JPS6112940Y2 - - Google Patents

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JPS6112940Y2
JPS6112940Y2 JP1984064676U JP6467684U JPS6112940Y2 JP S6112940 Y2 JPS6112940 Y2 JP S6112940Y2 JP 1984064676 U JP1984064676 U JP 1984064676U JP 6467684 U JP6467684 U JP 6467684U JP S6112940 Y2 JPS6112940 Y2 JP S6112940Y2
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JP
Japan
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blade
blade cover
cover
razor
locking
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JP1984064676U
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JPS59176464U (ja
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Publication of JPS6112940Y2 publication Critical patent/JPS6112940Y2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B29/00Guards or sheaths or guides for hand cutting tools; Arrangements for guiding hand cutting tools

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)
  • Knives (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はかみそり刃組立体に関する。
安全なかみそりは原則的に三つの部材、即わ
ち、ブレードと、ハンドルに連結した又は連結可
能のガードバー付きシートと、キヤツプと、から
成り立つている。ガードバー付きシート及びキヤ
ツプの機能はブレードを皮膚との接触を制御して
毛を刈るのに適当な位置に保持する事である。一
般に、これらの部材は別々の構成体として製造さ
れ、ハンドルに取り外し自在に又は固定して取付
ける時、ひげそりの間これらの部材が所望の幾何
学的関係を維持するように連結する。
最近では、シート、キヤツプ及びブレードが永
久的に固く結合して、所望のひげそりの幾何学的
関係を維持するようにしたかみそり刃カートリツ
ジ(かみそり刃組立体)が開発されている。この
構成では、かみそり刃カートリツジは完成した一
体の組立体としてハンドルに連結するようになつ
ている。この型式の構成は米国特許第3783510号
明細書に例示されているが、それはキヤツプとシ
ートとに永久的に固く結合したスペーサを間に有
する二枚刃のかみそり刃カートリツジであり、シ
ートは一体的なガードバーとハンドルに取付ける
ための連結部とを有する。
かみそり刃カートリツジの全ての特徴を有し、
ハンドルをシートと一体的に鋳造する等により一
体化したいわゆる使いすてのかみそりも知られて
いる。
かみそり刃組立体や使いすてかみそりは、使用
時を除き、ブレードの刃縁が固くて刃縁を損傷さ
せるもの、或いは皮膚のように柔かくて切られて
しまうものとの接触を防ぐために、何らかの形の
保護カバーを設ける事が望ましい。上記のかみそ
り刃カートリツジの場合は、上記米国特許第
3783510号明細書に記載されているような多数区
画の容器に収納されて販売されてきた。いわゆる
使いすてかみそりの刃も、通常少くともキヤツプ
とかみそりの刃の部分に着脱自在に装着される保
護カバーを備えている。
最近日本で貝安全かみそり株式会社により、商
品番号MC2−200で市販された使いすての安全か
みそりは、ひげそり時に刃縁をさらし、使用しな
い時には刃縁をカバーするように作用する幾つか
の可動部材を備えている。この事は、一体形成し
たシート部材およびハンドルと、一体的なガード
バー部材を含む可動のブレード台に固定したブレ
ードと、シート部材にスナツプ止めされるキヤツ
プとを備える事により可能となる。カム部材がシ
ート部材に回動可能に連結され、カム部材をブレ
ード台に接触するように手動回転させると、ブレ
