JPS60109313A - 中間周波処理用半導体集積回路 - Google Patents

中間周波処理用半導体集積回路

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JPS60109313A
JPS60109313A JP21796583A JP21796583A JPS60109313A JP S60109313 A JPS60109313 A JP S60109313A JP 21796583 A JP21796583 A JP 21796583A JP 21796583 A JP21796583 A JP 21796583A JP S60109313 A JPS60109313 A JP S60109313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
differential amplifier
collector
intermediate frequency
semiconductor integrated
Prior art date
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Pending
Application number
JP21796583A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Okuno
奥野 和彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は通信機器・放送機器等の信号処理回路に係シ
、とくにテレビジョン受像機の映像中間周波処理回路・
音声中間周波処理回路の改良に関するものである。
〔従来技術〕
市販のテレビジョン受像機においては、通常。
映像中間周波処理回路で映像搬送波を増幅するほか、約
30 dB抑圧した音声搬送波も増幅する。そこで映像
検波段に映像検波回路とは別に検波回路を設け、この2
つの搬送周波数の差からビートを発生させる。たとえは
前者の周波数を58.75MHzとし、後者の周波数を
54.25 Mlizとすれは、その差4.5 MHz
のビートを得る仁とになる。このビートには音声搬送波
のFM成分が含まれるので、映像中間周波処理回路の終
段付近から信号を取り出して検波すると、音声中間周波
数となる周V、数変調を受けた4 5 MIIz h″
−検出される。この検出された4、 5 MHzのイン
ターキャリアは、次段のFM後後回回路動作に必要な大
きさまで増幅するとともに、中間周波信号に含まれる雑
音成分を除去しなければならないので、振幅制限を行う
ことになる。
さて、近年、半導体を利用して各種の回路が作られ、実
装されてきているが、テレビジョン受像機にもごく普通
に半導体集積回路が用いられておシ。
前述の映像中間周波(VIP)と音声中間周波(S I
F)を扱う処理回路も同一チップ内に収められ、半導体
集積回路として構成されている。SIF処理回路は1通
常、振幅制限回路とFM復調回路に大別される。また、
振幅制限回路には差動増幅器を縦続接続して用いる場合
が多い。すなわち、差動増幅器は、電源電圧および周囲
温度の変動に対して安定であシ、コンデンサが少なくて
すみ、半導体集積回路(IC)に適し、そして直流から
高周波まで使用可能である等の理由によシ、とくにリニ
アICには多く使われている。
第1図によく用いられている差動増幅器の回路図を示す
。1,2はNPN型トランジスタ、3は負荷抵抗54は
バイアス電流を決める抵抗、5は電源端子、6はトラン
ジスタ20ペースバイアス電源、7は信号入力端子、8
は出力端子である。すなわち、トランジスタ1.2のエ
ミッタは共通の抵抗4を介してアースに落し、トランジ
スタ1のコレクタはトランジスタ2のコレクタに接続さ
れた負荷抵抗3とともに電源端子5に接続し、トランジ
スタ1,20ベースはそれぞれ信号入力端子T、ベース
バイアス電源6に接続し、そしてトランジスタ2のコレ
クタは出力端子8に接続されている。さて、この構成に
よる差動増幅器において。
入力端子Tに振幅変動のあるインターキャリアが印加さ
れても、この入力信号が充分に大きな振幅を有するもの
であれば、出力端子8には一定の振幅を有する信号が得
られて振幅制限されるものである。したがって、出力端
子8に得られた信号には増幅された多くの高調波が含ま
れることになる。
それゆえ、このような差動増幅器を有するSIF処理回
路をVIP処理回路とともに同一チップに集積しIC化
した場合、この高調波電流がコレクタ基板間の寄生容量
を通して基板に流れ、さらにこの寄生容量を通してVI
P処理回路や映像検波回路に洩れてしまう。たとえば、
4.5MHzの12倍は54 MHzであシ、これによ
シ前記54.25 MHzとの間で250 KHzのビ
ートを生じ、4.5MHzの13倍は58.5 MHz
であり、これによシ前記58.75MHzとの間でビー
トが生じ、テレビジョン受像機の画面には縞模様となっ
て現われる。さらに、4.5MHzの14倍は63 M
Hzなので、前記58.75 MHzとの間では4.2
5 MHzのビートが生じ、たとえば。
3.58MHzの色別搬送波に対して670KHzのビ
ートが生ずることになる。
そこで、従来、この振幅制限回路の入力信号レベルを下
げて前記高調波のレベルを下げるようにしていたが、こ
れでは、音声S/Nが悪化し、またバズが大きくなるな
どという欠点を有することとなる。
〔発明の概要〕
この発明は、振幅制限回路に設けられた差動増幅器の信
号が入力されるトランジスタと電源との間に負荷抵抗を
接続するとともにトランジスタのコレクタ間にコンデン
サを接続することにより。
振幅制限回路における高調波の発生を抑制してビート妨
害を防止し、さらに振幅制限特性を損うことな〈従来の
回路の欠点を改善するもの゛である。
〔発明の実施例〕
この発明に用いる一実施例につき1図面を参照して説明
する。第2図はこの一実施例を示す回路図であり、符号
