JPS6130165A - 電子黒板システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 本発明はロール状に巻かれたシートまたはエンドレス状
のシート類を筆記媒体とした電子黒板システムに関する
ものである。

〈従来技術〉 従来より例えば特開昭５７−１７９５号公報に示される
ようにロール状に巻かれたシートまたはエンドレス状の
シート類を巻き取り、あるいは回転させて新しい面を表
面に出して筆記面にするようにした黒板システムが提案
されているが、従来のものは、筆記面を自動的に新しい
面に更新するようにされているだけであった。

したがって、例えば黒板システムに書かれた会議等での
討議内容、説明内容等は、特定の記録者が議事録として
記録し、また出席者各個人においても、各自が記帳して
記録を残す必要があり、非常に煩わしいものであった。

この様な問題点を除去するために、黒板等を構成してい
る筆記媒体上に描かれた文字７図形等を光学読み取り手
段で読み取り、この光学読み取り手段で読み取られた信
号を増幅してアナログ信号とし、このアナログ信号をデ
ジタル信号に変換して上記筆記媒体の少なくとも一画面
分記憶する記憶手段に記憶させて、この記憶情報にもと
ずいて記録手段で記録させる電子黒板システムは既に知
られている。

第４図に上記電子黒板システムの一実施例を示す。

第４図の説明をする。Ｐは図形１文字等を描くための筆
記媒体、ｌはこの筆記媒体Ｐを巻付けた状態に保持する
保持手段、２はこの保持手段１に巻付けて保持された筆
記媒体Ｐをその使用に応じて巻取り指示手段３の指示に
もとずいて巻き取り制御手段４及びモーター駆動手段５
を介してモーター６により巻き取り軸７に巻き取る巻き
取り手段であり、上記保持手段ｌと巻き取り軸７は筆記
媒体Ｐが張架されるように構成されている。

また、８は上記巻き取り手段２の近傍に配置され、上記
筆記媒体Ｐに書かれた図形１文字等を読み取る光学読み
取り手段、９はこの光学読み取り手段８で読み取られた
画面情報信号を増幅する増幅器、１０はこの増幅器９の
アナログ出力信号をデジタル信号に変換するアナログ・
デジタル変換手段、１１はこのアナログ・デジタル変換
手段１０からのデジタル変換された情報信号（画面情報
）を少なくとも一画面分、一時記憶するだめの記憶手段
であり、上記の光学読み取り手段８によって読み取られ
た画面情報を順次記憶するように構成されている。

また、】２はこの記憶手段１１に一時記憶された７デジ
タル変換された情報信号を受けて規定（例えばＡ４．Ｂ
４．Ｂ５等）の記録用紙Ｓに上記画面情報を記録する記
録手段であり、この記録手段１２は印字制御手段１３．
ハンマーヘッドあるいはサーマルヘッドあるいはノズル
等を備えた印字部Ｉ５から構成されている。

なお第４図においては、ｔは一画面分の長さ、ｈは一画
面分の高さを示している。

上記の如き構成において、保持手段１に巻付けて保持さ
れたシート状の筆記媒体Ｐはその使用に応じて巻き取り
、指示手段３の指示にもとずいて巻き取り手段２のモー
ター６の駆動により保持手段１から引き出され所定の筆
記画面が保持手段１と巻き取り手段２の間に張架される
。

使用者はこの張架された筆記媒体Ｐ上に会議等の進行に
応じた文字１図形等を描くことになる。

そして筆記媒体Ｐの筆記画面の余白がなくなった場合、
使用者は巻き取り指示手段３を操作して一画面分（ｔの
長さ）だけ筆記媒体Ｐを巻き取り手段２に巻き取ると共
に新しい筆記画面を保持手段ｌよシ引き出す。この時、
筆記媒体Ｐ上に描かれた文字１図形等は光学読み取り手
段８によって読み取られこの読み取り信号は増幅器９に
よって増幅された後、アナログ・デジタル変換手段１ｏ
に入力されてデジタル信号に変換される。このアナログ
・デジタル変換手段ＩＯからのデジタル信号は巻き取り
手段２による筆記媒体Ｐの巻き取り速度、換言すれば光
学読み取り手段８の読み取り速度に同期した信号を書き
込み同期信号Ｗとして記憶手段１１に一時記憶され、そ
の後、記録手段１２の記録速度に同期した信号を読み出
し同期信号Ｒとして記憶手段ｌ’　ｌの記憶内容が読み
出されて記録手段１２に入力され、この記録手段１２に
よって規定の用紙Ｓに上記筆記媒体Ｐ上に描かれていた
文字１図形等が記録される。

