JPS6128686A - 開口覆材の自動開閉装置 - Google Patents

開口覆材の自動開閉装置

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JPS6128686A
JPS6128686A JP14904584A JP14904584A JPS6128686A JP S6128686 A JPS6128686 A JP S6128686A JP 14904584 A JP14904584 A JP 14904584A JP 14904584 A JP14904584 A JP 14904584A JP S6128686 A JPS6128686 A JP S6128686A
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JP
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closing
motor
open
panel
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JP14904584A
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English (en)
Inventor
飛田 恒雄
竹村 慎司
松崎 裕
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、窓、出入口、屋根開口等々の開口を閉じる、
透光板、不透明板、パネルなど(以下開口覆材又はパネ
ルという)を、スイッチ操作に応じて開閉駆動する自動
開閉装置に関し、特に、これに限定する意図ではないが
、自動車のサイドウィンドウやサンルーフの自動開閉装
置に関する。
〔従来技術〕
たとえば自動車のサンルーフにおいては、ドライバのス
イッチ操作に応じて、サンルーフ(ルーフパネル)をチ
ルト開閉あるいはスライド開閉する自動開閉装置が備わ
っている。たとえば特願昭58−061469号にこの
種の自動開閉装置を開示している。
特願昭58−061469号のに開示された自動開閉装
置は、チルト開およびスライド開閉を行ない得るもので
ある。この種の自動開閉装置では、電気モータの回転を
スラーイドパネルに伝達するギア組体は。
スライド開閉動作およびチルト開閉動作が共通である。
すなわち、チルト開状態で電気モータを正方向回転させ
ると、スライドパネルはチルト閉−スライド開−スライ
ド全開となる。スライド全開で電気モータを逆方向回転
させると、スライドパネルはスライド閉−チルト開−チ
ルト全開となる。
電気モータの回転速度およびギア組体によるスライドパ
ネル駆動速度は、スライド開閉時の所望速度に設定され
ており、チルト開閉もスライド開閉時と同様に電気モー
タが付勢される。その結果、チルト閉(≠ルトダウン)
特番こは、負荷が軽いこともあって、スライドパネルが
速い速度で閉じ、そのときの衝撃がルーフ全体に響きわ
たり使用者に不快感を与えることが分かった。
〔発明の目的〕
本発明は開口覆材の閉時の衝撃、特にチルトダウン時の
衝撃を低減することを目的とする。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するために本発明においては、電気モー
タおよび該電気モータの正逆転に応じて開口覆材を開閉
駆動する開閉機構を備える電動駆動機構;電気モータを
正逆転付勢するモータドライバ;開口覆材の開、閉を指
示する開、閉指示スイッチ手段;および、開、閉指示ス
イッチ手段の操作および開口覆材の位置に応じて電気モ
ータの正、逆転および停止をモータドライバに指示する
開閉制御手段;を備えて開口覆材の自動開閉装置を構成
すると共に:モ−タライバの開口覆材閉方向の付勢ライ
ンに介挿され、閉方向付勢電流をオン、オフするスイッ
チング手段;および、閉指示スイッチ手段の操作に応答
して、スイッチング素子のオン、オフを所定デユーティ
とするスイッチング制御信号を発生し前記スイッチング
手段に印加するスイッチング制御信号発生手段;を備え
る。
これによれば、開口覆材の閉時には電気モータの付勢電
流が時間平均で低い値となり、したがって開口覆材の駆
動速度が低く、閉時の衝撃が小さくなり、ルーフに振動
を生じない。使用者は不快感を持たない。
本発明の好ましい実施例では:電動駆動機構は、電気モ
ータおよび該電気モータの正逆転に応じて開口覆材をチ
ルト開閉駆動およびスライド開閉駆動する開閉機構を備
えるものとし、つまり、サンルーフパネルを一個のモー
タでスライド開閉およびチルト開、閉するものとし; 信号発生手段は、電動駆動機構に結合され電気モータの
回転に連動して回転し1円周面にスイッチ作動用の凹凸
を2段に形成した円板状のスイッチ作動カム、および、
スイッチ作動用の凹凸の一方に対向して配置され該凹凸
により開、閉駆動される第1のスイッチおよび他方の凹
凸に対向して配置され該凹凸により開、閉駆動される第
2のスイッチでなり、これらのスイッチの開、閉信号で
4区分の開、閉モードを示すものとし;かつ、開、閉指
示スイッチ手段は、スライド開閉指示スイッチおよびチ
ルト開閉指示スイッチを含み;スイッチング制御信号発
生手段は、チルト閉指示スイッチの操作に応答して、ス
イッチング素子のオン、オフを所定デユーティとするス
イッチング制御信号を発生し前記スイッチング手段に印
加するものとする。
これによれば、スライド開閉、チルト開閉の両者を行な
うので、概略でスライド開、スライド閉。
チルト閉およびチルト開の4状態があるが、比較的に薄
形のスイッチ作動カムでコンパクトに開。
閉検器装置を構成し得る。以下に説明する実施例では、
4状態をスライド全開−全開直前位置の区間を表わす状
態(モード■)、全閉直前位置−全開の区間を表わす状
態(モードn)y全閉−チルトダウン完了の区間を表わ
す状態(モード■)およびチルトダウン完了−チルトア
