JPH07206783A - α,α−ジメチルベンジルアミン類の製造法 - Google Patents

α,α−ジメチルベンジルアミン類の製造法

Info

Publication number
JPH07206783A
JPH07206783A JP1570694A JP1570694A JPH07206783A JP H07206783 A JPH07206783 A JP H07206783A JP 1570694 A JP1570694 A JP 1570694A JP 1570694 A JP1570694 A JP 1570694A JP H07206783 A JPH07206783 A JP H07206783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
alpha
dimethylbenzyl
reaction
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1570694A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Taniyama
英二 谷山
Satoshi Imada
悟史 今田
Kazuya Okano
一哉 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP1570694A priority Critical patent/JPH07206783A/ja
Publication of JPH07206783A publication Critical patent/JPH07206783A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 医・農薬の中間体として有用なα,α−ジメ
チルベンジルアミン類を安全かつ経済的に製造する反応
を提供する。 【構成】 N−(α,α−ジメチルベンジル)アルカノ
イルアミドをアルキル化してアルキルイミデートとした
後、加水分解することにより、一般式3のα,α−ジメ
チルベンジルアミン類を製造する。 (Xはハロゲン原子、低級ハロアルキル基または低級ハ
ロアルコキシ基を示し;nは0、1、2または3であ
る。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬、農薬等の製造中
間体、特に本願出願人らが先に提案した1,3−オキサ
ジン−4−オン誘導体系除草剤(特願平4−40108
号明細書参照)の製造中間体として有用なα,α−ジメ
チルベンジルアミン類の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】α,α−ジメチルベンジルアミン類は各
種医薬、農薬の製造中間体として有用であり、従来より
数多くの製造法が開示されており、その中の1つとし
て、N−(α,α−ジメチルベンジル)ホルムアミド類
を酸加水分解する方法が知られている。この場合、原料
となるホルムアミド類は、いわゆるリッタ−反応によ
り、対応するα,α−ジメチルベンジルアルコ−ル類ま
たはα−メチルスチレン類とシアン化水素またはシアン
化物の塩から酸の存在下において合成されている。
【0003】例えば、特開平3−204855号公報に
は、3,5−ジクロロ−α,α−ジメチルベンジルアル
コールに酢酸と濃硫酸の存在下でシアン化ナトリウムを
作用させてN−(3,5−ジクロロ−α,α−ジメチル
ベンジル)ホルムアミドを合成し、これを希塩酸中で加
熱することにより、3,5−ジクロロ−α,α−ジメチ
ルベンジルアミンを得ることが記載されている。
【0004】しかしながら、この方法は、ホルムアミド
類の合成に用いるシアン化水素またはシアン化物の塩の
毒性が極めて高いため、工業的規模での実施において危
険が伴い、また廃水処理においても問題が多い。またリ
ッタ−反応によるホルムアミド類の合成は一般に収率が
低く、これを改善するためにはシアン化水素またはシア
ン化物の使用量を増やす必要があり、これは前述の問題
を倍加させる。
【0005】これらの問題を解決するために、先に本願
出願人は特願平5−148420号明細書において、原
料としてN−(α,α−ジメチルベンジル)ホルムアミ
ド類に代えてN−(α,α−ジメチルベンジル)アルカ
ノイルアミド類を用い、これを加水分解することにより
目的のα,α−ジメチルベンジルアミン類を得る方法を
提案した。該アルカノイルアミド類は対応するα,α−
ジメチルベンジルアルコ−ル類またはα−メチルスチレ
ン類とアルキルニトリル類から酸の存在下において合成
される。従って、上記提案の方法によれば、該アルカノ
イルアミド類を用いることにより毒性の強いシアン含有
化合物の使用を回避することができる。しかしながら、
この方法は、加水分解反応の完結に10時間以上の長時
間および100℃以上の高温を要するという問題点があ
り、より温和な条件で目的のα,α−ジメチルベンジル
アミン類を得る方法の開発が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、N−
