JPS60115018A - テープレコーダ装置 - Google Patents

テープレコーダ装置

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JPS60115018A
JPS60115018A JP59227922A JP22792284A JPS60115018A JP S60115018 A JPS60115018 A JP S60115018A JP 59227922 A JP59227922 A JP 59227922A JP 22792284 A JP22792284 A JP 22792284A JP S60115018 A JPS60115018 A JP S60115018A
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recording
tape
gear
reverse
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Seiji Tomita
清二 冨田
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5513Specially adapted for transducing in both travelling directions of tape
    • G11B5/5517Controlled by automatic tape drive reversing arrangement
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/488Disposition of heads
    • G11B5/4893Disposition of heads relative to moving tape

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はテープレコーダ装置に係シ、特にオートリバ
ース機能を備えたものにおいて良好 ゛な録音及び再生
を行なえるようにヘッドの位置を規定したものに関する
周知のように、テールレコーダにおいて、往復録音また
は再生を可能とするものはオートリバース装置と称され
ている。すなわち、このオートリバース装置は往動作に
おけるチーブ終端でテープ装填状態及び操作部設定状態
を何ら変えることなく、復動作においても録音または再
生を自動的になし得るものであるから、長時間の録音ま
たは再生を必要とする場合において特に便利なものであ
る。
しかしながら、このようなオートリバース装置は、まだ
まだ開発途上にある段階で、種々の改良すべき点を有し
ている。例えば、上記オートリバース装置の採用された
テールレコーダの録再ヘッドは、テープ走行の正逆すな
わち往動作及び復動作で再生(録音)を可能とするため
に、当然アジマス角を正確にしてテープ走行方向に応じ
てテープの対応するトラックに当接し得るように移動さ
れるようになっていなければならないものであるが、従
来では録再ヘッドをテープの長手方向に対して略直交す
る方向に移動させるようにしているだめ、テープレコー
ダ機構部内に録再ヘッドを移動させるに足る空間を設け
る必要があシ、その分テープレコーダ自体の大型化を招
くという問題がある。
そこで、従来よシテールコーダ機構部内のスペースに無
駄を生じることなく、かつ組立て作業が容易で録音及び
再生における特性劣下等も生じ得ない録再ヘッドの移動
機構を備えたオートリバース装置の開発が強く望まれて
いる。
この発明は上記事情を考慮してなされたもので、録再ヘ
ッド及び消去ヘッドのどちらか一方または両方を傾けて
取付けることによシ、ヘッドとテープとの接触を確実に
し、安定な録音及び再生を行ない得る極めて良好なテー
プレコーダ装置を提供することを目的とする。
以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。すなわち、第1図及び第2図において、1
ノはコンパクトカセノトテーゾレコーダの略箱状のメイ
ンシャーシで、その前後部、上下部及び左右側部に後述
する種々の機構が装置されてなる。そして、第1図中メ
インシャーシ11の下端部から前方に突出して装置され
るのが操作部12であって、第1図中左端からストラグ
兼イジェクト用の5TOP操作子12ノ、巻戻し用のR
EW操作子122、逆方向(復動作)再生用のPLAY
 (R)操作子123、録音用のRKC操作子124、
正方向(往動作)再生用のPLAY (F )操作子1
25、早送シ用のFF操作子126、一時停止(ポーズ
)用のPAUSE操作子127の順でそれぞれが矢印(
ト)方向にピアノタッチ式に抑圧操作自在に、かつ矢印
(B)方向に復帰自在に配置され、これらの各操作子1
21〜127はそれぞれ図示しない操作レバーを介して
各駆動系を駆動状態とし得るようになされている。この
場合、上記各操作レバーは、メインシャーシ11の庇状
平面部111の第1図中層面側で図中上下方向に往復摺
動自在となるように配置され、図示しない公知のロック
機構と係合して抑圧操作による押込み状態にロックされ
るようになされる。ただし、上記5TOP操作子121
の操作レバーはロックされることなく、ロック状態にあ
る他の操作子の操作レバーを解除する如く上記ロック機
構と係合する。また1、上記PAUSE操作子127の
操作レバーは、ロック機構と伺ら係合することなく独立
して動作するものでアシ、メインシャーシ11の庇状平
面部111の第1図中層面側に配置される図示しない公
知のダッシュ−ブツシュ機構と係合して、1度目の押圧
操作で押込状態にロックされて例えば再生状態を一時的
に停止せしめるとともに、2度目の押圧操作でロック状
態が解除されて例えば再生状態に復帰せしめる如く機能
させる。
そして、上記REW及びFF操作子122゜126の各
操作レバーは、図示しない高速送シ系の正逆切換機構を
選択的に駆動して、テープを正または逆方向に高速走行
せしめる如く機能する。また、上記PLAY (R)及
びPLAY(F)操作子123,125の各操作レバー
は、後述する定速送シ系の正逆切換機構を選択的に駆動
してテープを正または逆方向に定速走行せしめるととも
に、第1図中矢印(C)、 (D)方向に往復摺動自在
のヘッドスライダ13を駆動して該ヘッドスライダ13
上に搭載される録再ヘッド14等をテープの所定面に当
接せしめ、かつ同−鉛のピンチローラ15.16を選択
的に一対のキャプスタン17.18に当接せしめること
によシ、正または逆方向で再生状態とする如く機能する
。ここで、上記録再ヘッド14はテープ走行の正逆すな
わち往動作及び復動作で再生(録音)を可能とするため
に、当然アジマス角を正確にしてテープ走行方向に応じ
てテープの対応するトラックに当接し得るように移動さ
れるものであシ、このヘッド移動機構100の構成及び
その動作の詳細については後述する。
ところで、通常のテープレコーダであれば正方向の再生
(録音)がなせればよいので当然1つのPLAY操作子
でよいが、ここで対象としているオートリバースを可能
とするテープレコーダでは正及び逆の両方向で再生(録
音)をなす必要があるので、正及び逆方向用の互いに独
立した2つのPLAY操作子を備えているものである。
ここで、2つのPLAY操作子のうち一方のみを操作し
た場合にはその方向のみの再生(録音)が可能となシ、
両方を同時に操作した場合にいわゆるオートリバースが
なせるものでsb、通常の再生(録音)の場合には正方
向のPLAY操作子のみを操作してやればよいものであ
る。
また、図示中央のREC操作子124は、前述のPLA
Y操作子と組合せて操作した場合に正または逆方向の一
方向のみで、あるいはオートリバースによる往復録音が
可能となる如く、その操作レバーで録音系を駆動せしめ
るものである0 さらに、第1図中メインシャーシ11の中央部に突出し
ているのは、左リール台19と右リール台20であって
、それぞれ自動停止機構や往復動作切換機構等に連結さ
れている。なお、メインシャーシ11の第1図中上方に
は、右リール台20に連結されるテープカウンタ21や
各駆動系の動力源となるモータ22及びオートリバース
回数制限機構やマニュアルリ・ぐ−ス機構の操作レバー
23.24が装置されている。
ここで、第3図は上記第1図及び第2図からテープ定速
送り系の正逆切換機構を取シ出して示すものである。す
なわち、図中点線で示すものは前記へラドスライダ13
であシ、第1図に示したものとは簡単のために便宜上簡
略化して示しである。このヘッドスライダ13には、そ
の両側部所定位置に一対の突部131,132が形成さ
れている。そして、上記へラドスライダ13の各突部1
31,132は、該ヘッドスライダ13の下面に並設さ
れる図中二点鎖線で示す左及び右再生スライダ25.2
6の各中央部に形成された透孔25 J、26 Jの図
中下部に形成された係合片252,262と係合し得る
ものである。ここで、上記左及び右再生スライダ25.
