JP2020116187A - X線撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハンドルに手が届かない位置またはハンドルを把持しにくい位置に操作者がいる場合にも、操作者が撮影部を容易に移動させることが可能なX線撮影装置を提供する。【解決手段】このX線撮影装置100は、X線により被検体200を撮影する撮影部2と、撮影部2を天板1の長手方向に沿った方向に移動させる駆動部3と、駆動部3による移動時に撮影部2の進行方向の障害物を検知するためのセンサ24と、センサ24を用いた撮影部2の移動を許可するための許可ボタン25cと、を備える。また、X線撮影装置100は、操作者300により許可ボタン25cが操作されながらセンサ24が反応させられることにより、撮影部2を、センサ24により障害物が検知された側とは反対側の方向に、駆動部3により移動させるように構成されている。【選択図】図4
Description
本発明は、X線撮影装置に関し、操作者が手動で移動させることが可能な撮影部を備えるX線撮影装置に関する。
従来、操作者が手動で移動させることが可能な撮影部を備えるX線撮影装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、天板に載置された被検体にX線管からX線を照射するX線透視撮影台(X線撮影装置)が開示されている。このX線透視撮影台は、操作者がハンドルを把持し、操作力を付与することにより、X線管およびX線検出器からなる撮影部を天板の長手方向および短手方向に移動させることが可能なように構成されている。また、このX線透視撮影台には、重量の大きな撮影部を操作者が容易に移動させることが可能なよう操作者を支援する目的で、パワーアシスト機構が設けられている。
上記特許文献1に記載されたX線透視撮影台における撮影部を操作者が移動させる場合、操作者はハンドルを把持し、パワーアシスト機構の支援を受ける必要がある。しかし、撮影部による被検体の検査中には、ハンドルに手が届かない位置またはハンドルを把持しにくい位置に操作者がいる場合もある。この場合、操作者は、撮影部を移動させるために都度ハンドルを把持することが可能な位置に移動する必要があるため、結果、検査時間が増長するとの問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ハンドルに手が届かない位置またはハンドルを把持しにくい位置に操作者がいる場合にも、操作者が撮影部を容易に移動させることが可能なX線撮影装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面におけるX線撮影装置は、被検体が載置される天板と、X線により被検体を撮影する撮影部と、撮影部を天板の長手方向に沿った方向に移動させる駆動部と、撮影部の移動を操作するためのハンドルと、駆動部による移動時に撮影部の進行方向の障害物を検知するためのセンサと、センサを用いた撮影部の移動を許可するための許可ボタンと、を備え、操作者により許可ボタンが操作されながらセンサが反応させられることにより、撮影部を、センサにより障害物が検知された側とは反対側の方向に、駆動部により移動させるように構成されている。
一般的に、撮影部が移動可能なX線撮影装置においては、撮影部の進行方向の障害物を検知するためのセンサが設けられる場合がある。この場合、センサにより障害物が検知された場合、撮影部は緊急停止される。この発明の一の局面によるX線撮影装置では、当該センサを利用することにより、操作者による撮影部の容易な移動を実現する。すなわち、被検体の検査中に撮影部が緊急停止された場合、操作者は、許可ボタンとセンサとを用いて、撮影部を障害物から離れるように移動させることができる。その結果、ハンドルに手が届かない位置またはハンドルを把持しにくい位置に操作者がいる場合にも、操作者は、撮影部を障害物から離れるように容易に移動させることができる。また、上記のように、センサを用いた撮影部の移動を許可するための許可ボタンを設けることによって、センサのみを用いて撮影部を移動させる場合と異なり、操作者が意図して許可ボタンを操作しなければ撮影部が移動されないので、撮影部が操作者の意図なく移動されることを抑制することができる。
上記一の局面によるX線撮影装置において、好ましくは、操作者により許可ボタンが操作されながらセンサが反応させられている間、撮影部を駆動部により移動させるように構成されている。このように構成すれば、操作者が、許可ボタンを操作することまたはセンサを反応させることを止めることのみにより、撮影部の移動を停止させることができる。その結果、撮影部の移動を停止させたい場合、簡単かつ迅速に撮影部の移動を停止させることができる。
