JPS6010856B2 - ワイヤカツト放電加工装置 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工装置Info
- Publication number
- JPS6010856B2 JPS6010856B2 JP16034176A JP16034176A JPS6010856B2 JP S6010856 B2 JPS6010856 B2 JP S6010856B2 JP 16034176 A JP16034176 A JP 16034176A JP 16034176 A JP16034176 A JP 16034176A JP S6010856 B2 JPS6010856 B2 JP S6010856B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- tension
- electrical discharge
- discharge machining
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は導電性ワイヤを電極とし、この電極と被加工
物間の放電現象により被加工物加工するワイヤカット放
電加工装置に関するものである。
物間の放電現象により被加工物加工するワイヤカット放
電加工装置に関するものである。
従来のこの種装置のワイヤ送給関係部分についての概略
構成図を第１図に示す。即ち、１は電極となるワイヤ、
２は加工によるワィャーの消耗を補うために常に新しい
ワイヤ１を供給する為のワイヤ供給リール、３はワイヤ
１をある速度で引張り上げるためのワイヤ駆動モ−夕、
４は駆動モータ３部のローラ間でワイヤ１を挟みつける
ためのピンチローラ、５は加工区域Ａのワイヤ１に張力
を与えるためのブレーキ、６はワイヤ１を挟みつけ、ワ
イヤ１にブレーキ力を伝達せしめるためのピンチローラ
である。
構成図を第１図に示す。即ち、１は電極となるワイヤ、
２は加工によるワィャーの消耗を補うために常に新しい
ワイヤ１を供給する為のワイヤ供給リール、３はワイヤ
１をある速度で引張り上げるためのワイヤ駆動モ−夕、
４は駆動モータ３部のローラ間でワイヤ１を挟みつける
ためのピンチローラ、５は加工区域Ａのワイヤ１に張力
を与えるためのブレーキ、６はワイヤ１を挟みつけ、ワ
イヤ１にブレーキ力を伝達せしめるためのピンチローラ
である。
７は駆動モータ３によって引張り上げられた加工済のワ
イヤ１を巻取るためのワイヤ巻取りモータ、８はワイヤ
巻取りリールである。
イヤ１を巻取るためのワイヤ巻取りモータ、８はワイヤ
巻取りリールである。
１０はＢ区域のワイヤ１にある張力を生じさせるための
ブレーキ、１１は被加工物である。
ブレーキ、１１は被加工物である。
この従来装置では、ブレーキ５、又はピンチローラ６に
よって加工区域Ａのワイヤ１に張力を与えている。
よって加工区域Ａのワイヤ１に張力を与えている。
しかしながら、この従来図のようなワイヤ供給・張力発
生装置では、、ワイヤ供給リール２の重量、リール径の
変化等によってＢ区域及びＡ区域の張力が変化し、加工
性能の劣化を招く欠点があった。
生装置では、、ワイヤ供給リール２の重量、リール径の
変化等によってＢ区域及びＡ区域の張力が変化し、加工
性能の劣化を招く欠点があった。
また、このワイヤ張力変化を少くするためにブレーキ５
及びピンチローラ６のブレーキ力を張力の変化に対応追
従して自動的に変化させる方法も実施されているが、こ
の方法の場合にはワイヤ張力を検出する検出装置が必要
となり、機構の複雑化を生じ、また、Ｂ区域の瞬間的な
張力変化に対しては追従し切れず、Ａ区域には張力変化
がそのまま現われる欠点を有していた。そこでこの発明
は上記のような欠点に着目し、ワイヤ供給リール重量、
リール蓬等の変化によるＢ区域の張力変動をなくするか
又は、Ａ区域に伝播させないことによって加工区域Ａの
張力を一定にし、加工精度の高いワイヤカット放電加工
装置を提供するものである。
及びピンチローラ６のブレーキ力を張力の変化に対応追
従して自動的に変化させる方法も実施されているが、こ
の方法の場合にはワイヤ張力を検出する検出装置が必要
となり、機構の複雑化を生じ、また、Ｂ区域の瞬間的な
張力変化に対しては追従し切れず、Ａ区域には張力変化
がそのまま現われる欠点を有していた。そこでこの発明
は上記のような欠点に着目し、ワイヤ供給リール重量、
リール蓬等の変化によるＢ区域の張力変動をなくするか
又は、Ａ区域に伝播させないことによって加工区域Ａの
張力を一定にし、加工精度の高いワイヤカット放電加工
装置を提供するものである。
以下に第２図、第３図を用いてこの発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
第２図に於て１〜１０，１１は第１図の同番号と同一装
置である。１２はワイヤ駆動モータ、１３は下限リミッ
トスイッチ、１４は上限リミットスイッチである。
置である。１２はワイヤ駆動モータ、１３は下限リミッ
トスイッチ、１４は上限リミットスイッチである。
駆動モータ１２によってＢ区域のワィヤーは引き出され
、Ｃ区域に供給される。
、Ｃ区域に供給される。
モー夕１２によってワィャーを送り出すスピードはワイ
ヤ引張りモータ３によって引き上げるスピードよりもわ
ずかに速い値に設定されている。これによりＣ区域のワ
イヤ１量は除々に増大し、ある量まで来ると下限リミッ
トスイッチ１３によりモーター２は停止する。次にモー
ター２が停止し、Ｃ区域のワィャー量が減少すると上限
リミットスイッチ１４が働らき、モータ１２は再び以前
と同じようにワイヤ送給を始める。この発明の実施例に