26は、それぞれに形成された一対の長孔253,25
4及び263,264に、前記メインシャーシ11に形
成されたガイドピン255,256及び265,266
がそれぞれ挿通されることによシ、ヘッドスライダ13
と同様に図中矢印(C)、(ロ)方向に往復摺動自在に
支持されている。
そして、上記左及び右再生スライダ25.26は、前記
PLAY (R)及びPLAY (F )操作子123
.125の各操作レバーと図示しないスゲリングを介し
て連動関係となされているもので、PLAY (R)及
びPLAY (’F )操作子123゜125の操作時
にそれぞれ図中矢印(C)方向に付勢されるようになさ
れている。また、上記左及び右再生スライダ25.26
は、それぞれ前記ピンチローラ15,16及び前記モー
タ22の回転を前記左及び右リール台19.20にそれ
ぞれ伝達するための図示しないアイr2や歯車等を制御
するものである。すなわち、左再生スライダ25は、図
中矢印(C)方向にスライドされたとき、前記ピンチロ
ー215をキャプスタン17(第1図参照)に圧接させ
るとともに、左リール台19を回転駆動させてテーノ巻
取シを行なわせ、テープ正方向走行の再生が行なわれる
ものである。また、右再生スライダ26は、図中矢印(
C)方向にスライドされたとき、前記ピンチローラ16
をキャプスタン18(第1図参照)に圧接させるととも
に、右リール台20を回転駆動させてテープ巻取シを行
なわせ、テープ正方向走行の再生が行なわれるものであ
る。
つまシ、テープが正方向に走行するか逆方向に走行する
かは、右及び左再生スライダ26.25のどちらが第3
図中矢印(C)方向に移動されるかで決まるものである
ここで、上記左再生スライダ25の図中上端右側部には
、チー・ぐを有する係止部257が形成されている。ま
た、上記右再生スライダ26の図中上端略中央部には、
略凹状に切欠かれてなる係止部267が形成されている
。そして、上記左及び右再生スライダ25.26の下面
には、前記メインシャーシ11に突設された軸112に
回転自在に支持された略T字状のリバ−ス駆動レバー2
7が設けられている。このリバース駆動レバー27の基
部221の図中左側には、上記左再生スライダ25の係
止部257と係合する折曲係合片222が形成されてい
る。
また、リバース駆動レバー27の基部27ノの図中右側
には、上記右再生スライ!26の係止部267と係合す
る折曲係合片273が形成されている。さらに、上記リ
バース駆動レバー27の基部271の図中左側には、略
クランク状の長孔274が形成されている。
そして、上記リバース駆動レバー27の長孔274内に
は、メインシャーシ11に突設された軸113に回転自
在に支持された歯車28の一側面に突設された突部28
1が、嵌着されている。このため、上記歯車28が回転
すると、その回転に応じてリバース駆動レノぐ−27は
軸112を中心にして揺動運動を行ない得るようKlれ
ている。ここで、上記歯車28の突部281が設けられ
ている側と反対側の他側面には、該歯車28の図中時計
方向への回転に対して、後述するロックレバ−29に喰
い込みとなる一対の係止部282,283が形成されて
いる。この係止部282,283は、軸113を中心と
して対向する位置となるように形成されている。また、
上記ロックレバ−29は、前記メインシャーシ11に突
設された軸114に回動自在に支持されているもので、
上記歯車28の係上部282.2133と選択的に係脱
可能な保合片291が形成されている。そして、このロ
ックレバ−29は図示しないスゲリングの作用によって
、通常その係合部291が歯車28の係止部282,2
83に係合する方向、つまシス中反時計方向に付勢され
ている。また、このロックレバ−29は前述した往復動
作切換時におけるテープ終端検出状態(自動停止機構に
おけるテープ終端検出と同じでよい)や前記マニュアル
リバース機構の操作レバー24(第1図参照)の操作時
等に、上記スゲリングの付勢力に抗して第3図中時計方
向に回動されて、その係合部291が歯車28の係止部
282゜283から離脱されるようになっている。
一方、前記歯車28には常時図示しない第1の歯車が噛
合されている。この第1の歯車と歯車28との歯車比は
1:2となされておシ、第1の歯車が1回転すると歯車
28は半回転される。そして、上記第1の歯車には所定
位置に一ケ所だけ歯車のない切欠き部が形成されておシ
、この切欠き部と対向する位置には、前記モータ22か
らの回転力が伝達されテープ走行に無関係に一方向に回
転する第2の歯車が設けられている。この第2の歯車は
第1の歯車と噛合されたとき、歯車28を図中時計方向
に回転させるように回転されている。
上記のような構成において、゛今オートリバースをなさ
んとして、前記PLAY (R)及びPLAY(F)操
作子123,125を共に操作したとする。すると、こ
のPLAY (R)及びPLAY(F)操作子123,
125に連動する操作し・ぐ−及びスゲリングを介して
、左及び右再生スライダ25.26が共に第3図中矢印
(C)方向にスライドされる。ここで、令弟3図に示す
ように、ロックレバ−29の保合部291が、歯車28
の係止部283と係合しているとすると、突部281の
位置によってリバ−ス駆動レノ々−27は図示の位置に
規制されることになる。このため、右再生スライダ26
は十−分に矢印(C)方1句に移動されるが、左再生ス
ライダ25はその係止部257がり・々−ス駆動し・ぐ
−27の折曲係合片272に当接して、十分に矢印(C
)方向に移動されない。したがって、右再生スライダ2
6によって制御されるピンチローラ16やアイドラ等が
、キャブスタン18に圧接されたり、右1ノール台20
を回転させる所定の位置に移動されたりして、ここに正
方向の再生が行なわれるものである。このとき、右再生
スライダ26の矢印(C)方向の移動に伴ない、その保
合片262がへラドスライダ13の突部132に当接し
、該ヘッドスライダ13を矢印(C)方向に移動させる
このため、ヘッドスライダ13に設けられた詳細を後述
する録再ヘッド14(第1図参照)がテープに当接され
るものである。また、このとき、左再生スライダ25が
矢印(C)方向に付勢されているのをリバース駆動レバ
