JPS6011651A - ノツキング制御方法 - Google Patents

ノツキング制御方法

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JPS6011651A
JPS6011651A JP58120046A JP12004683A JPS6011651A JP S6011651 A JPS6011651 A JP S6011651A JP 58120046 A JP58120046 A JP 58120046A JP 12004683 A JP12004683 A JP 12004683A JP S6011651 A JPS6011651 A JP S6011651A
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JP
Japan
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signal
knocking
injection
fuel injection
sensor
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Application number
JP58120046A
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English (en)
Inventor
Ryusaburo Inoue
井上 隆三郎
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6011651A publication Critical patent/JPS6011651A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
    • F02D41/32Controlling fuel injection of the low pressure type
    • F02D41/34Controlling fuel injection of the low pressure type with means for controlling injection timing or duration
    • F02D41/345Controlling injection timing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1497With detection of the mechanical response of the engine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 挟帆分■ この発明は、燃料噴射方式の内燃機関のノッキング制御
方法に関する。
従米艮生 従来は、例えば特開昭56−47665号公報にも記載
されているように、機関に発生するノッキングを検出し
て、その検出時に点火時期を遅らせることによって、以
後のノッキングの発生を回避又は抑制するようにしてい
た。
しかしながら、このような従来のノッキング制御方法に
あっては、ノッキングの発生に伴って点火時期が最適値
(MBT)から遅れてしまうため、燃料消費量の増大、
及び排気温度の一ヒ昇に伴う排気系部品の劣化等が起き
る問題があった。
且−旗 この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、燃
料消費量の増大や排気系部品の劣化等を起さないノッキ
ング制御方法を提供することを目的とする。
I−處 そのため、この発明によるノッキング制御方法は、燃料
噴射方式の内燃機関において、該機関に発生するノッキ
ングを検出して、その検出時に燃料噴射時期を遅らせる
ことによってノッキングを回避又は抑制するようにして
いる。
失胤且 以下、この発明の実施例を添付図面を参照しながら説明
する。
第1図は、この発明の一実施例を示す全体構成図である
同図において、直接噴射式で4サイクル4気筒内燃機関
のシリンダヘッド1には、各気筒毎に電磁式の燃料噴射
弁2〜5を夫々燃料室内に燃料を直接噴射し得るように
取り付けてあり、絞り弁6の上流の吸気通路7には、吸
入空気量を検出するための吸入空気量センサ8を介装し
ている。
絞り弁6は、アクセルペダル9の踏み込み度に応じてア
クセルワイヤ10を介して、その開度を増減するように
なっており、この絞り弁6の軸とリンクして作動する絞
り弁開度センサ11によって、絞り弁6の開度が検出さ
れる。また、絞り弁6には絞り弁全開時にオンとなるア
イドルスイッチ12を設けである。
機関のディストリビュータ(図示していない)には、ク
ランク角センサ13を取り付けてあり、機関の回転に同
期した気筒判別信号(720°信号)Slt基準クラン
ク角信号(180°信号)S2及び角度パルス信号(1
°信号)S3を発生する。
このほかに、シリンダヘッド1のウォータジャケットに
は、水温センサ14を取り付けてあり、シリンダヘッド
1自体には、例えば圧電素子又は磁気歪素子等からなる
振動センサ15を取り付けである。
なお、振動センサ15は、ノッキングによる振動を含む
機関の振動を検出できれば良いため、シリンダヘッド1
の他、シリンダブロックやインテークマニホールド等に
も取り付けることができる。
そして、制御ユニット16は、前述したクランク角セン
サ1″5からの信号81〜S3+吸入空気量センサ8の
出力信号S4y水温センサ14の出力信号SSy絞り弁
開度センサ11の出力信号S6+アイドルスイツチ12
のオン・オフに基づり信号Sat及び振動センサ15の
出力信号S8を適宜入力して処理し、その処理結果に基
づいて、燃料噴射弁2〜5や各気筒毎の図示しない点火
プラグ等を制御する。
この制御ユニット16は、第2図に示すように、2レベ
ルの外部割込端子TNT1.INT2 (INT、の方
がINT2より優先順位が高い)を有する中央処理装置
(CPU)17.プログラム及3− び固定データ記憶用メモリとしてのROM18゜入力デ
ータ及び演算データ記憶用メモリとしてのRAM19.
