JPS60118589A - 吊上げ搬送装置におけるビ−ムの傾斜検出装置 - Google Patents

吊上げ搬送装置におけるビ−ムの傾斜検出装置

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JPS60118589A
JPS60118589A JP22452783A JP22452783A JPS60118589A JP S60118589 A JPS60118589 A JP S60118589A JP 22452783 A JP22452783 A JP 22452783A JP 22452783 A JP22452783 A JP 22452783A JP S60118589 A JPS60118589 A JP S60118589A
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JP
Japan
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trolley
fixed
cam
stopper
support frame
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JP22452783A
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JPS6221720B2 (ja
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中手川 宣
坂本 一旗
明宏 野村
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Furukawa Electric Co Ltd
Kito KK
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Kito KK
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Publication date
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ケーブルドラムあるいはその他の被運搬物
を吊上げて搬送するための吊上げ搬送装置におけるビー
ムの傾斜検出装置に関するものである。
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
図面はこの発明の一実施例を示すものであって、前後方
向(第2図の上下方向)に延長する一対の水平な桁19
が同一レベルにおいて左右方向に間隔をおいて配置され
て建築物の梁等に固定され、各桁19の上部にはその長
手方向に延長する前後走行用レール20が固定され、左
右方向に延長する走行フレームからなる支持フレーム4
の両端部に端部支持部材21の下端部が固定され、その
端部支持部拐21の上部の前後両側には、前記レール2
0の上面に載置される走行用車輪22とそのレール20
の左右両側面に対向する走行ガイドローラ23とが取付
けられている。
各桁19の側面の下部に対向する位置に前後方向に延長
する水平なラック24が配置され、そのラック24の上
部には、多数のラック支持部材25の下部がラック長手
方向に間隔をおいて配置されてボルト26により固定さ
れ、かつラック支持部材25の上部に縦螺杆27の下端
部が固定され、その縦螺杆27は桁19の側面に固定さ
れた保持部材28の横部分に挿通され、さらに縦螺杆2
7には前記横部分の上部および上部においてラック高さ
調節用ナット29および固定用ナット30が螺合され、
またラック支持部材25の中間部の縦長孔に挿通された
ラック固定用ボルト31は前記保持部材28に螺合され
、ラック固定用ボルト31が緩められた状態で、高さ調
節用ナット29によりラック24のレベルが調節された
のち、固定用ナット30およびラック固定用ボルト31
が緊締されて、ラック24が桁19に対し固定される。
なお前記固定用ナット30を省略してもよい。
前記支持フレーム4の上部に左右方向に延長する走行用
駆動軸32が回転自在に取付けられ、その走行用駆動軸
32は支持フレーム4に固定された減速機付き電動機か
らなる走行用駆動装置33により回転されるように構成
され、かつ走行用駆動軸32の両端部に固定されたピニ
オン34は前記ラック24に噛み合わされ、さらに支持
フレーム4の左右両側には、左右方向に延長する固定用
シリンダ35が取付けられ、そのシリンダ35により左
右方向に移動される固定用挿込部材36は支持フレーム
4に固定された支承筒37に摺動自在に嵌挿され、また
