JPS60116674A - 5−アミノイソオキサゾ−ルの製法 - Google Patents

5−アミノイソオキサゾ−ルの製法

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JPS60116674A
JPS60116674A JP22333583A JP22333583A JPS60116674A JP S60116674 A JPS60116674 A JP S60116674A JP 22333583 A JP22333583 A JP 22333583A JP 22333583 A JP22333583 A JP 22333583A JP S60116674 A JPS60116674 A JP S60116674A
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JP
Japan
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aminoisoxazole
hydroxylamine
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alkoxyacrylonitrile
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Shinichiro Uchiumi
内海 晋一郎
Hideki Asada
浅田 秀記
Yoshimi Fujiwara
藤原 義己
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、5−アミノイソオキサゾールの新規々製法に
関するものである。さらに詳しくは、ろ−アルコキシア
クリロニトリルとヒドロキシルアミン 新規々製法に関するものである。
5−アミノイソオキサゾールは,例えば医薬。
農薬などの原1として有用な化合物であり,以前からそ
の製法について種々提案がなされている。
例えば特公昭44−16898号公報に+d,βーアミ
ノプロピオニトリルと過酸化水素を反応させる,5−ア
ミノイソオキサゾールの製法につき但皆ー1.′躬イ鬼
八六−との1耕は,目的物の収率が嵩高40チ程度と極
めて低いばかりか,タングステン酸ナトリウムなどの重
金属系触媒が使用されるため.反応後目的物と触媒との
分離操作を必要とし,また廃水中に重金属が含まれる恐
れもある。
々と工業的に多くの問題点を有している。
また米国特許第3.7 0 9,9 2 2号明細書に
は。
β−ジメチルアミノアクリロニトリルとヒドロキシルア
ミン塩酸塩を,ジメチルホルムアミド中で反応させる5
−アミノイソオキサゾールの製法につき提案がなきれて
いる。この方法は,原料のβ−ジメチルアミンアクリロ
ニトリルが極めて高価であるという欠点を有している。
本発明者らは,5−アミノイソオキサゾールの工業的有
利な製法を開発することを目的とし,鋭意研究を行った
。その結果,安価に容易に入手できるb−アルコキシア
クリロニトリルとヒドロキシルアミンを反応させれば,
伺ら触媒を用いることなく高収率にて5−アミノイソオ
キサゾールを合成できることを見い出し.本発明を完成
するに到った。
本発明の原料である5−アルコキシアクリロニトリルは
、一般式ROCH= CHCNで示すことができる。該
式において、Rはメチル、エチル、n−プロピル、i−
プロピル、n−ブチル、1−ブチル。
5ec−ブチル、 tert−ブチル、n−ペンチル、
n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチルなどの如き
炭素数1〜Bを有するアルキル基を挙げることができる
。これらのアルキル基には1反応を阻害しない置換基1
例えばアルコキシ基、ノ・ロゲン原子などの置換基を有
すこともできる。
本発明のもう一つの原料であるヒドロキシルアミンは、
それ自体でもよいが1通常、硫酸塩、塩酸塩、硝酸塩、
リン酸塩、酢酸塩あるいはトルエンスルホン酸塩などの
塩の形で使用に供される。
その使用量は、5−アルコキシアクリロニトリル1モル
に対して、0.1〜10モル、好ましくは0.5〜5モ
ルである。
前記ヒドロキシルアミンの塩を使用する場合には、塩基
を用いて遊離のヒドロキシルアミンを形成させる必要が
ある。この目的に使用される塩基としでは、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属の水酸化物
、炭酸ナトリウム。
炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウムなど
のアルカリ金属の(重)炭酸塩、あるいはトリエチルア
ミン、ピリジンなどの3級アミン。
などが挙げられる。なお本発明では9反応系に塩基が存
在した場合、目的物の収率が低下する傾向にある。従っ
て、前記塩基はヒドロキシルアミンの塩とほぼ等モルか
あるいはそれ以下の量を使用し、形成されるヒドロキシ
ルアミン水溶液中に過剰の塩基が存在しないようにする
