JPS60111685A - 繕縫い可能なミシン - Google Patents

繕縫い可能なミシン

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JPS60111685A
JPS60111685A JP21819783A JP21819783A JPS60111685A JP S60111685 A JPS60111685 A JP S60111685A JP 21819783 A JP21819783 A JP 21819783A JP 21819783 A JP21819783 A JP 21819783A JP S60111685 A JPS60111685 A JP S60111685A
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signal
stitch
darning
feed
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堀江 不二夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は繕縫い可能なミシンに関し、特に、繕縫いの幅
寸法を変化させたときに糸詰まりが生じないようにする
技術に関するものである。
従来技術 上下往復運動および横方向揺動運動可能な縫針と、前後
両方向の送り運動可能な送り歯とを備えて繕縫いを実行
し得るミシンが知られている。そして、斯るミシンにお
ける繕縫いは、一般に、送り歯の前後両送り方向にそれ
ぞれ伸びる前進送り縫目列および後退送り縫目列(縦縫
い)が縫針の揺動力1iiJ Lこ間隔をおいて交互に
所定列数だり所定長さ形成されることにより基本的に構
成される。
しかしながら、繕縫いを構成する縦縫いの縫目列は予め
定められた一定の本数が形成されるのが一般的であり、
繕縫いを施す面積に応じて繕縫いの幅寸法を小さくする
と糸詰まりが生じるおそれがあった。
発明の目的 本発明は以」二の事情を背景として為されたものであり
、その目的とするところは、繕縫いの幅寸法の変化に拘
らず、糸詰まりが生しないようにした繕縫い可能なミシ
ンを提供することにある。
発明の構成 斯る目的を達成するため、本発明の要旨とするところは
、 (1) 前進送り縫目列および後退送り縫目列をそれぞ
れ形成するための前進送り縫目情報および後退送り縫目
情報を記憶する記1意装置と、(2)前記送り歯の送り
方向におりる前記繕縫いの長さを決定するためにその繕
縫いの前後両端位置にそれぞれ対応する前端位置信号お
よび後端位置信号を発生する繕縫い長さ設定手段と、(
3)前記両縫目列の予め定められた列間隔に関する間隔
情報を前記両位置信号の各々に応答して発生する発生手
段と、 (4)前記後端位置信号に応答する発生手段からの間隔
情(・uの発生に関連して前記前進送り縫目情報を指定
し、前記前α11,1位置信何に応答する発生手段から
の間隔情報の発生に関連して前記後退送り縫目情報を指
定する指定手段と、 (5)前記縫針の揺動方向におりる前記繕縫いの幅を設
定するために操作可能な操作部と、(6)前記設定され
た繕縫いの幅および前記予め定められた列間隔に基づい
て決定された列数の前記両縫目列が形成される間、前記
発生手段および指定手段を動作させる制御手段と、 を含むことにある。
発明のすJ果 このようにすれば、指定手段によって指定された縫目情
報に従って繕縫いが施される際、縫目列の間隔が予め定
められた間隔とされるので、繕縫いの幅が前記操作部に
よって設定変更さ汀ても縫l」列の間が予め定められた
糸詰まりの生じない間隔に保1寺される。それ故、繕縫
いの幅の変更に拘らず糸詰まりが全く解消されるのであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図において、ミシンはヘース部10と、その一端に
直立さ一已られた脚柱部12と、その脚柱部12によっ
て一端が水平に支持されたアーム部14と、そのアーム
部14の他端部に形成された頭部16とを備えている。
頭部16には図示しない主軸の回転に伴って上下方向に
往復駆動さ−Uられるとともに図示しない公知の針棒揺
動駆動機構によって横方向に揺動さゼられる針棒18が
設りられ、その針棒18には縫針20が取り伺りられて
いる。前記ヘース部lOの縫針20の針落ら点伺近には
、加工布を前後方向に送るために図示しない主軸の回転
に同期しつつ駆動され、その布送り方向および送り量が
図示しない公知の送り調節器駆動機構によって調節さゼ
られる送り歯21が設&Jられている。また、アーム部
14の前面には、縫製可能な模様を表す種々の形象22
およびその形象22にそれぞれ対応する複数の発光ダイ
オード24が設りられた模様表示器2Gか取り伺iJら
れており、その模様表示器26の右側には模様選択押釦
28が配設されている。そして、頭部16の前面には押
圧操作毎にミシンを起動または停止させる起動停止押釦
30が配設されるとともに、脚柱部12にはミシンモー
タ32の回転速度を設定するための速度設定器34が設
けられている。
また、速度設定器34の上側には針揺動設定器27およ
び送り設定器29が設LJられ、またそれ等の近傍には
自動から手動設定に切り換えるための切換押釦31,3
3.および手動への切換を点灯をもって表示するLBD
35,37がそれぞれ配設されている。
頭部16の針棒18の近傍には、第2図に示すように、
作業者の手動操作によって昇降させられる押え棒36が
配設され、その下端には公知のボタンボール用布押え装
置38が取りイ]りられている。布押え装置38は、押
え枠体40と、押え枠体40の内側においてその長手方
向に摺動可能に係合させられ、且つ押え棒36に取りイ
1けられた押え部体42と、押え枠体40の後端部にお
いて長手方向に伸縮可能に嵌合させられた調節板44と
を備えている。また、頭部16内には、上記押え枠体4
0に固定された固定片46と上記818節板44に固定
された可動片48とにそれぞれ択一的に係合するアーム
50を備えたスイッチ装置52が設げられており、繕縫
い長さ設定用の操作体でもある調節板44の伸縮操作に