ップ完了の区間を表わす状態(モード■)に割り当てて
いる。
本発明の他の目的ならびに特徴は以下に図面を参照して
説明する実施例より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に、本発明の一実施例の、電動駆動機構の概要を
示す。
この実施例は、自動車のルーフ21の開口22を開閉す
るルーフパネル23を駆動制御するものである。自動車
のルーフ21には、開口22が形成され、この間口22
が、ルーフパネル23によりスライド開閉およびチルト
開閉される。
パネル23は、駆動ケーブル24.’25により作動さ
せる。サンルーフパネル23は開口22の両側部(第1
図では片側のみ示す)に夫々配されたブラケットに固定
されている。
第2図に示すように、ブラケット26の前縁側には、自
動車前方に向って降下する長穴27が設けられ、フロン
トガイド28のビン28aがこの長穴27aに係合して
いる。
フロントシュー29がフロントガイド28の下部に取付
けらでおり、更に、フロントガイド28には回転自在に
フロン1〜リング30の一端が軸31で枢着され、この
フロントリング30の他端は、ブラケット26に、軸3
2で枢着されている。
第4図に示すように、ブラケット26の後縁側には、係
合ピン38が配置されていると共に、プレート33が係
止ビン34,35をもって固定されている。
このプレート33にはガイドスロット36が形成されて
おり、このスロット36には、自動車前方側に設けられ
た水平部と、水平部の後端から自動車後方に向って上昇
する傾斜部がある。又、プレート33の前端には、チル
トビン37が植設されている。
リンク39は、前端にローラビン40を、後端にリヤシ
ュー41を、回転自在に枢着されていると共に、上端に
チルトピン37と係合可能なガイドロッド36の前端部
を中心とする円弧状に形成された切欠溝42とガイドピ
ン43を有する。
ガイドピン43はガイドスロット36に係合案内されて
いる。
駆動ケーブル24.25の端末部は、第5図の如く、リ
ヤシュー41に連結されている。よって、駆動ケーブル
2’4.25の進退は、リヤシュー41、ガイドリンク
39.ガイドリンク39のガイドピン43.および、ガ
イドピン43が係合されたガイドスロット36を介して
、ブラケット26に、更にはフロントガイド28に伝達
される。
第4図および第52図に示すように、フロントシュー2
9およびリヤシュー41.は、ルーフ開口22の両側に
配設されたガイドレール44に係合案内されている。又
、ガイドレール44の車室内側のレール溝44aにロー
ラピン40の足部40aが係合案内されている。
一方、ガイ゛トレール44の車室外レール溝44bには
、係合ピン38の間部38aが係合案内されている。
更に、ガイドレール44内には、第4図および第6図に
示すように、ブロック45が固定配置され、その車室内
側には、ガイドリンク39に設けられたローラピン40
の頭部40bを案内する傾斜溝46が、車室外側にはブ
ラケット26に固設された係合ピン38の頭部38bを
案内する傾斜7147が形成されている。又、ブロック
45が配置されている箇所には、ガイドレール44のフ
ランジ部48.49に切欠が形成されている。よって、
係合ピン38並びにローラビン40は、ガイドリンク3
9の前進と共に、夫々傾斜溝46゜47に案内され上昇
しガイドレール44のレール溝44b或いは44aから
順次離脱できる。
又、ブロック45の上端には、短形状の開口50aを有
するフランジ50及び50bが形成さ九でいる(第4図
)。この間口50aには、フロントガイド28に一端が
固定さ九た抜バネ51の他端側に配設されたストッパ5
2が、パネル23の閉時及びチルト開時係合される。こ
れにより、フロントガイド28の自動車前方への移動が
停止される。なお、可動パネル23がスライド開の時、
前記板バネ51は先端51aがブラケット26の下端2
6aにより押え付けられており、ガイドレール44内を
スライド可能とされている。よって、係合ピン38がブ
ロック45の傾斜溝47を上昇することにより、ブラケ
ット26の下端26aにより押えられていた板バネ51
は上動し、ブロック45の開口50aと係合する(第4
図参照)。
又、フロントガイド28には、アーム52が配され、そ
の後端には雨樋53が連結されている。
よって雨樋53は、常時、ルーフパネル23と共にスラ
イドすることとなり、パネル23の後縁からの雨滴を完
全に捕捉できる(第1図、第4図および第7図参照)。
以上に説明した機構の動作を説明すると、通常、パネル
23は第5図に示す如く開口22を閉じている。駆動ケ
ーブル25を作動させ、リヤシュー41を自動車後方(
第5図で右方)に移動させると、ガイドリンク39も後
退する。ガイドピン43は、プレート33のガイドスロ
ット36の水平部から傾斜部に係合゛案内され、プレー
ト33、即ちブラケット26を介してパネル23は後方
に引張られると共に、その後縁が下方に付勢される。
従って、ブラケット26に固定された係合ピン38がブ
ロック45の傾斜溝47に沿って降下し、可動パネル2
3が後方に移動しながら降下する(第7図および第8図
)。
この時、全開では第2図および第5図に示すように、ピ
ン31がピン32によりもやや下方に下っているが、降
下につれてフロントリンク30が、第3図および第8図
に示すように水平となり、よって、自動車のルーフ21
の後方下部に収容可能となり、開口22はパネル23の
スライドにより、開く。
一方、第5図に示す位置(全開)から、駆動ケーブル2
5を駆動してリヤシュー41を前方に移動させると、ガ
イドリンク39の前端に配されたガイドピン40bがブ
ロック45の傾斜溝46に沿って上昇し、ガイドリンク
39が前進しながら回転上昇する(第9図参照)。これ
により、ガイドリンク39の切欠溝42がプレート33
に植設されたチルトピン37と係合する。更にリヤシュ
=41が前進すると、ガイドリンク39は前進しながら