及び入出力インターフェース回路20等をデータバス2
1.アドレスバス22.及びコントロールバス23で連
結して構成したマイクロコンピュータと、信号処理回路
(その詳細は後述する)24と、アンド回路25と、カ
ウンタ26と、発振器27等とによって構成されており
、本願発明に係わる燃料噴射時期の補正、燃料供給量1
点火時期、排気ガス還流量等のデジタル演算処理をRO
M1Bに格納したプログラムによって行なりようになっ
ている。
すなわち、吸入空気量センサ8.絞り弁開度センサ11
.クランク角センサ13.水温センサ14の各出力信号
84〜S7は、制御ユニット16内のA、 / D変換
器等を含む入出力インターフェース回路20において、
CPU17に入力し得るデジタ、ル信号に変換された後
、RAM19に一時記憶され、CPU17でROM18
のプログラムに従って演算処理されるようになっている
4− 振動センサ15の出力信号S8は、信号処理回路24.
アンド回125.カウンタ2G、及び発振器27の作用
によってノッキングの大きさに応じた計数値Nに変換さ
れた後、クランク角センサ13からピストンの上死点前
の一定のクランク角毎に出力される基準クランク角信号
S2によってCPut 7に割り込みがかかる毎に、C
PU17によって入出力インターフェース回路20を介
して読み込まれ、ROM18の割込処理プログラムに従
って演算処理される。
そして、CPU17による演算結果は、入出力インター
フェース回路20を介して燃料噴射信号89〜SI2及
び点火信号313等の形で、燃料噴射弁駆動回路28a
〜28d及び点火プラグ駆動回路2日に出力される。
第3図は、入出力インターフェース回路20において、
燃料噴射弁駆動系に関する回路を詳しく説明するための
ブロック図であり、入出力インターフェース回路20′
は、燃料噴射弁駆動系に関する回路以外の回路を示す。
同図において、第1図の各燃料噴射弁2〜5に対応する
各燃料噴射弁駆動回路28a〜28d毎に噴射信号演算
回路30〜33を設けてあり、これ等の噴射信号演算回
路30〜3′3は、夫々燃料噴射弁駆動回路28a〜2
8dへ燃料噴射信号S9〜S12を出力する。
フリップフロップ回路(FF)’54は、第4図(イ)
に示す気筒判別信号S1が入力される毎にリセット(例
えばQ出力がH″でQ出力がL″の状態)され、同図(
ロ)に示す基準クランク角信号S2が入力される毎に出
力が反転する。
アンド回路35は、第4図(ハ)に示すFF″54のQ
出力と同図(ロ)に示す基準クランク角信号S2との論
理積を取り、アンド回路36は、同図(ニ)に示すFF
34のQ出力と基準クランク角信号S2との論理積を取
るようになっているため、アンド回路35.36の出力
信号5I4tSI5は、第4図(ホ)(へ)に示すよう
に夫々周期が360℃Aで、互いに180°CA位相の
ずれた信号となる。
アンド回路35からの出力信号SI4は、第1゜第4気
筒用の噴射信号演算回路30.31に、又アンド回路3
6からの出力信号S+sは、第3.第2気筒用の噴射信
号演算回路!12.33に夫々入力する。
また、噴射信号演算回路30〜33には、夫々角度パル
ス信号S3も入力される。
同一構成の噴射信号演算回路30〜33は、例えば第5
図の噴射信号演算回路30で代表して示すような回路構
成となっている。
この噴射信号演算回路30を説明すると、まず、レジス
タ′37と38とには、前述した各種の各種のバス21
〜23を介して第2図のCPU17で演算された噴射開
始時期及び噴射時期(時間幅)のデータが書き込まれる
次に、カウンタ39は、第6図(イ)に示す角度パルス
信号S3をカウントし、第3図のアンド回路35の出力
信号514(第6図(ロ)参照)が与えられるとリセッ
トされる。
デジタル比較器40は、第6図(ハ)に示すようにカウ
ンタ39の値n、とレジスタ37の値D1−゛7− とを比較し、両者が一致すると同図(ニ)に示すパルス
信号seeを出力する。
カウンタ41は1時間ベースのクロックパルス信号S4
 (図示は省略するが、例えば発振器によってもたらさ
れる)をカウントし、信号SIGによってリセットされ
る。
デジタル比較器42は、第6図(ホ)に示すようにカウ
ンタ41の値n2とレジスタ3日値をD2とを比較し、
両者が一致すると同図(へ)に示す信号S17を出力す
る。
フリップフロップ回路(FF)43は、信号SI6でセ
ットされ、信号S17でリセットされる。
