JPS60107418A - 開口覆材の自動開閉装置 - Google Patents

開口覆材の自動開閉装置

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Publication number
JPS60107418A
JPS60107418A JP58213007A JP21300783A JPS60107418A JP S60107418 A JPS60107418 A JP S60107418A JP 58213007 A JP58213007 A JP 58213007A JP 21300783 A JP21300783 A JP 21300783A JP S60107418 A JPS60107418 A JP S60107418A
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JP
Japan
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open
closing
motor
switch
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Pending
Application number
JP58213007A
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English (en)
Inventor
Shinji Takemura
竹村 慎司
Tsuneo Hida
飛田 恒雄
Yutaka Matsuzaki
松崎 裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP58213007A priority Critical patent/JPS60107418A/ja
Publication of JPS60107418A publication Critical patent/JPS60107418A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/057Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs
    • B60J7/0573Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs power driven arrangements, e.g. electrical

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、窓、出入口、屋根開口等々の開口を閉じる、
透光板、不透明板、パネルなど(以下開口覆材又はパネ
ルという)を、スイッチ操作に応じて開閉駆動する自動
開閉装置に関し、特に、これに限定する意図ではないが
、自動車のサイドウィンドウやサンルーフの自動開閉装
置に関する。
〔従来技術〕
たとえば自動車のサンルーフにおいては、ドライバのス
イッチ操作に応じて、サンルーフ(ルーフパネル)をチ
ルト開閉あるいはスライド開閉する自動開閉装置が備わ
っている。
従来、車輌用サンルーフの駆動制御装置は、モータ温度
検出用抵抗等でモータ負荷を検出し、これを過負荷参照
値と比較して、過負荷時にモータを自動停止する。負荷
が一定の機構では、このような安全停止は比較的に簡単
に行ない得る。
しかし、上述のサンルーフ等の機構では、サンルーフ開
時にはスライドパネル前端がウェザ−ストリップを離れ
るまで負荷が大きく、離れると小さくなり、また、サン
ルーフ閉時には、リンクを起こしてスライドパネル後端
を持上げ、さらにスライドパネル前端がウエザーストリ
ップに接触してから急激に負荷が大きくなり、さらデフ
レクタアームを備える場合には、それを押下する時点に
負荷が大きくなるなど、正常駆動中にも負荷が大幅に変
動する。
このような負荷変動でも誤作動しないように、3− 特願昭57−131812号の発明では、スライドパネ
ルの作動全行程を負荷変化に対応させて分割し、各々に
過負荷参照値を設けておき、電動駆動機構に連動して電
気信号を発生する信号発生手段を結合してスライドパネ
ルの位置に対応付けられた信号を得て、この信号に基づ
いて前記過負荷参照値を変更し、実際のモータ負荷と比
較している。これによれば、スライドパネルの全行程の
負荷に対応して過負荷参照値を選択できるため、上述し
た負荷の変動に対しても誤動作しない。
ところが、サンルーフ閉時のスライドパネルの全行程中
において、全開直前位置から全開位置までの行程、すな
わち、リンクを起こしてスライドパネル後端を持上げる
時点から、スライドパネル前端がウェザ−ストリップに
接触し、これを圧縮して完全にスライドパネルが閉とな
るまでの行程は、負荷の変化が急激であり、さらにウエ
ザーストリップを圧縮する際には負荷が極めて大きくな
る。
その上、この行程はその距離が小さいため数種の過負荷
参照値を設定することが困難であり、従っ4− てこの全閉直前から全閉までの行程では、極端に増大す
る負荷を障害物等のはさみ込みと誤判断することを防ぐ
ため、過負荷保護装置を停止させるマスク区間としてい
た。
しかし、サンルーフの機構上、全閉直前位置から全開ま
での行程においても、スライドパネル前端部とサンルー
フ開口部前縁部との間に若干の隙間が生じて、該隙間に
障害物が存在した場合スライドパネル全開が妨げられモ
ータに大きな負荷がかかる。このような隙間は、機構上
必要であったり、あるいは、製品の組立誤差等により実
質上客にし得ないものであったり、あるいは、設計では
小間隙であっても、組立時あるいは組立後の寸法ずれ等
により、障害物存在し得るものにもなることがある。
特に、自動復帰形の手動スイッチと自動スイッチを備え
て、手動スイッチが操作(閉)された場合には、操作さ
れている間(閉の間)のみパネルを駆動して、操作が止
まると(開に戻ると)パネルの駆動を停止し、自動スイ
ッチが操作されると、その後スイッチ操作が止まっても
、所定開度(たとえば全開、全閉)までパネルの駆動を
継続するタイプのものでは、意図しないで自動スイッチ
が一度操作状態になるとたとえばパネルが全開まで駆動
されようとして障害物が全閉を妨げるおそれがある。過
負荷検出−パネル駆動停止の機構を備え、それが意図す
る通りに動作して全開が妨げられた時に常にパネルが自
動停止する場合にはそれほど重大なことにはならないが
、異常停止機構を備えなかったり、異常停止機構を備え
てもマスク区間などで異常停止が働らかなかったり、あ
るいは、予想もしない結果になることもあり得ると考え
ると、腕、膝2足、持物などが触れてスイッチがたまた
ま操作状態となっても、所定開度までの自動駆動は行な
わないようにするのが好ましい。
〔発明の目的〕
本発明は、意図しないスイッチ操作による所定開度への
開口覆材の自動駆動を防止することを目的とする。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために本発明においては、開口覆材
を開閉駆動する開閉機構を備える電動駆動機構:開閉機
構の運動に応じた電気信号を発生する信号発生手段;電
気モータを正逆転付勢するモータドライバ;開口覆材の
開、閉を指示する開。
閉指示スイッチ手段および所定開度までの自動駆動継続
を指示する自動指示スイッチ手段;ならびに、開、閉指
示スイッチ手段および自動指示スイッチ手段の操作なら
びに開口覆材の位置に応じて電気モータの正、逆転およ
び停止をモータドライバに指示し、開、閉指示スイッチ
手段のみが操作されたときは操作されている間のみの電
気モータの付勢をモータドライバに指示し、少なくとも
閉指示スイッチ手段と自動指示スイッチ手段が共に操作
されたとにには開口覆材が設定開度になるまで電気モー