ード台、ガードバー、およびブレードがキヤツプ
およびシート部材に対し、前後に(出入方向)に
移動する。然しながら、このような機構は元来単
純で安価であるはずの使いすて安全かみそりをや
や複雑にし、値段の高いものにしてしまう。
更に又、ブレードのキヤツプ又はシートとガー
ド部材とに対する所望の幾何学形態が変化するよ
うなかみそり刃組立体を備えるため各種の努力が
なされてきた。ひげそりに最も重要な役割りを演
じる幾何学的パラメータはブレード露出、ブレー
ドタンジエント角、およびスパンである。これら
の用語は次のように定義される。ブレード露出は
刃縁がキヤツプとガードバーに正接した平面から
突出又は引込む垂直距離である。ブレードタンジ
エント角は刃縁とガードバーに正接した平面と刃
縁を二等分する平面との間に形成された角度であ
る。スパンは刃縁とガードバー上の正接点との間
の測定距離である。米国特許第3500539号明細書
に記載された例では横方向に延在するガードバー
がブレード台に可撓性ウエブによつて連結されて
いる。米国特許第4063354号明細書に記載された
他の例では、ガード部材又はキヤツプ部材がひげ
そり力に対応してブレードおよびシート組立体に
対し弾性的に移動可能である。然しながら、これ
らのかみそり刃組立体もやや複雑で、刃縁に保護
カバーを備えるという問題を解決しない。
実用新案出願公告昭54−378号公報には、刃縁
を保護するためのカバーを摺動可能に取りつけた
使い棄て安全かみそりが記載されているが、これ
はカバーが刃縁を覆う前進位置と刃縁を露出する
後退位置との間で自由に摺動するおそれがある。
本考案の目的は、上述の先行技術のかみそり刃
組立体を改良することにある。
本考案は、剛性のシート部材に一枚又は複数の
ブレードが固定され、プラスチツク製の可撓性ブ
レードカバーが上記シート部材に前後方向摺動可
能に連結され、上記ブレードの刃縁を露出する後
退位置と上記ブレードの刃縁を覆う前進位置との
間で上記シート部材に対し相対的に動き得るかみ
そり刃組立体において、上記ブレードカバーは、
上記シート部材の両側に垂下する端フランジを有
し、該端フランジから内側へ突出する保持ラツグ
の上向面が上記シート部材の下向面と前後方向摺
動可能に係合してブレードカバーがシート部材に
連結されるが、上記ブレードカバーの保持ラツグ
が上記上向面の下方に内向きカム面を有するとと
もに、上記シート部材が上記下向面の上方に上記
内向きカム面に対応する外向きカム面を有し、上
記ブレードカバーとシート部材との組立てに際
し、該ブレードカバーとシート部材とを互に上下
方向に押圧した時、上記両カム面のカム作用によ
り上記端フランジが外側へ弾性的に撓むようにな
され、上記ブレードカバーの上記端フランジの内
側面とシート部材の対応する側面とにそれぞれ係
止部材と係止スロツトとが形成され、該係止部材
と係止スロツトとが上記前進位置と後退位置とに
おいて互に弾性係合して上記ブレードカバーを上
記前進位置および後退位置に解放可能に係止する
ようになされたことを特徴とするかみそり刃組立
体を提供する。
本考案のかみそり刃組立体は、ブレードカバー
のシート部材に対する連結をスナツプ式に行うこ
とができるから、組立て工程の自動化に適し、
又、ブレードカバーが前後方向に摺動可能で、か
つ、前進位置および後退位置に確実に係止される
が、構造が簡単で、安価に大量生産すべき使い棄
てかみそりに適している。
本考案のかみそり刃組立体は、かみそり柄に対
し着脱自在とすることもでき、又、かみそり刃組
立体のシート部材と柄とを一体化して使い棄てか
みそりとすることもできる。
以下、図面を参照しつつ、本考案の実施例を説
明する。
第1図には、本考案によるかみそり10の分解
図が示されている。
このかみそりは、プラスチツク製ブレードカバ
ー(キヤツプ)14と、単一のブレード16と、
ガードバー19を一体的に形成したプラスチツク
製シート部材18からなるかみそり刃組立体12
を含んでいる。シート部材18は成型プラスチツ
ク柄20と一体的に形成されている。4本の柱2
2がシート部材18の上方のほぼ平らなブレード
支持面24から突出している。ブレード16中の
孔26を柱22に嵌めこみ、ブレード16を刃縁
28を前側にして正確に位置づける。ブレードの
位置づけと共に、柱22をブレードの上面に衝撃
打により押つぶして広げ、ブレードをシート部材
18の支持面24上に固定する。ブレードカバー
14はシート部材18とスナツプ嵌めにより摺動
結合して、ブレードの刃縁を露出する後退位置と
ブレードの刃縁を覆う前進位置との間の前後方向
移動を行なう。このように、本考案によつて、摺
動可能なブレードカバーのついた比較的簡単な三
つの部材からなるかみそりが与えられる。
