JPH0315440Y2 - - Google Patents
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- JPH0315440Y2 JPH0315440Y2 JP3175985U JP3175985U JPH0315440Y2 JP H0315440 Y2 JPH0315440 Y2 JP H0315440Y2 JP 3175985 U JP3175985 U JP 3175985U JP 3175985 U JP3175985 U JP 3175985U JP H0315440 Y2 JPH0315440 Y2 JP H0315440Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- opening
- car
- deck
- glentite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、ハツチ開口前後の上甲板裏に収納
される複数段のリフタブルカーデツキを有するば
ら積貨物兼用の自動車運搬船のグレンタイトカバ
ーに関するものである。
される複数段のリフタブルカーデツキを有するば
ら積貨物兼用の自動車運搬船のグレンタイトカバ
ーに関するものである。
[従来の技術]
ばら積貨物兼用の自動車運搬船の船倉内におい
て、複数段のリフタブルカーデツキの各段四隅の
内の片側二隅は、上甲板裏に上端を保持したリン
ケージ(リンケージとは複数の連結棒からなり、
各連結棒同士がピンで回動自在に連結され、各リ
フタブルカーデツキを吊着している伸縮可能な吊
着用連結棒をいう。)に連結し、上下方向に折り
畳み自在に支持しており、また、該リフタブルカ
ーデツキの最下段の他方の二隅は、昇降用ワイヤ
ーを張着しており、ハツチ開口前後の該上甲板裏
に該リフタブルカーデツキを収納していた。
て、複数段のリフタブルカーデツキの各段四隅の
内の片側二隅は、上甲板裏に上端を保持したリン
ケージ(リンケージとは複数の連結棒からなり、
各連結棒同士がピンで回動自在に連結され、各リ
フタブルカーデツキを吊着している伸縮可能な吊
着用連結棒をいう。)に連結し、上下方向に折り
畳み自在に支持しており、また、該リフタブルカ
ーデツキの最下段の他方の二隅は、昇降用ワイヤ
ーを張着しており、ハツチ開口前後の該上甲板裏
に該リフタブルカーデツキを収納していた。
該船倉内に自動車を積載する場合は、該上甲板
に収納させた状態の該リフタブルカーデツキの最
下段を該開閉用ワイヤーにより下降させ、その下
降に連動して該リフタブルカーデツキの各段に連
結したリンケージを下方に伸張させ、該リフタブ
ルカーデツキの他段も下降し、各段の該リフタブ
ルカーデツキを所定の高さに突設した各ストツパ
ー上に設置する。次に、該ハツチ開口前後の該リ
フタブルカーデツキ間に設置する中間デツキをク
レーンで該ハツチ開口から該船倉内に搭載して連
続したカーデツキを形成させる。
に収納させた状態の該リフタブルカーデツキの最
下段を該開閉用ワイヤーにより下降させ、その下
降に連動して該リフタブルカーデツキの各段に連
結したリンケージを下方に伸張させ、該リフタブ
ルカーデツキの他段も下降し、各段の該リフタブ
ルカーデツキを所定の高さに突設した各ストツパ
ー上に設置する。次に、該ハツチ開口前後の該リ
フタブルカーデツキ間に設置する中間デツキをク
レーンで該ハツチ開口から該船倉内に搭載して連
続したカーデツキを形成させる。
また、該船倉内にばら積貨物を積載する場合
は、連続して形成された各カーデツキの該中間デ
ツキを該ハツチ開口からクレーンで吊つて取外
し、次に、該ハツチ開口前後の該リフタブルカー
デツキの最下段を該開閉用ワイヤーにより上昇さ
せ、その上昇に連動して該リンケージを折り畳
み、該リフタブルカーデツキの他段も上昇し、該
上甲板裏に該リフタブルカーデツキを重ね合せて
収納する。その際、該ハツチ開口前後の該上甲板
裏の縦通梁と該リフタブルカーデツキの最上段の
上面との間には隙間が空いており、該船倉内にば
ら積貨物を積載した時に該隙間からばら積貨物が