回転上昇し、パネル23の後縁を回転上昇して起立させ
、開口22を開口させる(第10図参照)@ しかも、パネル23の作動は全てブラケット26を介し
て伝えられるものであるから、自動車のル・−フ21に
パネル23を組付後、ブラケット26を第5図の全開位
置の状態で開口22にパネル23を、そのウェザ−スト
リップをたわませて嵌合させブラケッ1〜26に組付固
定されている。
以上のように、全開状態(第5図および第tib図)よ
りシュー45を車後方側(図面で右側)にスライドさせ
ると、パネル23が降下しつつスライドして開き(第1
ie図)、更にスライドして全開(第1 I’d図)と
なる。パネル23がスライド全開の状態から、シュー4
5を車前方(図面で左方)に駆動すると、第11c図に
示す状態を経て第11b図に示す状態になってパネル2
3が開口22を閉じると共に、その前端縁のウエザース
1〜リップが開口22を閉じる。この全開状態から更に
シュー45を車前方(図面で左方)に駆動すると、パネ
ル23の後端が立上ってチルト開となる(第9図、第1
0図および第11a図)。すなわち、チルト全開(第1
0図および第11a図)よりシュー45を車後方(図面
で右方)に駆動すると、パネル23はまずチルト閉とな
って開口22を完全に閉じ(全閉:第11b図)次にス
ライド開となってその後スライド全開(第11d図)と
なる。逆に、スライド全開よりシュー45を車前方に駆
動すると、パネル23が全開・となり、更にはパネル2
3の後端が起立してチルト全開となる。
このように、シュー45を単にスライド後退およびスラ
イド前進させることにより、パネル23はチルト全開−
チルト部分間−全閉−スライド部分開−スライド全開と
状態を変え、又、その逆に、スライド全開−スライド部
分開−全閉−チルト部分間−チルト全開と状態を変える
車両側部のシュー(45)のそれぞれを駆動するケーブ
ル24および25は、減速機9およびモータ11を主体
とするケーブル駆動機構に結合されており、モータ11
の正、逆転イ1勢に応じて、ケーブル24および25は
、減速機9部で互に逆方向に往、複駆動される。
第12a図にケーブル駆動機構の平面図を、第12b図
に断面図を示す。
減速機9は、モータ11の回転軸に固着されたウオーム
141.ウオーム141に噛み合い、かつ回転軸15に
枢着されたウオームホイール歯車142、歯車142に
皿バネ161を含む摩擦クラッチ162を介して結合さ
れ回転軸15に固着された歯車148.歯車14aに噛
み合い回転軸18に固着された歯車145、および、回
転軸18に固着され歯付ケーブル24.25に噛み合う
歯車10等でギヤ列を構成している。
回転軸15の先端部には、第13図に示すように、偏心
した円周面19aをもつ偏心軸受け19が嵌着されてお
り、この円周面19a部にカム20が枢着されている。
偏心軸受け19には遊星歯車201が枢着されている。
遊星歯車201はハウジング内歯210と噛み合ってお
り、又、この遊星歯車201にはピン202が形成され
ている。また回転軸15の最先端部にカム20が枢着さ
れている。カム20には貫通溝が形成されており、この
溝にピン202が係合している。
これにより、回転軸15の回転に伴って軸受け19が回
転し遊星歯車201がハウジング内歯210に噛み合っ
て差動的に回転し、ピン202が動き、このピン202
で押されてカム20が回転する。
カム20の周面には、上段に1個の溝20bが、下段に
1個の溝20aが形成されており、リミットスイッチ2
00bが周面の」二段に一リミットスイッチ200aが
周面の下段にそれぞれ対向して配置されている。この実
施例では、パネル23の状態を概略で、スライド開状態
(モードI)、スライド全開直前から全開までのスライ
ド閉状態(モード■)、ヂルトダウン完了から全開まで
のチルト閉状態(モード■)、および、チル1〜開状態
(モード■)の4状態として検出し、各状態でパネル開
閉制御モードを特定するようにしている。
第14図に、カム20の回転角度と、リミットスイッチ
200a 、 200bの開、開状態およびパネル開閉
制御動作モードとの関係を示す。なお、カム20は、チ
ル1−アップ完了状態(第14図の最左端に示す状態:
第11a図に対応)より電気モータ11を正転付勢する
ことにより第14図で反時剖方向に回転し、パネル23
がチルトダウン完了全開、全閉直前位置、および全開と
駆動されるにつれて第14図に示すようにリミットスイ
ッチ200aおよび200bを開、閉駆動する。カム2
0は、全開状S(第14図の最右端に示す状態:第1i
d図に対応)より電気モータIIを逆転付勢することに
より第14図で時計方向に回転し、パネル23が全開直
前位置、全開、チルトダウン完了、およびチル1〜アツ
プ完了と駆動されるにつれて第14図に示すようにリミ
ットスイッチ200aおよび200bを開、閉駆動する
この実施例では、過負荷検出(特に人体の挟み込み)お
よび過負荷時のモータ停止を行なうのは。
モード■でしかもパネル23を全開側から全開に向けて
スライド駆動するときである。
再度第12a図および第12b図を参照する。
ケーブル24又は25がある程度以上の力で停止拘束さ
れると、摩擦クラッチ16゜がすべりを生じ、モータ1
1により歯車142は回転駆動されるが、軸15および
その軸に固着された歯車143は回転しない6すなわち
、クラッチ162は1つの機械的な安全機構として備え
られている。
第15図に、モータ11の正、逆転駆動付勢および付勢
制御を行なう電気回路を示す。
第15図を参照すると、モータ11の一端はモータドラ
イバ230のリレー接片231を介して電源電圧+12
v又はシャシ−アースに接続され、他端は負荷検出用の
抵抗240およびリレー接片232、ならびに、ダイオ
ード241又はスイッチングトランジスタ242を介し
て電源電圧+12v又はシャシ−アースに接続される。
この接続を行なうリレー接片231および232は、そ