シート部材18はかみそりの柄20を横断する
比較的薄い平面的な部材である。ガードバー19
がシート部材18の前縁に沿つて設置され、多数
の支持リブ30によりシート部材18と連結して
いる。ガードバー19はかみそり刃組立体の前側
皮膚接触部材として作用する。シート部材18の
ブレード支持面24はほぼ平らで、シート部材の
長手方向に延在する幾つかのうねと、前後方向に
延長する多数の同様なうねにより形成されてい
る。これらうねの間で、シート部材18は比較的
薄い垂直方向の厚味を有し、それによつて第8図
と第10図に示す材料節約凹所25を形成する。
本考案にとつて、シート部材18の両端にある
ブレードカバー係合及び係止のための構成が重要
である。保持フランジ32がシート部材18の両
端部の後半に沿つて形成されている。保持フラン
ジ32の側面は下方が外方へ突出するよう傾斜し
た外向カム面33を形成する。保持フランジ32
はシート部材18の端面の下方の約半分の所で終
端するように図示されており、それにより下向面
34を形成し、ブレードカバーとの係合を保持す
る。カム面33の傾斜は図示よりゆるやかとし、
フランジをシート部材18の底部に形成し、面3
4をシート部材自身の下面により形成する事も可
能である。
三つの垂直方向に延長するスロツト36,38
及び40がそれぞれシート部材18の両端のガー
ドバー19と保持フランジ32との間に前後方向
に間隔をおいて列をなしている。前方の二つのス
ロツト36,38はブレードカバー14を係止す
るもので、いずれも約0.030インチ(約0.075セン
チ)幅で、シート部材の端部に約0.035インチ
(約0.088センチ)へこんでいる。最後方のスロツ
ト40はブレードカバー14をシート部材に連結
するもので、スロツト36,38より少し広く、
0.040インチ(約0.1センチ)の幅を有するが、シ
ート部材18の端部にスロツト36,38と同じ
深さだけへこんでいる。スロツト40は下方に若
干拡開し、引込みを形成する。スロツト36,3
8及び40はシート部材18の端面の上端から、
端面の約半分のところまで下方へ延在し、スロツ
トの領域のシート部材の端面はスロツト36,3
8及び40の深さだけ内側にへこんでいる。スロ
ツト36,38及び40を形成するランドの下面
34′も後述するようにブレードカバー14に対
する保持係合面を形成する。
第4図から第7図まで示したブレードカバー1
4は概略公知キヤツプの形状をなしているが、シ
ート部材18に摺動係合するのに要求される幾つ
かの変更がなされている。ブレードカバー14の
下面41はほぼ平担で、ブレード12の上面に接
触しているが、ブレードカバーの下面41はその
中に四つのドーム型スロツト42を含み、このス
ロツト42はブレードカバー14の前端近くから
その後端近くまで延長している。スロツト42は
シート部材18上の個々の柱22に並んで位置
し、必要な相互の摺動を可能にするように前後方
向に十分の長さを持つ。
保持ラツグ44がブレードカバー14の両端に
それぞれ形成されて、シート部材18の両端の保
持フランジ32と互いに保持係合する。各保持ラ
ツグ44はブレードカバー14の各端部から片持
式にぶらさがる各端フランジ46の下方内側先端
に位置している。各保持ラツグ44は端フランジ
46の半分か三分の一ぐらい下端に延在し、上向
面48を含んで、シート部材18の下向面34と
相対して接触保持する。各保持ラツグ44は内向
カム面49を含み、このカム面は上方が内側へ突
出するように傾斜して、シート部材18の対応す
る外向きカム面33に相補的なカム接触をなす。
シート部材18の下向面34とブレードカバー1
4の上向面48のそれぞれの高さは、ブレードカ
バーの平担な支承面41がブレード12の上面摺
動係合するように押圧された状態も維持するよう
に選択される。
係止部材50がブレードカバーの端フランジ4
6の内面の前方下端に形成されている。係止部材
50はフランジ46の内面から約0.03インチ(約
0.075センチ)内側に突出し、前後方向にシート
部材18のスロツト36および38の幅より大き
く、スロツト40の幅より少し小さい程度に延在
している上向きのほぼ円弧状係止面51を含んで
いる。係止部材50の係止面51の高さと、シー
ト部材18のスロツト36,38及び40の下端
に隣接して設けられた対応する下面34′は係止
面51がシート部材18のランド下面34′から
係止スロツト36と38に幾らか突出するように
選択される。
一対の停止部材52がブレードカバー14の平
担面41両端から後方に傾斜して下方に突出して
いる。停止部材52の後向停止面はシート部材1
8上の対応する前向停止面53と接し、ブレード
カバー14の相対的な後方への運動を制限する。
