JPS60110687A - 複室タンクの積載物オ−バフロ−防止装置 - Google Patents

複室タンクの積載物オ−バフロ−防止装置

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JPS60110687A
JPS60110687A JP58218186A JP21818683A JPS60110687A JP S60110687 A JPS60110687 A JP S60110687A JP 58218186 A JP58218186 A JP 58218186A JP 21818683 A JP21818683 A JP 21818683A JP S60110687 A JPS60110687 A JP S60110687A
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JP58218186A
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Inventor
田中 嘉弘
岡村 卯左雄
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、異なる容量の室を有する複室タンクの各室に
、液体または粉粒体などの被積載物を個別に収容運搬す
る複室タンクの積載物オーバフロー防止装置に関し、室
容量より多い量の被積載物を供給することを回避して、
被積載物がオーバフローすることを防止する分野で利用
されるものである。
〔従来技術〕
第1図に示すようにlK12 (ギロリソトル)、2K
p、4に7!といったように異なる容量の室IA、IB
、1’Cを有する複室タンク1の各室に、液体または粉
粒体などの被積載物2を積載する作業は、従来法のよう
にして行なわれている。室容量IKlの室IAにIKN
を積載する場合は、第2図に示すように、まず、貯蔵基
地3の積込みラック3Aに複室タンク車4を横着けし、
ローディングアーム5の積載口5aを室IAのマンホー
ル6Aに挿入する。室IAの底弁7Aが閉止しているこ
とを確認した後、図示しないスイッチを押して地下タン
ク3aの被積載物2を輸送管8に介在された積載物送出
手段9により送出する。被積載物2が輸送管8、ローデ
ィングアーム5を介して室IAに順次積載されると、輸
送管8に介在された流量計10により積載流量が検出さ
れる。作業者が予め指定した積載流量が検出されると、
流量計IOの上流に設けられている積載物送出手段9の
定量弁9aが自動的に閉止したりまたポンプ9bの駆動
が停止して、その室IA−・の積載が終了する。゛同様
にして他の容量の室IB、ICへも所定量1が積載され
る。
しかし、作業者が時として勘違いしたり誤操作してロー
ディングアームが挿入されている室の容量より多い積載
量を指定したり、指定した積載量より少ない容量の室に
ローディングアームを挿入したりすると、積載物送出手
段↓ま作業者の指定した積載流量が検出されるまで送出
を続けるので、余剰の被積載物がその室のマンホールよ
りオーバフローするといった事態が生じる欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は上述の欠点を解決するためになされたもので、
所望の積載量を各室に完載する場合の作業者の勘違いや
誤操作を回避でき、室容量の異なる各室で積載量の錯誤
指定によるオーバフローが生じることのない複室タンク
の積載物オーバフロー防止装置を提供することを目的と
する。
〔発明の構成〕
本発明の構成を第3図を参照しながら説明すると、以下
の通りである。
(1)各室の容量に応じたコネクタに接続されるとその
室の積載可能容量を検知する室容量検知手段21と、作
業者が積載を開始指令する積載開始指令手段22と、流
量針に装着され積載流量を検出する流量検出手段25が
設けられている。
(ii)室容量検知手段21からの信号により室容量を
判別する室容量判別部16と、この室容量判別部16か
らの信号により室容量を記憶すると共に積載開始指令手
段22からの信号により積載指令信号を出力する室容量
記憶部17と、流量検出一手段25からの信号により室
容量の積載が終了したことを検出する室完載検出部18
と、室容量記憶部17からの信号により積載物送出手段
9による送出を開始させると共に室完載検出部18から
の信号により積載物送出手段9による送出を停止させる
指令を出力する送出発停指令部19と、を有する送出制