したがって、FF4!lのQ出力である燃料噴射信号S
9は、第6図(ト)に示すようにレジスタ37に書き込
まれた噴射開始時期Tlで立上がり、その時点からレジ
スタ38に書き込まれた噴射期間(時間幅)τ1後に立
下がるパルス信号となる。
この立下がった時点T2が噴射終了時期となる。
そこで、燃料噴射信号S9がハイレベルの間、この信号
に対応する燃料噴射弁を開弁じて燃料噴=8− 射を行なわせれば、所望の噴射開始時期から終了時期期
までの噴射時間幅で燃料噴射を行なわせることが出来る
なお、他の噴射信号演算回路31〜33も同様な作用を
なす。
ところで、直噴機関では、燃料を燃料室内に直接噴射す
るので、燃料を機関の各気筒の吸入行程から圧縮行程に
かけてシーケンシャルに噴射する必要がある。
そこで、そのシーケンシャルな噴射の仕方に就て、第3
図に戻って説明する。
なお、燃料噴射の順序は、第1.第3.第4゜第2気筒
の順とする。
先ず、上記のような噴射順序の場合には、第7図に示す
ように吸気行程の初めが360°ずれているのは、第1
気筒と第4気筒、及び第3気筒と第2気筒であるから、
第3図に示すように第1.第4気筒用の噴射信号演算回
路30.30には信号S14を与え、第3.第2気筒用
の噴射信号演算回路32.33には信号SISを与える
前述したように、信号S14とSISとは、第7図にも
示すように、パルス間隔が360°であり、かつ相互に
180°ずれているから、上記のような信号の振り分け
をすれば、各気筒の吸気行程の最初と圧縮行程の最後と
に夫々信号S 14 y S I5が与えられることに
なる。
気筒判別信号S1が入力されると、FF34がリセット
させると共に、次に噴射するのは第1気筒であることを
RAM19に記憶する。
そして、基準クランク角信号S2が入力した時点で、前
述した手順で噴射開始時期と噴射時間幅とを決定し、そ
の結果を第1気筒用の噴射信号演算回路30のレジスタ
(第5図の37及び乙8)に書き込む。
またこの時、次に噴射するのは第3気筒であることをR
AM19に記憶する。
噴射信号演算回路30は、前述したように角度パルス信
号S3と吸気行程の最初に与えられる信号S+4とによ
って、レジスタに書き込まれた値に適合した噴射開始時
期と噴射時間幅をもった噴射信号S9を出力し、これに
よって第1気筒の燃料頻射弁が燃料噴射を行なう。
次に、信号SI4から180′遅れて信号315が第3
気筒用の噴射信号演算回路32に与えられ、上記と同じ
手順で第3気筒の燃料噴射が行なわ九る。
なお、この時の、噴射信号演算回路30のレジスタの値
は燃料を噴射できない値に書き換えられる。
以下同様にして第1.第3.第4.第2気筒の順序でシ
ーケンシャル噴射が行なわれる。
なお、第1気筒と第4気筒の噴射信号演算回路30と3
1には、同じ信号SI4が与えられ、第3気筒と第2気
筒の噴射信号演算回路32と33には、同じ信号S、5
が与えられるが、上記のごとくレジスタに数値が書き込
まれるのは次に噴射するもののみであるから誤動作する
ことはない。
すなわち、吸気行程の最初で信号SI4又はSISを与
えられた噴射信号演算回路のみが演算を行なう。
また、第7図から判るように、一つの噴射信号11− 演算回路をトリガする信号SI4又はS15は、クラン
ク角度360°の周期をもっている。
したがって、噴射信号89〜SI2の最大時間幅M1〜
M4は、クランク角度で360°になる。すなわち吸気
行程と圧縮行程とを含む最大360°の範囲であれば、
任意の噴射開始時期と噴射時間幅で燃料噴射を行なうこ
とが出来る。
次に、第8図及び第S図を参照して第2図における信号
処理回路24の構成及び作用について説明する。
信号処理回路24は振動センサ15の出力信号S8から
エンジンのノッキングを検出し、その大きさに応じたパ
ルス幅のパルス信号を発生して出力するようになってい
る。
同図において、44は信号処理回路24の入力インピー
ダンスを高くするためのバッファであり、振動センサ1
5として磁歪素子を用いる場合は省略出来る。45は振
動センサ15の出力信号S8から所定の周波数の信号の
みを取り出すバンドパスフィルタ(B、P、F、)であ
り、例えば通過中心局12− 波数が7 KHz程度のものを選ぶ。なお、このバンド
パスフィルタ45の代りにローパスフィルタ又はバイパ
スフィルタ(7K)lzの信号を通過させるもの)等を
用いても良い。
46はバンドパスフィルタ45の出力信号Sa(第9図