上記一の局面によるX線撮影装置において、好ましくは、センサは、駆動部による撮影部の移動方向の一方側に設けられた第1のセンサと、駆動部による撮影部の移動方向の他方側に設けられた第2のセンサとを含む。このように構成すれば、撮影部が移動方向の一方側に移動する場合、および、撮影部が移動方向の他方側に移動する場合のいずれの場合にも、撮影部の進行方向の障害物を検知して、撮影部を緊急停止させることができる。
この場合、好ましくは、第1のセンサにより障害物が検知されたことにより撮影部が緊急停止された状態で、操作者により許可ボタンが操作されながら第1のセンサが反応させられることにより、緊急停止された状態の撮影部を、第1のセンサにより障害物が検知された側とは反対側の方向に、駆動部により移動させるように構成されており、第2のセンサにより障害物が検知されたことにより撮影部が緊急停止された状態で、操作者により許可ボタンが操作されながら第2のセンサが反応させられることにより、緊急停止された状態の撮影部を、第2のセンサにより障害物が検知された側とは反対側の方向に、駆動部により移動させるように構成されている。このように構成すれば、第1のセンサによる障害物の検知により撮影部が緊急停止された場合、および、第2のセンサによる障害物の検知により撮影部が緊急停止された場合のいずれの場合にも、操作者は、許可ボタンとセンサとを用いて、撮影部を障害物から離れるように移動させることができる。
上記一の局面によるX線撮影装置において、好ましくは、許可ボタンは、複数の許可ボタンを含み、操作者により、複数の許可ボタンのうちの1つが操作されながらセンサが反応させられることにより、緊急停止された状態の撮影部を、センサにより障害物が検知された側とは反対側の方向に、駆動部により移動させるように構成されている。このように構成すれば、操作者は、複数の許可ボタンのうちの手が届きやすい許可ボタンを用いて、撮影部を移動させることができる。その結果、許可ボタンとセンサとを用いた撮影部の移動の操作をより行いやすくすることができる。
この場合、好ましくは、複数の許可ボタンは、駆動部による撮影部の移動方向の一方側に設けられた第1の許可ボタンと、駆動部による撮影部の移動方向の他方側に設けられた第2の許可ボタンとを含む。このように構成すれば、撮影部が駆動部による移動方向に対応するように、第1の許可ボタンと第2の許可ボタンとが設けられるので、撮影部がいずれの位置に移動した場合にも、第1の許可ボタンと第2の許可ボタンとのうちのいずれかの許可ボタンを、操作者の手が届きやすい位置に位置させることができる。その結果、許可ボタンとセンサとを用いた撮影部の移動の操作をより一層行いやすくすることができる。
上記一の局面によるX線撮影装置において、好ましくは、許可ボタンは、許可ボタン以外の操作ボタンが設けられた操作パネルに設けられている。このように構成すれば、操作パネルに許可ボタンと許可ボタン以外の操作ボタンとをまとめて設けることができるので、許可ボタンが操作パネルとは独立して設けられている場合と比べて、装置構成が複雑化することを抑制することができる。
上記一の局面によるX線撮影装置において、好ましくは、センサは、接触により障害物を検知する接触センサ、または、非接触状態で障害物を検知する近接センサである。ここで、センサが接触センサまたは近接センサである場合、撮影部に近い位置で障害物が検知されるため、撮影部が障害物に近い位置で緊急停止される。このため、センサが接触センサまたは近接センサである場合、緊急停止状態の撮影部を障害物から離れるように移動させる必要性が高い。そこで、センサが接触センサまたは近接センサである場合に、上記一の局面による構成を採用すれば、緊急停止状態の撮影部を障害物から離れるように移動させる必要性が高い構成において、操作者は、ハンドルに手が届かない位置またはハンドルを把持しにくい位置にいる場合にも、許可ボタンとセンサとを用いて、撮影部を障害物から離れるように直ぐに移動させることができる。
本発明によれば、上記のように、ハンドルに手が届かない位置またはハンドルを把持しにくい位置に操作者がいる場合にも、操作者が撮影部を容易に移動させることが可能なX線撮影装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態によるX線撮影装置100の構成について説明する。
(X線撮影装置の構成)
図1および図2(A)(B)に示すように、X線撮影装置100は、X線により、人間である被検体200を撮影する装置である。X線撮影装置100は、X線による被検体200の撮影結果に基づいて、被検体200の内部の画像を生成するように構成されている。本実施形態では、X線撮影装置100は、被検体200の内部の画像をリアルタイムに生成可能なX線透視撮影装置(いわゆる、X線テレビ装置)である。
