JPS60119099A - X線装置 - Google Patents
X線装置Info
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- JPS60119099A JPS60119099A JP58225753A JP22575383A JPS60119099A JP S60119099 A JPS60119099 A JP S60119099A JP 58225753 A JP58225753 A JP 58225753A JP 22575383 A JP22575383 A JP 22575383A JP S60119099 A JPS60119099 A JP S60119099A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/56—Details of data transmission or power supply, e.g. use of slip rings
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は回転架台上に搭載されたX線管に効率良く電力
を供給し得る構造のX線装置に関する。
を供給し得る構造のX線装置に関する。
X線CT装置やディジタル・ラジオ・グラフィーにあっ
ては、X線管を回転架台に搭載し、患者等の被検体の周
囲を回転させ乍ら、各回転位置におけるX線透過量を測
定する等してその診断が行われる。
ては、X線管を回転架台に搭載し、患者等の被検体の周
囲を回転させ乍ら、各回転位置におけるX線透過量を測
定する等してその診断が行われる。
このようにして回転架台上に設けられたX線管に、その
高圧電力を供給する場合、従来一般に上記回転架台の回
転角に見合う長さの高圧ケーブルを介して、つまシ所謂
たぐシ分を設けた十分に長い高圧ケーブルを介して行わ
れている。
高圧電力を供給する場合、従来一般に上記回転架台の回
転角に見合う長さの高圧ケーブルを介して、つまシ所謂
たぐシ分を設けた十分に長い高圧ケーブルを介して行わ
れている。
ところで、この種の装置の多くはパルスX線を用いてお
plこの為にはX線管に効率良くパルス的に電力供給を
行う必要がある。然し乍ら、高圧ケーブルの長さに比例
してその静電容量が増え、パルス的に伝送される電力波
形がブロードになって、良好なパルスX線が得られなく
なる不具合がある。この為、妥協可能なケーブル長はせ
いぜい十数mであり、前記回転架台の回転角に大きな制
約を与えていた。そして、従来では、回転架台を360
0回転させて診断画像を得たのち、一旦、元の位置迄戻
して再び回転架台を回転させて次の診断画像をめるよう
にしておシ、その診断効率が悪かった。
plこの為にはX線管に効率良くパルス的に電力供給を
行う必要がある。然し乍ら、高圧ケーブルの長さに比例
してその静電容量が増え、パルス的に伝送される電力波
形がブロードになって、良好なパルスX線が得られなく
なる不具合がある。この為、妥協可能なケーブル長はせ
いぜい十数mであり、前記回転架台の回転角に大きな制
約を与えていた。そして、従来では、回転架台を360
0回転させて診断画像を得たのち、一旦、元の位置迄戻
して再び回転架台を回転させて次の診断画像をめるよう
にしておシ、その診断効率が悪かった。
これに対して、回転架台にスリップリングを設け、この
スリップリングを介してX線管へ電力供給を行うことが
考えられている。然し、上記X線管への供給電力は極め
て高い電圧であシ、次のような問題があった。即ち、こ
の場合、スリップリングの接触抵抗が均一であることが
必須であシ、接触抵抗にむらが生じると高圧・量ルスの
波高値が大幅に乱れる。この波高値が乱れるとX線管の
動作条件が変化し、これによって得られる診断画像を画
像処理に使うことができなくなる。またスリップリング
部におけるコロナ放電も大きな悪影響を及はし、またス
リップリングの品質を長期に亘って確保することも困難
であった。これ故、スリップリングを用いた高電圧電力
の供給法をX線装置に採用することができなかった。
スリップリングを介してX線管へ電力供給を行うことが
考えられている。然し、上記X線管への供給電力は極め
て高い電圧であシ、次のような問題があった。即ち、こ
の場合、スリップリングの接触抵抗が均一であることが
必須であシ、接触抵抗にむらが生じると高圧・量ルスの
波高値が大幅に乱れる。この波高値が乱れるとX線管の
動作条件が変化し、これによって得られる診断画像を画
