JPS59128378A - 3−アミノイソオキサゾ−ルの製法 - Google Patents
3−アミノイソオキサゾ−ルの製法Info
- Publication number
- JPS59128378A JPS59128378A JP174583A JP174583A JPS59128378A JP S59128378 A JPS59128378 A JP S59128378A JP 174583 A JP174583 A JP 174583A JP 174583 A JP174583 A JP 174583A JP S59128378 A JPS59128378 A JP S59128378A
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- alkali metal
- aminoisoxazole
- hydroxylamine
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ろ−アミノイソオキサゾールの新規な製法に
関するものである。さらに詳しくは、ジ−アルフキ/ア
クリロニトリルとヒドロキシルアミンを、アルカリ金属
アルコキシドの存在下に反応させるろ一アミノイソオキ
サゾールの新規な製法に関するものである。
関するものである。さらに詳しくは、ジ−アルフキ/ア
クリロニトリルとヒドロキシルアミンを、アルカリ金属
アルコキシドの存在下に反応させるろ一アミノイソオキ
サゾールの新規な製法に関するものである。
ろ−アミノイソオキサゾールは2例えば医薬。
農薬などの原料として有用な化合物であり、以前からそ
の製法について種々提案がなされている。
の製法について種々提案がなされている。
例えば特公昭45−341”12号公報には、ろ−クロ
ルアクリロニトリルとヒドロキシイミノ酢酸エステルを
ナトリウムエトキシトの存在下に反応させ、得られる5
−(アルコキシメチルメチレンアミノオキン)アクリロ
ニトリルを酸性条件下で環化させることによる。ろ−ア
ミノイソオキサゾールの製法が提案されている。この方
法は1反応に2工程を要するのみで々く、原料のヒドロ
キシイミノ酢酸エステルが極めて高価であるなど。
ルアクリロニトリルとヒドロキシイミノ酢酸エステルを
ナトリウムエトキシトの存在下に反応させ、得られる5
−(アルコキシメチルメチレンアミノオキン)アクリロ
ニトリルを酸性条件下で環化させることによる。ろ−ア
ミノイソオキサゾールの製法が提案されている。この方
法は1反応に2工程を要するのみで々く、原料のヒドロ
キシイミノ酢酸エステルが極めて高価であるなど。
必ずしも工業的に満足できるものではない。
特公昭45−ろろ890号公報には、シアンアセチレン
とシクロへキサノンオキシムを、エタノール溶媒中N−
メチルモルホリンの存在下に反応させる。ろ−アミノイ
ソオキサゾールの製法につき提案か々されている。この
方法は4反応が完結するまで長時間を要するうえに、原
料のシアンアセチレンがやはり高価であり、経済的に満
足できる方法とは言い難い。
とシクロへキサノンオキシムを、エタノール溶媒中N−
メチルモルホリンの存在下に反応させる。ろ−アミノイ
ソオキサゾールの製法につき提案か々されている。この
方法は4反応が完結するまで長時間を要するうえに、原
料のシアンアセチレンがやはり高価であり、経済的に満
足できる方法とは言い難い。
またオランダ特許第6408919号明細書には、α、
β−ジクロロプロピオニトリルとカルバミルヒドロキシ
ルアミンとの反応による。ろ−アミノイソオキサゾール
の製法につき提案されている。しかしこの方法は、目的
物の収率が極めて低いという欠点を有している。
β−ジクロロプロピオニトリルとカルバミルヒドロキシ
ルアミンとの反応による。ろ−アミノイソオキサゾール
の製法につき提案されている。しかしこの方法は、目的
物の収率が極めて低いという欠点を有している。
本発明者らは、3−アミノイノオキサゾールの工業的有
利な製法を開発するととを目的とし、鋭ルアミンを、ア
ルカリ金属アルコキシドの存在下に反応させれば、一段
でしかも高収率にてろ−アミノイソオキサゾールを合成
できることを見い出し1本発明を完成するに到った。
利な製法を開発するととを目的とし、鋭ルアミンを、ア
ルカリ金属アルコキシドの存在下に反応させれば、一段
でしかも高収率にてろ−アミノイソオキサゾールを合成
できることを見い出し1本発明を完成するに到った。
本発明の原料である己−アルコキシアクリロニトリルは
、一般式ROCR= CHCNで示すことができる。該
式において、Rはメチル、エチル、n〜プロピル+i−
プロピル、n−ブチル11−ブチル。
、一般式ROCR= CHCNで示すことができる。該
式において、Rはメチル、エチル、n〜プロピル+i−
プロピル、n−ブチル11−ブチル。
5ec−ブチル+ t e rt−ブチル、n−ペン
チル、n−ヘキフル、n−ヘプチル、n−オクチル々と
の如き炭素数1〜8を有するアルキル基を挙げることが
できる。これらのアルキル基には1反応を阻害しない置
換基1例えばアルコキシ基、ハロケン原子などの置換基
を有すこともできる。
チル、n−ヘキフル、n−ヘプチル、n−オクチル々と
