JPS60108929A - 電子黒板システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 本発明はロール状に巻かれたシートまたはエンドレス状
のシート類を筆記媒体とした電子黒板システムの改良に
関するものである。

〈発明の技術的背景とその問題点〉 従来より、例えば特開昭５７−１７９５に示されるよう
にロール状に巻かれたシートまたはエンドレス状のシー
ト類を巻き取シあるいは回転させて新しい面を表面に出
して筆記面にするようにした黒板システムが提案されて
いるが、従来のものは、筆記面を自動的に新しい面に更
新するようにされているだけであった。

したがって、例えば黒板システムに書かれた会議等での
討議内容、説明内容等は特定の記録者が議事録として記
録し、また出席者各個人においても各自が記帳して記録
を残す必要があり、非常に煩わしいものであった。

このような従来の問題点を除去するだめ、本発明者等は
先に黒板等を構成している筆記媒体上に描かれた文字１
図形等を光学読取手段で読取り、この読み取った情報を
記録手段を用いて所定の用紙に記録するようにした電子
黒板システムを提案している（特許願「電子黒板システ
ム」昭和５８年１１月１．５日出願）。

しかし、このような電子黒板システムにおいて、一般に
光学読取手段の読取シ速度は記録手段の記録速度よシ速
いため、光学読取手段の読取り速度、換言すれば筆記媒
体の巻き取り移動速度を記録手段の記録速度に同期させ
て遅くする必要があり、こめような電子黒板システムの
使用者にあっては記録のだめの待ち時間が発生すること
になる。

〈発明の目的〉 本発明は上記した問題点を除去した電子黒板システムを
提供することを目的として成されたものであり、この目
的を達成するため、本発明の電子黒板システムは図形・
文字等を描くだめの筆記媒体と、この筆記媒体を巻付け
て保持する保持手段と、この保持手段と一画面分の間隔
をおいて対向して配置された上記の保持手段に保持され
た筆記媒体を引き出して巻取る巻取手段と、この巻取手
段の近傍に配置された上記の保持手段及び巻取手段間に
張架された筆記媒体上に描かれた図形１文字等を読取る
光学読取手段と、この光学読取手段で読取られた情報信
号を増幅する増幅手段と、この増幅手段によって増幅さ
れた信号をデジタル信号に変換するアナログ・デジタル
変換手段と、このアナログ・デジタル変換手段によって
変換された情報信号の少なくとも上記の筆記媒体の一画
面分を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された
情報信号にもとすいて所定の用紙に上記の筆記媒体に描
かれた図形１文字等を記録する記録手段とを備えるよう
に構成されておシ、このような構成により、本発明は光
学読取手段で読取った画面情報を記憶手段に一時記憶し
、この記憶手段の記憶嬢報にもとすいて記録手段で記録
させることにより、上記した記録のだめの待ち時間を発
生させ渉いように成されている。

〈発明の実施例〉 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。

図は本発明の電子黒板システムの一実施例の構成を示す
ブロック図である。

同図において、Ｐは図形１文字等を描くだめの筆記媒体
、１はこの筆記媒体Ｐを巻付けた状態に保持する保持手
段、２はこの保持手段ｌに巻付けて保持された筆記媒体
Ｐをその使用に応じて巻取り指示手段３の指示にも生ず
いて、巻取制御手段４及びモータ駆動手段５を介してモ
ータ６により巻取軸７に巻取る巻取り手段でぼり、上記
保持手段１と巻取軸７は筆記媒体Ｐの一画面分の間隔を
おいて対向して配置され、両者間に筆記媒体Ｐが張架さ
れるように構成されている。

また８は上記巻取手段２の近傍に配置され、上記筆記媒
体Ｐに書かれた図形１文字等を読取る光学読取手段、９
はこの光学読取手段８で読取られた画面情報信号を増幅
する増幅器、１０はこの増幅器９のアナログ出力信号を
デジタル信号に変換するアナログ・デジタル変換手段、
ｌｌはこのアナログ・デジタル変換手段１０からのデジ
タル変換された情報信号（画面情報）を少なくとも一画
面分一時記憶するだめの記憶手段であり、上記の光学読
取手段８によって読取られた画面情゛報を順次記憶する
ように構成されそいる。