より、固定片46と可動片48との間隔が繕縫いの全長
に相当する所望の距離に設定されると、繕縫いの前端部
においては固定片46とアーム50とが、繕縫いの後端
部においては可動片48とアーム50とが係合させられ
ることにより、スイ・7チ装置52から前端位置信号お
よび後端位置信号がそれぞれ発生させられるようになっ
ている。したがって、布押え装置38およびスイッチ装
置52が繕縫いの長さを設定する繕縫い長さ設定装置を
形成している。
なお、スイッチ装置52および布押え装置38について
は本出願人による先出願(特開昭56−166888号
公報)に記載されたものと同様であるので詳しい説明を
省略する。
以上のように構成されたミシンには、第3図に示す回路
が備えられている。
図において、模様選択押&l]28の押圧操作毎に累進
するカウンタ54からはそのδ1数内容である模様信号
SMが表示ドライバ5G、先頭アドレスメモリ581判
別器60.ボタンボールコントローラ66に供給される
。表示ドライバ56からは模様信号SMに対応した発光
ダイオード24のみに表示電流が供給され、それが発光
させられる。
すなわち、作業者は模様選択押釦28を押圧操作する毎
に発光ダイオード24の発光位置を順次移動させること
ができ、所望の縫目を表す形象に対応した発光ダイオー
ド24を発光させることにより、所望の模様を選択する
ことができるのである。
先頭アドレスメモリ58には縫製可能な模様(繕縫い、
ボタンボール縫いを除く)にそれぞれ対応した先頭アド
レスが記憶されており、所望の模様を縫製するための一
連の縫目データを縫目データ発生装置62から引き出す
ために模様信号SMに対応した先頭アドレスが先頭アド
レスメモリ58からマルチプレクサ64の第1ボートP
1に供給される。
判別器60においては模様信号SMがボタンボール縫い
または繕縫いであるか否かが判断され、ボタンボール縫
いである場合には第1判別信号PS1が、繕縫いである
場合には第2判別個号ps2が発生させられる。その第
1判別個号Ps1はボタンボールコン1〜ローラ66に
供給される一方、マルチプレクサ64にも供給され、マ
ルチプレクサ64にその第2ボー1−PS2°を選択さ
せる。また、第2判別個号P2は繕縫いの形成を制御す
るII fffll 手段としてのダーニングコン1−
ローラ68に供給される一方、マルチプレクサ70にも
供給され、マルチプレクサ70にその人カポ−1−P 
Bを選択させる。
縫目データ発生装置62には第4図に示すタイミングに
従ってタイミング発生器72からタイミング信号TPF
およびTPBが供給されており、縫目データ発生装置6
2においてはマルチプレクサ64を介して供給された先
頭アドレス以下のアドレスに記憶された一連の縫目デー
タがタイミング信号TPFおよびTPBに同期し゛ζ発
生させられ、それ等がマルチプレクサ70.D/A変換
器69、アナログスイッチ75..77を介してアクチ
ュエータドライバ74に供給される。それ等アナログス
イッチ75.77は、D/A変換器69の出力信号と針
揺動設定器27.送り設定器29の出力信号とを択一的
に選択してアクチュエータドライハフ4に出力するもの
である。■閣の縫目データは縫針20の揺動位置を表ず
針位置データSNおよび加工布の送り量および送り方向
を表す送りデータS Fからそれぞれ構成されており、
タイミング信号T P Fに応答して送りデータSFが
、タイミング信号T P Bに応答して針位置データS
Nがマルチプレクサ70の入カポ−1−P Aに供給さ
れる。前記D/A変換器69は零Vを中心とした出力信
号、たとえば+5V〜−5Vの範囲の信号を出力するも
のであり、アナログスイッチ75゜77はその手動側に
切り換えられると、剣揺動設定器27.送り設定器29
の出力を選択するものであるので、たとえばアクチュエ
ータドライバ74に供給されるアナログ化された針位置
データSNは針揺動設定器27の操作に従って零Vを中
心とした振幅が自動側への切換時よりも減少方向の所望
の値に調節されることとなる。このため、後述の繕縫い
の幅の調節操作に際しては、繕縫いの幅がその中心線か
らの均等な振り分は寸法の変化によって調節される。ア
クチュエータドライバ74においてはそれ等針位置デー
タSNおよび送りデータSFに基づいて針揺動アクチュ
エータ76および送りアクチュエータ78に駆動電力が
供給される。針揺動アクチュエータフ6は、前記4揺動
機構を駆動するものであり、針位置データSNが表す位
置に縫針20を位置させる。また、送りアクチュエータ
78は前記送り調節器を駆動するものであり、送りデー
タSFが表す加工布の送り量および送り方向が得られる
ように送り調節器の回動位置を決定する。
前記針揺動設定器27および送り設定器29は切換押釦
31,33の操作に応答して作動する手動調節設定器7
9によって操作が有効化されるようになっている。手動
調節設定器79は切換押釦31.33の押圧操作毎に七
ノドまたはリセット状態とされる図示しない一対のT型
フリップフロップを備えており、そのT型フリップフロ
ップのセント状態に応じてアナログスイッチ75.77
がそれぞれD/、A変換器69からの出力、または釧揺
動設定器27.送り設定器29の出力を択一的に選択さ
せられるとともに、手動側に選択されたことを表すしE
l)35.37が点灯さ・けられるのである。また、手
動調節設定器79においては、ボクンポール縫いが選択
されたことを表す第1判別個号PS1が供給されたとき
は、アナログスイッチ75を手動側へ切り換えるための
出力が禁止され、繕縫いが選択されたことを表す第2判
別信′弓−PS2および縦縫いステップを示す後述のボ
ー)ヒレク)・信号G1がともに供給されたときにアナ
ログスイッチ75を手動側へ切り換えるための出力が禁
止されるようになっている。さらに、手動調節設定器7
9においては、切換押釦31の押圧)榮作により前記T
型フリップフロップが手動状態を表ずセット状態に切り
換えられたときに、作動制御信号ACMが発生させられ
るようになっており、その作動制御信号ACMはダーニ
ングコントローラ68に供給されている。前記針揺動設
定器27は繕縫いが選択された状態において、縦縫いの