よると、Ｃ区域のワイヤ張力は常に零に近い状態で一定
であり、Ｂ区域のワイヤ張力はＣ区域の張力には影響を
与えない。
ヤ引張りモータ３によって引き上げるスピードよりもわ
ずかに速い値に設定されている。これによりＣ区域のワ
イヤ１量は除々に増大し、ある量まで来ると下限リミッ
トスイッチ１３によりモーター２は停止する。次にモー
ター２が停止し、Ｃ区域のワィャー量が減少すると上限
リミットスイッチ１４が働らき、モータ１２は再び以前
と同じようにワイヤ送給を始める。この発明の実施例に
よると、Ｃ区域のワイヤ張力は常に零に近い状態で一定
であり、Ｂ区域のワイヤ張力はＣ区域の張力には影響を
与えない。
即ち、加工区域Ａの張力はワイヤ供給リール２の重量・
怪等の変化に関係なく常に一定であり、高い加工精度が
得られる特徴がある。また、第３図のようにヮィャリー
ル自体に駆動モータ１５を取付け、第２図実施例と同様
にＢ区域のワイヤ張力を零に近い一定値になるようワィ
ャを送り出す事により構造の簡素化を同時に達成するこ
とも出来る。
怪等の変化に関係なく常に一定であり、高い加工精度が
得られる特徴がある。また、第３図のようにヮィャリー
ル自体に駆動モータ１５を取付け、第２図実施例と同様
にＢ区域のワイヤ張力を零に近い一定値になるようワィ
ャを送り出す事により構造の簡素化を同時に達成するこ
とも出来る。
以上、要するにこの発明は加工前のワイヤを張力発生の
ブレーキ部へ駆動装置により供給しているので、加工区
域Ａでの張力は張力発生ブレーキ５のトルク変動以外の
張力変動は起らず、ワイヤ張力変化がきわめて少ないた
め、高い放電加工精度が得られる。
ブレーキ部へ駆動装置により供給しているので、加工区
域Ａでの張力は張力発生ブレーキ５のトルク変動以外の
張力変動は起らず、ワイヤ張力変化がきわめて少ないた
め、高い放電加工精度が得られる。
また、この場合、ワイヤ供給リールの重量・径には関係
なく一定なる張力が得られる為、特定の供給リールにワ
イヤを巻き換えたりする必要もなく、高重量のワイヤ供
給リールも使用可能となり、長時間の安定した連続加工
が達成でき、実施効果はきわめて大である。
なく一定なる張力が得られる為、特定の供給リールにワ
イヤを巻き換えたりする必要もなく、高重量のワイヤ供
給リールも使用可能となり、長時間の安定した連続加工
が達成でき、実施効果はきわめて大である。
第１図は従来例を示す概略構成図、第２図はこの発明の
一実施例を示す概略構成図、第３図はこの発明の他実施
例を示す概略構成図である。 なお、図中同一番号は夫々相当部分を示す。５はブレー
キ、１２，１５はワイヤ駆動モータ。 第１図第２図第３図
一実施例を示す概略構成図、第３図はこの発明の他実施
例を示す概略構成図である。 なお、図中同一番号は夫々相当部分を示す。５はブレー
キ、１２，１５はワイヤ駆動モータ。 第１図第２図第３図
Claims (1)
- １ 導電性ワイヤを電極とするワイヤカツト放電加工装
置に於て、上記導電性ワイヤに加工部での所要張力を発
生させるブレーキ装置と、上記ブレーキ装置へ未加工の
導電性ワイヤを供給する駆動装置と、上記ブレーキ装置
への供給ワイヤの張力を零とするように上記駆動装置を
制御する手段を具備する事を特徴とするワイヤカツト放
電加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16034176A JPS6010856B2 (ja) | 1976-12-29 | 1976-12-29 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16034176A JPS6010856B2 (ja) | 1976-12-29 | 1976-12-29 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5384295A JPS5384295A (en) | 1978-07-25 |
| JPS6010856B2 true JPS6010856B2 (ja) | 1985-03-20 |
Family
ID=15712878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16034176A Expired JPS6010856B2 (ja) | 1976-12-29 | 1976-12-29 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6010856B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4689462A (en) * | 1984-03-05 | 1987-08-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Wire cutting type electrical discharge machining system |
| JP2616110B2 (ja) * | 1990-03-13 | 1997-06-04 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置 |
-
1976
- 1976-12-29 JP JP16034176A patent/JPS6010856B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5384295A (en) | 1978-07-25 |
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