図1および図2(A)(B)に示すように、X線撮影装置100は、X線により、人間である被検体200を撮影する装置である。X線撮影装置100は、X線による被検体200の撮影結果に基づいて、被検体200の内部の画像を生成するように構成されている。本実施形態では、X線撮影装置100は、被検体200の内部の画像をリアルタイムに生成可能なX線透視撮影装置(いわゆる、X線テレビ装置)である。
X線撮影装置100は、撮影対象(検査対象)である被検体200が載置される天板1を備えている。天板1は、被検体200が載置される面である載置面11に略垂直な方向(図1では、Z方向)から見て、略長方形形状を有している。図1では、天板1は、X方向に長手方向を有し、Y方向に短手方向を有している。また、X線撮影装置100は、X線により被検体200を撮影する撮影部2を備えている。撮影部2は、X線照射部21と、X線検出部22とを含んでいる。X線照射部21は、X線を発生させて被検体200に照射する。X線照射部21は、たとえば、X線源であるX線管球と、X線管球により発生されたX線の照射範囲を調節するコリメータとを有している。X線検出部22は、X線照射部21から照射されて、被検体200を透過したX線を検出する。X線検出部22は、たとえば、FPD(Flat Panel Detector)を有している。X線検出部22は、検出したX線に応じた電気信号である検出信号を後述する画像処理部4に送信する。なお、撮影部2のより詳細な構成については、後述する。
また、X線撮影装置100は、撮影部2を移動させる駆動部3を備えている。駆動部3は、直進駆動部31と、回転駆動部32とを含んでいる。直進駆動部31は、たとえば駆動源としてモータを含み、撮影部2を天板1の長手方向に沿った方向(図1では、X方向)に移動(直進)させる。回転駆動部32は、たとえば駆動源としてモータを含み、天板1と撮影部2とを一体的に、Y方向に延びる回転軸線周りに回転させる。これにより、図1および図2(A)(B)に示すように、回転駆動部32は、X線撮影装置100の状態を、第1の撮影状態と、第2の撮影状態もしくは第3の撮影状態との間で変更する。
第1の撮影状態は、臥位により被検体200を撮影する状態である。第2の撮影状態と第3の撮影状態とは、共に、立位または座位により被検体200を撮影する状態である。図2(A)(B)では、車椅子201に着座した被検体200を座位により撮影する例を示している。また、第2の撮影状態と第3の撮影状態とは、第1の撮影状態の天板1および撮影部2を互いに逆の回転方向に回転させた状態同士である。なお、第1の撮影状態では、載置面11が水平に平行になるように天板1が配置されている。また、第2の撮影状態および第3の撮影状態では、載置面11が鉛直に平行になるように天板1が配置されている。第1の撮影状態、第2の撮影状態および第3の撮影状態のいずれの撮影状態においても、直進駆動部31は、撮影部2を天板1の長手方向に沿った方向に移動させることが可能である。
また、X線撮影装置100は、撮影部2のX線検出部22からの検出信号に基づいて、被検体200の内部の画像を生成する画像処理部4を備えている。画像処理部4は、たとえば、GPUなどのプロセッサと、情報を記憶するメモリとを含んでいる。また、X線撮影装置100は、画像処理部4により生成された被検体200の内部の画像を表示する表示部5を備えてる。表示部5は、たとえば、液晶モニタを含んでいる。また、X線撮影装置100は、X線撮影装置100の動作を制御する制御部6を備えている。制御部6は、CPUなどのプロセッサと、情報を記憶するメモリとを含んでいる。
(撮影部の詳細な構成)
撮影部2のX線照射部21とX線検出部22とは、天板1を挟んで互いに対向するように設けられている。具体的には、X線照射部21は、天板1に対して、天板1の載置面11側とは反対側に設けられている。また、X線検出部22は、天板1に対して、天板1の載置面11側に設けられている。すなわち、X線撮影装置100は、X線照射部21が天板1の下側に設けられたアンダーチューブ型のX線撮影装置である。
撮影部2のX線照射部21とX線検出部22とは、天板1を挟んで互いに対向するように設けられている。具体的には、X線照射部21は、天板1に対して、天板1の載置面11側とは反対側に設けられている。また、X線検出部22は、天板1に対して、天板1の載置面11側に設けられている。すなわち、X線撮影装置100は、X線照射部21が天板1の下側に設けられたアンダーチューブ型のX線撮影装置である。
また、撮影部2は、X線照射部21とX線検出部22とを連結するように支持する支持部23を含んでいる。支持部23は、一端部である第1の部分23aにより、X線照射部21を支持し、他端部である第2の部分23bにより、X線検出部22を支持するように設けられている。支持部23の第1の部分23aおよび第2の部分23bは、天板1の載置面11に垂直な方向に天板1と対向するように設けられている。また、支持部23の第1の部分23aおよび第2の部分23bは、天板1に対して、それぞれ、天板1の載置面11側とは反対側および天板1の載置面11側に設けられている。なお、X線撮影装置100が第1の撮影状態、第2の撮影状態および第3の撮影状態のいずれの撮影状態である場合にも、天板1の載置面11と、支持部23の第2の部分23bとの間に、被検体200が配置される。
