JPS6010888B2 - フエルト付オイルシ−ルの製造方法 - Google Patents
フエルト付オイルシ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS6010888B2 JPS6010888B2 JP53158646A JP15864678A JPS6010888B2 JP S6010888 B2 JPS6010888 B2 JP S6010888B2 JP 53158646 A JP53158646 A JP 53158646A JP 15864678 A JP15864678 A JP 15864678A JP S6010888 B2 JPS6010888 B2 JP S6010888B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- felt
- rubber
- manufacturing
- oil seal
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主リップ部にゴム状弾性材料を使用し、補助
リップ部にフェルト材料を使用してなるフェルト付オイ
ルシールの製造方法に関し、更に詳しくは、製作工程を
単純化させるとともに、製品の品質を安定化させる製造
方法を提供するものである。
リップ部にフェルト材料を使用してなるフェルト付オイ
ルシールの製造方法に関し、更に詳しくは、製作工程を
単純化させるとともに、製品の品質を安定化させる製造
方法を提供するものである。
第1図に示す如く、ゴム状弾性材料による主リップ3及
びフェルト材料による補助リップ5を備えるフェルト付
オイルシールの製作に当っては、フェルト部分を除くゴ
ム部分4の形状に相当するキャビティを形成する通常の
成形型を用いて主リップ3を含むゴム部分4を成形し、
一方ゴム部分4とは別に、打抜き加工等の手段によって
補助リップ部と同形状のフェルト材料6を製作し、接合
面に接着剤を塗布して両部材を組合せ、互いに接合させ
る製造方法、或いは、第2図に示す如く、フェルト付オ
イルシールの形状に相当するキャビティを備える成形型
内の所定の位置に、予め打抜き加工等の手段によって製
作したフェルト材料6を納め、未加硫のゴム材料を戦暦
し、加圧・加熱してゴム部分4を成形・加硫するととも
に、フェルト部分とゴム部分とを互いに接合させる如く
なした製造方法が知られている。
びフェルト材料による補助リップ5を備えるフェルト付
オイルシールの製作に当っては、フェルト部分を除くゴ
ム部分4の形状に相当するキャビティを形成する通常の
成形型を用いて主リップ3を含むゴム部分4を成形し、
一方ゴム部分4とは別に、打抜き加工等の手段によって
補助リップ部と同形状のフェルト材料6を製作し、接合
面に接着剤を塗布して両部材を組合せ、互いに接合させ
る製造方法、或いは、第2図に示す如く、フェルト付オ
イルシールの形状に相当するキャビティを備える成形型
内の所定の位置に、予め打抜き加工等の手段によって製
作したフェルト材料6を納め、未加硫のゴム材料を戦暦
し、加圧・加熱してゴム部分4を成形・加硫するととも
に、フェルト部分とゴム部分とを互いに接合させる如く
なした製造方法が知られている。
前記したゴム部分の成形工程とゴム部分に対するフェル
ト部分の接着組合せ工程とを個別に実施する方法におい
ては、ゴム部分及びフェルト部分の成形・製作工程と別
個に、接着剤塗布工程、組合せ接着工程及び接着剤の硬
化時間を必要とするので、製作工程が煩雑となり、又接
着剤がハミ出して他の部分の表面に付着するというトラ
ブルが発生する薦れが残されており、第2図に示すゴム
部分の成形と同時にフェルト部分とゴム部分とを接合さ
せる製造方法においては、成形時にゴム材料がフェルト
材料を圧して成形型のキャビティ表面とフェルト材料の
表面との間に隙間を形成させ、該隙間内にゴム材料が流
入してフェルト部分の表面にゴム被膜が付着し、補助リ
ップ5のシール機能を阻害させる塵れが残されている。
本発明は、前記した従来技術によるフェルト付オイルシ
ールの製造方法における問題点に鑑み、補助リップを構
成するフェルト部分の形状に加工したフェルト材料を、
ゴム部分の成形に先だって成形型内に納めたときに、製
品におけるフェルト部分がゴム部分と隣接する位置にお
いて、フェルト材料が成形型により挟圧される如くなし
、ゴム材料がフェルト材料の面に沿って流入するのを、