幅寸法を設定する操作部として用いられる。
また、その針揺動設定器27と作動的に連結されたポテ
ンショメータ8Iと、そのポテンショメータ81の出力
信号をデジタル量に変換するA/D変換器83とが設け
られており、針揺動設定器27が上記操作体として用い
られたとき、そのlff1作量を表ず操作信号MPDが
ダーニングコントローラ68に供給されるようになって
いる。
一方、起動停止押釦30の押圧操作毎に七ノドまたはり
七ソト状態とされるT型フリップフロップ80からはそ
の七ソト状感に対応する起動信号STがモータ駆動制御
回路82に供給されるとともに、ボタンボールコントロ
ーラ6Gおよびターニングコントローラ68にも供給さ
れる。モータ駆動制御回路82においては、駆動信号S
Tか供給されている間、速度設定器34において設定さ
れた回転速度と速度検出器84において検出されるミシ
ンモータ32の実際の回転速度との差か零になるように
ミシンモータ32へ供給される電力が制御され、負荷変
動に拘らずミシンモータ32が定速回転させられる。そ
して、起動信号STの供給が停止されるとミシンモータ
32への駆動電力の供給が停止され、ミシンモータ32
が停止さ−ヒられる。なお、前記′■゛型フリフリップ
フロップにはホクンボールコントローラ66およびダー
ニングコントローラ68から出力される自動停止信号A
SIおよびAS2がオアゲート86を介して供給される
ようになっており、T型フリップフロップ80はそれ等
自動停止信号ASIまたはAS2が供給されると同時に
リセノ1〜状態とされてミシンモータ32が自動停止さ
せられるようになっている。
したがって、模様選択押釦28の操作によりボタンポー
ルまたは繕縫い以外の模様が選択された場合には、マル
チプレクサ64におしゾCその人カポ−1−Piが選択
されて、先頭アトルスメモリ58からマルチプレクサ6
4を介して縫目データ発生装置62に所望の縫目模様に
対応した先頭アドレスが供給される。このとき、起動停
止押iu3゜が押圧操作されるに伴ってミシンモータ3
2が回転駆動されると、タイミング信号TPFおよびT
PBが縫目データ発生装置62に供給され、縫目データ
発生装置62からは所望の縫目模様を縫製するための一
連の縫目データかタイミング信号TPFおよびTPBに
同期して発生させられる。このとき、マルチプレクサ7
0はその人カポ−h PAが選択されているので、縫目
データがマルチプレクサ70を介してアクチュエータド
ライハフ4に供給される。このため、針揺動アクチュエ
ータ76および送りアクチュエータ78によって各々の
縫目データに対応して一針毎の縫目位置が決定され、所
望の模様が加工布上に縫製されるようになっているので
ある。ここで、前記切換押ξ■31゜33が操作されて
手動が選択された場合には、針揺動設定器27の操作量
に応じて針位置か調節され、また、送り設定器29の操
作量に応して加工布送り量が調節される。
他方、前記布押え装置38が押え棒36に取りイ」けら
れた場合には、スイッチ装置52が作動し、前端信号S
FWおよび後端信号SREがボタンボールコントローラ
66おヨヒターニングコンI・ローラ68にそれぞれ供
給される。
そのボタンホールコン]・ローラ66しよ前記II吉:
開昭5G−166888号公報に記載きれた」くクンホ
ール縫い46.l、び閉止&、逢い用シーケンス回路と
1司様であるので詳しい説明は省略するが、第1判″A
11信号PSlが供給されている状態におし)−ご、た
とえば、ボタンホール縫いを構成する各縫製ステ・7プ
を縫製するためのそれぞれの先頭アドレスを、前端信号
SFW、後端信号SRF、、タイミンク゛(信号1哩F
 、起動信号STおよび縫目データ発生装置62から供
給される各ステップの終α;11信号SSlつに基づい
てマルチプレクサ64の第Iミー1〜P2に供給する。
なお、縫目データ発生装置62内の図示しないアトレス
カウンタにボタンホールコンロコーラ66から出力され
た先頭アドレス力・1コードされるように、ロード信号
SLがボタン」テールコン1〜1コーラ66から縫目デ
ータ発生装置62に供給されている。
したがゲC1模様選択押釦28の操作によってボタンホ
ール縫いが選択された場合においど起動停止押&u30
が操作されると、判別器60から出力される第1判別個
号PS1によってマルチプレクザ64の第2人力ボート
P2が選択されUl、)るので、ボタンホールコントロ
ーラ66から出力される先1「1アドレスが縫目データ
発生装置62へ各縫製ステップに先立って供給される。
そして、それ等ボタンホール縫いを構成する各ステップ
の縫製が為されると、布押え装置38の調節板44の設
定位置に対応した所望長さのボタンホール縫し)が加工
布」二に形成される。その形成終了時Gこおし)ではボ
タンホールコントローラ66から出ツノさ41゜る自動
停止信号ASIに従ってミシンモータ32が自動的に停
止さ−Uられる。そのボタン」クールlitいの長さは
布押え装置38の調節板44の後端部と押え枠体40の
後端部とにそれぞれ形成さネLIこ突起間に実際のボタ
ンを挟むことにより、必要力・つ充分の長さに決定され
るようになって01・乙。
次に、前記ダーニングコント−コーラ68しよ、たとえ
ば第5図に示すように構成されてし)る。−3−なわち
、アドレス設定器88からは1番地、6番1山。
■5番地をそれぞれ表すアドレス信号がマルチプレクサ
90の第1ボートPI、第2ボートP2゜第3ボー1−
1) 3にそれぞれ供給されている。マルチプレクサ9
0においては、ボートセレクト信号G1が供給されてい
る状態においてその人力ボートP1が、セレクト信号G
2が供給されている状態においてその人力ボートP2が
、セレクト信号G3が供給されている状態においてその
第3人力ボートP3が選択されるようになっており、ア
ドレス設定器88から出力される各アドレス信号が択一
的にアドレスカウンタ92に供給されるようになってい
る。それ等ボートセレクト信号Gl。
G2.G3は、ボート選択信号発生器94において、タ
イミング信号TPF、前端信号SFW、後端信号SRE
、および後述の起動タイミング信月SPT、終了判別信
号SEDに基づいて繕縫いを構成する縦縫いI66、横