支持部23の第2の部分23bには、駆動部3の直進駆動部31による移動時に撮影部2の進行方向の障害物を検知するためのセンサ24が設けられている。X線撮影装置100では、センサ24により障害物が検知された場合、撮影部2が緊急停止される。なお、撮影部2を緊急停止させる際には、センサ24から障害物検知信号を取得した制御部6が、駆動部3の直進駆動部31に緊急停止命令を出力して、撮影部2を緊急停止させてもよいし、センサ24が、駆動部3の直進駆動部31に障害物検知信号を緊急停止命令として直接的に出力して、撮影部2を緊急停止させてもよい。
センサ24は、たとえば、接触により障害物を検知する接触センサ、または、非接触状態で障害物を検知する近接センサ(非接触センサ)である。撮影部2と障害物との接触を避ける観点からは、センサ24が近接センサであることが好ましい。一方、センサ24が近接センサである場合、センサ24が接触センサである場合に比べて、センサ24による障害物の検知の頻度が増加しやすいため、撮影部2の緊急停止の頻度が増加しやすい。このため、撮影部2の緊急停止の頻度を抑制して動作の煩雑さを回避する観点からは、センサ24が接触センサであることが好ましい。
また、センサ24は、第1のセンサ24aと、第2のセンサ24bとの2つのセンサを含んでいる。第1のセンサ24aは、駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動方向の一方側(図1では、X1方向側)の障害物を検知するためのセンサ24である。第1のセンサ24aは、支持部23の第2の部分23bの、駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動方向の一方側の側面部23baに設けられている。また、第2のセンサ24bは、駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動方向の他方側(図1では、X2方向側)の障害物を検知するためのセンサ24である。第2のセンサ24bは、支持部23の第2の部分23bの、駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動方向の他方側の側面部23bbに設けられている。
また、支持部23の第2の部分23bには、技師などの操作者300(図1および図2(A)(B)参照)がX線撮影装置100を操作するための操作パネル25が設けられている。操作パネル25は、支持部23の第2の部分23bの正面側(Y1方向側)の側面部23bcに設けられている。操作パネル25には、図3に示すように、複数の操作ボタン25aと、ハンドル25bとが設けられている。複数の操作ボタン25aは、たとえば、天板1の移動を操作するための操作ボタン、X線の照射に関する設定値を入力するための操作ボタンなどである。ハンドル25bは、撮影部2の移動を操作するための棒状の操作部である。撮影部2を手動により移動させる場合、操作者300は、ハンドル25bを把持した状態で、撮影部2を移動させたい方向に移動させる。
また、操作パネル25には、後述するセンサ24を用いた撮影部2の移動を許可するための許可ボタン25c(ハッチングにより示す)が設けられている。許可ボタン25cは、押しボタン式のスイッチである。また、許可ボタン25cは、複数の許可ボタンを含んでいる。具体的には、複数の許可ボタン25cは、第1の許可ボタン25caと、第2の許可ボタン25cbとの2つの許可ボタンを含んでいる。第1の許可ボタン25caは、操作パネル25(側面部23bc)において、駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動方向の一方側(図1では、X1方向側)に設けられている。第2の許可ボタン25cbは、操作パネル25(側面部23bc)において、駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動方向の他方側(図1では、X2方向側)に設けられている。
(緊急停止時の撮影部の移動に関する構成)
図4(A)(B)に示すように、X線撮影装置100では、駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動中に、センサ24により撮影部2の進行方向の障害物が検知された場合、駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動が緊急停止される。この場合、操作者300が操作パネル25のハンドル25bを操作して、緊急停止状態の撮影部2を障害物から離れるように移動させたい場合がある。しかしながら、撮影部2による被検体200の検査中(撮影中)には、たとえば図1および図2(A)(B)に示されるように、操作者300が、操作パネル25のハンドル25bから離れた撮影部2の背面側に位置するような場合があり得る。このような場合には、操作者300の手が、操作パネル25のハンドル25bに十分に届かずに、操作者300がハンドル25bによる操作を満足にできない場合がある。
