JPS60114454A - クランク軸の研削方法 - Google Patents
クランク軸の研削方法Info
- Publication number
- JPS60114454A JPS60114454A JP21849983A JP21849983A JPS60114454A JP S60114454 A JPS60114454 A JP S60114454A JP 21849983 A JP21849983 A JP 21849983A JP 21849983 A JP21849983 A JP 21849983A JP S60114454 A JPS60114454 A JP S60114454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- crankshaft
- motor
- grindstone
- plunge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B5/00—Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor
- B24B5/36—Single-purpose machines or devices
- B24B5/42—Single-purpose machines or devices for grinding crankshafts or crankpins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野〕
本発明は、工作物(ワーク)としてのクランク軸の加工
箇所を効率よく研削加工しうるようにしたクランク軸の
研削方法に関するものである。
箇所を効率よく研削加工しうるようにしたクランク軸の
研削方法に関するものである。
[従来技術]
一般に、ワークたるクランク軸のビン部あるいはジャー
ナル部は、直線部と、該直線部の両側の曲線部とを有す
る形状となっている。従来、このビン部あるいはジャー
ナル部を研削するには、当該加工箇所の形状と一致する
形状に砥石をドレッシングし、かかる総形砥石を用いて
いわゆるプランジ研削している。
ナル部は、直線部と、該直線部の両側の曲線部とを有す
る形状となっている。従来、このビン部あるいはジャー
ナル部を研削するには、当該加工箇所の形状と一致する
形状に砥石をドレッシングし、かかる総形砥石を用いて
いわゆるプランジ研削している。
しかしながら、このような研削方法ではクランク軸の種
類に応じて多数の砥石を用意しなければならず、特に最
近ではクランク軸の加工にCBN砥石(立方晶窒化珪素
砥石)を用いて加工の高能率化が図られてJ5す、この
ような高価な砥石を多種用意することは大きなコスト負
担となる。
類に応じて多数の砥石を用意しなければならず、特に最
近ではクランク軸の加工にCBN砥石(立方晶窒化珪素
砥石)を用いて加工の高能率化が図られてJ5す、この
ような高価な砥石を多種用意することは大きなコスト負
担となる。
−2−
[発明の目的]
本発明は、上記従来の欠点を克服せんとするもので、従
来のような総形砥石を用いず、クランク軸の被加工部で
あるビン部あるいはジャーナル部の加工幅よりも狭くか
つ両端に曲面部を有するような砥石を用いるとともに、
この砥石ならびにクランク軸の移動を数値制御すること
により、1種類のみの砥石によって各種のビン部あるい
はジャーナル部を研削加工しうるような研削方法を提供
せんとするものである。
来のような総形砥石を用いず、クランク軸の被加工部で
あるビン部あるいはジャーナル部の加工幅よりも狭くか
つ両端に曲面部を有するような砥石を用いるとともに、
この砥石ならびにクランク軸の移動を数値制御すること
により、1種類のみの砥石によって各種のビン部あるい
はジャーナル部を研削加工しうるような研削方法を提供
せんとするものである。
[発明の構成]
本発明は、クランク軸の被加工部の加工幅より狭くかつ
両端に曲面部を有する砥石をクランク軸線と直交する方
向に相対移動して前記加工幅を所定間隔に区切ってプラ
ンジ研削する工程と、該プランジ研削の後に前記砥石を
クランク軸線方向に相対移動して仕上寸法までトラバー
ス研削する工程とから成るクランク軸の研削方法である
。
両端に曲面部を有する砥石をクランク軸線と直交する方
向に相対移動して前記加工幅を所定間隔に区切ってプラ
ンジ研削する工程と、該プランジ研削の後に前記砥石を
クランク軸線方向に相対移動して仕上寸法までトラバー
ス研削する工程とから成るクランク軸の研削方法である
。
ここにおいて、プランジ研削とはワークであるクランク
軸に対して砥石を前進させ、必要な切込−3− みを与えることによって所定寸法まで研削する研削方法
であり、1−ラバース研削とは加工面に砥石面を若干切
込ませた状態でクランク軸の軸方向に相対運動させて研
削する方法である。クランク軸の被加工部とは、ビン部
