JPS60111403A - 鉄系窒化物超微粒子 - Google Patents
鉄系窒化物超微粒子Info
- Publication number
- JPS60111403A JPS60111403A JP58218648A JP21864883A JPS60111403A JP S60111403 A JPS60111403 A JP S60111403A JP 58218648 A JP58218648 A JP 58218648A JP 21864883 A JP21864883 A JP 21864883A JP S60111403 A JPS60111403 A JP S60111403A
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- JP
- Japan
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- iron
- halide
- reaction
- nitride
- major axis
- Prior art date
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/032—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
- H01F1/10—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials non-metallic substances, e.g. ferrites, e.g. [(Ba,Sr)O(Fe2O3)6] ferrites with hexagonal structure
- H01F1/11—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials non-metallic substances, e.g. ferrites, e.g. [(Ba,Sr)O(Fe2O3)6] ferrites with hexagonal structure in the form of particles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な板状強磁性鉄系窒化物超微粒子に関する
。
。
現在、強磁性鉄系窒化物微粒子は、その優れた磁気特性
や耐酸化性のゆえに磁気記録材や電子写真用磁性トナー
等の用途が考えられている。
や耐酸化性のゆえに磁気記録材や電子写真用磁性トナー
等の用途が考えられている。
しかしながら、現在用いられている鉄系窒化物の製造方
法では、金属鉄や酸化鉄をアンモニアもしくはアンモニ
アと水素で窒化しており、生成物の形状は、原料の金属
鉄や酸化鉄の形状によって支配されている。従って、鉄
系窒化物の超微粒子を得るには超微粒子の酸化鉄や金属
鉄を窒化するか、もしくは生成窒化鉄をボールミル等で
粉砕するなどの方法が採られるため必然的に針状や球状
をしており、板状のものは得られていなかった。
法では、金属鉄や酸化鉄をアンモニアもしくはアンモニ
アと水素で窒化しており、生成物の形状は、原料の金属
鉄や酸化鉄の形状によって支配されている。従って、鉄
系窒化物の超微粒子を得るには超微粒子の酸化鉄や金属
鉄を窒化するか、もしくは生成窒化鉄をボールミル等で
粉砕するなどの方法が採られるため必然的に針状や球状
をしており、板状のものは得られていなかった。
−一しかして、もし、板状の鉄系窒化物微粒子が得られ
れば少量で物の表面を均一に被覆出来るなどの効果が期
待される。そしてさらに板状面の大きさと厚みの比が太
きいものでは1.塗布した膜の表面平滑性の向上などが
期待できる。
れば少量で物の表面を均一に被覆出来るなどの効果が期
待される。そしてさらに板状面の大きさと厚みの比が太
きいものでは1.塗布した膜の表面平滑性の向上などが
期待できる。
本発明者は、かかる板状の窒化鉄について探索した結果
、本発明に到達した。
、本発明に到達した。
すなわち、本発明は板状面の長袖が1μm以下で厚みと
長軸の比が5以上で窒素含有率が6〜10%の鉄又は鉄
を主成分とし、鉄以外の金属を含有する強磁性窒化物の
板状超微粒子である。
長軸の比が5以上で窒素含有率が6〜10%の鉄又は鉄
を主成分とし、鉄以外の金属を含有する強磁性窒化物の
板状超微粒子である。
板状面の長軸は1μm以下、通常07μm〜DJ]1μ
mであり、1μmを越えると磁気記録材として記録密度
低下の問題があり、また001μm未満では超常磁性に
よる磁化の低下の問題があり好ましくない。窒素含量が
6チ未満では耐酸化性が劣り、又10%より大きいと磁
化の低下が大きく好ましくない。
mであり、1μmを越えると磁気記録材として記録密度
低下の問題があり、また001μm未満では超常磁性に
よる磁化の低下の問題があり好ましくない。窒素含量が
6チ未満では耐酸化性が劣り、又10%より大きいと磁
化の低下が大きく好ましくない。
なお厚みと長軸の比が5未満では表面の平滑な磁性薄膜
が得にくくなる。
が得にくくなる。
なおここで長軸の長さとは、板状粒子の板状面の最も長
い辺の長さをとるものとする。
い辺の長さをとるものとする。
本発明の板状超微粒子を製造するのに適した方法として
は鉄ハロゲン化物、又はその他の金属を含む鉄・・ロゲ
ン化物をガス状又は、微小粒状とした状態で反応領域へ
供給し気相でアンモニアガスと反応させる方法がある。
は鉄ハロゲン化物、又はその他の金属を含む鉄・・ロゲ
ン化物をガス状又は、微小粒状とした状態で反応領域へ
供給し気相でアンモニアガスと反応させる方法がある。