前記桁19の下部には嵌合孔38を有する複数の固定用
受部材39が桁長手方向に間隔をおいて固定され、支持
フレーム4を所定位置まで走行させたのち、固定用シリ
ンダ35を伸長して固定用挿込部材36を固定用受部材
39の嵌合孔38に嵌入すると、支持フレーム4がその
位置に固定される。
支持フレーム4の下部において左右方向に延長する水平
な複数本の横行用ビーム1が前後方向に間隔をおいて配
置され、各横行用ビーム1の長手方向の両側部分は、そ
れぞれ支持フレーム4に固定された減速機付き電動チェ
ーンブロックからなる昇降駆動装置6、7により吊下支
持され、かつ各横行用ビーム1の長手方向の両側部分に
は、支持フレーム4に貫通された垂直なガイドポスト2
、3の下端部が前後方向に延長する横軸40により連結
され、さらに支持フレーム4の上部および下部には各ガ
イドポスト2、3の前後両側面および左右両側面に対向
する昇降用ガイドローラ5が取付けられている。
各ガイドポスト2、3に垂直なラック8、9が固定され
、そのラック8、9に噛み合うピニオン11、16は前
後方向に延長する検出軸41、42の一端部に固定され
、左右の検出軸41、42の他端部間において左右方向
に延長する伝動軸43、44が同一直線上に配置され、
前記検出軸41、42および伝動軸43、44は支持フ
レーム4に固定された軸受45により支承され、かつ各
伝動軸43、44の一端部と検出軸41、42の他端部
とは傘歯車機構またはウオーム減速機構からなる方向変
換伝動機構46を介して接続され、一方の伝動軸43の
他端部には環状波形カム面15を有する定位置カム10
が固定され、さらに他方の伝動軸44の他端部には、環
状波形カム面13を有する可動カム12が相対回動不能
にかつ軸方向移動可能に嵌合され、その可動カム12は
、これと伝動軸44に係止されたばね受部材47との間
に介在されたつる巻きばねからなる押圧ばね14により
定位置カム10に押付けられている。
操作レバー48の中間部が支持フレーム4に対し縦軸4
9にまり回動自在に取付けられ、かつ操作レバー48の
一端部には、可動カム12におけるカム回転中心線に直
角な操作面50に当接されるローラ51が取付けられ、
さらに操作レバー48には、ローラ51を操作面50に
押付けるように働く操作レバー回動用ばね52が係合さ
れている。
操作レバー48の他端部にはスイッチ操作用螺杆53が
螺合され、その螺杆53には固定用ナット54が螺合さ
れ、前記操作レバー48とこれに取付けられたローラ5
1および螺杆53とによりスイッチ操作部材17が構成
され、かつそのスイッチ操作部材17における螺杆53
により操作される傾斜検出用スイッチ18は支持フレー
ム4に対し固定され、前記伝動軸43、44により回転
される定位置カム10および可動カム12と、スイッチ
操作部材17と傾斜検出用スイッチ18とにより傾斜検
出機構55Cが構成されている。
横行用ビーム1が昇降移動されると、左右のガイドポス
ト2、3に固定されているラック8、9によりピニオン
11、16と検出軸41、42とを介して伝動軸43、
44が回動され、横行用ビーム1の左右両側の昇降速度
が同じであるときは、各伝動軸43、44および定位置
カム10、可動カム12が同一速度で回転するので、ス
イッチ操作部材17は第12図に示すスイッチ非操作位
置に置かれた状態を保っている。
また横行用ビーム1の左右両側の昇降速度に差が生じた
場合は、各伝動軸43、44に回転速度の差が生じるの
で、定位置カム10に対し可動カム12が相対的に回転
し、そのため可動カム12が伝動軸44上を押圧ばね1
4の力に抗して移動し、その可動カム12によりスイッ
チ操作部材17が第13図に示すスイッチ操作位置に回
動され、そのスイッチ操作部材17により傾斜検出用ス
イッチ18が操作される。
傾斜検出用スイッチ18が操作されると、そのスイッチ
18の信号により、警報灯、警報ブザー等の警報装置を
作動させると共に、左右の昇降用駆動装置6、7の運転
を停止させる。
次に昇降が遅れている方の昇降用駆動装置のみを、前記
警報装置の作動が停止するまで運転して、横行用ビーム
1の傾斜を修正する。横行用ビーム1の傾斜修正が終了
したのち、再び左右両側の昇降用駆動装置6、7を同期
運転する。
横行用ビーム1の前後両側に、左右方向に延長すると共
に下部が開放されている内向きフランジ付き溝形のガイ
ドレール55が配置され、そのガイドレールは横行用ビ
ーム1に固着されているブラケット56に固定され、か
つ横行用ビーム1の一端部に、減速機付き電動機からな
る横行用駆動装置57が固定されると共に、その横行用
駆動装置57により歯車伝動機構を介して駆動される駆