及び/又はジャーナル部のことで、通常、ビン部、ジャ
ーナル部を比較すると外径値、加工幅(軸方向の長さ)
が異なるのみで、加工幅両端部には同様な曲面部を有し
ている。
軸に対して砥石を前進させ、必要な切込−3− みを与えることによって所定寸法まで研削する研削方法
であり、1−ラバース研削とは加工面に砥石面を若干切
込ませた状態でクランク軸の軸方向に相対運動させて研
削する方法である。クランク軸の被加工部とは、ビン部
及び/又はジャーナル部のことで、通常、ビン部、ジャ
ーナル部を比較すると外径値、加工幅(軸方向の長さ)
が異なるのみで、加工幅両端部には同様な曲面部を有し
ている。
砥石の幅は、クランク軸の被加工部の加工幅より狭いこ
とが前提であるが、被加工部の中央に小径部が存在する
場合は該小径部の軸方向長さより狭いことが前提となる
。
とが前提であるが、被加工部の中央に小径部が存在する
場合は該小径部の軸方向長さより狭いことが前提となる
。
本発明の研削方法は、プランジ研削を完了したのちにト
ラバース研削するのが原則である。ここにおいて、前記
の小径部が存在する場合はトラバース研削の途中でクラ
ンク軸のクランク軸線方向の移動と、砥石のクランク軸
線と直交する方向の移動を同時進行させるものであって
もよい。
ラバース研削するのが原則である。ここにおいて、前記
の小径部が存在する場合はトラバース研削の途中でクラ
ンク軸のクランク軸線方向の移動と、砥石のクランク軸
線と直交する方向の移動を同時進行させるものであって
もよい。
[発明の効果]
−4一
本発明によれば、クランク軸の被加工部であるビン部あ
るいはジャーナル部の、仕上げるべき寸法をデータとし
てインプットしておけば、1種類の砥石によって各種の
ビン部あるいはジャーナル部を研削加工することができ
る。
るいはジャーナル部の、仕上げるべき寸法をデータとし
てインプットしておけば、1種類の砥石によって各種の
ビン部あるいはジャーナル部を研削加工することができ
る。
また、被加工部の軸方向中央部の直径を小さく加工する
必要がある場合、砥石あるいはクランク軸のトラバース
軌跡を制御する数値制御データをその形状に応じた値に
設定することで極めて簡単に対応することができる。
必要がある場合、砥石あるいはクランク軸のトラバース
軌跡を制御する数値制御データをその形状に応じた値に
設定することで極めて簡単に対応することができる。
[実施例コ
以下、本発明の実施例につき添付図面に基づいて説明す
る。第1図は本発明を具体化したものの全体平面図を示
し、符号1は研削盤のベッドであって、該ベッド1上に
は図のX軸方向及びこれと直交するY軸方向に2本づつ
のレール2.3が敷設され、このレール2.3上をテー
ブル4及び砥石台5が往復動可能に設けられている。
る。第1図は本発明を具体化したものの全体平面図を示
し、符号1は研削盤のベッドであって、該ベッド1上に
は図のX軸方向及びこれと直交するY軸方向に2本づつ
のレール2.3が敷設され、このレール2.3上をテー
ブル4及び砥石台5が往復動可能に設けられている。
前記テーブル4上の両端部には、左主軸台6及び右主軸
台7が設けられ、両者間にチャック8゜−5− 9を介してワークであるクランク軸Wがその軸線を前記
Y軸と平行にして支持される。また両生軸台6.7内の
回転軸は駆動モータ11によって回転せしめられ、この
場合同期軸12の存在により前記両生軸台6.7内の回
転軸が正しく同期回転するようになっている。
台7が設けられ、両者間にチャック8゜−5− 9を介してワークであるクランク軸Wがその軸線を前記
Y軸と平行にして支持される。また両生軸台6.7内の
回転軸は駆動モータ11によって回転せしめられ、この
場合同期軸12の存在により前記両生軸台6.7内の回
転軸が正しく同期回転するようになっている。
前記砥石台5には砥石駆動用モータ13が配設され、こ
のモータによって回転せしめられる砥石14が前記砥石
台5から側方に突出する如くに設けられている。該砥石
14の軸14aは前記クランク軸Wの軸と平行になって
いる。前記砥石台5の近傍のベッド1の側面には、砥石
台5をレール3沿いに移動させるためのサーボモータ(
以下、レール3の長手方向をX軸と称し、該モータをX
軸サーボモータM×と称する)が固定されている。
のモータによって回転せしめられる砥石14が前記砥石
台5から側方に突出する如くに設けられている。該砥石
14の軸14aは前記クランク軸Wの軸と平行になって
いる。前記砥石台5の近傍のベッド1の側面には、砥石
台5をレール3沿いに移動させるためのサーボモータ(
以下、レール3の長手方向をX軸と称し、該モータをX
軸サーボモータM×と称する)が固定されている。
また、右主軸台7の近傍のベッド1の側面にはテーブル
4をレール2沿いに移動させるためのサーボモータ(以
下、レール2の長手方向をY軸と称し、該モータをY軸
サーボモータMYと称する)が固定されている。
4をレール2沿いに移動させるためのサーボモータ(以