縫い168.止め縫い170の各縫製ステップの実行期
間に対応してボートセレクト信qcx、G2.G3が発
生させられるようになっている。
上記ボート選択信号発生器、94はたとえば第6図に示
すように構成されている。すなわち、起動タイミング信
号SPTによって七ソト状態とされるフリップフロップ
96の出力信号がボートセレクト セレクト信号G1によって開かれるアントゲ−1・98
を介して後端信号SREが分周カウンタ1。
Oに供給され、そこで計数される。分周カウンタ100
は計数満了値のプリセ,1・機能を備えたN進の分周カ
ウンタであって、計数設定値Nを表J計数設定信号CS
Dが起動タイミング信号SPTによってプリセントされ
ると、後端信号S R EEの剖数累進値がプリセント
された副故値Nに一致したとき計数内容が零に戻される
と同時にキャリー信号がフリップフロップ96に供給さ
れ、そのフリップフロップ96がリセット状態とされて
ボートセレクト信号G1が消滅させられる一方、そのキ
ャリー信号がフリップフロップ102および104にも
供給され、それ等が七ノド状態とされる。
そのフリップフロップ102の出力信号がボートセレク
ト信号G2とされるのであるが、そのボー1−セレクト
信号G2によって開かれるアントゲ−1− 1 0 6
を介し゛ζ前記タイミングT P Fが分周カウンタ1
08に供給され、そこで1数される。分周カウンタ10
8は8進の分周カウンタであって、そのai数内容が比
較器110の入力ボートPCに逐次供給される。比較器
110の入カポ−)PAおよびPBには数値設定器11
2から「3」および「7」を表す信号がそれぞれ供給さ
れており、比較器110においては分周カウンタ108
から供給される信号の内容が「3」または「7」を表す
とき一致信号が発生させられ、それが前端信号SFWに
よって開かれるアントゲ−1− 1 1 4を介してモ
ノマルチ回路116に供給される。モノマルチ回路11
6は上記一致信号の発生に応答したパルスをフリップフ
ロップ102に供給してこれをリセット状態とし、ボー
トセレクト信号G2を消滅させる一方、フリップフロッ
プ118に供給してこれをセソI・状態としボートセレ
クト信号G3を発生させる。このフリップフロン111
8は上記ボー1−セレクト信号G3によって開かれるア
ンドゲート120を介して供給される終了判別信号SE
Dに従ってリセット状態とされる。すなわち、ボート選
択信号発生器94においては、!1縫い166の過程に
おいて後端信号SREが8回発生させられるまでボート
セレクト信号Glが継続的に発生させられる一方、その
過程に続く横縫い168において分周カウンタ108の
11数内容が「3」または「7」、換言すれば横縫い1
68か4つの縫目数で構成されている本実施例の場合に
縫針20の位置が右端または左端に到達したときであっ
て、前端信号SFWが発生させられるときまでボートセ
レクト信号G2が発生さゼられ、さらに横縫い168に
続く止め縫い170において終了判別信号SEDが発生
させられるまでボートセレクト信号G3が継続的に発生
さゼられるのである。ここで、ボートセレクト信号G1
に続いてボー1〜セレクト信号G2が発生させられると
き、分周カウンタ108の内容が確実に零にリセットさ
れるようにフリップフロップ104の出力信号が分周カ
ウンタ108のリセット端子に人力されている。タイミ
ング信号TPFの立ち下がりに応答してモノマルチ回路
122から出力されるパルス信号がフリップフロップ1
04の出力信号に従って開かれるアンドゲート124を
介してフリ・ノブフロップ104のす七ソト入力端子R
に供給されており、ボートセレクト信号G2の発生時に
はタイミング信号TPFの立ち下がりから一定時間経過
するまて分周カウンタ108がリセノ1〜状態とされる
のである。
第5図に戻って、アドレスカウンタ92には、JI数倍
信号発生器126ら引数信号SCKが供給されている。
この供給信号SCKは、縦縫い166のときに繕縫いの
前端位置または後、、(H1位置においてタイミング信
号T P Fに同期して発生さ・Uられる一方、横縫い
168または止め縫い170のとき、タイミング信号T
PFに応答して発生さセられるようになっている。すな
わら、たとえば第7図に示すように、タイミング信号′
I″PFは後端信号SREによって開かれるアンドゲー
ト128および前端信号SFWによって開かれるアンド
ゲート130をそれぞれ介してオアゲート132に供給
され、オアケー1−132の出力はボートセレクト信号
G1によって開かれるアントゲ−1・134を通してオ
アゲート136に供給され、計数信号SCKとされるの
である。また、タイミング信号’1” P Fはボート
セレクト信号G2によって開かれるアンドゲート138
およびボートセレクトf言号G3によって開かれるアン
トゲ−1−140を通してオアゲー1−136に供給さ
れ、それぞれ81数信」SCKとされるのである。
第5図において、前端信号SFWによって開かれるアン
トゲ−1−142を介して起動信号STが′5ノマルチ
回路144に供給されており、モノマルチ回路144に
おいては起動信号S′Fに応答した一°定パルス幅の起
動タイミング信号SPTが発生さ−Uられで、それがア
ドレスカウンタ92のクリア端子CLに供給される一方
、オアゲート146を介して後述のラッチ回路148に
供給され、さらに、ポー1〜選択信号発生器94および
ランチ回路164に供給されている。また、アドレスカ
ウンタ92のロード入力端子LDにはボートセレクト信
号G3に’hE、答して作動するモノマルチ回路150
の出力信号および終了判別信号SEDが、1」−ド信号
S L Dとしてオアゲートl 52を介して供給され
ている。
アドレスカウンタ92は、目数信号SCKを4数するプ
リセットカウンタであって、起動タイミング信号S P
 ”F’に応答してそのa1数内容がクリアされるとと
もに、ロード信号SLDに応答してマルチプレクサ90
から択一的に供給されるアトルス信号をロードする。こ
のアドレスカウンタ92は記憶装置としてのダーニング
データメモリ154に予め記憶された前進送りおよび後
退送り縫目情報を後端位置信号SREおよび前i>i!
