JPS601121A - 糖配合アミノ酸輸液 - Google Patents
糖配合アミノ酸輸液Info
- Publication number
- JPS601121A JPS601121A JP58108385A JP10838583A JPS601121A JP S601121 A JPS601121 A JP S601121A JP 58108385 A JP58108385 A JP 58108385A JP 10838583 A JP10838583 A JP 10838583A JP S601121 A JPS601121 A JP S601121A
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- Japan
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- sugar
- amino acid
- palatinose
- mmol
- transfusion
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/10—Dispersions; Emulsions
- A61K9/127—Liposomes
- A61K9/1271—Non-conventional liposomes, e.g. PEGylated liposomes, liposomes coated with polymers
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1 発明の背景
技術分野
本発明は糖配合アミノ酸輸液に関する。
更に詳しくは、糖としてパラチノースヲ含有する糖配合
アミノ酸輸液を提供することにある。
アミノ酸輸液を提供することにある。
先行技術およびその問題点
グルコースは熱量源としては好ましいものではあるが、
アミノ酸と混合した場合、高圧蒸気滅菌条件下でメイラ
ード(ma i l 1ard )反応により輸液が褐
変するという不都合を生じる。またグルコースを熱量源
とする輸液は、該輸液を投与する場合急激な血糖値の上
昇ヲ鉛ので糖尿病患者には必ずしも好ましいものとは云
い難い。ソルビトール。
アミノ酸と混合した場合、高圧蒸気滅菌条件下でメイラ
ード(ma i l 1ard )反応により輸液が褐
変するという不都合を生じる。またグルコースを熱量源
とする輸液は、該輸液を投与する場合急激な血糖値の上
昇ヲ鉛ので糖尿病患者には必ずしも好ましいものとは云
い難い。ソルビトール。
キシリトールといった糖アルコールとアミノ酸とを混合
した糖配合アミノ酸輸液が調製されているが、これらの
糖は単糖類であり、三糖類であるパラチノースにくらべ
同じ重量の配合量で約2倍も浸透圧を上昇させるので必
ずしも熱量源として好ましいものとは云い難い。
した糖配合アミノ酸輸液が調製されているが、これらの
糖は単糖類であり、三糖類であるパラチノースにくらべ
同じ重量の配合量で約2倍も浸透圧を上昇させるので必
ずしも熱量源として好ましいものとは云い難い。
■ 発明の目的
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、単糖類にくらべ
同重量での浸透圧が約騒である三糖類のパラチノースを
アミノ酸と混合した新糖配合アミノ酸輸液はメイラード
反応を生じることが無い安定な糖配合アミノ酸輸液であ
ること金兄い出し本発明を完成するに至った。
同重量での浸透圧が約騒である三糖類のパラチノースを
アミノ酸と混合した新糖配合アミノ酸輸液はメイラード
反応を生じることが無い安定な糖配合アミノ酸輸液であ
ること金兄い出し本発明を完成するに至った。
置 発明の詳細な説明
すなわち、本発明は糖配合アミノ酸輸液において、該輸
液は水溶液中に糖としてパラチノースを含有することを
特徴とする糖配合アミノ酸輸液である。
液は水溶液中に糖としてパラチノースを含有することを
特徴とする糖配合アミノ酸輸液である。
また、水溶液は糖、アミノ酸および電解質の元素の濃度
範囲が パラチノース 50〜250117t L−イソロイシン 2.0〜10.71!/1−L−ロ
イシン 3.8〜17.21/lL−バリン 2.3〜
lx、3p/l L−フェニルアラニン 2.0〜9.9fl/11ノー
チロシン O11〜 0.9 # / tL−)リプト
ファン 0.3〜2.611/lL−システィン O〜
1.41/l L−メチオニン 1.0〜5.011/lL−アルギニ
ン 2.9〜14.lfl/lL−ヒスチジン 1.1
〜6,3s7tL−リジン 1.8〜13.2117t
L−アスパラギン酸 0〜1.3117tL−グルタミ
ン酸 θ 〜 1.31/lL−アラニン 2.0〜1
1.3II/lグリシン 1.5〜10.511/A L−プロリン 1.4〜10.7jl/lL−セリン
0.8〜5.917t L−ルオニン 1.2〜7.2#/4 ナトリウム 0N100ミリモル/l カリウム lO〜 60ミリモル/を 塩 素 0−100ミリモル/を 燐 3〜20ミリモル/l カルシウム 1〜 6ミリモル/l マグネシウム 1〜 6ミリモル/を 亜 鉛 O〜 40マイク歩/l り ロ ム o −iマイク−t であることが好ましい。