図4(A)(B)に示すように、X線撮影装置100では、駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動中に、センサ24により撮影部2の進行方向の障害物が検知された場合、駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動が緊急停止される。この場合、操作者300が操作パネル25のハンドル25bを操作して、緊急停止状態の撮影部2を障害物から離れるように移動させたい場合がある。しかしながら、撮影部2による被検体200の検査中(撮影中)には、たとえば図1および図2(A)(B)に示されるように、操作者300が、操作パネル25のハンドル25bから離れた撮影部2の背面側に位置するような場合があり得る。このような場合には、操作者300の手が、操作パネル25のハンドル25bに十分に届かずに、操作者300がハンドル25bによる操作を満足にできない場合がある。
そこで、本実施形態では、図4(C)に示すように、制御部6は、センサ24により障害物が検知されたことにより撮影部2が緊急停止された状態で、操作者300により許可ボタン25cが操作されながらセンサ24が反応させられた場合、緊急停止された状態の撮影部2を、センサ24により障害物が検知された側とは反対側の方向に移動させるように、駆動部3の直進駆動部31を制御するように構成されている。このような制御を行いたい場合、操作者300は、たとえば、片方の手により許可ボタン25cを押しながら、もう片方の手によりセンサ24を反応させることができる。この際の駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動速度は、一定速度である。
また、制御部6は、操作者300により許可ボタン25cが操作されながらセンサ24が反応させられている間、撮影部2を移動させるように、駆動部3の直進駆動部31を制御するように構成されている。すなわち、制御部6は、許可ボタン25cの操作またはセンサ24の反応のうちの少なくとも一方が認識されない場合、撮影部2を停止させるように、駆動部3の直進駆動部31を制御するように構成されている。
また、本実施形態では、緊急停止状態の撮影部2を移動させる場合、2つの許可ボタン25caおよび25cbのうちのいずれの許可ボタンが操作されていてもよい。このため、制御部6は、操作者300により、2つの許可ボタン25caおよび25cbのうちの1つが操作されながらセンサ24が反応させられることにより、緊急停止された状態の撮影部2を、センサ24により障害物が検知された側とは反対側の方向に移動させるように、駆動部3の直進駆動部31を制御する。
一方、センサ24については、2つのセンサ24aおよび24bのうちの障害物を検知したセンサ24を反応させる必要がある。このため、制御部6は、第1のセンサ24aにより障害物が検知されたことにより撮影部2が緊急停止された状態で、操作者300により許可ボタン25cが操作されながら第1のセンサ24aが反応させられた場合、緊急停止された状態の撮影部2を、第1のセンサ24aにより障害物が検知された側とは反対側の方向に移動させるように、駆動部3の直進駆動部31を制御する。同様に、制御部6は、第2のセンサ24bにより障害物が検知されたことにより撮影部2が緊急停止された状態で、操作者300により許可ボタン25cが操作されながら第2のセンサ24bが反応させられた場合、緊急停止された状態の撮影部2を、第2のセンサ24bにより障害物が検知された側とは反対側の方向に移動させるように、駆動部3の直進駆動部31を制御する。
図4(A)〜(C)に示す例では、X線撮影装置100が第2の撮影状態であり、車椅子201に着座した被検体200が検査対象(撮影対象)である。この場合、まず、図4(A)に示すように、撮影部2が、被検体200の撮影を行うために、駆動部3の直進駆動部31により下方向(Z2方向)に移動される。そして、図4(B)に示すように、駆動部3の直進駆動部31による下方向への撮影部2の移動中に、第1のセンサ24aにより、車椅子201が障害物として検知される。この結果、駆動部3の直進駆動部31による下方向への撮影部2の移動が緊急停止される。その後、図4(C)に示すように、操作者300により、第2の許可ボタン25cbが操作されながら第1のセンサ24aが反応させられる。この結果、緊急停止状態の撮影部2が、障害物としての車椅子201から離れるように、駆動部3の直進駆動部31により上方向(Z1方向)へ移動される。なお、この際、第1の許可ボタン25caが操作されてもよい。そして、操作者300は、撮影部2が所望の位置まで移動したら、第2の許可ボタン25cbを操作すること、および、第1のセンサ24aを反応させることのうち少なくとも一方を止める。これにより、駆動部3の直進駆動部31による撮影部2の移動が停止される。その後、操作者300は、撮影部2の動線上から障害物を除くように行動する。