A位置信号SFWに応答して指定する指定手段を言1数
信号発生器126とともに形成しており、アドレスカウ
ンタ92の計数内容は第1表に示すような繕縫いの縫目
データが予め記憶されたダーニングデータメモリ154
に供給され、計数信号SCKに応答して順次アドレスイ
」げすることにより一連の縫目データを順次発生させる
。その縫目データは旧位置データNDおよび送りデータ
FDからそれぞれ構成され、送りデータFDは直接前記
マルチプレクサ70の入カポ−1−PBに供給されるが
、針位置データNDは判別器156に供給される一方、
マルチプレクサ158およびラッチ回路148によって
前記マルチプレクサ70の人カポ−1−P Bに供給さ
れている。
第 1 表 判別器156においては、前記針位置データNDの内容
が釘位置を具体的に表すデータか、側増分指令か、或い
は終了指令かが判別され、釘位置データである場合には
ボートセレクト がマルチプレクサ158に供給され、その入力ボートを
PHからPLに切り換えさせる。また、針位置データN
Dの内容が針増分指令である場合には釦増分指令信号S
tNが演算器160に供給される。また、針位置データ
FD;6<終了指令である場合には前記終了判別信号S
EDがボート選択信号発生器94に供給される一方、ロ
ート信号S1、Dとしてアドレスカウンタ92に供給さ
れる。
一方、前記作動制御信号ACMによって作動が許可され
る針位置増分指定回路159からは、前記操作m信号M
PDに応答して計数設定信号CSDがボート選択信号発
生器94の分周カウンタ100へ供給される一方、予め
定められた複数種類の縫針20の初期位置のいずれに属
するかを表す初期位置指定信号SISが初期位置設定器
161へ供給される。前記針揺動設定器27により設定
された所望幅の繕縫いを実行するとき繕縫いの縫目列間
隔が一定に保持されるように、繕縫いの幅に対する縫目
列の適当な本数、たとえば15,■3、11,9.7本
のいずれかが予め定められ−こおり、上記計数設定信号
CSDはその適当な本数が形成されるように針位置増分
指定回路159において予め記憶されたデータに従って
たとえば7。
6、5,4.3のいずれかの計数設定値を表すものとさ
れる。
前記初期針位置設定器161にば繕縫いの幅寸法の変化
に拘らずその中心線が互に一致するように予め定められ
た複数種類の初期位置が記憶されており、初期位置指定
信号SISが指定する初期位置を表す信号、換言すれば
、針揺動設定器27の操作により設定された所望幅の繕
縫いが実行されたときに繕縫いの中心線からの位置を表
す信号が演算器160に供給される。その演算器160
には、また、糸詰まりを発生さーヒないように予め定め
られ九針揺動方向の一定の針揺動設定器(縫目列間隔に
対応する値)を表す設定信号が4位置増分指定器162
から供給される一力、ランチ回路164からその出力信
号が供給されており、演算器160においては、起動タ
イミング信号SPTに応答して初期位置設定器161か
らの初期位置を表す信号がロードされ、かつロー1内容
が出力されてランチ回路164においてランチされる。
このランチ回路164は演算器160におりるロードお
よび加算動作が実行される毎に図示しない信号に従って
演算器160の出力信号をラッチし、そのラッチした内
容をマルチプレクサ158の入力ボートP Hおよび演
算器160に出力するものである。この結果、演算器1
60においては、針増分指令信月SI Nが供給される
毎に企1位置増分設定器162からの設定信号とランチ
回路164から出力される信号とが加算され、その加算
結果がランチ回路164でランチされる。ずなわぢ、ラ
ッチ回路164から出力される信号、換言すれば縫目列
の間隔に関する間隔情報は、当初は初期針位置設定器1
61から出力された信■が表す値とされ、その後、針増
分指令を表ず剣位置データNDがダーニングデータメモ
リ154から出力される毎に旧位置増分設定器162か
ら出力される設定信号が表す設定値が加えられた値とさ
れるのである。このことから明らかなように、61数し
おう発生器126.アドレスカウンタ92ダーニングデ
ータメモリ154の針増分指令が記憶される場所、ラン
チ回路I64.演算器160.針位置増分設定器162
等が間隔情報を前記両位置信号SFW、SREに応答し
て発生させる発生手段を形成しているのである。
なお、前記針位置増分指定回路159は、作動制御信号
ACMが供給されていない状態、換言すれば切換押釦3
1によって手動が選択されず自動に切り換えられている
状態では、最大幅(たとえば15本の縦縫いで構成され
る9龍幅)の繕縫いが施されるように、計数設定値Nが
「7」を表す計数設定信号C3Dが出力される一方、中
心線から最も離れた位置(たとえば4.5 u+ )を
指定する初期位置指定信号SISが出力されるようにな
っている。また、ラッチ回路148はマルチプレクサ1
58から構成される装置データNDをタイミング信号T
PBに同期してマルチプレクサ70に送るものであり、
送りデータFDに対して旧位置データNDが出力される
タイミングを略180度ずらずためのものである。
以下、前記模様選択押釦28の操−作に従って模様表示
器26の右端に配置された発光ダ・fオード24が点灯
させられることにより、繕縫いが選択され、かつ切換押
i口31が操作されず自動が選択されている状態である
場合の作動について説明する。
この場合、判別器60において第2判別個号PS2が出
力されるので、マルチプレクサ70においてその入力ボ
ートPBが選択される。このため、針揺動アクチュエー
タ76および送りアクチュエータ78はダーニングコン
トローラ68から構成される装置データNDおよび送り
データFDに従って駆動されることになる。また、針位
置増分指定回路159には手動調節設定器79から作動
制御信号ACMが供給されないので、針位置増分指定回
路159からは、計数設定値Nがたとえば「7」を表す
81数設定信号C3Dがボート選択信号発生器94内の
分周カウンタ100に供給されてそれが8進のカウンタ
とされる一方、中心線から最も離れた位置を指定する初
期位置指定信号SISが出力されて、初期針位置設定器
161から演算器160へ中心線からたとえば4.51
11離れた位置を表す信号が供給される。なお、このよ
うな初期状態においてはスイッチ装置52から前端信号
SFWが出力されている。
以上の状態において、起動停止押ボタン30の操作に伴
ってミシンモータ32が作動さ−Uられると、まず起動
タイミング信号s ’r pに従って、フリップフロッ
プ96がセント状態とされてボートセレクト信号Glが
発生さぜられる一方、アドレスカウンタ92の内容がク
リアされるので、ダーニングデータメモリ154に記憶
された第1表の繕縫い縫目データのO番地が指定される
。このため、ダーニングデータメモリ154からは初期
位置指令を表ず旧位置データNDが判別器156および
マルチプレクサ158に供給されるとともに、所定量(
たとえば21程度)の後退方向の送り量を表す送りデー
タFDがマルチプレクサ70に供給される。判別器15
6においては、針位置データNDの内容が具体的な針位
