JPS6010745B2 - かみそり刃組立体 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は安全かみそりの礎造に関し更に特定すれば「可
榛・性のかみそり刃組立体に関するものである。

安全かみそりが使われるようになって以来ト刃組立体は
主としてへ ３つの部材則ち、柄、ガード付き台部材お
よびキャップから成るものであった。

ガード付台部材およびキャップの機能は「皮魔に対し刃
を適正に接触させてひげをそるための適正な位置に刃を
適正に位置決めしその位燈に保持することにある。一般
にこれらの構成部村は別々の部品として作られ「柄に敬
付けた時組合わされて「ひげそり中互に所要の寸法位置
関係を維持するようになっている。比較的最近開発され
たものに「ポンデド」カートリッジ副ち各構成部材を互
に固着したかみそり刃組立体がありもこれは台部村〜キ
ャップおよび刃を永久的に剛性的に互に結合し〜各部材
の所要の寸法関係と固定した相互位置関係を確保するも
のである。

この構成によりもカートリッジはへ柄に対し完全な単一
の組立体として取付けるようになっている。この種の構
成は「例えば米国特許第３７８３５１ぴ号明細書に記載
されておりもそれは２枚刃を用いた刃組立体であって「
スべ−サを間に挟んだ２枚刃をキャップとプラツトフオ
ーム部村とに永久的に剛性的に結合したものでもプラッ
トフオーム部材即ち台部材にはガードと柄に取付けるた
めの連結部材とを一体的に形成されている。「ポンデド
」カートリッジの利点は、主として、使用の簡便さにあ
る。それは、別々の各構成要素を柄に紐立てる在来の安
全かみそ靴こ対し機能上まさる点はないが「取り扱いが
便利である。もっとも、価格は幾分高くなる。ひげそり
の快適さと効率とを増すためにかみそり刃組立体の作用
および寸法位置関係を変える試みがなされている。

米国特許第１斑３７斑号明細書に記載されたかみそり刃
組立体は「幾つかの平行に配置した刃を可凝性の支持台
則ちプラットフオームに固着しているが、可捺性支持台
を用いた目的は、かみそり刃が顔面上を移動する際に顔
の表面の形になじむようにするためである。この先行例
のかみそり刃組立体のプラツトフオームは刃の平面およ
び刃緑に対し平行な軸線を中心として可操性であり従っ
て、刃自体が顔の表面の形に順応することはできない。
使用者の要求に刃組立体を適応させる他の試みが米国特
許第３５００５３９号明細書に記載されている。

この米国特許のかみそり刃組立体はガードを変形可能な
ウェブを介してプラットフオームに連結したものである
。ひげそり時加えられた力に応じて〜ガードの刃縁に対
する配向が変り「その結果ト刃の突出量ト接線角および
ひげそり角が変る。これらの用語は次のように定義され
ている。「刃の突出量」とはｔキャップおよびガードに
接線をなす平面と刃の先様とのト該平面に垂直な方向の
距離である。「刃の接線角」とは刃縁およびガ凧ドをこ
接線をなす平面と刃縁中心面（二等分回）とのなす篤度
である。「ひげそり角」とはキャップおよびガー日こ接
線をなす平面と刃縁中心面とのなす角度である。理論的
にはこの綾戒のものはも加える力を制御することにより
かみそり刃組立体の各構成要素の位置関係を選択するこ
とができるが、実際には驚かしもちことカミわかった。

又、この米国特許の礎造では顔の表面の形に順応しない
ことも指摘される。かみそり刃組立体はも使用中常に各
構成要素が一定の相互位置関係を維持し、しかも皮膚の
表面の形によくなじむようにすることが「そり０地安全
性および効率を向上させるために望ましいことがわかっ
た。