像処理に使うことができなくなる。またスリップリング
部におけるコロナ放電も大きな悪影響を及はし、またス
リップリングの品質を長期に亘って確保することも困難
であった。これ故、スリップリングを用いた高電圧電力
の供給法をX線装置に採用することができなかった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、X線管1を搭載した回転架台の
自由な回転を可能ならしめると共に、上記X線管への電
力供給を効果的に行わしめ得るX線装置を提供すること
におる。
の目的とするところは、X線管1を搭載した回転架台の
自由な回転を可能ならしめると共に、上記X線管への電
力供給を効果的に行わしめ得るX線装置を提供すること
におる。
本発明は1次巻線と2次巻線との間が回転可能なコアレ
ス構造の回転トランスを用い、この回転トランスの静止
部に固定された1次巻線に共振型高周波インバータよp
電力を供給すると共に、上記回転トランスの2次巻線を
回転架台の回転軸上に該回転架台に固定して設け、この
2次巻線から高圧ケーブルを介して前記回転架台に搭載
されたX線管へ電力を供給するようにしたものである。
ス構造の回転トランスを用い、この回転トランスの静止
部に固定された1次巻線に共振型高周波インバータよp
電力を供給すると共に、上記回転トランスの2次巻線を
回転架台の回転軸上に該回転架台に固定して設け、この
2次巻線から高圧ケーブルを介して前記回転架台に搭載
されたX線管へ電力を供給するようにしたものである。
つtb回転トランスを介して磁気結合によシミ力供給を
行うようにしたものであるO〔発明の効果〕 かくして本発明によれば、回転架台に搭載されたX線管
側に、回転トランスを介して非接触に、磁気結合によっ
て静止部側共振型高周波・fンバータより電力供給を行
うので、上記回転架台の自由な回転を可能ならしめ、ま
た回転トランスとX線管との間を短い高圧ケーブルを介
して接続するだけで効果的に電力供給を行わしめること
が可能となる。またこのように高圧ケーブル長が短いの
で、パルス的に供給される電力波形がプロアトとなるこ
とがなく、良好なX線を発生させることができ、ひいて
は診断効率の向上を図9得る等の効果が奏せられる。
行うようにしたものであるO〔発明の効果〕 かくして本発明によれば、回転架台に搭載されたX線管
側に、回転トランスを介して非接触に、磁気結合によっ
て静止部側共振型高周波・fンバータより電力供給を行
うので、上記回転架台の自由な回転を可能ならしめ、ま
た回転トランスとX線管との間を短い高圧ケーブルを介
して接続するだけで効果的に電力供給を行わしめること
が可能となる。またこのように高圧ケーブル長が短いの
で、パルス的に供給される電力波形がプロアトとなるこ
とがなく、良好なX線を発生させることができ、ひいて
は診断効率の向上を図9得る等の効果が奏せられる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明する
。
。
第1図は実施例装置の要部概略構成図である。
X線管1は、回転架台2の周面に固定して設けられてお
シ、この回転架台2の上記X線管1に対向する部位には
X線検出器3が設けられている。(の回転架台2は、そ
の内部に挿通して設けられる被検体(図示せず)に前記
X線管1よりX線を照射し、その透過X線をX線検出器
3により検出して、上記被検体に関する情報を回転架台
2の回転位置にそれぞれ対応して得るものである。これ
らの情報によって、前記被検体の診断像(断層像)がめ
られる。しかしてこの回転架台20回転軸上には、1次
巻線4aと2次巻線4bとの間を回転自在な構造とした
コアレス構造の回転トランス4が、その回転中心を一致
させて設けられている。この回転トランス4の2次巻線
4bは、ステー5を介して前記回転架台2に固定され、
該回転架台2と一体的に回転するものとなっている。こ
れに対して1次巻線4aは、上記2次巻線4bと所定の
関係を保った上で、靜璋部(図示せず)に固定されてい
る。電力供給装置6は、例えば動作周波数が1 kHz
以上の共振型高周波インバータからなシ、前記回転トラ
ンス4の1次巻線4aに接続されて電力供給を行うもの
となっている。このようにして電力供給装置6から1次
巻線4aに供給される電力は、上記1次巻線4aに磁気
結合してなる2次巻線4bに取出され、この電力は高圧
ケーブル7を介して前記X線管1に供給されるようにな
っている。
シ、この回転架台2の上記X線管1に対向する部位には
X線検出器3が設けられている。(の回転架台2は、そ