タの開口覆材閉付勢をモータドライバに指示する開閉制
御手段;を備える。
これによれば、開、閉指示スイッチ手段の内少なくとも
閉指示スイッチ手段については、その操作と自動指示ス
イッチ手段の操作とが共に存在し7− なければ、所定開度(たとえば全開)への自動閉駆動が
行なわれない。したがって、過失によるスイッチ操作で
自動閉駆動が開始されるという可能性がほとんどなくな
り、その全安全性が高くなる。
本発明の好ましい実施例では更に開閉機構の負荷を検出
する手段、過負荷参照値を設定する参照値設定手段およ
び開閉機構の負荷を参照値と比較して過負荷を検出する
手段を備え:電動駆動機構は、電気モータおよび該電気
モータの正逆転に応じて開口覆材をチルト開閉駆動およ
びスライド開閉駆動する開閉機構を備えるものとし、つ
まり、サンルーフパネルを一個の電気モータでスライド
開閉およびチルト開、閉するものとし;信号発生手段は
、電動駆動機構に結合され電気モータの回転に連動して
回転し、円周面にスイッチ作動用の凹凸を2段に形成し
た円板状のスイッチ作動カム、および、スイッチ作動用
の凹凸の一方に対向して配置され該凹凸により開、閉駆
動される第1のスイッチおよび他方の凹凸に対向して配
置され該凹凸により開、閉駆動される第2のスイン−8
= チでなり、これらのスイッチの開、閉信号で4区分の開
、閉モードを示すものとし;かっ、開閉制御手段は、過
負荷を検出したときにはモータ停止をモータドライバに
指示し;開口覆材の閉駆動時に第1および第2のスイッ
チの発生信号で示されるモードが開とは異なるモードを
示すものから開を示すものに変ったときに電気モータの
一時停止をモータドライバに指示するものとする。
これによれば、過負荷のときには開口覆材の駆動が自動
的に停止される。また、開口覆材の閉駆動時に、開度が
所定開度になると開口覆材が一時停止し、それからまた
閉駆動される。この一時停止により乗員、特に開口覆材
の近くの者の注意が開口覆材に向けられ、誤まって障害
物でスライドパネル全閉が妨害される確率が小さくなる
し、それまでに全閉を妨害する位置にあったものを一時
停止時に安全位置に避けることができる。
またこの実施例ではスライド開閉、チルト開閉の両者を
行なうので、概略でスライド開、スライド閉、チルト閉
およびチルト開の4状態があるが、比較的に薄形のスイ
ッチ作動カムでコンパクトに開、閉検器装置を構成し得
る。以下に説明する実施例では、4状態をスライド全開
−全開直前位置の区間を表わす状態(モードI)、全閉
直前位置−全閉の区間を表わす状態(モード■)、全閉
−チルトダウン完了の区間を表わす状態(モード■)お
よびチルトダウン完了−チル]〜アップ完了の区間を表
わす状態(モード■)に割り出てでいる。
これに加えて本発明では、スライド全開前所定間度を検
出する必要があるので、モードIの区間にも、モード■
とは区別できる状態信号をスイッチが発生するようにカ
ムの凹凸を形成し、この状態信号はモード■〜■のいず
れかと同じになるので、開閉制御手段で、パネル閉時に
該状態信号の切換わりを検出して全門前所定開度を検出
する。これにより、2段のスイッチ操作用凹凸のみを備
える薄形のスイッチ作動カムを用いて、スライド開閉お
よびチルト開閉と4モードの制御をし得るのに加えて、
更にもう1つのモードの制御(スライド閉時の所定開度
での一時停止)が可能となった。
本発明の他の目的ならびに特徴は以下に図面を参照して
説明する実施例より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に、本発明の一実施例の、電動駆動機構の概要を
示す。
この実施例は、自動車のルーフ21の開口22を開閉す
るルーフパネル23を駆動制御するものである。自動車
のルーフ21には、開口22が形成され、この間口22
が、ルーフパネル23によリスライ1ぐ開閉およびチル
ト開閉される。
パネル23は、駆動ケーブル24.25により作動させ
る。サンルーフパネル23は開口22の両側部(第1図
では片側のみ示す)に夫々前されたブラケットに固定さ
れている。
第2図に示すように、ブラケット26の前縁側には、自
動車前方に向って降下する長穴27が設けられ、フロン
トガイド28のピン28aがこの長穴27aに係合して
いる。
フロン1〜シユー29がフロントガイド28の下部に取
付けらでおり、更に、フロントガイド28に11− は回転自在にフロントリング30の一端が軸31で枢着
され、このフロントリング30の他端は、ブラケット2
゛6に、軸32で枢着されている。
第4図に示すように、ブラケット26の後縁側には、係
合ピン38が配置されていると共に、プレート33が係
止ピン34.35をもって固定されている。
このプレー1−33にはガイドスロット36が形成され
ており、このスロット36には、自動車前方側に設けら
れた水平部と、水平部の後端から自動車後方に向って上
昇する傾斜部がある。又、プレート33の前端には、チ
ルトピン37が植設されている。
リンク39は、前端にローラピン40を、後端にリヤシ
ュー41を、回転自在に枢着されていると共に、上端に
チルトピン37と係合可能なガイドロッド36の前端部
を中心とする円弧状に形成された切欠溝42とガイドピ
ン43を有する。
ガイドピン43はガイドスロット36に係合案内されて
いる。
12− 駆動ケーブル24..25の端末部は、第5図の如く、
リヤシュー41に連結されている。よって、駆動ケーブ
ル24.25の進退は、リヤシュー41、ガイドリンク
39.ガイドリンク39のガイドピン43.および、ガ
イドピン43が係合されたガイドスロット36を介して
、ブラケット26に、更にはフロントガイド28に伝達
される。
第4図および第5図に示すように、フロントシュー29
およびリヤシュー41は、ルーフ開口22の両側に配設
されたガイドレール44に係合案内されている。又、ガ
イドレール44の車室内側のレール溝44aにローラピ
ン40の足部40aが係合案内されている。
一方、ガイドレール44の車室外レール溝44bには、
係合ピン38の間部38aが係合案内されている。
更に、ガイドレール44内には、第4図および第6図に
示すように、ブロック45が固定配置され、その車室内
側には、ガイドリンク39に設けられたローラピン40
の頭部40bを案内する傾斜溝46が、車室外側にはブ
ラケッ1〜26に固設された係合ピン38の頭部38b
を案内する傾斜溝47が形成されている。又、ブロック
45が配置されている箇所には、ガイドレール44のフ
ランジ部48.49に切欠が形成されている。よって、
係合ピン38並びにローラピン40は、ガイドリンク3
9の前進と共に、夫々傾斜溝46゜47に案内され上昇
しガイドレール44のレール溝44 b或いは44aか
ら順次離脱できる。
又、ブロック45の上端には、短形状の開口50aを有
するフランジ50及び50bが形成されている(第4図
)。この間口50aには、フロントガイド28に一端が
固定された板バネ51の他端側に配設されたストッパ5
2が、パネル23の閉時及びチルト開時係合される。こ
れにより。
フロントガイド28の自動車前方への移動が停止される
。なお、可動パネル23がスライド開の時、前記板バネ
51は先端51aがブラケット26の下端26aにより
押え付けられており、ガイドレール44内をスライド可
能とされている。よって、係合ピン38がブロック45
の傾斜溝47を上昇することにより、ブラケッ1−26
の下端26aにより押えられてい丸板バネ51は上動し
、ブロック45の開口50aと係合する(第4図参照)
又、フロントガイド28には、アーム52が配され、そ
の後端には雨樋53が連結されている。
よって雨樋53は、常時、ルーフパネル23と共にスラ
イドすることとなり、パネル23の後縁からの雨滴を完
全に捕捉できる(第1図、第4図および第7図参照)。