の如き炭素数1〜8を有するアルキル基を挙げることが
できる。これらのアルキル基には1反応を阻害しない置
換基1例えばアルコキシ基、ハロケン原子などの置換基
を有すこともできる。
本発明のもう一つの原料であるヒドロキシルアミンは、
それ自体でもよいが1通常硫酸塩、塩酸塩、硝酸塩、リ
ン酸塩、酢酸塩あるいはトルエンスルホン酸塩などの塩
の形で使用に供される。その使用量は、ろ−アルコキシ
アクリロニトリル1モルに対して、01〜10モル、好
ましくは0.5〜5モルである。
それ自体でもよいが1通常硫酸塩、塩酸塩、硝酸塩、リ
ン酸塩、酢酸塩あるいはトルエンスルホン酸塩などの塩
の形で使用に供される。その使用量は、ろ−アルコキシ
アクリロニトリル1モルに対して、01〜10モル、好
ましくは0.5〜5モルである。
まだ本発明におけるアルカリ金属アルコキシドとしては
、メタノール、エタノール・n〜プロパツール、1−プ
ロパツール、n−ブタノール、1−ブタノール+ 5
ec−ブタノール、 tert−ブタノール、n−ア
ミルアルコール、n−ヘキサノール。
、メタノール、エタノール・n〜プロパツール、1−プ
ロパツール、n−ブタノール、1−ブタノール+ 5
ec−ブタノール、 tert−ブタノール、n−ア
ミルアルコール、n−ヘキサノール。
n−ヘプタツールあるいはn〜オクタツールなどの炭素
数1〜8を有するアルコールの水酸基の水素を、ナトリ
ウム、カリウム、リチウムなどの如きアルカリ金属で置
換したものが有用である。その使用量は、ヒドロキシル
アミン1モルに対して0.1〜10モル、好ましくは0
.5〜5モルである。
数1〜8を有するアルコールの水酸基の水素を、ナトリ
ウム、カリウム、リチウムなどの如きアルカリ金属で置
換したものが有用である。その使用量は、ヒドロキシル
アミン1モルに対して0.1〜10モル、好ましくは0
.5〜5モルである。
これらアルカリ金属アルコキシドは9通常、前記アルコ
ール類にアルカリ金属を溶解させるか、あるいはアルコ
ール類にアルカリ金属の水酸化物を混合した後脱水する
ことによって、容易に調整することができる。
ール類にアルカリ金属を溶解させるか、あるいはアルコ
ール類にアルカリ金属の水酸化物を混合した後脱水する
ことによって、容易に調整することができる。
本発明の反応は、原料をよく浴かし反応を阻害しない溶
媒中で行われる。その溶媒としては1例えばメタノール
、エタノールなどの前記アルカリ金属アルコキシドの調
製に使用されるアルコール類、するいはジオキサン、ア
セトニトリル、゛ジメチルホルムアミFなどを例示する
ことができ、これらは単独で使用してもよく併用するこ
ともできる。このようにアルコール類が溶媒として有用
であるため、前記の方法で調製されたアルカリ金属アル
コキシドを含むアルコール溶液から、アルカリ金属アル
コキシドを単離することかく、その系にろ一アルコキシ
アクリロニトリルとヒドロキシルアミンとを添加して1
反応を行うこともできる。
媒中で行われる。その溶媒としては1例えばメタノール
、エタノールなどの前記アルカリ金属アルコキシドの調
製に使用されるアルコール類、するいはジオキサン、ア
セトニトリル、゛ジメチルホルムアミFなどを例示する
ことができ、これらは単独で使用してもよく併用するこ
ともできる。このようにアルコール類が溶媒として有用
であるため、前記の方法で調製されたアルカリ金属アル
コキシドを含むアルコール溶液から、アルカリ金属アル
コキシドを単離することかく、その系にろ一アルコキシ
アクリロニトリルとヒドロキシルアミンとを添加して1
反応を行うこともできる。
本発明の反応は、室温程度の温和な条件でも反応は進行
するか、加熱によって反応速度を高めることもできる。
するか、加熱によって反応速度を高めることもできる。
通常2反応は10〜150℃の温度で0.5〜10時間
行うことによって、完結する。
行うことによって、完結する。
反応後、蒸留、涙過、抽出あるいはクロマトグラフィー
などの操作を適宜行うことにより、目的物のろ一アミノ
イソオキザゾールを単離、取得することができる。
などの操作を適宜行うことにより、目的物のろ一アミノ
イソオキザゾールを単離、取得することができる。
次に9本発明の実施例を挙げる。
実施例1
還流冷却器をつけた内容積100m/l’の三ツロフラ
スコに、メタノール70m1を入れた後、金属ナトリウ
ムの小片2.76fを加え、金属ナトリウムを完全に反
応させ、ナトリウムメトキンドのメタノール溶液を調製
した。該溶液に、ヒドロキシルアミン塩酸塩4.20f
を加えて10分間攪拌した後、ろ−メトキシアクリロニ
トリル4.462を加え、攪拌下に5時間加熱還流を行
った。次いで。
スコに、メタノール70m1を入れた後、金属ナトリウ
ムの小片2.76fを加え、金属ナトリウムを完全に反
応させ、ナトリウムメトキンドのメタノール溶液を調製
した。該溶液に、ヒドロキシルアミン塩酸塩4.20f
を加えて10分間攪拌した後、ろ−メトキシアクリロニ
トリル4.462を加え、攪拌下に5時間加熱還流を行
った。次いで。
減圧下でメタノールを留去し、残液に水501nlを加
