JPS5984794A - 複室タンクの排出液体混同防止装置 - Google Patents

複室タンクの排出液体混同防止装置

Info

Publication number
JPS5984794A
JPS5984794A JP18835882A JP18835882A JPS5984794A JP S5984794 A JPS5984794 A JP S5984794A JP 18835882 A JP18835882 A JP 18835882A JP 18835882 A JP18835882 A JP 18835882A JP S5984794 A JPS5984794 A JP S5984794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
liquid
tank
liquid type
loaded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18835882A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0242759B2 (ja
Inventor
神野塚 守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP18835882A priority Critical patent/JPS5984794A/ja
Publication of JPS5984794A publication Critical patent/JPS5984794A/ja
Publication of JPH0242759B2 publication Critical patent/JPH0242759B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、種類の異なる液体を個別に収容運搬する複室
タンクの排出液体混同防止装置に関する。
種類の異なる液体例えばガソリン、灯油、軽油を各室に
個別に収容して運搬する複室タンクにおける排出作業は
、従来法のようにして行なわれている。
第1図に示すように、排出したい液種が例えば灯油であ
る場合、作業者は先ず複室タンク3のよまたは側面の表
示板2により灯油が第2室3Bに収容されていることを
確認、した後、室3B上に設けられた操作ハンドル4B
を操作し、それによって開閉する底弁5.Bを開口して
灯油を排出している。
しかし、作業者が時として感違いしたり暉操作し、所望
の液種と異なる液体を収容した他の室の操作ハンドルを
操作すると、例えばガソリンスタンドの灯油タンクに軽
油を排出するといった手違が生じる。
また、各種液体を貯蔵している液体貯蔵基地におtJる
複室タンクへの積込み作業において、各室に前記表示板
の記載と違った液種を誤って積込んでいると、作業者が
表示板に従って正しく排出操作をしても排出すべき液種
が所望のものでないという事態が生じる欠点がある。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたもので
、所望の液種を各室より排出する場合の作業者の感違い
や誤操作を回避でき、また、運搬前に複室タンクの各室
に積込まれる液種の混同が生じることのない複室タンク
の排出液体混同防止装置を提供することを目的とする。
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。
第2図は、本発明に係る排出液体混同防止装置のリレー
回路IOである。なお、以下の各構成の説明において複
室タンク3の各室における底弁なと同一機能を有するも
のには、第1室、第2室、第3室ごとにそれぞれ同一の
添字A、B、Cを付して区別する。
本発明は、複室タンク3が搭載された車両11(第4図
参照)に装着され、第2図に示すように通電体12を介
して貯蔵基地の液種タンクより運搬用複室タンク3の各
室に積込まれる液種を判別する積込み液種判別手段13
と、その各室毎に積込まれた液種を積込み液種判別手段
13の信号に基づいて記憶する積込み液種記憶手段14
と、各室毎に積込まれた液種を積込み液種記憶手段14
の信号に基づいて表示する積込み液種表示手段15とを
、その主たる構成としている。
詳述すると、通電体12は運搬用複室タンク3の各室に
対応して個別に設けられ、例えば第3図に示すように各
室上の通電体12A〜12Cよりなる。そして、これら
は異なる液種を大量に保管している貯蔵基地16(第4
図参照)の各液種タンク16a−16Cに個別に設けら
れた例えばローディングアーム17a−17Cの先端に
装着された通電端子18a〜18cに適宜接続されるも
のである。この通電体12A−12Cは第5図(a)に
示すように、同一形状の接点tl−t4を有し、これら
のいづれにも接続可能な液種タンク側の通電端子18a
〜18cは同図(a)〜(C)に示すように各液種タン
クごとに異なる位置で導通ずる接点を有する。そして、
前記積込み液種判i11手段13は、上述の通電体12
