JPS60116584A

JPS60116584A - 貨物船

Info

Publication number: JPS60116584A
Application number: JP22343583A
Authority: JP
Inventors: Souhachi Nanba; 南波　壮八
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1983-11-28
Filing date: 1983-11-28
Publication date: 1985-06-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は貨物船に関する。

従来、コンテナ専用船、一般貨物船を問わず甲板上、・
・フチカバー上にコンテナを搭載する場合、その固縛方
法としては第１図側面図、第２図横断面図、第３図部分
拡大図に示すように、船体に固定された支柱又はノ・フ
チカバー上に固着されたアイプレートとコンテナ隅金物
に装着したアッパーセキーアリング金物の間をロッド又
はワイヤーで結び、ターンバックル等の緊締具で締付け
る手段が採用されている。

しかしながら、このような固縛手段では、固縛作業に多
大の人手と時間がか瓦り、航海中振動等により緊締具が
緩むので、乗組員の一手で締め直（−を行なう必要があ
る等の欠点がある。

本発明はこのような事情に鑑みて旋条されたもので、碇
泊時間の短縮、荷役費の低減および乗組員の省力化を図
る貨物船を提供することを目的とする。

そのために本発明は、上甲板又はハツチカバー上にコン
テナを積載する貨物船において、ハツチの両端付近の上
甲板上にそれぞれ樹立された一対の支柱と、上記各支柱
の対向面にそり、それ外端が枢着された平行リンク対と
、上記各平行リンク対の内り１１１に枢着され対向面に
それぞれコンテナガイドレールな突設する一対のコンテ
ナ支持枠と、上記各コンテナ支持枠を上記各平行リンク
対を介して対向する上記支柱に対し平行的に格納状態お
よび張出状態に移動する駆動手段とを具えノこことを１
１．４゜徴とする。

本発明の一実施例を図面νこついて説明すると、第４図
はその側面図、第５図は第４図の平面図、第６図は第４
図の正面図、第７図は第４図の部分拡大図、第８図は第
７図の変形例を示す同じく側面図である。

上図において、１は上甲板、２はハツチカバ〜、３，３
ばそれぞれパッチカバー２の前後の上甲板１上に適宜船
［１〕方向の間隔をもって樹立された左右一対の支柱、
４，４はそれぞれ前後一対の格子状のコンテナ支持枠で
、それぞれ前後の支柱３，３に平行回動リンク５を介し
て枢着されている。

６はそれぞれ各コンテナ支持枠４の対向端に突設され竪
方向に延びる複数のコンテナガイドレール、７はコンテ
ナガイドレール６上に突設されたエントリガイド、８は
ノ・ツチカバ−２の前後左右にそ」ｔぞれ設けられコン
テナ支持枠４の下端突出部が挿入される凹孔、９はハツ
チカバー２上に積層された複数段のコンテナ、１０は下
端が上甲板１に枢着され上端が平行回動リンク５の央部
に枢着された油圧シリンダで、各支柱３に対応してそれ
ぞれ設けられている。

１１は油圧シリンダ１０の駆動用油圧ポンプ、１２は上
甲板１の左右の舷側寄りにそれぞれ樹立されノ・ノチカ
バー２の左右端に片持ち的に搭載さｈた最下段のコンテ
ナ９の外端を支持するコンテナ支持柱である。

このような装置において、／％ノチな通して荷役を行な
う際は、倉内荷役の邪魔にならないように、油圧シリン
ダ１０を伸長することにより、第７図に示すように、各
コンテナ支持枠４を実線位置より鎖線位置に移動して倉
内荷役を行なうことができる。

また、ハツチカバー２上にコンテナ９を積載するには、
ノ・ノチの閉塞後、第７図しこ示すように、油圧シリン
ダ１０な縮髪する。

そうすると、各コンテナ支持枠１１は平行回動リンク５
を介して鎖線位置より実線位置νこ移動し、その下端突
出部がそれぞれ第４／６図に示すように、ハツチカバー
２の凹孔８に嵌合して、コンテナ支持枠４はノ・フチカ
バー２上に樹立されるので、エントリガイド７およびコ
ンテナガイドレール６に潜ッてコンテナ９を複数段に積
荷Ｉ−ることかできる。