ここで鉄・・ロゲン化物とは、鉄の塩化物、臭化物、沃
化物を云い、またその他金属とは、CO+ NI +”
l + Ga + Cr + v+ ”n + Tl
+ SI + Mn 、 CB 、 Zn。
化物を云い、またその他金属とは、CO+ NI +”
l + Ga + Cr + v+ ”n + Tl
+ SI + Mn 、 CB 、 Zn。
等を云う。これらの添加量は、生成物が強磁性を示し、
かつ粒子形状及び窒素含有量が本願で規定する範囲で、
任意の量を添加してかまわない。
かつ粒子形状及び窒素含有量が本願で規定する範囲で、
任意の量を添加してかまわない。
これらのハロゲン化物を反応させる際には(1)これら
を加熱し、発生する該ノ・ロゲン化物の蒸気を例えば窒
素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスをキャリヤーと
してこれに同伴させ反応部へ供給する方法、(I+)溶
融ハロゲン化物を反応部へ噴霧し微小液滴の形で反応部
べ供給する方法4、(II+)ハロゲン化物の微小粉砕
物を不活性ガス、またけ反応ガスに同伴させて反応部へ
供給する方法などがある。
を加熱し、発生する該ノ・ロゲン化物の蒸気を例えば窒
素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスをキャリヤーと
してこれに同伴させ反応部へ供給する方法、(I+)溶
融ハロゲン化物を反応部へ噴霧し微小液滴の形で反応部
べ供給する方法4、(II+)ハロゲン化物の微小粉砕
物を不活性ガス、またけ反応ガスに同伴させて反応部へ
供給する方法などがある。
反応ガスとしては、本発明ではアンモニアを用いるが、
生成物の窒素含有率を制御するために水素を適量混合し
てもよい。
生成物の窒素含有率を制御するために水素を適量混合し
てもよい。
反応温度については21%に制限はないが、反応速度の
面より700℃以上とすることが好ましい。
面より700℃以上とすることが好ましい。
以下に実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1
市販のFeCt2・nH3Oを乾燥窒素気流中で250
℃まで昇温、加熱し、原料の無水yec4を得た。
℃まで昇温、加熱し、原料の無水yec4を得た。
反応器として外径45朋φ、長さ80c〃zの石英管を
用い流通法で反応を行った。
用い流通法で反応を行った。
加熱には電気炉を用いた。この電気炉は前後2つの部分
よりなり、前部(入口側)は蒸発部で原料ハロゲン化物
を加熱蒸発させ、後部(出口側)は反応部で前部で気化
された原料ハロゲン化物を反応ガスと混合、加熱反応さ
せるようになっている。
よりなり、前部(入口側)は蒸発部で原料ハロゲン化物
を加熱蒸発させ、後部(出口側)は反応部で前部で気化
された原料ハロゲン化物を反応ガスと混合、加熱反応さ
せるようになっている。
また反応管は、蒸発部では約30cmφの三重管となっ
ており、−省内側の管には原料塩化鉄を入れた磁製ボー
トを入れ、加熱するように力っており、その外側の管に
は窒素、またさらに最外側の管にはアンモニアを流し、
反応部で一挙に混合反応させるようになっている。
ており、−省内側の管には原料塩化鉄を入れた磁製ボー
トを入れ、加熱するように力っており、その外側の管に
は窒素、またさらに最外側の管にはアンモニアを流し、
反応部で一挙に混合反応させるようになっている。
反応に当っては、先′ず原料としてFe C1,、約6
f/rをアルミナボートに入れ、蒸発部で850℃に加
熱した。
f/rをアルミナボートに入れ、蒸発部で850℃に加
熱した。
かくして発生したFe 012蒸気を、脱酸素、脱水処
理した窒素ガスをキャリヤーとして反応部へ供給した。
理した窒素ガスをキャリヤーとして反応部へ供給した。
該反応部も850℃に保持されており、この場所でFe
Ct、、に対し45モル倍のアンモニアと混合反応させ
る。0.2Vr/minで生成した粉体は1、反応管出
口に取付けた静電集塵機により捕集した。
Ct、、に対し45モル倍のアンモニアと混合反応させ
る。0.2Vr/minで生成した粉体は1、反応管出
口に取付けた静電集塵機により捕集した。
ここで捕集されている粉体は1.塩化アンモニウム等の
不純物を含むため、水洗乾燥し、電子顕微鏡によシ観察
したところ六角板状もしくは、六角形が崩れたよう、な
板状粒子が生成していることを確認した。該生成した板
状粒子の大きさは最大1μmであった。さらに走査型電
子顕微鏡を用いて厚みを測定したところ板状面の大きさ
と厚みの比が5以上となっていることも確認した。該生
成粒子を粉末法X−線回折により分析したところ、Fe
、Nと’Fe3Nの混合物のピークが得られた。また窒
素含有量は63%(重量)であった。この生成粒子の磁
気特性は抗磁力(Hc )が2000e、飽和磁化(0
s)は100 emu /firの強磁はを示した。
不純物を含むため、水洗乾燥し、電子顕微鏡によシ観察
したところ六角板状もしくは、六角形が崩れたよう、な
板状粒子が生成していることを確認した。該生成した板
状粒子の大きさは最大1μmであった。さらに走査型電
子顕微鏡を用いて厚みを測定したところ板状面の大きさ
と厚みの比が5以上となっていることも確認した。該生
成粒子を粉末法X−線回折により分析したところ、Fe
、Nと’Fe3Nの混合物のピークが得られた。また窒
素含有量は63%(重量)であった。この生成粒子の磁
気特性は抗磁力(Hc )が2000e、飽和磁化(0
s)は100 emu /firの強磁はを示した。
実施例2
原料としてFec12とcoc12の4:1混合物を用