該リフタブルカーデツキ側へ漏出してしまうの
で、該隙間を覆う必要があつた。従来は、自動車
とばら積貨物との積載貨物切替時に、乗組員が該
隙間に対するキヤンバスカバーまたプレートの着
脱作業を行なつていた。
は、連続して形成された各カーデツキの該中間デ
ツキを該ハツチ開口からクレーンで吊つて取外
し、次に、該ハツチ開口前後の該リフタブルカー
デツキの最下段を該開閉用ワイヤーにより上昇さ
せ、その上昇に連動して該リンケージを折り畳
み、該リフタブルカーデツキの他段も上昇し、該
上甲板裏に該リフタブルカーデツキを重ね合せて
収納する。その際、該ハツチ開口前後の該上甲板
裏の縦通梁と該リフタブルカーデツキの最上段の
上面との間には隙間が空いており、該船倉内にば
ら積貨物を積載した時に該隙間からばら積貨物が
該リフタブルカーデツキ側へ漏出してしまうの
で、該隙間を覆う必要があつた。従来は、自動車
とばら積貨物との積載貨物切替時に、乗組員が該
隙間に対するキヤンバスカバーまたプレートの着
脱作業を行なつていた。
[考案が解決しようとする課題]
従来の技術で述べたように、上甲板裏に収納さ
れたリフタブルカーデツキの最上段上方の隙間に
対するキヤンバスカバーまたはプレートの着脱作
業は多大な労力を要し、また、高所での作業であ
るため非常に危険であるという問題点を有してい
た。
れたリフタブルカーデツキの最上段上方の隙間に
対するキヤンバスカバーまたはプレートの着脱作
業は多大な労力を要し、また、高所での作業であ
るため非常に危険であるという問題点を有してい
た。
この考案は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、人手による着脱作業が不要でかつ安
全性の高いばら積貨物兼用の自動車運搬船のグレ
ンタイトカバーを提供しようとするものである。
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、人手による着脱作業が不要でかつ安
全性の高いばら積貨物兼用の自動車運搬船のグレ
ンタイトカバーを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、この考案は、ワイ
ヤー操作により昇降自在に収納できる複数段のリ
フタブルカーデツキを有するばら積貨物兼用の自
動車運搬船において、ハツチ開口前後の倉口縁材
梁下端に一辺を軸着したグレンタイトカバーと、
一端を該グレンタイトカバーに繋着しかつ他端を
該上甲板裏に配設した滑車を巻回してリンケージ
に張着した開閉用ワイヤーとからなり、該グレン
タイトカバーの開閉作動を該リンケージの折り畳
み作動と連動するようにする。該グレンタイトカ
バーと該倉口縁材梁との軸着部で両舷側船体と近
接する箇所にはキヤンバスを含む可撓性材料のカ
バーを設ける。また、該グレンタイトカバーの該
ハツチ開口側背面に4本の開閉用ワイヤーの一端
を船幅方向に横列で等間隔に各々繋着し、該開閉
用ワイヤーを該上甲板裏に配設した滑車を巻回し
て両舷側に2本ずつに分け、該開閉用ワイヤーの
各2本をトライアングルリンクで1本ずつに結合
させて該リフタブルカーデツキの両舷側部を支持
した該リンケージの各々に張着し、両舷側に左右
対称の索取りをする。該グレンタイトカバーが収
納される位置付近の該上甲板裏の縦通梁にリミツ
トスイツチを設ける。
ヤー操作により昇降自在に収納できる複数段のリ
フタブルカーデツキを有するばら積貨物兼用の自
動車運搬船において、ハツチ開口前後の倉口縁材
梁下端に一辺を軸着したグレンタイトカバーと、
一端を該グレンタイトカバーに繋着しかつ他端を
該上甲板裏に配設した滑車を巻回してリンケージ
に張着した開閉用ワイヤーとからなり、該グレン
タイトカバーの開閉作動を該リンケージの折り畳
み作動と連動するようにする。該グレンタイトカ
バーと該倉口縁材梁との軸着部で両舷側船体と近
接する箇所にはキヤンバスを含む可撓性材料のカ
バーを設ける。また、該グレンタイトカバーの該
ハツチ開口側背面に4本の開閉用ワイヤーの一端
を船幅方向に横列で等間隔に各々繋着し、該開閉
