JP2799178B2 - L−チロシンのジペプチドを含有する栄養輸液組成物 - Google Patents

L−チロシンのジペプチドを含有する栄養輸液組成物

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、栄養輸液組成物、さらに詳しくはL−チロ
シンのジペプチドを含有するアミノ酸栄養輸液輸液組成
物に関する。
〔従来の技術〕
経静脈用アミノ酸輸液は、各種疾患時あるいは術前術
後などにおいて、アミノ酸若しくは蛋白質を摂取する必
要があるにもかかわらず、経口的に摂取できないか又は
摂取量が不十分な場合の栄養補給を目的として広く利用
されている。
最近、病態でのアミノ酸代謝に関する研究が進んだこ
とにより、種々のアミノ酸の病態での役割が明らかにな
ったことから、アミノ酸輸液の開発の流れは治療面を重
視した病態別アミノ酸輸液の開発と各種病態に比較的共
通している栄養学的特徴を是正しようとする汎用性の高
いアミノ酸輸液開発の二つの方向に分かれている。
アミノ酸輸液に使用されているアミノ酸のなかでもL
−チロシン(Tyr)は、肝臓病、尿毒症、未熟児、新生
児などでその必要性が示されている。なかでも、尿毒症
患者では、特にTyrが低値を示している。これは、L−
フェニルアラニン(Phe)水酸化酵素の活性が低いた
め、PheからTyrの生成が不充分なことによっている。Ty
r欠乏によるタンパク合成の減少は、患者の栄養状態を
極度に低下させることが認められている。さらにTyrが
カテコールアミンの前駆体であることから、これが不足
すると種々の神経症状を引き起こす可能性も指摘されて
おり、それらの患者においてTyrは必要なアミノ酸とし
ての位置付けがなされつつある。そのそのため病態に適
したようにTyrを処方化したアミノ酸輸液が望まれてい
るのが現状である。しかしながら、Tyrの水に対する溶
解度は、25℃で0.045g/dlにすぎず輸液の成分として必
要量を任意に処方化することが困難である。
Tyrの輸液中における処方に関しては、従来、1957年F
AO特別委員会報告に基づく人乳または全卵のアミノ酸組
成によるもの等、健康人の栄養処方に基づく組成が用い
られている。しかしながら、先に述べたように健康人に
あってはTyrはPheから充分量合成されるが、ある種の病
態では、そのような合成が不充分であり、Tyrは必要な
アミノ酸として位置づけられている。そのため健康人の
栄養処方と異なることは明らかである。そのことを考慮
した病態時の処方に関しては、すでに特開昭59−16187
に開示されている。この公報によれば、TyrはPheの1/12
〜1/17の範囲で、かつ0.45g〜0.55g/の濃度で含有す
ることが好結果を生むと示されている。しかしながら、
摂取された必須アミノ酸Pheの生体内での代謝研究によ
ると、摂取Pheの50%〜70%がTyrに変換されることが見
出されている。一般的なアミノ酸輸液中にPheは5.0〜1
0.0g/の濃度が必要であるとされている。先ほどの変
換率から考えて、単純に計算しても、病態時にはPheの
処方のうち2.5〜7.0g/分をTyrで置き換える必要のあ
ることが推測できる。このことを考えると、特開昭59−
16187で示された処方は、Tyrの溶解度の範囲内で考えた
もので、十分病態時を考慮したものと言い難い。しかる
に、従来そのように高濃度のTyrを含有したアミノ酸輸
液は知られていない。
ところで、Tyrの濃度を高める方法については既にい
くつか提案されている。特開昭56−8312には、L−アラ
ニル−L−チロシン、L−アルギニル−L−チロシン、
L−チロシル−L−アルギニンなどのペプチドを用いる
方法。特開昭61−247354には、グリシル−L−チロシ
ン、L−アラニル−L−チロシンが、特開昭62−151156
にはL−アスパラチル−L−チロシンが開示されてい
る。しかしながら、いづれにしてもTyrの処方について
詳細に検討したものとは言い難い。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、溶解度の低いチロシンを製剤学的制
約を受けずに目的に合った比率で必要な量含有し、かつ
各種の目的とする疾患時に優れた栄養効果を発揮させる
新しい処方のアミノ酸栄養輸液組成物を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記課題を解決するために種々検討し
た結果、製剤学的問題であるTyrの溶解度は、Tyrのジペ
プチドを用いることにより解決でき、さらにTyrの効果
を得るためには、アミノ酸輸液中でのTyrの濃度に至適
範囲があり、その至適範囲は、同時に配合される他のア
ミノ酸濃度と相関のあることを見出し、本発明を完成す
ることができた。
既に述べたようにTyrについては、ある種の病態にと
っては必要なアミノ酸であることが見出されており、実
用上高濃度化の必要性が望まれていた。しかしながら製