このようなかみそり刃組立体はへ最も望ましい各機成要
素の相互位置関係を採用することができ〜 しかも、可
榛性が充分であれば「顔面の形にかみそり刃組立体をな
じませても上記の穣も望ましい各構成要素相互の位置関
係を維持することができるのである。かみそり刃組立体
の孫みは、該組立体に機械的又は構造的に局部的な変更
を加え「或いはキャップおよび台部材がひげそり面に順
応して変形し得るような材料を用いることにより可能と
なる。このようなかみそり刃組立体を用いると「刃縁は
起伏した皮層にも常時最大限に接触を維持することがで
きる。可孫性でないかみそり刃組立体の場合は、その様
な接触は皮膚の表面形状が刃縁に平行なときのみ可能で
ある。人体の皮膚の表面はもちろん起伏しており〜刃縁
に平行なものはあり得ない。本発明の目的は、かみそり
刃組立体の各構成要素の位置関係を常時一定に維持しつ
つしかも皮膚の表面の形になじむようにしたかみそり刃
組立体を提供するにある。

本発明の今一つの目的は、刃縁が皮膚の表面に常時よく
接触する可犠牲のかみそり刃組立体を提供するにある。
本発明の更に今一つの目的は、結合した各構成要素が互
にずれ動くことのできる可操性の力−トリッジを提供す
るにある。本発明はＬガード付き台部村、刃、キャップ
部材および柄から成るかみそり刃組立体において、上記
台部材は、可榛性材料で成形され、実質的に平坦な面を
有し、前縁に直角な方向に並び該リブの前端部がくし状
のガード部材を形成し、上記刃は可操性で刃縁が上記ガ
ード部村の前縁に平行に該前緑より後方に位置するよう
上記台部村の上誌面の上に配置され、上記キャップ部材
は可榛性材料で成形され、上記刃に対向する実質的に平
坦な面を有し、前縁が該刃の前縁より後方に位置するよ
う該刃の上に配置され、上記台部材、刃、およびキャッ
プ部材は、上記刃の平面に平行で刃縁に直角な鞠線を中
心として湾曲し得るよう刃縁に平行な方向に互にずれ動
き得るように結合され、上記柄と上記台部材とはｔ上記
軸線に平行に延在し、かつ、刃緑に平行な方向に隔直さ
れた１対の枢軸ピンにより、上記台部材、刃およびキャ
ップ部材を上記軸線を中心として湾曲し得るように連結
されていることを特徴とするものである。

本発明のかみそり刃組立体は、刃とガードおよびキャッ
プ部材との相対位置関係を略一定に維持しつつ、刃縁を
起伏した皮膚面になじむよう榛ませることができる。以
下図面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図を説明すると、本発明により作ったかみそり刃組
立体１０を示している。

可榛性の台部材１１はガード２３を一体的に有し「粘着
剤片１２ト第１の刃１３、第２の粘着剤片１４「スベー
サー１５、第３の粘着剤片１６、第２の刃１７、第４の
粘着剤片１８およびキャップ部材１９と組立てられる。
適当な圧力を加えて槌立てると、この組立体に接着した
２枚刃のカートリッジとなるが、２枚の刃の平面に平行
で該刃の刃縁に垂直な鞠線のまわりに可榛性を有する。
かみそりの柄（図示せず）のヘッド部材２０を枢軸ピン
２１によりカートリッジの台部材１１に連結する。へッ
ド部材２０を台部材１１に連結すると、端面３２は端面
３６と係合する。第２図を見ると、台部材１１は上側の
平面８、後機面３２、および側端面を有するものである
。

櫛状のガード部材２３は台部材１１の前縁に沿っており
、刃の角隅部に触れることを防ぐため台部材の両端には
隆起した部分２２が設けられている。台部材１１の前縁
には該前緑に垂直なリブ３３が台部材の全長に亘り多数
平行に並んで形成されている。両端のリブ３２ａは中間
のリブ３３より断面が大きく、構造的な一体性と剛性と
をカートリッジに与える。台部材１１の両端のリプ３２
ａは先端に上述の隆起部分２２が一体的に形成されてい
る。又、リブ２８，２９もリブ３３より断面が大〈、ヘ
ッド部材２０のピン２１を薮入するための孔２４，２５
を有する。孔２４は円形断面を有し、後端面３２から、
前緑より後方の或位置まで延在している。