用ワイヤーを該上甲板裏に配設した滑車を巻回し
て両舷側に2本ずつに分け、該開閉用ワイヤーの
各2本をトライアングルリンクで1本ずつに結合
させて該リフタブルカーデツキの両舷側部を支持
した該リンケージの各々に張着し、両舷側に左右
対称の索取りをする。該グレンタイトカバーが収
納される位置付近の該上甲板裏の縦通梁にリミツ
トスイツチを設ける。
[作用]
船倉内に自動車を積載する場合に、上甲板裏に
重ね合わせて収納されたリフタブルカーデツキを
昇降用ワイヤーで巻下げると、連動して両舷側の
該リンケージが下方に伸張し、該リンケージの
各々に張設した開閉用ワイヤーが該上甲板裏に配
設した滑車を巻回して該リンケージの伸張に伴う
変位分だけ移動して、該開閉用ワイヤーを繋着し
たグレンタイトカバーが軸着させた一辺を中心に
垂下状態から回動して水平状態となり、該グレン
タイトカバーは該上甲板裏の縦通梁に当接して収
納する。
重ね合わせて収納されたリフタブルカーデツキを
昇降用ワイヤーで巻下げると、連動して両舷側の
該リンケージが下方に伸張し、該リンケージの
各々に張設した開閉用ワイヤーが該上甲板裏に配
設した滑車を巻回して該リンケージの伸張に伴う
変位分だけ移動して、該開閉用ワイヤーを繋着し
たグレンタイトカバーが軸着させた一辺を中心に
垂下状態から回動して水平状態となり、該グレン
タイトカバーは該上甲板裏の縦通梁に当接して収
納する。
また、船倉内にばら積貨物を積載する場合に、
所定の各高さに設置したリフタブルカーデツキを
昇降用ワイヤーで巻上げて該上甲板裏に重ね合わ
せて収納すると、連動して該上甲板裏に上端を保
持されたリンケージが上方に向かつて折り畳ま
れ、該リンケージの各々に張設した開閉用ワイヤ
ーが該上甲板裏に配設した滑車を巻回して該リン
ケージの折り畳みに伴う変位分だけ移動して、該
開閉用ワイヤーを繋着したグレンタイトカバーや
軸着された一辺を中心に水平状態から回動して垂
下状態となり、該リフタブルカーデツキの最上段
上方の隙間を覆う。
所定の各高さに設置したリフタブルカーデツキを
昇降用ワイヤーで巻上げて該上甲板裏に重ね合わ
せて収納すると、連動して該上甲板裏に上端を保
持されたリンケージが上方に向かつて折り畳ま
れ、該リンケージの各々に張設した開閉用ワイヤ
ーが該上甲板裏に配設した滑車を巻回して該リン
ケージの折り畳みに伴う変位分だけ移動して、該
開閉用ワイヤーを繋着したグレンタイトカバーや
軸着された一辺を中心に水平状態から回動して垂
下状態となり、該リフタブルカーデツキの最上段
上方の隙間を覆う。
[実施例]
実施例について、図面を用いて説明する。
第1図〜第3図に示すように、ばら積貨物兼用
の自動車運搬船の船倉1内において、隔壁3から
ハツチ開口7縁部までの上甲板2裏から四段のカ
ーデツキ4A,4B,4C,4Dからなるリフタ
ブルカーデツキZの各々四隅の片側二隅を上甲板
2裏に固設したリンケージ5A,5Bで連結し、
上下方向に折り畳み自在に支持し、最下段のカー
デツキ4Dの他方の二隅を昇降用ワイヤー6A,
6Bにより吊着している。
の自動車運搬船の船倉1内において、隔壁3から
ハツチ開口7縁部までの上甲板2裏から四段のカ
ーデツキ4A,4B,4C,4Dからなるリフタ
ブルカーデツキZの各々四隅の片側二隅を上甲板
2裏に固設したリンケージ5A,5Bで連結し、
上下方向に折り畳み自在に支持し、最下段のカー
デツキ4Dの他方の二隅を昇降用ワイヤー6A,
6Bにより吊着している。
ハツチ開口7縁部の倉口縁材梁9下端にグレン
タイトカバー10の一辺を軸着し、グレンタイト
カバー10のハツチ開口7側背面には、取付金具
13A,13B,13C,13Dにより右舷側の
開閉用ワイヤー12Aの2本と左舷側の開閉用ワ
イヤー12Bの2本の4本を横列で等間隔に繋着
している。開閉用ワイヤー12Aの2本は取付金
具13A,13Bから滑車14A,14B,15
A,15Bを巻回して、トライアングルリンク1
6Aで1本に連結し、滑車17A,18Aを巻回
して取付金具19Aでリンケージ5Aの最上部に
張着している。一方、開閉用ワイヤー12Bの2