下、レール2の長手方向をY軸と称し、該モータをY軸
サーボモータMYと称する)が固定されている。
−6−
符号15は定寸装置であって、クランク軸Wの被加工部
であるジャーナル部Wjあるいはビン部Wpの加工寸法
が所定の値になったかどうかを検知する働きをする。即
ち、前記定寸装置15から突出している3個の突出端子
15a、15b、15Cのうち両側の端子15a、15
bは被加工部の加工中を検出するためのものであり、他
の端子15cはもう1つの端子15d (第1図の紙面
垂直方向裏側にあり図示してない)と相まって被加工部
の直径値を検出するためのものである。
であるジャーナル部Wjあるいはビン部Wpの加工寸法
が所定の値になったかどうかを検知する働きをする。即
ち、前記定寸装置15から突出している3個の突出端子
15a、15b、15Cのうち両側の端子15a、15
bは被加工部の加工中を検出するためのものであり、他
の端子15cはもう1つの端子15d (第1図の紙面
垂直方向裏側にあり図示してない)と相まって被加工部
の直径値を検出するためのものである。
上記端子158〜15dによる被加工部の軸方向長さ及
び直径値の検出信号は、入力側インターフェースIF+
を介して中央情報処理装置CPUで処理され、一方中央
情報処理装置CPUの出力信号出力側インターフェース
IF2を介してドライブユニツ1〜DUY、DUXへそ
れぞれ送られ、上記Y軸サーボモータMY、及びX軸サ
ーボモータM×がそれぞれ制御される。尚、被加工部の
所定寸法(直径値や加工中)は予めマニュアルデータ・
イントップMDIとしてインターフェース■−7− F3を介して前記処理装置CPUに入力され、記憶装置
MEMに記憶される。
び直径値の検出信号は、入力側インターフェースIF+
を介して中央情報処理装置CPUで処理され、一方中央
情報処理装置CPUの出力信号出力側インターフェース
IF2を介してドライブユニツ1〜DUY、DUXへそ
れぞれ送られ、上記Y軸サーボモータMY、及びX軸サ
ーボモータM×がそれぞれ制御される。尚、被加工部の
所定寸法(直径値や加工中)は予めマニュアルデータ・
イントップMDIとしてインターフェース■−7− F3を介して前記処理装置CPUに入力され、記憶装置
MEMに記憶される。
次に、クランク軸Wのジャーナル部Wj又はビン部Wp
を研削加工する場合の加工順序について述べる。本実施
例では、第1図、第3図に示すような4気筒エンジン用
のクランク軸のビン部WPを加工する場合につき第4図
および第5図を参照Lノで説明する。
を研削加工する場合の加工順序について述べる。本実施
例では、第1図、第3図に示すような4気筒エンジン用
のクランク軸のビン部WPを加工する場合につき第4図
および第5図を参照Lノで説明する。
先ず、チャック8.9上に搬入されたクランク軸Wはビ
ン部P2.P3が上方位置に、またビン部P+、P4が
下方位置に位置している。従って搬入と同時に第1ビン
部P1の軸線回りにクランク軸Wを回転するよう第1ビ
ン部PI、第4ビン部P4の中心を主軸中心に一致させ
る必要があるため当該研磨装置に装着しである周知の割
出し装置により位相割出しの作業をし、その第1ビン部
P1の加工を行なう(第4図ステップ100〜101)
。
ン部P2.P3が上方位置に、またビン部P+、P4が
下方位置に位置している。従って搬入と同時に第1ビン
部P1の軸線回りにクランク軸Wを回転するよう第1ビ
ン部PI、第4ビン部P4の中心を主軸中心に一致させ
る必要があるため当該研磨装置に装着しである周知の割
出し装置により位相割出しの作業をし、その第1ビン部
P1の加工を行なう(第4図ステップ100〜101)
。
第1ビン部P1の加工は第5図に示すサブルーチンに従
って行なわれるもので、その第1ビン部−8− Plの加工のための砥石の相対移動軌跡を第2図に示す
。すなわち原位置において砥石14はレフトポジション
LPに位置しており、かかる状態でモータMxを作動さ
せて第2図の矢印■の如くにクランク軸Wの方向に砥石
14を148の位置まで接近させ、所定の外径値になる
までプランジ研削する(第4図ステップ200〜202
)。第1ビン部P1の外径が所定の値となったら、矢印
■の如くに砥石14を後退させる。後退量は予め定めら
れたLBなる量であり、前記モータMxにLBに応じた
逆転パルスを送出することによって後退させる。次に砥
石14がセンターポジションCPとなるようにモータM
Vにパルスを送出してテーブル4を移動させ(矢印■)
、14bなる後退端にある砥石14を矢印■の如(に(
LB+ΔL)だけ前進させて前記14aなる砥石位置よ
りもΔしだけ余分に切り込ませることによりビン部P1
の外径面を段付状にプランジ研削する(ステップ203
〜205)。
って行なわれるもので、その第1ビン部−8− Plの加工のための砥石の相対移動軌跡を第2図に示す
。すなわち原位置において砥石14はレフトポジション