の内部に挿通して設けられる被検体(図示せず)に前記
X線管1よりX線を照射し、その透過X線をX線検出器
3により検出して、上記被検体に関する情報を回転架台
2の回転位置にそれぞれ対応して得るものである。これ
らの情報によって、前記被検体の診断像(断層像)がめ
られる。しかしてこの回転架台20回転軸上には、1次
巻線4aと2次巻線4bとの間を回転自在な構造とした
コアレス構造の回転トランス4が、その回転中心を一致
させて設けられている。この回転トランス4の2次巻線
4bは、ステー5を介して前記回転架台2に固定され、
該回転架台2と一体的に回転するものとなっている。こ
れに対して1次巻線4aは、上記2次巻線4bと所定の
関係を保った上で、靜璋部(図示せず)に固定されてい
る。電力供給装置6は、例えば動作周波数が1 kHz
以上の共振型高周波インバータからなシ、前記回転トラ
ンス4の1次巻線4aに接続されて電力供給を行うもの
となっている。このようにして電力供給装置6から1次
巻線4aに供給される電力は、上記1次巻線4aに磁気
結合してなる2次巻線4bに取出され、この電力は高圧
ケーブル7を介して前記X線管1に供給されるようにな
っている。
ところで、このようにして回転トランス4を介したX線
管1への電力供給系統は、等測的に第2図の如く示され
る。即ち、電力供給装置6は、前記回転トランス4の1
次巻線4aを負荷とする電圧共振型シングル・エンド・
スイッチ回路により構成される。このシングル・、エン
ド・スイッチ回路は、商用電源を整流・平滑化してなる
直流電源14に、例えば10 kHzの周期で一定の・
9ルス幅で開閉制御されるサイリスタ等のスイッチ素子
15を介して前記1次巻線4aを接続すると共に、上記
スイッチ素子15に共振用コンデンサ16〜を並列に接
続し、またダイパー用ダイオード17を逆並列に接続し
て構成される。そして、前記回転トランス4の2次巻線
4bには、ダイオード整流回路18を介して負荷19と
してのX線管1が高圧ケーブル7を介して接続される。
管1への電力供給系統は、等測的に第2図の如く示され
る。即ち、電力供給装置6は、前記回転トランス4の1
次巻線4aを負荷とする電圧共振型シングル・エンド・
スイッチ回路により構成される。このシングル・、エン
ド・スイッチ回路は、商用電源を整流・平滑化してなる
直流電源14に、例えば10 kHzの周期で一定の・
9ルス幅で開閉制御されるサイリスタ等のスイッチ素子
15を介して前記1次巻線4aを接続すると共に、上記
スイッチ素子15に共振用コンデンサ16〜を並列に接
続し、またダイパー用ダイオード17を逆並列に接続し
て構成される。そして、前記回転トランス4の2次巻線
4bには、ダイオード整流回路18を介して負荷19と
してのX線管1が高圧ケーブル7を介して接続される。
尚、第2図中20は、高圧ケーブル7の静電容量成分を
示している。また第2図では、回転トランス4を、理想
変成器4xと励磁インダクタンス4 y (1次巻14
a)、および1次巻a4aと2次巻線4bとの間に存在
する洩れインダクタンス4zによシ示しである。
示している。また第2図では、回転トランス4を、理想
変成器4xと励磁インダクタンス4 y (1次巻14
a)、および1次巻a4aと2次巻線4bとの間に存在
する洩れインダクタンス4zによシ示しである。
しかして次に上記の如く構成された電力供給系統の動作
につき説明する。但し、ここではスイッチ素子15が一
定の周期Tで、且つ一定のパルス幅Tonで開閉(0N
10FF )動作し、回路状態が定常化しているものと
する。またスイッチ素子15は導通時に抵抗値零、遮断
時に抵抗値無限大となる理想スイッチとして働き、電圧
共伽条件は主として電圧共振用コンデン?16と洩れイ
ンダクタンス4zとによって定まるものとする。尚、上
記洩れインダクタンス4zは2次巻線4bを短絡したと
きの1次巻線4a側から見込まれるインダクタンスとし
て定義される。
につき説明する。但し、ここではスイッチ素子15が一
定の周期Tで、且つ一定のパルス幅Tonで開閉(0N
10FF )動作し、回路状態が定常化しているものと
する。またスイッチ素子15は導通時に抵抗値零、遮断
時に抵抗値無限大となる理想スイッチとして働き、電圧
共伽条件は主として電圧共振用コンデン?16と洩れイ
ンダクタンス4zとによって定まるものとする。尚、上
記洩れインダクタンス4zは2次巻線4bを短絡したと
きの1次巻線4a側から見込まれるインダクタンスとし
て定義される。