動輪58が縦軸により回転自在に取付けられ、さらに横
行用ビーム1の他端部には、従動輪59を縦軸により回
転自在に取付けた従動輪支持部材60が配置され、その
従動輪支持部材60の上部および下部は左右方向に延長
するガイド軸61に摺動自在に嵌合されている。
前記駆動輪58と従動輪59とにわたって無端ロープか
らなる可撓性無端条件62が巻掛けられ、かつ横行用ビ
ーム1の両端部の前後両側には無端条件62に係合する
押えローラ63が取付けられ、さらに前記従動輪支持部
材60と横行用ビーム1に固定されたばね受部材との間
には無端条体緊張兼緩衝用ばね64が介在されている。
横行用ビーム1の左側および右側に、それぞれビーム端
部側トロリ65とビーム中央側トロリ67とそれらのト
ロリの中間に位置する中間トロリ66とが配置され、各
トロリ65、66、67は、横行用ビーム1における下
部フランジ68の両側の上面に載置される車輪69と、
その下部フランジ68の両側面に対向するガイドローラ
70と、その下部フランジ68の下面に対向する支承ロ
ーラ71とを有し、かつ前記無端条体62の直線部分は
前記ガイドレール55の下部に配置され、さらにその直
線部分には、端部側トロリ65に対応する端部側押圧部
材72と、中間トロリ66に対応する中間押圧部材73
と中央側トロリ67に対応する中央側押圧部材74とが
、等間隔で配置されて固定され、各押圧部材72、73
、74の上部にはガイドレール55の内向きフランジに
載置される走行ローラ75が取付けられている。
端部側トロリ65の上部に一対の端部係合部材76が左
右方向に間隔をおいて固定され、各端部係合部材76の
間に端部側押圧部材72が嵌入され、かつ中間トロリ6
6の上部には、無端条体62を挿通する条体挿通孔77
を有すると共に中間押圧部材73を通過させない中央係
合部材78が固定され、中間係合部材78は中央押圧部
材73よりも端部トロリ側に配置され、さらに中央側ト
ロリ67の上部には、無端条体62を貫通させると共に
中間押圧部材73を自由に通過させる通過孔79を有し
かつ中央側押圧部材74を通過させない中央側係合部材
80が固定され、また中央側係合部材80は中央側押圧
部材74よりも中間トロリ側に配置されている。
中央側トロリ67の左右両側にストッパアーム81、8
2が固定されると共に、中間トロリ66の左右両側にス
トッパアーム83、84が固定され、かつ端部側トロリ
65の中間トロリ側にストッパアーム85が固定され、
さらに横行用ビーム1の中央下部には、中央側トロリ6
7におけるビーム中央側のストッパアーム81を係合さ
せるべき中央ストッパ86が固定されている。
横行用ビーム1の下面に、ビーム端部に位置する端部ス
トッパ87と、ビーム中央点の近くに位置する中央側ス
トッパ89と、前記各ストッパ87、89の中央に位置
する中間ストッパ88とが固定され、横行用ビーム1の
中央部と中央側ストッパ89との距離は中央側ストッパ
89と中間ストッパ88との距離の1/2に設定され、
かつ中央側ストッパ89の突出量よりも中間ストッパ8
8の突出量が大きく設定され、さらに中間ストッパ88
の突出量よりも端部ストッパ87の突出量が大きく設定
されている。
端部側トロリ65の下部に前記端部ストッパ87に係合
されるべき端部側トロリストッパ90が固定され、中間
トロリ66の下部には、前記中間ストッパ88に係合さ
れるべき中間トロリストッパ91が固定され、かつ中央
側トロリ67の下部には前記中央側ストッパ89に係合
されるべき中央側トロリストッパ92が固定され、端部
側トロリストッパ90の突出量よりも中間トロリストッ
パ91の突出量が大きく設定され、さらに中間トロリス
トッパ91の突出量よりも中央側トロリストッパ92の
突出量が大きく設定され、端部側トロリストッパ90は
中間ストッパ88を通過することができ、また中間トロ
リストッパ91は中央側ストッパ89に突き当たること
なくそのストッパの下部を通過することができる。
第8図および第9図は各トロリ65、66、67が横行
用ビーム1の中央側に集合されている状態を示すもので
あって、横行用ビーム1の左右両側にある中央側トロリ
67に固定されたストッパアーム81が横行用ビーム1
の中央下面に固定された中央ストッパ86に係合され、
かつ各トロリ65、66、67のストッパアーム、82
、83および84、85が相互に係合されている。
第8図および第9図に示すトロリ集合状態から各トロリ
65、66、67を所定位置に分散させる場合は、横行
用駆動装置57により無端条体62を矢印A方向に循環
駆動する。このようにすると、無端条体62に固定され
ている端部押圧部材72、中間押圧部材73、中央側押