(イ)参照)を例えば包絡線検波して増幅し、第S図(
ロ)に示すようなエンベロープ信号sbを出力する波形
整形回路、47はノッキングに依存しない振動による信
号レベルをノイズレベルとみなし、そのレベルを検出す
るノイズレベル検出回路であり、例えば点火直後又は上
死点付近の一定期間(ノッキングが発生しない期間)に
おける波形整形回路46の出力信号sbを入力し、その
信号レベル(第9図(ロ)では平担に示しであるが、実
際は変動している)を平均化して所定量(例えば2〜3
倍に)増幅し、第9図(ロ)に示すようなノイズレベル
に応じた略直流的な信号Srを得るようになっている。
4日は比較器であり、波形整形回路46からのエンベロ
ープ信号sbとノイズレベル検出回路47の出力信号S
rとを入力して比較し、sb≧Srの時にノッキング発
生とみなして出力をハイレベル゛H″にして、ノッキン
グの大きさに応じたパルス幅τ2のパルス信号Sp(第
S図(ハ)参照)を出力する。
信号処理回路24は上記のように構成されているので、
振動センサ15が検出したエンジンの振動に応じた信号
S8から簡単にノッキングの大きさに応じたパルス幅の
パルス信号SPを得ることができる。
第2図に戻って、カウンタ26は、信号処理回路24か
らノッキングの発生時にのみ出力されるパルス信号Sp
のパルス幅に相当する期間(τ2)開くアンド回路25
を介して入力される発振器27からの一定周波数(例え
ば周期10μ5ec)のクロックパルスGK(第S図(
ニ)参照)を計数することによって、ノッキングの大き
さに応じた計数値Nを得るようになっている。
例えば、第9図(ホ)に示すようにアンド回路25を通
過したクロックパルスCKのパルス数が4個なら、その
計数値Nは「4」となる。
CPUI 7の割込端子INT2にクランク角センサ1
3からの基準クランク角信号S2 (第S図(へ)及び
第4図(ロ)参照)が入力した時点で、カウンタ26の
計数値N(2進数)がCPU17によって入出力インタ
ーフェース回路20を介して読み込まれ、読み込みが終
るとCPU17からのリセット信号Rによってカウンタ
26は直ちにリセットされる。なお、カウンタ26のリ
セットはリセット信号発生手段を別個に設け、ピストン
の上死点前の一定クランク角度のタイミングでリセット
するようにしても良い。
また、発振器27を設けずにCPU17の内部で発生す
るクロック信号を利用しても良い。
次に、この発明に係わるノッキング制御を含めたCPU
I 7の動作を第10図乃至第12図に示すフローチャ
ートを参照しながら説明する。
CPUI 7は、通常第10図に示すメインプログラム
を実行している。
すなわち、第2図における入出力インターフエ15− 一ス回路20に入力される各種センサの検出信号S、〜
S7に基づいた処理を5TEP 1.5TEP 2の順
に繰り返すことによって噴射開始時期、噴射期間及び点
火時期等の機関を最適に動作させる上で必要な様々な制
御値を遂次決定する。
このメインプログラムの実行中に、クランク角センサ1
3から気筒判別信号S1がcpu17の側端子INT、
に入力されて割り込みがかかると。
CPU17はメインプログラムの実行中断して、第11
図示す割込処理プログラムを実行する。
この5TEP 3に示す処理内容は、例えばRAM1日
の特定アドレスを用いて構成したソフト的な気筒判別カ
ウンタCNを「0」にリセットするものであり、気筒判
別信号S1が入力される毎に実行される訳であるから、
この気筒判別カウンタCNはクランク角で720°毎に
リセットされる。
そして、この5TEP 3の処理が終わると、メインプ
ログラムに戻って、中断した処理を始める。
なお、この気筒判別カウンタCNは、燃料噴射を前述し
た順序でシーケンシャルに行なうために16− 用いるためのものであり、その詳細は後述する。
次に、メインプログラムの実行中に、クランク角センサ
13から基準クランク角信号S2がCPU17の割込端
子INT2に入力されて割り込みがかかると、CPUI
 7はやはりメインプログラムの実行を中断して、第1
2図に示す割込処理プログラムを実行する。
このプログラムは、先ず5TIEP 4で第3図に示す
各噴射信号演算回路30〜33の噴射期間レジスタの値
を全て「0」にリセットした後、5TEP 5でカウン
タ26の計数値Nを読み込んで一旦RAM1日に格納し
、5TEP 6でリセット信号Rをカウンタ26に出力