今、期間(0<、 t < ton )においてスイッ
チ素子15が導通すると、そのときの等価回路は第3図
(a)の如く示され、回転トランス4の励磁インダクタ
ンス4yは電源14の両端間に直接繋がる。またこのと
き、負荷19(X線管1)は洩れインダクタンス4zを
介して電源14の両端に繋がることになる。従って、こ
の期間にスイッチ素子15に流れる電流1cは、上記励
磁インダクタンス4yの値iI、p1洩れインダクタン
ス4zの値をLes電源14の電圧をEinx負荷19
への出力平均電圧1Eoutとしたとき、次のようにな
る。
チ素子15が導通すると、そのときの等価回路は第3図
(a)の如く示され、回転トランス4の励磁インダクタ
ンス4yは電源14の両端間に直接繋がる。またこのと
き、負荷19(X線管1)は洩れインダクタンス4zを
介して電源14の両端に繋がることになる。従って、こ
の期間にスイッチ素子15に流れる電流1cは、上記励
磁インダクタンス4yの値iI、p1洩れインダクタン
ス4zの値をLes電源14の電圧をEinx負荷19
への出力平均電圧1Eoutとしたとき、次のようにな
る。
但し、nは回転トランス4の巻数比である。つまり、こ
の期間には第4図にその電流波形を示すように、スイッ
チ素子15に流れる電流1cは直線的に増大することに
なる。
の期間には第4図にその電流波形を示すように、スイッ
チ素子15に流れる電流1cは直線的に増大することに
なる。
しかるのち前記スイッチ素子15が閉じ、ダイオード1
7が導通する迄の期間(Ton<t≦T −TD )に
は、その等価回路は第3図(b)に示す如くな9、励磁
インダクタンス4yK流れていた電流および洩れインダ
クタンス4zに流れていた電流(慣性電流)がそれぞれ
コンデンサ16に流れ込み、同コンデンサ16を充電す
る。この結果、コンデンサ16の端子電圧、つまシスイ
ッチ素子15の両端間電圧vcは第4図に示すように共
振の弧を描いて上昇し、その共振条件で定まる時間で最
大値に達したのち減少して再び零に戻る。そして、上記
端子電圧vcが零に戻った時刻(t=T−To)以後、
上記共振作用によってコンデンサ16の端子電圧は第4
図中破線で示すように負の値になろうとするが、このと
きダイオード17が順バイアスされて導通することから
、期間(T−TD< t(T )においては上記端子電
圧vcll−1:溶に保たれることになる。然し乍ら、
この期間における等価回路は第3図(C)の如く示され
、また励磁インダクタンス4yに流れていた慣性電流i
Lは第4図に示すように有限な値を持つことから、前記
ダイオード17を介して前記電源14に戻ることになる
。
7が導通する迄の期間(Ton<t≦T −TD )に
は、その等価回路は第3図(b)に示す如くな9、励磁
インダクタンス4yK流れていた電流および洩れインダ
クタンス4zに流れていた電流(慣性電流)がそれぞれ
コンデンサ16に流れ込み、同コンデンサ16を充電す
る。この結果、コンデンサ16の端子電圧、つまシスイ
ッチ素子15の両端間電圧vcは第4図に示すように共
振の弧を描いて上昇し、その共振条件で定まる時間で最
大値に達したのち減少して再び零に戻る。そして、上記
端子電圧vcが零に戻った時刻(t=T−To)以後、
上記共振作用によってコンデンサ16の端子電圧は第4
図中破線で示すように負の値になろうとするが、このと
きダイオード17が順バイアスされて導通することから
、期間(T−TD< t(T )においては上記端子電
圧vcll−1:溶に保たれることになる。然し乍ら、
この期間における等価回路は第3図(C)の如く示され
、また励磁インダクタンス4yに流れていた慣性電流i
Lは第4図に示すように有限な値を持つことから、前記
ダイオード17を介して前記電源14に戻ることになる
。
ここで、この電力供給系統が負荷19に伝送し得る電力
について横側してみると、第4図から明らかなように期
間(O<t (Ton)における供給電流に対応した電
力Pinzつまり電源14から供給された電力と、期間
(T−TD(t(T)において電源4に戻る電流で示さ
れる戻り電力Pr6tK関連していることが判る。従っ
て、電源14から負荷19へ伝送した正味の電力Pou
tはPout = Pin Pret となる。ここで期間(T−TD< t< T )に電源
14に戻る電流iLk、スイッチ素子15を介して逆方
向に流れる電流1cであると着像すと、上記正味の伝送
電力Poutは次のように示すことができる。
について横側してみると、第4図から明らかなように期