圧部材74および前記端部押圧部材72に係合された端
部側トロリ65が横行用ビーム1の端部側に向かって移
動されていく。次いで中間押圧部材73が中央側押圧部
材80を通過して中間係合部材78に係合すると、その
中間押圧部材73により中間係合部材78を介して中間
トロリ66も横行用ビーム1の端部側に向かって移動さ
れていく。続いて中央側押圧部材74が中央側係合部材
80に係合すると、その中央側押圧部材74により中央
側係合部材80を介して中央側トロリ67も横行用ビー
ム1の端部側に向かって移動されていく。
各トロリ65、66、67が横行用ビーム1の端部側に
向かって所定位置まで移動されると、端部側トロリスト
ッパ90が端部ストッパ87に係合すると共に、中間ト
ロリストッパ91が中間ストッパ88に係合し、かつ中
央側トロリストッパ92が中央側ストッパ89に係合し
、第1図および第7図に示すようにトロリ分散状態にな
る。
第1図および第7図に示すトロリ分散状態から再び各ト
ロリ65、66、67を集合させる場合は、横行用駆動
装置57により無端条体62を逆方向(矢印B方向)に
循環駆動する。このようにすると、無端条体62に固定
されている端部押圧部材72により端部係合部材76を
介して端部側トロリ65が横行用ビーム1の中央側に向
かって移動されて行き、端部側トロリ65のストッパア
ーム85が中間トロリ66のストッパアーム84に突き
当たると、端部側トロリ65により中間トロリ66が横
行用ビーム1の中央側に向かって移動されていく。
中間トロリ66のストッパアーム83が中央側トロリ6
7のストッパアーム82に突き当たると、中間トロリ6
6により中央側トロリ67が横行用ビーム1の中央側に
向かって移動されて行く、中央側トロリ67のストッパ
アーム81が中央ストッパ86に突き当たると、各トロ
リ65、66、67の移動が停止し、第8図および第9
図に示すトロリ集合状態となる。
前記各トロリ65、66、67の下部に、前後方向に延
長する断面側方開口溝形の一対の水平なクランプ用レー
ル93が、左右方向に間隔をおいて配置され、各レール
93はトロリに固定され、かつそのレール93の長手方
向の両側には、下端に吊上用係合突起94を備えている
クランプ部材95、96が配置され、各クランプ部用9
5、96の上部の左右両側に取付けられた複数のローラ
97は前記レール93の溝内に嵌入され、さらに長手方
向の一側部に左雄ねじ部98を有すると共に長手方向の
他側部に右雄ねじ部99を有する両ねじ螺杆100は、
各レール93の間において前後方向に延長するように配
置され、一方のクランプ部材95の上部中央に固定され
た左雄ねじ部材101に前記左雄ねじ部98が螺合され
ると共に、他方のクランプ部材96の上部中央に固定さ
れた右雄ねじ部材102に前記右雄ねじ部99が螺合さ
れている。
前記両ねじ螺杆100の両端の無ねじ軸部はレ−ル93
に固定された軸受103により支承され、レール93の
上部に固定された減速機付き電動機からなるクランプ開
閉用駆動装置104により、前記両ねじ螺杆100が正
回転および逆回転されるように構成され、前記クランプ
開閉用駆動装置104とこれにより両ねじ螺杆100を
介して相互に接近および離反移動されるクランプ部材9
5、96とによりクランプ装置105が構成されている
各クランプ部材95、96とレール93の中央下部に固
定されたばね支持部材106とは、クランプ部材をレー
ル中央側に引張るように働く引寄用ばね107を介して
連結され、かつクランプ部材96にはスイッチ操作部1
08を有する垂直な検出杆109が昇降自在に取付けら
れ、その検出杆109の下端部には、水平な検出アーム
110の基端部が固定され、その検出アーム110は前
記吊上用係合突起94の上部に配置され、さらに各吊上
用係合突起94および検出アーム110はそれぞれクラ
ンプ装置の中央側に向かって突出している。
前記クランプ部材96に、前記スイッチ操作部108に
より操作されるリミットスイッチ111が固定され、各
クランプ部材95、96の間隔を広げた状態で、前記昇
降用駆動装置6、7により横行用ビーム1およびトロリ
等を介してクランプ装置を下降させて行き、前記検出ア
ーム110がケーブルドラム等の被運搬物112の上縁
に突き当たったのち、その下降移動をさらに継続すると
、検出アーム110および検出杆109が停止した状態
でクランプ部材95、96が下降して行き、吊上用係合
突起94が被運搬物112におけるフランジ113の周
縁突条114よりも若干下方に達したとき、スイッチ操
作部108によりリミットスイッチ111が操作され、
そのリミットスイッチ111の信号により、前記昇降用