れぞれリレーコイル233および234で駆動される。
本実施例では抵抗240が負荷を検出する手段として用
いられている。
又、リレーコイル233および234はそれぞれリレー
駆動回路250の駆動トランジスタ251および252
に接続されている。このリレー駆動回路250には、後
述する電気制御装置100のマイクロプロセッサ110
の出力ボートOoおよび07が接続されている。
トランジスタ251がオンとされると、リレーコイル2
33が通電されてリレー接片231が電源子B(+12
V)側に切換接触し、電源電圧子12v−接片231−
モータ11−トランジスタ242−接片232−抵抗2
40−シャーシアースの経路で電流が流れ、モータ11
が正転し、サンルーフパネル23が開く (チルトダウ
ン又はスライド開)。この正転付勢において、トランジ
スタ242が連続してオンであると、モータ電流は時系
列平均で高くパネル駆動速度が高く、トランジスタ24
2が所定デユーティでオン、オフされると、モータ電流
は低くパネル駆動速度は低い。
トランジスタ252がオンとされると、リレーコイル2
34が通電されて、リレー接片232が電源子B(+l
2V)側に接触し、電源電圧+12V−接片232−ダ
イオード241−モータ11−リレー接片231−抵抗
240−シャーシアースの経路で電流が流れて、モータ
11が逆転し、パネル23が閉まる(スライド閉又はチ
ルト開)。
定電圧電源回路320は、回路各部に定電圧Vccを与
える。
フィルタ回路260は、モータ負荷検出電圧(抵抗24
0の電圧)の周波数成分の商い変動(高周波分)を除去
するフィルタであり、フィルタ要素(抵抗およびコンデ
ンサ)の他に、電圧Vccより高い入力電圧をVc+V
r(Vrはダイオードの順方向電圧降下)に、またアー
ス電位より低い入力電圧を−Vrにカットして後段の演
算増幅器を保護するダイオード261および262を備
える。
増幅器wr270は、フィルタ回路260の出力を必要
なレベルまで増幅する。この増幅回路270の出力Vs
が以後負荷検出電圧として取り扱われる。
パワーオンリセット回路290は、マイクロプロセッサ
110のリセット端子に接続されて、各回路に電源が投
入されたときにマイクロプロセッサ110をリセットす
る。
電気モータ11を逆転(チルトアップ又はスライドM)
付勢するときに、トランジスタ242をバイパスしてモ
ータ11に電流を与えるように、リレー切片232とモ
ータ11の間に、アノードをモータ11側に向けてダイ
オード241が介挿されている。
電気モータIfを正転(チルトダウン又はスライド開)
付勢するときに、ダイオード242と逆並列接続のトラ
ンジスタ242が導通付勢される。
トランジスタ242のベースには、スイッチング制御信
号発生回路310の出力端が接続されている。
マイクロプロセッサ110の入カポ〜トエ2□I25+
726および127には、パネル23の開、閉指示手段
として、手動スライド開指示スイッチSWO,手動スラ
イド閉指示スイッチSWC。
チルトダウン指示スイッチSWDおよびチルトアップ指
示スイッチSWUが接続されている。これらのスイッチ
は、押下されている間のみ閉となっており、押下が解除
されると開に戻るものである。
各スイッチの閉の意味する内容を次の第1表に要約した
マイクロプロセッサ110によるこれらのスイン・チの
開、閉の読取は、前述のモードによって定められている
第1表、 各スイッチの開、閉読取が行なわれる区間を第14図に
示す。第14図において、特定のスイッチが記入されて
いない区間は、読取りが行なわれないことを意味し、し
たがって、そのスイッチが操作されても、そのスイッチ
に割り当てられたパネル開、閉駆動は行なわれない。
マイクロプロセッサ110の入カポ−t−I 2 ’0
およびT21には、それぞれパネル位置検出装置300
のリミットスイッチ200aおよび200bが接続され
ている。これらのリミットスイッチ200a、200b
は共に常開タイプであり、又、スイッチが閉の場合には
、入力ボートにはLレベル信号が入力され、スイッチが
開のときに■4レベル信号が入力される。
スイッチング制御信号発生回路310はこの実施例では
、入力ボートI20に接続されたインバータ311.オ
アゲート312〜313.所定デユーティのパルスを発
生する発振器314.オープンコレクタタイプのオアゲ
ート315.スライド開通電用のダイオード316およ
びトランジスタ3】7で構成されている。パネル開閉指
示スイッチの選択的な閉(手動閉)と、スイッチング制
御信号発生回路310の入出力およびトランジスタ24
2のオン、オフとの関係を次の第2表に示す。
マイクロプロセッサ110の内部ROMには、第16a
図〜第16i図に示す、パネル23のスライド開閉制御
およびチルト開閉制御を行なうプログラムが格納されて
いる。
以下、第1.6 a図〜第16f図に示すフローチャー
1〜を参照して、マイクロプロセッサ110の制御動作
を説明する。
第2表 補注(1)、(3)、(5) ニスライド開(swo閉
)時は、ダイ、t−1−’316を通して、トランジス
タ317ノベースがアースレベルとなってオフし、1−
ランジスタ゛242が連続オンとなり、モータ11は高
電流通電(=1勢される。
補注(2)、(4)、(6L(7) : XライドrA
(sIllc閉)又はチルトアップ(SWU閉)では、
トランジスタ242はオフであるが、モータ11はダイ
オード241を通して高電流通電される。
補注(8):発振器314の発生パルスの高レベル区間
でトランジスタ317および242がそれぞれオンおよ
びオフに、低レベル区間でそれぞれオフおよびオンにな
り、所定デユーティでトランジスタ242がオンオフを
繰り返し、モータ11は低電流通電される。(以上いず
れも、リレー接片231と232が所定の接触状態(正
転接続状態、逆転接続状態)にあることを条件とする。
次に第16a図を参照する。電源が投入されると(Sl
)マイクロプロセッサ110は、内部レジスタ、フラグ