ー27が押えていることによシ、該リバース駆動レバー
27には図中時計方向の回動付勢力が加えられているこ
とになる。このため、す・々−ス駆動レバー27の長孔
274内に嵌合される突部28ノを有する歯車28も図
中時計方向への回転付勢力が付与されることになるが、
その係止部283がロックレバ−29の係合部291に
係合されていルノテ、歯車28は回転せずリバース駆動
レバー27は第3図に示す位置で安定している。
上記のような正方向の再生状態において、テープが終端
に到達したとする。すると、前述したテープ終端検出機
構によシ、第4図に示すように、ロックレバ−29が図
中時計方向に回動され、その係合部291が歯車28の
係止部283から離脱される。このとき、先に述べたよ
うに第3図に示す状態で歯車28には、図中時計方向の
回転付勢力が付与されているので、歯車28は第4図中
時計方向に若干回転される。
すると、この歯車28に噛合された前記第1の歯車が、
歯車28と逆方向に若干回転される。
このため、第1の歯車と前記第2の歯車とが噛合状態と
なり、この第2の歯車の回転力によって歯車28は図中
時計方向に回転される。
そして、この第1の歯車が1回転して、その切欠き部が
再び第2の歯車と対向したとき、第5図に示すように、
歯車28は丁度半回転して、その係止部282がロック
レノぐ−29の保合部291に係止される。このとき、
歯車28が半回転するのに伴なう突部28ノに追従して
、リバース駆動し・々−27,は第5図中時計方向に回
動される。このため、リバース駆動レバー27の折曲係
合片273が右再生スライダ26の係止部267に当接
し、右再生スライダ26は図中矢印■)方向に後退させ
られる。とれに対し、左再生スライ/25はその係止部
257に対するリバース駆動レバー27の折曲係合片2
72の係止が解除されるため、矢印(C)方向へ十分に
移動される。したがって、左再生スライダ25によって
制御されるピンチローラ15やアイドラ等が、キャプス
タン17に圧接されたシ、左リール台19を回転させる
所定の位置に移動されたルして、ここに逆方向の再生が
行なわれるものである。このとき、左再生スライダ25
の矢印(C)方向の移動に伴ない、その保合片252が
ヘントスライダ13の突部131に当接し、該ヘッドス
ライダ13を矢印(C)方向に移動させる。このため、
ヘッドスライダ13に設けられた録再ヘッド14がテー
プに当接されるものである。
ここで、上記へラドスライダ13は、後述する機構によ
って、テープが正方向の再生状態から逆方向の再生状態
へ切換わる過程(その逆の過程についても同様)におい
て、一旦矢印の)方向へ後退されるもので、その後左ま
たは右再生スライダ25tたは26が矢印(C)方向へ
移動されるのに伴ない、同方向に移動されるようになさ
れている。
また、第5図に示す状態において、右再生スライダ26
が矢印(C)方向に付勢されているのをリバース駆動レ
バー27が押えていることによシ、該リバース駆動レバ
ー27には図中反時計方向の回転付勢力が加えられてい
ることになる。
このため、歯車28は図中時計方向への回転付勢力が付
与されることになるが、その係止部282がロックレバ
−29の保合部29ノに係合されているので、歯車28
は回転せずリバース駆動レバー27は第5図に示す位置
で安定している。
そして、上記のような逆方向の再生状態において、テー
プが終端に到達すると、先に述べたようにテープ終端検
出機構によシ、ロックレバ−29が図中時計方向に回動
され、上述したのと略同様にして歯車28が図中時計方
向に半回転され、再び第3図に示すテープの正方向の再
生状態となされるものである。また、上記したテープの
正逆切換機構は、テープ終端で作動するだけに限らず、
前記マニエアルリバース機構の操作レバー24の操作時
にも作動することは容易に上述の説明から窺い知れるこ
とであシ、テープ走行の任意の時点でテープ走行方向の
正逆切換をなし得るものである。
以上にテープ走9行の正逆切換機構について説明したが
、次に前記ヘッド移動機構1oo(第1図か照)につい
て説明する。すなわち、再び第3図に示すように、略T
字状に形成されたリバース駆動し/?−27の延出部2
25の先端部には、折曲係合片276が形成されている
。また、上記左及び右再生ス2イダ25,260長孔2
54,264内を挿通するガイドピン256゜266は
、該左及び右再生スライダ25.26と前記メインシャ
ーシ11との間において、互いに重なシ合った制御スラ
イダ3o及び駆動スライダ3ノの各両端部に形成された
長孔301゜312及び311,312をそれぞれ挿通
している。そして、これら制御ス2イ/30及び駆動ス
ライダ3ノは、それぞれ独立して上記左及び右再生スラ
イダ25.26の摺動方向と略直交する方向、つまり図
中矢印@)、 CF)方向に往復摺動自在に支持されて
いる。
ここで、上記制御スライダ30の略中央部には、図示形
状の透孔303が形成されている。
この透孔303の図中下部には、後述するヘッド回転機
構に設けられる扇状歯車の被駆動部が嵌合される略凹状
の嵌合部304が形成されている。また、上記透孔30
3のうち嵌合部304の図中右側には、該制御スライダ
30の長手方向に所定間隔を有して一対の係止部305
゜306が形成されている。
一方、上記駆動スライダ31−の略中央部には、図示形
状O透孔313が形成されている。この透孔3130図
中上部には、両側にチー・ぐを有する略山状の突部31
4が形成されている。そして、この突部314には、前
記ヘッドスライダ13の図中下部に植設されたピン13
3が係合し得るようになされている。さらに、上記透孔
313のうち突部314の図中右側には、該駆動スライ
ダ31の長手方向に所定間隔を有して一対の係止部31
5,316が形成されている。そして、この一対の係止
部315,316間に、前記リバース駆動し・々−22
の延出部275に形成された折曲係合片276が介在さ
れるものである。
また、上記透孔3ノ3の図中下部には、上記制御スライ
ダ3θの係止部J 05. 306間に介在される折曲
係合片317が形成されている。
そして、今テーグが正方向の再生状態にあるとすると、
リバース駆動レバー27は第3図に示す位置にあシ、こ