LPに位置しており、かかる状態でモータMxを作動さ
せて第2図の矢印■の如くにクランク軸Wの方向に砥石
14を148の位置まで接近させ、所定の外径値になる
までプランジ研削する(第4図ステップ200〜202
)。第1ビン部P1の外径が所定の値となったら、矢印
■の如くに砥石14を後退させる。後退量は予め定めら
れたLBなる量であり、前記モータMxにLBに応じた
逆転パルスを送出することによって後退させる。次に砥
石14がセンターポジションCPとなるようにモータM
Vにパルスを送出してテーブル4を移動させ(矢印■)
、14bなる後退端にある砥石14を矢印■の如(に(
LB+ΔL)だけ前進させて前記14aなる砥石位置よ
りもΔしだけ余分に切り込ませることによりビン部P1
の外径面を段付状にプランジ研削する(ステップ203
〜205)。
その後、モータM×に逆転パルスを送出して前−〇 −
記14bなる後退端位置まで砥石14を後退させ(矢印
■)、次に砥石14がライトポジションRPに位置する
までモータMYにパルス送出してクランク軸を移動させ
る(矢印■)。このときの砥石位置が140である。し
かるのちに、LBなる距離に応じた数の正転パルスをモ
ータMxに送出してビン部P1の外径をプランジ研削し
く矢印■。
■)、次に砥石14がライトポジションRPに位置する
までモータMYにパルス送出してクランク軸を移動させ
る(矢印■)。このときの砥石位置が140である。し
かるのちに、LBなる距離に応じた数の正転パルスをモ
ータMxに送出してビン部P1の外径をプランジ研削し
く矢印■。
砥石位置は14d)、モータMYにパルス送出して所定
寸法に達するまでビン部P1の右方端の曲面部の加工を
する(矢印■、砥石位置は14e)(ステップ206〜
300)。
寸法に達するまでビン部P1の右方端の曲面部の加工を
する(矢印■、砥石位置は14e)(ステップ206〜
300)。
次に、両モータMX 、MYの2軸に同時にその加工部
の形状に応じたパルス分配をして矢印■。
の形状に応じたパルス分配をして矢印■。
O20の如くに砥石14をビン部P1の表面に沿うよう
に移動させていわゆるトラバース研削し、ビン部P1の
左方端の曲面部の加工をする(砥石位置14f)。該ト
ラバース研削は、いわば仕上研削となるもので、前記左
方端の加工部が所定値に達すると、−担砥石14は矢印
(■の如くに相対移動してレフトポジションLPに達し
、−10− その後は矢印Oの如くに最後端位置(ビン部の加工が完
了するとかかる実線示の砥石14の位置まで後退する)
まで移動する(ステップ301〜304)。
に移動させていわゆるトラバース研削し、ビン部P1の
左方端の曲面部の加工をする(砥石位置14f)。該ト
ラバース研削は、いわば仕上研削となるもので、前記左
方端の加工部が所定値に達すると、−担砥石14は矢印
(■の如くに相対移動してレフトポジションLPに達し
、−10− その後は矢印Oの如くに最後端位置(ビン部の加工が完
了するとかかる実線示の砥石14の位置まで後退する)
まで移動する(ステップ301〜304)。
第5図に示すような、砥石とクランク軸を相対移動させ
て、1つのビン部の加工をするためのサブルーチンの処
理が終了すると再び第4図に示すメインルーチンに復帰
する。すなわち本実施例は、上述のように4気筒エンジ
ン用のクランク軸を加工する例であり、上記の如き作動
で第1ビン部P1を加工完了したのちは第3図示の他の
3個のビン部P2.P3.P4を加工する必要がある。
て、1つのビン部の加工をするためのサブルーチンの処
理が終了すると再び第4図に示すメインルーチンに復帰
する。すなわち本実施例は、上述のように4気筒エンジ
ン用のクランク軸を加工する例であり、上記の如き作動
で第1ビン部P1を加工完了したのちは第3図示の他の
3個のビン部P2.P3.P4を加工する必要がある。
この場合、P+とP4とは位相が同じであることから、
Plの加工完了後はP4を加工した方が能率・的であり
、これゆえに第3図に示すようにインデックスポジショ
ンIP+から同IP4となるように、モータM’/にパ
ルス送出してクランク軸Wを軸方向左方(第3図におい
て)に移動させる(第5図ステップ102)。
Plの加工完了後はP4を加工した方が能率・的であり
、これゆえに第3図に示すようにインデックスポジショ
ンIP+から同IP4となるように、モータM’/にパ
ルス送出してクランク軸Wを軸方向左方(第3図におい
て)に移動させる(第5図ステップ102)。
この後第2図、第5図と同様な手順により第4− 11
− ビン部P4の加工を完了させることができる。そして、
該第4ビン部P4を加工完了したのちは、再度位相割出
ししてモータMYにパルス送出することにより砥石14
がインデックスポジションIP3になるようにクランク
軸Wを軸方向移動させ、第3ビン部P3を加工する(第
5図ステップ103〜106)。最後に、クランク軸W
をさらに軸方向移動させ、砥石14がインデックスポジ
