透視撮影台と呼称されるものであり、天板13と、X線照射部保持部材15と、このX線照射部保持部材15の先端に配設されたX線管を備えるX線照射部11と、天板13に対してX線照射部11の逆側に配設されたフラットパネルディテクタやイメージインテンシファイア(I.I.)等のX線検出器を有するX線検出部12とを備える。また、X線照射部保持部材15の内部には、圧迫筒機構20が配設されている。
これらの天板13、X線照射部保持部材15およびX線照射部11は、図示しないモータを内蔵した回動機構16の作用により、図1および図2に示す、天板13の表面が水平方向を向く臥位位置と、図3および図4に示す、天板13の表面が鉛直方向を向く立位位置との間を回動可能となっている。また、回動機構16自体は、ベースプレート18上に立設された主支柱17に対して昇降可能となっている。
天板13が臥位位置にあるときには、臥位状態の被検者に対してX線透視が行われる。このときには、被検者は天板13上に載置される。そして、被検者の消化器のX線透視を行うときには、必要に応じ、図2に示すように、圧迫筒機構20における圧迫筒21により被検者の患部が圧迫される。また、天板13が立位位置にあるときには、立位状態の被検者に対してX線透視が行われる。このときには、被検者は天板13の正面に起立する。そして、被検者の消化器のX線透視を行うときには、必要に応じ、圧迫筒機構20における圧迫筒21により被検者の患部が圧迫される。
図5および図6は、圧迫筒機構20の概要図である。なお、図5は、圧迫筒機構20が圧迫位置にある状態を、また、図6は、圧迫筒機構20が収納位置にある状態を示している。
この圧迫筒機構20は、圧迫筒21が先端に配設された第1アーム22と、この第1アーム22に対し、各々軸を介して連結された第2アーム23および第3アーム24とから成るリンク構造を有する。また、この圧迫筒機構20は、鉛直方向に延びる直線部分と、そこから湾曲した湾曲部分とを有するガイドレール25と、このガイドレール25に当接する複数個のベアリング27を備え、ガイドレール25に沿ってスライド可能なスライド部材26を備える。第3アーム24の第1アーム22とは逆側の端部は、スライド部材26に対して軸を介して揺動可能に固定されている。また、第2アーム23の第1アーム22とは逆側の端部には、ガイドレール25に当接する当接部28が配設されている。この第2アーム23も、スライド部材26に対して軸を介して揺動可能に固定されている。また、第2アーム23における当接部28は、バネ29の作用により、常にガイドレール25の端面に当接する構成となっている。
また、圧迫筒機構20は、モータ34の駆動により回転する駆動プーリ32と、従動プーリ31と、これらの駆動プーリ32および従動プーリ31に巻回されたベルト33とを備える。そして、スライド部材26は、このベルト33に連結されている。このため、スライド部材26は、モータ34の駆動により、ガイドレール25の直線部分に沿って昇降する。
スライド部材26の昇降により第2アーム23の端部に配設された当接部28がガイドレール25における直線部分と当接している状態においては、図5に示すように、第2アーム23を時計方向に回動させる力が働き、第1アーム22と第2アーム23とが略直線状に伸びる状態となる。このときには、圧迫筒21が押圧位置に移動したことになり、圧迫筒21により被検者の患部を圧迫することが可能となる。そして、この状態でモータ34の駆動によりスライド部材26が昇降した場合には、当接部28がガイドレール25における直線部分と当接している範囲内においては、圧迫筒21が上下方向に昇降することになる。これにより、圧迫筒21による被検者の患部の圧迫状態を変更することが可能となる。
一方、スライド部材26の昇降により第2アーム23の端部に配設された当接部28がガイドレール25における湾曲部分と当接している状態においては、図6に示すように、第2アーム23を反時計方向に回動させる力が働き、第1アーム22と第2アーム23とが互いに屈曲する状態となる。この状態においては、圧迫筒21が収納位置に移動したことになる。圧迫筒21が収納位置に移動したことは、スライド部材26と当接するセンサ30により検知される。
この圧迫筒機構20は、X線照射部保持部材15に付設されており、X線照射部11とともに、天板13に対して相対的に移動する。すなわち、この圧迫筒機構20は、X線照射部11とX線検出部12との距離であるSIDが大きくなったときには天板13との距離が大きくなり、SIDが小さくなったときには天板13との距離が小さくなる。
図7は、天板13および圧迫筒21の移動等の操作を実行するための操作部50の斜視図である。
この操作部50は、圧迫筒移動レバー51と、映像系移動レバー52と、タッチパネル式の操作・表示部53と、3個のSID選択ボタン54、55、56とを備える。圧迫筒移動レバー51は、圧迫筒21を、図5に示す圧迫位置と図6に示す収納位置の間の任意の位置に移動させるためのものである。この圧迫筒移動レバー51を図7に示す矢印A方向に傾動させることにより、圧迫筒21は、図5に示す圧迫位置と図6に示す収納位置との間を往復移動する。また、映像系移動レバー52は、X線照射部11およびX線検出部12から成る映像系を、水平方向に移動させるためのものである。この映像系移動レバー52を図7に示す矢印B方向に移動させたときには、映像系は天板13に対して短手方向(天板13の短辺方向)に往復移動し、映像系移動レバー52を図7に示す矢印C方向に移動させたときには、映像系は天板13に対して長手方向(天板13の長辺方向)に往復移動する。