、タイマ(プログラムタイマ)等を初期化(待期状態の
内容にセット)し、かつ入出力ポートを初期化(待期状
態の内容にセット:モータ11は停止、入力ボートは読
取可)する。これがステップS2の初期化である。次に
マイクロプロセッサ110は、ステップS3で入力ボー
トI21yI20の信号レベル(H又はL)を読み込ん
でモードレジスタ(A、B)にセット(メモリ)する。
(A、B)は概略でモード(第14′図)を示すデータ
であり、そのAは入力ポート■21の信号レベルを、B
は入力ポートI20の信号レベルを意味する。
マイクロプロセッサ110は次にステップS4で、入力
ポート122〜I27のレベルを読込み、スイッチ読取
レジスタにセット(メモリ)する。このレジスタのデー
タがすべてHであれば、スイッチ(第1表)のいずれも
操作されていないことになり、いずれかがLであればそ
れをメモリしたビットに対応する入力゛ポート12iに
接続されたスイッチが閉であることになる。
以上のステップs3およびS4で、リミットスイッチ2
00a、200bの開、閉で示されるモードデータがモ
ードレジスタ(A、B)に、またパネル23開、閉指示
データがスイッチ読取レジスタにセラ1−されたことに
なる。
ここでマイクロプロセッサ110は、モードレジスタ(
A、B)の内容とスイッチ読取レジスタの内容を参照し
て、 A、モード■でスイッチSWDが閉であると第16b図
に示すチルトダウン制御に、B、モードIV、mでスイ
ッチSWUが閉であると第16c図に示すチルトアップ
制御に、C,モード■〜■でスイッチSWOが閉である
と第16d図に示すスライド開制御に、D、モードII
、IでスイッチSWCが閉であると第16e図に示すス
ライド閉制御に、進む。いずれのスイッチも閉でないと
ステップS3に戻る。以上が第16a図のステップ85
〜S15である。
第16b図を参照してチルトダウン制御を説明する。こ
のチルトダウン制御に進むとマイクロプロセッサ110
は、まずモータ11の正転付勢をモータドライバのトラ
ンジスタ回路250に指示する(ステップ816)。こ
れは出力ボートO0にHを、07にLをセットすること
により行なう。
チルトダウンの指示はモード■でのみ読取るようになっ
ているので、モータ11の正転によりパネル23がチル
ト開状態からチルトダウン完了に向けて駆動される。チ
ルトダウン制御の終了は全閉状態(モード■)であるの
で、その後は、ステップS17でリミットスイッチ20
0a 、 200bの面閉状態を読んでモードデータを
モードレジスタにセットし、ステップS18で開、閉指
示スイッチ(第1表)の状態を読んでスイッチ読取レジ
スタにセットし、それらのレジスタの内容を参照し、モ
ード■になっていないと、また、スイッチSWDがまだ
閉であると、タイマdt(プログラムタイマ)をセット
してそれのタイムオーバを待ち、タイムオーバするとま
たステップ817に戻るという動作を繰り返す。この間
、モータ1■は正転している。モード■になると、マイ
クロプロセッサ110は、ステップS23でモータ】1
を停止とする指示をトランジスタ回路250に与え(出
力ボートOoと07に共にHをセラh)−第16a図の
ステップs3に戻る・ このチルトダウン制御により、パネル23がチルト開状
態でスイッチSWDが一時的に閉にされると、パネル2
3が全開となるまでモータ11が正転(す勢され、パネ
ル23が全開になったときにモータ11が停止する。パ
ネル23が全開になるまでにスイッチSWDが開になる
と、これがステラ、プS17で読取られ、ステップS2
0からステップS23に進み、モータ11が停止されて
ステップS3にマイクロプロセッサ110の制御が進む
以上に説明したチルトダウン駆動中は、リミットスイッ
チ200a、200bの開閉状態信号およびスイッチン
グ制御信号発生回路310の出力は、第2表に示′した
補注(8)の欄の状態であり、スイッチング制御信号発
生回路310のトランジスタ317が、発振器314の
元止パルスでオン。
オフを繰り返し、これによりトランジスタ242がオフ
、オンを繰り返し、モータ11に流れる電流は、発振器
314の発生パルスのデユーティで定まる低い値となり
、パネルは低速でチルトダウン駆動される。これにより
、チルトダウン時にはfi撃を生じないし、ルーフに大
きな振動を生ずることもない。
次に第16c図を参照してチルトアップ制御を説明する
。このチルトアップ制御に進むとマイクロプロセッサ1
10は、まずモータ11の逆転付勢をモータトライバの
トランジスタ回路250に指示する(ステップ524)
これは出力ボート0゜にLを、07に■]をセラ1〜す
ることにより行なう。
チルトアップの指示はモードIVおよび■でのみ読取る
ようになっている。モータ11の逆転によりパネル23
がチルト全開(チル1−アップ完了:第11 a図)に
向けて駆動される。
そしてチルトアップ制御はモード■てモータ過負荷にな
った時又はスイッチSWUが開に戻−1たときに終Yす
るが、モータ11の起動時に過大な起動電流が流れて、
これを過負荷どして検出してしまうとモータ駆動ができ
ないので、マイクロプロセッサ]、I Oは、タイマ[
Sをモノ1−シ(ステップ525) 、そのタイムオー
バを待って(ステップ326)、タイムオーバするとス
テップS27でリミットスイッチ200a、 200b
の開、閉状態を読んでモードデータCA、B)をセット
シ、ステップ゛S28で開、閉指示スイッチの読取入力
ポートI22〜I27の状態をスイッチ読取レジスタに
セットする。
isは起動電流が収まるまでの時間に予裕値を加えた時
間であり、タイムオーバしたときには、モータ1】は起
動を終りその電流は低い値に安定している。
マイクロプロセッサ110は次にステップ3.29で、
スイッチ読取レジスタの内容から、SWUが閉であるか
否かを読み、NO(SINU開)であると、ステップS
30でモータ11停止を出力セットしステップS3に戻
る。