なお、図4(A)〜(C)では、図示の都合上、X線撮影装置100が第2の撮影状態である場合を例に説明したが、X線撮影装置100が第1の撮影状態である場合、および、第3の撮影状態である場合にも、上記した制御を適用可能である。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、X線撮影装置100を、操作者300により許可ボタン25cが操作されながらセンサ24が反応させられることにより、撮影部2を、センサ24により障害物が検知された側とは反対側の方向に、駆動部3により移動させるように構成する。これにより、被検体200の検査中に撮影部2が緊急停止された場合、操作者300は、許可ボタン25cとセンサ24とを用いて、撮影部2を障害物から離れるように移動させることができる。その結果、ハンドル25bに手が届かない位置またはハンドルを把持しにくい位置に操作者300がいる場合にも、操作者300は、撮影部2を障害物から離れるように容易に移動させることができる。また、上記のように、センサ24を用いた撮影部2の移動を許可するための許可ボタン25cを設けることによって、センサ24のみを用いて撮影部2を移動させる場合と異なり、操作者300が意図して許可ボタン25cを操作しなければ撮影部2が移動されないので、撮影部2が操作者300の意図なく移動されることを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、X線撮影装置100を、操作者300により許可ボタン25cが操作されながらセンサ24が反応させられている間、撮影部2を駆動部3により移動させるように構成する。これにより、操作者300が、許可ボタン25cを操作することまたはセンサ24を反応させることを止めることのみにより、撮影部2の移動を停止させることができる。その結果、撮影部2の移動を停止させたい場合、簡単かつ迅速に撮影部2の移動を停止させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、センサ24を、駆動部3による撮影部2の移動方向の一方側に設けられた第1のセンサ24aと、駆動部3による撮影部2の移動方向の他方側に設けられた第2のセンサ24bとを含むように構成する。これにより、撮影部2が移動方向の一方側に移動する場合、および、撮影部2が移動方向の他方側に移動する場合のいずれの場合にも、撮影部2の進行方向の障害物を検知して、撮影部2を緊急停止させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、X線撮影装置100を、第1のセンサ24aにより障害物が検知されたことにより撮影部2が緊急停止された状態で、操作者300により許可ボタン25cが操作されながら第1のセンサ24aが反応させられることにより、緊急停止された状態の撮影部2を、第1のセンサ24aにより障害物が検知された側とは反対側の方向に、駆動部3により移動させるように構成する。また、X線撮影装置100を、第2のセンサ24bにより障害物が検知されたことにより撮影部2が緊急停止された状態で、操作者300により許可ボタン25cが操作されながら第2のセンサ24bが反応させられることにより、緊急停止された状態の撮影部2を、第2のセンサ24bにより障害物が検知された側とは反対側の方向に、駆動部3により移動させるように構成する。これにより、第1のセンサ24aによる障害物の検知により撮影部2が緊急停止された場合、および、第2のセンサ24bによる障害物の検知により撮影部2が緊急停止された場合のいずれの場合にも、操作者300は、許可ボタン25cとセンサ24とを用いて、撮影部2を障害物から離れるように移動させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、許可ボタン25cを、複数の許可ボタン25cを含むように構成する。また、X線撮影装置100を、操作者300により、複数の許可ボタン25cのうちの1つが操作されながらセンサ24が反応させられることにより、緊急停止された状態の撮影部2を、センサ24により障害物が検知された側とは反対側の方向に、駆動部3により移動させるように構成する。これにより、操作者300は、複数の許可ボタン25cのうちの手が届きやすい許可ボタン25cを用いて、撮影部2を移動させることができる。