駆動装置6、7の運転が停止されると共にクランプ開閉
用駆動装置104がフランジ作動方向に運転され、第2
0図に示すように各クランプ部材95、96により被運
搬物112における両側のクランプ113の上部が把持
される。
各クランプ部材95、96の下端に被運搬物における被
把持部付近に接触されるクランプ完了検出用スイッチ(
図示を省略した)が取付けられ、各スイッチが作動した
とき、それらのスイッチの信号によりクランプ開閉用駆
動装置104のクランプ作動方向運転が自動的に停止さ
れるように構成されている。
前述のようにクランプ装置により被運搬物112が把持
されたのち、昇降用駆動装置6、7の運転により横行用
ビーム1、トロリおよびクランプ装置を介して被運搬物
112が吊上げられ、次いで走行用駆動装置33または
横行用駆動装置57あるいはそれら双方の運転により、
被運搬物112が目的場所の上部まで運搬され、次に昇
降用駆動装置6、7の運転により被運搬物が所定位置に
降ろされたのちクランプ装置が解放される。
前記実施例の場合は、支持フレーム4の下部に複数(2
本)の横行用ビーム1を設け、一方の横行用ビームを大
容量の昇降用駆動装置により昇降するように構成すると
共に、他方の横行用ビームを小容量の昇降用駆動装置に
より昇降するように構成しているが、双方の横行用ビー
ム1を同一容量の昇降用駆動装置により昇降するように
構成してもよく、また支持フレーム4の下部に設ける横
行用ビーム1の数を増減変更してもよい。
この発明を実施する場合、左右両側の桁19の前端部お
よび後端部を左右方向に延長する連結ビームにより連結
し、かつ各桁19の両端部に取付けた車輪を左右方向に
延長するビームに固定された横行用レールに載置し、各
桁19を駆動装置により横行移動させるように構成して
もよい。
前記無端条体62としてはチェーンを使用してもよく、
また横行用ビーム1の長手方向の片側に設けるトロリの
数を2台または4台にしてもよい。
さらにまた、トロリにクランプ装置105を取付けない
で、荷物吊下支持用フックまたは手動チェーンブロック
を取付けてもよい。
前記定位置カム10を取付けた伝動軸43の端部および
可動カム12を取付けた伝動軸44の端部に、それぞれ
同歯数のピニオンを固定し、それらのピニオンをガイド
ポスト2、3に固定されたラックに噛み合わせて、前記
検出軸41、42および方向変換伝動機構46を省略し
てもよい。またビーム1にトロリを装着しないで荷物吊
下支持用吊り具の上端部を連結してもよい。さらにまた
、支持フレーム4を桁19に走行自在に架設しないで建
築物の梁に架設固定してもよい。
この発明によれば、荷物支持部を備えているビーム1の
長手方向の両側に、支持フレーム4に取付けられた昇降
用ガイドローラ5によりガイドされるガイドポスト2、
3の下部が連結され、前記ビーム1の長手方向の両側部
分はそれぞれ支持フレーム4に取付けられた昇降駆動装
置6、7により支持され、前記各ガイドポスト2、3に
垂直なラック8、9が固定され、定位置で回転する定位
置カム10と一方のラック8に噛み合うピニオン11と
は連動回転するように構成され、定位置カム10に回か
って進退移動し得る可動カム12の環状カム面13は、
押圧ばね14により定位置カム10の環状カム面15に
押付けられ、可動カム12と他方のラック9に噛み合う
ピニオン16とは連動回転するように構成され、可動カ
ム12の移動により回動されるスイッチ操作部材17の
端部が傾斜検出用スイッチ18に対向しているので、前
記ビーム1の長手方向の両側の昇降速度に差が生じてビ
ーム1に傾斜が生じた場合は、定位置カム10に対し可
動カム12が相対的に回転し、そのため可動カム12が
押圧ばね14の力に抗して定位置カム10から離反する
方向に移動するので、可動カム12の移動によりスイッ
チ操作部材17を回動させると共に、そのスイッチ操作
部材17により傾斜検出用スイッチ18を確実に操作す
ることができ、特にこの発明の場合は、ビーム1の長手
方向の両側に取付けられたガイドポスト2、3の昇降移
動により、ラック8、9とピニオン11、16とを介し
て、定位置カム10および可動カム12を回転させ、そ
れらのカム10、12の回転速度の差を利用して可動カ
ム12を移動させて、スイッチ操作部材17を回動する
ように構成したので、ビーム1の傾斜を機械的な手段に
より確実に検出することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すものであって、第1図
は吊上げ搬送装置の正面図、第2図はその平面図、第3
図は第1図の一部を拡大して示す正面図、第4図はラッ
ク取付部および走行フレーム係止装置を拡大して示す一