のと6にはその折曲係合片276が駆動スライダ31の
係止部316に当接し、駆動スライダ31を図中矢印(
ト)方向に移動させている。また、駆動スライダ31の
折曲係合片317が制御スライダ3oの係止部306に
肖接し、該制御スライダ30も図中矢印(ト)方向に移
動されている。
このような正方向の再生状態で、前記したように逆方向
の再生状態に切換えが行なわれると、第4図に示すよう
にリバース駆動レバー27は図中時計方向に回動され、
その折曲係合片216が駆動スライダ3ノの係止部31
5に当接し、該駆動スライダ31を矢印(ト))方向に
移動させる。
このときには、駆動スライダ31の折曲係合片317は
制御スライダ30の係止部306゜306間を移動して
いるだけであり、制御スライ〆30は移動しない。また
、駆動スライダ31が図中矢印C)方向に移動されるに
伴ない、ヘッドスライ〆13のピン133が突部314
のチー・平に沿って図中下方に移動され、結局前記した
ように切換過程においてへッドス2イダ13が図中矢印
の)方向に後退させられるものである。
そして、逆方向の再生状態への切換えが完了すると、第
5図に示すように、駆動スライダ31は十分に図中矢印
(ト)方向に移動される。このとき、ヘッドスライダ1
.3のピン133は、駆動スライダ31の突部314の
頂点を越えて第3図と反対側に位置する。同時に、この
とき、左再生スライダ25は十分図中矢印(C)方向に
移動されるため、その保合片252と係合する突部13
ノを有するヘッドスライダ13も同方向に移動される。
このため、ヘッドスライダ13のビニ/133は、駆動
スライダ31の突部314を逆に押圧し、これによって
駆動スライダ3ノはその係止部315をリバース駆動レ
バー27の折曲係合片276が押圧する以上に、図中矢
印(ト)方向に十分に移動されるものである。また、制
御スライダ30も駆動スライ/31の移動に追従して矢
印(ト)方向に移動されるものである。
一方、上記逆方向の再生状態から正方向の再生状態に切
換える場合には、リバース駆動レバー27が第5図中反
時計方向に回動されることによシ、その折曲係合片27
6が駆動スライダ31の係止部316を押′圧し、以下
上述と略逆の動作で、駆動スライ/31及び制御スライ
〆30が矢印鋸)方向に移動され、再び第3図に示す状
態となされるものである。なお、この切換途中において
もヘッドスライダ13が一旦矢印(ロ)方向に後退して
から再び前進することはもちろんである。
ここで、正方向から逆方向及び逆方向から正方向に切換
える途中において、駆動スライダ3ノ及び制御スライダ
30を図中矢印(ト)及び(F)方向にそれぞれ移動さ
せるのは、以下に説明するヘッド回転機構を駆動させる
ために必要なものであって、以下ヘッド回転機構につい
て説明する。
第6図(a)はここで説明するヘッド回転機構の外観を
示すものである。まず、概略的な構成と動作について簡
単に説明すると、前記録再ヘッド14はマイクロカセッ
トチーブレコーダ用のもので、その信号記録再生用のヘ
ッド部141は、テープ当接面142の一方側にかたよ
せて設けられている。そして、この録再ヘッド14は、
同じくマイクロカセットテールレコーダ用の消去ヘッド
32と並設されて、略円筒形状のヘッド支持体33内に
嵌着されている。
また、図中34はヘッド取付構体で、図示の如くヘッド
台板35及び歯車36を一体的に回転自在に支持してい
る。さらに、このヘッド取付構体34には、歯車36と
噛合する略扇形状の扇状歯車37がその基部で回転自在
に支持されている。また、上記ヘッド台板35にはヘッ
ド支持体33が取着されている。
ここで、上記ヘッド取付構体34は、その取付部341
がへラドスライダ13に接触されて例えば図示しないね
じ等によって螺着されるもので、該ヘッド取付構体34
がヘッドスライダ13に取付けられた状態で録再ヘッド
14のテープ当接面142が第3図中上方を向くように
なるものである。また、上記扇状歯車37の基部からは
被駆動部371が延設されておシ、ヘッド取付構体34
をヘッドスライダ13に取着した状態で、該被駆動部3
7ノが前記制御スライダ30の嵌合部304内に介在さ
れるものである。なお、ヘッドスライダ13が第3図中
矢印(C)、 (D)方向に移動されても、上記被駆動
部37ノは嵌合部304から離脱することなく、常時嵌
合部304内に介在されるものである。
このため、先に述べたようにテープを正方向から逆方向
及び逆方向から正方向へ切換える際、制御スライダ30
が矢印(ト)及びC)方向へ移動されるのに伴ない、扇
状歯車37も基部を中心として回動されるようになる。
そして、例えば扇状歯車37が第6図(a)中矢印(G
)方向に回動されたとすると、該扇状歯車37と噛合す
る歯車36が図中矢印(6)方向に回転され、ヘッド台
板35及びヘッド支持体33が同方向に回転されて、結
局第6図(b)に示すように録再ヘッド14及び消去ヘ
ッド32が丁度1800回転されるようになる。すると
、先に第6図(a)では図中二点鎖線で示すテープ38
に対してヘッド部141が図中下側のトラックに対向し
ていだのに対し、回転後は第6図(b)に示すようにヘ
ッド部141がテープ38の図中上側のトラックに対向
するようになシ、ここに正逆切換時にチーf3Bのトラ
ック変更(ヘッド移動)がなされるものである。また、
第6図(b)中矢印(I)方向に扇状歯車37が回転さ
れると、歯車36、ヘッド台板35及びヘッド支持体3
3は、図中矢印(J)方向に回転されて、録再ヘッド1
4及び消去ヘッド32がもとの位置に戻されることはも
ちろんである。
ここで、上記録再ヘッド14及び消去ヘッド32は、チ
ーfstt(コンパクトテープカセットのテープ)に当
接する際、カセットノ・−ンに形成された通常のヘッド
挿入孔に共に挿入されてチーブに当接されるものである
ここにおいて、上記ヘッド台板35には、その一部に一
対の係止部351,352が突設されている。また、ヘ
ッド取付構体34の一側部には、一対のねじ342,3
43が螺着されている。そして、ヘッド台板35の回転
は、第6図(a)、 (b)から明らかなように、その
係止部351゜352がねじ342,343とそれぞれ