以上に説明した機構の動作を説明すると、通常、パネル
23は第5図に示す如く開口22を閉じている。駆動ケ
ーブル25を作動させ、リヤシュー41を自動車後方(
第5図で右方)に移動させると、ガイドリンク39も後
退する。ガイドピン43は、プレート33のガイドスロ
ット36の水平部から傾斜部に係合案内され、プレート
33、即ちブラケット26を介してパネル23は後方に
引張られると共に、その後縁が下方に付勢される。
従って、ブラケット26に固定された係合ピン15− 38がブロック45の傾斜溝47に沿って降下し、可動
パネル23が後方に移動しながら降下する(第7図およ
び第8図)。
この時、全開では第2図および第5図に示すように、ピ
ン31がピン32によりもやや下方に下っているが、降
下につれてフロントリンク30が、第3図および第8図
に示すように水平となり、よって、自動車のルーフ21
の後方下部に収容可能となり、開口22はパネル23の
スライドにより、開く。
一方、第5図に示す位置(全閉)から、駆動ケーブル2
5を駆動してリヤシュー41を前方に移動させると、ガ
イドリンク39の前端に配されたガイドピン40bがブ
ロック45の傾斜溝46に沿って上昇し、ガイドリンク
39が前進しながら回転上昇する(第9図参照)。これ
により、ガイドリンク39の切欠溝42がプレート33
に植設されたチルトピン37と係合する。更にリヤシュ
ー41が前進すると、ガイドリンク39は前進しながら
回転上昇し、パネル23の後縁を回転上昇16− して起立させ、開口22を開口させる(第10図参照)
しかも、パネル23の作動は全てブラケット26を介し
て伝えられるものであるから、自動車のルーフ21にパ
ネル23を組付後、ブラケット26を第5図の全開位置
の状態で開口22にパネル23を、そのウェザ−ストリ
ップをたわませて嵌合させブラケット26に組付固定さ
れている。
以上のように、全開状態(第5図および第11b図)よ
りシュー45を車後方側(図面で右側)にスライドさせ
ると、パネル23が降下しつつスライドして開き(第1
1c図)、更にスライドして全開(第1id図)となる
。パネル23がスライド全開の状態から、シュー45を
車前方(図面で左方)に駆動すると、第11c図に示す
状態を経て第11b図に示す状態になってパネル23が
開口22を閉じると共に、その前端縁のウェザ−ストリ
ップが開口22を閉じる。この全開状態から更にシュー
45を車前方(図面で左方)に駆動すると、パネル23
の後端が立上ってチルト開となる(第9図、第10図お
よび第11. a図)。すなわち、チルト全開(第10
図および第11、 a図)よりシュー45を車後方(図
面で右方)に駆動すると、パネル23はまずチルト閉と
なって開口22を完全に閉じ(全閉:第11b図)次に
スライド開となってその後スライド全開(第]、 l 
d図)となる。逆に、スライド全開よりシュー45を車
前方に駆動すると、パネル23が全閉となり、更にはパ
ネル23の後端が起立してチルト全開となる。
このように、シュー45を単にスライド後退およびスラ
イド前進させることにより、パネル23はチルト全開−
チル1一部分開−全閉−スライド部分開−スライド全開
と状態を変え、又、その逆に、スライド全開−スライド
部分間−全閉−チルト部分開−チル1−全開と状態を変
える。
車両側部のシュー(45)のそれぞれを駆動するケーブ
ル24および25は、減速機9およびモータ11を主体
とするケーブル駆動機構に結合されており、モータ11
の正、逆転付勢に応じて、方向に往、復駆動される。
第12a図にケーブル駆動機構の平面図を、第12b図
に断面図を示す。
減速機9は、モータ11の回転軸に固着されたウオーム
141.ウオーム141に噛み合い、かつ回転軸15に
枢着されたウオームホイール歯車142、歯車142に
皿バネ161を含む摩擦クラッチ162を介して結合さ
れ回転軸15に固着された歯車143.歯車143に噛
み合い回転軸18に固着された歯車146、および、回
転軸18に固着され歯付ケーブル24.25に噛み合う
歯車10等でギヤ列を構成している。
回転軸15の先端部には、第13図に示すように、偏心
した円周面19aをもつ偏心軸受け19が嵌着されてお
り、この円周面19a部にカム20が枢着されている。
偏心軸受け19には遊星歯車201が枢着されている。
遊星歯車201はハウジング内歯210と噛み合ってお
り、又、この遊星歯車201にはピン202が形成され
ている。また回転軸19− 15の最先端部にカム20が枢着されている。カム20
には貫通溝が形成されており、この溝にピン202が係
合している。
これにより、回転軸15の回転に伴って軸受け19が回
転し遊星歯車201がハウジング内歯210に噛み合っ
て差動的に回転し、ピン202が動き、このピン202
で押されてカム20が回転する。
カム20の周面には、上段に1個の溝20bが、下段に
2個の溝20a、20cが形成されており。
リミットスイッチ200bが周面の上段に、リミットス
イッチ200aが周面の下段にそれぞれ対向して配置さ
れている。この実施例では、パネル23の状態を概略で
、スライド開状態(モード■)、スライド全開直前から
全開までのスライド閉状態(モード■)、チルトダウン
完了から全開までのチルト閉状態(モード■)、および
、チルト開状態(モード■)の4状態として検出し、各
状態、でパネル開閉制御モードを特定するようにしてい
る。
更に細かくは、開度検出用のスイッチが200aと20
0bの2個であって、それらの開、閉の組合せでは20
− 概略で4状態しか表わされないが、カム、20の局面の
下段に、溝20aに加えて、溝20cを形成し、この溝
20cにより、パネル23が全閉よりスライド開側に1
0cm程度開いた開度でスイッチ200aを開とするよ
うにしている。スイッチ200aが溝20cで開となる
モード(一時停止指示状態:モードIB)は前述のモー
ドIの区間にある。
第14図に、カム20の回転角度と、リミットスイッチ
200a 、 200bの開、閉状態およびパネル開閉
制御動作モードとの関係を示す。モード■の内の、(I
 B)が一時停止指示モードである。なお、カム20は
、チルトアップ完了状態(第14図の最左端に示す状態
:第11a図に対応)より電気モータ11を正転付勢す
ることにより第14図で反時計方向に回転し、パネル2
3がチルトダウン完了、全開、全開直前位置、全開10
cm前、および全開と駆動されるにつれて第14図に示
すようにリミットスイッチ200aおよび200bを開
、閉駆動する。カム20は、全開状態(第14図の最右
端に示す状態:第1id図に対応)より電気モータ11
を逆転付勢することにより第14図で時計方向に回転し
、パネル23が全開10cm前、全開直前位置、全開、
チル1−ダウン完了、およびチルトアップ完了と駆動さ
れるにつれて第14図に示すようにリミットスイッチ2
00aおよび200bを開、閉駆動する。この実施例で
は、過負荷検出(特に人体の挟み込み)および過負荷時
のモータ停止を行ない、しかも全開の]0cm手前で安
全のために一時停止するのは、モードIでしかもパネル
23を全開側から全開に向けてスライド駆動するときで
ある。
再度第12a図および第12b図を参照する。
ケーブル24又は25がある程度以上の力で停止拘束さ
れると、摩擦クラッチ16□がすべりを生じ、モータ1
1により歯車142は回転駆動されるが、軸15および
その軸に固着された歯車143は回転しない。すなわち
、クラッチ162は1つの機械的な安全機構として備え
られている。
第15図に、モータ11の正、逆転駆動付勢および付勢
制御を行なう電気回路を示す。
第15図を参照すると、モータ11の一端はモータドラ
イバ230のリレー接片231を介して電源電圧+12
v又はシャシ−アースに接続され、他端は負荷検出用の