また、タッチパネル式の操作・表示部53は、各種の入力操作を行うためのボタンが表示されるものである。この操作・表示部53には、圧迫筒21を利用して検査を行う圧迫モードの選択ボタンと、圧迫筒21を利用することなく検査を行う通常モードの選択ボタンが表示される。また、この操作・表示部53には、X線撮影を終了するための終了ボタンが表示される。
さらに、SID選択ボタン54、55、56は、X線照射部11とX線検出部12との距離であるSIDを選択するためのものである。SID選択ボタン54が押圧されたときには、大きなSIDが設定される。また、SID選択ボタン55が押圧されたときには、中程度のSIDが設定される。さらに、SID選択ボタン56が押圧されたときには小さなSIDが設定される。なお、圧迫筒機構20における圧迫筒21により天板13上または天板13前面の被検者を押圧するためには、圧迫筒機構20と天板13とが接近している必要がある。このため、圧迫筒機構20の使用時には、小さなSIDが設定される必要があり、SID選択ボタン56が押圧されている必要がある。
図8は、この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。
このX線撮影装置は、装置全体を制御する制御部60を有する。この制御部60は、ソフトウエアがインストールされたコンピュータから構成される。この制御部60に含まれる各部の機能は、コンピュータにインストールされているソフトウエアを実行することで実現される。この制御部60は、上述したX線照射部11、X線検出部12および操作部50と接続されている。また、この制御部60は、X線照射部11およびX線検出部12を、天板13に対して相対的に短手方向および長手方向に移動させるモータ72、73に連結する映像系駆動部71と接続されている。さらに、この制御部60は、図5および図6に示すセンサ30およびモータ34に連結する圧迫筒駆動部75と接続されている。なお、X線照射部11とX線検出部12とは、個別に移動させてもよく、また、一体的に移動させてもよい。
また、この制御部60は、操作部50により圧迫モードが選択されているか否かを判定するモード判定部61と、圧迫筒21が収納位置にあるか否かを判定する位置判定部62と、SID選択ボタン54、55、56のうちのいずれが押圧され、どの大きさのSIDが選択されたのかを検出するSID判定部63と、を備える。
次に、以上のような構成を有するX線撮影装置における圧迫筒21の収納動作について説明する。図9は、この発明に係るX線撮影装置において、SIDの選択動作とともに実行される圧迫筒21の収納動作を示すフローチャートである。
X線撮影時において、最初に、圧迫筒21が収納位置に配置されているか否かを確認する(ステップS11)。この確認は、制御部60が、圧迫筒駆動部75を介してセンサ30の信号を確認することにより実行される。
圧迫筒21が収納位置に配置されていない場合には、次のX線撮影におけるSIDを選択するためにSID選択ボタン54、55、56のいずれかが押圧されるのを待つ。そして、小さなSIDを選択するためのSID選択ボタン56ではなく、大きなSIDを選択するためのSID選択ボタン54または中程度のSIDを選択するためのSID選択ボタン55が押圧されたときには(ステップS12)、制御部60が圧迫筒駆動部75に指令を出し、圧迫筒21を押圧位置から収納位置に移動させる(ステップS13)。
このように、この発明に係るX線撮影装置においては、SID選択時においてX線照射部11とX線検出部12との距離を一定以上とする操作がなされたときに圧迫筒21を収納位置に移動させることから、圧迫筒21を押圧位置から収納位置に移動させる操作を省略することができ、X線撮影を円滑に進めることが可能となる。
次に、圧迫筒21の収納動作の他の実施形態について説明する。図10は、この発明に係るX線撮影装置において、圧迫モードの終了とともに実行される圧迫筒21の収納動作を示すフローチャートである。
X線撮影時において、最初に、圧迫筒21が収納位置に配置されているか否かを確認する(ステップS21)。この確認は、制御部60が、圧迫筒駆動部75を介してセンサ30の信号を確認することにより実行される。
圧迫筒21が収納位置に配置されていない場合には、次のX線撮影における撮影モードを選択するためにタッチパネル式の操作・表示部53に表示されたモード選択ボタンが押圧されるのを待つ。そして、圧迫筒21を使用することなく検査を行う通常モードの選択ボタンが押されたときには(ステップS22)、制御部60が圧迫筒駆動部75に指令を出し、圧迫筒21を押圧位置から収納位置に移動させる(ステップS24)。
また、圧迫筒21を使用して検査を行う圧迫モードの選択ボタンが押されたときには(ステップS22)、X線撮影が終了するのを待つ。そして、操作・表示部53におけるX線撮影を終了するための終了ボタンが押圧されれば(ステップS23)、制御部60が圧迫筒駆動部75に指令を出し、圧迫筒21を押圧位置から収納位置に移動させる(ステップS24)。