剤学的問題のため、他のアミノ酸との相関や濃度につい
て総合的に検討されておらず、高濃度化の処方が決定さ
れるまでには至っていなかった。Tyrはその前駆体であ
る必須アミノ酸Pheから合成され、Pheが最も相関してい
るアミノ酸である。
本発明者らは、このような考察に基づいてTyrとPheの
配合量、必須アミノ酸と非必須アミノ酸の配合量との間
には特有の関係があるものと考え検討を行った。その結
果、肝臓病、尿毒症、未熟児、新生児などの病態時に使
用することのできるアミノ酸組成比を見出し本発明を完
成するに至った。
すなわち、本発明は、必須アミノ酸及び非必須アミノ
酸にL−スレオニル−L−チロシン、L−ロイシル−L
−チロシン、L−イソロイシル−L−チロシン、L−バ
リル−L−チロシン、L−チロシル−L−グリシン、L
−チロシル−L−アラニン、L−チロシル−L−ロイシ
ン、L−チロシル−L−イソロイシン、L−チロシル−
L−バリン、L−チロシル−L−アスパラギン酸、L−
チロシル−L−リジン、L−チロシル−L−スレオニ
ン、L−チロシル−L−グルタミン酸及びL−チロシル
−L−グルタミンからなる群より選ばれる少なくとも1
種のチロシンジペプチドを必須成分として配合した組成
物であって、該チロシンジペプチドをアミノ酸に換算し
たとき、少なくとも下記アミノ酸を下記の組成範囲内で
含有し、 L−フェニルアラニンに対するL−チロシンの重量比
(L−チロシン/L−フェニルアラニン)が0.1以上であ
り、L−チロシン濃度が0.6g/l以上であることを特徴と
する尿毒症患者の栄養状態を改善するための栄養輸液組
成物である。
更に、下記のアミノ酸を下記の組成範囲内で追加的に
含有することができる。
前記の「該チロシンペプチドをアミノ酸に換算した場
合」とは「該チロシンペプチドの配合量を完全に加水分
解したとき生成する各アミノ酸量に換算したとき」を意
味する。
また、前記L−アスパラギン酸、L−システイン、L
−グルタミン酸、L−ヒスチジン、L−プロリン、L−
セリン、L−オルニチン、タウリンは必須成分ではない
ので、必ずしも添加されなくて良いが、追加的に添加す
ることができる。その場合は、アミノ酸バランスを崩さ
ないように上記の表に記載の範囲とすることができる。
本発明で用いるチロシン残基を含むジペプチドとして
好ましくはL−スレオニル−L−チロシン(Thr−Ty
r)、L−ロイシル−L−チロシン(Leu−Tyr)、L−
イソロイシル−L−チロシン(Ile−Tyr)、L−バリル
−L−チロシン(Val−Tyr)、L−チロシル−グリシン
(Tyr−Gly)、L−チロシル−L−アラニン(Tyr−Al
a)、L−チロシル−L−ロイシン(Tyr−Leu)、L−
チロシル−L−イソロイシン(Tyr−Ile)、L−チロシ
ル−L−バリン(Tyr−Val)、L−チロシル−L−アス
パラギン酸(Tyr−Asp)、L−チロシル−L−リジン
(Tyr−Lys)、L−チロシル−L−スレオニン(Tyr−T
hr)、L−チロシル−L−グルタミン酸(Tyr−Glu)、
L−チロシル−L−グルタミン(Tyr−Gln)が用いられ
る。
上記のチロシン残基を含むジペプチドの中から少なく
とも1種のチロシンペプチドを配合することによって、
高濃度のTyrを含有するアミノ酸栄養輸液組成物を提供
する。
さらに 本発明に係るアミノ酸及びチロシンペプチド
は、遊離型のみならず薬理学的に許容される塩、例えば
ナトリウム塩,カリウム塩等の金属塩、塩酸,硫酸等の
鉱酸塩若しくは酢酸塩,乳酸塩等の有機酸塩の形で使用
することができる。また、チロシンペプチドとした以外
のアミノ酸は、薬理学的に許容されるN−アシル誘導体
やエステル誘導体あるいはオリゴペプチドとして用いて
もよい。また製剤化する場合においては、通常用いられ
ている安定剤やpH調整剤等を使用し、公知の方法に従っ
て製造できる。
〔作 用〕 チロシンをジペプチドとして用いたことから製剤学的
な制約を受けずに目的に合った濃度で処方を組むことが
できた。本発明の処方、すなわち栄養輸液組成物は、病
態別アミノ酸輸液及び汎用性の高いアミノ酸輸液とし
て、各種疾患時に優れた栄養効果を発揮する。
なお、本発明に係るチロシンペプチドは、生体に有効
に利用される。
以下に、実施例と試験例を示し、本発明をより具体的
に説明する。
〔実施例1〕 表1に示したアミノ酸組成物にTyr−Ala8.6gを加え、
注射用蒸留水に加熱溶解し、全量を0.99とした後、酢
酸溶液あるいは他の有機酸溶液(乳酸、リンゴ酸、クエ
ン酸など)でpHを6.0〜7.0に調整した後、全量を1と
した。この水溶液を孔径0.45μのミリポアフィルターで
濾過し、200mlのガラスバイアルに充填、窒素置換を行
った後密栓した。これを高圧蒸気滅菌して静脈投与用輸
液を調製した。この製剤はジペプチドをAlaとTyrに換算
すると、それぞれ3.0g/と6.2g/含むことになる。
〔実施例2〕 表2に示したアミノ酸組成物にLeu−Tyr7.2gを加え、