とその各通電体12A−12Cの各接点に接続され通電
により作動するリレーR1−R3、R4−R6、R7−
R9(第2図参照)とを有し、複室タンク3のどの室に
いかなる液種タンクの液体が積込まれようとしているか
をFlffl別するものである。ずなわら、貯蔵基地1
6の各液種タンク内には常に定められた液種が収容され
ているので、液種タンク側の1つの通電端子が室側の通
電体12のいづれか1つに接続されると、一義的に複室
タンク3のその室に積込まれる液種が定まり、これに対
応する前記R1−R9のいづれかのリレーが作動し、積
込み液種を判別できるようになっている。
積込み液種記憶手段14は、上記の積込み液種判別手段
13からの信号を受けて積込まれる液種とそれが収容さ
れる室とを記憶するもので、前記積込み液種判別手段1
3に設けられたリレーR1〜R9により作動する組合わ
された重量接点および市閉接点rl〜r9とにより作動
するリレーR1O〜R1Bと、これらのリレーの作動を
保持する重量接点rlo〜rlBからなる自己保持回路
とが設けられている。
すなわち、積込み液種判別手段13で判別された液種と
収容室が自己保持されるリレーRIG〜R18で記憶さ
れ、それと共にこれらの作動により積込み液種表示手段
15にその記憶信号と同一の信号を出力するようになっ
ている。
積込め液種表示手段15は、複室タンク3の各室にいか
なる液種が収容されているかを作業者に確認させるため
に、該当ランプを点灯させるものである。ずなわち、前
記積込み液種記憶手段14のリレーRIO〜R18で作
動する重量接点rlO〜rteにより、第6図に示す表
示体19のうンプPLI〜PL9を点灯させるようにな
っている。
なお、リレーRIO〜R1Bが自己保持されている限り
ランプの点灯が維持されることは述べるまでもない。こ
の積込み液種表示手段15における表示は、上述のよう
にランプを点灯さ−Uるもののほか、文字や色などで表
示するものであってもよい。
上記構成に加えて、第2図に示すような底弁開口検知手
段20やこれによって検知された異1W状態を知らせる
警報手段21を設けておくと、積込み作業時におりる作
業者の気付かない手落を回避することができる。
略述すると、底弁間L1検知手段20は、第3図に示す
ように各室の底弁5A〜5Cの操作ハン1゛。
ル4A〜4Cに設けられたリミソ1−スイッチLvA〜
LvCにより作動する常閉接点1l−n3(第2図参照
)のそれぞれに、前記リレーR1〜R9により作動する
常閉接点rl−r3、r4〜r6、r7〜r9の並列回
路が直列に接続され、それらのいづれかが通となれば作
動するリレーR19〜R21が設りられている。これは
積込もうとする室の底弁が開口していると積込まれた液
体が流出するので、これを回避するためそのことを警報
手段21を介して作業者に知らせることができるように
予め検知するものである。
警報手段21は、上記の検知手段20からの信号を受は
前記した表示体19に設けられたブザーBZを発音さ−
U、またランプPLIOを点灯して作業者に注意を促す
ものである。
以上述べた構成によれば、次のようにして複室タンクの
各室内の液体を混同することなく排出することができる
先ず、貯蔵基地16における複室タンク3への積込め作
業から述べる。なお、理解を助けるために第7図に示す
フローチャートにしたがって説明する。
複室タンク3を搭載した車両11を第4図に示すように
貯蔵基地16の積込みラック22に横付けする。そして
、積込みラック22上の作業者が複室タンク3上に梯2
3を渡し第1室のマンホール24Aを開いて多関節式の
ローディングアーム17ajr:挿入する。、そして、
ローディングアーム17aに41設された通電端子18
aを第1室のマンホール24A近傍に設けられた通電体
12 Aに接続する(フローチャー1のステップl、以
下Slと記す)。なお、この接続作業はローディングア
ーム17aを操作する複室タンク3上と異なる位置例え
ば複室タンク3の下部側面に集中配置された通電体(図
示せず)を用いて行なってもよいが、上述のようにロー
ディングアーム17.aの複室タンク3への挿入時に行
なうようにしておけば、接続手間が少なくまた接続間違
いの起こることも回避することができる。ところで、発
火性液体の積込みおよび排出時には静電気による災害が
発生す、ることがあり、これを防止するため消防法で定
められているアースをとる。これは車両11に設けられ
ているアース線2F?と積込みラック22に設けられた
アースロ26壱を接続することにより行なわれる。この
場合、アース線25に代え第5図(a)〜(C)に示す
ように各通電体12A〜12Gにアース端子t5を通電
端子1aa−1sCにアース線27を内蔵しておくと、
アース線接続作業と通電体接続作業を一度に行なうこと
ができ、従来から必要とされているのと変わらない手数
で通電接続が可能となる。
このようにして通電体12Aの接点ElとR2が通電端
子18Hにより導通されると、積込み液種判別手段13