(α,α−ジメチルベンジル)アルカノイルアミド類を
原料とし、より温和な条件でα,α−ジメチルベンジル
アミン類を製造する方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記式(1)
【0008】
【化4】
【0009】式中、Xはハロゲン原子、低級ハロアルキ
ル基または低級ハロアルコキシ基を示し;nは0、1、
2または3であり;R1は低級アルキル基を示す、で表
されるアルカノイルアミド類をアルキル化して、下記式
(2)
【0010】
【化5】
【0011】式中、X、nおよびR1は上記と同義であ
り;R2は低級アルキル基を示す、で表されるアルキル
イミデート類とした後これを加水分解することを特徴と
する下記式(3)
【0012】
【化6】
【0013】式中、Xおよびnは上記と同義である、で
表わされるα,α−ジメチルベンジルアミン類の製造法
を提供するものである。
【0014】本明細書において、「ハロゲン原子」に
は、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素が包含される。
【0015】「低級アルキル基」としては、例えば、メ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル等の炭素数1〜6の直
鎖状または分岐鎖状のアルキル基が挙げられる。また、
「低級ハロアルキル基」は、低級アルキル基の炭素原子
に結合する水素原子の少なくとも1つがハロゲン原子に
置き換った基を意味し、例えば、モノクロロメチル、ジ
クロロメチル、トリクロロメチル、モノフルオロメチ
ル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ブロモメ
チル、2−ヨ−ドエチル、1−クロロエチル、3−クロ
ロプロピル、2−メチル−2−クロロプロピル、2,
2,2−トリフルオロエチル等の炭素数1〜6の直鎖状
または分岐鎖状のハロアルキル基が挙げられる。さら
に、「低級ハロアルコキシ基」は、低級ハロアルキル部
分が前記の意味を有する(低級ハロアルキル)オキシ基
を意味し、例えば、トリフルオロメトキシ、ジフルオロ
メトキシ、クロロジフルオロメトキシ、2−クロロエト
キシ、1,1,2,2,−テトラフルオロエトキシ、3
−クロロプロポキシ、2,2,3,3,3−ペンタフル
オロプロポキシ等の炭素数1〜6の直鎖状または分岐鎖
状のハロアルコキシ基が挙げることができる。
【0016】しかして、式(1)の化合物として、具体
的にはN−(α,α−ジメチルベンジル)アセトアミ
ド、N−(α,α−ジメチルベンジル)プロピオアミ
ド、N−(2−フルオロ−α,α−ジメチルベンジル)
アセトアミド、N−(3,5−ジクロロ−α,α−ジメ
チルベンジル)アセトアミド、N−(3−トリフルオロ
メチル−α,α−ジメチルベンジル)アセトアミド、N
−(3,5−ビス(ジフルオロメトキシ)−α,α−ジ
メチルベンジル)アセトアミド等を例示することができ
る。
【0017】これら式(1)のアルカノイルアミド類
は、例えば、対応するα,α−ジメチルベンジルアルコ
−ル類またはα−メチルスチレン類とアルキルニトリル
類を酸の存在下に室温で反応させることにより製造する
ことができる。該反応に用いることができるアルキルニ
トリル類としては、特に制限はないが、コストおよび安
全性などの点からアセトニトリルが好適である。対応す
るα,α−ジメチルベンジルアルコ−ル類またはα−メ
チルスチレン類に対するアルキルニトリル類の使用割合
は特に制限はないが、一般にアルキルニトリル類を大過
剰用いると収率が向上する傾向がある。過剰のアルキル
ニトリルは反応後回収し、再使用することができる。ま
た、上記反応に用いる酸の種類にも、特に制限はなく、
種々のプロトン酸あるいはルイス酸を挙げることができ
るが、コストなどの点から硫酸が好適である。これらの
酸の使用量も厳密に制限されるものではないが、一般に
は、対応するα,α−ジメチルベンジルアルコ−ル類ま
たはα−メチルスチレン類1モル当たり0.01〜10
モル、特に1〜1.2モルの範囲内で用いるのが好まし
い。
【0018】かくして得られる式(1)の化合物は、そ
れ自体既知の方法、例えば、抽出、再結晶、蒸留、カラ
ムクロマトグラフィ−等の手段により反応混合物から分
離または精製することができる。
【0019】式(1)のアルカノイルアミド類をアルキ
ル化剤と反応させることにより、式(2)のアルキルイ
ミデ−ト類を得ることができる。式(2)のアルキルイ
ミデート類は、加水分解することにより式(3)のアミ
ン類に誘導し得る重要な中間体である。
【0020】上記アルキル化反応に用いうるアルキル化
剤としては、例えば、塩化メチル、臭化メチル、ヨウ化
メチル、塩化エチル、臭化エチル、ヨウ化エチルのよう
なハロゲン化アルキル類;硫酸ジメチル、硫酸ジエチル
のような硫酸ジアルキルエステル類;トリフルオロメタ
ンスルホン酸メチル、トリフルオロメタンスルホン酸エ
チルのようなトリフルオロメタンスルホン酸アルキルエ
ステル類;トリメチルオクソニウムテトラフルオロボレ