その際、各コンテナの前後左右はコンテナガイドレール
６によって確実に拘束されるので、日ノ１包ワイヤー２
．ターンバックル等の緊締具によるコンテナの固縛作業
は不要となる。

こ〜で、コンテナ支持枠４の格納およＯ・張出は、第８
図に示すように、油圧シリンダの代わりに、プーリ１３
、ワイヤーロープ１４、ウィンチ１５を介して行なうこ
ともでき、その際、ワイヤーロープの一端はコンテナ支
持枠４の央部、下部又は平行回動リンク５に係止するこ
とができる。

なお、コンテナ支持枠４は、船が大きい場合には、船中
方向に複数に分割することができる。

コンテナがコンテナ支柱によりハツチカバーとは別に船
体に直接に支持されている場合には、・・ノチカバーと
礁体との相対的変位を許容するために、コンテナガイド
レールはコンテナ支社とは固定せず摺動可能としておく
。

このような貨物船によれば、下記の効果が奏せられる。

（１）従来採用されているポジショニングコーン、パー
ティカルスタッカ、ロッド。

ワイヤー等による甲板積みコンテナにおける固縛作業が
不要となる。

（２）コンテナ支持枠およびコンテナガイドレールの設
置により、コンテナの位置決めが不要とフエ弘コンテナ
荷役速度が速　４゜くなる。

（３）前記（１）　、　（２）により荷役能率が向上し
、碇泊時間が類縮可能となる。

（４）航海中、固縛状況の点検、緩んでいる場合の増し
締め作業が不要となり、乗組員の作業が著しく軽減され
る。

要するに本発明によれば、上甲板又はハツチカバー上に
コンテナを積載する貨物船にオ６いて、ハツチの両端付
近の上甲板上にそれぞれ樹立さ」Ｌだ一対の支柱と、上
記各支柱θ徽・」同面にそれぞれ外端が枢着された平行
リンク対と、上記各平行リンク対の内端に枢シ、へされ
対向面にそれぞれコンテナカイトレールを突設する一対
のコンテナ支持枠と、上記各コンテナ支持枠を上記各平
行リンク対を介して対向する上記支柱に対し平行的に格
納状態および張出状態に移動する駆動手段とを兵えたこ
とにより、荷役経済を図る貨物船を得るから、本発明は
産業上極めて有益なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は公知のコンテナ船を示す側面図、第２図は第１
図の正面図、第３図は第２図の部分拡大図、第４図は本
発明の一実施例を示す横断面図、第５図は第４図の平面
図、第６図は第４図の正面図、第７図は第４図の部分拡
大図、第８図は第７図の変形例を示す同じく側面図であ
る。１・・・上甲板、２・・ノ・ノチカバー、３・・・支柱
、４・　コンテナ支持枠、５・・・平行回動リンク、６
・・コンテナガイドレール、７・・・エントリガイド、
８・・・凹孔、９・・コンテナ、１０・・油圧シリンダ
、１１・・・油圧ボンダ、１２・・コンテナ支柱、１３
・・・プーリ、１４・・ワイヤーロープ、１５　・ウィ
ンチ。復代理人　弁理士　塚　本　正　文節１図第２ｒＡ第３ｒ２１第４図

Claims

【特許請求の範囲】

上甲板又はハツチカバー上にコンテナを積載する貨物＋
１ａにおいて、ハツチの両端イ」近の上甲板上にそれぞ
れ樹立された一対の支柱と、上記各支柱の対向面にそれ
ぞれ外端が枢着ざ」した平行リンク対と、上記各平行リ
ンク対の内端に枢着され対向面にそれぞれコンテナガイ
ドレールを突設する一対のコンテナ支持枠と、上記各コ
ンテナ支持枠を上記各平行リンク対を介して対向する上
記支柱に対し平行的に格納状態および張出状態に移動す
る駆動手段とを具えたことを特徴とする貨物船。