JP7477151B2 - 段付きワークの研削方法及びその方法を用いた円筒研削盤 - Google Patents

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本発明は、主軸センタ、心押しセンタを同期回転させ、両センタの間にクランプされたワークを研削する円筒研削盤による研削方法に関する。
ワークの両端に設けられたセンタ穴を、主軸センタと心押しセンタの両センタにより夫々押し当て、両センタを同期回転させてワークを研削する円筒研削盤が、例えば特許文献1により知られている。主軸センタ側でチャック等を用いた円筒研削盤と比べて、特許文献1の円筒研削盤は、チャックによる掴み代が必要なく、また両端までの加工を必要とするワークでも1工程の加工で行うことができるという効果がある。
また、特許文献2は、両センタにパルスモータを備え、同期回転駆動させる円筒研削盤において、粗研削工程の後に一方のセンタで回転駆動し、他方のセンタを固定した状態で仕上げ研削を行う技術を開示している。この、一方のセンタによる固定はパルスモータの静止拘束力によるものである。
特開平8-132338号公報 特開2003-245855号公報
大径部wbの端部に小径部wtを設けた段付きのワークwに対する加工に際し、図2Aでは、心押しセンタとして突き出し部の径の小さいセンタを利用して加工している様子を示している。また、図2Bでは、心押しセンタとして通常のセンタを利用して加工している様子を示している。
このようなワークwをトラバース研削する場合、加工時間を短縮するために砥石10の砥石幅を大きくすると、図2Aに示すように小径部wtを研削するために心押しセンタ20の突出し部20aを長くかつ径rを小さくしておく必要がある。砥石との干渉を避けるためである。しかしながら、突出し部20aの径rを小さくするとワークwの支持剛性が低下して高精度な研削が困難となる。一方で、図2Bに示すように、突出し部21aを大きくして支持剛性を高めた心押しセンタ21を使用すると、逆に砥石幅tを狭くせざるを得ず、小径部以外の大径部wbを加工するのに時間がかかることになる。
本発明は段付きワークに対しても研削時間を増加させない研削方法及び円筒研削盤を提供することを目的とする。
片側の主軸ユニットで工作物を回転駆動させる研削盤で用いられる「ハーフセンタ」と称するレースセンタが知られている。ハーフセンタは、砥石と干渉しないように先端の円錐の側部をカットしワークを滑り支持するものであり、「ワークの支持剛性の低下」と「センタと砥石の干渉」のいずれをも回避する工夫がなされている。
本発明は、両ヘッドの軸に夫々付設されたセンタの間に段付きワークをクランプして同期回転駆動させてトラバース研削を行う円筒研削盤による段付きワークの研削方法において、回転せずに滑り支持をするレースセンタであるハーフセンタを利用する。具体的には、前記段付きワークの小径部を支持するハーフセンタが片側のヘッドに付設された際に、当該ハーフセンタの欠落箇所の位相角度を記憶し、小径部の研削を行う際に前記片側の軸の回転を停止させ、前記欠落箇所の位相角度を第1の所定の位相角度に固定し、他方の軸を回転させて研削を行うことを特徴とする。
主軸センタと心押しセンタの両センタを同期回転駆動させる円筒研削盤の研削方法において、ハーフセンタを用いた研削加工が可能になる。これにより、幅の広い砥石の使用が可能になり、仕上げ精度を著しく損なうことなく、サイクルタイムの短縮が達成できる。
円筒研削盤を示す図であり、図1Aはブロック図、図1Bはハーフセンタの側面を示し、図1CはX-X断面、図1Dは心押し軸側の構成の一例を示している。 円筒研削盤の主軸センタと心押しセンタを示す図であり、図2Aは心押しセンタとして突き出し部の径の小さいセンタを利用して加工している様子を示す図であり、図2Bは心押しセンタとして通常のセンタを利用して加工している様子を示す図であり、図2Cは心押しセンタとしてハーフセンタを利用して加工している様子を示す図である。 粗研削モードにおける加工の様子を示しており、図3Aは大径部の加工、図3Bは小径部の加工の様子を示している。 仕上げ研削モード2の加工の様子を示している。 円筒研削盤の制御部によるフローを示す図である。