ことが望まれる。
本発明の反応は、原料をよく溶かし反応を阻害しない溶
媒中で行われる。その溶媒としては1例えば水・メタノ
ール、エタノール、ジオキサン。
ジメチルホルムアミドなどが挙げられる。
本発明の反応は、室温程度の温和な条件でも反応は進行
するが、加熱によって反応速度を高めることもできる。
通常9反応は10〜150℃の温度で0.5〜10時間
行うことによって、完結する。
反応後、蒸留、濾過、抽出あるいはクロマトグラフィー
などの操作を適宜行うことにより、目的物の5−アミノ
イソオキサゾールを単離、取得することができる。
次に1本発明の実施例を挙げる。
実施例1 冷却器、温度計および滴下ロートをつけた内容積501
n、lの三ツロフラスコに、ヒドロキシルアミン塩酸塩
8.42を仕込み9次いで水10m7!と水酸化ナトリ
ウム4.82より調製した水酸化ナトリウム水溶液を滴
下した。攪拌下に、3−メトキシアクリロニトリル8.
62を”滴下し、約80℃で己時間反応を行った後9反
応物を冷却し酢酸エチルで6回抽出した。酢酸エチル層
を無水硫酸す) IJウムで乾燥した後、減圧下で酢酸
エチルを留去し。
7.95 fの茶色の液体を得た。該液体をシリカゲル
カラムクロマトにより分離し、うす黄色の液体5.5g
を得、この液体はしばらく放置すると結晶化した。該結
晶は、、%MFj、IR,MSスペクトルより5−アミ
ノイソオキサゾールであることを確認した。
実施例2 冷却器、温度計および滴下ロートをつけた内容積1oo
wtlの三ツロフラスコに、ヒドロキシルアミン塩酸塩
8.42を仕込み1次いで水20m1と水酸化ナトリウ
ム4.82より調製した水酸化ナトリウム水溶液を滴下
した。攪拌下に、3−メトキシアクリロニトリル8.3
2を滴下し、約60℃で6時間反応を行った後2反応物
を冷却し酢酸エチルで3回抽出した。酢酸エチル層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧蒸留し90〜b3
 m Hf/の留分4.8fを得た。この留分け、蒸留
中冷却管出口で直ちに結晶化し、NMR,IR。
MSスペクトルによりほぼ純粋な5−アミノイソオキサ
ゾールであることが確認された。
実施例5 冷却器、温度計1滴下ロートをつけた内容積1tの三ツ
ロフラスコに、99.69のジ−メトキシアクリロニト
リルを仕込んだ。攪拌下、内温が60℃を越えないよう
にしながら、ヒドロキシルアミン水溶液(ヒドロキシル
アミン塩酸塩100.12に、57.61iFの水酸化
ナトリウムと250@lの水より調製した水酸化ナトリ
ウム水溶液をヒドロキシルアミン水溶液がpH7となる
まで加えて訓1製したもの。)を1時間を要して滴下し
た後、約60℃で1.5時間攪拌した。次いで冷却後、
酢酸エチルでろ回抽出した。酢酸エチル層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮、冷却し。
析出シた5−アミノイソオキサゾールの粗結晶47.6
2を戸果した。
実施例4 ろ−メトキシアクリロニトリル8.57を20mgのメ
タノールに溶かし、該溶液を反応系に滴下した他は、実
施例2と同様の操作で実験を行った。
その結果、5−アミノインオキサゾールの粗結晶が、5
.9f得られた。
実施例5 ろ−メトキンアクリロニトリルに代えて、3−n−ブト
キシアクリロニトリル12.5 gを用いた他は、実施
例4と同様の操作で実験を行った。その結果、5−アミ
ノイソオキサゾールの粗結晶が5.51得られた。
実施例6 水酸化ナトリウムに代えて炭酸カリウム8.ログを用い
、またろ−メトキシアクリロニトリル8.39を20m
gのジメチルホルムアミドに溶かし、該溶液を反応系に
滴下した他は、実施例2と同様の操作で実験を行った。
その結果、5−アミ、ノイソオキサゾールの粗結晶が6
.82得られた。
特許出願人 宇部興産株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 己−アルコキシアクリロニトリルとヒドロキ・ンルアミ
    ンを反応させることを特徴とする5−アミノイソオキサ
    ゾールの製法。
JP22333583A 1983-11-29 1983-11-29 5−アミノイソオキサゾ−ルの製法 Granted JPS60116674A (ja)

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JP22333583A JPS60116674A (ja) 1983-11-29 1983-11-29 5−アミノイソオキサゾ−ルの製法

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JPS60116674A true JPS60116674A (ja) 1985-06-24
JPH035390B2 JPH035390B2 (ja) 1991-01-25

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