また１２はこの記憶手段１１に一時記憶されたデジタル
変換された情報信号を受けて、規定（例えばＡ４．Ｂ５
等）の記録用紙Ｓに上記画面情報を゛記録する記録手段
であり、この記録手段１２は印字制御手段１３．ハンマ
ー、ヘッドあるいはノズル等の駆動手段１４及びハンマ
ー、ヘッドあるいはノズル等を備えだ印字部１５から構
成されている。

なお図（Ｃおいてｌは一画面分の長さ、ｈは一画面分の
高さを示している。

上記の如き構成において、保持手段１に巻付けて保持さ
れ表シート状の筆記媒体Ｐはその使用に応じて巻き取シ
指示手段３の指示にもとすいて巻き取り手段２のモータ
６の駆動により保持手段１よシ引き出され、所定の筆記
画面が保持手段１と巻取手段２の間に張架される。

使用者はこの張架された筆記媒体Ｐ上に会議等の進行に
応じた文字・図形等を描くことになる。

そして筆記媒体Ｐの筆記画面の余白がなくなった等の場
合、使用者は巻き取り指示手段３を操作して、一画面分
Ｃ１の長さ）だけ笛記媒体Ｐを巻取手段２に巻き取ると
共に新しい筆記画面を保持手段ｌより引き出す。

この時、筆記媒体Ｐ上に描かれた文字・図形等は光学読
取手段−８によって読取られ、この読取り信号は増幅器
９によって増幅された後、アナログ・デジタル変換手段
１０に入力されてデジタル信号に変換される。このアナ
ログ・デジタル変換手段１０からのデジタル信号は巻取
手段２による筆記媒体Ｐの巻き取り速度、換言すれば光
学読取手段８の読取速度に同期した信号を書込み同期信
号Ｗとして記憶手段１１に一時記憶され、その後、記録
手段１２の記録速度に同期した信号を読み出し同期信、
１；）　Ｂとして記憶手段１１の記憶内容が読み出され
て記録手段１２に入力され、この記録手段１２によって
規定の用紙Ｓに上記筆記媒体Ｐ上に描かれていた文字・
図形等が記録される。

即ち、本発明においては黒板等を構成している筆記媒体
Ｐ上に描かれた文字・図形等を光学読取手段で読取り、
この読み取った情報を記憶手段に一時記憶し、記録手段
による記録をこの記憶手段の記憶情報にもとすいて行な
うことにより、例えば会議等の記録を自動的に得ること
が出来ると共に、記録動作のために黒板の使用者を待た
せることがなくなる。

〈発明の効果〉 以上のように本発明の電子黒板システムによれば黒板を
構成している筆記媒体上に描かれた文字・図形等を例え
ば筆記媒体の巻き取り移動時に光学読取手段によって読
取シ、この読み取った情報を記憶手段に一時記憶し、こ
め記憶手段に記憶された内容を記録手段を用いて所定の
用紙に記録出力するように成しているため、例えば会議
等の出席者は黒板に書かれた内容を書き写す必要がなく
、また即刻黒板に書かれた内容を例えば議事録として出
席者に配布することか可能となり、更には記録動作のた
めに黒板の使用者を待たせることもなく、その実用的効
果は犬である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 １・・・保持手段、　２・・・巻取手段、８・・・光学
読取手段ミ　９・・・増幅手段、１０・・・アナログ・
デジタル変換手段、１１・・・記憶手段、　１２・・記
録手段、Ｐ・・・筆記媒体、　Ｓ・・・記録用紙。 代理人　弁理士　福　士　愛　彦（化２名）ドーーーー
ーー祠 く

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｌ　図形２文字等を描くための筆記媒体と、前記筆記媒
   体を巻付けて保持する保持手段と、前記保持手段と一画
   面分の間隔をおいて対向して配置された前記保持手段に
   保持された筆記媒体を引き出して巻き取る巻取手段と、
   前記巻取手段の近傍に配置された前記保持手段及び巻取
   手段間に張架された筆記媒体上に描かれた図形１文字等
   を読み取る光学読取手段と、前記光学読取手段で読取ら
   れた情報信号を増幅する増幅手段と、 前記増幅手段によって増幅された信号をデジタル信号に
   変換するアナログ・デジタル変換手段と、 前記アナログ・デジタル変換手段によって変換された情
   報信号の少なく゛とも前記筆記媒体の一画面分を記憶す
   る記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された情報信号にもとすいて所定の
   用紙に前記筆記媒体に描かれた図形。 文字等を記録する記録手段と、 を備えたことを特徴とする電子黒板システム。