上記した挟圧部により阻止される如くなして、フェルト
部分の表面へのゴムの付着を防止するとともに、ゴム部
分の成形及びゴム部分とフェルト部分との組合せ・接着
を同時に実施して、製作工程の簡素化と製品々質の安定
化をはかるものである。
ト部分の接着組合せ工程とを個別に実施する方法におい
ては、ゴム部分及びフェルト部分の成形・製作工程と別
個に、接着剤塗布工程、組合せ接着工程及び接着剤の硬
化時間を必要とするので、製作工程が煩雑となり、又接
着剤がハミ出して他の部分の表面に付着するというトラ
ブルが発生する薦れが残されており、第2図に示すゴム
部分の成形と同時にフェルト部分とゴム部分とを接合さ
せる製造方法においては、成形時にゴム材料がフェルト
材料を圧して成形型のキャビティ表面とフェルト材料の
表面との間に隙間を形成させ、該隙間内にゴム材料が流
入してフェルト部分の表面にゴム被膜が付着し、補助リ
ップ5のシール機能を阻害させる塵れが残されている。
本発明は、前記した従来技術によるフェルト付オイルシ
ールの製造方法における問題点に鑑み、補助リップを構
成するフェルト部分の形状に加工したフェルト材料を、
ゴム部分の成形に先だって成形型内に納めたときに、製
品におけるフェルト部分がゴム部分と隣接する位置にお
いて、フェルト材料が成形型により挟圧される如くなし
、ゴム材料がフェルト材料の面に沿って流入するのを、
上記した挟圧部により阻止される如くなして、フェルト
部分の表面へのゴムの付着を防止するとともに、ゴム部
分の成形及びゴム部分とフェルト部分との組合せ・接着
を同時に実施して、製作工程の簡素化と製品々質の安定
化をはかるものである。
以下、図面により、本発明の実施例について説明する。
第3図の実施例においては、下型11に対し、軸方向に
相対移動可能に組合せられる内方型12の蓬方向外方端
部に環状の突起15を付し、予め補助リップ部の形状に
加工されたフェルト材料6を、環状突起15と下型11
の環状突起15に対向する面とにより侠圧して、ゴム部
分4を成形・加硫する際にゴム材料がフェルト材料6の
表面に沿って蓬方向内方へ流入するのを阻止する如くな
されている。ゴム部分4とフェルト部分との接着工程は
、第2図の例と同じく、ゴム部分4の成形・加硫と同時
になされる。第3図に示す他の実施例においては「下型
11と内方型12のフェルト材料6を挟持する部分に小
間隙17を形成し、該小間隙17によりフェルト材料6
を挟圧してゴム材料のフェルト材料表面への流入付着を
阻止するものである。本発明のフェルト付オイルシール
の製造方法が前記した構成要件を備えていることにより
、下記の作用効果がもたらされる。
相対移動可能に組合せられる内方型12の蓬方向外方端
部に環状の突起15を付し、予め補助リップ部の形状に
加工されたフェルト材料6を、環状突起15と下型11
の環状突起15に対向する面とにより侠圧して、ゴム部
分4を成形・加硫する際にゴム材料がフェルト材料6の
表面に沿って蓬方向内方へ流入するのを阻止する如くな
されている。ゴム部分4とフェルト部分との接着工程は
、第2図の例と同じく、ゴム部分4の成形・加硫と同時
になされる。第3図に示す他の実施例においては「下型
11と内方型12のフェルト材料6を挟持する部分に小
間隙17を形成し、該小間隙17によりフェルト材料6
を挟圧してゴム材料のフェルト材料表面への流入付着を
阻止するものである。本発明のフェルト付オイルシール
の製造方法が前記した構成要件を備えていることにより
、下記の作用効果がもたらされる。
ゴム部分を成形・加硫する際に、予め補助リップ部の形
状に加工されたフェルト材料6が下型11と内方型12
により、製品における補助リップ5のゴム部分4との隣
接部又は該隣援部から内方にある部分を挟圧する如くな
されて、ゴム材料がフェルト材料6の表面に沿って蓬方
向内方へ流入するのを完全に阻止し得るので、製品にお
ける補助リップ5の表面に対するゴムの付着が見られず
、補助リップ5のシール機能が確保され、又フェルト部
分とゴム部分との組合せ・接着がゴム部分の成形・加流
と同時に行なわれるので、従来技術において必要とした
接着剤塗布工程及び接着剤の消費が不要となり、製作工
程は単純化される。尚、第3図及び第4図の実施例にお
いては、補助リップ5側を下型として示しているが、上
下の関係を図示と逆位置となすことも可能である。
状に加工されたフェルト材料6が下型11と内方型12
により、製品における補助リップ5のゴム部分4との隣