ート、トリエチルオクソニウムテトラフルオロボレート
のようなトリアルキルオクソニウム塩類、いわゆるMeer
wein(ミアバイン)試薬類;炭酸ジメチル、炭酸ジエチ
ル、クロロ炭酸メチル、クロロ炭酸エチルのような炭酸
アルキルエステル類等を挙げることができる。
【0021】上記アルキル化反応における上記の如きア
ルキル化剤の使用量は、厳密に制限されるものではなく
広い範囲にわたり変えることができるが、一般には、式
(1)の化合物1モル当たり1モル以上使用するのがよ
く、特に2〜10モルの範囲内で用いるのが好ましい。
【0022】アルキル化反応は溶媒の存在下もしくは不
存在下に実施することができる。溶媒の存在下で実施す
る場合には、アルキル化剤と反応しない溶媒であれば特
に制限はなく、例えば、トルエン、ヘキサンのような炭
化水素溶媒;クロロホルム、二塩化エタンのような含ハ
ロゲン炭化水素溶媒;ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フランのような含酸素炭化水素溶媒等を例示することが
できる。溶媒の使用量は、式(1)の化合物およびアル
キル化剤の一部もしくは全部を溶解し得る量であれば特
に制限はなく、一般的には、体積比で式(1)の化合物
1に対して溶媒を1〜20倍、特に2〜10倍の範囲内
で用いるのが好ましい。ハロゲン化アルキル類やジアル
キル硫酸類のような液体のアルキル化剤を用いる場合に
は、溶媒の不存在下にアルキル化剤そのものを溶媒とし
て利用することができる。この場合、過剰のアルキル化
剤は反応終了後、蒸留回収することができる。
【0023】アルキル化反応を実施する場合の温度とし
ては、一般に約−20℃〜約120℃、好ましくは約0
℃〜約100℃の範囲内が適当であり、使用するアルキ
ル化剤により最適な温度条件を選択すればよい。反応時
間は通常10分〜10時間、好ましくは1〜2時間程度
とすることができる。
【0024】かくして得られる式(2)のアルキルイミ
デート類は単離することも可能であるが、通常はその必
要がなく単離することなくそのまま次の加水分解反応に
供することもできる。その際、過剰のアルキル化剤を蒸
留その他の方法により回収してもよい。例えば、式
(2)のアルキルイミデート類を含む反応生成物に水を
反応させ、加水分解することにより、式(3)のアミン
類を製造することができる。
【0025】該加水分解反応を実施する場合の水の使用
量は、厳密に制限されるものではなく広い範囲にわたり
変えることができるが、一般には、式(2)のアルキル
イミデート類1モル当たり1モル以上用いるのがよく、
特に10〜100モルの範囲内で使用するのが好まし
い。
【0026】加水分解反応を実施する場合の温度として
は、一般に約20〜約100℃、好ましくは約50〜約
90℃の範囲内とすることができ、また、反応時間は通
常10分〜10時間、好ましくは1〜2時間程度とする
ことができる。
【0027】加水分解反応を実施する場合の水のpH
は、酸性、中性、アルカリ性のいずれでもよく、酸性な
いし中性のpHで加水分解を実施した場合には、得られ
るアミン類はアンモニウム塩として生成するので、単離
に当たっては必要に応じて中和操作を行う。
【0028】加水分解後式(3)のアミン類は、通常の
単離操作、例えば抽出、蒸留、カラムクロマトグラフィ
ー等の方法により単離することができる。抽出を行う場
合は通常用いられる抽出溶媒、例えば、トルエン、ヘキ
サンのような炭化水素溶媒;クロロホルム、二塩化エタ
ンのような含ハロゲン炭化水素溶媒;ジエチルエーテ
ル、酢酸エチルのような含酸素炭化水素溶媒等で抽出す
ることにより単離することができる。従って、場合によ
り加水分解反応にはじめから抽出溶媒を共存させて実施
してもよい。
【0029】本発明により得られる式(3)のアミン類
としては、具体的には例えば、α,α−ジメチルベンジ
ルアミン、2−フルオロ−α,α−ジメチルベンジルア
ミン、3,5−ジクロロ−α,α−ジメチルベンジルア
ミン、3−トリフルオロメチル−α,α−ジメチルベン
ジルアミン、3,5−ビス(ジフルオロメトキシ)−
α,α−ジメチルベンジルアミン等を挙げることができ
る。
【0030】式(3)のアミン類は、例えば、下記反応
式Aに示す工程により除草剤として有用な下記式(6)
の1,3−オキサジン−4−オン誘導体に導くことがで
きる[後記参考例2参照]。
【0031】
【化7】
【0032】式中、Xおよびnは前記と同義であり;Y
はハロゲン原子、低級ハロアルキル基または低級ハロア
ルコキシ基を示し;mは0、1、2または3である。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。
【0034】実施例1 N−(3,5−ジクロロ−α,α−ジメチルベンジル)
アセトアミド10.0g(42.7mM)にジメチル硫
酸26.9g(213mM)を加え、80℃で1時間撹
拌した後、減圧下、過剰のジメチル硫酸を留去した。得
られた濃縮残査に水20g(1.1M)を加え、80℃
で1時間撹拌した。反応後、さらに水を20g加え、反