して計数値Nを「0」にリセットする。
そして、5TEP 7でRAM19に格納した計数値N
と機関の運転状態に応じて、ノッキングが発生している
と判断した場合には、メインプログラムに従って演算し
た噴射時期をノッキング回避又は抑制し得るように遅ら
せる補正演算を行なって、その演算結果を一旦RAM1
Bに格納する。
なお、この5TEP 7での補正演算は、例えば次のよ
うにする。
すなわち、燃料噴射終了時期とノッキング強度との間に
第13図に示すような関係があることを本出願人は実験
によって明らかにしており、噴射終了時期を圧縮上死点
側に遅らせるほどノッキングが低減する。
これは、噴射終了時期を遅らせると、気筒内の混合気の
層状化が進んで、エンドガス部が超希薄となり、エンド
ガスの自発火が起りにくくなるためである。
そこで、例えば予め作成した噴射時期補正データの2次
元テーブル(ROM1Bの格納データ)を計数値Nが示
すノッキングの大きさと機関の運転状態(例えば機関回
転数等)とによってテーブルルックアップして、発生し
ているノッキングが大きい程大きくなる噴射時期補正デ
ータをめ、そのめた補正データをRAM19に格納しで
ある噴射開始時期データから差し引いて、その差し引い
て得たデータと噴射時期データとによって決まる噴射終
了時期が、発生しているノッキングを回避又は抑制し得
る程度に圧縮上死点(T D C)側に遅れるようにす
る。
ただし、噴射終了時期をあまり遅らせすぎると、燃費、
スモークの悪化があるので、燃費、スモークの悪化のな
い範囲(例えば上限で120’BTDC)に設定する必
要がある。
なお、読み込んだ計数値Nが「0」なら、ノッキングが
発生していないため、噴射時期の補正演算は行なわない
次に、5TEP 8で気筒判別カウンタCNの値が「0
」か否かをチェックし、rOJなら5TEP 9に進み
、「0」でなければ5TEP 10に進む。
5TEP 9では、第1気筒用の噴射信号演算回路30
のレジスタ37.38 (第5図参照)にRAM1Bに
格納しである噴射開始時期データと噴射期間データとを
書き込む。
5TEP 10では、気筒判別カウンタCNの値が「1
」か否かをチェックし、「1」なら5TEP 11に進
み、「1」でなければ5TEP 12に進む。
19− 5TEP 11では、第3気筒用の噴射信号演算回路3
3のレジスタにRAM19に格納しである噴射開始デー
タと噴射期間データとを書き込む。
5TEP 12では気筒判別カウンタCNの値が「2」
か否かをチェックし、「2」なら5TEP 13に進み
「2」でなければ、5TEP 14に進む。
5TIEP 13では、第4気筒用の噴射信号演算回路
31のレジスタに、5TEP 14では第2気筒用の噴
射信号演算回路33のレジスタに、夫々噴射開始データ
と噴射期間データとを書き込む。
そして、5TEP 15で気筒判別カウンタCNを+1
インクリメントしてメインプログラムに戻る。
このようにすると、気筒判別カウンタCNは、前述した
ようにクランク角度で7206毎にリセットされると共
に、1808毎に+1ずつインクリメントされるから、
第1.第3.第4.第2気筒の順にレジスタへのデータ
の書き込みが行なわれ、それによって上記の順にシーケ
ンシャルな噴射がなされる。
なお、第11図の割り込みと第12図の割り込20− みとは、クランク角度で720°毎に同時にかかるが、
その場合は優先順位の高い第11図の割り込みを終えて
から、第12図の割り込みがかかる。
そして、上記のようにすれば、従来のようにノッキング
の発生に伴って点火時期をMBTから遅らせなくても、
ノッキングを回避又は抑制できるため、それによる燃費
の悪化や排気温度の上昇による排気系部品の劣化を防ぐ
ことができる。
なお、上記実施例では、この発明によるノッキング制御
方法を、直接噴射式の内燃機関に適用した例に就て述べ
たが、吸気系に燃料噴射弁を設けた機関にも同様に適用
できる。
羞−求 以上説明してきたように、この発明によるノッキング制
御方法にあっては、ノッキングを検出して、その検出時
に燃料噴射時期を遅らせるようにしたので、従来のよう
に点火時期をMBTから遅らせなくてもノッキングを回
避又は抑制でき、それによって燃費の悪化や排気温度の
上昇による排気系部品の劣化を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す全体構成図、第2