本は右舷側の索取りとは左右対称となつており、
取付金具13C,13Dから滑車14C,14
D,15C,15Dを巻回して、トライアングル
リンク16Bで1本に連結し、滑車17B,18
Bを巻回して取付金具19Bでリンケージ5Bの
最上部に張着している。
タイトカバー10の一辺を軸着し、グレンタイト
カバー10のハツチ開口7側背面には、取付金具
13A,13B,13C,13Dにより右舷側の
開閉用ワイヤー12Aの2本と左舷側の開閉用ワ
イヤー12Bの2本の4本を横列で等間隔に繋着
している。開閉用ワイヤー12Aの2本は取付金
具13A,13Bから滑車14A,14B,15
A,15Bを巻回して、トライアングルリンク1
6Aで1本に連結し、滑車17A,18Aを巻回
して取付金具19Aでリンケージ5Aの最上部に
張着している。一方、開閉用ワイヤー12Bの2
本は右舷側の索取りとは左右対称となつており、
取付金具13C,13Dから滑車14C,14
D,15C,15Dを巻回して、トライアングル
リンク16Bで1本に連結し、滑車17B,18
Bを巻回して取付金具19Bでリンケージ5Bの
最上部に張着している。
グレンタイトカバー10と倉口縁材梁9との軸
着部で右舷側船体と近接する箇所にキヤンバスカ
バー11Aを設け、左舷側船体と近接する箇所に
キヤンバスカバー11Bを設けている。グレンタ
イトカバー10の下端付近には横列で等間隔にス
トツパー穴21を設け、上甲板2裏の縦通梁8に
はグレンタイトカバー10が収納された時にスト
ツパー穴21に挿通する位置にストツパー20を
配設している。また、縦通梁8のグレンタイトカ
バー1が収納される付近にはリミツトスイツチ2
2を設けている。
着部で右舷側船体と近接する箇所にキヤンバスカ
バー11Aを設け、左舷側船体と近接する箇所に
キヤンバスカバー11Bを設けている。グレンタ
イトカバー10の下端付近には横列で等間隔にス
トツパー穴21を設け、上甲板2裏の縦通梁8に
はグレンタイトカバー10が収納された時にスト
ツパー穴21に挿通する位置にストツパー20を
配設している。また、縦通梁8のグレンタイトカ
バー1が収納される付近にはリミツトスイツチ2
2を設けている。
船倉1内に自動車を積載する場合に、上甲板1
裏に重ね合わせて収納されたリフタブルカーデツ
キZの最下段のカーデツキ4Dを昇降用ワイヤー
6A,6Bで巻下げ、他段のカーデツキ4A,4
B,4Cも連動して巻下げると、連動してリンケ
ージ5A,5Bの各々に張設した開閉用ワイヤー
12Aの2本が滑車14A,14B,15A,1
5B,16A,17A,18Aを巻回して、同時
に開閉用ワイヤー12Bの2本が滑車14C,1
4D,15C,15D,16B,17B,18B
を巻回し、開閉用ワイヤー12A,12Bがリン
ケージ5A,5Bの伸張に伴う変位分だけ移動し
て、グレンタイトカバー10が軸着された一辺を
中心に垂下状態から回動して水平状態となり、グ
レンタイトカバー10は上甲板2裏の縦通梁8に
当接し、ストツパー穴21にストツパー20を挿
通して、グレンタイトカバー10を収納する。
裏に重ね合わせて収納されたリフタブルカーデツ
キZの最下段のカーデツキ4Dを昇降用ワイヤー
6A,6Bで巻下げ、他段のカーデツキ4A,4
B,4Cも連動して巻下げると、連動してリンケ
ージ5A,5Bの各々に張設した開閉用ワイヤー
12Aの2本が滑車14A,14B,15A,1
5B,16A,17A,18Aを巻回して、同時
に開閉用ワイヤー12Bの2本が滑車14C,1
4D,15C,15D,16B,17B,18B
を巻回し、開閉用ワイヤー12A,12Bがリン
ケージ5A,5Bの伸張に伴う変位分だけ移動し
て、グレンタイトカバー10が軸着された一辺を
中心に垂下状態から回動して水平状態となり、グ
レンタイトカバー10は上甲板2裏の縦通梁8に
当接し、ストツパー穴21にストツパー20を挿
通して、グレンタイトカバー10を収納する。
また、船倉1内にばら積貨物を積載する場合
に、所定の高さに設置したリフタブルカーデツキ
Zの最下段のカーデツキ4Dを昇降用ワイヤー6