のリレーR1が車両11の電源から接点t1を介して供
給される電力により作動しくS2)、これによって第1
室3Aに液種タンク16a内の液種例えばガソリンが積
込まれることが判別される。
この結果、積込み液種記憶手段14の常閉接点r1が通
となる一方、通電体12Aにおいて接点t3、R4が接
続されていないために作動しないリレーR2、R3によ
り通が維持され°Cいる常閉接点r2、r3と断が維持
されている常閉接点r2、r3とによりリレーRIO〜
R12のうちのRIOのみが作動する(S3)。そして
、このすレーRIOの作動に伴って通となる常開゛接点
r10によりリレーRIOが自己保持され、枦込み終了
後通電体12Aと通電端子18aとの切離しがあっても
、その後も積込み液種とその収容室が記憶される。
さらに、このリレーR11lにより積込め液種表示手段
15の常開接点rlOが通となるのでランプPLIが点
灯しくS4)、表示体19の該当個所すなわち、第1室
3Aにガソリンが積込まれていることが表示される。
なお、作業者がローディングアーム17aより第1室3
Aに液種タンク16a内のガソリンを積込む作業は、ロ
ーディングアーム17aに41没されたポンプ駆動スイ
ッチ28aを操作して遠隔的に液種タンク16aの積込
みポンプ29aを駆動して行なわれる(S5)。積込み
の終了は作業者がポンプ駆動スイッチ28aを切るかま
たは前もって設定された積込み量を図示しない流量61
で81測し遮断弁などで自動的に停止させることにより
行なわれる。
上述の積込み作業と同様貯蔵基地16の池の液種タンク
16bから複室タンク3の第1室3Aに灯油を積込む場
合は、接続された通電端子18bにより通電体12Aの
接点t1とt3が導通され、積込み液種判別手段13の
リレーR2が作動する。
積込み液種記憶手段14の常開接点r2が通となるので
リレーR11が作動し、これに伴って通となる常開接点
rllによりリレーR11が自己保持され、積込み液種
と収容室が記憶される。また、積込み液種表示手段15
の常開接点rllも通となるので、ランプPL2が点灯
する。このようにして、1つの室には作業者が選定した
l液種を積込みそれを記憶および表示させることができ
る。
また、同様に貯蔵基地16の液種タンク16aから複室
タンク3の他の室例えば第2室3Bにガソリンを積込む
場合は、接続された通電端子18aにより通電体12B
の接点t1と12が導通され、リレーR4が作動する。
積込み液種記憶手段14の常開接点r4が通となるので
リレーR13が作動し、これに伴って通となる常開接点
r13によりリレーR13が自己保持され、積込み液種
と収容室が記憶される。また、積込み液種表示手段15
の常開接点r13も通となるので、ランプPL4が点灯
する。
同様に次々と貯蔵基地16の各液種タンクより複室タン
ク3の所望の室に液体を積込むことができ、それらが積
込み液種記憶手段14や表示手段15において記憶およ
び表示される。したがって、特別な場合として複室タン
ク3の全ての室に同種類の液体を積込むことも何ら差し
支えなく行なわれる。
このような積込み作業において、通電体12八〜12G
が複室タンク3の各室に個別に設りられているので、貯
蔵基地16において全室同時に液体を積込むこともでき
、全室への積込み時間の短縮化を図ることができる。
ところで、積込もうとする複室タンク3の所望室例えば
第1室3Aの底弁5Aが何らがの事情で開口していると
(S6)積込み液体が流出するので、底弁開口検知手段
20が底弁の開口していることを検知して作業者に警報
を発することができる。すなわち、底弁5Aの操作に伴
って作動するリミットスイッチLvAが底弁5Aの開口
を検知すると;π開接点11を通にする(s7)。この
とき、積込み液種判別手段13のリレー例えばR1(S
2)により常開接点r1が通になっているからリレーR
19が作動しく3B)、警報手段21の常開接点r19
が通となりブザーBZおよびランプPLIOが発音、点
灯され(S9.31G)作業者に注意を喚起する。した
がって、作業者がその底弁を閉止すればよい(311)
。もちろん、底弁が閉止していれば警報手段21による
警報が発せられることはない(312,313,314
,515) 。
このようにして、貯蔵基地16の各液種タンク内の液体
を車両の′複室タンク3の各室に積込むと、槙込み作業
における誤操作などが防止され、所望の液種を所望の室
に積込むことができる。
所定の液種がそれぞれの室に収容されると、前記積込み
液種記憶手段14における記憶と表示体19における所
定のランプの点灯が1lll!先の例えばガソリンスタ
ンドまで持続される。
各種の液体を積込んだ複室タンク3より所望の液種をガ
ソリンスタンドなどのスタンドタンクに排出するときは
、」二連の表示体19によりその液種が収容されている
室を作業者が確認すれば、所望の液体を排出することが
できる。
すなわち、第8図に示すように複室タンク3をガソリン
スタンド29の所定のスタンドタンク29Cに排出ずべ
く先ずアース線25をアースL130に接続し、例えば