図1Aに本実施例に係る円筒研削盤のブロック図を示す。ベッド1の前面側の一端側には主軸ヘッド2、他端には、中心軸Qに沿って主軸ヘッド2に対向した心押し軸ヘッド3が設けられ、主軸ヘッド2および心押し軸ヘッド3は夫々スライドテーブル4、5上に設けられている。スライドテーブル4、5はガイド6上を中心軸Qの軸線方向(図中、Z方向)に可動として、主軸ヘッド2と心押し軸ヘッド3との相対距離を可変にしている。尚、回転を止める片側のセンタが付設されるヘッドを、図1Aの左側を主軸ヘッド2、右側を心押し軸ヘッド3と説明の便宜のために称しているが、構成はどちらも同じものであり、主軸ヘッド2を心押し軸ヘッド3と称しても、その逆でもかまわない。
ベッド1の後部側には、ガイド6と平行にガイド7が設けられ、クロスフィードテーブル8はガイド7上をZ方向にトラバースする。クロスフィードテーブル8上には、Z方向と直交するX方向のガイド9が設けられている。ガイド9は、砥石台テーブル13をX方向に案内する。砥石台テーブル13にはZ方向の中心軸Pの周りに回転する砥石10が取付けられている。主軸ヘッド2と心押し軸ヘッド3の間にクランプされたワークwは、砥石10との相対距離がX方向に対して可変し、切り込みが行われる。また、ガイド7によりクロスフィードテーブル8がZ方向に移動することにより、若しくは、スライドテーブル4、5がガイド6上を移動することにより、ワークwと砥石10がZ方向へ相対的に移動してトラバース研削が行われる。
主軸ヘッド2は、軸(主軸)11、サーボモータ12を含んでいる。主軸11には、主軸センタ14が付設され、サーボモータ12により中心軸Q周りに回転駆動される。主軸センタ14は、突出し部14aの先端が60度程度の円錐であり、これにつづくシャンク部14bはモールステーパーになっている。主軸11はサーボモータ12に連絡されている。
心押し軸ヘッド3は、軸(心押し軸)15、サーボモータ18を含んでいる。心押し軸ヘッド3の心押し軸15には、その一方端にハーフセンタ16が付設されている。心押し軸15の反対端はサーボモータ18に連絡され中心軸Q周りに回転する。ハーフセンタ16は、一般的なハーフセンタである。ハーフセンタ16を拡大して図1B、図1Cに示す。ハーフセンタ16は、先端が円錐とされている突出し部16aの一部がカットされ、カットされた箇所を図中に、欠落箇所Sとして破線で示している。ハーフセンタ16の突出し部16aの断面(Z方向に垂直な断面)でみると、欠落箇所Sは、中心角が180度未満の値の円弧cとその弦gカットされた部分であり、残余部分Rの形状は、“D形状”である。欠落箇所Sは、ハーフセンタ16が砥石10と干渉しないように付設されている。突出し部16aに、モールステーパーのシャンク部16bが続いている。尚、以降の説明で、欠落箇所Sが設けられた位相角度(中心軸Q周りの角度)を表すために、円弧cの始点、終点b、bの中点とハーフセンタ16の中心を結んで得られた方向vを用いることにする。

主軸11又は心押し軸15の少なくともいずれか一方は、主軸ヘッド2若しくは心押し軸ヘッド3に対して軸方向の位置の動きを弾性的に吸収する構成を具備している。図1Dはその一例であり、心押し軸ヘッド3側にそのような構成を具備した例を示している。心押し軸15は、クイル17aとベアリングを介して回転自在に支持されており、クイル17aは弾性体17bを介して心押し軸ヘッド3に固定されている。クイル17aは、心押し軸ヘッド3のハウジングに対してZ方向に移動可能になっている。ワークwに心押しセンタ16が突き当たった状態で心押し軸ヘッド3が前進すると、クイル17aは心押し軸ヘッド3のハウジングに対して後方に移動し、圧縮された弾性体17bによって押力がワークwに付加される。押力は、弾性体17bの初期調整量(自由長からの変位量)と心押し軸ヘッド3の押し込み量によって決定される。弾性体17bは、主軸11若しくは心押し軸15の少なくともいずれか一方のみを備えるものとしてもよい。円筒研削盤は、さらに、図示しない制御部を有しており、各部を制御する。制御部には、心押し軸15に固定されたハーフセンタ16のD形状の断面のうち、カットされた欠落箇所Sが向いている位相角度が設定される(図5)。