以下実施例1と同様の方法に従って静脈投与用輸液を調
製した。この製剤はジペプチドをLeuとTyrに換算する
と、それぞれ3.2g/と4.4g/含むことになる。
〔実施例3〕 表3に示したアミノ酸組成物にVal−Tyr11.8gを加
え、以下実施例1と同様の方法に従って静脈投与用輸液
を調製した。この製剤はジペプチドをValとTyrに換算す
ると、それぞれ4.9g/と7.6g/含むことになる。
実施例4〜13 表4に示したアミノ酸組成物と各ペプチドを配合し、
以下実施例1と同様の方法に従って静脈投与用輸液を調
製した。
〔試験例1〕 体重約170gのSD系雄性ラットに麻酔下、右上大静脈に
シリコンラバーカテーテルを留置し、直ちに高カロリー
輸液療法にて1週間輸液投与した。投与した栄養輸液
は、糖・電解質、ビタミン及び微量元素は、同一組成で
アミノ酸組成のみ異なる輸液とした。輸液は、実施例
1、対照輸液は表5に示した処方の輸液I,IIを使用し
た。
効果の検討は、体重変化及び窒素出納にて行った。そ
の結果、表6に示すように対照輸液に比較して明らかな
改善を確認することができた。
試験例2〜5 実施例2,3,6,13と表7に示した対照輸液を用いて試験
例1と同様の方法により実施した。その結果を表8に示
した。
〔試験例6〕 体重約170gのSD系雄性ラットを用い、麻酔下に一方の
腎臓の皮質部分を外科的に削除し、2週間後に他方の腎
臓を摘出した。腎臓摘出後2週間目に血中尿素窒素並び
にクレアチニン値を測定し、その濃度が各々60mg/dl,1.
4mg/dl以上のものを腎臓病の疾患モデルとした。このラ
ットの右上大静脈にシリコンラバーカテーテルを留置
し、高カロリー輸液療法にて1週間の輸液管理を行っ
た。投与した栄養輸液は、糖・電解質、ビタミン及び微
量元素は同一組成で、アミノ酸組成のみ異なる輸液とし
た。輸液は、実施例1と表5に示した対照液I,IIを用い
た。
その結果、表9に示す如く、実施例1の輸液は体重変
化、窒素出納において明らかな改善を確認することがで
きた。
試験例7〜10 実施例2,3,6,13と表7に示した対照輸液を用いて試験
例6と同様の方法により実施した。その結果を表10に示
した。
〔発明の効果〕 本発明は、各種疾患時に優れた栄養効果を発揮するL
−チロシンのジペプチドを配合したアミノ酸組成物に関
するもので、L−チロシンを製剤学的制約を受けること
なく高濃度化したアミノ酸輸液を提供することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−62917(JP,A) 特開 昭63−233999(JP,A) 特開 平2−23849(JP,A) 特開 平2−22232(JP,A) 特開 昭61−247354(JP,A) 特開 昭62−151156(JP,A) 特開 昭62−221621(JP,A) 特開 平2−157230(JP,A) 特開 平2−138952(JP,A) 特開 平2−4715(JP,A) 特開 昭56−140923(JP,A) 特開 平2−121928(JP,A) 特表 平1−501706(JP,A) 実表 平3−500775(JP,U) 米国特許5036052(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 38/05 A61K 31/195 CA(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】必須アミノ酸及び非必須アミノ酸にL−ス
    レオニル−L−チロシン、L−ロイシル−L−チロシ
    ン、L−イソロイシル−L−チロシン、L−バリル−L
    −チロシン、L−チロシル−L−グリシン、L−チロシ
    ル−L−アラニン、L−チロシル−L−ロイシン、L−
    チロシル−L−イソロイシン、L−チロシル−L−バリ
    ン、L−チロシル−L−アスパラギン酸、L−チロシル
    −L−リジン、L−チロシル−L−スレオニン、L−チ
    ロシル−L−グルタミン酸及びL−チロシル−L−グル
    タミンからなる群より選ばれる少なくとも1種のチロシ
    ンジペプチドを必須成分として配合した組成物であっ
    て、該チロシンジペプチドをアミノ酸に換算したとき、
    少なくとも下記アミノ酸を下記の組成範囲内で含有し、 L−フェニルアラニンに対するL−チロシンの重量比
    (L−チロシン/L−フェニルアラニン)が0.1以上であ
    り、L−チロシンの濃度が0.6g/l以上であることを特徴
    とする尿毒症患者の栄養状態を改善するための栄養輸液
    組成物。
  2. 【請求項2】下記のアミノ酸を下記の組成範囲内で追加
    的に含有することを特徴とする請求項1記載の尿毒症患
    者の栄養状態を改善するための栄養輸液組成物。
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