当接するまでとなされている。このため、ねじ342゜
343の螺合深度を調整すること如よシ、第6図(、)
及び(b)に示す状態での録再ヘッド14及び消去へラ
ド32のアジマス調整を行ない得るものである。″また
、上記録再ヘッド14及び消去ヘッド32は、ヘッド支
持体33、ヘッド台板35、ヘッド取付構体34を後述
する如く挿通した後、歯車36の回転中心部を挿通する
接続線39を介して、図示しない録音再生系の電気回路
部に接続されている。
さらに、上記ヘッド支持体33の周側部には、該ヘッド
支持体33が第6図(a)及び(b)に示す位置になさ
れた状態でのテープ走行方向を示すだめの矢印40.4
0が設けられている。
なお、上記ヘッド支持体33の一側部には、チーfas
O幅方向の両端部を支持するチーツガイド部331が形
成されている。また、fl¥6図(b)で見えるトーシ
百ンスプリング4Iは、ヘッド支持体33が第6図(、
)及び(b)に示す2位置にある状態で安定に保持する
ための2安定作用を行なうものであって、その詳細につ
いては後述する。
ここで、第7図は上記ヘッド支持体33とヘッド台板3
5との取付けの詳細を示すものである。すなわち、ヘッ
ド支持体33には、録再ヘッド14及び消去ヘッド32
が取着される中央部の両側に、該ヘッド支持体33を縦
方向に貫通する透孔332,333が形成されている。
また、上記ヘッド台板35はヘッド取付構体34に回動
自在に支持されておシ、その回転中心部には前記接続線
39が挿通される透孔353が形成されている。そして
、との透孔353の両側でヘッド支持体33の各透孔3
32,333と対向する部分には、ねじ孔354,35
5が形成されている。
このような構成で、ねじ42,42をヘッド支持体33
の録再ヘッド14のテープ当接面142側から透孔33
2,333に挿通させ、ヘッド台板35のねじ孔354
,355に螺着させることによシ、ヘッド支持体33と
ヘッド台板36とが取着されるものである。
また、第8図は上記したヘッド回転機構の詳細な構成を
示す分解斜視図である。まず、前記ヘッド支持体33は
略円筒形状でその一部から略中央部にかけて略凹状の切
欠き部334が形成されている。そして、この切欠き部
334の略中央部には、録再ヘッド14がそのテープ当
接面142を若干突出させるようにして嵌着される。ま
た、上記ヘッド支持体334の切欠き部334の端部に
は、消去ヘッド32が嵌着される。
一方、前記ヘッド取付構体34にはその略中央部に該ヘ
ッド取付構体34を貫通する透孔345が形成されてい
る。そして、このヘッド取付構体34には、その透孔3
45を回転中心とするようにしてヘッド台板35及び歯
車36が回転自在に支持される。また、上記歯車360
回転中心部には、該歯車36を貫通する透孔361が形
成されている。そして、前記接続線39はヘッド台板3
5、ヘッド取付構体34及び歯車36の各透孔353,
345,361を挿通するもので、該6透孔353. 
345゜361を挿通する際、略円筒形状の東線部材4
3によって束ねられる。
また、ヘッド取付構体34に螺着されるねじJ 42.
 J 43は、共に平板ワッシャ44.44及びコイル
状のスプリング45.45を挿通して、ヘッド取付構体
34に形成されたねじ孔346.347に螺着される。
このため、各ねじJ 42. 34 Jはねじ孔346
,347に螺着された状態で、ぐらつきのないように安
定に保持されるものである0 ここで、前記扇状歯車37は、その基部372に透孔3
23が形成されておシ、その透孔373内に略円筒形状
のスペーサ374を介して挿通されるねじ375が、第
9図(、)に示すように、ヘッド取付構体34の一側部
に螺着されることによって、ヘッド取付構体34に回動
自在に支持される。また、前記トーションスゲリング4
1の一端部は、歯車36の一部に突設された保合片36
2に係着され、該トーションスゲリング41の他端部は
、扇状歯車37の基部372近傍に形成された透孔37
6に係着されている。
そして、上記トーションスプリング41の前述した2安
定作用について説明すると、まず扇状歯車37が第9図
(a)に示す位置にあるとすると、トーションスフリン
グ4ノの付勢力は同図(b)に矢印で示すように、扇状
歯車37を図中反時計方向に回動させ、かつ歯車36を
図中時計方向に回転させるように作用する。ところが、
この状態では歯車36と一体的に回転する前記ヘッド台
板35の係止部35ノがねじ342と当接して、歯車3
6の図中時計方向の回転は阻止される。このため、ヘッ
ド支持体33が第6図(、)に示す状態でぐらつきなく
保持され、1つの安定状態を得ることができる。
上記第9図(b)に示すような安定状態で、扇状歯車3
7をその被駆動部371を持ってトーションスゲリング
41の付勢力に抗して、図中時計方向に回動させたとす
る。すると、トーションスプリング41の両端部は、一
旦近接した後、扇状歯車37が第9図(qに示す位置ま
で回動されると、今度は図中矢印で示すように、扇状歯
車37を図中時計方向に回動させ、かつ歯車36を図中
反時計方向へ回動させるように付勢力を作用させる。と
ころが、この状態では歯車36と一体的に回転するヘッ
ド台板35の係止部352がねじ343と当接して、歯
車36の図中反時計方向の回転は阻止される。このため
、ヘッド支持体33が第6図(b)に示す状態でぐらつ
きなく保持され、他の1つの安定状態を得ることができ
るものである。
ここで、第10図(IL 、(b)及び第11図(a)
、 (b)は、それぞれ前記ヘッド回転機構を種々の角
度から見た状態を示すものである。
したがって、上記のよう外ヘツP回転機構を用いたオー
トリバース装置によれば、まず録再ヘッド14及び消去
ヘッド32は第6図(a)I (b)に示すようにテー
プ38に常時対向した状態で回転されるようになってい
るので、従来のようにヘッド移動のためのスペースをテ
ープレコーダ機構部内に設ける必要がなく、テープレコ
ーダの小形軽量化を図ることができる。また、ヘッド回
転機構としては、各ヘッド支持体33、ヘッド台板35
、歯車36及び扇状歯車37等を全てヘッド取付構体3
4へ取付けてなるもので、いわゆるアッセンブリ化され
ている。このだめ、量産化に適するとともに、ヘッド取