ションIP2にして第2ビン部P2を加工する。これに
より4箇所のビン部P + ” P 4を全部加工した
ことになり、モータMyにパルス送出して砥石14が最
初のインデックスポジションIP+になるようにし、次
のクランク軸のビン部加工に備える(第4図ステップ1
07〜109〉。
− ビン部P4の加工を完了させることができる。そして、
該第4ビン部P4を加工完了したのちは、再度位相割出
ししてモータMYにパルス送出することにより砥石14
がインデックスポジションIP3になるようにクランク
軸Wを軸方向移動させ、第3ビン部P3を加工する(第
5図ステップ103〜106)。最後に、クランク軸W
をさらに軸方向移動させ、砥石14がインデックスポジ
ションIP2にして第2ビン部P2を加工する。これに
より4箇所のビン部P + ” P 4を全部加工した
ことになり、モータMyにパルス送出して砥石14が最
初のインデックスポジションIP+になるようにし、次
のクランク軸のビン部加工に備える(第4図ステップ1
07〜109〉。
尚、前記第4ビン部P4の加工後に第2ビン部P2を加
工せず第3ビン部P3を加工したのは、第4ビン部P4
加工後であり距離的に近く、能率的だからである。
工せず第3ビン部P3を加工したのは、第4ビン部P4
加工後であり距離的に近く、能率的だからである。
ここで、第2図のようにビン部P1の中央部を段付状と
して直径を少し小さくしている理由につ−12− いて述べる。一般に、第6図の如くすべり軸受21で支
持される軸22の形状はストレート形状とするか、ある
いは中央部の直径を少し太くするのが通例である。しか
しながら、軸受21は完全な剛体でないため破線21a
で示すように両端において大きく弾性変形をし、その結
果両端のすきまが大きくなって油が流出しやすくなり、
発生動圧力も、理論値曲線23に対し破線で示す曲線2
4の如(に両側において低くなる傾向にある。このため
第7図、第8図の軸25の如く、中央に小径部25a
、251)を設けることにより、軸受21が変形しても
軸受中の範囲内において軸受すきまがほぼ一定となりス
トレート形状の軸で軸受の変形がない場合と同様な動圧
力状態を得るようにしているのである。
して直径を少し小さくしている理由につ−12− いて述べる。一般に、第6図の如くすべり軸受21で支
持される軸22の形状はストレート形状とするか、ある
いは中央部の直径を少し太くするのが通例である。しか
しながら、軸受21は完全な剛体でないため破線21a
で示すように両端において大きく弾性変形をし、その結
果両端のすきまが大きくなって油が流出しやすくなり、
発生動圧力も、理論値曲線23に対し破線で示す曲線2
4の如(に両側において低くなる傾向にある。このため
第7図、第8図の軸25の如く、中央に小径部25a
、251)を設けることにより、軸受21が変形しても
軸受中の範囲内において軸受すきまがほぼ一定となりス
トレート形状の軸で軸受の変形がない場合と同様な動圧
力状態を得るようにしているのである。
尚、上記実施例説明においては、第2図のようにビン部
の中央部の直径が小さいものを例にとって述べたわけで
あるが、別設、ビン部の中央がストレート形状のもので
も本発明を当然に適用することができる。ただ、ビン部
がストレート形状の−13= ものの方が、第2図中の矢印■、(EE)、(EE)の
如くトラバース研削丸中に砥石およびクランク軸を同時
に制御させる必要がないから制御が簡単である。
の中央部の直径が小さいものを例にとって述べたわけで
あるが、別設、ビン部の中央がストレート形状のもので
も本発明を当然に適用することができる。ただ、ビン部
がストレート形状の−13= ものの方が、第2図中の矢印■、(EE)、(EE)の
如くトラバース研削丸中に砥石およびクランク軸を同時
に制御させる必要がないから制御が簡単である。
第1図は本発明の一実施例を示す装置全体の全体平面図
、第2図は加工順序を示す断面図、第3図はクランク軸
Wに対する砥石のインデックスポジションを示ず正面図
、第4図はクランク軸のうちの4つのビン部すべてを加
工する場合のメインルーチンを示ずフローチャート、第
5図はクランク軸のうちの1つのビン部を加工する場合
のサブルーチンを示すフローチャート、第6図は一般の
クランク軸の軸受構造を示す断面図、第7図及び第8図
はクランク軸のビン部あるいはジャーナル部の中央を細
くした場合の軸受構造を示す断面図である。 2.3・・・レール 4・・・テーブル 5・・・砥石台 −14− 6.7・・・主軸台 14・・・砥石 1ylx・・・X軸サーボモータ Ml/・・・Y軸サーボモータ W・・・クランク軸 特許出願人 費田工機株式会社 同 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 大川 宏 同 弁理士 藤谷 修 同 弁理士 丸山明夫 −15− 第2図 LP GP PP 第3図 IP11P2 1P3 1P4 p2 P3 特開昭GO−114454(7) 第6図 第7図 第8図