その結果、許可ボタン25cとセンサ24とを用いた撮影部2の移動の操作をより行いやすくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、複数の許可ボタン25cを、駆動部3による撮影部2の移動方向の一方側に設けられた第1の許可ボタン25caと、駆動部3による撮影部2の移動方向の他方側に設けられた第2の許可ボタン25cbとを含むように構成する。これにより、撮影部2が駆動部3による移動方向に対応するように、第1の許可ボタン25caと第2の許可ボタン25cbとが設けられるので、撮影部2がいずれの位置に移動した場合にも、第1の許可ボタン25caと第2の許可ボタン25cbとのうちのいずれかの許可ボタン25cを、操作者300の手が届きやすい位置に位置させることができる。その結果、許可ボタン25cとセンサ24とを用いた撮影部2の移動の操作をより一層行いやすくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、許可ボタン25cを、許可ボタン25c以外の操作ボタン25aが設けられた操作パネル25に設ける。これにより、操作パネル25に許可ボタン25cと許可ボタン25c以外の操作ボタン25aとをまとめて設けることができるので、許可ボタン25cが操作パネル25とは独立して設けられている場合と比べて、装置構成が複雑化することを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、センサ24を、接触により障害物を検知する接触センサ、または、非接触状態で障害物を検知する近接センサであるように構成する。ここで、センサ24が接触センサまたは近接センサである場合、撮影部2に近い位置で障害物が検知されるため、撮影部2が障害物に近い位置で緊急停止される。このため、センサ24が接触センサまたは近接センサである場合、緊急停止状態の撮影部2を障害物から離れるように移動させる必要性が高い。そこで、センサ24が接触センサまたは近接センサである場合に、上記一の局面による構成を採用すれば、緊急停止状態の撮影部2を障害物から離れるように移動させる必要性が高い構成において、操作者300は、ハンドル25bに手が届かない位置またはハンドルを把持しにくい位置にいる場合にも、許可ボタン25cとセンサ24とを用いて、撮影部2を障害物から離れるように直ぐに移動させることができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、X線撮影装置が、X線透視撮影装置である例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、X線撮影装置が、X線透視撮影ができないX線撮影装置であってもよい。
また、上記実施形態では、X線撮影装置が、X線照射部が天板の下側に設けられたアンダーチューブ型のX線撮影装置である例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、X線撮影装置が、X線照射部が天板の上側に設けられたオーバーチューブ型のX線撮影装置であってもよい。
また、上記実施形態では、X線撮影装置が、第1の撮影状態、第2の撮影状態および第3の撮影状態を有するように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、X線撮影装置が、第1の撮影状態、第2の撮影状態および第3の撮影状態の全部を有するように構成されていなくてもよい。
また、上記実施形態では、天板の長手方向に沿った方向に移動可能な撮影部が、X線照射部とX線検出部とを含むように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、撮影部が、天板の長手方向に沿った方向に移動可能なX線照射部であってもよいし、天板の長手方向に沿った方向に移動可能なX線検出部であってもよい。
また、上記実施形態では、許可ボタンが、2つの許可ボタンを含むように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、許可ボタンが、1つの許可ボタンであってもよいし、3つ以上の許可ボタンを含むように構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、複数の許可ボタンが、駆動部による撮影部の移動方向の一方側に設けられた第1の許可ボタンと、駆動部による撮影部の移動方向の他方側に設けられた第2の許可ボタンとを含むように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、操作しやすい位置であれば、複数の許可ボタンを設ける位置は、いずれの位置であってもよい。