御手段15が設げられている。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。
第4図は、本発明に係る複室タンクの積載物オーバフロ
ー防止装置のリレー回路15で、これが送出制御手段を
構成する。図中、16は室容量判別部、17ば室容量記
憶部、18は室完載検出部、19は送出発停指令部であ
る。これらを詳述すると、室容量判別部16は、第5図
に示す複室タンク1の各室ごとに設けられているそれぞ
れの室容量に応じたコネクタ20A〜20Cに室容量検
知手段であるプラグ21が挿入されると、その室の積載
可能な室容量を検知するものである。室容量検知手段2
1はスイッチS旧〜SW3を有しく第4図参照)、室容
量判別部16はそれぞれのスイッチに直列に接続された
リレーR1〜R3である。
そして、スイッチSWI〜SW3の何れかが接続状態に
なると図示しない電源電力を受けてそれに対応するリレ
ーR1〜R3が作動し、後述する室容量記憶部17の常
開接点r1〜r3を接続および常閉接点r2、r3を遮
断状態にする。上述のスイッチSWI〜SW3は第6図
(a)に示すように二股のプラグ21に内蔵され、同図
(a)〜(C)に示す異なるコネクタ20A〜20’C
に挿入すると、各コネクタの挿入穴A、Hに設けられた
環状の永久磁石り、M、Nにより接続されるようになっ
ている。なお、このプラグ21ば第7図に示すようにロ
ーディングアーム5の積載口5aの近傍に設けられてい
て、積載口5aを所望室のマンポールに挿入する際、そ
の室のコネクタに挿入される。
ところで、このプラグ21とコネクタ20A〜20Cは
上述のようにプラグ2】の挿入された室の容量を検出す
ればよいので、図示しないが例えばコネクタの挿入穴が
1つでもよい。しかし、第6図(a)〜(c)に示すよ
うに例えば挿入穴を2つ設けて一方の挿入大人に1つの
磁石りを、他の挿入穴Bに適数個の磁石を設けておくと
、挿入穴AにおけるスイッチSWIには室容量の検出の
外にプラグ21の挿入の有無を確認させる機能をも持た
せることができる。
室容量記憶部17(第4図参照)は、上述した室容量判
別部16からの信号によりプラグ21が挿入されたコネ
クタを有する室の容量を記憶すると共に、後述する積載
開始指令手段22がらの信号により積載指令信号を出力
するものである。これは、上述のリレーR1〜R3によ
り通断される直列配置の常開接点r1〜r3および常閉
接点r2、r3とこれに直列接続された積載開始指令手
段22からの信号で接続状態となるスイッヂ籏4、緊急
指令を受けて遮断状態となるスイッチSW5、後述する
室完載検出部18がらの信号により遮断状態となる常閉
接点r7およびリレーとからなる回路が室容量の種類数
並列に設けられ、それぞれのリレーR4〜R6が作動す
れば、スイッチS+14が復帰して遮断状態になっても
自己保持することができる常開接点r4〜r6がスイッ
チSW4に並列に介在されている。そして、作動してい
るリレーR4〜R6ば、送出発停指令部19および室完
載検出部18の常開接点r4〜r6を接続状態にする。
なお、積載開始指令手段22は、例えば第8図に示すよ
うな操作ボックス23に装着されたスタートスイッチで
、作業者が積載を開始指令するものである。この操作ボ
ックス23は例えば前述のプラグ21と同様積載口5a
の近傍に設けられている。また、緊急スイッチ24も例
えば操作ボックス23に装着され、積載中に何らかの事
態が発生して積載を中止させる場合に使用される。
室完載検出部18(第4図参照)は、流量検出手段25
からの信号により室容量の積載が終了したことを検出す
るものである。これは、上述のリレーR4〜R6により
接続状態となる常開接点r4〜r6とそのそれぞれに接
続された流fti&出手段25からの信号により接続状
態となるスイッチSW6〜SW8の並列回路に直列に接
続されたリレーR7とからなり、リレーR7が作動する
と後述する送出発停指令部19に介在された常閉接点r
7を遮断状態にして積載物送出手段9による送出を停止
にさせるさせるようになっている。なお、流量検出手段
25は、第7図に示す貯蔵基地3の積込みランク3A内
に設けられた被積載物2の輸送管8に介在された流量計
10に装着され、ポンプ輸送されている積載流量を検出
する。これは、被積載物2が流量計10をfl過するこ
とにより回転するロータの回転数をパルス信号で検出し
それを積算して積載流量を演算し、室完載検出部18の
スイッチSW6〜SW8を接続させるものである。
送出発停指令部19 (第4図参照)は、室容量記憶部
