JPS60118730A - 塩化ビニル樹脂組成物 - Google Patents
塩化ビニル樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS60118730A JPS60118730A JP22651183A JP22651183A JPS60118730A JP S60118730 A JPS60118730 A JP S60118730A JP 22651183 A JP22651183 A JP 22651183A JP 22651183 A JP22651183 A JP 22651183A JP S60118730 A JPS60118730 A JP S60118730A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- chloride resin
- vinyl chloride
- nickel
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は、塩化ビニル樹脂組成物に関し、さらにｉ゛ｐ
シ＜は難燃性で、且つ低発煙性に優れた塩化ビニル４
ｋ（脂組成物に関する。
シ＜は難燃性で、且つ低発煙性に優れた塩化ビニル４
ｋ（脂組成物に関する。
〈従来技術〉
一般にポリ塩化ビニル樹脂組成物は難燃性に優れている
ために、電線被覆材料をはじめ他方面にわたって汎用さ
れている。しかしながら、このような組成物は、火炎に
接して一旦燃焼すると、他のポリマー組成物に比べて多
量の黒煙を発生するために、火災時の消火活動や避難に
支障をきたすという難点があった。
ために、電線被覆材料をはじめ他方面にわたって汎用さ
れている。しかしながら、このような組成物は、火炎に
接して一旦燃焼すると、他のポリマー組成物に比べて多
量の黒煙を発生するために、火災時の消火活動や避難に
支障をきたすという難点があった。
〈目 的〉
ビニル樹脂組成物を提供し、上述の技術的課題を解決す
ることにある。
ることにある。
〈構 成〉
本件発明者は、上述の目的を達成するために鋭意研究を
重ねた結果、特許請求の範囲に示した塩化ビニル樹脂組
成物を見出し、本発明を完成した。
重ねた結果、特許請求の範囲に示した塩化ビニル樹脂組
成物を見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明の塩化ビニル樹脂組成物は、ポリ塩化ビニ
ル樹脂１００重量部に対し、３０〜１００重量部の水酸
化アルミニウム、２〜３０重量部の二酸化アンチモン、
２〜２０重量部のニッケル化合物及び３０〜１５０重量
部のポリエステル系可塑剤を配合することを特徴として
いる。
ル樹脂１００重量部に対し、３０〜１００重量部の水酸
化アルミニウム、２〜３０重量部の二酸化アンチモン、
２〜２０重量部のニッケル化合物及び３０〜１５０重量
部のポリエステル系可塑剤を配合することを特徴として
いる。
以下、本発明の塩化ビニル樹脂組成物について詳細に説
明する。
明する。
本発明に使用されるポリ塩化ビニル樹脂は、通常の製法
で製造されたものであればよく重合度の如何は問わない
。
で製造されたものであればよく重合度の如何は問わない
。
本発明に使用される水酸化アルミニウムも、通常の製法
で製造されたものであればよ（、粒度の如何は問わない
。この水酸化アルミニウムの配合量は、ポリ塩化ビニル
樹脂’１００！量部に対して３０〜１００重ｈ１部であ
り、より好ましくは４０〜７０重量部である。水酸化ア
ルミニウムの前記配合量が３０重Ｌ１部よりも少なくな
ると、燃焼時の発煙量を低減させることに困先をきたし
、逆に１００重量部をこえると成形加工性及び似械的￥
、′ｉ性、例えば引張強度、引張伸び等の物性か低下す
る。
で製造されたものであればよ（、粒度の如何は問わない
。この水酸化アルミニウムの配合量は、ポリ塩化ビニル
樹脂’１００！量部に対して３０〜１００重ｈ１部であ
り、より好ましくは４０〜７０重量部である。水酸化ア
ルミニウムの前記配合量が３０重Ｌ１部よりも少なくな
ると、燃焼時の発煙量を低減させることに困先をきたし
、逆に１００重量部をこえると成形加工性及び似械的￥
、′ｉ性、例えば引張強度、引張伸び等の物性か低下す
る。
本発明に使用される三酸化アンチモンも通常の製法で製
造されたものであれはよく形態の如何を問わない。三酸
化アンチモンの配合ル、は、ポリ塩化ビニルｊｌｒｉ
Ｉｌｉ １００重量ＱＢに対して２〜３０重量部であり
、より好ましくは５〜２０重量部である。この三酸化ア
ンチモンの前記配合量が２重月部よりも少なくなると黄
：、燃効果が得られず、逆に３０重量部をこえると添加
量の増加に伴う難燃効果の向上が認められず好ましくな
い。
造されたものであれはよく形態の如何を問わない。三酸
化アンチモンの配合ル、は、ポリ塩化ビニルｊｌｒｉ
Ｉｌｉ １００重量ＱＢに対して２〜３０重量部であり
、より好ましくは５〜２０重量部である。この三酸化ア
ンチモンの前記配合量が２重月部よりも少なくなると黄
：、燃効果が得られず、逆に３０重量部をこえると添加
量の増加に伴う難燃効果の向上が認められず好ましくな
い。
本発明に使用されるニッケル化合物としては、硫酸ニッ
ケル、酸化ニッケル、炭酸ニッケル、ピロ燐酸ニッケル
等があり、メーカを問わず市販品をそのまま使用すれば
よい。このニッケル化合物の使用量は、ポリ塩化ビニル
樹脂１０’ｏ重量部に対して２〜２０重量部であり、よ
り好ましくは５〜１５重量部である。このニッケル化合
物の前記使用量が、２重に部よりも少なくなると、燃焼