停止面53はシート部材18の上面を両端でその
保持フランジ32に沿つて前後方向に除去する事
により形成される。ブレードカバーの端フランジ
46はガードバー19の両端部で後向面55に当
接してブレードカバー14の相対的な前進摺動が
制限される。
係止部材50および保持ラツグ44の真上でブ
レードカバー本体を貫通する孔(参照符号なし)
はブレードカバー14の成型を容易にするための
ものであり、本考案の実施に於て他の機能は持た
ない。これらの孔はいわゆるトツフモールド法が
使われる時に必要である。第11図から第14図
までに示すブレードカバーは、サイドモールド法
で成型されるので、このような成型開口は必要と
されない。
標準の厚さが0.004から0.010インチ(0.01から
0.025センチ)の範囲で好ましくは本実施例では
約0.006と0.010インチ(約0.015と0.025センチ)
の間である在来のブレード12がシート18に柱
22を押しつぶす事により結合される。次にブレ
ードカバー14は、シート部材18に対し係止部
材50を組立用スロツト40と上下方向に整合さ
せて、保持ラツグ44を保持フランジ32に押圧
する。ブレードカバー14が相対的に下方に移動
する時、シート部材のカム面33がブレードカバ
ーのカム面49に作用し、ブレードカバーの片持
式端フランジ46とその保持ラツグ44を弾性で
やや外方に移動させ、シート部材の下向面34に
ブレードカバーの上向面48が達すると、端フラ
ンジ46が突然内側にスナツプし、上面肩48を
下向面34と保持係止関係にする。係止部材50
の上面51は組立てスロツト40の下端付近に位
置する。
ブレードカバー14にシート部材18に相対的
な前進力を与える事により、係止部材50は1つ
のランド34′を越えて係止スロツト38内の第
1係止位置に押圧される。ブレードカバー14に
更に前方に向けた力を与えると、係止部材50は
スロツト38から押出され、次のランド34′を
越えて、係止スロツト36内の係止位置に達す
る。ブレードカバー14の端フランジ46の外面
の一連の垂直方向に延長する鋸歯状突起80によ
つて、使用者がブレードカバーを親指と人差し指
の間でつかみ、それをシート部材18に対し相対
的に前進又は後退摺動させるのを容易としてい
る。
係止スロツト36により表わされる前方係止位
置はブレードカバーを第3図に示すいわゆる前進
位置に置くもので、ブレードカバー14の前方皮
膚接触縁とシート部材18のガードバー19とに
正接する平面59がブレード16の刃縁28の前
方(上方)に位置して、刃縁を被い、保護する。
ブレードカバー14の係止部材50が後方係止
スロツト38に移動すると、第2図に示した正接
面59′はブレード16の刃縁28の後方(下
方)に移り、それにより刃縁を適当なひげそり状
態に置く。代表的には、ブレードカバー14が後
退み位置にある時の刃縁28の露出は、面59′
に直角で刃縁28と交わる線に沿つて測定した距
離で約0.002インチ(約0.005センチ)である。係
止スロツト36と同38との間のピツチはブレー
ドカバー14がその前進位置に移動した時、刃縁
28の十分な保護カバーを確実に行なうのに十分
なものとする。図示の実施例では、係止スロツト
36と同38との間のピツチは約0.055インチ
(約0.138センチ)で、第3図の面59は上記の如
く測定して、刃縁28の前方約0.018インチ(約
0.045センチ)を通過する。
第11図から第17図までは二枚刃かみそりと
共に使用するのに適した本考案の第2実施例を示
している。概念的には、第11〜17図の二枚刃
用実施例は第1〜10図の一枚刃用実施例と同じ
であるが、第2ブレードとスペーサがある事によ
り、ブレードカバーとシート部材とに幾つかの多
少の変更が存在する。下側ブレードと上側ブレー
ドとの間にスペーサを使用する二枚刃のかみそり
刃組立体は公知であり、本考案はこのブレード構
成を変えるものでないので、第二ブレードもスペ
ーサも図示されていない。スペーサと第二ブレー
ドとがあるという事はかみそり刃組立体の剛性を
増大する事になり、従つて一枚刃用実施例に要求
されるよりも薄いブレードを使用する事が可能に
なる。代表的な上側ブレードと下側ブレードは各
約0.004インチ(約0.01センチ)の厚さである。
二枚刃用実施例の説明を簡単にするために、第1
1〜17図の部品で、第1〜10図の実施例中と
全く同種の部品については「1」を先頭につけて
同じ符号を付してある。従つて一枚刃用実施例と
異なるこの実施例の部品についてのみ、或いは更
に説明を要する事のみが次に記述される。
先ず、柱122は一枚刃かみそり刃組立体と異
なり、二枚のブレードと一枚のスペーサとを通過
する事を要求されるので、柱22よりも長い事が