1〜8は第1図に示した要素と同一または相当する要素
である。9は負荷抵抗でおシ、第1トランジスタ1のコ
レクタと電源端子5との間に挿入され、10はコンデン
サでオシ、第1、第2トランジスタのコレクタ間に接続
されている。ここで、負荷抵抗9と負荷抵抗3の各抵抗
値は同一のものとする。
この構成による差動増幅器の動作について説明する。負
荷抵抗9,3とコンデンサ10は交流レベルでみれば低
域F波器を構成することにな9、また、第1.第2トラ
ンジスタの各出力は逆相となっている。そこで、コンデ
ンサ10の容量をこの低域p波器の遮断周波数が4.5
 M、Hzよυ高い所定の周波数となるように選ぶと、
前記コレクタでの高調波成分は減少することになる。
したがって、第2トランジスタのコレクタに接続された
出力端子8から得られる4、 5 MHzの高調波は減
少し、前記寄生容量を通してVIP処理回路に回シ込む
ことを防止することができるのである。
また、負荷抵抗の値を同一とすることKよシ、負荷がバ
ランスして電源端子5に流れる4、 5 MHzの高調
波n流も減少し、電源ラインを通して結合することも少
なくなるという利点もある。このようにし”〔、音声S
/Nを犠牲とすることもなく、ビートの発生を除去する
ことができる。
さて、出力端子8に現われる高調波を充分に除去するに
は、前記遮断周波数をなるべく低く選ばなければならな
いが、これによって振幅制限回路の利得は低下すること
になる。それゆえ、この差動増幅器を多段縦続接続した
場合には、利得が得られないのにコンデンサや抵抗によ
ってICの面積が増加することになる。そこで、このよ
うな場合、第3図に示すブロック図による振幅制限回路
を構成すればよい。11は振幅制限回路の入力端子、1
2は第1図に示した回路図による差動増幅器、13は第
2図に示した回路図による差動増幅器、14は振幅制限
回路の出力端子である。すなわち1通常、高調波の発生
は振幅制限がかかればかかるほど大きくなるので、1段
目や2段目では高調波の発生は少ないものであシ、した
がってこのような前段には差動増幅器12を用いてもよ
く。
利得の低下も避けられる。そして高調波の発生する量が
多い後段に差動増幅器13を用いれば、有効に高調波を
減少させることができ、チップ面積も余シ大きくせずに
構成することが可能となる。
なお、前記実施例ではテレビジョン受像器忙ついて説明
したが、ビデオテープレコーダにおける中間周波処理回
路をはじめ、同様の問題を有する回路に適用できること
は言うまでもなく1周波数も4.5MHzのみならず、
5.5MHz等任意のものに変えてもよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、振幅制限回路に差動増幅器のコレク
タ間をコンデンサで接続して用い、さらにこのような差
動増幅器を後段に適用することによ見性能を損なうこと
なく、またコストを上げずに、高調波の発生を抑止する
ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の差動増幅器を示す回路図、第2図はこの
発明に用いる差動増幅器を示す回路図。 第3図はこの発明による振幅制限回路を示すブロック図
である。 1.2・・・・トランジスタ、3,9・・・・負荷抵抗
、4・・・・バイアス電流用抵抗、5・・・・電源端子
、6・・・・バイアス電源、1゜11・・・・入力端子
、8.14・・・・出力端子、10・・・・コンデンサ
、12.13・・・・差動増幅器。 代理人 大 岩 増 雄 殻X1し1り 第3図 手続補正書(自発) 特許庁長官殿 1、事件の表示 特願昭58−217965号2、発明
の名称 中間周波処理用半導体集積回路3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 代表者片山仁へ部 4、代理人 (1)明細書の特許請求の範囲の欄 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書第8頁第15行の「変えてもよい。」の後
に次の文を加入する。 「さらに、第2図に示すトランジスタ1のコレクタから
出力を取り出すこともでき、またトランジスタ1および
トランジスタ2の入力を差動入力とすることもできる。 」 以上 「(1)第1トランジスタのコレクタを第2トランジス
タのコレクタに接続された負荷抵抗とともに電源に接続
した差動増幅器を有する振幅制限回路を構成する音声中
喉波処理用の半導体集積回路において、前記第4トラン
ジスタのコレクタと電源との間に負荷抵抗を接続すると
ともに、前記第1.第2トランジスタのコレクタ間にコ
ンデンサを接続して構成した差動増幅器を設けたことを
特徴とする中間周波処理用半導体集積回路。 (2)差動増幅器は多段継続された後段に用いた特許請
求の範囲第1項記載の中間周波処理用半導体集積回路。 」 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)信号が入力される第1トランジスタのコレクタを
    信号が出力される第2トランジスタのコレクタに接続さ
    れた負荷抵抗とともに電源に接続した差動増幅器を有す
    る振幅制限回路を構成する音声中間中波処理用の半導体
    集積回路忙おいて、前記第1トランジスタのコレクタと
    電源との間に負荷抵抗を接続するとともに、前記第1.
    第2トランジスタのコレクタ間にコンデンサを接続して
    構成した差動増幅器を設けたことを特徴とする中間周波
    処理用半導体集積回路。
  2. (2)差動増幅器は多段継続された後段に用いた特許請
    求の範囲第1項記載の中間周波処理用半導体集積回路。
JP21796583A 1983-11-17 1983-11-17 中間周波処理用半導体集積回路 Pending JPS60109313A (ja)

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