抵抗240およびリレー接片232を介して電源電圧+
12v又はシャシ−アースに接続される。この接続を行
なうリレー接片231および232は、それぞれリレー
コイル233および234で駆動される。本実施例では
抵抗240が負荷を検出する手段として用いられている
又、リレーコイル233および234はそれぞれリレー
駆動回路250の駆動1−ランジスタ251および25
2に接続されている。このリレー駆動回路250には、
後述する電気制御装置1o。
のマイクロプロセッサ110の出力ボード0゜および0
7が接続されている。
トランジスタ251がオンとされると、リレーコイル2
33が通電されてリレー接片231がシャーシアース側
に切換接触し、電源電圧+12v−接片232−抵抗2
40−モータ11−接片231−シャーシアースの経路
で電流が流れ、モー23= 一タ11が正転し、サンルーフパネル23が開く。
トランジスタ252がオンとされると、リレーコイル2
34が通電されて、リレー接片232がアース側に切換
接触し、電源電圧+12v−接片231−モータ11−
抵抗24〇−接片232の経路で電流が流れて、モータ
11が逆転し、パネル23が閉まる。
定電圧電源回路310は、回路各部に定電圧Vccを与
える。
フィルタ回路260は、モータ負荷検出電圧(抵抗24
0の電圧)の周波数成分の高い変動(高周波分)を除去
するフィルタであり、フィルタ要素(抵抗およびコンデ
ンサ)の他に、電圧Vccより高い入力電圧をV c 
十V r (V rはダイオードの順方向電圧降下)に
、またアース電位より低い入力電圧を−Vrにカットし
て後段の演算増幅器を保護するダイオード261および
262を備える。
増幅回路270は、フィルタ回路260の出力を必要な
レベルまで増幅する。この増幅回路270の出力Vsが
以後負荷検出電圧として取り扱われ一24= る。
加算回路320は、負荷検出電圧に、許容値レベルの電
圧製加算するものである。加算電圧は可変抵抗324で
調整設定される。
遅延回路330は、加算出力に遅延を与える。
加算出力の立上り時と立下り時の感度差を小さくするた
め、立上り時のみ遅延を与え、立下り時には遅延を与え
ないように、コンデンサ332にダイオード333を接
続し、かつ、ダイオード333の順方向電圧降下を補正
するために演算増幅器331でダイオード333を理想
化している。
記憶回路340は、負荷検出電圧Vsと定電圧Vccと
の差Vcc−Vsを抵抗345と346で分圧して記憶
用のコンデンサ341に印加するようにしている。パネ
ル23閉時には、閉駆動の開始から所定時間tsの間ト
ランジスタ343がオフとされ、トランジスタ342が
オンし、コンデンサ341には抵抗345と346でV
cc−Vsを分圧した電圧が印加され、所定時間後はト
ランジスタ343がオンとされトランジスタ342がオ
フし、抵抗349とダイオード348を通して定電圧V
ccがダイオード344のカソードに印加され、ダイオ
ード344は逆バイアスとなりカットオフし、その直前
に抵抗345と346でVcc−Vsを分圧した電圧が
コンデンサ341に保持される。
この実施例では、スライド全開とチルトアップ完了は、
モータ11の負荷電流が過大に増大したことをもって検
出するようにしており、このときの検出参照値を抵抗3
51,352およびトランジスタ350で設定するよう
にしている。モードIで開方向駆動(モータ正転付勢)
のとき、およびモード■でチルトアップ駆動(モータ逆
転付勢)のときには、トランジスタ350がオフとされ
、抵抗351および352を通して、抵抗345と34
6でVcc−Vsを分圧した電圧よりも高い、Vsに対
応した電圧がコンデンサ341に印加される。なお、ト
ランジスタ343および350のオン、オフはマイクロ
プロセッサ110が制御する。
遅延検知レベルチェック回路360は遅延回路330の
遅延出力と記憶回路340の記憶出力とを比較して、低
い方の電圧を出力する。演算増幅器361の反転入力端
には遅延出力が印加され非反転入力端には記憶出力が印
加される。
記憶出力が遅延出力よりも高いときには増幅器361出
力が正であり、それはダイオード362でカットされる
。そこで遅延出力が後段の比較器370に与えられる。
記憶出力が遅延出力よりも低いときには、増幅器361
の出力が負であり、遅延出力がダイオード362を通し
て増幅器361の出力端に流れ、遅延出力は記憶電圧レ
ベルまで低下する。ダイオード362のアノードの電圧
(記憶電圧と遅延電圧の内、低い方)が過負荷参照電圧
Vmdであり、後段の比較器370に印加される。
比較器370は、遅延検知レベルチェック回路360の
出力、すなわち過負荷参照電圧Vmdと検出負荷電圧V
sとを比較し、後者Vsが前者Vmdよりも低いと正常
を表わす低レベル「0」の信号を、後者Vsが前者Vm
dよりも高いと異常を表わす高レベル「1」の信号をマ
イクロプロセッサ110に出力する。
パワーオンリセット回路290は、マイクロブ27− ロセツサ110のリセット端子に接続されて、各回路に
電源が投入されたときにマイクロプロセッサ110をリ
セットする。
マイクロプロセッサ110の入力ポートI22〜I27
にはパネル23の開、閉指示手段としてチルトダウン指
示スイッチSWD、チルトアップ指示スイッチSWU、
手動スライド開指示スイッチSWMO,自動スライド全
開指示スイッチSWO,手動スライド閉指示スイッチS
WMCおよび自動スライド全開指示スイッチswcが接
続されている。これらのスイッチは、押下されてぃ28
− る間のみ閉となっており、押下が解除されると開に戻る
ものである。各スイッチの閉の意味する内容を第1表に
要約した。
なお、入力ポートが低レベルLのときにスイッチ閉と読
取るようになっており、スイッチSWOとSWCは、そ
れぞれスイッチSWMOおよびSWMCを介して機器ア
ース(L)に接続されるようになっているので、スイッ
チSWMOが閉でしかもスイッチSWOが閉のときにの
みスイッチSWoが閉である、と読取り、またスイッチ
SWMCが閉でしかもスイッチSWCが閉のときのみス
イッチSWCが閉である、と読取るようになっている。
402がスライド開、指指示スイッチであり、403が
自動指示スイッチである。
404はチルトアップ、ダウン指示スイッチである。こ
れらのスイッチは、第17図に示すように、サンルーフ
パネル操作盤400に装着されている。
自動指示スイッチ403は、意図せずに人体が触れたり
、物が触れたりしにくいように、そのキートップが小さ
くされ、しかも操作盤400の窪み403に配置されて
いる。第17図において、自動指示スイッチ403を押
下した状態でスライド開、閉指示スイッチ402のSW
MO側を押下すると、SWMO閉がマイクロプロセッサ
110で読み取られる。また403を押下した状態で4
02のSWMC側を押下するとSWMC閉がマイクロプ
ロセッサ110で読取られる。
マイクロプロセッサ110によるこれらのスイッチの開
、閉の読取は、前述のモードによって定められている。
各スイ9チの開、閉読取が行なわれる区間を第14図に
示す。第14図において、特定のスイッチが記入されて
いない区間は、読取りが行なわれないことを意味し、し
たがって、そのスイッチが操作されても、そのスイッチ
に割り当てられたパネル開、閉駆動は行なわれない。
マイクロプロセッサ110の入力ポートI20およびI
21には、それぞれパネル位置検出装置300のリミッ
トスイッチ200aおよび2QObが接続されている。
これらのリミットスイッチ200a 、 200bは共
に常開タイプであり、又、スイッチが閉の場合には、入
力ポートにはLレベル信号が入力され、スイッチが開の
ときにHレベル信号が入力される。
マイクロプロセッサ110の内部ROMには、第16a
図〜第16i図に示す、パネル23のスライド開閉制御