付構体34をヘッドスライダ13に取着することによシ
ヘクド回転機構の取付けができるので、組立て作業が極
めて容易となるものである。
また、ヘッド回転機構はヘッドスライダ13に取着され
る前、つまシアラセンブリ化された状態では、そのねじ
342,343を正確にアジマス調整して螺着させる必
要はなく、該ねじ342.343は単に螺着しておくだ
けでよい。
つまり、このねじ342,343はアッセンブリ化され
た段階で第9図(b)または(e)に示す状態で歯車3
6が回転し人いようにヘッド台板35の係止部351,
352と当接すればよいもので、要するに仮止めのだめ
のストン・や−の役目を果たせばよいものである。そし
て、ヘッド回転機構がヘッドスライダ13に取着された
ときに、ねじ342,343を正確なアジマス調整位置
となるように調整すればよいものである。
このため、ヘッド回転機構はよシ一層アッセンブリ化し
易くなるものである。
さらに、ヘッド支持体33とヘッド台板35とを取着す
るねじ42.42は、ヘッド支持体33の録再ヘッド1
4及び消去ヘッド32が露出している側から挿入するよ
うにしているので、ヘッド支持体33の側面には何らね
じ頭等が露出することはない。このため、ヘッド支持体
330周側面にテープ走行方向表示用の矢印40を設け
ることができるものである。換言すれば、ねじ42,4
2をヘッド支持体33の録再ヘッド14及び消去ヘッド
32が露出している側から挿入することによシ、ヘッド
支持体330周側面に矢印40を設けるスペースを確保
することができるものである。
ここで、上記テープ走行方向表示用の矢印40は、ヘッ
ド支持体33が第6図(&)及び(b)に示す位置とな
ったときに、それぞれテープ走行方向を表示し得るよう
にヘッド支持体33の周側面の対向位置に互いに逆方向
の矢印を設けるようにしてなるものであるが、このテー
プ走行方向の表示手段としては矢印に限らすチーブ正逆
方向でそれぞれ色分けして表示するようにしてもよいも
のである。要するに、テープの正方向及び逆方向走行を
区別することができるような表示部をヘッド支持体33
に設ければよいものである。例えば、上記表示部の表示
例を第12図に示すものである。また、上記表示部とし
てはヘッド支持体33に設けられるだけでなく、例えば
ヘッド支持体33と連動して回転する図示しない表示用
部材を別途に設けるようにしてもよい。
上記のように、矢印40(表示部)を設けることによシ
、別2個にテープ走行方向表示部を構成することなく、
容易にテープ走行方向を表示させることができる。すな
わち、録再ヘッド14及び消去ヘッド32がチー763
8に対向したままで、ヘッド支持体330回転を行なう
構成であるからこそ、ヘッド支持体33に矢印40(表
示部)を設けられるものでおって、構成が極めて有機的
になされている。
また、前記ヘッド支持体33を第6図(、)及び(b)
で示す位置で保持するために、トーションスプリング4
ノを用いているため、この点でも構成及び組立ての容易
化を図ることができるものである。すなわち、トーショ
ンスプリング41はその両端部が扇状歯車37及び歯車
36に係着されているため、該トーションスプリング4
1自体がヘッド回転機構の一構成部品となって、そのア
ッセンブリ化を防げ表いからである。
従来のヘッド機動機構はヘッド側アッセンブリと例えば
シャーシとをコイル状のスノリングで連動関係となすよ
うにしている。このため、ヘッド側アッセンブリはそれ
をシャーシに取付けてもそれだけでは完全に動作せず、
その後からスノリングを係着させる作業が必要である。
つまシ、従来のヘッド側アッセンブリは完全にアッセン
ブリ化されていないものである。
ところが、上記のようにトーションスプリング41を用
いることによシ、ヘッド回転機構はそれ自身で十分に録
再ヘラPJ4及び消去ヘッド32を回転させて安定に保
持し得るに足シる構成となされておシ、完全なアッセン
ブリ化がなされているものである。このため、構成が簡
易となシ組立て作業性も従来に比して向上させることが
できるものである。
ここで、上記録再ヘッド14及び消去へノド32は、そ
れぞれマイクロカセットテーグレフーダ用のものを用い
ている。そして、ヘッド支持体33が第6図(a)及び
(b)に示す位置にある状態で、録再ヘッド14及び消
去ヘッド32は共にコンノ母りトテーグカセットのカセ
ットハーフに形成されたヘッド挿通孔を挿通してテープ
に接触し得るようになされている。すなわち、ヘッド支
持体33は回転する2位置において、その録再ヘッド1
4及び消去ヘッド32が共にコンパクトカセットハ−7
のヘッド挿通孔内にはいるように、その回転中心が定め
られているものである。
また、実際上マイクロカセットテールレコーダ用の録再
ヘッドと、コンパクトカセットチーブレコーダ用の消去
ヘッドとを並設すると、コン・ぐクトカセットハーフの
ヘッド挿通孔内に十分はいるものである。このため、上
記消去ヘッド32をコンノ4クトカセットテールコーダ
用のものに代えてもよく、この場合にはヘッド支持体3
3の回転中心を、録再ヘッド及び消去ヘッドが回転して
2位置にある状態いずれでも、ヘッド挿通孔にはいるよ
うな位置にとればよいものである。
したがって、オートリバースの正逆方向の再生(録音)
時において、録再ヘッド14及び消去ヘッド32がそれ
ぞれ1個で済み、構成が簡易で経済的にも有利となるも
のである。この点に関し従来のオートリバース機能を備
えたテープレコーダは、録再ヘッドを移動可能とし、該
録再ヘッドの両側でコンパクトカセットノ・−フの一対
の消去ヘッド挿通孔と対応する位置に、一対の消去ヘッ
ドを設けるようにしていたため、構成が複雑で経済的に
も不利なものである。ところが、上記のようにヘッド支
持体33の回転する2位置において、録再ヘッド14及
び消去ヘノp32が共にコンノやクトカセソトハーフの
ヘッド挿通孔内にはいるようにすることにより、録再ヘ
ッド14及び消去ヘッド32がそれぞれ1個で済み、構
成上及び経済上有利であるとともに、正逆切換時に録再
ヘッド14及び消去ヘッド32に対する電気的切換えも
行なわなくて済むものである。
また、録再ヘッド14及び消去へノド32は、同一のヘ
ッド支持体33に取着されるので、互いのあおシ角、ギ