Yes (SWUが閉)であると、モードレジスタ(A
、、B)の内容がモード■を示すものになっているか否
かを参照しくステップ532)、モード■になっていな
いと、まだチルトアップ完了検出の必要がないので、ス
テップS27に戻り、モータ11の逆転付勢を継続し、
モード読取および開、閉指示スイッチの状態読取を繰り
返す。
モード■になっていると、過負荷検出(図示路)を開始
する。この過負荷検出においては、所定周期でA/Dコ
ンバータ280のデータvSを読込み、過去数回分♀読
込みデータの最も古いものを最新のものに入れかえて平
均値演算をする。これはズテノブ832〜338の間で
行なう。
マイクロプロセッサ110は、時間diをカウント・す
るタイマをセラ1−L(S34)、タイムオーバを待っ
て(S35)、タイムオーバすると平均値を参照値と比
較し、平均値が参照値J:りも大きいと過負荷であると
判定する(83G)。この場合、過負荷を検出したとき
に、パネル23はチル1ヘアツブ完了となっている。そ
こでマイクロプロセッサ110は、過負荷にならないと
まだチル1−アップ完了でないので、開、閉指示スイッ
チの状態読取(837)をしてSWUが閉であるか否か
を読んで(S38)’、SWUが開であるとステップS
30のモータ11停止に進み、そうでないとタイマdt
のセラ1〜(S34)に戻る。以降、タイマdtのタイ
ムオーバを待ち(3,35)、 、 A/’D変換デー
タの読込、平均値演算および過負荷判定を行なう。そし
て過負荷になるとモータ11停止(S30)に進む。な
お、dtは過負荷検出(チルトアップ完了検出)および
開、閉指示スイッチの状態読取のサンプリング周期でも
ある。
以上のチルトアップ制御により、モード■又は■でチル
トアップ指示スイッチが一時的に閉にされると、モータ
11が逆転付勢され、その後SWUが開とされるか、あ
るいはパネル23がチルトアンプ完了するまでモータ1
1の逆転付勢が継続される。
このチルトアップ駆動中においては、モータ電流11は
リレー接片232−ダイオード241−モータ11−リ
レー接片231と流れ、トランジスタ242のオン、オ
フにかかわりなく、高電流であり、高トルクでパネルが
チルトアップされる。
次に第16d図を参照してスライド開制御を説明する。
スライド開制御に進むと、マイクロプロセッサ110は
、まずモータ11の正転付勢をモータドライバのトラン
ジスタ回路250に指示する(ステップ539)。
これは出力ボートOoにHを、07にLをセットするこ
とにより行なう。スライド開の指示は■〜■でのみ読取
るようになっている。モータ11の正転によりパネル2
3がスライド全開(第1id図)に向けて駆動される。
そしてスライド開制御はモード■ (正確にはモードI
C)でモータ過負荷になった時に終了するが、モータ1
1の起動時に過大な起動電流が流れて、これを過負荷と
して検出してしまうとモータ駆動ができないので、マイ
クロプロセッサ110は、タイマtsをセットしくステ
ップ840)、そのタイムオーバを待って(ステップ5
41)、タイムオーバするとステップS42でリミット
スイッチ200a 、 200bの開、閉状態を読んで
モードデータ(A、B)をセツトシ、ステップS43で
開、閉指示スイッチの読取入力ボート122〜I27の
状態をスイッチ読取レジスタにセットする。
マイクロプロセッサ110は次にステップS44で、ス
イッチ読取レジスタの内容から、SWOが閉であるか否
かを読み、No (SWOが開)であると、ステップS
45でモータ1−1停止を出力セットし。
ステップS3に戻る。
’les (SWOが閉)であると、モードレジスタ(
A、B)の内容がモードlを示すものになっているか否
かを参照しくステップ547)、モード■になっていな
いと、まだスライド全開検出の必要がないので、ステッ
プS42に戻り、モータ11の正転付勢を継続し、モー
ド読取および開、閉指示スイッチの状態読取を繰り返す
モード■になっていると、過負荷検出を開始する。
すなわち、マイクロプロセッサ110は、時間dtをカ
ウントするタイヤをセットしく549)、タイムオーバ
を待って(S50)、タイムオーバするA/D変換デー
タの読込み、平均値演算および平均値と参照値との比較
(過負荷判定)を行なう(S51)。この場合、平均値
が参照値を越えているとき(過負荷時)に、パネル23
はスライド全開(第1id図)となっている。そこでマ
イクロプロセッサ110は、過負荷でないとまだスライ
ド全開でないので、開、閉指示スイッチの状態読取(S
52)をしてSWoが依然として閉であるか否かを読ん
で(S53) 、SWOが開であるとステップS45の
モータ11停止に進み、そうでないとタイマdtのセッ
ト(S49)に戻る。
以降、タイマdtのタイムオーバを待ち(S50)、過
負荷判定等を行なう。そして過負荷になるとモータ11
停止(S45)に進む。
以上のスライド開制御により、モード■〜■でスライド
開指示スイッチSWoが閉にされると、それが閉の間の
みモータ11が正転付勢され、SWOが開に戻ると、あ
るいは、SWOが閉の間にパネル23がスライド全開(
第11d図)になるとモータ11が停止する。
このスライド開駆動中、スイッチSWOが閉であること
により、SWOおよびダイオード316を通して、トラ
ンジスタ317のベースがアースレベルとなってトラン
ジスタ317はオフとなっており、これによりトランジ
スタ242は連続してオンであり、このトランジスタ2
42を通してモータ11に高電流が流れ、パネルは比較
的に高い速度でスライド開駆動される。
次に、第16e図を参照してスライド閉制御を説明する
。パネル23をスライド閉駆動するときに、障害物によ
る閉スライド妨害を生ずることがある。このような現象
を防止するために、このスライド閉制御においては、モ
ードIのスライド閉駆動時に負荷検出をして過負荷のと
きにはパネル23を一時停止させてすぐに少しパネル2
3を逆に開駆動してパネル23を完全停止とする安全停