また、上記実施形態では、許可ボタンが、操作パネルに設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、許可ボタンが、操作パネル以外に設けられていてもよい。たとえば、許可ボタンが、支持部の第2の部分のいずれかの側面部に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、X線撮影装置が、センサにより障害物が検知されたことにより撮影部が緊急停止された状態で、操作者により許可ボタンが操作されながらセンサが反応させられることにより、緊急停止状態の撮影部を、センサにより障害物が検知された側とは反対側の方向に、駆動部により移動させるように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、X線撮影装置が、センサにより障害物が検知されたことにより撮影部が緊急停止された状態以外の状態(例えば、単に撮影部が停止している状態)で、操作者により許可ボタンが操作されながらセンサが反応させられることにより、緊急停止状態以外の状態の撮影部を、センサにより障害物が検知された側とは反対側の方向に、駆動部により移動させるように構成されていてもよい。
1 天板
2 撮影部
3 駆動部
24 センサ
24a 第1のセンサ
24b 第2のセンサ
25 操作パネル
25b ハンドル
25c 許可ボタン
25ca 第1の許可ボタン
25cb 第2の許可ボタン
100 X線撮影装置
200 被検体
300 操作者
2 撮影部
3 駆動部
24 センサ
24a 第1のセンサ
24b 第2のセンサ
25 操作パネル
25b ハンドル
25c 許可ボタン
25ca 第1の許可ボタン
25cb 第2の許可ボタン
100 X線撮影装置
200 被検体
300 操作者
Claims (8)
- 被検体が載置される天板と、
X線により前記被検体を撮影する撮影部と、
前記撮影部を前記天板の長手方向に沿った方向に移動させる駆動部と、
前記撮影部の移動を操作するためのハンドルと、
前記駆動部による移動時に前記撮影部の進行方向の障害物を検知するためのセンサと、
前記センサを用いた前記撮影部の移動を許可するための許可ボタンと、を備え、
操作者により前記許可ボタンが操作されながら前記センサが反応させられることにより、前記撮影部を、前記センサにより前記障害物が検知された側とは反対側の方向に、前記駆動部により移動させるように構成されている、X線撮影装置。 - 前記操作者により前記許可ボタンが操作されながら前記センサが反応させられている間、前記撮影部を前記駆動部により移動させるように構成されている、請求項1に記載のX線撮影装置。
- 前記センサは、前記駆動部による前記撮影部の移動方向の一方側に設けられた第1のセンサと、前記駆動部による前記撮影部の移動方向の他方側に設けられた第2のセンサとを含む、請求項1または2に記載のX線撮影装置。
- 前記第1のセンサにより前記障害物が検知されたことにより前記撮影部が緊急停止された状態で、前記操作者により前記許可ボタンが操作されながら前記第1のセンサが反応させられることにより、緊急停止された状態の前記撮影部を、前記第1のセンサにより前記障害物が検知された側とは反対側の方向に、前記駆動部により移動させるように構成されており、
前記第2のセンサにより前記障害物が検知されたことにより前記撮影部が緊急停止された状態で、前記操作者により前記許可ボタンが操作されながら前記第2のセンサが反応させられることにより、緊急停止された状態の前記撮影部を、前記第2のセンサにより前記障害物が検知された側とは反対側の方向に、前記駆動部により移動させるように構成されている、請求項3に記載のX線撮影装置。 - 前記許可ボタンは、複数の許可ボタンを含み、
前記操作者により、前記複数の許可ボタンのうちの1つが操作されながら前記センサが反応させられることにより、緊急停止された状態の前記撮影部を、前記センサにより前記障害物が検知された側とは反対側の方向に、前記駆動部により移動させるように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のX線撮影装置。 - 前記複数の許可ボタンは、前記駆動部による前記撮影部の移動方向の一方側に設けられた第1の許可ボタンと、前記駆動部による前記撮影部の移動方向の他方側に設けられた第2の許可ボタンとを含む、請求項5に記載のX線撮影装置。
- 前記許可ボタンは、前記許可ボタン以外の操作ボタンが設けられた操作パネルに設けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のX線撮影装置。
- 前記センサは、接触により前記障害物を検知する接触センサ、または、非接触状態で前記障害物を検知する近接センサである、請求項1〜7のいずれか1項に記載のX線撮影装置。
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