間(O<t (Ton)における供給電流に対応した電
力Pinzつまり電源14から供給された電力と、期間
(T−TD(t(T)において電源4に戻る電流で示さ
れる戻り電力Pr6tK関連していることが判る。従っ
て、電源14から負荷19へ伝送した正味の電力Pou
tはPout = Pin Pret となる。ここで期間(T−TD< t< T )に電源
14に戻る電流iLk、スイッチ素子15を介して逆方
向に流れる電流1cであると着像すと、上記正味の伝送
電力Poutは次のように示すことができる。
この式から明らかなように、伝送電力P outを大き
くする為には、励磁インダクタンス4yの値Lpおよび
洩れインダクタンス4zの値Leをそれぞれ小さくする
ことが非常に重要となる。そして、これらのインダクタ
ンスの値Lp 、 L、は、変成器の巻線構造に大きく
依存している。
くする為には、励磁インダクタンス4yの値Lpおよび
洩れインダクタンス4zの値Leをそれぞれ小さくする
ことが非常に重要となる。そして、これらのインダクタ
ンスの値Lp 、 L、は、変成器の巻線構造に大きく
依存している。
しかして本装置では前述したようにコアレス構造の回転
トランス4を変成器として用いているので、前記各イン
ダクタンスの値Lp・Leをそれぞれ小さくすることが
でき、ここに大電力伝送を効果的に行うことが可能とな
る。またこれに加えて回転トランス4合弁して電力伝送
を行うのでその伝送帯域の広帯域化を図り、また高圧絶
縁処理を容易化することができる等の効果が奏せられる
。この結果、スイッチング素子15のスイッチング動作
周波数の高周波化にも犬きく寄与することになる。
トランス4を変成器として用いているので、前記各イン
ダクタンスの値Lp・Leをそれぞれ小さくすることが
でき、ここに大電力伝送を効果的に行うことが可能とな
る。またこれに加えて回転トランス4合弁して電力伝送
を行うのでその伝送帯域の広帯域化を図り、また高圧絶
縁処理を容易化することができる等の効果が奏せられる
。この結果、スイッチング素子15のスイッチング動作
周波数の高周波化にも犬きく寄与することになる。
尚、本装置に対する実験回路として、本発明者らは、
Le = 0.5 Lp
なる条件の、Lp = 20μ■、40μH180μH
1160μHとする回転トランス4を製作し、これらを
用いてX線装置をそれぞれ試作した。そして、これらの
装置において、Eln−500V。
1160μHとする回転トランス4を製作し、これらを
用いてX線装置をそれぞれ試作した。そして、これらの
装置において、Eln−500V。
Eout =l 50 kV r n = i/soo
、 Ton/T −0,4*TD/T= 0.1なる条
件下で動作周波数と供給電力量Poujとの関係につい
て調べたところ、第5図に示す如き関係が得られた。こ
の第5図に示すデータは、例えば300 kWの伝送電
力Poutを得る場合、Lp=160μHとする変成器
1を用いたときにはその動作周波数’li? 0.96
1cHz 、 Lp=80μHのときには1.82 k
Hz 、 Lp −40μHzのときには3.56 k
Hz 、 20 μHzのときには7.4 kHzにそ
れぞれ定めればよいことを示している。このことから明
らかなように、励磁インダクタンス4aの値Lpを20
〜30μHに設定可能な上゛・述した回転トランス4を
用いてなる本装置によれば、100 kW級の大電力伝
送を行う場合であっても、その動作周波数を例えば5
kHz以上と高くすることが可能なことを意味している
。
、 Ton/T −0,4*TD/T= 0.1なる条
件下で動作周波数と供給電力量Poujとの関係につい
て調べたところ、第5図に示す如き関係が得られた。こ
の第5図に示すデータは、例えば300 kWの伝送電
力Poutを得る場合、Lp=160μHとする変成器
1を用いたときにはその動作周波数’li? 0.96
1cHz 、 Lp=80μHのときには1.82 k
Hz 、 Lp −40μHzのときには3.56 k
Hz 、 20 μHzのときには7.4 kHzにそ
れぞれ定めればよいことを示している。このことから明
らかなように、励磁インダクタンス4aの値Lpを20
〜30μHに設定可能な上゛・述した回転トランス4を
用いてなる本装置によれば、100 kW級の大電力伝
送を行う場合であっても、その動作周波数を例えば5
kHz以上と高くすることが可能なことを意味している
。
以上のように、本構造のX線装置によれば、回転トラン
ス4を介して非接触に、且つ磁気結合によってX線管1