止を行なうようにしている。
スライド閉制御に進むとマイクロプロセッサ110は、
まずモータ11の逆転付勢をモータドライバのトランジ
スタ回路250に指示する(ステップ554)。
これは出力ポートOoにLを、07にHをセットするこ
とにより行なう。
スライド閉の指示はモード■および■でのみ読取るよう
になっている。
モータ11の逆転によりパネル23が全閉(第11”b
図)゛に向けて駆動される。
そしてスライド閉制御はスイッチSWCが開になったと
き、モード■から■になったとき、あるいは、定常閉駆
動中に過負荷監視をして過負荷検出時にモータを一度停
止させてすぐに開駆動を所定短時間してからモータを停
止して、終了するが、モータ11の起動時に過大な起動
電流が流れて、これを過負荷として検出してしまうとモ
ータ駆動ができない。
そこで、マイクロプロセッサ110は、タイマt、sを
セラ1〜しくステップ555)、そのタイムオーバを待
つ(ステップ856)。
タイムオーバするど、ステップ358でリミッ]・スイ
ッチ200a 、 200bの開、閉状態を読んでモー
ドレジスタ[A、B]に更新セラ1−する。
次に、ステップS59で開、閉指示スイッチの入カポ−
h I 22〜I27の状態をスイッチ読取レジスタに
セットする。
マイクロプロセッサ110は次にステップS60で、モ
ードレジスタ(A、B)の内容からモード■であるか否
かを参照し、モード■であるとステップ589(第16
f図)に進んでモータ1】を停止とする。モード■でな
いとステップS61でスイッチ読取レジスタの内容を参
照してSWCが閉であるか否かを読み、No(SI+I
Cが開)であると、ステップS89のモータ11停止に
進む。Yes (開)であると、過負荷検出のためのモ
ータ電流(Vs)のA/D変換データを読込み、モータ
電流の平均値を演算する。次にマイクロプロセッサ11
0は、タイマdtをセットしく565)、タイムオーバ
を待って(S66)、タイムオーバするとまたモータ電
流のA/D読込んで平均値を演算し、平均値を参照値と
比較する(S 67)。平均値が参照値よりも大きい(
過負荷)であるとステップS68のモータ11停止に進
み、平均値が参照値以下であると第16g図に示すステ
ップS74に進む。
過負荷でモータ11停止に進むと、マイクロプロセッサ
1i0は次にタイマtsをセットしく569)、タイム
オーバを待って(S 70)タイムオーバするとモータ
11の正転付勢(スライド開)を出力セットしく571
)、この正転付勢においては出力ポート01にLをセッ
トしてトランジスタ317をオフ(トランジスタ242
オン)とし、更にタイマatを中ソ1−シて(372,
)タイムオーバを待つ(S73)。タイムオーバすると
第]、 6 f図に示すステップS89のモータ11停
止に進み、それから第16a図のステップS3に戻る。
以上の過負荷検出−モータ停止−モータ正転−モータ停
止、の制御により、モードICおよびIAでのスライド
閉駆動時にモータ11が、パネル23を正常にスライド
閉駆動する定常負荷以上の過負荷になると、モータ11
が一度停止されパネル23の動きが停止してから次に所
定時間a[の間モータ11が正転付勢されてパネル23
が少し開き、その後にモータ11が停止される。
さて、ステップS69で過負荷を検出せず第16fのス
テップS74に進むと、マイクロプロセッサ110は、
リミットスイッチ200a 、 200bの開、閉状態
を読んでモードレジスタ(A、B)にセットし、次のス
テップS75で開、閉指示スイッチの状態を読んでスイ
ッチ読取レジスタにセットする。次にステップS76で
スイッチSWCの開。
閉を参照し、それが開であるとステップS89のモータ
11停止に進む。閉であるとスラオド閉がまだ指示され
ているので、ステップ888でモードレジスタの内容を
参照してそれが■であるか否かを参照し、■であると全
閉になっているので、ステップS89のモータ停止に進
む。
以上に説明したスライド閉駆動中は、第2表の補注(2
)又は(4)の状態であるので、トランジスタ317が
オンでトランジスタ242がオフであるが、モータ電流
はリレー接片232−ダイオード241−モータit−
リレー接片231の経路で流れ、モータ電流は高く、パ
ネル閉駆動速度が高い。なお、過負荷で一時停止した後
に開駆動するときには、モータ電流がダイオード241
でカットされるが、このときにはマイクロプロセッサ1
10が出力ポートQlにLをセットして1〜ランジスタ
317をオフにするのでトランジスタ242がオンにな
り、モータ11にはトランジスタ242を通して電流が
供給され、このときトランジスタ242は連続オンで高
電流が供給されることになる。。
なお、以上に説明した実施例では、チルトダウン時にの
みモータ付勢電流値を低くして、チルトダウン閉時のバ
タンという衝撃がないようにしている。これによりパネ
ルのチルトダウン動作が滑らかで、仮にチルトアップ状
態でルーフ開口に障害物が存在する場合、ダウン動作が
ゆるやかであるので、この障害物を取り除く余裕がある
スライド閉時は、ルーフ開口縁にウェザ−ストリップが
当り、それからウェザ−ストリップを圧縮するので大き
な衝撃を生じない。また比較的に強い力が必要であるの
で、スライド閉時はモータ11に高電流を供給するよう
にしている。スライド開時や閉時にも電流値の低減制御
が必要な場合には、前述の実施例と同様に、開、閉指示
スイッチの開閉状態信号とパネルの開度を示す信号(リ
ミットスイッチ200a 、 200bの開閉状態信号
)の組合せで所要区間でスイッチング素子のオン、オフ
をデユーティ制御すればよい。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、開口覆材の閉
時の衝撃が低減され、閉動作が滑らかになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車のルーフに装備されたサンルーフパネル