理解される。上側ブレード(図示なし)は一般に
下側ブレードより狭く、その刃縁は従来知られて
いる量だけ下側ブレードの刃縁から後退してい
る。第15図及び第16図に於て、シート部材1
18の各端部には、三つの垂直方向に延長するス
ロツトの代りに、本実施例は二つのスロツトのみ
を備えている。後側スロツト138は前の実施例
の係止スロツト38と同様にブレードカバー11
4の後退位置を形成するものである。然しなが
ら、別の組立用スロツト40と前側係止スロツト
36とを備える代りに、本実施例のシート部材1
18は二つの機能を一つの前側スロツト139に
合体させている。この前側スロツト139は上方
に若干拡開して、組立用スロツトとして所望のテ
ーパを有している。一方、スロツト139の下端
の幅は後方係止スロツト138の幅とほぼ同じ
で、前方係止スロツトとして効果的に作用する。
代表的にはこの係止スロツトの幅は約0.03インチ
(約0.075センチ)で、一方係止部材150の対応
する幅は少し大きく、例えば0.035又は0.040イン
チ(0.0875又は0.101)センチである。然しなが
ら、係止部材150の幅が大きいにもかかわら
ず、係止部材150とスロツト139の壁には十
分な弾性があり、又組立中係止部材150は十分
な外方可撓性があるので、スロツト139を通じ
て係止部材150を装填することが可能である。
この実施例は上側ブレードが下側ブレードから後
退して構成された一対のブレードを含んでいるの
で、シート部材118に対するブレードカバー1
14の摺動移動範囲が一枚刃用実施例より若干大
きい事が必要である。従つて、係止スロツト13
9と同138との間のピツチは約0.090インチ
(約0.225センチ)である。
第11〜14図に示されるこの実施例のための
ブレードカバー114に関し、一枚刃用実施例と
は幾つかの相違点が注意される。ブレードカバー
114の下面141にあるスロツト142はブレ
ードカバー14のスロツト42とほぼ同じ深さで
ある。スロツト142は長さもスロツト42とほ
ぼ同じである。一枚刃用実施例のものよりもスペ
ーサと上側ブレードの厚みが加わるので、端フラ
ンジ146は端フランジ46より上下方向寸法が
長い。更に、ブレードカバーの面141から垂下
した停止部材152は停止部材52より前方に位
置する。停止部材152はシート部材118の対
応する前向停止面153に係合する後向停止面を
有する。
第11〜17図の二枚刃組立体は一枚刃組立体
とほぼ同じように組立てられる。然しながら係止
部材150は係止スロツト139の上方からシー
ト部材118に組立てられる。従つて、組立て直
後には、ブレードカバー114は正接面(ここで
は図示なし)が下側ブレードの約0.018インチ
(約0.045センチ)前方に離れている前進立置にあ
る。次にブレードカバー114を手動で後方に滑
らせて、係止部材150をスロツト138と係合
させる。この位置で、正接面(図示なし)が上下
両方のブレードの刃縁を充分に露出する。この露
出は代表的に0.0025インチ(0.0062センチ)であ
る。一枚刃用実施例の場合と同様に、保持ラツグ
144と保持フランジ132はそれぞれの保持面
148および134が前進位置と後退位置との間
の摺動領域の全域でブレードカバー114とシー
ト部材118との間に連続的な係合を維持するよ
うに十分な前後方向長さを有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従つて作られた一枚刃かみそ
りの分解斜視図、第2図はブレードカバーが刃縁
を露出する後退位置にあるかみそり刃組立体の横
断面図、第3図はブレードカバーが刃縁を覆う前
進位置にあるかみそり刃組立体の横断面図、第4
図は第1図のかみそり刃組立体のブレードカバー
の正面図、第5図は第4図のブレードカバーの下
面図、第6図は第4図のブレードカバーの6−6
視断面図、第7図は第6図の7−7視拡大断面
図、第8図は第1図のかみそり刃組立体のガード
バー付きシート部材の拡大上面図、第9図は第8
図のシート部材の側面図、第10図は第8図のシ
ート部材の10−10視断面図、第11図は本考
案による二枚刃かみそり刃組立体のブレードカバ
ーの正面図、第12図は第11図のブレードカバ
ーの下面図、第13図は第11図のブレードカバ
ーの13−13視断面図、第14図は第13図の
ブレードカバーの14−14視断面図、第15図
は本考案の二枚刃かみそり組立体に使用するガー
ドバー付きシート部材の上面図、第16図は第1
5図のシート部材の側面図、第17図は第15図
の17−17視断面図である。 12:かみそり刃組立体、14,114:ブレ
ードカバー、16:ブレード、18,118:シ
ート部材、20:柄、28:刃縁、32,13