時の発煙量を低減させる効果が得られず、逆に２０重量
部をこえると添加量増大に伴う発煙抑制効果の向上が認
められず、好ましくない。
ケル、酸化ニッケル、炭酸ニッケル、ピロ燐酸ニッケル
等があり、メーカを問わず市販品をそのまま使用すれば
よい。このニッケル化合物の使用量は、ポリ塩化ビニル
樹脂１０’ｏ重量部に対して２〜２０重量部であり、よ
り好ましくは５〜１５重量部である。このニッケル化合
物の前記使用量が、２重に部よりも少なくなると、燃焼
時の発煙量を低減させる効果が得られず、逆に２０重量
部をこえると添加量増大に伴う発煙抑制効果の向上が認
められず、好ましくない。
本発明に使用されるポリエステル系可塑剤としては、セ
パチン酸ポリエステル、アジピン酸ポリエステル、フタ
ル酸ポリエステル等があり、メーカーを問わず市販品を
そのまま使用ずれはよい。
パチン酸ポリエステル、アジピン酸ポリエステル、フタ
ル酸ポリエステル等があり、メーカーを問わず市販品を
そのまま使用ずれはよい。
ポリエステル系可塑剤の配合量は、ポリ塩化ビニル樹脂
１００重量部に対して３０〜１５０重量部、より好まし
くは５０〜８０重量部である。ポリエステル系可塑剤の
前記配合量が３０重尺部よりも少なくなると、組成物の
可塑性か不足し混練や押出時の成形加工性に劣ると共に
、成形物の引張伸び及び脆化温度か著しく低下し、可撓
性に劣る。逆にポリエステル系η」塑剤の配合量が１５
０重量部をこえると組成物か用′払化し過ぎ混練や押出
時の成形加工１−１．に劣ると共に、成形物の引張強さ
及び加熱変形性かＱ′、シ＜低下し、１成績的強度に劣
る。
１００重量部に対して３０〜１５０重量部、より好まし
くは５０〜８０重量部である。ポリエステル系可塑剤の
前記配合量が３０重尺部よりも少なくなると、組成物の
可塑性か不足し混練や押出時の成形加工性に劣ると共に
、成形物の引張伸び及び脆化温度か著しく低下し、可撓
性に劣る。逆にポリエステル系η」塑剤の配合量が１５
０重量部をこえると組成物か用′払化し過ぎ混練や押出
時の成形加工１−１．に劣ると共に、成形物の引張強さ
及び加熱変形性かＱ′、シ＜低下し、１成績的強度に劣
る。
ホＩＪ Ｊｊ；、ｉ化ビニルｈＥｉ Ｉｉ！ｉの可塑剤
として通常ジオクヂルフタレート、ノイソデシルフタレ
ート等の７タル酸エステルやタレジルジフェニルホスへ
−１・、トリクレノルホスペード等のリン酸エステルあ
るいは、ンオクチルアシペート、ジオクチルセバケｂ
Ｌ：Ｉｊのｌ１ｔｊ’ ｌ１ｊ）酸エステルさらには塩
素化パラフィン等か汎用されているか、燃焼時の発煙量
を低減さゼるためには、これらの通常の可塑剤は好まし
くない。
として通常ジオクヂルフタレート、ノイソデシルフタレ
ート等の７タル酸エステルやタレジルジフェニルホスへ
−１・、トリクレノルホスペード等のリン酸エステルあ
るいは、ンオクチルアシペート、ジオクチルセバケｂ
Ｌ：Ｉｊのｌ１ｔｊ’ ｌ１ｊ）酸エステルさらには塩
素化パラフィン等か汎用されているか、燃焼時の発煙量
を低減さゼるためには、これらの通常の可塑剤は好まし
くない。
本発明の塩化ビニル４Ｍ、’ ＩＩＥ組成物は、必要に
応じて前記以外に安定剤、滑剤、無４−充填剤、着色剤
、ψｉ［燃剤を添加してもよい。
応じて前記以外に安定剤、滑剤、無４−充填剤、着色剤
、ψｉ［燃剤を添加してもよい。
〈効 果〉
このように本発明の塩化ビニル軸・ｊ脂組成物は、火炎
に接した場合に優れた難燃性を発揮するとともに、燃焼
時の発煙量が極めて少ないので、従来のように火災時の
消火活動や遊離に支障をきたすことがな（、電線・ケー
ブルの被覆材料をはじめホース、シート等として好適に
使用するごとができる。
に接した場合に優れた難燃性を発揮するとともに、燃焼
時の発煙量が極めて少ないので、従来のように火災時の
消火活動や遊離に支障をきたすことがな（、電線・ケー
ブルの被覆材料をはじめホース、シート等として好適に
使用するごとができる。
〈実施例〉
以下、実施例及び比較例によって本発明を更に詳細に説
明するが、これらの実施例は如何なる意味でも本発明を
限定するものではない。
明するが、これらの実施例は如何なる意味でも本発明を
限定するものではない。
〈実施例１〜１１、比較例１〜１６〉
表１〜３に示す実施例１〜１１及び比較例１〜１６の組
成物を６インチオープンロールにて１７０°０１０分間
、前ロールｌｌｒｐｍ、後ロール１３．５ｒｐｍの回転
数でロール練りした後、１７０°Ｃ、１８０Ｋｑ／ｃｎ
ｊで酸素指数り、０． Ｉ測定用の試験片としたのち、
」二記小光透過率圀）をめた。得られた結果を表１〜３
に示す。
成物を６インチオープンロールにて１７０°０１０分間
、前ロールｌｌｒｐｍ、後ロール１３．５ｒｐｍの回転
数でロール練りした後、１７０°Ｃ、１８０Ｋｑ／ｃｎ
ｊで酸素指数り、０． Ｉ測定用の試験片としたのち、
」二記小光透過率圀）をめた。得られた結果を表１〜３
に示す。
表１の各実施例の結果から本発明の塩化ビニル樹ｌ１ｒ
Ｕ組成物は、ゐＬ燃性に優れていると共に、低発煙性で
あり、しかも成形加工性も良好であることがわかる。
Ｕ組成物は、ゐＬ燃性に優れていると共に、低発煙性で
あり、しかも成形加工性も良好であることがわかる。
表２及び表３の各比較例の結果からは、本発明に配合さ
れるポリエステル系可塑剤や水酸化アルミニウム等の配
合薬品の封が、本発明に規定する範囲外の場合あるいは
、それらの配合薬品を欠いた場合の組成物においては、
優れた難燃性、低発煙性あるいは、良好な成形加工性が
得られないことがわかる。
れるポリエステル系可塑剤や水酸化アルミニウム等の配