第3室3Cの底弁5Cを開OL排出管31の排出元弁3
2を開口して排出ホース33を介して排出することがで
きる。このとき、底弁5Cが開口されるが通電体12A
〜12Cが接続されることはないので、底弁開口検知手
段20の審開接点r1〜r9が通となることがなく警報
手段21による警報が発・Uられることはない。
上述した構成および作動において、その通電体12A〜
12Bを第9図に示すような回路34と置換えてもよい
。ずなわら、貯蔵基地16の各液種タンクにぼけられる
通電端子18a、18b、18c毎に異なる抵抗Ra、
Rb、Rcを介在さ・U、複室タンク3の通電体12(
図示12Δのみ)の接屯を抵抗Roと直列に配置し、点
Qにおいて生じる電圧の違いにより回路を切換えるスイ
ッチ35をリレーR1〜R3の間に介在しておく。
この回路34によれば、通電端子18a−18C毎に異
なる電圧 Va= (Ro/ (Ro+Ra))  ・V。
Vb= (Ro/ (Ro+Rb)l  ・V。
Vc−(Ro/ (Ro+Rc))  ・V。
が点Qに生じるので、これらの電圧に応じて切換わるス
イッチ35が通電すべきリレーR1−R3を選択する。
その後の作動は上述と異なるところはない。
このような通電回路34によれば、通電端子18a〜1
8cに接続される各通電体12A−12Cは前述のごと
く導線を何本も必要としなく、例えば芯線1本のシール
ド線36を用いることができ、長大となる通電体12の
接続線を細いもので行なうことができる利点がある。
上述した実施例において、貯蔵基地16における液種タ
ンク16a〜16cから複室タンク3の各室3A〜3C
への所望の液体の積込みは、複室タンク3上のマンボー
ル24八〜24Cを介して行なったが、第1θ図に示ず
ように複室クンク3の各室に排出管31A〜31Cが個
別に設りられている場合には、第11図に示すようにロ
ーディングアーム17a〜17cの先端を排出口37A
〜37Cに接続して積込んでもよい。この場合、前記し
た各通電体12A−12Cを地上より接続することがで
きる排出口37A〜37Gの近傍または別途接続し易い
個所に装着しておけば、積込み作業者は複室タンク3に
上る必要がなく作業を手軽に行なうことができる。なお
、このような場合には積込み時においても底弁5A〜5
Cを第1θ図に示すプッシュプルケーブル38八〜38
Cおよびベルクランク39A〜39Cを介して開閉操作
レバー4〇八〜40Cにより開口しなければならないの
で、前述した底弁開口検知手段20および警報手段21
は必要でない。
このような個別の排出管31A〜31Cを有する複室タ
ンク3では、積込み時のみならず排出時においても各室
間時に作業を行なうことができ、その作業能率が一段と
向上する利点がある。
第12図は排出液体混同防止装置に適用される異なる実
施例のリレー回路41である。なお、第2図のそれと異
ならない部分には同一の符号を付して説明を省く。
この実施例は前記のそれに通電体42を有する排出液種
判別手段43と排出液種表示手段44が設りられていて
、通電体42は複室タンク3の液体を排出してそれを貯
蔵するガソリンスタンド29のスタンドタンク298〜
29Gの前記貯蔵基地16のそれらと同一形状の通電端
子458〜45G(第13図参照)に接続されるように
なっている。そして、これらの通電端子は貯蔵基地16
の液種タンクの場合と同様そのスタンドタンクの取扱い
液種を一義的に決定する。
排出液種判別手段43は、接点t6〜t9を有する通電
体42と各接点t7〜t9に接続されたリレーR22〜
R24とからなり、接点の通電個所に応じて排出すべき
液種を判別するものである。
そして、その信号を排出液種表示手段44に出力する。
排出液種表示手段44は排出液種判別手段43のリレー
R22〜R24により作動する密閉接点r22〜r24
とランプPLII−PL13を有し、これらのランプを
第13図に示す表示体46に表示させるものである。
このようなリレー回路41によれば、積込め作業時のみ
ならず排出作業時においても、複室タンク3の各室とガ
ソリンスタンド29のスタンドタンクとの対応がとれ、
排出時の混同を防止することができる。
以下、その排出操作を説明する。なお、貯蔵基地16に
おける複室タンク3への積込み操作は、前述した第2図
のリレー回路10の場合と異なるところはないので説明
を略す。
貯蔵基地16において複室タンク3の各室にそれぞれの
液体が収容され、積込み液種記憶手段14における記憶
と積込み液種表示手段15におけるランプの点灯がなさ
れている状態で複室タンク3がil tMされ、車両1
1がガソリンスタンド29のスタンドタンク例えば29
cに横付けされると、第13図に示すように排出ホース
33cを接続すると共に通電体42にスタンドタンク2
9cの通電端子45cも同時に接続する。通電端子45
Cにより接点t6とt9が導通されるので、排出液種判
別手段43のリレーR24が作動し、これによって通と
なる排出液種表示手段44の密閉接点r24によりラン