およびチルト開閉制御を行なうプログラムが格納されて
いる。
以下、第16a図〜第16i図に示すフローチャートを
参照して、マイクロプロセッサ110の制御動作を説明
する。
まず第16a図を参照する。電源が投入されると(Sl
)マイクロプロセッサ110は、内部レジスタ、フラグ
、タイマ(プログラムタイマ)等を初期化(時期状態の
内容にセット)し、かつ入出力ポートを初期化(時期状
態の内容にセット:モータ11は停止、入力ポートは読
取可)する。これがステップS2の初期化である。次に
マイクロプロセッサ110は、ステップS3で入力ボー
トI21.I2Qの信号レベル(H又はL)を読み込ん
でモードレジスタ(A、B)にセット(メモ−31= ワ)する。(A、B)は概略でモード(第14図)を示
すデータであり、そのAは入力ポートI21の信号レベ
ルを、Bは入力ポート■2oの信号レベルを意味する。
マイクロプロセッサ110は次にステップS4で、入力
ポートI22〜I27のレベルを読込み、スイッチ読取
レジスタ(有意6ビツト)にセット(メモリ)する。こ
のレジスタの有意6ビツトがすべてHであれば、スイッ
チ(第1表)のいずれも操作されていないことになり、
いずれかがしてあればそれをメモリしたビットに対応す
る入力ボートエ。iに接続されたスイッチが閉であるこ
とになる。
以上のステップS3およびS4で、リミットスイッチ2
00a 、 200bの開、閉で示されるモードデータ
がモードレジスタ[A、B]に、またパネル23開、閉
指示データがスイッチ読取レジスタにセットされたこと
になる。
ここでマイクロプロセッサ110は、モードレジスタ(
A、B)の内容とスイッチ読取レジスタの32− 内容を参照して、 A、モード■でスイッチSWDが閉であると第16b図
に示すチルトダウン制御に、B、モードIV、IIIで
スイッチSWUが閉であると第16c図に示すチルトア
ップ制御に、C,モード■〜IでスイッチSWMOが閉
であると第16d図に示すスライド開制御に、D、モー
ド■〜IでスイッチSWOが閉であると第16e図に示
すスライド全開制御に、E、モードII、Iでスイッチ
SWMCが閉であると第16f図に示すスライド閉制御
に、また、F、モード■、■でスイッチSWCが閉であ
ると第16g図に示すスライド全開制御に、進む。いず
れのスイッチも閉でないとステップ83に戻る。以上が
第16a図のステップ85〜S15である。
第16b図を参照してチルトダウン制御を説明する。こ
のチルトダウン制御に進むとマイクロプロセッサ110
は、まずモータ11の正転付勢をモータドライバのトラ
ンジスタ回路250に指示する(ステップ816)。こ
れは出力ポートO0に■1を、07にLをセットするこ
とにより行なう。
チルトダウンの指示はモード■でのみ読取るようになっ
ているので、モータ11の正転によりパネル23がチル
ト開状態からチル1−ダウン完了へ。
また更に全開に向けて駆動される。そしてチルトダウン
制御の終了は全閉状態(モード■から■への切換わり時
)であるので、その後は、ステップS17でリミットス
イッチ200a 、 200bの開閉状態を読んでモー
ドデータをモードレジスタにセットし、ステップ818
で開、閉指示スイッチ(第1表)の状態を読んでスイッ
チ読取レジスタにセットし、それらのレジスタの内容を
参照し、モード■になっていないと、また他のスイッチ
が閉となっていないと、タイマdt(プログラムタイマ
)をセットしてそれのタイムオーバを待ち、タイムオー
バするとまたステップS17に戻るという動作を繰り返
す。この間、モータ11は正転している。
モード■になると、マイクロプロセッサ110は、ステ
ップS23でモータ11を停止とする指示をトランジス
タ回路250に与え(出力ポートO0と07に共に■]
をセット)、第16a図のステップS3に戻る。
このチル1−ダウン制御により、パネル23がチルト開
状態でスイッチSWDが一時的に閉にされると、パネル
23が全開となるまでモータ11が正転付勢され、パネ
ル23が全開になったときにモータ11が停止する。パ
ネル23が全開になるまでに他のスイッチが閉になると
、これがステップS17で読取られ、ステップS20か
らステップS23に進み、モータ11が停止されてステ
ップS3にマイクロプロセッサ110の制御が進む。
S3で新たに閉とされたスイッチの読取が行なわれるの
で、新たに閉とされたスイッチに対応した制御が行なわ
れる。しかし、モード■では、スイッチSWDの外には
SWUの閉にのみ応答するようにしているので、新たに
閉とされたスイッチがSWUでないと、モータ11は停
止のままとなる。
次に第16c図を参照してチルトアップ制御を説明する
。このチルトアップ制御に進むとマイク35− ロプロセッサ110は、まずモータ11の逆転付勢をモ
ータドライバのトランジスタ回路250に指示する(ス
テップ524)。 これは出力ポートOoにLを、07
にHをセットすることにより行なう。
チルトアップの指示はモード■および■でのみ読取るよ
うになっている。モータ11の逆転によりパネル23が
チルト全開(チルトアップ完了:第11a図)に向けて
駆動される。
そしてチルトアップ制御はモード■でモータ過負荷にな
った時に終了するが、モータ11の起動時に過大な起動
電流が流れて、これを過負荷として検出してしまうとモ
ータ駆動ができないので、マイクロプロセッサ110は
、タイマtsをセットしくステップ525) 、そのタ
イムオーバを待って(ステップ526)、タイムオーバ
するとステップS27でリミットスイッチ200a、2
00bの開、閉状態を読んでモードデータ[A、B]を
セットし、ステップ828で開、閉指示スイッチの読取
入力ポート122〜I27の状態をスイッチ読取レジ3
6− スタにセットする。
tsは起動電流が収まるまでの時間に予裕値を加えた時
間であり、タイムオーバしたときには、モータ11は起
動を終りその電流は低い値に安定している。
マイクロプロセッサ110は次にステップS29で、ス
イッチ読取レジスタの内容から、SWU以外のスイッチ
が閉であるか否かを読み、Yes (SWU以外のスイ
ッチが閉)であると、ステップS30でモータ11停止
を出力セットしステップs3に戻る。
NO(SlilU以外のスイッチが開)であると、モー
ドレジスタ(A、B)の内容がモード■を示すものにな
っているか否かを参照しくステップ532)、モード■
になっていないと、まだチルトアップ完了検出の必要が
ないので、ステップS27に戻り、モータ11の逆転付
勢を継続し、モード読取および開、閉指示スイッチの状
態読取を繰り返す。
モード■になっていると、ステップS33でトランジス
タ350をオフにする信号を出方し次いでオンにする信
号を出力する。これにより、トランジスタ350が一度
オフとなり、記憶回路340のコンデンサ341がオフ
の間に略Vccに充電され、増幅器361の出力がHと
なり、Vmdが高い値となる。+−ランジスタ350を
オンに戻すと、マイクロプロセッサ110は、時間dt
をカラン1−するタイマをセラ1〜しく534)、タイ
ムオーバを待って(S35)、タイムオーバすると比較
器370の出力を参照する(S 37)。
比較器370は、モータ電流(Vs)が参照値Vmdを
越えると過負荷を示すHを出力し、越えていないとLを
出力する。この場合、比較器370が11を出力したと
きに、パネル23はチルトアップ完了となっている。そ
こでマイクロプロセッサ110は、比較器370の出力
がHになっていないとまだチルトアップ完了でないので
、開、閉指示スイッチの状態読取(S37)をしてSW
U以外のスイッチが閉であるか否かを読んで(838)
、SWU以外のスイッチが閉であるとステップS30の
モータ11停止に進み、そうでないとタイマdtのセラ
h(S34)に戻る。以降、タイマdtのタイムオーバ
を待ち(S35)、比較器370の出力参照(83g)