上記のように構成してなる電子黒板システムは、第５図
に示すように筆記媒体Ｐ上に例えば「イロハ」と書かれ
ていたら記録用紙Ｓに「イロハ」と縮少されてそのまま
印刷される。

通常はこれで良いのだが、例えば第２図に示す様に白ヌ
キ文字で「イロハ」と印刷したい時があシ、特に図形な
どは白ヌキで印刷した方が見やすい場合があり、また第
８図に示すように一部の文字例えば「ハ」の文字を白ヌ
キしたい場合があり、それができないという欠点があっ
た。

〈発明の目的〉 本発明は上記のような欠点を除去した電子黒板システム
を提供することを目的としたものである。

〈発明の実施例〉 以下本発明の電子黒板システムの一実施例を第１図とと
もに説明するが、上記従来例と同一部分は同一符号を符
しその説明は省略する。

第１図において、符号１乃至１５及びＰ、Ｓは第４図と
同一部分であり、１６は記憶手段１１のメモリーの内容
を操作する制御手段であり、この制御手段１６は記憶手
段１１に記憶された画面情報の画面の全部又は一部を反
転させるものである。

＋７１ｄこの制御手段Ｉ６に指令を与える指令手段であ
る。

次に上記構成の本発明の電子黒板システムの動作状態を
説明する。

光学読み取り手段８によって読み取られた画面情報が増
幅手段９で増幅され、アナログ・デジタル変換手段ＩＯ
でデジタル信号に変換され順次記憶手段１１に記憶され
るまでの動作は第４図と同じである。

記憶手段ＩＩに記憶された画面情報は、制御手段＋６（
例えばマイクロコンピュータ−１ＣＰＵ等）によって画
面の全部又は一部のビットのφ・ｌが反転させられる。

制御手段１６によって記憶内容の変更を受けた画面情報
は記録手段１２へ伝えられて記録紙Ｓに印刷される。そ
うすると例えば第２図又は第３図の様に印刷された記録
紙Ｓが得られる。

指令手段１７は画面情報の全部のビットを反転させるの
か、一部のビットを反転させるのかを制御手段１６に指
令を与える指令手段であり、例えばスイッチ回路などが
それにあたる。

本発明の特長は記憶手段１１に記憶された画面情報を制
御手段１６によって操作・加工して記録手段Ｉ２へ伝え
て印刷させることである。

これによって例えば第２図まだは第３図の様な白ヌキ画
面の印刷ができる。

〈発明の効果〉 本発明の電子黒板システムは上記のような構成であるか
ら、所望の白ヌキ画面の印刷が簡単な構成で確実に行な
うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電子黒板システムの一実施例を示すブ
ロック図、゛第２図及び第３図は第１図の記録紙の印刷
の説明図、第４図は従来の電子黒板システムの一実施例
を示すブロック図、第５図は第４図の記録紙の印刷の説
明図である。図面中、ｌは保持手段、２は巻き取り手段
、８は光学読み取り手段、９は増幅器、１０はアナログ
・デジタル変換手段、１１は記憶手段、１２は記録手段
、１６は制御手段、１７は指令手段である。 代理人　弁理士　福　士　愛　彦（他２名）第１＠ 第２図　　　　　４３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、図形、文字等を描くための筆記媒体と、前記筆記媒
   体を巻き付けて保持する保持手段と、前記保持手段に対
   向して配置された前記保持手段に保持された筆記媒体を
   引き出して巻き取る巻き取り手段と、前記巻き取り手段
   の近傍に配置された前記保持手段及び巻き取り手段間に
   張架された筆記媒体上に描かれた図形、文字等を読み取
   る光学読み取り手段と、前記光学読み取り手段で読み取
   られた情報信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段に
   よって増幅された信号をデジタル信号に変換するアナロ
   グ・デジタル変換手段と、前記アナログ・デジタル変換
   手段によって変換された情報信号の少なくとも前記筆記
   媒体の一画面分を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
   記憶された情報信号にもとずいて所定の用紙に前記筆記
   媒体に描かれた図形・文字等を記録する記録手段と、前
   記記憶手段のメモリービットの一部又は全部を反転する
   反転手段とを備えたことを特徴とする電子黒板システム
   。