17からの信号により積載物送出手段9による送出を開
始させると共に室完載検出部18からの信号により積載
物送出手段9による送出を停止させる指令を出力するも
のである。これは、リレーR4〜R6の作動により接続
状態になる常開接点r4〜r6の並列回路に、室完載検
出部18のリレーR7の作動により遮断状態となる常閉
接点r7とソレノイド26が直列に接続されている。
そして、ソレノイド26が励磁されると、積載物送出手
段9の例えば定量弁9aが輸送管8を流通状態にして積
載を可能し、一方、励磁が解除されると輸送管8を閉塞
状筋にして積載を停止させることができる。
なお、上述の送出制御手段15により制御される積載物
送出手段9ば、第7図に示すように被積載物2を地下タ
ンク3aより汲み揚げるポンプ9bやその下流に設けら
れた定量弁9aなどからなるが、本発明における積載物
送出手段9による被積載物の送出や停止は、ポンプ9b
が常時駆動されるような場合には定量弁9aの開閉によ
り、定量弁9aが設けられていない場合にはポンプ9b
を発停することにより行なわれる。
以上述べた構成の実施fJIJによれば、次のようにし
て複室タンクの各室内にその容量に相当する量を積載す
ることができ、積載物をマンホールがらオーバフローさ
せるといったことを防止することができる。なお、作動
の理解を容易にするために第9図に示すフローチャート
をも参照しながら説明する。
先ず、複室タンク車を第7図に示す貯蔵基地3の積込み
ラック3Aに横付けした後、作業者が複室タンク1の例
えば室容ffl 4 K pの室1cのマンポール6C
に多関節式のローディングアーム5の積載口5&を挿入
すると共に、積載口5aの近傍に設けられているプラグ
21をコネクタ20Cに挿入する(フローチャートのス
テップ1、以下、Slと記す)。このとき、7°ラグ2
1内のスイッチSlおよびSW2が磁石■1、Mにより
接続され(S2)、スイッチ籏3の遮断状態が維持され
る。
室容量判別部16のリレーR1、R2が作動しくS3)
、室ICの室容量が判別される。そして、室容量記憶部
17の常開接点r1、R2が接続状態、常閉接点r2が
遮断状態となり(S4)、室容量が記憶される。次に、
作業者が操作ボックス23の積載開始指令手段のスター
トスイッチ22を押す(S5)と、室容量記憶部17の
相互に連動する3つのスイッチ舖4が接続状態となり(
S6)、接続状態にあるスイッチ舖5および常閉接点r
7によりリレーR6が作動する。このとき、リレーR6
により自己保持機能を有する常開接点r6が接続され、
作業者がスター1〜スイツチ22を手放してもリレーR
6の作動が維持される(S7)。このリレーR6の作動
により室完載検出部18および送出発停指令部19の常
開接点のうちR6が接続される(S8.39)。スイッ
チ舖6〜SW8が接続されていない室完載検出部18で
はそのリレーR7の不作動が維持され(310)、この
不作動により送出発停指令部19の常閉接点r7の接続
が維持され(Sll)、ソレノイド26が励磁される(
512)。したがって、輸送管8に介在されている積載
物送出手段9の定量弁9aが開口されたりポンプ9bが
駆動されたりして(S13)、ローディングアーム5よ
り被積載物2が室1Cに積載される(S14)。この積
載の間輸送管8に介在されている流量計10の流量検出
手段25が積載流量を検出し、その検出信号がますIK
nになると室完載検出部18のスイッチSW6が接続さ
れ、2に4になるとスイッチSW7が接続されるが、そ
れぞれに直列に接続されている常開接点r4、R5が遮
断状態にあるので、リレーR7は作動しない。そして、
4にβの検出信号が出力されると(S15)、接続状態
にある常開接点r6に直列のスイッチSW8が接続され
る(S16)ので、そこで始めてリレーR7が作動しく
517)、送出発停指令部19の常閉接点r7が遮断状
態となる。
その結果、ソレノイド26の励磁がp!?除され(81
8)、積載物送出手段9の定量弁9aが閉止したりポン
プ9bの駆動が停止されて(S19)、積載が終了する
(S20)。なお、リレーR7の作動により室容量記憶
部17の常閉接点r7も遮断状態となり、室容量の記憶
も解除される(S21)。そこで、作業者は異なる容量
の室のコネクタにプラグ21を挿入すれば(Sl)、そ
の室容量に応じた量を上述の手順で積載することができ
る。このようにして、室容量を越える前に積載物送出手
段9の送出機能が停止するので、過剰な量の被積載物が
供給されることはないし、マンボールからオーバフロー