図は、第1図中の制御ユニットの具体例を示すブロック
図、 第3図は、第2図中の入出力インターフェース回路の一
部分を具体的に示すブロック図、第4図は、第3図中の
各信号の関係を示す波形図、第5図は、第3図中の噴射
信号演算回路の構成を示すブロック図、 第6図は、第5図中の各信号の関係を示す波形図、第7
図は、噴射シーケンスの説明に供するタイミング図、 第8図は、第2図中の信号処理回路の構成を示すブロッ
ク図、 第9図は、第2図及び第8図中の各信号の関係を示す波
形図、 第10図乃至第12図は、夫々第2図のCPUが実行す
るプログラムのフロー図、 第13図は、噴射終了時期とノッキング強度との関係を
示す線図である。 2〜5・・・燃料噴射弁 13・・・クランク角センサ 15・・・振動センサ 16・・・制御ユニット 17・・・中央処理装置(CPU) 18・・・ROM 19・・・RAM 20・・・入出力インターフェース回路24・・・信号
処理回路 25・・・アンド回路 2G・・・カウンタ27・・・
発振器 28a〜28d・・・燃料噴射弁駆動回路30−33・
・・噴射信号演算回路 −N G f 芝 ツ (/1 ′A −A ヨ ′−11ψ G 1(1 ffI ヱ −−〜 −。 1/1(/lc ψ Cφ ψ 第5図 30 ロー―−−■■−■−―−−−−−−−−−轡−―−−
轡一齢一需−−m第7図 第13図 60 80 100 120 140 160 180
噴射終了時期 (’ BTDC) 手続補正帯(自発) 昭和59年5月16 日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 ■、事件の表示 特願昭58−120046号 2、発明の名称 ノツキンク制御方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 神奈川県横浜市神奈用区宝町2番地 (399)日産自動車株式会社 4、代理人 東京都豊島区東池袋1丁目20番地5 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄 (2)図 面 6、補正の内容 (1)明細書第5頁第14行の[クランク角センサ13
」を「アイドルスイッチ12」と補正する。 (2)同書第9頁第4行の[信号S4Jを「信号Sxj
と補正する。 (3)同帯同頁第8行の「レジスタ39Jを「レジスタ
38」と補正する。 (4)同書第10頁第18行の「噴射信号演算回路30
.3DJを「噴射信号演算回路30,31jと補正する
。 (5)同書第21頁第1〜2行の「噴射信号演算回路3
3」を「噴射信号演算回路32.0と補正する。 (6)図面の第5図を本書に添付した訂正図面のとおり
補正する。 7、添付書類 訂正図面(第5図) 1通 第5図 0 L + l J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 燃料噴射方式の内燃機関において、該機関に発生す
    るノッキングを検出して、その検出時に燃料噴射時期を
    遅らせて前記ノッキングを回避又は抑制するようにした
    ノッキング制御方法。
JP58120046A 1983-07-01 1983-07-01 ノツキング制御方法 Pending JPS6011651A (ja)

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ID=14776552

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0479833A1 (en) * 1989-06-29 1992-04-15 Orbital Eng Pty REGULATION OF THE EARNING EFFECT BY REDUCING THE INJECTION PERIOD.
JP2006183548A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Nippon Soken Inc 内燃機関の制御装置
JP2008088813A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Honda Motor Co Ltd 可変圧縮比機構を備える内燃機関の制御装置

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