置を表すデータ、!l増分指令、終了指令のいずれでも
ないと判別されるので、マルチプレクサ158において
はその入力ボートP Hが選択される一方、ラッチ回路
148および164においては起動タイミング信号SP
Tに従って、演算器160から出力される中心線から最
も離れた針位置を表ず針位置データがラッチされ、その
ランチ内容がマルチプレクサ70に供給される。この結
果、第8図の81に示す縫目が繕縫いの中心線CLから
4.5關離れた位置に先ず形成され、それに続いて後端
信号SREが発生させられるまで後退送り縫目列が所定
の後退ピンチで形成されるのである。
以上の状態においてスイッチ装置52から後端信号SR
Eが発生させられるとともに縫目S2が形成されると、
ボート選択信号発生装置94におげる分周カウンタ10
0のδ1数内容が「1」とされるとともに、計数信号発
生器126から計数信5; s CKが発生さ・lられ
、アドレスカウンタ92の81数内容が11」とされる
。この結果、ダーニングデータメモリ154に記恒され
た第1表に示すデータの1番地が指定され、送り量か零
である送りデータF Dがダーニングデータメモリ15
4から出力されるとともに、針増分指令を表ず針位置デ
ータNDがダーニングデータメモリ154から判別器1
56およびマルチプレクサ158に供給される。このと
き、判別器156からは剣増分指令信号SINが発生さ
せられるので、演算器160においては針増分設定器1
62において設定された針増分(たとえば0.611m
程度)がそれまでの内容に加算され、1回の針増分に相
当する値がラッチ回1洛164にランチされる。ここで
、旧位置データLDの内容が具体的な針位置を示すデー
タではないので、マルチプレクサ158においてはその
人カポ−1−P Hか選択されており、ランチ回路16
4のランチ内容はマルチプレクサ158を通してランチ
回路148に転送され、ここで、タイミング信号TPB
に応答してラッチされる。
従って、アクチュエータドライハフ4に供給される信号
は1回の釦増分(0,6+im程度)を移動させるため
の信号内容となる一方、送り信号SFの内容は送り量が
零を表すものであるから第8図の縫目S2に続いてS3
が形成される。
縫目S3は縫目S2に対して加工布送り方向の位置が一
致した状態であるので、未だスイッチ装置52からは後
端信号SREが発生させられており、このような状態に
おいてタイミング信号汗TPFが続いて発生させられる
と、計数信号発生器126から計数信号SCKがさらに
アドレスカウンタ92に供給され、アドレスカウンタ9
2の内容が「2」とされる。この結果、ダーニングデー
タメモリ154の2番tillが指定され、ダーニング
データメモリ154からは前進方向における所定■(2
朋程度)の送り量を表す送りデータFDが出力されると
ともに、針固定指令を表ず針位置データNDが判別器1
56およびマルチプレクリ“158に供給される。旧位
置データNDの内容が針固定指令であるので、判別器1
56からはボートセレクト信号SPSが出力されない。
このため、マルチプレクサ158は前回と同様にその人
力ボートpHが選択された状態に維持される。しかも判
別器156からは針増分指令信号SINも出力されない
のでランチ回路164の内容が変更されず、ランチ回路
148にも前回と同様の内容が再びラッチされ、旧位置
データNDの内容か針位置し1に1回の多l増分(0,
6鶴程度)の寸法を加えた値に位置する内容とされるの
である。この結果、スイッチ装置52から前端信号SF
Wが発生させられるまで、前進送り縫目列が所定のピン
チ(2II+1程度)で形成される。すなわち、縫目S
3の形成時点ては後端信号SREの発生に応答して折返
し前端方向へ縫目を形成する前進送り縫目列(縫目83
〜S4)を縫製するだめの前進送り縫目情報力くI旨定
されるのである。
続いて、第8図の縫目S4が形成されると同時に、前端
信−υSFWが発生させられると、ダーニングデータメ
モリ154の3番地が指定されるので、ダーニングデー
タメモリ154からは送り量零を表す送りデータFDが
出力されるとともに、針増分指令を表ず針位置データN
Dが出力される。
この結果、演算器160においてラッチ回路164に既
にラッチされた1回の針増分に相当する値に針位置増分
設定器162から出力される針増分が新に加算され、ラ
ンチ回路164のランチ内容が2回の4増分に相当する
値とされる。この結果、ランチ回路164の内容がラン
チ回路14Bにマルチプレクサ158を介して転送され
て、アクチュエータドライハフ4に供給されるデータの
内容が2回の針増分に相当する値とされ、第8図の縫目
S5が形成される。続いて、縫目85の形成後にアドレ
スカウンタ92に計数信号SCKかさらに供給されるの
で、ダーニングデータメモリ■54の4番地が指定され
、縫目S5に続く後退送り縫目列が所定(211程度)
の後退ビ・ノチでl&端信号SREが発生させられるま
で形成される、後IHil信号SREの発生と同時に縫
目S6が形成される。
すなわち、縫目S5の形成時点では、前端信号SFWの
発生に応答して折返し後退方向へ縫目を形成する後退送
り縫目列(縫目35〜S6)を縫製するための後退送り
縫目情報が指定されるのである。
そして、縫目S6の形成と同時にアドレスカウンタ92
がさらに計数させられ、ダーニングデータメモリi 5
4の5番地が指定される。この結果、終了指令を表ず劃
位置データNDが判別器156に供給されるので、判別
器156からは終了判別信号SEDが発生させられ、ア
ドレスカウンタ92にロード信号S L Dが供給され
る。このとき、縦縫い期間を表すボートセレクト信号G
1が発生させられており、アドレス設定器88において
設定された1番地を表す信号がマルチプレクサ90から
アドレスカウンタ92に供給されているので、その1番
地を表す信号がアドレスカウン92内にロードされる。
したがって、前記縫目S2から35に続く縫目が縫目S
6を起点として再び繰り返し形成される。なお、前記縫
目S6が形成されてl&端信号S REが発生さゼられ
たとき、分周カウンタ100の計数内容が「2」とされ
る。
以上の作動が繰り返されるうら分周カウンタ100の8
1数内容が「8」に到達して縦縫い166の縫製が完了
すると、換言すれば、第8図の縫目S30の形成が完了
すると、分周カウンタ100からキャリー信号が発生さ
せられるので、フリップフロップ96がリセット状態と
されて、ボートセレクト信号G1が消滅さ−Uられる一
方、フリップフロップ102がセント状態とされてボー
トセレクト信号G2が発生させられる。このため、アン
ドゲート106および138が開かれるので分周カウン
タ108においてタイミング信号T P Fが連続的に
計数される。
このとき、ボートセレクト信号G2によってマルチプレ
クサ90の第2ボートP2が選択されるので、アドレス
カウンタ92におい°では、縫目S30が形成された後
、計数内容が「5」となると同時に6番地を示すアドレ
ス信号がロードされ、その後その計数内容がr7J、r
8Jと変化させられてダーニングデータメモリ154の
6番地。
7番地、8番地が次々と指定される。この結果、送りデ