合薬品の封が、本発明に規定する範囲外の場合あるいは
、それらの配合薬品を欠いた場合の組成物においては、
優れた難燃性、低発煙性あるいは、良好な成形加工性が
得られないことがわかる。
以上示したように、難燃性で、且つ低発煙性に優れた本
発明の塩化ビニル４ｉ！（脂組成物は、ポリ塩化ビニル
樹脂に水酸化アルミニウム、三酸化アンチモン、ニッケ
ル化合物及びポリエステル系可塑剤を、本発明に規定す
る割合で配合することによって、はじめて得ることが可
能であって表２、表３に示したような比較例の組成物で
は到底得られるものではない。
発明の塩化ビニル４ｉ！（脂組成物は、ポリ塩化ビニル
樹脂に水酸化アルミニウム、三酸化アンチモン、ニッケ
ル化合物及びポリエステル系可塑剤を、本発明に規定す
る割合で配合することによって、はじめて得ることが可
能であって表２、表３に示したような比較例の組成物で
は到底得られるものではない。
Claims (1)
- （１） ポリ塩化ビニル樹脂１００重量部に対して３０
〜１００重量部の水酸化アルミニウム、２〜３０重量部
の三酸化アンチモン、２〜２０重量部のニッケル化合物
及び３０〜１５０重量部のポリエステル系可塑剤を配合
して成る塩化ビニル樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22651183A JPS60118730A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 塩化ビニル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22651183A JPS60118730A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 塩化ビニル樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60118730A true JPS60118730A (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=16846266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22651183A Pending JPS60118730A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 塩化ビニル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60118730A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62285940A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-11 | Nippon Carbide Ind Co Ltd | 軟質難燃樹脂組成物 |
| EP0731542A1 (fr) * | 1995-03-09 | 1996-09-11 | Isobusbar S.L. | Procédure de fabrication de canalisations électriques et canalisation obtenue par cette procédure |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5734299A (en) * | 1980-08-06 | 1982-02-24 | Hitachi Ltd | Device for smoothing digital/synchro conversion signal |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP22651183A patent/JPS60118730A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5734299A (en) * | 1980-08-06 | 1982-02-24 | Hitachi Ltd | Device for smoothing digital/synchro conversion signal |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62285940A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-11 | Nippon Carbide Ind Co Ltd | 軟質難燃樹脂組成物 |
| EP0731542A1 (fr) * | 1995-03-09 | 1996-09-11 | Isobusbar S.L. | Procédure de fabrication de canalisations électriques et canalisation obtenue par cette procédure |
| ES2108628A1 (es) * | 1995-03-09 | 1997-12-16 | Isobusbar S L | Procedimiento de fabricacion de canalizaciones electricas y canalizacion obtenida por dicho procedimiento. |
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