次に、図3-5を参照して、円筒研削盤のトラバース研削について説明する。ハーフセンタ16を円筒研削盤に付設する。図5Aにおいて、ハーフセンタが心押し軸15に付設されたことを円筒研削盤の制御部が認識すると、ハーフセンタの欠落箇所Sの位相角度を取得して記憶し、サーボモータ18の回転角度との対応付けを行う。主軸センタ14及びハーフセンタ16の間でワークwを挟み、押力を付加してクランプを完了し、砥石10を回転させる。ハーフセンタが心押し軸15に付設されたことを制御部に認識させるために、オペレータは図示しない入力装置などの手段を用いて、制御部がハーフセンタの欠落箇所Sの位相角度を取得できるようにする。もしくは、光学的な手段をもちいて、欠落箇所Sの位置を取得しても良い。尚、トラバース研削は、クロスフィードテーブル8をガイド7上でトラバースしても良いし、主軸ヘッド2と心押し軸ヘッド3をガイド6上でトラバースしても良い。
以下に説明する実施例では、トラバース研削は、主軸センタ14及びハーフセンタ16を同期回転駆動させる場合と、主軸センタ14を回転させハーフセンタ16を停止させて主軸センタ14側の回転により、ワークを回転させた状態で研削する場合とがある。同期回転駆動させるタイプの円筒研削盤では、両センタ14、16による押力に起因して発生する両センタ14、16とワークwと間の摩擦力でワークwを回転駆動する。片側のハーフセンタ16を停止させて研削を行う場合、ハーフセンタ16の回転を停止させた側に発生する摩擦力および、砥石10とワークwの接触による研削抵抗を上回る摩擦力を主軸センタ14とワークwの間に発生させる。
本実施例においては、図2Cに示すように、ハーフセンタ16側に対して主軸センタ14側がワークwと接触する接触半径を大きくしてトルクの伝達力を高める。
[粗研削モード]
図3Aにおいて、ワークwの大径部wbを加工する場合は、サーボモータ12、18により主軸センタ14及びハーフセンタ16を同期回転駆動させ、NC(数値制御)プログラムに従い、Z方向にトラバースしながらワークwの外周を研削する。砥石台テーブル13をガイド9上でX方向に移動させて、砥石10による切り込みが行われる。
図3Bにおいて、ワークwの小径部wtを加工する場合は、サーボモータ12により主軸センタ14を回転させ、サーボモータ18は静止拘束力により回転を停止させハーフセンタ16を固定する。このとき、ハーフセンタ16の回転位相は、カットされた突き出し部16aの欠落箇所Sの方向vが砥石10側の方向に向く角度(第1の所定角度)である。位相角度は、方向vが砥石10の中心軸Pに向かう角度(0度)となるような位相角度αであることが望ましい。具体的には、図5Bにおいて、ハーフセンタ16が付設されており、かつ小径部wtを研削する場合には、制御部は欠落箇所Sの位相角度がαで固定されるようにサーボモータ18を制御する。
以降、小径部wtの外周を研削する。砥石台テーブル13をガイド9上でX方向に移動させて、砥石10による切り込みが行われる。このように、両センタを同期回転駆動させる円筒研削盤であっても、ハーフセンタ16を用いた研削加工が可能になる。これにより、幅の広い砥石の使用が可能になり、仕上げ精度を著しく損なうことなく、サイクルタイムの短縮が達成できる。
[仕上げ研削モード1]
粗研削モードと同様に、ワークwの大径部を加工する場合は、主軸センタ14及びハーフセンタ16を同期回転駆動し、ワークwの小径部を加工する場合は、サーボモータ12により主軸センタ14を回転させ、サーボモータ18は静止拘束力により回転を停止させハーフセンタ16を固定した状態で研削を行う。このときのハーフセンタ16の位相角度も、欠落箇所Sが砥石10側の方向に向く角度である。
[仕上げ研削モード2]
仕上げ研削モード1では、ワークwの大径部を加工する場合に同期回転駆動をさせたが、ハーフセンタ16を用いて同期回転駆動させて研削を行った場合、砥石の切り込み方向に生じる、ハーフセンタ16の位相角度による支持剛性の変化が研削精度の低下を招く虞がある。この問題に対応するため図4に示すように、仕上げ研削モード2では、ワークwの大径部を加工する場合にも静止拘束力によりハーフセンタの回転は停止させる。このときのハーフセンタ16の位相角度は、欠落箇所Sが砥石10側を横に見る角度(第2の所定角度)である。この位相角度とすることにより、砥石10の切り込み方向に対して最も支持剛性が高くなり、仕上げ研削モード1よりも研削精度が改善する。位相角度は、中心軸Q(ハーフセンタ16の中心)と砥石10の中心軸Pとを結ぶ線に対して、方向vが直交する角度(90度)となるような位相角度βであることが望ましい。具体的には、図5Bにおいて、制御部は、ハーフセンタ16が付設されており、かつ大径部wbを研削する場合には、欠落箇所Sの位相角度がβで固定されるようにサーボモータ18を制御する。