ータFDの内容が送り量零を表すものに維持される一方
、針位置データNDの内容が針位置L3.L2.Llを
それぞれ表すデータと順次されるので、加工布の送り方
向に対して直角方向の縫目が縫目S30に続いて針位置
L3.L2.L1の順で縫目S31.S32.S33が
左方向に形成される。次に、ダーニングデータメモリ1
54の9番地が指定されると、針位置データNDの内容
が針位置Llを表すものとされるとともに、送りデータ
F、Dの内容が前進方向におりる所定(約1龍程度)の
送り量を表すものとされるので、同じ針位置LLにおい
て前進方向に1つ縫目S34が形成される。そして、さ
らにダーニングデータメモリ154における10.11
,12.133番地指定されるに伴って針位置L2.L
3.L4の縫目335,336.S37が右方向に形成
される。なお、第8図および第9図において図中右側お
よび左側が作業者から見た前側および後側であり、上側
および下側が作業者から見た右側および左側である。
第9図の縫目338が形成されると同時に、ダーニング
データメモリ154の144番地指定されると、針位置
データNDの内容が終了指令を表すものとされるので、
判別器156から終了判別信号SEDが出力され、ロー
ド信号SLDがアドレスカウンタ92に供給される。こ
のとき、ボート選択信号発生器94からはボートセレク
ト信号G2がマルチプレクサ90に供給されているので
、マルチプレクサ90からはアドレス設定器88から出
力されている6番地を表すアドレス信号が選択され、ア
ドレスカウンタ92に供給されている。
このため、アドレスカウンタ92内には6番地を表す信
号がロードされ、以後6番地に続く縫目データがタイミ
ング信号TPFに同期してダーニングデータメモリ15
4から再び出力される。したがって、縫目S30からS
38に続く一連の縫目が縫目338を新たな起点として
繰返し形成され、第9図に示ず横縫い16Bが第8図の
縦縫い166に重ねた状態で形成されるのである。
上記横縫い168の形成過程において、分周カウンタ】
08の81数内容が「3」または「7」となると、換言
すれば旧位置がLLまたはL4となると、比較器110
からは一致信号がアントゲ−1−114に繰り返し供給
されている。このような一致信号が発生さゼられている
状態において、横縫い168が所定量実行され、スイッ
チ装置52から前端信号SFWが発生させられると、ア
ントゲ−1−114が開かれるのでモノマルチ回路11
6から所定のパルス信号がフリップフロップ1゜2に供
給され、そのフリップフロップ102がりセット状態と
されてボートセレクト信号G2が消滅させられる一方、
フリソプフロッ1118がセット状態とされてボートセ
レクト信号G3が発生させられる。第9図では縫目SN
が形成された状態がこの状態を示す。ボートセレクト信
号G3が発生さ−Uられると、マルチプレクサ9oのボ
ートP3が選択され、アドレス設定器88において設定
された15番地を表す信号がアドレスカウンタ92に供
給される一方、ボー1〜セレクト信号G3に応答して作
動するモノマルチ回路150の出力4m 号に従ってロ
ード信号SLDがアドレスカウンタ92に供給され、ア
ドレスカウンタ92の内容が115」とされる。このた
め、アドレスカウンタ92の内容はタイミング信号T 
P Fに同期し−C「15」に続いて増加さゼられ、ダ
ーニングデータメモリ154は15番地、16番地、1
7番地と指定される。このとき、針位置データNDの内
容は針固定指令とされるので、実際の針位置はL4、ま
たはLL(本実施例ではLl)に固定される一方、送り
データFDの内容が後進方向微小量とされるので、縫目
SNに続いて後進方向に僅かに隔たった縫目が形成され
る。このようにして、第9図に示す止め縫い170が形
成されるのである。ダーニングデータメモリ154の1
9番地が1旨定されると、針位置データNDの内容が終
了指令とされるので判別器156からは終了判別信号S
EDが出力されて、アントゲ−1−120が開かれる。
このため、フリップフロップ118がリセット状態とさ
れてボートセレクト信’4G3が消滅さ−Uられる。同
Uk5にボートセレクトち下かりに同期して作動するモ
ノマルチ回路172から自動停止(ta号AS2かオ″
1ゲー1−86を経−(1’型フリツプフロツプ80に
供給され、′■゛型フリ・7プフUノブ80がリセット
状態とされるのでミシンモーフ32が自動停止させられ
る。なお、第9図におりる止め縫い170は理解を容易
とするために旧位置L1より図中下側へずらして描かれ
ているが、実際は旧位置LL上に市ねて形成される。
このように、本実施例によれば繕縫いを基本的に構成す
る縦縫い166において、前進送り縫目列および後退送
り縫目列の長さがスイッチ装置52から発生さ・Uられ
る前節1信号SFWおよび後端信号S R rAに従っ
て決定されるので、加工布に苅する送り歯の前進方向お
よび後進方向の送り効率のばらつきに拘らず、加工布送
り方向に直角な直線上に正確に位置さゼられる。このた
め、繕縫いの前端部および後端部を美麗に形成するため
に前進方向および後退方向の送り量の調節や試し縫いが
全く解消され、美麗な繕縫いが極めて容易に形成される
のである。
以上のような繕縫いにおいて、その繕縫いを施す面積の
変化により繕縫いの幅を小さく変化さ・ける場合につい
て説明する。
まず、切換押釦31が押圧操作されて、L IE 1.
)35が点灯させられ、手動側に切り換えられる。
このような状態において操作体としての針揺動設定器2
7が操作され、施すべき繕縫いの幅が所望の寸法に設定
される。その針揺動設定器27の1榮作量は操作量信号
MPDとして針位置増分指定回路159に供給されるの
で、旧位置増分指定回路159においては、多1揺動設
定器27の操作量に応じた計数設定信号CSDおよび初
期位置指定信号SISを分周カウンタ100および初期
針位置設定器161に供給する。たとえば、旧揺動設定
器27において繕縫いの幅が最も狭い寸法に設定される
と針位置増分指定回路159からは計数設定値Nかたと
えば、「3」を表す計数設定信裾CSDが分周カウンタ
100に供給され、また、繕縫いの中心線CLからの距
離が最も小さい位置を指定する初期位置指定信号SLS
が初期針位置設定器161に供給され、初期側位置設定
器161からはたとえば中心線CLから1.8開離隔し
た初期針位置を表す信号が演算器160に供給される。
以上の状態において起動停止押釦30が操作され、ミシ
ンモータが起動させられると同時に分周カウンタ100
内に「3」を表す引数設定値かり一部され、分周カウン
タ100が4進のカウンタとされる。一方、演算器16
0内には中心線CLからたとえば1.3 a11離隔し
信号がロードされ、それがラッチ回路164においてラ
ッチされる。このとき、ダーニングデータメモリ154
は零番地が指定されており、それから構成される装置デ
ータNDの内容が具体的な針位置データ、針増分指令、
終了指令のいずれでもないのでマルチプレクサ158に
おいてその人カポ−I P Hが選択され−でいるので
、ランチ回路148においても前記ラッチ回路164の
出力信−号がラッチされ、この結果中心線CLから1.