等を行なう。そして比較器370の出力が■]になると
モータ11停止(S 30)に進む。なお、dtは過負
荷検出(チルトアップ完了検出)および開、閉指示スイ
ッチの状態読取のサンプリング周期でもある。
以上のチルトアップ制御により、モード■又は■でチル
トアップ指示スイッチが一時的に閉にされると、モータ
11が逆転付勢され、その後SWU以外のスイッチが閉
とされるか、あるいはパネル23がチルトアップ完了す
るまでモータ11の逆転付勢が継続される。
次に第16d図を参照してスライド開制御を説明する。
スライド開制御に進むと、マイクロプロセッサ110は
、まずモータ11の正転付勢をモータドライバの1〜ラ
ンジスタ回路250に指示する(ステップ539)。 
これは出力ボートO0にHを、07にLをセットするこ
とにより行なう。
スライド開の指示は■〜■でのみ読取るようになっ39
− ている。モータ11の正転によりパネル23がスライド
全開(第1id図)に向けて駆動される。
そしてスライド開制御はモードI (正確にはモードI
c)でモータ過負荷になった時に終了するが、モータ1
1の起動時に過大な起動電流が流れて、これを過負荷と
して検出してしまうとモータ駆動ができないので、マイ
クロプロセッサ110は。
タイマtsをセットしくステップ540)、そのタイム
オーバを待って(ステップ541)、タイムオーバする
とステップS42でリミットスイッチ200a 、 2
00bの開、閉状態を読んでモードデータ[A、B]を
セットし、ステップS43で開、閉指示スイッチの読取
入力ポートI22〜I27の状態をスイッチ読取レジス
タにセットする。
マイクロプロセッサ110は次にステップS44で、ス
イッチ読取レジスタの内容から、SWMOが閉であるか
否かを読み、No (SWMOが開)であると、ステッ
プS45でモータ11停止を出力セラ1−シ、ステップ
S3に戻る。
Yes (SVMOが閉)であると、モードレジスタ4
O− (A、B)の内容がモード■を示すものになっているか
否かを参照しくステップ547)、モードIになってい
ないと、まだスライド全開検出の必要がないので、ステ
ップS42に戻り、モータ11の正転付勢を継続し、モ
ード読取および開。
閉指示スイッチの状態読取を繰り返す。
モード■になっていると、ステップS48でトランジス
タ350をオフにする信号を出力し次いでオンにする信
号を出力セットする。これにより、トランジスタ350
が一時的にオフとなり、記憶回路340のコンデンサ3
41が一時的に略Vccに充電され、増幅器361の出
力がHとなり、Vmdが高い値となる。トランジスタ3
50をオンに戻すと、マイクロプロセッサ110は、時
間dtをカウントするタイマをセットしく549)、タ
イムオーバを待って(S50)、タイムオーバすると比
較器370の出力を参照する(S51)。
比較器370は、モータ電流(Vs)が参照値Vn+d
を越えると過負荷を示すHを出力し、越えていないとL
を出力する。この場合、比較器370がHを出力したと
きに、パネル23はスライド全開(第1.1 d図)と
なっている。そこでマイクロプロセッサ110は、比較
器370の出力がHになっていないとまだスライド全開
でないので、開、閉指示スイッチの状態読取(S52)
をしてSWMOが依然として閉であるか否かを読んで(
353)、SWMOが開であるとステップS45のモー
タ11停止に進み、そうでないとタイマdtのセット(
S49)に戻る。以降、タイマdtのタイムオーバを待
ち(S50)、比較器370の出力参照(S51)等を
行なう。そして比較器370の出力がHになるとモータ
11停止(S45)に進む。
以上のスライド開制御により、モード■〜Iでチスライ
ド開指示スイッチSWM○が閉にされると、それが閉の
間のみモータ11が正転付勢され、SWMOが開に戻る
と、あるいは、SWMOが閉の間にパネル23がスライ
ド全開(第1id図)になるとモータ11が停止する。
次に第16e図を参照してスライド全開制御を説明する
。このスライド全開制御は前述のスライド開制御とほぼ
同様であるが、スライド全開指示スイッチSW○が一時
的に閉となるとパネル23をスライド開とするモータ1
1正転付勢が開始されて、その後は、モードIで過負荷
(全開)が検出されるか、あるいはSWO以外の開、閉
指示スイッチが閉とされるまでモータ11の正転付勢が
継続される点が異なる。第16e図において、第16d
図のステップと対応するステップに、第16d図のステ
ップ記号(たとえば539)に更にAを付加した記号(
たとえばS 39 A)を付した。第16e図のフロー
で1.第16d図のフローと異なっているのは、ステッ
プ54OA、544Aおよび553Aのみである。ステ
ップ544Aおよび553Aで、スイッチSWo以外の
スイッチが閉とされたときにモータ11を停止する分枝
を行なうようにしている。これに対応してステップ40
Aのタイマ設定時間は、t sよりも大きいTtsとし
ている。これは、スイッチSWM○とSWOの同時閉を
条件にこのフローに進み、ドラ43− イバが両スイッチを開に戻すときに、SWMOのみの閉
をマイクロプロセッサ110が読取って、ステップS6
1Aでステップのモータ停止に進むのを防止するためで
ある。すなわち、両スイッチSWM○とSWOの同時ワ
ンタッチ時間がTtsよりも短いと、制御はステップS
41Aに留まっているので、SWMCのみの閉をマイク
ロプロセッサ110が読取ることはなく、スライド全開
制御が継続される。長いタイマ時間Ttsはこのような
意味がある。
したがって、このスライド全開制御により、モード■〜
IでスイッチSW○が一時的に閉とされると、パネル2
3をスライド開とするモータ11正転付勢が開始されて
、その後は、モード■で過負荷(全開)が検出されるか
、あるいはSWO以外の開、閉指示スイッチが閉とされ
るまでモータ11の正転付勢が継続され、ワンタッチス
イッチ操作でスライド全開駆動が開始され、他のスイッ
チが閉とされないと、パネル23がスライド全開になっ
たときにモータエ1が自動的に停止する。
44− 次に、第16f図を参照してスライド閉制御を説明する
パネル23をスライド閉駆動するときに、障害物で全開
が妨げられることがある。このような妨害を防止するた
めに、このスライド閉制御および次に説明するスライド
全開制御においては、モードI(正確にはモードICお
よびモードIA)のスライド閉駆動時に負荷検出をして
過負荷(挟み込み)のときにはパネル23を一時停止さ
せてすぐに少しパネル23を逆に開駆動してパネル23
を完全停止とする安全停止、ならびに、パネル23が全
閉(第11b図)になる前の1.0cn+程度の開度で
パネル23を2秒間一時停止し、それからまたスライド
開を開始する予備停止を行なうようにしている。
スライド閉制御に進むとマイクロプロセッサ110は、
まずモータ11の逆転付勢をモータドライバのトランジ
スタ回路250に指示する(ステップ554)。
これは出力ポートOoにLを、07にHをセットするこ
とにより行なう。
スライド閉の指示はモードIおよび■でのみ読取るよう
になっている。
モータ11の逆転によりパネル23が全開(第11b図
)に向けて駆動される。
そしてスライド閉制御はスイッチSWMCが開になった
とき、モード■から■になったとき、あるいは、定常閉
駆動中に過負荷監視をして過負荷検出時にモータを一度
停止させてすぐに開駆動を所定短時間してからモータを
停止して、終了するが、モータ11の起動時に過大な起
動電流が流れて、これを過負荷として検出してしまうと
モータ駆動ができないので、マイクロプロセッサ110
は、タイマtsをセットしくステップ555)、そのタ
イムオーバを待って(ステップ556)、タイムオーバ
するとステップS57でモードレジスタ(A、B)の内
容を前回モードレジスタ(Ao。