することもない。\ なお、積載を中止したい場合や少なくい積載量に変更す
る場合には、作業者が操作ボックス23の緊急スイッチ
24を押せば、室容量記憶部17のスイッチSW5が遮
断状態となってリレーR4〜R6のうちの作動している
リレーが不作動となる。
その結果、送出発停指令部19の常開接点r4〜r6の
うち接続状態にある接点が遮断され、ソレノイド26の
励磁が解除されて直ちに積載物送出手段9による被積載
物の送出が停止される。このとき、室容量記憶部17に
おける記憶も解除される。
第11図は異なる実施例の積載物オーバフロー防止装置
のリレー回路28で、これが送出制御手段を構成する。
図中、29は積載量判別部、16は室容量判別部、30
は室容量記憶部、18は室完載検出部、19は送出発停
指令部、31は警報指令部である。なお、室容量判別部
1G、室完載検出部18および送出発停指令部19は前
述の実施例と異なるところがないので、同一・の符号を
付して説明を省く。
積載量判別部29は、作業者が積載量指定手段32で指
定した積載量を判別し、その判別信号を室容景記憶部3
0および警報指令部31に出力するものである。積載量
指定手段32は切換えスイッチSW9を有し、積載量判
別部29はそのスイッチに接続され、複室タンクの室容
量の種類数である3つのリレーR8〜RIOからなる。
そして、スイッチSW9が何れかの回路に接続されると
、それに対応するリレーR8〜RIOが作動し、後述す
る室容量記憶部30および警報指令部31の常開接点r
8〜rloを接続状態にする。上述の積載量指定手段3
2は、ローディングアームの積載口の近傍に設けられて
いる第12図に示すような操作ボックス23に、スター
トスイッチ22や緊急スイッチ24と共に装着された積
載量指定ダイヤル式切換えスイッチである。
室容量記憶部30は、前述の実施例における室容量記憶
部17のリレーR4〜R6のそれぞれの回路に積載量判
別部29のリレーR8〜RIOの作動により接続状態と
なる常開接点r8〜rl。
が介在されている。これは、室容量判別部16からの信
号によりプラグ21が挿入されたコネクタを有する室の
容量を記憶し、また、積載開始指令手段22からの信号
により積載指令信号を出力すると共に、積載量指定手段
32で指定された積載量とプラグ21が接続されたコネ
クタの室の容量が一致しないときには、積載物送出手段
9による被積載物の送出機能を停止させるものである。
警報指令部31は、室容量判別部16のリレーR1〜R
3の作動により接続または遮断状態となる常開接点r1
〜r?および常閉接点r2、r3の絹合せ回路に積載量
判別部29のリレーR8〜RIOの作動により接続状態
となる常開接点r8〜rlOがそれぞれ直列に接続され
ている。これは、指定された積載量と室容量が一致しな
いときに、警報手段であるブザー33を発音させ、ロー
ディングアームからの積載のなされない原因が上述の不
一致によるものであることを作業者に知らせるためのも
のである。
このような実施例によれば、次のようにして複室タンク
の各室内にその容量に相当する量を積載することができ
、積載物をマンホールからオーバフローさせるといった
ことを防止することができると共に、室容量と積載指定
歌とが一致しないときは積載を阻止゛して、作業者の錯
誤による積載量ミスの発生を回避することができる。な
お、第13図に示すフローチャートをも参照しながら説
明する。
先ず、複室タンク車を積込みう・ツク3Aに横着けした
後、作業者が複室タンク1の例えば室容量2にβの室I
Bのマンホール6Bに多関節式のローディングアーム5
の積載口5aを挿入すると共に、積載口5aの近傍に設
けられているプラグ21をコネクタ2(IBに挿入する
(Sl)。このとき、プラグ21内のスイッチSWIが
磁石りにより接続され(S2)、スイッチ計2、SW3
の遮断状態が維持される。室容量判別部16のリレーR
1が作動しく33)、室IBの室容量が判別される。
そして、室容量記憶部30および警報指令手段31の常
開接点r1が接続状態となり(S4)、室容量が記憶さ
れる。次に、作業者が操作ボ・ノクス23の積載量指定
手段の切換えスイッチ32を2にβに合わせると(S5
)、積載量判別部29のリレーR9が作動しくS6)室
容量記憶部30および警報指令部31の常開接点r9が
接続状態となる(37.38)。この状態で積載開始指
令手段のスタートスイッチ22を押す(S9)と、室容
量記憶部30の相互に連動する3つのスイッチSW4が
接続状態となり(S10)、室容量と指定された積載量