部縦断正面図、第5図はトロリ横行装置を示す一部切欠
正面図、第6図は横行用ビームおよび無端条体循環駆動
装置を示す一部切欠平面図、第7図はトロリ分散状態を
示す一部切欠正面図、第8図はトロリ集合状態を示す一
部切欠正面図、第9図は第8図の一部を拡大して示す正
面図、第10図は横行用ビーム傾斜検出装置を示す平面
図、第11図はその傾斜検出装置におけるカム部分を示
す正面図、第12図は傾斜を検出していないときの傾斜
検出機構の状態を示す一部横断平面図、第13図は傾斜
を検出したときの傾斜検出機構の状態を示す平面図、第
14図は端部側トロリと端部側押圧部材とガイドレール
との関係を示す側面図、第15図はその正面図、第16
図は中間トロリと中間押圧部材とガイドレールとの関係
を示す側面図、第17図はその正面図、第18図は中央
側トロリと中央側押圧部材とガイドレールとの関係を示
す側面図、第19図はその正面図、第20図は横行用ビ
ームに装着されたクランプ装置付きトロリを示す側面図
、第21図は第20図の一部を拡大して示す側面図、第
22図はクランプ部材の開閉機構を示す横断平面図であ
る。 図において、1はビーム、2および3はガイドポスト、
4は支持フレーム、5は昇降用ガイドローラ、6および
7は昇降用駆動装置、8および9はラック、10は定位
置カム、11はピニオン、12は可動カム、13は環状
カム面、14は押圧ばね、15は環状カム面、16はピ
ニオン、17はスイッチ操作部材、18は傾斜検出用ス
イッチ、19は桁、20は前後走行用レール、22は走
行用車輪、33は走行用駆動装置、35は固定用シリン
ダ、36は固定用挿込部材、39は固定用受部材、41
および42は検出軸、43および44は伝道軸、48は
操作レバー、50は操作面、51はローラ、52は操作
レバー回動用ばね、53は螺杆、57は横行用駆動装置
、58は駆動輪、59は従動輪、62は無端条体、65
はトロリ、66は中間トロリ、67はビーム中央側トロ
リ、72は端部側押圧部材、73は中間押圧部材、74
は中央側押圧部材、76は端部係合部材、78は中間係
合部材、80は中央側係合部材である。 代理人 阿 部 稔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 荷物支持部を備えているビーム1の長手方向の両側に、
    ガイドポスト2、3の下部が連結され、そのビーム1の
    上部に配置された支持フレーム4には、ガイドポスト2
    、3の周囲に対向する昇降用ガイドローラ5が取付けら
    れ、ビーム1の長手方向の両側部分はそれぞれ支持フレ
    ーム4に取付けられた昇降用駆動装置6、7により支持
    され、前記各ガイドポスト2、3に垂直なラック8、9
    が固定され、定位置で回転する定位置カム10と一方の
    ラック8に噛み合うピニオン11とは連動回転するよう
    に構成され、定位置カム10に向かって進退移動し得る
    可動カム12の環状カム面13は、押圧ばね14により
    定位置カム10の環状カム面15に押付けられ、可動カ
    ム12と他方のラック9に噛み合うピニオン16とは連
    動回転するように構成され、可動カム12の移動により
    回動されるスイッチ操作部材17の端部が傾斜検出用ス
    イッチ18に対向していることを特徴とする吊上げ搬送
    装置におけるビームの傾斜検出装置。
JP22452783A 1983-11-30 1983-11-30 吊上げ搬送装置におけるビ−ムの傾斜検出装置 Granted JPS60118589A (ja)

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JPS6221720B2 JPS6221720B2 (ja) 1987-05-14

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128756U (ja) * 1974-08-23 1976-03-02
JPS5332940A (en) * 1976-09-09 1978-03-28 Agency Of Ind Science & Technol Cooling and heating system in use of solar heat
JPS53147359A (en) * 1977-05-25 1978-12-22 Shin Meiwa Ind Co Ltd Hanging-up transportation device of body

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