2:保持フランジ、33,133:外向きカム
面、36,38;139,138:係止スロツ
ト、34,134:下向面、44,144:保持
ラツグ、48,148:上向面、49,149:
内向きカム面、50,150:係止部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 剛性のシート部材に一枚又は複数のブレード
    が固定され、プラスチツク製の可撓性ブレード
    カバーが上記シート部材に前後方向摺動可能に
    連結され、上記ブレードの刃縁を露出する後退
    位置と上記ブレードの刃縁を覆う前進位置との
    間で上記シート部材に対し相対的に動き得るか
    みそり刃組立体において、上記ブレードカバー
    14;114は、上記シート部材18;118
    の両側に垂下する端フランジ46;146を有
    し、該端フランジから内側へ突出する保持ラツ
    グ44;144の上向面48;148が上記シ
    ート部材の下向面34;134と前後方向摺動
    可能に係合してブレードカバーがシート部材に
    連結されるが、上記ブレードカバーの保持ラツ
    グが上記上向面の下方に内向きカム面49;1
    49を有するとともに、上記シート部材が上記
    下向面の上方に上記内向きカム面に対応する外
    向きカム面33;133を有し、上記ブレード
    カバーとシート部材との組立てに際し、該ブレ
    ードカバーとシート部材とを互に上下方向に押
    圧した時、上記両カム面のカム作用により上記
    端フランジが外側へ弾性的に撓むようになさ
    れ、上記ブレードカバーの上記端フランジの内
    側面とシート部材の対応する側面とにそれぞれ
    係止部材50;150と係止スロツト36,3
    8;139,138とが形成され、該係止部材
    と係止スロツトとが上記前進位置と後退位置と
    において互に弾性係合して上記ブレードカバー
    を上記前進位置および後退位置に解放可能に係
    止するようになされたことを特徴とするかみそ
    り刃組立体。 (2) 上記シート部材の下面に柄が一体的に固設さ
    れ、使い棄てかみそりとして用いられるように
    なされた実用新案登録請求の範囲第1項のかみ
    そり刃組立体。
JP1984064676U 1979-12-31 1984-05-01 かみそり刃組立体 Granted JPS59176464U (ja)

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US06/108,747 US4328615A (en) 1979-12-31 1979-12-31 Razor blade assembly with movable cover cap
US108747 1979-12-31

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JPS59176464U JPS59176464U (ja) 1984-11-26
JPS6112940Y2 true JPS6112940Y2 (ja) 1986-04-22

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JP18944580A Pending JPS56116485A (en) 1979-12-31 1980-12-27 Assemblage of razor knife
JP1984064676U Granted JPS59176464U (ja) 1979-12-31 1984-05-01 かみそり刃組立体

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AU (1) AU542024B2 (ja)
BE (1) BE886921A (ja)
BR (1) BR8008607A (ja)
CA (2) CA1158426A (ja)
DE (2) DE8034837U1 (ja)
FR (1) FR2472448B1 (ja)
GB (1) GB2066131B (ja)
NL (1) NL177471C (ja)
SE (1) SE8008949L (ja)

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FR2472448A1 (fr) 1981-07-03
JPS59176464U (ja) 1984-11-26
NL177471B (nl) 1985-05-01
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