を高効率に電力伝送を行い得る。また上記の如く回転ト
ランス4を介して非接触に電力供給を行うので、X線管
1全搭載した回転架台2の回転がその電力供給系によっ
て妨げられる要素がなく、その自由な回転が可能となる
。また、2次巻線4bとX線管1とを必散にして十分な
長さの短い高圧ケーブル2f:介して接続すればよいの
で、その靜電答量に起因する電力伝送特性の問題も生じ
ない。
ス4を介して非接触に、且つ磁気結合によってX線管1
を高効率に電力伝送を行い得る。また上記の如く回転ト
ランス4を介して非接触に電力供給を行うので、X線管
1全搭載した回転架台2の回転がその電力供給系によっ
て妨げられる要素がなく、その自由な回転が可能となる
。また、2次巻線4bとX線管1とを必散にして十分な
長さの短い高圧ケーブル2f:介して接続すればよいの
で、その靜電答量に起因する電力伝送特性の問題も生じ
ない。
従って、回転架台2を連続的に回転させ乍ら、つtb従
来のように回転架台2を元の位置まで逆回転によって戻
すととなしに、効率よく診断情報を得ることが可能とな
り、その診断効率の向上を図シ得る。また歪の々い/4
’ルス電力の供給を受けるので、パルスX線を有効に発
生することが可能となる等の効果が奏せられる。
来のように回転架台2を元の位置まで逆回転によって戻
すととなしに、効率よく診断情報を得ることが可能とな
り、その診断効率の向上を図シ得る。また歪の々い/4
’ルス電力の供給を受けるので、パルスX線を有効に発
生することが可能となる等の効果が奏せられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば回転トランス4の回転中心部に棒状のコアを設ける
ようにしてもよい。またインバータの動作周波数もkH
z以上のオーダであれば良い。要するに本発明はその要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
えば回転トランス4の回転中心部に棒状のコアを設ける
ようにしてもよい。またインバータの動作周波数もkH
z以上のオーダであれば良い。要するに本発明はその要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は装置の概
略構成図、第2図はその等価回路図、第3図(−) (
b) (C)は動作状態に応じて示した等価回路図、第
4図は動作波形を示す図、第5図は動作周波数と伝送電
力との関係を示す図である。 1・・・X線管、2・・・回転架台、3・・・X線検出
器、4・・・回転トランス、4a・・・1次巻線、4b
・・・2次巻線、5・・・ステー、6・・・電力供給装
置、7・・・高圧ケーブル。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第3図 第5図 (にHz)
略構成図、第2図はその等価回路図、第3図(−) (
b) (C)は動作状態に応じて示した等価回路図、第
4図は動作波形を示す図、第5図は動作周波数と伝送電
力との関係を示す図である。 1・・・X線管、2・・・回転架台、3・・・X線検出
器、4・・・回転トランス、4a・・・1次巻線、4b
・・・2次巻線、5・・・ステー、6・・・電力供給装
置、7・・・高圧ケーブル。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第3図 第5図 (にHz)
Claims (3)
- (1)X線管を搭載した回転架台と、1次巻線と2次巻
線との間が回転自在な構造を有し、その2次巻線を前記
回転架台の回転軸上に該回転架台に固定すると共に、上
記1次巻線を静止部に固定してなる回転トランスと、こ
の回転トランスの1次巻線に接続された共振型高周波イ
ンバータと、この共振型高周波インバータから前記回転
トランスを介して供給される電力を上記2次巻線から前
記X線管に供給する高圧ケーブルとを具備したことを特
徴とするX線装置。 - (2)共振型高周波インバータは、回転トランスの洩れ
インダクタンスを利用して数kHz以上の共振作用金星
して電力供給を行うものである特許請求の範囲第1項記
載のX線装置。 - (3) 回転トランスは、コアレス構造の変成器を構成