いた他は、実施例1と同じ条件で反応を行なった。
いた他は、実施例1と同じ条件で反応を行なった。
0、2 fir 7m i nで生成した反応物は、実
施例1と同様に捕集された。
施例1と同様に捕集された。
生成捕集物を、水洗乾燥し、電子顕微鏡で形状を観察し
たところ、板状面の最大粒径05μm、また板状面の大
きさと厚みの比が7以上の板状粒子が生成していること
を確認した。また、このものの窒素含有量は4係(重量
)であった。この生成粒子の磁気特性ばHc = 40
0 oc σs = 160emu/SFrの強磁性を
示した。
たところ、板状面の最大粒径05μm、また板状面の大
きさと厚みの比が7以上の板状粒子が生成していること
を確認した。また、このものの窒素含有量は4係(重量
)であった。この生成粒子の磁気特性ばHc = 40
0 oc σs = 160emu/SFrの強磁性を
示した。
実施例3
発生したFeCt2蒸気を反応部へ供給する窒素ガスに
T i C1,ガスを窒素巾約04モル係列Fe Ct
、、約5モルチ同伴させた以外は実施例1と同様の条件
で反応を行なった。
T i C1,ガスを窒素巾約04モル係列Fe Ct
、、約5モルチ同伴させた以外は実施例1と同様の条件
で反応を行なった。
水洗後の生成捕集物の形状は、板状粒子で、板状面の最
大粒径07μm1板状面の大きさと厚みの比が6以上で
あった。また、このものの窒素含有量は71%(重量)
であった。この生成粒子の磁気特性は+−re = 2
70 oe ffs=124emu/frの強磁I生を
示した。
大粒径07μm1板状面の大きさと厚みの比が6以上で
あった。また、このものの窒素含有量は71%(重量)
であった。この生成粒子の磁気特性は+−re = 2
70 oe ffs=124emu/frの強磁I生を
示した。
特許出願人
三井東圧化学株式会社
Claims (1)
- (1)板状面の長軸が1μm以下で厚みと長軸の比が5
以上で窒素含有量が6〜10%の鉄又は主成分とし、鉄
以外の金属を含有する強磁性窒化物の板状超微粒子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58218648A JPS60111403A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 鉄系窒化物超微粒子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58218648A JPS60111403A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 鉄系窒化物超微粒子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60111403A true JPS60111403A (ja) | 1985-06-17 |
Family
ID=16723237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58218648A Pending JPS60111403A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 鉄系窒化物超微粒子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60111403A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62181404A (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-08 | Hitachi Maxell Ltd | 強磁性粉末およびその製造法 |
JPS62271403A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-25 | Taiyo Yuden Co Ltd | 窒化鉄系磁性粉末 |
JP2005268389A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Dowa Mining Co Ltd | 窒化鉄系磁性粉末およびその製造法 |
-
1983
- 1983-11-22 JP JP58218648A patent/JPS60111403A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62181404A (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-08 | Hitachi Maxell Ltd | 強磁性粉末およびその製造法 |
JPS62271403A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-25 | Taiyo Yuden Co Ltd | 窒化鉄系磁性粉末 |
JP2005268389A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Dowa Mining Co Ltd | 窒化鉄系磁性粉末およびその製造法 |
JP4534059B2 (ja) * | 2004-03-17 | 2010-09-01 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 窒化鉄系磁性粉末およびその製造法 |
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