応液を0℃まで冷却すると未反応のアセトアミドが晶出
するのでこれを濾別し、ろ液を水酸化ナトリウム水溶液
で中和した後、ヘキサンで抽出を行った。油層から溶媒
を除去したところ、3,5−ジクロロ−α,α−ジメチ
ルベンジルアミンが収率70.4%、選択率97.6%
で得られた。
【0035】実施例2 N−(3,5−ジクロロ−α,α−ジメチルベンジル)
アセトアミド2.0g(9.8mM)をジクロロメタン
20mlに溶解し、ここにトリフルオロスルホン酸メチ
ル1.0ml(11mM)を加え、室温で5時間撹拌し
た後、減圧下、ジクロロメタンを留去した。得られた濃
縮残査に水20g(1.1M)を加え、80℃で1時間
撹拌した。反応後、反応液を水酸化ナトリウム水溶液で
中和した後、ヘキサンで抽出を行った。油層から溶媒を
除去したところ、3,5−ジクロロ−α,α−ジメチル
ベンジルアミンが収率90%で得られた。
【0036】[参考例1] N−(3,5−ジクロロ−
α,α−ジメチルベンジル)アセトアミドの合成 アセトニトリル25mlに濃硫酸4.42gを加え、こ
こにアセトニトリル9mlに溶解させた3,5−ジクロ
ロ−α,α−ジメチルベンジルアルコ−ル9.01gを
氷冷下滴下した。さらにアセトニトリルを12ml加
え、室温にて31時間撹拌した。反応終了後、水100
mlを加え、酢酸エチル100mlで2回抽出した。有
機層を合わせ、無水硫酸マグネシウムで脱水した後、硫
酸マグネシウムを濾別し、濾液を濃縮し、10.96g
の結晶を得た。ガスクロマトグラフィ−による分析の結
果、生成物には88%の含有率で目的のN−(3,5−
ジクロロ−α,α−ジメチルベンジル)アセトアミドが
含まれていた(収率91%)。
【0037】[参考例2] 6−メチル−3−[1−メ
チル−1−(3,5−ジクロロフエニル)エチル]−5
−フエニル−2,3−ジヒドロ−4H−1,3−オキサ
ジン−1−オンの合成 (A) 1−メチル−1−(3,5−ジクロロフエニ
ル)エチルアミン2.04g(10mM)に30%ホル
マリン1.25gを加え、室温にて1時間撹拌した。反
応終了後、飽和炭酸水素ナトリウム溶液10mlを加
え、酢酸エチル10mlによる抽出を2回行った。有機
層から減圧下において溶媒を除去することにより、黄色
オイル2.18gを得た。ガスクロマトグラフイーによ
る分析の結果、オイル中にN−メチレン−1−メチル−
1−(3,5−ジクロロフエニル)エチルアミンが純度
89%(収率90%)で含まれていた。
【0038】(B) N−メチレン−1−メチル−1−
(3,5−ジクロロフエニル)エチルアミン0.89g
(純度89%、3.6mM)および2,2,6−トリメ
チル−5−フエニル−4H−1,3−ジオキシン−4−
オン0.73g(3.6mM)をノナン10mlに加
え、反応器上部に窒素ガスを循環させ、還流下6時間反
応を行った。反応混合物を冷却し、得られた結晶を濾別
することにより、6−メチル−3−[1−メチル−1−
(3,5−ジクロロフエニル)エチル]−5−フエニル
−2,3−ジヒドロ−4H−1.3−オキサジン−4−
オン1.24g(90%)を得た。
【0039】 NMR:1.74ppm(s,CH3,6H) 1.94ppm(s,CH3,3H) 5.28ppm(s,CH2,2H) 7.2−7.4ppm(m,ArH,8H) IR :1645cm-1 1560cm-1 1395cm-1 1355cm-1 mp :148.0〜150.5℃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1) 【化1】 式中、Xはハロゲン原子、低級ハロアルキル基または低
    級ハロアルコキシ基を示し;nは0、1、2または3で
    あり;R1は低級アルキル基を示す、で表されるアルカ
    ノイルアミド類をアルキル化して、下記式(2) 【化2】 式中、X、nおよびR1は上記と同義であり;R2は低級
    アルキル基を示す、で表されるアルキルイミデート類と
    した後、これを加水分解することを特徴とする下記式
    (3) 【化3】 式中、Xおよびnは上記と同義である、で表わされる
    α,α−ジメチルベンジルアミン類の製造法。
JP1570694A 1994-01-17 1994-01-17 α,α−ジメチルベンジルアミン類の製造法 Pending JPH07206783A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1570694A JPH07206783A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 α,α−ジメチルベンジルアミン類の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1570694A JPH07206783A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 α,α−ジメチルベンジルアミン類の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07206783A