ャップ相対位置及び押込相対位置等の精度を向上させ易
くなるとともに、放熱効果を上昇させることができる。
ここで、上記録再ヘッド14としては、録音用ヘッドと
再生用ヘッドとを並設してなるいわニルコンビネーショ
ンヘッドを用いることができる。この場合には、ヘッド
支持体33に消去ヘッドを含めて3つのヘッドが取着さ
れることになるが、このときにも3つのヘッドが共にコ
ンノククトカセットハーフのヘッド挿通孔にはいるよう
にヘッド支持体33を回転させるようにすればよいもの
である。
次に、第13図はコンノやクトテーゾカセノトのカセッ
トハーフ46内の前記テープ38に対する、前記録再ヘ
ッド14の当接する位置関係を示すものである。まず、
カセットハーフ46内には、周知のように、その両側部
に一対のチーブガイドローラ47.47及び一対のテー
プガイドピン48.48が設けられている。また、上記
カセットハーフ46の略中央部には、チーズ・ぐノド4
9が板ばね50によって支持されている。そして、上記
カセットハーフ46の所定位置には、前記一対のキャプ
スタン17,1Bが挿通されるキャノスタン挿通孔46
1,462、前記メインシャーシ1ノに突設される図示
しないガイドピンが挿通されるガイドピン挿通孔46 
J、464、ヘッド挿通孔465、消去ヘッド挿通孔4
66. 467及び前記一対のピンチローラ15.16
が挿通されるピンチローラ挿通孔468,469等が形
成されている。
ここで、上記カセットハーフ46のヘッド挿通孔465
内には、第13図に示すように、録再ヘッド14及び消
去ヘッド32が共に挿通されてテープ38に当接される
。このとき、カセットハーフ46の消去ヘッド挿通孔4
66゜467には、前記ヘッドスライダ13のヘッド回
転機構の両側に取着された一対のテープガイド51.5
1が共に挿通されるようになされている。
ここにおいて、今、ピンチローラ16がテープ38を介
してキャプスタン18に圧接され、チーfssが正方向
つまシ図中矢印(イ)方向に走行する再生状態であると
する。すると、このとき、図中一点鎖線で示すヘッド支
持体33の回転中心線lに対して、録再ヘッド14の中
心線11は所定間隔aだけテープ38の走行方向にずら
されている。ここで、上記回転中心線lはカセットハー
フ46及びチージノフッド49の中心と一致している。
また、上記間隔aは実際の場合約0,5〔隠〕程度であ
る。
上記のように回転中心線iに対して録再ヘッド14の中
心線11を、間隔aだけずらすことによシ、次のような
効果を得ることができるものである。すなわち、カセッ
トノ飄−746内において、テープ・母ツド49の取着
された板ばね50は、かなシのがたつきをもって支持さ
れている。
そして、特に板ばね50はテープ38の長手方向へのが
たつきが太きいものである。このため、例えばテープ3
8が図中矢印(6)方向へ走行すると、そのチーf38
の走行による摩擦のために、板ばね50もそのがたつき
分だけ同方向へ移動される。つまシ、テープ・9ツド4
9の中心が中心線1よ)も若干図中右方向にずれること
になる。
したがって、録再ヘッド14の中心をテープノ+ 7 
p 49 (カセットハーフ46)の中心よりも、間隔
aだけテープ走行方向へずらせておくことによシ、テー
プ38が矢印(6)方向に走行した状態でテープ・ぐラ
ド49の中央部が録再ヘッド14の中心線11上に位置
することになシ、テープ38をチーツノ4ツド49によ
って録再ヘッド14に安定にかつ十分に接触させること
ができ、良好な録音及び再生を行なわしめるものである
。また、テープ38の走行方向が反転した場合について
も、上記と同様のことが言えるものである。すなわち、
ピンチローラ15がテープ38を介してキャプスタン1
7に圧接され、ヘッド支持体33が第13図と逆方向を
向き、テープ38が図中矢印(L)方向に走行している
状態を考える。すると、録再ヘッド14の中心線11は
回転中心線iよりも間隔aだけ図中左側に位置すること
になる。このとき、チーf3Bの矢印(L)方向の走行
に沿ってテープ/?ツド49も同方向に若干移動され、
結局前述した状態のときと同様な効果を得ることができ
るものである。
また、第14図(、)に示すように、消去ヘッド32の
頂部よシも録再ヘッド14の頂部の方が、所定間隔すだ
け高く表されている。この間隔すは実際の場合約0.2
〔■〕程度である。このように、録再ヘッド14と消去
ヘッド32との高さを変えて設けることによシ、次のよ
う汝効果を得ることができる。
すなわち、例えば自動頭出しの曲間検出手段としてテー
プ38を軽く録再ヘッド14に接触させた状態でテープ
高速走行を行ない、曲間無録音部分を検出するようなも
のが知られている。
このような場合、録再ヘッド14の高さを消去ヘッド3
2のそれよシも高くすることによシ、第14図(b)に
示すように、テープ38が録再ヘッド14の先端部のみ
に接触され、消去ヘッド32に接触されないので、チー
fssに不要な負荷が加わることを防止することができ
、良好な曲間検出を行なうことができるものである。
また、曲間検出に限らず、通常の早送シ再生(* 、 
−)71GaWl l−再4−(レビュー)を行なうと
きにも有効であることはもちろんである。
さらに、第14図(C)に示すように、通常の録音及び
再生の場合にも、テープ38が録再ヘッド14及び消去
ヘッド32に十分に接触するようになり、接触不良によ
る録音信号及び再生信号の特性劣化を防止することがで
きるものである。
また、通常の録音及び再生時に、テープ38を録再ヘッ
ド14及び消去ヘッド32に十分に接触させる手段とし
ては、第15図乃至第17図に示すようにすればよい。
まず、第15図に示すものは、消去ヘッド32を垂直に
設置し、該消去ヘッド32に対して録再ヘッド14を所
定角度θ、だけ傾けて取付けるようにしたものである。
また、第16図に示すものは、第15図と逆に、録再ヘ
ッド14を垂直に設置し、該録再ヘッド14に対して消
去ヘッド32を所定角度θ2だけ傾けて取付けるように
したものである。さらに、第17図に示すものは、録再
ヘッド14及び消去ヘッド32を互いに所定角度θ3だ
け傾けて取付けるようにしたものである。
このように、録再ヘッド14及び消去ヘッド32のうち