、第2図は加工順序を示す断面図、第3図はクランク軸
Wに対する砥石のインデックスポジションを示ず正面図
、第4図はクランク軸のうちの4つのビン部すべてを加
工する場合のメインルーチンを示ずフローチャート、第
5図はクランク軸のうちの1つのビン部を加工する場合
のサブルーチンを示すフローチャート、第6図は一般の
クランク軸の軸受構造を示す断面図、第7図及び第8図
はクランク軸のビン部あるいはジャーナル部の中央を細
くした場合の軸受構造を示す断面図である。 2.3・・・レール 4・・・テーブル 5・・・砥石台 −14− 6.7・・・主軸台 14・・・砥石 1ylx・・・X軸サーボモータ Ml/・・・Y軸サーボモータ W・・・クランク軸 特許出願人 費田工機株式会社 同 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 大川 宏 同 弁理士 藤谷 修 同 弁理士 丸山明夫 −15− 第2図 LP GP PP 第3図 IP11P2 1P3 1P4 p2 P3 特開昭GO−114454(7) 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)クランク軸の被加工部の加工幅より狭くかつ両端
に曲面部を有する砥石を前記加工幅の所定間隔毎に前記
クランク軸線と直交する方向に相対移動して前記被加工
部をプランジ研削する工程と、該プランジ研削の後に前
記砥石をクランク軸線方向に相対移動して前記被加工部
を仕上寸法までトラバース研削する工程とから成ること
を特徴とするクランク軸の研削方法。 (2〉プランジ研削及びトラバース研削は、数値制御に
よりモータ駆動を制御してなされる特許請求の範囲第1
項記載のクランク軸の研削方法。 (3)前記トラバース研削は被加工部の軸方向中央部に
小径部が存在するクランク軸の小径部形状に応じて前記
クランク軸のクランク軸線方向への移動に砥石のクラン
ク軸線と直交する方向の移動を合成させて加工する特許
請求の範囲第1項記載−1− のクランク軸の研削方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21849983A JPS60114454A (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | クランク軸の研削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21849983A JPS60114454A (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | クランク軸の研削方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60114454A true JPS60114454A (ja) | 1985-06-20 |
Family
ID=16720885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21849983A Pending JPS60114454A (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | クランク軸の研削方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60114454A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998003303A1 (en) * | 1996-07-24 | 1998-01-29 | Unova U.K. Limited | Improvements relating to grinding methods and apparatus |
WO2005110676A1 (en) * | 2004-05-15 | 2005-11-24 | Cinetic Landis Grinding Limited | Improvements in and relating to the grinding of cylindrical surfaces and adjoining side-walls |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5494192A (en) * | 1978-01-10 | 1979-07-25 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Crank shaft grinding device |
-
1983
