JPS638632Y2 - - Google Patents

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JPS638632Y2
JPS638632Y2 JP1981141368U JP14136881U JPS638632Y2 JP S638632 Y2 JPS638632 Y2 JP S638632Y2 JP 1981141368 U JP1981141368 U JP 1981141368U JP 14136881 U JP14136881 U JP 14136881U JP S638632 Y2 JPS638632 Y2 JP S638632Y2
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JP
Japan
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food
filling space
container
convex portions
during
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JP1981141368U
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JPS5846715U (ja
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シユーマイ用のトレー等のように製
造から包装までの工程を一貫して人手が直接、充
填された食品に触れることなく行うことが可能と
なる食品用容器に関するものである。
従来のこの種食品用容器は、第1図に示すよう
に、熱可塑性プラスチツクシートを成形加工によ
つて形成することが行われているが、その場合、
前記シート1の平面部から下方に突出する食品充
填用凹所2を略等間隔で多数配設するとともに、
その内径は充填されるシユーマイ等の食品3の外
径と略同一か稍大きく形成している。また、食品
3の外径と略同一か稍大きく形成する都合上、食
品3の容器への充填および取出しを考慮し、前記
凹所2の深さを充填される食品3の略半分にする
とともに、適所に油抜きの小孔4や油通路5ない
しは油だめ6を設けている。
しかしながら、かかる構造を有する食品用容器
では、食品3と凹所2との接触面積が大きく、た
とえば製造工程中に食品3を均一に蒸すことがで
きないという欠点を有する。また、この接触面積
を小さくしたり、その他の目的のため凹所2の側
面に油通路5を設けたり、凹所2の底部に油だめ
6を設けるとしても、成形加工上、特に側面に油
通路5を設けることは技術的な問題があるばかり
でなく、凹所2が食品3を囲繞する以上、たとえ
ば製造工程中に蒸気が充分あたるよう接触面積を
へらすという要請の解決には不充分である。さら
には、上記容器では、充填される食品3の上半分
は上部に突出するため、流通過程での積み重ねに
よつて食品3が変形するという欠点を有する。
本考案は、上記欠点を解消した食品用容器を提
供せんとするものであつて、その要旨とするとこ
ろは、周囲を側壁によつて囲繞した熱可塑性プラ
スチツクシートの平面部から上方に離隔して突出
する凸部を縦横に所定間隔で多数配設し相隣り合
う縦横の前記凸部により食品充填用空間を形成せ
しめるとともに、該食品充填用空間の底部に補強
リブを突出せしめる一方、前記底部に小孔を穿設
したことを特徴とする。
以下、図面に示した実施例にもちづき、本考案
に係る食品用容器について説明する。
第2図および第3図は、本考案に係る食品用容
器の二つの実施例を示すものであるが、熱可塑性
プラスチツクシート11からなる食品用容器10
は、本実施例においては周囲を充填する食品12
と略同一の高さを有する側壁13によつて囲繞さ
れるとともに、シート11の平面部11aから離
隔して上方に突出する凸部14が縦横に所定間隔
で多数配設され、相隣り合う縦横4個の凸部14
により食品充填用空間15が形成せしめられてい
る。食品充填用空間15は充填する食品12の大
きさによつて決定され、その大小は凸部14の相
互の間隔を変化させるだけでよい。この場合、充
填される食品が大きく、縦横の凸部14相互の間
隔が大きくなる場合には、各凸部14間に補助凸
部16を形成すれば、食品12の製造時における
形くずれや流通過程における食品の片寄り移動を
防止する上で効果的であるし、凸部14および補
助凸部16の高さは、充填される食品の充填およ
び取り出しを考慮し、凸部14の高さを食品12
の略半分にするとともに補助凸部16を本実施例
にようにさらに低くすることは有効であるが、た
だ本考案においては限定を設ける必要はない。
また、本考案においては、食品充填用空間15
の底部11aに補強用リブ17が突出し、容器1
0における食品充填用空間15の形くずれを防止
するとともに、食品12が底部11aに全面的に
接触しないように考慮されている。補強用リブ1
7の形状は、本実施例のように食品充填用空間1
5を交叉するようにすれば最も好ましいが、本考
案においてはこの形状に限定されるものではな
く、食品充填用空間15の補強と食品12と底部
11aの接触面積を減少せしめるものであれば、
いかなる形状であつてもさしつかえない。
なお、食品充填用空間15の底部11aに小孔
18が適宜穿設され、たとえば製造工程中の蒸気
の吹込み口としての機能を有するとともに製造中
に滲出した水分および油分は、この小孔より容器
10外へ抜け出ることになる。
以上、図面に示した実施例にもとづいて説明し
たように、本考案に係る食品用容器によれば、必
要最小限の箇所のみに凸部を設けて食品充填用空
間を形成するとともに底部にも補強用リブを突出
せしめているので食品と容器との接触面積が小さ
くなり、また、相隣り合う縦横4個の凸部14に
より相隣り合う食品12どうしが接触することが
ないばかりか蒸し工程後に食品12どうしが付着
することがない。さらには、凸部が連続したもの
でなく、離隔したものであるため、充填および取
出しが容易であるばかりでなくたとえば製造工程
中において、蒸気が隣接する凸部の間を通つて、
速やかに左右に拡散し、このため食品を均一に効
率よく蒸すことができるし、食品12の形くずれ
破損を防止でき、側壁が食品の高さと略同一に形
成すれば、流通過程での積み重ねによつて食品が
変形することがない。また、底部には補強リブが
設けられ、食品と底部が全面的に接触することが
ないから、特別に油だめを形成しなくても小孔か
ら不要となつた水分および油分を容器外に抜きと
ることができ、食品保存上、極めて衛生的かつ有
効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の食品用容器を示すもので、aは
平面図、bは側面図である。また、第2図および
第3図は本考案に係る食品用容器の二つの実施例
を示すもので、それぞれ、aは平面図、bはaの
A−A線矢視図、cはaのB−B線矢視図であ
る。 図面中、10は食品用容器、11は熱可塑性プ
ラスチツクシート、11aは平面部、12は食
品、13は側壁、14は凸部、15は食品充填用
空間、16は補助凸部、17は補強用リブ、18
は小孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周囲を側壁によつて囲繞した熱可塑性プラスチ
    ツクシートの平面部から上方に離隔して突出する
    凸部を縦横に所定間隔で多数配設し相隣り合う縦
    横の前記凸部により食品充填用空間を形成せしめ
    るとともに、該食品充填用空間の底部に補強用リ
    ブを突出せしめる一方、前記底部に小孔を穿設し
    たことを特徴とする食品用容器。
JP14136881U 1981-09-25 1981-09-25 食品用容器 Granted JPS5846715U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14136881U JPS5846715U (ja) 1981-09-25 1981-09-25 食品用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14136881U JPS5846715U (ja) 1981-09-25 1981-09-25 食品用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5846715U JPS5846715U (ja) 1983-03-29
JPS638632Y2 true JPS638632Y2 (ja) 1988-03-15

Family

ID=29934470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14136881U Granted JPS5846715U (ja) 1981-09-25 1981-09-25 食品用容器

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6323630A (ja) * 1987-05-25 1988-01-30 細田 孝 トイレツトペ−パ−ホルダ−

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637988Y2 (ja) * 1976-02-24 1981-09-04
JPS54130910U (ja) * 1978-03-01 1979-09-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5846715U (ja) 1983-03-29

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