範囲が パラチノース 50〜250117t L−イソロイシン 2.0〜10.71!/1−L−ロ
イシン 3.8〜17.21/lL−バリン 2.3〜
lx、3p/l L−フェニルアラニン 2.0〜9.9fl/11ノー
チロシン O11〜 0.9 # / tL−)リプト
ファン 0.3〜2.611/lL−システィン O〜
1.41/l L−メチオニン 1.0〜5.011/lL−アルギニ
ン 2.9〜14.lfl/lL−ヒスチジン 1.1
〜6,3s7tL−リジン 1.8〜13.2117t
L−アスパラギン酸 0〜1.3117tL−グルタミ
ン酸 θ 〜 1.31/lL−アラニン 2.0〜1
1.3II/lグリシン 1.5〜10.511/A L−プロリン 1.4〜10.7jl/lL−セリン
0.8〜5.917t L−ルオニン 1.2〜7.2#/4 ナトリウム 0N100ミリモル/l カリウム lO〜 60ミリモル/を 塩 素 0−100ミリモル/を 燐 3〜20ミリモル/l カルシウム 1〜 6ミリモル/l マグネシウム 1〜 6ミリモル/を 亜 鉛 O〜 40マイク歩/l り ロ ム o −iマイク−t であることが好ましい。
本発明において使用されるパラチノースは砂糖を変換酵
素で処理することにより得られる。
素で処理することにより得られる。
本発明の糖配合アミノ酸翰液は、注射用蒸留水および第
1表に示した電解質の元素を含有するものである。第1
表におけるナトリウムを含む電解質としては、食塩、乳
酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムを、カリウムについ
ては塩化カリウム、燐酸1水素カリウム、燐酸2水素カ
リウム、グルクロン酸カリウム、酢酸カリウム、・クエ
ン酸カリウム、マJ’ネシウムについては塩化マグネシ
ウム、硫酸マグネシウム、カルシウムについては乳酸カ
ルシウム、塩化カルシウム、グルクロン酸カルシウム、
亜鉛ニついては塩化亜鉛、硫酸亜鉛、クロムについては
クロミウムアセテート、塩化第1クロムを挙げることが
でき、これらのなかから適宜選択して用いることができ
る。
1表に示した電解質の元素を含有するものである。第1
表におけるナトリウムを含む電解質としては、食塩、乳
酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムを、カリウムについ
ては塩化カリウム、燐酸1水素カリウム、燐酸2水素カ
リウム、グルクロン酸カリウム、酢酸カリウム、・クエ
ン酸カリウム、マJ’ネシウムについては塩化マグネシ
ウム、硫酸マグネシウム、カルシウムについては乳酸カ
ルシウム、塩化カルシウム、グルクロン酸カルシウム、
亜鉛ニついては塩化亜鉛、硫酸亜鉛、クロムについては
クロミウムアセテート、塩化第1クロムを挙げることが
でき、これらのなかから適宜選択して用いることができ
る。
(以下余白)
第 1 表
本発明の糖配合アミノ酸輸液はバイアル瓶あるいは該輸
液に対して不活性なプラスチック製容器に充填され、続
いで充填口が密封され、高圧蒸気滅菌により容器ごと滅
菌される。
液に対して不活性なプラスチック製容器に充填され、続
いで充填口が密封され、高圧蒸気滅菌により容器ごと滅
菌される。
■ 発明の具体的作用効果
本発明の糖配合アミノ酸輸液は、110°C60分の高
圧蒸気滅菌条件下でメイラード反応をおこさぬことが確
認された。また、該糖配合アミノ酸輸液は直接グルコー
スを経静脈投与するものではないので、耐糖能の低下し
ている患者に対する治療輸液としても好ましいものであ
る。
圧蒸気滅菌条件下でメイラード反応をおこさぬことが確
認された。また、該糖配合アミノ酸輸液は直接グルコー
スを経静脈投与するものではないので、耐糖能の低下し
ている患者に対する治療輸液としても好ましいものであ
る。
次に実施例を示し本発明の詳細な説明するが、本発明は
これに何ら限定されるものではない。
これに何ら限定されるものではない。
実施例
約70℃の注射用蒸留水7tにL−イソロイシン 32
.9.L−ロイシン 51゜L−バリン 34#、L−
)リプトファン 711゜L−フェニルアラ2ン ao
y+L−チロシン2.f、L−リジン 3!11.L−
メチオニン 15#、L〜トレオニン 20.f、L−
アラニン 32//、L−アルギニン 43#、L−ヒ
スチジン Iff、 L−プロリン 27I。
.9.L−ロイシン 51゜L−バリン 34#、L−
)リプトファン 711゜L−フェニルアラ2ン ao
y+L−チロシン2.f、L−リジン 3!11.L−
メチオニン 15#、L〜トレオニン 20.f、L−
アラニン 32//、L−アルギニン 43#、L−ヒ
スチジン Iff、 L−プロリン 27I。
L−セリン 16#、グリシン 28g、L−アスパラ
ギン酸 29.L−グルタミン酸2I。
ギン酸 29.L−グルタミン酸2I。
L−システィン2gを加え攪拌し溶かす。
更に50 W/W%乳酸ナトリウム 7B、611゜燐
酸2水素カリウム 20.4g、酢酸カリウム 19.