- 1983-11-19 JP JP21849983A patent/JPS60114454A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5494192A (en) * | 1978-01-10 | 1979-07-25 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Crank shaft grinding device |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998003303A1 (en) * | 1996-07-24 | 1998-01-29 | Unova U.K. Limited | Improvements relating to grinding methods and apparatus |
EP1180414A1 (en) * | 1996-07-24 | 2002-02-20 | Unova U.K. Limited | Grinding machine |
WO2005110676A1 (en) * | 2004-05-15 | 2005-11-24 | Cinetic Landis Grinding Limited | Improvements in and relating to the grinding of cylindrical surfaces and adjoining side-walls |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3649037B2 (ja) | 複合研削盤 | |
US8360819B2 (en) | Method for grinding a machine part, and grinding machine for carrying out said method | |
KR100553409B1 (ko) | 공작물의 연삭방법 및 장치 | |
US6685536B1 (en) | Method for grinding convex running faces and outside diameters on shaft-like workpieces in one set-up and grinding machine for carrying out the method | |
RU2138384C1 (ru) | Способ шлифования кулачков с вогнутым профилем и устройство для его осуществления | |
US6913522B2 (en) | Method and device for grinding central bearing positions on crankshafts | |
US4603514A (en) | Method of grinding a workpiece having a cylindrical portion and shoulder portions | |
JP2013508176A (ja) | 研削及びバリ取り用研削盤と、研削及びバリ取りの方法 | |
EP1839809B2 (en) | Grinding method and grinding machine | |
US4621463A (en) | Method of grinding cams on a camshaft | |
JP3878519B2 (ja) | 研削方法 | |
US7551974B2 (en) | Processing method of workpieces using combined processing machines | |
JP2000263397A (ja) | 複合研削盤 | |
CN105636744B (zh) | 修整方法和修整设备 | |
JPS60114454A (ja) | クランク軸の研削方法 | |
US6852015B2 (en) | Method and apparatus for grinding workpiece surfaces to super-finish surface with micro oil pockets | |
JP3907977B2 (ja) | クランクシャフトの研削方法及び研削装置 | |
JPH1190799A (ja) | クランクピン加工用工作機械およびクランクピンの加工方法 | |
JP3212813B2 (ja) | 内面研削盤及びその研削方法 | |
JPS6161754A (ja) | アンギュラ砥石による研削方法 | |
JP7477151B2 (ja) | 段付きワークの研削方法及びその方法を用いた円筒研削盤 | |
JP2003094303A (ja) | 加工方法及び加工装置 | |
JP3802387B2 (ja) | 加工方法及び加工装置 | |
JPS62282852A (ja) | 研削加工方法 | |
JP2000218479A (ja) | 円筒研削方法及び装置 |