JPS60118897A - 音声信号書込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は音声信号書込み装置、特に録音編集形音声応答
装置に用いる単語や文節を記憶装置に書込む音声信号書
込み装置に関する。

〔従来技術〕

録音編集形音声応答装置には単語や文節の単位の記憶を
アナログ信号の波形のま＼記憶媒体に記憶させるアナロ
グ形式のものと、アナログ信号を一旦符号化信号に変換
してデジタル形の記憶媒体に記憶させるデジタル形式の
ものとがある。

従来、これらアナログ形式とデジタル形式との倒れにお
いても、単語や文節を記憶させるために、肉声による単
語や文節のアナログ信号を一回記憶媒体に記憶し、それ
を再生して耳で聞きながらこれらの単語や文節が文章と
して組合せ編集されたとき聞き易くなるように、音声信
号の前線と後縁に存在する無音部分の一部を切シ捨てて
、適当な無音部分（実際には極小レベルのホワイトノイ
ズが入っている）を音声信号の前後縁に付した音声フレ
ーズを作成している。

しかしこの方法によると音声フレーズの作成は聴覚と手
作業の熟練とｉｐが必要で、作成には長時間を要するだ
けでなく良質なものが出来にくい欠点を有している。ま
た文節などを全文符号化して蓄積記憶して必要部分を抽
出する方法もあるが、記憶容量を自め、この方法もまた
高価なものと々る欠点を有している。

〔発明の目的〕

本発明の目的は上記の欠点を除去し、無音時間を指定し
ておくことによシ自動的に音声信号の前後縁に無音時間
が付された音声フレーズを作成し、記憶装置に書き込む
ことができる音声４Ｗ号１込み装置を提供することにあ
る。

〔発明の構成〕

本発明の上声信号書込み装置の構成は録音編集形音声応
答装置に用いる単語や文節を記憶装置に書込む音声信号
書込み装置において、１時間の時間経過中における音声
信号から音声の開始と終止の判定出力を出す音声検出手
段と、音声信号を９時間遅延して出力する遅延手段と、
この遅延手段の出力音声信号を開閉により通過させるゲ
ート手段と、音声信号の前後にそれぞれ必要な時間αお
よびβの無音時間を指定する入力手段と、前記音声検出
手段からの音声開始判定の時刻からＧ、＝Ｄ−、Ｔ−α
時間後に前記ゲート手段へゲート開放信号を送出する制
御手段と、前記音声検出手段からの音声終止判定の時刻
から０２＝Ｄ−ＨＴ＋β時間後に前記ゲート手段へゲー
ト閉鎖信号を送出する制御手段とを含むことを特徴とす
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第１図はテジタル形式の録音編集形音声応答装置に用い
られる本発明の一実施例を示すブロック図である。第１
図において、符号化回路（ＭＯＤ）１にマイクロホンま
たはテープレコーダから記憶させようとする単語または
文節の音声信号が入力される。これらの音声信号の前後
には一般に充分長い（例えは５秒以上）無音の状態（実
際には極小レベルのホワイトノイズ）り（ＳＲＪ！ＪＧ
　）　２に送出する。−万、この符号化出力信号は音声
信号検出回路（ＶＤｈ’ｌ）３にも入力されており、こ
の音声信号検出回路３は無音から有音、および有音から
無音に変化する時点を検出する。

ここで音声信号検出回路３の機能について説明する。第
２図は音声信号を示す波形図で、本来この信号波形は例
えばＡＤＰＣＭ（Ａｄａｐｔ　１ｖｅＤｉｆｆｅｒｅｎ
ｔｉａｌ　ＰＣＭ）圧縮技術を利用し、音声を８ｋＨ，
／ｓｅｃでサンプリングし各サンプル点における信号レ
ベルの差信号が４　ｂｉｔで表された符号化信号のごと
くになっているが、視覚の便利さからアナ四グ波形で表
わしである。音声信号検出回路３は２時間（例えば４　
ｂ　ｉ　ｔ　Ｘ　２５６＝１０２４ｂｉｔ　：３２ｍ５
　）ごとの音声信号ノ有無を検出し、さらにｎｐ＝Ｔ時
間（第２図ではｎ＝１０）の時間経過をとっているので
、文節等の途中のごく僅かな時間の無音状態等で変化点
を誤検出することなく、無音状態と有音状態の変化点を
検出できる。このため検出時点は図示のごとく無音状態
と有音状態とがそれぞれ１／２ｎ回連続検出されてから
変化検出信号が出力されるので、無音から有音、有音か
ら無音の場合もともに実際の変化点から１／２Ｔ遅れて
変化検出信号が出力される。

第１図に戻りて、前記のシフトレジスタ２は入力信号を
９時間遅延して、その出力をゲート回路（ＧＡＴＥ　）
４に送出する。一方、音声信号検出回路３からの有音変
化検出信号と無音変化検出信号が制御回路（ＣＯＮＴ）
５に送られる。