Bo〕にセットし、ステップS58でリミットスイッチ
200a 、 200bの開、閉状態を読んでモードレ
ジスタ(A、B〕に更新セットし、ステップ5597の
状態をスイッチ読取レジスタにセットする。
マイクロプロセッサ110は次にステップS60で、モ
ードレジスタ(A、B)の内容からモード■であるか否
かを参照し、モード■であるとステップS89 (第1
6g図)に進んでモータ11を停止とする。
モード■でないとステップS61でスイッチ読取レジス
タの内容を参照してSWMCが閉であるか否かを読み、
No (SυMCが開)であると、ステップS89のモ
ータ11停止に進む。
’les (開)であると、ステップS62に進んで前
回モードレジスタ(Ao、Bo)の内容を参照する。
前回モードレジスタ(AO,BO)の内容が〔L。
L〕でないと、前回のモードがIB又は■であるので(
次にモードIAに切換わって一時停止の必要があり得る
ので、あるいは次にモード■になってモータ停止の必要
があり得るので、)第16g図のステップS79に進む
前回モードレジスタの内容が(L、L)であると47− (前回モードがIC又はIAであると)、ステップS6
3でモードレジスタ(A、B)の内容を参照して、それ
がCL、L)であるとステップS64で定常過負荷検出
のためにトランジスタ343をオンにし次いでオフに戻
す。トランジスタ343が一時的にオンにされると、ト
ランジスタ342が一時的にオフとなり、記憶回路34
0のコンデンサ341に、Vcc Vsを抵抗345と
346で分圧した電圧が保持される。すなわち、通常ス
ライド閉時の過負荷参照電圧が記憶回路340に設定さ
れる。
次にマイクロプロセッサ110は、タイマdtをセット
しく565)、タイムオーバを待って(866)、タイ
ムオーバすると比較器370の出力を読んで(S67)
それが過負荷を示すHであるとステップS68のモータ
11停止に進み、してあると第16g図に示すステップ
S74に進む。
過負荷でモータ11停止に進むと、マイクロプロセッサ
110は次にタイマtsをセットし48− (S69)、タイムオーバを待って(S70)タイムオ
ーバするとモータ11の正転付勢(スライド開)を出力
セットしく571)、更にタイマatをセットして(S
 72)タイムオーバを待つ(S73)。タイムオーバ
すると第16g図に示すステップ889のモータ11停
止に進み、それから第16a図のステップS3に戻る。
以上の過負荷検出−モータ停止−モータ正転−モータ停
止、の制御により、モードICおよびIAでのスライド
閉駆動時にモータ11が、パネル23を正常にスライド
閉駆動する定常負荷以上の過負荷になると、モータ11
が一度停止されパネル23の動きが停止してから次に所
定時間atの間モータ11が正転付勢されてパネル23
が少し開き、その後にモータ11が停止される。
さて、ステップS69で過負荷を検出せず第16gのス
テップS74に進むと、マイクロプロセッサ110は、
リミットスイッチ200a、200bの開、閉状態を読
んでモードレジスタ(A、B)にセットし、次のステッ
プS75で開、閉指示スイッチの状態を読んでスイッチ
読取レジスタにセラ1〜する。次にステップS76でス
イッチSWMCの開、閉を参照し、それが開であるとス
テップS89のモータ11停止に進む。閉であるとスラ
イド閉がまだ指示されているので、ステップS77でモ
ードレジスタの内容がIB、IIを示すものであるか否
かを参照する。これを示すものでない(つまりモードI
C,IA)と、第16f図のステップS65に戻る。I
B、IIを示すものであるとタイマdtをセットしく5
79)、タイムオーバを待ち(S80)、タイムオーバ
するとステップS81でまたリミットスイッチ200a
、200bの開、閉状態を読んでモードレジスタ[A、
B)にセットし、次のステップS82で開、閉指示スイ
ッチの状態を読んでスイッチ読取レジスタにセットする
。次にステップS83でスイッチSWMCの開、閉を参
照し、それが開であるとステップS89のモータ11停
止に進む。閉であるとスライド閉がまだ指示されている
ので、ステップS84でモードレジスタの内容がIAを
示すものであるか否かを参照する。これを示すものでな
いと、モード■を示すものであるか否かを見て(388
)、モード■であるとステップS89のモータ11停止
に進む。モード■でもないと、モード■又はモードIB
であるので、ステップS79に戻る。
ステップS84でモードがIA (L、L)であると、
ステップS77でモードIBを検出し、今回のS84で
モードIAを検出したことになるので、つまり、パネル
23が全開より10’CT1手前まで進行して来たこと
になるので、ステップS85でモータ11を停止し1次
に2秒タイマをセットしく586)、タイムオーバを待
つ(S87)。タイムオーバするとステップS54に戻
って、またモータ11の逆転付勢をセットする。
以上に説明したスライド閉制御により、例えばパネル2
3が全開(第11d図)状態(モードIC)でSWMC
が閉とされ、その閉が継続されたとすると、閉とされた
ときにモータ11の逆転が開始されパネル23が全開方
向に移動を始め、51− 逆転開始からtsの後に記憶回路340のコンデンサ3
41に、定常スライド閉駆動時のモータ電流対応の過負
荷参照値がセットされ、過負荷検出が開始される。モー
ドIBになると、過負荷検出は行なわれない。モードI
BからモードIAに切換わると、モータ11が停止され
、2秒間の停止の後にまたモータ11の逆転が開始し、
この開始からtsの後にまた記憶回路340のコンデン
サ341に、定常スライド閉駆動時のモータ電流対応の
過負荷参照値がセットされ、過負荷検出が開始される。
モードIAからモード■になると過負荷検出は行なわれ
ない。モード■からモード■に切換わると、モータ11
が停止される。
モードIBの開度でスイッチSWMCが閉とされた場合
には、モードIAに切換わったときにモータ11が2秒
間停止とされ、それからまたモータ1■が逆転付勢され
て過負荷検出が行なわれる。
以上の過負荷検出時に、過負荷が検出されると、モータ
11が一時停止され次にatの間正転付勢されてパネル
23が少し開かれ、そして停止され52− る。モード■では、パネル23がウェザ−ストリップに
当ってモータ負荷が増大するので過負荷検出は行なわな
い。モードIBはモードIと同じ状態信号で表わされる
ので、モードIBでも過負荷検出は行なわない。モード
IBでのパネル23の移動量はごくわずかである。つま
り溝20cは極く短いものにされている。スイッチSW
MCが開になると即座にモータ11が停止される。
次にスライド全開制御を第16h図および第16i図を
参照して説明する。このスライド全開制御は前述のスラ
イド閉制御とほぼ同様であるが、スライド全閉指示スイ
ッチSWCが一時的に閉となるとパネル23をスライド
閉とするモータ11正転付勢が開始されて、ステップ5
55Aでtsよりも長いTtsがタイマにセットしてそ
のタイムオーバを待ち、その後は、モード■となるか。
あるいはSWC以外の開、閉指示スイッチが閉とされる
までモータ11の逆転が継続される点が異なる。第16
h図および第16i図において、第16f図および第1
6g図のステップと対応するステップに、同じ数字記号
に更にAを付加した記号を付した。第16h図および第
16i図のフローにおいて、第16f図および第16g
図のフローと異なるのはステップ555A、561A、
576Aおよび583Aのみである。これらのステップ
で、スイッチSWC以外のスイッチが閉とされたときに
モータ11を停止とする分枝を行なうようにしている。
したがって、このスライド全開制御により、モードI、
TIでスイッチSWCが一時的に閉とされると、パネル
23をスライド全閉とするモータ11逆転付勢が開始さ