接部又は該隣援部から内方にある部分を挟圧する如くな
されて、ゴム材料がフェルト材料6の表面に沿って蓬方
向内方へ流入するのを完全に阻止し得るので、製品にお
ける補助リップ5の表面に対するゴムの付着が見られず
、補助リップ5のシール機能が確保され、又フェルト部
分とゴム部分との組合せ・接着がゴム部分の成形・加流
と同時に行なわれるので、従来技術において必要とした
接着剤塗布工程及び接着剤の消費が不要となり、製作工
程は単純化される。尚、第3図及び第4図の実施例にお
いては、補助リップ5側を下型として示しているが、上
下の関係を図示と逆位置となすことも可能である。
第1図は、本発明によるフェルト付オイルシールの製造
方法の適用対象製品の形状を示す断面図、第2図は、従
来技術による製造方法の一例を示す断面図、第3図及び
第4図は、それぞれ、本発明によるフェルト付オイルシ
ールの製造方法の実施例を示す断面図である。 1……フェルト付オイルシール、3……主リップ、4・
・・・・・ゴム部分、5・・…・補助リップ、6・…・
・フェルト材料、11…・・・下型、12…・・・内方
型、13・・・・・・上型、15…・・・環状突起、1
7…・・・小間隙。 第1図 第2図 第3図 第4図
方法の適用対象製品の形状を示す断面図、第2図は、従
来技術による製造方法の一例を示す断面図、第3図及び
第4図は、それぞれ、本発明によるフェルト付オイルシ
ールの製造方法の実施例を示す断面図である。 1……フェルト付オイルシール、3……主リップ、4・
・・・・・ゴム部分、5・・…・補助リップ、6・…・
・フェルト材料、11…・・・下型、12…・・・内方
型、13・・・・・・上型、15…・・・環状突起、1
7…・・・小間隙。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 主リツプ3を備えるゴム部分4及びフエルト材料に
よる補助リツプ5を有するフエルト付オイルシール1の
製造方法において、前記補助リツプ5を構成するフエル
ト材料6を、前記フエルト付オイルシール1の形状に相
当するキヤビテイを備える成形型内に、少なくとも前記
フエルト付オイルシール1におけるゴム部分4に隣接す
る部分が挾圧される如くなして納め、前記ゴム部分4を
、前記成形型のキヤビテイにより成形させるとともに、
前記ゴム部分と前記フエルト部分とを互いに接合させる
如くなしたことを特徴とするフエルト付オイルシールの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53158646A JPS6010888B2 (ja) | 1978-12-25 | 1978-12-25 | フエルト付オイルシ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53158646A JPS6010888B2 (ja) | 1978-12-25 | 1978-12-25 | フエルト付オイルシ−ルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5586735A JPS5586735A (en) | 1980-06-30 |
JPS6010888B2 true JPS6010888B2 (ja) | 1985-03-20 |
Family
ID=15676247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53158646A Expired JPS6010888B2 (ja) | 1978-12-25 | 1978-12-25 | フエルト付オイルシ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010888B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0616772U (ja) * | 1992-08-07 | 1994-03-04 | エヌオーケー株式会社 | 密封装置 |
-
1978
- 1978-12-25 JP JP53158646A patent/JPS6010888B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5586735A (en) | 1980-06-30 |
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