A,6Bで巻上げて、他段のカーデツキ4A,4
B,4Cも連動して巻上げて、上甲板2裏ね合わ
せて収納すると、連動してリンケージ5A,5B
が上方に向かつて折り畳まれ、開閉用ワイヤー1
2Aの4本がリンケージ5A,5Bの伸張時と同
様の滑車を逆向きに巻回し、リンケージ5A,5
Bの折り畳みに伴う変位分だけ移動して、ストツ
パー20を抜脱したグレンタイトカバー10が軸
着された一辺を中心に水平状態から回動して垂下
状態になり、カーデツキ4A上方と倉口縁材梁9
の隙間を覆う。
に、所定の高さに設置したリフタブルカーデツキ
Zの最下段のカーデツキ4Dを昇降用ワイヤー6
A,6Bで巻上げて、他段のカーデツキ4A,4
B,4Cも連動して巻上げて、上甲板2裏ね合わ
せて収納すると、連動してリンケージ5A,5B
が上方に向かつて折り畳まれ、開閉用ワイヤー1
2Aの4本がリンケージ5A,5Bの伸張時と同
様の滑車を逆向きに巻回し、リンケージ5A,5
Bの折り畳みに伴う変位分だけ移動して、ストツ
パー20を抜脱したグレンタイトカバー10が軸
着された一辺を中心に水平状態から回動して垂下
状態になり、カーデツキ4A上方と倉口縁材梁9
の隙間を覆う。
[考案の効果]
この考案は上述のとおり構成されているので、
次に記載する効果を奏する。この考案は、グレン
タイトカバーの開閉作動とリンケージの折り畳み
作動とを連動させているので、乗組員が高所でキ
ヤンバスカバーまたはプレートを着脱する必要が
なくなり、作業能率の向上と安全性の向上を図
れ、また、グレンタイトカバーの両舷端部に可撓
性材料のキヤンバスカバーを設けているので、グ
レンタイトカバーの両舷端部を損傷させることな
く受け、両舷端部からリフタブルカーデツキ側へ
のばら積貨物の漏出を防止し、更に、開閉用ワイ
ヤーを左右対称に索取りしているので、グレンタ
イトカバーの開閉がスムーズにでき、加えて、グ
レンタイトカバーの収納位置付近にリミツトスイ
ツチを設けているので、グレンタイトカバーが収
納されたかどうか確認できる。
次に記載する効果を奏する。この考案は、グレン
タイトカバーの開閉作動とリンケージの折り畳み
作動とを連動させているので、乗組員が高所でキ
ヤンバスカバーまたはプレートを着脱する必要が
なくなり、作業能率の向上と安全性の向上を図
れ、また、グレンタイトカバーの両舷端部に可撓
性材料のキヤンバスカバーを設けているので、グ
レンタイトカバーの両舷端部を損傷させることな
く受け、両舷端部からリフタブルカーデツキ側へ
のばら積貨物の漏出を防止し、更に、開閉用ワイ
ヤーを左右対称に索取りしているので、グレンタ
イトカバーの開閉がスムーズにでき、加えて、グ
レンタイトカバーの収納位置付近にリミツトスイ
ツチを設けているので、グレンタイトカバーが収
納されたかどうか確認できる。
第1図はこの考案に係る実施例の斜視図で、第
2図は第1図のX−X線矢視断面図を略示したも
ので、第3図は第1図のY−Y線矢視断面図を略
示したものである。 1……船倉、2……上甲板、3……隔壁、4
A,4B,4C,4D……カーデツキ、Z……リ
フタブルカーデツキ、5A,5B……リンケー
ジ、6A,6B……昇降用ワイヤー、7……ハツ
チ開口、8……縦通梁、9……倉口縁材梁、10
……グレンタイトカバー、11A,11B……キ
ヤンバスカバー、12A,12B……開閉用ワイ
ヤー、13A,13B,13C,13D……取付
金具、14A,14B,14C,14D,15
A,15B,15C,15D……滑車、16A,
16B……トライアングルリンク、17A,17
B,18A,18B……滑車、19A,19B…
…取付金具、20……ストツパー、21……スト
ツパー穴、22……リミツトスイツチ。
2図は第1図のX−X線矢視断面図を略示したも
ので、第3図は第1図のY−Y線矢視断面図を略
示したものである。 1……船倉、2……上甲板、3……隔壁、4
A,4B,4C,4D……カーデツキ、Z……リ
フタブルカーデツキ、5A,5B……リンケー
ジ、6A,6B……昇降用ワイヤー、7……ハツ
チ開口、8……縦通梁、9……倉口縁材梁、10
……グレンタイトカバー、11A,11B……キ