6.f、塩化マグネシウム6水和物3g、パラチノース
500gを加え攪拌し溶かす。該溶液をpH5に調整
した後、塩化カルシウム2水和物3.7Pを加え、注射
用蒸留水で101溶液とする。該溶液をp過後500
mlプラスチックバッグに分注し密封後、11060.
60分で高圧蒸気滅菌をし浸透圧2,3のパラチノース
配合アミノ酸輸液1に得た。
酸2水素カリウム 20.4g、酢酸カリウム 19.
6.f、塩化マグネシウム6水和物3g、パラチノース
500gを加え攪拌し溶かす。該溶液をpH5に調整
した後、塩化カルシウム2水和物3.7Pを加え、注射
用蒸留水で101溶液とする。該溶液をp過後500
mlプラスチックバッグに分注し密封後、11060.
60分で高圧蒸気滅菌をし浸透圧2,3のパラチノース
配合アミノ酸輸液1に得た。
該輸液の420nmでの透過率を分光光度計で測定した
ところ透過率は97.6%であった。
ところ透過率は97.6%であった。
比較例とてグルコースをパラチノースの代りに同重量用
いて調製したところメイラード反応を起こした。
いて調製したところメイラード反応を起こした。
Claims (2)
- (1) 糖配合アミノ酸輸液において、該輸液は水溶液
中に糖としてパラチノースを含有することを特徴とする
糖配合アミノ酸輸液。 - (2) 水溶液は糖、アミノ酸および電解質の元素の濃
度範囲が パラチノース 50〜250 f//lL−イソロイシ
ン 2.0〜10.7fl/lL−ロイシン 3.8〜
17.211/lL−バリン 2.3〜11.3fl/
lL−フェニルアラニン 2.0〜9.917tL−チ
ロシン 0.1〜 Q、997tL−)リプトファン
0.3〜2.6fl/LL−システィン 0〜1.4
N / LL−メチオニン −1,0〜 5.0 #
/ tL−アルギニン 2.9〜14.1117tL−
ヒスチジン 1.1〜6.317tL−リジン 1.8
〜13.2117tL−アスパラギン酸 O〜 1.3
fl/lL−グルタミン酸 O〜 1.311/lL−
アラニン 2.0〜11.3fl/lグリシン 1.5
〜10.5#/l L−プロリン 1.4〜10.711/lL−セリン
0.8〜5.9β/l L−トレオニン 1.2〜7.211/lナトリウム
0−100ミリモル/l カリウム lO〜 60ミリモル/を 塩 素 0〜100ミリモル/を 燐 3〜20ミリモル/l カルシウム 1〜 6ミリモル/l マグネシウム 1〜 6ミリモル7を 亜 鉛 0〜40マイクロモを71 り ロ ム θ〜 lマイクσθ砂′tである特許請求
の範囲第1項記載の糖配合アミノ酸輸液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58108385A JPS601121A (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 糖配合アミノ酸輸液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58108385A JPS601121A (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 糖配合アミノ酸輸液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS601121A true JPS601121A (ja) | 1985-01-07 |
JPS6343370B2 JPS6343370B2 (ja) | 1988-08-30 |
Family
ID=14483422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58108385A Granted JPS601121A (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 糖配合アミノ酸輸液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601121A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005110394A1 (ja) * | 2004-05-19 | 2005-11-24 | Ajinomoto Co., Inc. | 糖尿病治療薬 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0392380U (ja) * | 1990-01-05 | 1991-09-19 | ||
JPH03104980U (ja) * | 1990-02-14 | 1991-10-30 |
-
1983
- 1983-06-16 JP JP58108385A patent/JPS601121A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005110394A1 (ja) * | 2004-05-19 | 2005-11-24 | Ajinomoto Co., Inc. | 糖尿病治療薬 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6343370B2 (ja) | 1988-08-30 |
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