JPS601085Y2 - 容器の蓋 - Google Patents

容器の蓋

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Publication number
JPS601085Y2
JPS601085Y2 JP7307680U JP7307680U JPS601085Y2 JP S601085 Y2 JPS601085 Y2 JP S601085Y2 JP 7307680 U JP7307680 U JP 7307680U JP 7307680 U JP7307680 U JP 7307680U JP S601085 Y2 JPS601085 Y2 JP S601085Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
exterior body
ribs
rib
Prior art date
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Expired
Application number
JP7307680U
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JPS56175455U (ja
Inventor
正明 大東
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Publication date
Application filed by 積水化成品工業株式会社 filed Critical 積水化成品工業株式会社
Priority to JP7307680U priority Critical patent/JPS601085Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は容器の蓋に関し、容器内へ収納された内容物
の温度による影響を阻止して反り返り等をなくせるよう
にしたものである。
従来より容器の蓋として中空成形された合成樹脂からな
るものは、容器内へ収納された内容物が冷い場合或は熱
い場合にそれぞれの温度による影響を受け、収縮或は膨
張を来たして内側或は外側へ反り返ることが多く、特に
蓋形状が矩形の場合はどその反り返りが顕著になるもの
であった。
そのため、容器との嵌合による気密度が失なわれ、内容
物に対しても好ましからざる結果を招来するおそれがあ
った。
そこで、この考案にあっては、上記の如き蓋の欠点を解
消できるようにしたものであり、その構成としては、中
空成形にて形成され、全体が中空状をなす合成樹脂製の
外装体には、中空内部に合成樹脂発泡体を注入形成して
なり、容器との嵌合部となる外装体の下面周縁には突条
部を一体に形成し、さらに外装体の下面には縦横両方向
に沿うリブを一体に形成してなることを特徴としている
次いで、この考案の実施態様について図を参照しながら
以下に例示する。
蓋Aのうち、10は全体が矩形等で中空状をなす外装体
であり、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂に
て中空成形されたものであり、この外装体10の中空内
部にはポリウレタン発泡体等の合成樹脂発泡体20を注
入形成しており、11はその注入口を閉塞している閉塞
物であり、プラグ状の閉塞物11を外装体10の注入口
に形成したねじ穴にねじ込むものや、閉塞物11を注入
口に接着または熱溶着するもの等が実施できる。
次に蓋Aを容器Bを被せたときに嵌合部となる外装体1
0の下面周縁には突条部12が一体に突出形成してあっ
て、容器Bへの嵌合部となるとともに蓋自体の補強にも
役立つものである。
さらに13は外装体10の下面に一体に形成されである
リブであり、該リブ13は外装体10の長手方向および
これと直交する方向の縦横両方向に沿って形成されてい
るものて、前記突条部12の内側面から外装体10の下
面中央部分にわたって連続して形成されている。
リブ13の配置としては例えば第1図に示す縦横一本づ
つのリブが中央で交差するもの、第3図に示すように長
手方向に一本のリブを形成し、これと直交する方向に形
成した二本のリブが交差するもの、第4図に示すように
長手方向に二本のリブを形成し、これと直交する方向に
形成した一本のリブは中央部分が欠除しているもの等が
例示できるが、その他縦横のリブの本数の異なるもの、
リブの途中を欠除したもの等種々のパターンで実施でき
、蓋形状の相違、蓋全体に対する補強効果、製造の容易
さ等を考慮してリブを配設すればよい。
また、上記リブ13については容器本体の容積内へ出張
ることのないよう外装体10の内方側へ凹入形成されて
いるのが好ましく、その形状としては第1図(第2図)
の断面角形のもののほか断面弧形(第5図)、V字形さ
らには断面波形の凹凸をなすもの(第6図)などを例示
できる。
なお、蓋Aの上面側、即ち外装体10の上面側について
は、図の場合外周を除く中央部分が浅く平坦に凹入形成
されているが、実施上外装体10の上面全体を平坦に形
成したり、その他既知の蓋上面形状で自由に実施できる
上記のごとき構成を有するこの考案によれば、外装体1
0の中空内部に合成樹脂発泡体20を注入形成して充実
させることによって、全体の断熱性と強度を高め軽量化
を図るものであるが、外装体10が中空成形されていて
、しかも全体が矩形等の板状をなすものであるから、容
器内の内容物が冷い場合或は熱い場合に温度による影響
で内外へ反り返ろうとするが、前記外装体10の下面周
縁に形成した突条部12および、外装体10の下面に縦
横両方向に沿って形成したリブ13によって、上記反り
返りの発生は縦横何れの方向も非常に少なくなり、常に
蓋の全体を反り返りの少ない適正な状態に維持し、容器
に対する被着状態を良好に味気密度を損なうおそれも解
消されることになる。
また蓋全体の機械的強度も改善され耐久度の点でも優れ
たものとなる。
従って、この考案によれば冷い内容物或は熱い内容物を
収納する容器用の蓋として非常に好適品を提供できるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施態様を例示するものであり、第1図
は下面側を表向きにした状態の斜視図、第2図は前回■
−■線における、下面側を下向きにした状態の断面図、
第3図および第4図はそれぞれ変更例の下面側を示す平
面図、第5図および第6図はそれぞれリブ形状の変更例
を示す要部拡大断面図である。 A・・・・・・蓋、10・・・・・・外装体、20・・
・・・・合成樹脂発泡体、12・・・・・・突条部、1
3・・・・・・リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 中空成形にて形成され、全体が中空状をなす合成樹
    脂製の外装体には、中空内部に合成樹脂発泡体を注入形
    成してなり、容器と嵌合部となる外装体の下面周縁には
    突条部を一体番と形成し、さらに外装体の下面には縦横
    両方向に沿うリブを一体に形成してなることを特徴とす
    る容器の蓋。 2 リブが断面角形に外装体内方側へ凹入されたものか
    らなる上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の容器め
    蓋。 3 リブが断面弧形に外装体内方側へ凹入されたものか
    らなる上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の容器の
    蓋。 4 リブが断面波形の凹凸リブからなる上記実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の容器の蓋。 5 外装体がポリエチレン、ポリプロピレン等にて形成
    されてなる上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の容
    器の蓋。
JP7307680U 1980-05-26 1980-05-26 容器の蓋 Expired JPS601085Y2 (ja)

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JP7307680U JPS601085Y2 (ja) 1980-05-26 1980-05-26 容器の蓋

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JP7307680U JPS601085Y2 (ja) 1980-05-26 1980-05-26 容器の蓋

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Publication Number Publication Date
JPS56175455U JPS56175455U (ja) 1981-12-24
JPS601085Y2 true JPS601085Y2 (ja) 1985-01-12

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ID=29436014

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5959291B2 (ja) * 2012-04-26 2016-08-02 積水化成品工業株式会社 保冷容器
JP7374452B2 (ja) * 2019-03-15 2023-11-07 三甲株式会社 蓋体

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JPS56175455U (ja) 1981-12-24

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