ヤンバスカバー、12A,12B……開閉用ワイ
ヤー、13A,13B,13C,13D……取付
金具、14A,14B,14C,14D,15
A,15B,15C,15D……滑車、16A,
16B……トライアングルリンク、17A,17
B,18A,18B……滑車、19A,19B…
…取付金具、20……ストツパー、21……スト
ツパー穴、22……リミツトスイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数段のリフタブルカーデツキの各段四隅の
内の片側二隅は上甲板裏に上端を保持しかつ上
下方向に折り畳み自在なリンケージで連結さ
れ、該リフタブルカーデツキの最下段の他方の
二隅は昇降用ワイヤーで支持され、ハツチ開口
前後の該上甲板裏に収納される複数段の該リフ
タブルカーデツキを有するばら積貨物兼用の自
動車運搬船において、該ハツチ開口前後の倉口
縁材梁下端のグレンタイトカバーの一辺を軸着
し、該グレンタイトカバーに開閉用ワイヤーの
一端を繋着し、該開閉用ワイヤーの他端を該上
甲板裏に配設した滑車を巻回して該リンケージ
に張着し、該リンケージの折り畳み作動と該グ
レンタイトカバーの開閉作動を連動したことを
特徴とするばら積貨物兼用の自動車運搬船のグ
レンタイトカバー。 2 グレンタイトカバーと倉口縁材梁との軸着部
で両舷側船体と近接する箇所にキヤンバスを含
む可撓性材料のカバーを設けたことを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のばら積
貨物兼用の自動車運搬船のグレンタイトカバ
ー。 3 グレンタイトカバーのハツチ開口側背面に4
本の開閉用ワイヤーの一端を船幅方向に横列で
等間隔に各々繋着し、該開閉用ワイヤーを上甲
板裏に配設した滑車を巻回して両舷側に2本ず
つに分け、該開閉用ワイヤーの各2本をトライ
アングルリンクで1本ずつに結合させてリフタ
ブルカーデツキの両舷側部を支持した各リンケ
ージに張着し、両舷側に左右対称の索取りをし
たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載のばら積貨物兼用の自動車運搬船のグ
レンタイトカバー。 4 グレンタイトカバーが収納される位置付近の
上甲板裏の縦通梁にリミツトスイツチを設けた
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項記載のばら積貨物兼用の自動車運搬船のグレ
ンタイトカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175985U JPH0315440Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175985U JPH0315440Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61147689U JPS61147689U (ja) | 1986-09-11 |
JPH0315440Y2 true JPH0315440Y2 (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=30532651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3175985U Expired JPH0315440Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0315440Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP3175985U patent/JPH0315440Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61147689U (ja) | 1986-09-11 |
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