孔２４は拡大した空間２６に閉口し、該空間から先では
リブ２８はふたまたとなってリブ３３と同じ断面寸法の
２本のリブを形成している。枢軸ピン２１の片方を孔２
４に鉄入するとその拡大した頭部が空間２６に入り、そ
の時ピン２１は孔２４中で自由に回転し得るように寸法
を定められている。ピン２１の拡大した頭部はピンが孔
２４から抜けるのを防止する。空間２７に閉口する孔２
５および空間２７は孔２４および空間２６と大体同じで
あるが、孔２５の断面は楕円形である。楕円形としたの
は、台部村ｉｌが榛んだ時にピン２１が孔２５の中で横
方向に移動し得るためである。もし台部材１１が或る形
状に合致するように孫むと「孔２４および２５のそれぞ
れの軸線の間の円弧状の部分の円周方向の長さは増減す
るから、この長さの増減を補償するためにピン２１が孔
２５中で横方向に移動し得ることが必要となる。台部村
１１はウェブの厚さを約０．０１４〜０．０１６インチ
（０．３６〜０．４肋）とするのが、所要の可榛性を備
えるために好ましい。

しかし、この厚さは０．０１０〜０．０３０インチ（０
．２５〜０。７６柵）の範囲内で選ぶことができ、その
範囲内であれば性能はあまり劣ることはない。

櫛状ガード２３の歯幅はピッチの約５０％、即ち歯の片
側の面から隣りの歯の同じ側の面までの距離の１／２で
あるのが好ましいが、この寸法も、性能にあまり影響す
ることなくピッチの２５〜７５％の範囲内で変えること
ができる。ピッチ自体は０。１２４〜０．１２６インチ
（３．１５〜３．２肋）とするのが好ましいが、本発明
の実施上、０．０９０〜０．２００インチ（２．３〜５
．１棚）の範囲で変えることができる。

カートリッジ１０の望ましい操み又は曲げを得るために
は、枢軸ピン２１および孔２４，２５の間隔は台部材１
１の横方向長さの約５０％に等しくすることができる。
代表的なカートリッジ１０の殻晴斗では、この距離は、
種々変えることができるが、例えば横方向の長さが１．
６インチ（４０．６肋）のカートリッジでは「孔２４，
２５の中心間距離は約０．９７６インチ（２４．８欄）
とすることができる。ピン２１の中心間距離を小さくす
ると凸状に嫌ませるのに必要な力が小さくなり、ピン２
１の中心間距離を大きくすると凹状に操ませるのに必要
な力が小さくなる。凹状の凝みを生じるのに必要な力を
最小限にするためピン２１を両端のリブ３２ａに鉄入す
るのが有利な場合もあることがわかった。榛みに要する
力との関係で、孔２４，２５の入口のまわりに隆起部３
４，３５を設ける。この隆起部はカートリッジ台部材の
後端面３２と柄２０の端面３６との接触面積を最小限と
するものでである。なお、カートリッジ１０の曲げは、
種々の枢動リンク構造、例えば回転カム、可嬢性の材料
等にもっても得られる。台部材１ １は可榛Ｉ性プラス
チック例えば「 ポリビニールクロライド、ポリエチレ
ン、エイレンビニールアセテート、シリコン、ウレタン
、熱可塑性ゴム等で射出成形するのが好ましい。現在市
場にある幾つかの製品「例えば、フマィヤストーンのＦ
ＰＣ−１３７６「 ユニロイヤルのＴＰＲ一ｉ６０加Ｅ
「 ＢＦ．グツトリツチの斑７班およびデュポンのアラ
トン３１７業等‘ま上述の重合体を含有する適当な成形
材料の代表的なものである。機能的に云えば、適当な材
料というのは大量生産の成形技術に適応し得る、所要の
可蟻性と堅さを有する重合体である。材料の可榛性は構
造上の設計と相まって本発明の要求を満足させるのに必
要な順応性を与えることができる。粘着剤片１２，１４
，１６，１８はカートリッジの各部材を互に接着するた
めのものである。