、いずれか一方または両方を傾けて取付けることによ)
、極めて簡易な構成で、チーf38と録再ヘッド14及
び消去ヘッド32との接触を十分に取ることができるも
のである。
そして、上記のように、録再ヘッド14及び消去へノド
32のうちいずれか一方または両方を傾けてヘッド支持
体33に取着するようにしたことが、この発明の特徴と
なる部分である。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、録
再ヘッド及び消去ヘッドのどちらか一方または両方を傾
けて取付けるようにしたので、ヘッドとテープとの接触
を確実にし、安定な録音及び再生を行ない得る極めて良
好なテープレコーダ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれこの発明の適用されたカセ
ットテープレコーダを示す正面側斜視図及び裏面側斜視
図、第3図は同カセノトテールコーダにおけるテープ走
行の正逆切換機構を示す構成図、第4図及び第5図はそ
れぞれ同正逆切換機構の動作説明図、第6図(a)、 
(b)はそれぞれヘッド回転機構を示す外観図及び動作
説明図、′第7図及び第8図はそれぞれ同ヘッド回転機
構の詳細な構成を示す分解斜視図、第9図(a)乃至(
c)はそれぞれ同へノド回転機構に用いられるトーショ
ンスゲリングの構成及び動作を示す構成図及び動作説明
図、第10図(a)、 (b)及び第11図(a)、 
(b)はそれぞれ同ヘッド回転機構を種々の角度から見
た状態を示す構成図、第12図は同ヘッド回転機構に設
けられるテープ走行方向表示部の変形例を示す図、第1
3図はカセットハーフに対する録再ヘッドの取付位置を
示す構成図、第14図(a)乃至(C)はそれぞれ録再
へ。 ノドと消去ヘッドとの取付関係及びその作用を示す構成
図及び動作説明図、第15図乃至第17図はそれぞれこ
の発明に係るテープレコーダ装置の一実施例を示す構成
図である。 11・・・メインシャーシ、12・・・操作部、13・
・・ヘッドスライダ、14・・・録再ヘッド、15゜1
6・・・ピンチローラ、17.Ill・・・キャプスタ
ン、1,9・・・左リール台、20・・・右リール台、
21・・・チーブカウンタ、22・・・モータ、23゜
24・・・操作レバー、25・・・左再生スライダ、2
6・・・右再生スライダ、27・・・リバース駆動レバ
ー、28・・歯車、29・・・ロックレバ−130・・
・制御スライダ、31・・・駆動スライダ、32・・・
消去ヘッド、33・・・ヘッド支持体、34・・・ヘッ
ド取付構体、35・・・ヘッド台板、36・・・歯車、
37・・・扇状歯車、38・・・テープ、39・・・接
続線、40・・・矢印、41・・・トーションスゲリン
グ、42・・ねじ、43・・・東線部材、44・・・平
板ワッシャ、45・・・スゲリング、46・・・カセッ
トノ\−フ、47・・・チーツガイドローラ、48・・
・チーブガイドビン、49・・・チー7’ /4ツド、
50・・・板ばね、51・・・テープガイド。 第3図 C 第4図 第5図 第6図 第9図 (aン (b) (c) 第10図 (0ン (b) 第11図 (a) (b) 第14図 (a) (b) (C) 第15図 第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テープを正及び逆方向定速走行状態に切換える正逆切換
    機構を備えてなるテープレコーダ装置において、前記正
    逆切換機構の切換動作に連動して所定方向にスライドさ
    れるヘッドスライダと、このヘッドスライダに支持され
    それぞれ単体である録再ヘッド、消去ヘッドをそれらの
    各テープ当接面を露出させて支持するヘッド支持体及び
    該ヘッド支持体を前記正逆切換機構の切換動作に連動し
    て前記録再ヘッド、消去ヘッドの各テーノ癌接面が前記
    テープに対向した状態で回転させ前記テーノ正、逆方向
    定速走行に応じた2つの位置に前記録再ヘッド、消去ヘ
    ッドを回転移動させる機構よ)なるヘッド回転機構とを
    具備し、前記録再ヘッド及び消去ヘッドのいずれか一方
    または両方を傾けて前記ヘッド支持体に支持させてなる
    ことを特徴とするテープレコーダ装置。
JP59227922A 1984-10-31 1984-10-31 テープレコーダ装置 Granted JPS60115018A (ja)

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JP59227922A JPS60115018A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 テープレコーダ装置

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JP59227922A JPS60115018A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 テープレコーダ装置

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JPS60115018A true JPS60115018A (ja) 1985-06-21
JPS6342330B2 JPS6342330B2 (ja) 1988-08-23

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ID=16868397

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JP59227922A Granted JPS60115018A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 テープレコーダ装置

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JPS6342330B2 (ja) 1988-08-23

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