の開閉機構概要を示す斜視図である。 第2図および第3図はパネル23の前部を支持する機構
を示す拡大側面図であり、第2図は全開時を、第3図は
スライド開時を示す。 第4図はパネル23の後部を支持する機構を示す拡大側
面図である。 第5図は第1図のIN−IN線断面に相当するが、パネ
ルが全開になった状態を示す断面図である。 第6図は第4図のVl−Vl線断面図である。 第7図は第1図のIX−IX線断面に相当するが、パネ
ルがスライド開のため少し下った状態を示す断面図であ
る。 第8図は第1図のIX−IX線断面に相当するが、パネ
ルが少し下がり更に少しスライド開した状態を示す断面
図である。 第9図は第1図のIX−IX線断面であり、パネルが少
しチルトアップした状態を示す断面図である。 第10図は第1図の■−IX線断面に相当するが、パネ
ルが完全にチル1−アップした状態を示す一断面図であ
る。 第11a図はパネルがチルトアップを完了した状態の概
略を示す側面図、第11b図はパネル全開状態を示す概
略側面図、第11c図はパネルが降下してスライド開に
入る状状態を示す概略側面図、第1id図はパネルがス
ライド全開したときの概略側面図である。 第12a図は、ケーブル駆動機構の拡大平面図であり、
一部は破断して示す。第12b図は第12a図のXTI
B−XT113線断面図、第13図は第1.2 b図に
示す回転軸15の分解斜視図である。 第14図は第1.2 a図および第12b図に示すカム
20とリミットスイッチ200a 、 200bとの、
パネル開、閉状態における相対関係と、カム20の回転
どリミソ1−スイチ200a、200bの開、開とを示
す説明図である。 第15図は、リミットスイッチ200a、、 200b
の開、閉に応じた動作モード信号に応じて、また開、閉
指示スイッチの操作に応じてパネル開閉駆動モータを付
勢する電気回路を示す回路図である。 第16a図、第16b図、第16C図、第16d図、第
16c図および第16f図は該電気回路のマイクロプロ
セッサ110の制御動作を示すフローチャートである。 壁1111欠奮号 9:減速機      10.14□〜145:歯車1
1:電気モータ    14:ウオーム15、?7,1
8 :回転軸   19:偏心軸受け20:カム   
    20a  20c :溝21:ルーフ    
  22:開口 23:ルーフパネル(開口覆材) 24.25:駆動ケーブル 26:ブラケツト28:フ
ロントガイド  29:フロントシュー36:ガイ゛ト
スロット  39ニガイドリンク41:リャシュ−43
ニガイドピン 44ニガイドレール   45:ブロック47:傾斜溝
      52:ストッパー片201:遊星歯車  
  210:ケーシング内歯202:ビン 200a、200b :リミッ1ヘスイッチ(信号発生
手段)虱気−回潰し敷遣−匁刀す乞 110:マイクロプロセッサ(開、閉制御手段)231
.232 :リレー接片  233,234 :リレー
コイル240:抵抗器(負荷を検出する手段)230.
250 :モータドライバ 242:トランジスタ(スイッチング素子)SWO,S
WC,SWD、SWD:開、閉指示スイッチ260:フ
ィルタ回路   270:増幅回路290:パワーオン
リセット回路 310ニスイツチング制御信号発生回路320:定電圧
回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気モータおよび該電気モータの正逆転に応じて
    開口覆材を開閉駆動する開閉機構を備える電動駆動機構
    ; 開閉機構の運動に応じた電気信号を発生する信号発生手
    段; 電気モータを正逆転付勢するモータドライバ;開口覆材
    の開、閉を指示する開、閉指示スイッチ手段; モタードライバの開口覆材閉方向の付勢ラインに介挿さ
    れ、閉方向付勢電流をオン、オフするスイッチング手段
    ; 閉指示スイッチ手段の操作に応答して、スイッチング素
    子のオン、オフを所定デューティとするスイッチング制
    御信号を発生し前記スイッチング手段に印加するスイッ
    チング制御信号発生手段;および 開、閉指示スイッチ手段の操作および信号発生手段の信
    号に応じて電気モータの正、逆転および停止をモータド
    ライバに指示する開閉制御手段;を備える、開口覆材の
    自動開閉装置。
  2. (2)電動駆動機構は、電気モータおよび該電気モータ
    の正逆転に応じて開口覆材をチルト開閉駆動する開閉機
    構を備え;閉指示スイッチ手段はチルト閉指示スイッチ
    である;前記特許請求の範囲第(1)項記載の、開口覆
    材の自動開閉装置。
  3. (3)電動駆動機構は、電気モータおよび該電気モータ
    の正逆転に応じて開口覆材をチルト開閉駆動およびチル
    ト開閉駆動する開閉機構を備え;開、閉指示スイッチ手
    段は、スライド開閉指示スイッチおよびチルト開閉指示
    スイッチを含み;スイッチング制御信号発生手段は、チ
    ルト閉指示スイッチの操作に応答して、スイッチング素
    子のオン、オフを所定デューティとするスイッチング制
    御信号を発生し前記スイッチング手段に印加する前記特
    許請求の範囲第(1)項記載の、開口覆材の自動開閉装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319391A (ja) * 1986-07-09 1988-01-27 株式会社大井製作所 サンル−フの駆動モ−タ制御回路

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JPH0627453B2 (ja) * 1986-07-09 1994-04-13 株式会社大井製作所 サンル−フの駆動モ−タ制御回路

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