適当な粘着剤はアクリル類、ゴム類、シリコン類その他
種々の合成材料である。現在入手できる粘着剤で適当で
あることがわかったものの例としては、ミネソタ・マイ
ニング・アンド・マヌフアクチュアリングの４１ふ４磯
アクリル、ＮＰＥ９０１合成ゴム、およびデニソンのシ
リコンゴムがある。粘着剤を用いることにより、カート
リッジ１０を榛ませた際に各構成部材が相対的に動くこ
とができ、従って曲げに必要な力が減じ皮膚の形状に良
くなじむことができる。このように粘着した積層構造を
採用することに‐より、形状の歪曲を最小限にして力−
トリツジ１０を曲げることができ、しかも力を除去する
と各構成部材は平常の位置へ復帰することができるので
ある。代表的なカートリッジ組立体はキャップ１９の上
面の平常の平面に対し中央で１．２７職（０．０５０イ
ンチ）の榛みを生じるのに要する力は９．１グラムであ
る。粘着剤片の厚さは約０．０５山舷（０．００２イン
チ）であるのが好ましいが、製品の性能に思い影響を与
えない範囲でかなり種々の厚さを採用することができる
。台部材！１の上面８に粘着剤片１２を載せた後、前縁
に鋭利な刃緑を有する刃１３を台部材１１の前縁の後方
に位贋するように粘着剤片１２の上に重ねる。刃１３に
は長さ方向に多数の孔５が並んで設けられているが、こ
の孔は刃縁研磨工程で用いるとともに刃１３の可操性を
増すのに役立つものである。刃１３の可操性を調整する
ために孔の寸法と位置とを変えることができる。次に、
粘着剤片１４を、刃１３の上面に、後縁を合わせて重ね
る。

第１図の２枚刃の構造のものではトやはり刃１３の後縁
に合わせたスべ−サー部村１５を粘着剤片１４の上に重
ねる。スべ−サ一部材１５は２枚の刃の間隔を所要寸法
に保つものであり、普通約０．０１５〜０．０２０イン
チ（０．総〜０．５伍凧）の厚さで可操材料で作ったも
のである。スベーサー１５の上に粘着剤片１６、刃１７
および粘着剤を全て後縁を合わせて重ねる。刃１７は刃
１３と同機に、長手方向に並ぶ孔２６を有し、その可榛
性を増している。刃１７の幅は刃１３より小さく、刃１
７の刃縁が刃１３の刃縁より後方に位置し、２枚刃に望
ましい寸法関係を備えている。刃１３，１７は、刃の製
造に普通用いられるステンレス鋼で作った約０．００１
５インチ（０．０斑柵）の厚さのものであるのが好まし
い。厚さは０．００１〜０．０１０インチ（０．０２５
〜０．２５４肋）の範囲で種々のものを用いることはで
きるが、同じ最も望ましい効果が得られるわけではない
。組立体１０の最後の部材はキャップ１９であり、これ
は上側の刃１７に粘着剤片１８で接着しキャップの前緑
２９が特上げられないようにする。

キャップ１９の両端板３１のフランジ３川ま組立体１０
の両端を覆う。この完成した組立体を見ると、各部材が
ずれ動くことが可能なように粘着した２枚刃カートリッ
ジは刃１３，１７の平面に平行でその刃縁に垂直な滋線
を中心として孫み得ることが明白である。同じ機能上の
要求に合致する１枚刃の構造を第３図に示す。