プPL13が点灯する。すなわら、リレーR24が複室
タンク3とガソリンスタンド29の軽油タンクであるス
タンドタンク29Cとを接続したことが表示体46に表
示される。
複室タンク3の第1室〜第3室の順にガソリン、灯油、
軽油が積込まれていると、表示体46において点灯して
いるランプPL13の横方向の並びを見ることにより、
軽油の収容されている室が第3室3Cであることを作業
者が確認することができる。そこで、その底弁5Cを開
口した後排出元弁32を開いて所望の液種である軽油を
排出ホース33cを介してスタンドタンク529Cに排
出する。
なお、この実施例においても前述の実施例のところで述
べた第1θ図に示すような複室タンク3の各室に排出管
31A〜31Bが個別に設けられている場合にも適用で
きることは言うまでもない。
以上2つの実施例において、3種の液体を例にして述べ
たが、2室以上の複室タンクであって2種以上の液体を
取り扱う場合全てに適用できることは言うまでもない。
また、それぞれの作動をリレー回路で説明したが、その
ようなリレー回路に代えデー1−回路、フリップフロッ
プなどのデジタルIC,を使用することもできる。
本発明は以上詳細に説明したように、運慝用複室タンク
の各室に対応して設けられた通電体に液体貯蔵基地の各
液種タンクに対応して設けられた異なる通電端子が接続
されたとき複室タンクの各室に積込まれる液種を判別す
る積込み液種判別手段と、各室毎に積込まれた液種を前
記積込み液種判別手段の信号に基づいて記憶する積込み
液種記憶手段と、各室毎に積込まれた液種を前記積込み
液種記憶手段の信号に基づいて表示する積込み液種表示
手段とを具備したので、複室タンクより運搬先のスタン
ドタンクに所望の液種を排出するため作業者が開口する
底弁を、積込み液種表示手段により確欝忍することがで
きる したがって、所望の液種を各室より排出する場合の作業
者の感違いや誤操作を回避でき、また、積込み作業時各
室に積込まれる液種に混同が生じることはない。加えて
、貯蔵基地において複室タンクの全室へ同時に所望の液
体を積込むことができ、積込み時間の短縮化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は異なる液体を収容する従来の複室タンクの断面
図、第2図は本発明の排出液体混同防止装置に適用され
るリレー回路図、第3図は本発明の複室タンクの断面図
、第4図は貯蔵基地における複室タンクへの積込み状態
図、第5図(a)〜(C)は通電体と通電端子の実施例
、第6図は表示体の実施例、第7図は積込み時の作動を
示ずフローチャート、第8図はガソリンスタンドにおけ
る複室タンクからスタンドタンクへの排出状態図、第9
図は通電体および通電端子の他の実施例、第10図は各
室に個別の排出管を有する複室タンクの断面図、第11
図は排出管から複室タンクへの積込み状態図、第12図
は異なるリレー回路の実施例、第13図ば複室タンクか
らスタンドタンクへの排出状態図である。 3−複室タンク、3A〜3C−・各室、5A〜5C−底
弁、12.12A−121−通電体、13−積込み液種
判別手段、14・−積込み液種記憶手段、15−積込み
液種表示手段、16−貯蔵基地、16a−16c・−液
種タンク、18a〜18C・・−通電端子、29a〜2
9 C−スタンドタンク 特許出願人  極東開発工業株式会社 代理人 弁理士 吉村勝俊(ほか1名)第1図 づ+>  3 1:<1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 異なる種類の液体を個別に収容する各室に底弁
    を有1゛る運搬用5複室タンクにおいて、運搬用複室タ
    ンクの各室に対応して設りられた通電体に液体貯蔵基地
    の各液種タンクに対応して役けられた異なる通電端子が
    接続されたとき、前記貯蔵基地の液種タンクよ、り運搬
    用複室タンクの各室に積込まれる液種を判別する積込み
    液種判別手段と、 各室毎に積込まれた液種を前記積込み液種判別手段の、
    信号に基づいて記憶する積込み液種記憶手段と、 各室毎に積込まれた液種を前記積込み液種記憶手段の信
    号に基づい°ζ表示する積込み液種表示手段と、 を具備し、 前記複室タンクより運搬先のスタンドタンクに所望の液
    種を排出″′4−るため作業者が開口する底弁を、前記
    積込み液種表示手段により確認することができるように
    したことを特徴とする複室タンクの排出液体混同防止装
    置。
JP18835882A 1982-10-26 1982-10-26 複室タンクの排出液体混同防止装置 Granted JPS5984794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18835882A JPS5984794A (ja) 1982-10-26 1982-10-26 複室タンクの排出液体混同防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18835882A JPS5984794A (ja) 1982-10-26 1982-10-26 複室タンクの排出液体混同防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5984794A true JPS5984794A (ja) 1984-05-16