8+u離隔した初期針位置に第9図の縫目Sl′が形成
される。そして、この縫目Sl’に続いて前述と同様に
所定の縫目ピンチで後退送り縫目列が形成され、後α1
11信zSREの発生と同時に縫目S2’が形成される
。このとき、ダーニングデータメモリ154の1番地が
指定されると、前述の場合と同様に旧位置デークNDが
針増分指令を表すものとなるので、ラッチ回路164か
ら出力されるデータは前記初期側位置に針位置増分設定
器160において予め設定された一定の釦増分、たとえ
ば0.61程度の間隔が加えられたものとされる。この
ため、縫目S2’に続く縫目33′は加工布の送り方向
にグ1して直角方向に縫目S2’よりも中心線CI、側
に0.6朋離隔した位置に形成される。そして、分周カ
ウンタ100の計数内容が「1」とされるのである。
そして、前述の場合と同様に、縫目S3’に続いて前進
送り縫目列が形成され、かつ1iif端信!−3FWの
発生と同時に縫目34′が形成されるとともに縫目35
’が形成され、その縫目85′に続いて後退送り縫目列
が形成されて後端信号S REの発生と同局に縫目S6
’が形成され、分周カウンタのa1数内容が「2jとさ
れるのである。続いて、riiJ記ステメステップS2
’6′の縫目が縫目36′を新たな起点として再び供給
され、分周カウンタ100の内容が14」となるまで、
換−言ずれば4進の分周カウンタ100からキャリー信
号が出力されるまで縫目列が形成されて、第9図の縦縫
い16Gが完成するのである。
続いて前述の場合と同様に、縦縫い166に重ねて横締
いが形成されるのであるが、このとき手動調節設定器7
9に供給されていたボーI・セレク1信号G1の供給が
停止され、アナログスイッチ75が丁、動側にLljり
換えられる。このため、D/Δ変換器69からアクチュ
エータドライノ入74に供給されるアリ−ログ信号は、
針揺動設定器27においてその設定量に応して信号値が
小さくされる。
このため、ダーニングデータメモリ154から出力され
る↑1位置データNI〕の内容が針位置Ll。
L 2. L 3. L 4を表ずデータてあっても、
針揺動設定器27における操作量に応じて実1際の旧位
置は中心線CI、側に接近さ・lられ、横締し月68の
右端および左端は縦縫い166におりる右端1」γ1列
および左端縫目列に一致させられるのである。
このように、本実施例によれば、繕縫いの幅寸法が変化
させられるとそれに応じて繕縫いを基本的に構成する縦
縫いの縫目列の本数が♂I!i1節され、その縫目列間
の間隔が一定に保たれるので、糸詰まりが全く解消され
るのである。
また、本実施例によれば、繕縫いの幅寸法が変更されて
も繕縫いの中心線の位置が一定であるので、加工布の設
定が極めて容易である利点がある。
ここで、前述の第3図に示す回路において−・点鎖線で
囲まれた回路の一部または全部は所謂マイクロコンピュ
ータにても構成されるものである。
また、1iii述の実施例において針揺動設定器27に
より繕縫いの幅寸法が最大値から減少方向にのみ調節さ
れるように構成されているが、自動切換1、/におりる
繕縫いの幅寸法に対して増加方向および減少方向に調節
できるようにも構成され得るのである。繕縫いの幅寸法
を増加方向に調節する場合において、縦縫いを構成する
縫目列の本数を一定とし、縫目列間の間隔を糸詰まりが
生じない値以上に拡大するようにしても良いのである。
なお、上述したのばあ(までも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用されたミシンの一例を示すP1
祝図である。第2図は第1図の実施例の凹部付近を詳細
に示す一部を切り欠いた斜視図である。第3図は第1図
の実施例に備えられた回路を示オブロノク線図である。 第4図は第3図のタイミング信号発生器から出力される
タイミング信号を説明する夕・イミングチャ−1・であ
る。第5図は第3図のダーニングコントローラの構成を
示すブロック線図である。第6図は第5図のボート選択
信号発生器の構成を示すブロック線図である。第7図は
第5図の計数信号発生器の構成を示すブロック線図であ
る。第8図および第9図は、第ト図の実施例により形成
される繕縫いの1縫製ステツプを構成する縦縫いおよび
横縫いをそれぞれ示す図である。第10図は第1図の実
施例により形成される縦縫いであって、繕縫いの稲刈法
が縮小されたとき縫目列間隔が維持されつつ縫目列の本
数が少なくされた例を示す図である。 27:針揺動設定器(操作部) 68:ダーニングコントローラ(制御手段)出願人 ブ
ラザー工業株式会社 代理人 弁理士 池1)治幸 (ばか2名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 上下往復運動および横方向揺動運動可能な縫針と前後両
    方向の送り運動可能な送り歯とを備え、その送り歯の前
    後両送り方向にそれぞれ伸びる前進送り縫目列および後
    退送り縫目列が縫針の揺動方向に間隔を置いて交互に形
    成される繕縫いを実行し得るミシンにおいて、 前記両縫目列をそれぞれ形成するための前進送り縫目情
    報および後退送り縫目情報を記1.へする記憶装置と、 前記送り歯の送り方向における前記繕縫いの長さを決定
    するためにその繕縫いの前後側a111位置にそれぞれ
    対応するO11重位置信号および後端位置信号を発生ず
    る繕縫い長さ設定手段と、 前記両縫目列の予め定められた列間隔に関する間隔情報
    を前記両位置信号の各々に応答して発生ずる発生手段と
    、 前記後端位置信号に応答する発生手段からの間隔情報の
    発生に関連して前記前進送り縫目情報を指定し、前記前
    端位置信号に応答する発止手段からの間隔情報の発生に
    関連して前記後退送り縫目情報を指定する指定手段と、 前記縫針の揺動方向における前記繕縫いの幅を設定変更
    するために操作可能な操作部と、前記設定された繕縫い
    の幅および前記予め定められた列間隔に基づいて決定さ
    れた列数の―;1記両縫目列が形成される間、前記発生
    手段および指定手段を動作させる制御手段と を含み、前記間隔情報および前記指定された縫目情報に
    従って各縫目列を形成することにより前記設定された幅
    の繕縫いを実行することを特徴とする繕縫い可能なミシ
    ン。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2423364A1 (en) 2010-08-24 2012-02-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing machine and non-transitory computer-readable medium storing sewing machine control program

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JPS59197282A (ja) * 1983-04-22 1984-11-08 蛇の目ミシン工業株式会社 電子ミシンのダ−ニング縫い制御装置

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