true JPH07206783A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11896218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1570694A Pending JPH07206783A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 α,α−ジメチルベンジルアミン類の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07206783A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104529789A (zh) * 2014-12-04 2015-04-22 苏州市玮琪生物科技有限公司 3,5-二氯-α,α-二甲基苄胺合成工艺

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104529789A (zh) * 2014-12-04 2015-04-22 苏州市玮琪生物科技有限公司 3,5-二氯-α,α-二甲基苄胺合成工艺
CN104529789B (zh) * 2014-12-04 2017-02-22 苏州市玮琪生物科技有限公司 3,5‑二氯‑α,α‑二甲基苄胺合成工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5225585A (en) Production of fluoxetine and new intermediates
CA2278156A1 (en) Method for the preparation of alpha-chlorinated chloroformates
CN107428648B (zh) 用于制备可用于合成美托咪定的诸如3-芳基丁醛的化合物的方法
US6180787B1 (en) Process for preparing o-(3-amino-2-hydroxy-propyl)-hydroxymic acid halides
JPH07206783A (ja) α,α−ジメチルベンジルアミン類の製造法
US4169208A (en) Process for producing unsaturated quaternary ammonium salt
US5451687A (en) Process for producing O,O'-diacyltartaric anhydride and process for producing O,O'-diacyltartaric acid
JPH0115497B2 (ja)
US4231962A (en) 3-Phenoxybenzylideneamines and 3-benzylbenzylideneamines
JP2851162B2 (ja) 低塩化物イオン1,2,4―トリアゾール―5―オンの改良製造方法
US4275216A (en) Process for preparing 4(5)-hydroxymethyl 5(4)-lower alkyl imidazoles
EP1431278A1 (en) Process for producing (2-nitrophenyl)acetonitrile derivative and intermediate therefor
US4267356A (en) Process for the preparation of N-(1'-alkoxycarbonylethyl)-2,6-dialkylanilines
JP2659587B2 (ja) 4―アジリジニルピリミジン誘導体及びその製造法
JP3855686B2 (ja) 3,3−ジアルコキシ−2−ヒドロキシイミノ誘導体及びその製造法
JPH0353298B2 (ja)
EP0236754A1 (en) Novel process for preparing 4-acetyl isoquinolinone compounds
JP2608714B2 (ja) 1,2,3−トリアゾール及びその誘導体の製造方法
JPH10114729A (ja) アミノフェノールの製造
US4533732A (en) 3-Propionylsalicylic acid derivatives and process for the preparation of the same
EP0528244B1 (en) Process for producing a beta-Ketoalcohol
JPH0556347B2 (ja)
HU207709B (en) Process for producing n-/n-propyl/-n-/2-/2,4,6-trichloro-phenoxy/-ethyl/-amine
JPH06340592A (ja) α,α−ジメチルベンジルアミン類の製造法
JPH06239853A (ja) ジフェニルエーテル誘導体の製造方法