この制御回路５には時間指定の入力回路（ＩＮ）６から
、音声信号の前縁につける無音のα時間と後縁につける
無音のβ時間の指定情報が与えられている。これによシ
制御回路５は前記の有音変化検出信号の受信からＧｌ＝
Ｄ−！−Ｔ−α時間経過後に前記ゲート回路４のゲート
を開放し、無音変化検出信号の受信から０２＝Ｄ−ＨＴ
＋β時間経過後に前記ゲート回路４のゲートを閉鎖する
。このゲート回路４の開閉によυ、シフトレジスタ２か
らの出力信号は所定の音声フレーズとして録音編集形音
声応答装置の音声信号記憶回路（■Ｍ１３Ｍ）　７に送
られる。音声信号記憶回路７は音声フレーズの信号と同
期して送られるゲート開閉信号によシこの音声フレーズ
信号を記憶回路の所定の位置に記憶する。

第３図はゲート回路からの出力信号が前線にα時間の無
音と後縁にβ時間の無音が付加された音声フレーズとし
て出力されることを示した波形図で第２図と同様に視覚
の便利さのためアナログ波形で表わしである。ここで波
形（ａ）は符号化回路１からの出力信号、波形（ｂ）は
シフトレジスタ２からの出力信号で符号化回路１の出力
から９時間遅延している。さらに波形（ｂ）は、音声信
号検出回路３が音声信号の前線から１／２Ｔ時間遅れて
有音変化検出信号を送出するので、この変化検出信号受
信から、９時間の遅延分よ少検出の遅れ時間Ｔ／２と音
声信号前に付加すべき無音時間αを差引いたＧｌ＝Ｄ−
ＬＴ−α時間経過後ゲート回路を開放すれば良いことを
示している。またゲート閉鎖についても同様の計算が適
用され無音変化検出信号受信からＧ、＝１）−ＨＴ＋β
時間経過後ゲート回路を閉鎖すればよいことを示してい
る。

なお、シフトレジスタ２の遅延時間りは、時間αと時間
βが一般には０．５秒以下であム時間Ｔもまた０、５秒
以下であるので１秒前後の値をとれば充分であシ、デジ
タル信号回路では数十ｋ　ｂ　ｉ　ｔの記憶素子で構成
できる。

以上の実施例ではデジタル形式録音編集形音声応答装置
用を考え、符号化された信号の処理回路として説明した
が、アナログ形式用は符号化回路を除けば容易に構成す
ることが可能である。しかし、アナログ信号をそのまま
１秒前後遅延させる回路は録音と再生ヘッドを遅延時間
分だけ離して設置するテープレコーダ等の高価なものと
なってしまうので、本実施例の出力に復号回路を伺加す
ることでも容易に達成できる。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したとおシ、本発明は録音編集形音声
応答装置に用いる単語や文節を記憶装置に書込むための
、安価で能率のよい音声信号１込み装置を提供できる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
本発明に用いられる音声信号検出回路３の検出様１ｉｔ
ａ説明のだめの音声信号の波形図、Ｍ’、３図は本発明
に用いられるケート回路の開閉により所定の音声フレー
ズが得られることを示した波形図である。 １・・・・・・符号化回路（ＭＵＤ）、２・・・・・・
シフトレジスタ（ＳＲＥＧ）、３・・・・・・追声信号
検出回路（Ｖｌ）ＥＴ）、４・・・・・・ケート回路（
ＧＡ’ｌ’Ｅ）、５・・・・・・制御回路（Ｖｉ）ｎＴ
　）６・・・・・・入力回路（ＩＮ）、７・・・・・・
音声信号記憶回路（ＶＭＪＭ　）。 代理人　弁理士　内　原　晋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 録看編集形刊声応答装置に用いる単語や文節を記憶装置
   に書込む音声信号噛込み装置において、１時間の時間経
   過中における音声信号から音声の開始と終止の判定出力
   を出す音声検出手段と、音声１Ｍ号を９時間遅延して出
   力する遅延手段と、この遅延手段の出力音声信号を開閉
   にょシ通過させるケート手段と、音声信号の前後にそれ
   ぞれ必要な時間αおよびβの無音時間を指定する入力手
   段と、前記音声検出手段からの音声開始判定の時刻から
   Ｇ、＝ＩＪ−、Ｔ−α時間後に前記ゲート手段ヘゲート
   開放信号を送出する制御手段と、前記音声検出手段から
   の音声終止判定の時刻がらＧ・＝Ｄ−”−Ｔ十β時間後
   に前記ゲート手段へゲート閉鎖信号を送出する制御手段
   とを含むことを特徴とする音声信号書込み装置。