１枚刃のカートリッジ４０は一体的にガード２３と端部
の突起２２とを形成した台部材１ １を有する。

粘着剤片１２を平らな表面８の上に載せ、更に刃１３、
粘着剤片１４、およびキャップ１９を順に重ねて接着す
る。１枚刃のカートリツジ４０はカートリッジ１０と同
じ可榛性を示し、身体の形状に順応、する能力を備えし
かも一定の寸法関係を維持する刃組立体を作っている。

第４図を見ると、カートリッジ４０の構造に用いられる
１枚刃の寸法関係が図式的に示されてい‐ る。刃１３
の先端と櫛形のガード２３の接線の接点との間の距離Ｓ
は約０．０３０〜０．０８０インチ（０．７６〜２．仇
舷）の間で選択できる。接線の角度Ｑは約１５〜４０ｏ
の範囲で選ぶ。刃の突出寸法Ｅは一０．０１０〜十０．
００６インチ（一０．２５〜十０．１５側）の範囲で選
択できる。同じ寸法関係を第１図の構造の２枚刃カート
リッジ１０‘こも考えることができる。

即ち、第１の刃１３の寸法関係は、第２刃１７をキャッ
プフランジ２９と均等な部分と考えれば、カートリッジ
４０の刃１３と同じ範囲内である。換言すればそり角の
平面は、キャップフランジ２９とガード２３とに接する
平面に代り刃１７の刃縁とガード２３とに接する平面と
定義できる。同様に、ガード２３の接線の代りに刃１３
の刃縁を用いることにより同様な構造を第２の刃１７に
も適用することができる。上述の約束に基く好ましい１
実施例で−は、刃１３と刃１７とは略同じ寸法関係が選
ばれており、間隔Ｓは０．０３０〜０．０８０インチ（
０．７６〜２．０肋）、接線の角度Ｑは１５〜４００突
出寸法Ｅは−０．０１０〜十０．００６インチ（一０．
２５〜十０．１５肋）であるが、第２刃の角度は第１の
刃の角度より小さく選択する。刃１３又は刃１７の厚さ
を変えると、カートリッジの他の構成要素の位置、寸法
を変え、同一又は別の所望の寸法関係を得るようにしな
ければならない。比較的一定に維持されるのはこれらの
寸法関係であるが、本発明のカートリッジは凸にも凹に
も種々の曲率半径にわたって榛ませることができる。２
枚刃、１枚刃いづれのカートリッジの好ましい実施例も
約２０〜２４０の接線角Ｑ、一０．００４〜十０．００
２インチ（一０．１０〜十０．０５脚）の突出寸法Ｅ、
０．０４５〜０．０７０インチ（１．１４〜１．７８脚
）の距離Ｓを有するものである。

第５図および第６図は、本発明により作ったカートリッ
ジの榛みの状態を図式的に示す図である。第５図では、
簡単化した平坦な直方体として示すカートリッジ５０は
、凹状のひげそり面に順応している。カートリッジ５０
は枢軸点５１，５２を含む平面から中央部分が凸に榛み
全体の面か鞠線５３を中心に所定の曲率半径で曲る。第
６図では、同じカートリッジ５０が、ひげそり面の凸面
に順応するように曲率中心軸線５４を中心とする凹面を
なしている。図からわかるように、枢軸ピン５１，５２
を含む平面の上方にカートリッジ５０の中心部が操み、
カートリッジ５０の両端は上記平面下方に榛んでいる。
カートリッジの枢軸ピン５１，５２の外側に延在する部
分は両枢軸ピンの間の部分とは曲率半径が異る場合があ
ることに注目すべきである。又、波うっているひげそり
面に順応するように複数の異つた曲率半径を有すること
もできる。第７図は本発明の別の実施例を示す。