するものである特許請求の範囲第1項記載のX線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58225753A JPS60119099A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | X線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58225753A JPS60119099A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | X線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60119099A true JPS60119099A (ja) | 1985-06-26 |
JPH0228240B2 JPH0228240B2 (ja) | 1990-06-22 |
Family
ID=16834283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58225753A Granted JPS60119099A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | X線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60119099A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1987003796A1 (en) * | 1985-12-20 | 1987-07-02 | Yokogawa Medical Systems, Ltd. | X-ray tomograph |
JPS62275437A (ja) * | 1986-05-22 | 1987-11-30 | 横河メディカルシステム株式会社 | X線断層撮影装置 |
JPH02112381U (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-07 | ||
DE10246548A1 (de) * | 2002-09-30 | 2004-04-15 | rtw Röntgen-Technik Dr. Warrikhoff KG | Verfahren und Einrichtung zur Elektronenbeschleunigung |
US20210210270A1 (en) * | 2020-01-06 | 2021-07-08 | Kiryl Nikolaevich CHYKEYUK | Resonant rotating transformer |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP58225753A patent/JPS60119099A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1987003796A1 (en) * | 1985-12-20 | 1987-07-02 | Yokogawa Medical Systems, Ltd. | X-ray tomograph |
JPS62275437A (ja) * | 1986-05-22 | 1987-11-30 | 横河メディカルシステム株式会社 | X線断層撮影装置 |
JPH02112381U (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-07 | ||
DE10246548A1 (de) * | 2002-09-30 | 2004-04-15 | rtw Röntgen-Technik Dr. Warrikhoff KG | Verfahren und Einrichtung zur Elektronenbeschleunigung |
DE10246548B4 (de) * | 2002-09-30 | 2005-04-28 | Rtw Roentgen Technik Dr Warrik | Einrichtung zur Elektronenbeschleunigung |
US20210210270A1 (en) * | 2020-01-06 | 2021-07-08 | Kiryl Nikolaevich CHYKEYUK | Resonant rotating transformer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0228240B2 (ja) | 1990-06-22 |
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