れて、その後は、モードTC,IAで過負荷が検出され
るか、モード■となるか、あるいはSWC以外の開、閉
指示スイッチが閉とされるまでモータ11の逆転付勢が
継続され、ワンタッチスイッチ操作でスライド全開駆動
が開始され、過負荷とならず更に他の開。
閉指示スイッチが閉とされないと、パネル23が全開に
なったときにモータ11が自動的に停止する。
第18図に、開、閉指示スイッチおよび自動指示スイッ
チの変形例を示す。この例ではスライド開、閉指示スイ
ッチ402.自動指示スイッチ403およびチルトアッ
プ、ダウン指示スイッチ404がそれぞれ別個にマイク
ロプロセッサに接続される。マイクロプロセッサは、自
動指示スイッチ403が閉で402がSWMOに閉のと
きにSWO閉と読取り、自動指示スイッチ403が閉で
402がSWMCに閉のときにSWC閉と読取る。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車のルーフに装備されたサンルーフパネル
の開閉機構概要を示す斜視図である。 第2図および第3図はパネル23の前部を支持する機構
を示す拡大側面図であり、第2図は全開時を、第3図は
スライド開時を示す。 ゛第4図はパネル23の後部を支持する機構を示す拡大
側面図である。 第5図は第1図の■−IK線断面に相当するが、パネル
が全開になった状態を示す断面図である。 第6図は第4図の■−■線断面図である。 55− 第7図は第1図のIX−IX線断面に相当するが、パネ
ルがスライド開のため少し下った状態を示す断面図であ
る。 第8図は第1図のW−■線断面に相当するが、パネルが
少し下がり更に少しスライド開した状態を示す断面図で
ある。 第9図は第1図のII−IX線断面であり、パネルが少
しチルトアップした状態を示す断面図である。 第10図は第1図のIX−IX線断面に相当するが、パ
ネルが完全にチルトアップした状態を示す断面図である
。 第11a図はパネルがチルトアップを完了した状態の概
略を示す側面図、第11b図はパネル全閉状態を示す概
略側面図、第1.1 c図はパネルが降下してスライド
開に入る状状態を示す概略側面図、第1id図はパネル
がスライド全開したときの概略側面図である。 第12a図は、ケーブル駆動機構の拡大平面図であり、
一部は破断して示す。第12b図は第12a図のXII
B−XIIB線断面図、56− 第13図は第12b図に示す回転軸15の分解斜視図で
ある。 第14図は第12a図および第12b図に示すカム20
とリミットスイッチ200a 、 200bとの、パネ
ル開、閉状態における相対関係と、カム20の回転とリ
ミットスイチ200a 、 200bの開、閉とを示す
説明図である。 第15図は、リミットスイッチ200a 、 200b
の開、閉に応じた動作モード信号に応じて、また開、閉
指示スイッチの操作に応じてパネル開閉駆動モータを付
勢する電気回路を示す回路図である。 第16a図〜第16i図は該電気回路のマイクロプロセ
ッサ1.10の制御動作を示すフローチャートである。 第17図はサンルーフ操作盤の平面図、第18図は開、
閉指示スイッチおよび自動指示スイッチの変形例を示す
電気回路図である。 途MW*+久符漫− 9:減速機 10,142〜145:歯車11:電気モ
ータ 14:ウオーム 15.17,18 :回転軸 19:偏心軸受け20=
カム 20a〜20c :溝 21:ルーフ 22:開口 23:ルーフパネル(開口覆材) 24.25:駆動ケーブル 26:ブラケツト28:フ
ロントガイド 29:フロントシュー36:ガイドスロ
ット 39ニガイドリンク41:リャシュ−43ニガイ
ドピン 44ニガイドレール 45ニブロック 47:傾斜溝 52:ストッパー片 201:遊星歯車 210:ケーシング内歯202;ビ
ン 20Qa、200b :リミットスイッチ(信号発生手
段)電 回路要素の符号 11O二マイクロプロセツサ(開、閉制御手段)231
.232:リレー接片 233,234 :リレーコイ
ル240:抵抗器(負荷を検出する手段)230.25
0 :モータドライバ SWMO,SWO,SlllMC,5INC,SWD、
5liljl :開、閉指示スイッチ260:フィルタ
回路 270:増幅回路290:パワーオンリセット回
路 310;定電圧回路 320:加算回路 330:遅延回路 340:記憶回路 360:遅延検知レベルチェック回路 370:比較器 402(S讐MO,SWMC) :開、閉指示スイッチ
403(SWO,5WC) :自動指示スイッチ404
(SWD、5WU) :チルトアップ、ダウン指示スイ
ッチ 特許出願人 アイシン精機株式会社 他1名特開昭GO
−107418(20) 粛16c図 特開昭GO−107418(23) 兜16b図 第16d図 特開昭60〜107418(24) 第16e図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気モータおよび該電気モータの正逆転に応じて
    開口覆材を開閉駆動する開閉機構を備える電動駆動機構
    ; 開閉機構の運動に応じた電気信号を発生する信号発生手
    段; 電気モータを正逆転付勢するモータドライバ;開口覆材
    の開、閉を指示する開、閉指示スイッチ手段および自動
    継続を指示する自動指示スイッチ手段;および 開、閉指示スイッチ手段および自動指示スイッチ手段の
    操作ならびに信号発生手段の信号に応じて、開、閉指示
    スイッチ手段のみが操作されたときは操作されている間
    のみの電気モータの付勢をモータドライバに指示し、閉
    指示スイッチ手段と自動指示スイッチ手段が共に操作さ
    れたときはパネルが設定開度になるまで電気モータの開
    口覆材閉付勢をモータドライバに指示する開閉制御手段
    ;を備える、開口覆材の自動開閉装置。
  2. (2)開閉機構の負荷を検出する負荷検出手段、過負荷
    参照値を設定する参照値設定手段、および開閉機構の負
    荷を負荷参照値と比較して過負荷を検出する手段を備え
    、開閉制御手段は過負荷を検出したときに電気モータの
    停止をモータドライバに指示する、前記特許請求の範囲
    第(1)項記載の、開口覆材の自動開閉装置。
  3. (3)信号発生手段は、電動駆動機構に結合され電気モ
    ータの回転に連動して回転し、円周面にスイッチ作動用
    の凹凸を2段に形成した円板状のスイッチ作動カム、お
    よび、スイッチ作動用の凹凸の一方に対向して配置され
    該凹凸により開、閉駆動される第1のスイッチおよび他
    方の凹凸に対向して配置され該凹凸により開、閉駆動さ
    れる第2のスイッチでなり、これらのスイッチの開、閉
    信号で4区分の開、閉モードを示すものである前記特許
    請求の範囲第(1)項記載の、開口覆材の自動開閉装置
    。 (3)開閉制御手段は、開口覆材の閉駆動時に第1およ
    び第2のスイッチの発生信号で示されるモードが開とは
    異なるモードを示すものから開を示すものに変ったとき
    に電気モータの一時停止をモータドライバに指示する前
    記特許請求の範囲第(3)項記載の、開口覆材の自動開
    閉装置。
  4. (4)電動駆動機構は、電気モータおよび該電気モータ
    の正逆転に応じて開口覆材をチルト開閉駆動およびスラ
    イド開閉駆動する開閉機構を備える前記特許請求の範囲
    第(1)項、第(2)項、第(3)項又は第(4)項記
    載の、開口覆材の自動開閉装置。
JP58213007A 1983-11-12 1983-11-12 開口覆材の自動開閉装置 Pending JPS60107418A (ja)

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