とが一致しているので(S11)、接続状態にあるスイ
ッチSW5および常閉接点r7によりリレーR5が作動
する(Sl、2)。このリレーR5の作動により室完載
検出部18および送出発停指令部19の常開接点のうぢ
r5が接続される(S13.514)。スイッチS、W
 6〜S、W 8が接続されていない室完載検出部18
ではそのリレーR7の不作動が維持され(S15)、こ
の不作動により送出発停指令部19の常閉接点r7の接
続が維持され(316)、ソレノイド26が励磁される
(S17)。
したがって、積載物送出手段9による送出が開始されて
(318)、被積載物2が室IBに積載される(S19
)。このとき、警報指令部31ではステップ4および8
による接続状態の回路が存在しないので、警報手段33
のブザーが発音することはない(320)。この積載の
間輸送管8に介在されている流量計10の流量検出手段
25が2に7!を検出すると(321)、接続状態にあ
る常開接点r5に直列のスイソヂ鉢7が接続される(S
22)ので、そこで始めてリレーR7が作動しく323
)、送出発停指令部19の常閉接点r7が遮断状態とな
る。その結果、ソレノイド26の励磁が解除され(S2
4)、積載物送出手段9による被積載物の送出が停止し
く325)、積載が終了する(326)。
なお、リレーR7の作動により室容量記憶部30の常閉
接点r7も遮断状態となり、室容量の記憶も解除される
( S 27)。そごで、作業者は異なる室のコネクタ
にプラグ21を挿入しくSl)、また、積載量指定手段
の切換えスイッチ32をその室容量の積載量に合わせる
とくS5)、上述の手順で積載することができる。
一方、上述のステップ5で記憶されている室容量2 K
 Itと異なる積載量IKNを切換えスイッチ32で合
わせると、積載量判別部29のリレーR8が作動しく5
28)、室容量記憶部30および警報指令部31の常開
接点r8が接続状態となる(329.530)。この状
態で積載開始指令手段のスタートスイッチ22を押す(
S9)と、室容量記憶部30の相互に連動する3つのス
イッチSW4が接続状態となる(Sl′O)が、室容量
4指定された積載量が一致しないので(S11)、すな
わち、リレーR4の回路では常開接点r2、r3が、リ
レーR5では常開接点r9が、リレーR6では常開接点
r2、rloが遮断状態になっているから、室容量記憶
部30の何れのリレーR4〜R6も作動しない(S31
)。その結果、送出発停指令部19の阿れの常開接点r
4〜r6も接続されず(S32)、ソレノイド26が励
磁されない(S 33)。
したがって、積載物送出手段9からの送出停止が維持さ
れ(S34)、被積載物2ば室IBに積載されることは
ない。なお、送出の停止が定量弁9aの閉止により行な
われている場合には、図示しないバイパス管を介して貯
蔵基地の地下タンク3aに還流され(S35)、定量弁
9aが設けられていない場合にはポンプ9bの停止によ
り被積載物2の汲み揚げが行なわれることはない。この
とき、警報指令部31において常開接点rlとr8が接
続リレるので(S4.530)、警報手段33のブザー
が発音する( S 36)。そこで、プラグ21を他の
コネクタ20Bに挿入する(Sl)か、指定積載量を2
 K lに変更すれば(S5)、積載が行なわれる。
このようにして、室容量を越える前に積載物送出手段に
よる送出を停止することができるので、過剰な量の被積
載物が室に供給されることはないし、マンホールからオ
ーバフローすることもない。
加えて、常に、室容量に等しい積載量を指定しなければ
警報が発せられてその室への積載が開始されないので、
積載量指定錯誤やローディングアームの挿入ミスを回避
することができる。
以上の2つの実施例において、3種の室容量を例にして
述べたが、2室以上の複室タンクであって2種以上の室
容量を有する場合全てに、同様の思想を通用できること
は言うまでもない。また、それぞれの作動をリレー回路
で説明したが、そのようなリレー回路に代えゲート回路
、フリップフロフプなどのデジタルICを使用すること
もできる。
さらに、第14図に示すように室容量検知手段21とし
て上述の電気的なスイッチに代えて、圧縮空気を利用し
て室容量を検知する圧力スイッチを採用してもよい。こ
の場合、プラグ21は圧縮空気を流通させる継手であり
、室容量を検知するスイッチは圧力源35から導出され
た圧縮空気の戻りの圧力を検知する圧力スイッチI’5
1〜PS3である。上述のプラグ21が挿入される各室
に設けられたコネクタ20A〜20Cには、その室容量