えた後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で酢酸エチルを留去
し2.587の油状物を得た。該油状物は、I(−NM
R,工R,MSスペクトルより己−ミノ ア〉弓ソオキサゾールであることを確認した。
えた後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で酢酸エチルを留去
し2.587の油状物を得た。該油状物は、I(−NM
R,工R,MSスペクトルより己−ミノ ア〉弓ソオキサゾールであることを確認した。
実施例2
ヒドロキシルアミン塩酸塩に代えて、ヒドロキシルアミ
ン塩酸塩4.95 f?を用いた他は、実施例1と同様
の操作で実験を行った。その結果、ローアミノイソオキ
サゾール251gの生成が認められた。
ン塩酸塩4.95 f?を用いた他は、実施例1と同様
の操作で実験を行った。その結果、ローアミノイソオキ
サゾール251gの生成が認められた。
実施例乙
メタノールに代えてエタノール70m1を用い。
実施例1と同様の操作でナトリウムのエタノール溶液を
調製した。次いで、該溶液にろ一エトキシアクリロニト
リル5.149を加え、その後の操作は実施例1と同様
に行った。その結果、己−アミノイノオキサゾールが油
状物として2.4ろグ得られた。
調製した。次いで、該溶液にろ一エトキシアクリロニト
リル5.149を加え、その後の操作は実施例1と同様
に行った。その結果、己−アミノイノオキサゾールが油
状物として2.4ろグ得られた。
実施例4
メタノールに代えてn−グロパノール70ynlヲ用い
、実施例1と同様の操作でナトリウムn−プロポキシド
のn−プロパツール溶液を調製した。
、実施例1と同様の操作でナトリウムn−プロポキシド
のn−プロパツール溶液を調製した。
次いで、該溶液に己−n−プロポキシアクリロニトリル
5.551を加え、その後の操作は実施例1と同様に行
った。その結果、ろ−アミノイソオキサゾールが2.3
81i’生成していた。
5.551を加え、その後の操作は実施例1と同様に行
った。その結果、ろ−アミノイソオキサゾールが2.3
81i’生成していた。
実施例5
ナトリウムメトキシドのメタノール溶液に代えて、カリ
ウムメトキシド8.40@を含むメタノール溶液75m
1!を用いた他は、実施例1と同様の操作で実験を行っ
た。その結果、3−アミノイノオキサゾール2.201
7の生成が認められた。
ウムメトキシド8.40@を含むメタノール溶液75m
1!を用いた他は、実施例1と同様の操作で実験を行っ
た。その結果、3−アミノイノオキサゾール2.201
7の生成が認められた。
実施例6
ろ−メトキシアクリロニトリルとヒドロキシルアミン塩
酸塩の反応条件を、50℃で8時間に変えた他は、実施
例1と同様の操作で実験を行った。
酸塩の反応条件を、50℃で8時間に変えた他は、実施
例1と同様の操作で実験を行った。
その結果、ろ−アミノイソオキサゾール2.ろoグの生
成が認められた。
成が認められた。
特許出願人 宇部興産株式会社
Claims (1)
- ろ−アルコキシアクリロニトリルとヒドロキシルアミン
を、アルカリ金属アルコキシドの存在下に反応させるこ
とを特徴とするろ−アミノイソオキサゾールの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP174583A JPS59128378A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 3−アミノイソオキサゾ−ルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP174583A JPS59128378A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 3−アミノイソオキサゾ−ルの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59128378A true JPS59128378A (ja) | 1984-07-24 |
JPH03865B2 JPH03865B2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=11510096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP174583A Granted JPS59128378A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 3−アミノイソオキサゾ−ルの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59128378A (ja) |
-
1983
- 1983-01-11 JP JP174583A patent/JPS59128378A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03865B2 (ja) | 1991-01-09 |
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