上記実施例においては、さらに、仕上げ研削モード1および2の際にハーフセンタ16の回転を停止するのとともに主軸11若しくは心押し軸15のいずれか一方のわずかに後退させてワークwに対する軸方向のクランプ力を低下させてもよい。仕上げ研削中は、切削抵抗が小さく、砥石10からワークwに加わる負荷が小さいからである。これにより、ワークwの変形が解消されるため、より良い仕上げ精度が得られる。
上記実施例においては、ハーフセンタ16のシャンク部は、モールステーパーになっている。心押し軸15の軸線方向に設けられたテーパー孔内に、シャンク部が挿入される一般的なハーフセンタを固定する構造と同一になっている。この固定構造としては他の構造でも良い。例えば、ハーフセンタ16のシャンク部にフランジを設け、このフランジを介して心押し軸15の端面にボルトなどで締結しても良い。フランジによる固定構造であれば、停止したハーフセンタ16が誤って連れ回ることをより確実に防止することができる。
上記実施例においては、主軸ヘッド2と心押し軸ヘッド3を夫々スライドテーブル4、5上に設けて、スライドテーブル4、5がガイド6上を軸線方向(図中、Z方向)に可動可能にしていたが、主軸ヘッド2と心押し軸ヘッド3の一方のみをスライドテーブル4、5搭載して、ガイド6上を可動可能とし、他方をスライドテーブル4、5に搭載せずにベッド1に固定しても良い。

1 ベッド
2 主軸ヘッド
3 心押し軸ヘッド
4、5 スライドテーブル
6、7、9 ガイド
8 クロスフィードテーブル
10 砥石
11 主軸
12、18 サーボモータ
13 砥石台テーブル
14 主軸センタ
14a 突き出し部
14b シャンク部
15 心押し軸
16 ハーフセンタ
16a 突き出し部
16b シャンク部
17a クイル
17b 弾性体
18 サーボモータ
20、21 心押しセンタ
20a 突き出し部

Claims (5)

  1. 両ヘッドの軸に夫々付設されたセンタの間に段付きワークをクランプして同期回転駆動させて、砥石によるトラバース研削を行う円筒研削盤による段付きワークの研削方法において、
    前記段付きワークの小径部を支持するハーフセンタが片側のヘッドに付設された際に、当該ハーフセンタの欠落箇所の位相角度を記憶し、
    小径部の研削を行う際に前記片側の軸の回転を停止させ、
    前記欠落箇所の位相角度を前記欠落箇所の向く方向が前記砥石になる位相角度に固定し、
    他方の軸を回転させて研削を行うことを特徴とする研削方法。
  2. 請求項1の研削方法において、
    前記ハーフセンタのシャンク部にフランジが設けられており、前記フランジを介して前記片側のヘッドの軸に対してボルトにより締結されることを特徴とする研削方法。
  3. 請求項1の研削方法において、
    前記段付きワークの大径部の研削を行う際に前記片側のセンタの回転を停止させ、
    前記欠落箇所の位相角度を前記欠落箇所が前記砥石側を横に見る位相角度に固定し、
    他方のセンタを回転させて研削を行うことを特徴とする研削方法。
  4. 請求項1の研削方法において、
    前記両ヘッドの軸の少なくとも一方には、軸方向の位置の動きを弾性的に吸収する弾性体が設けられており、
    前記段付きワークを粗研削したのちに仕上げ研削する際には、前記両ヘッドのうち一方のヘッドの軸を後退させてクランプ力を低下させた後に研削を行うことを特徴とする研削方法。
  5. Z方向に主軸ヘッドと心押し軸ヘッドとが対向しその相対距離が可変となるように移動可能であり、前記主軸ヘッドと前記心押し軸ヘッドの軸に夫々付設された、センタの間にクランプされた段付きワークと回転砥石との相対距離をZ方向に対して直交するX方向に対して可変とするように移動可能であり、かつ、前記段付きワークと前記砥石をZ方向へ相対的に移動させてトラバース研削を行う円筒研削盤において、
    前記段付きワークの小径部を支持するハーフセンタが片側のヘッドとして付設された際に、当該ハーフセンタの欠落箇所の位相角度を取得する手段と、
    小径部の研削を行う際に前記片側のセンタの回転を停止させ、前記欠落箇所の位相角度を前記欠落箇所の向く方向が前記砥石になる位相角度に固定し、他方のセンタを回転させて研削を行う制御部とを有することを特徴とする円筒研削盤。
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