このように、この発明に係るX線撮影装置においては、圧迫筒21を使用する検査を終了する操作がなされたときに圧迫筒21を収納位置に移動させることから、圧迫筒21を押圧位置から収納位置に移動させる操作を省略することができ、X線撮影を円滑に進めることが可能となる。
なお、上述した各実施形態において、大きなSIDを選択するためのSID選択ボタン54または中程度のSIDを選択するためのSID選択ボタン55が押圧されたとき(ステップS12)、圧迫筒21を使用することなく検査を行う通常モードの選択ボタンが押されたとき(ステップS22)、あるいは、操作・表示部53におけるX線撮影を終了するための終了ボタンが押圧されたとき(ステップS23)に、圧迫筒21を押圧位置から収納位置に移動させている。しかしながら、X線照射部11とX線検出部12との距離を一定以上とする操作または圧迫筒21を使用する検査を終了する操作がなされた後、次に撮影系を移動するために映像系移動レバー52に対する操作がなされたときに、圧迫筒21を収納位置に移動させるようにしてもよい。このような構成を採用した場合においては、撮影系の移動時にあわせて圧迫筒21を移動させることができ、各部の移動に対して注意が払われた状態で圧迫筒21が移動することから、安全性を確保することが可能となる。
また、上述した実施形態においては、大きなSIDを選択するためのSID選択ボタン54または中程度のSIDを選択するためのSID選択ボタン55が押圧されたとき(ステップS12)に、圧迫筒21を押圧位置から収納位置に移動させている。しかしながら、映像系移動レバー52に対する操作がなされSIDが所定の距離以上となったときに、圧迫筒21を収納位置に移動させるようにしてもよい。ここで、SIDが1.5m以上の条件においては圧迫筒21を用いた撮影は行われないことが一般的である。従って、前記所定の距離は、1.5mに設定することが望ましい。
11 X線照射部
12 X線検出部
13 天板
15 X線照射部保持部材
16 回転機構
17 主支柱
18 ベースプレート
20 圧迫筒機構
21 圧迫筒
22 第1アーム
23 第2アーム
24 第3アーム
25 ガイドレール
26 スライド部材
27 ベアリング
28 当接部
29 バネ
30 センサ
34 モータ
50 操作部
51 圧迫筒移動レバー
52 映像系移動レバー
53 操作・表示部
54 SID選択ボタン
56 SID選択ボタン
60 制御部
61 モード判定部
62 位置判定部
63 SID判定部
71 映像系駆動部
75 圧迫筒駆動部

Claims (4)

  1. X線照射部と当該X線照射部から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出部とを備えた撮影系と、
    前記X線照射部と前記X線検出部の間の距離を変化させる撮影系移動機構と、
    被検者を押圧する圧迫筒と、
    前記圧迫筒を、前記被者が載置される天板の天板面に対して垂直な方向に移動させることにより、前記被検者を押圧する押圧位置と収納位置との間で移動させる圧迫筒移動機構と、
    前記X線照射部と前記X線検出部との距離を一定以上とする操作がなされたときに、前記撮影系移動機構が前記X線照射部と前記X線検出部の間の距離を変化させる動作を行う間に、前記圧迫筒移動機構により前記圧迫筒を前記収納位置に移動させる制御部を備えたことを特徴とするX線撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線撮影装置において、
    前記制御部は、前記圧迫筒を使用する検査を終了する操作がなされた場合に、前記圧迫筒移動機構により前記圧迫筒を前記収納位置に移動させるX線撮影装置。
  3. X線照射部と当該X線照射部から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出部とを備えた撮影系と、
    被検者を押圧する圧迫筒と、
    前記圧迫筒を前記被検者を押圧する押圧位置と収納位置との間で移動させる圧迫筒移動機構と、
    前記圧迫筒移動機構により前記圧迫筒を移動させるための操作を受け付ける専用操作部と、
    前記圧迫筒を使用しないX線撮影を選択する操作、あるいは、X線撮影を終了する操作に応じて、前記専用操作部への操作を受け付けることなく、前記圧迫筒移動機構により前記圧迫筒を前記収納位置に移動させる制御部
    を備えたことを特徴とするX線撮影装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれかに記載のX線撮影装置において、
    前記制御部は、前記X線照射部と前記X線検出部との距離を一定以上とする操作または前記圧迫筒を使用する検査を終了する操作がなされた後、前記撮影系を移動するための操作がなされたときに、前記圧迫筒移動機構により前記圧迫筒を前記収納位置に移動させるX線撮影装置。
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