この実施例では、刃を除く刃組立体全体が単一の一体の
部品として成形されている。即ち、台部分６１、ガード
６２、およびキャップ６３が可犠牲の重合体材料で一体
に成形されている。この構造は薄い可孫性のウェプ６７
で一連のリブを連結している。カートリッジ６０の各々
のリブには上下位置にそれぞれスロット６５とスロット
６６とが成形されており、このスロットに第２刃と第１
刃とをそれぞれ挿入する。刃はスロット内に移動可能に
ピン止めするか粘着して可榛性を有するようにし、上述
のかみそりの寸法関係に合致するようにする。刃スロッ
トの片方を除去しそれだけカートリッジの高さを減じれ
ば、上記購成を１枚刃のものに利用することができる。
本発明により、最小限の種類の寸法関係のものにより種
々のひげそり面形状に順応し得る可操性かみそり刃組立
体を作ることができる。

本発明のカートリッジは、ユーザーがひげそり中に加え
る種々の位置と力との或る範囲にわたり動的な可榛性を
与えることができる。その結果、刃縁が広い面積の皮膚
に接触することができ、従ってかみそりの性能やそり心
地を害することなくひげそり効率を高めることができる
。本発明は、広い範囲の種々の設計のカートリッジに応
用でき、例えばガード刃のまわりに螺旋状に針金をまき
つけ或いは刃縁に沿って突起を設けることにより刃縁に
直接形成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明により作った２枚刃のカートリッジ柄と
を示す分解斜視図。 第２図は第１図の台部材の裏側から見た斜視図。第３図
は本発明により作った１枚刃の分解斜視図。第４図はひ
げそり角、接線角、および刃の突出量を示す図式的な断
面図。第５図は凹状に榛んだカートリッジを示す図式的
な斜視図。第６図は凸状に榛んだカートリッジを示す図
式的な斜視図。第７図は本発明の今一つの実施例の斜視
図。１０・…・・かみそり刃組立体、１１・…・・台部
村、２３…・・・ガード、１３，１７……刃、１９……
キャップ部材、２０・・…・柄（ヘッド部村）、２１・
・・・・・枢軸ピン、３３……リブ、２４，２５・…・
・孔。 繁′図寮２鰯 第３楓 努チ磯 発ぶ図 第６楓 紫７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ガード付き台部材、刃、キヤツプ部材および柄から
   成るかみそり刃組立体において、上記台部材は、可撓性
   材料で成形され、実質的に平坦な面を有し、前縁に直角
   な方向に配向された多数のリブが前縁に平行な方向に並
   び核リブの前端部がくし状のガード部材を形成し、上記
   刃は可撓性で刃縁が上記ガード部材の前縁に平行に該前
   縁より後方に位置するよう上記台部材の上記面の上に配
   置され、上記キヤツプ部材は可撓性材料で成形され、上
   記刃に対向する実質的に平坦な面を有し、前縁が該刃の
   前縁より後方に位置するよう該刃の上に配置され、上記
   台部材、刃およびキヤツプ部材は、上記刃の平面に平行
   で刃縁に直角な軸線を中心として湾曲し得るよう刃縁に
   平行な方向に互にずれ動き得るように結合され、上記柄
   と上記台部材とは、上記軸線に平行に延在し、かつ、刃
   縁に平行な方向に隔置された１対の枢軸ピンにより、上
   記台部材、刃およびキヤツプ部材を上記軸線を中心とし
   て湾曲し得るように連結されていることを特徴とするか
   みそり刃組立体。 ２ 上記台部材、刃、およびキヤツプ部材が粘着剤によ
   り互に結合されている特許請求の範囲第１項のかみそり
   刃組立体。 ３ 上記１対の枢軸ピンは上記柄に固設され、片方の枢
   軸ピンは上記台部材の対応する孔と遊隙なく枢動嵌合し
   、他方の枢軸ピンは上記台部材の対応する孔と上記刃縁
   に平行な方向に遊動可能に枢動嵌合している特許請求の
   範囲第１項のかみそり刃組立体。 ４ 上記台部材とキヤツプ部材とが一体的に成形されて
   いる特許請求の範囲第１項のかみそり刃組立体。 ５ 上記刃がそれぞれ上下関係に配置された１対の刃部
   材から成る特許請求の範囲第１項のかみそり刃組立体。