JPH0242759B2 JPH0242759B2 (ja) 1990-09-25

Family

ID=16222220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18835882A Granted JPS5984794A (ja) 1982-10-26 1982-10-26 複室タンクの排出液体混同防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5984794A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60251091A (ja) * 1984-05-22 1985-12-11 極東開発工業株式会社 タンクロ−リにおける積載状況検出装置
JPS61104999A (ja) * 1984-10-18 1986-05-23 株式会社タツノ・メカトロニクス 混油防止装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852091A (ja) * 1981-09-24 1983-03-28 新明和工業株式会社 タンクロ−リ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852091A (ja) * 1981-09-24 1983-03-28 新明和工業株式会社 タンクロ−リ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60251091A (ja) * 1984-05-22 1985-12-11 極東開発工業株式会社 タンクロ−リにおける積載状況検出装置
JPH039040B2 (ja) * 1984-05-22 1991-02-07 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Kk
JPS61104999A (ja) * 1984-10-18 1986-05-23 株式会社タツノ・メカトロニクス 混油防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0242759B2 (ja) 1990-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5515890A (en) Control system for filling tanks with liquids
US20090050042A1 (en) Method of and apparatus for detecting and controlling bilge water in a sea vessel
CN205781973U (zh) 一种lng加注船的液货自动控制装置及lng加注船
JPS5852091A (ja) タンクロ−リ
US4901195A (en) Self-proving vehicle grounding system
US5225813A (en) Liquid fuel overflow prevention system
JPS5984794A (ja) 複室タンクの排出液体混同防止装置
JPS5984795A (ja) 複室タンクの排出液体混同防止装置
GB2120794A (en) Pipework testing apparatus
JPS6323077B2 (ja)
JPS5993698A (ja) 複室タンクの排出液体混同防止装置
JPS6323078B2 (ja)
JPS5993699A (ja) 複室タンクの排出液体混同防止装置
JPS6323076B2 (ja)
US9513326B2 (en) System and method for monitoring electrical ground condition between a marine vessel and a loading-offloading facility
JPS5926493A (ja) 複室タンクの排出液体混同防止装置
JPS60252244A (ja) タンクロ−リにおける積載液種検出装置
JPS5915090A (ja) 複室タンクの排出液体混同防止装置
KR100201345B1 (ko) 급유장치
JP2994416B2 (ja) 給油装置
KR0123200B1 (ko) 자동 절환형 가스 집합장치
JPH039040B2 (ja)
JP2526069B2 (ja) 給油装置
JPS60193894A (ja) 給油装置
JPS60110687A (ja) 複室タンクの積載物オ−バフロ−防止装置