に応じて異なった減圧機能を存する減圧弁36A〜36
Cが接続されている。すなわち、減圧弁36への減圧度
は、最も高い圧力の圧縮空気を圧力スイッチに導入させ
て全ての圧力スイッチを接続させることができるように
最も低く、減圧弁36Bの減圧度は、最も低い圧力の圧
縮空気を圧力スイッチ乙こ導入させて1つの圧力スイッ
チPs1を接続するように最も高く、減圧弁36Cの減
圧度は、2つの圧力スイッチPs1、PS2を接続する
ように上記2つの中間としておけば、前述したスイッチ
SWI〜SW3と同一の作動を行なわせることができる
。その結果、室容量判別部16のリレーR1〜R3で室
容量を判別させることができる。このような非電気的な
室容量検知手段は、被a載物がガソリンや灯油といった
引火性の強い流体である場合などに特に好適である。
〔発明の効果〕
以」二詳細に説明したように、本発明は、積載中の室に
その容量以上の被積載物を供給することがないので、所
望の積載量を各室に完成する場合の作業者の勘違いや誤
操作を回避でき、室容量の異なる各室で積載量の錯誤指
定によるオーバフローの生じることを回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は異なる容量の室を有する複室タンクを搭載した
複室タンク車の正面図、第2図は貯蔵基地における従来
の積載状態図、第3図は第1の実施例における複室タン
クの積載物オーバフロー防止装置のブロック図、第4図
は積載物オーバフロー防止装置に適用されるリレー回路
図、第5図は本発明が適用される複室タンクの断面図、
第6図(aχは室容量検知手段であるプラグとそれが挿
入されるコネクタの装着状態図、第6図(b)、(C)
は異なる容量の室に適用されるコネクタの断面図、第7
図は貯蔵基地における複室タンクへの積込み状態図、第
8図は操作ボックスの正面図、第9図は作動手順を示す
フローチャート、第10図は異なる実施例の複室タンク
の積載物オーバフロー防止装置のブロック図、第11図
は積載物オーバフロー防止装置に適用されるリレー回路
図、第12図は操作ボックスの正面図、第13図(1)
、(2)は作動手順を示すフローチャー1・、第14図
は異なる室容量検知手段の構成図である。 ■−複室タンク、IA、IB、IC−室、2−被積載物
、8−輸送管、9−=−積載物送出手段、1〇−流量計
、15.28−送出制御手段、】6−室容量判別部、1
7.30−室容量記憶部、18−室完成検出部、19−
送出発停指令部、20八〜20C−コネクタ、21−室
容量検知手段、22−積載開始指令手段、25−流量検
出手段、29−積載量判別部、32−積載巨指定手段C
D) 第13図(2) (E) (I)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異なる容量の室を有する複室タンクの各室に、ポ
    ンプ輸送されてきた被積載物を積載すると共に、輸送管
    に介在された流量計が被積載物の所定流量を検出すると
    積載物送出手段による被積載物の送出を停止する複室タ
    ンクの積載装置において、 前記各室の容量に応じたコネクタに接続されるとその室
    の積載可能容量を検知する室容量検知手段と、 作業者が積載を開始指令する積載開始指令手段と、 ・ 前記流量計に装着され積載流量を検出する流量検出手段
    と、 前記室容量検知手段からの信号により室容量を判別する
    室容量判別部と、この室容量判別部からの信号により室
    容量を記憶すると共に前記積載開始指令手段からの信号
    により積載指令信号を出力する室容量記憶部と、前記流
    量検出手段からの信号により室容量の積載が終了したこ
    とを検出する室完載検出部と、前記室容量記憶部からの
    信号により前記積載物送出手段による送出を開始させる
    と共に前記室完載検出部からの信号により前記積載物送
    出手段による送出を停止させる指令を出力する送出発停
    指令部と、を有する送出制御手段と、を具備し、積載中
    の室にその容量以上の被積載物を供給することのないよ
    うにしたことを特徴とする複室タンクの積載物オーバフ
    ロー防止装置。
JP58218186A 1983-11-19 1983-11-19 複室タンクの積載物オ−バフロ−防止装置 Pending JPS60110687A (ja)

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