JPS6010710B2 - 乾燥状デイステイラ−ズ・ソルブルス有効成分の製造方法 - Google Patents

乾燥状デイステイラ−ズ・ソルブルス有効成分の製造方法

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JPS6010710B2
JPS6010710B2 JP52121910A JP12191077A JPS6010710B2 JP S6010710 B2 JPS6010710 B2 JP S6010710B2 JP 52121910 A JP52121910 A JP 52121910A JP 12191077 A JP12191077 A JP 12191077A JP S6010710 B2 JPS6010710 B2 JP S6010710B2
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drying
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  • Fodder In General (AREA)
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディスティラーズ・ソルプルスの有効成分を乾
燥し、粉末状とする方法に関するものである。
本発明の目的とするところは、微生物培地等としてきわ
めて有用なデイステイラーズ・ソルブルスの有効成分を
粉末状で提供することにある。
一般に、ディステイラーズ・ソルブルスは、例えばウイ
スキー等の蒸留廃液中に存在する粒子のあらい部分を除
いた水に溶解乃至は懸濁したものを総称していわれてい
るもので、これを乾燥してドライブ・ソリューブルスに
したり、濃縮又は半固体状にして、飼料などに添加され
て、広く使用されている。また、このデイステイラーズ
・ソルブルスは、ストレプトマイシンの製造以来、放線
菌その他多くの微生物の生育源もしくは生産物の生産促
進源としてその効果が知られ、汎用されるに到っている
しかし、このように有用なディスティラーズ・ソルブル
スにあっても、使用上大きな欠点を持っている。
例えば、微生物の生育源としてディスティラーズ・ソル
プルスをそのまま、もしくは濃縮して用いる場合、多く
の浮遊爽雑物及び脂肪が菌体乃至は生産物に入り込み、
その除去がきわめて困難であり、そのためパン酵母、酒
母等そのまま食用とされる菌体増殖にはとうてい使用さ
れず、また生産物でも精製の困難なものには使用される
ことがなかった。また、濃縮し、固型状とされたディス
ティラーズ・ソルブルスは溶解性が悪く、使用に際して
便利が悪く、一般的な培養源とはなり難かった。従来、
一般的に市販されているディスティラーズ・ソルブルス
は、ウイスキー等の蒸留廃液から大きな固形物を除去し
、濃縮された程度のもので、このようなデイステイラー
ズ・ソルブルスそのもの自身が全体的に有効成分を形成
しているものである、と信じられていたのである。
本発明者らは、このようなデイスティラーズ・ソルブル
スを改質し、広く微生物培地の有効成分、例えばイース
トエキストラクトに代替できるもの、として使用できる
ように鋭意研究したところ、意外にもディスティラーズ
ソルブルスは遠心処理、炉過処理によって急速に清澄化
され、この清澄液に微生物生育有効成分が多量含有され
「かつ、これら清澄液に含有される物質において低分子
範囲及び/又は高分子範囲にその有効成分が多く集中し
ていることを知ったのである。更に研究を行ったところ
、これら液状有効成分Jは「各種方法によって容易に乾
燥状態となり、しかも有効成分はそのまま有効であり「
きわめて取扱いに便利なディスティラーズ,ソルブル
ス有効成分を得るに至った。
本発明はディスティラーズ。
ソルブルスもしくZはその濃縮物を遠心処理もしくは炉
過処理し、必要に応じて得られた清澄炉液を異なる分子
量成分に分画処理し、得られたこれら清澄炉液もしくは
その処理物を魔霧乾燥、凍結乾燥、沈澱処理後乾燥、送
風乾燥等の乾燥手段によって乾燥する乾燥2状ディステ
ィラーズ8ソルブルス有効成分の製造方法である。本発
明において用いられるデイステイラーズ。
ソルブルスはウイスキー蒸留廃液、またはグレインアル
コール蒸留廃液などの蒸留廃液であればし、2ずれでも
よい。そして、それらの未濃縮液「部分濃縮物「1′5
〜1′10に濃縮した市販品などがそのまま本発明に適
用される。本発明におけるデイステイラーズ・ソルプル
スの清澄炉液を得るには遠心処理もしくは炉過処理3が
採用される。
遠心処理においては脱脂されることがないので、あらか
じめ脱脂しておくと遠心処理によって直接清澄液を得る
ことができる。
あらかじめ脱脂する場合は、これらディスティラーズ。
ソルブル3スまたはその関連物にエーテル等の有機溶媒
を加えて抽出除去される。この脱脂工程は遠心処理前に
おける必須工程ではなく、任意のもので、ここで脱脂処
理しなければ、遠心処理後に溶媒抽出、炉過等によって
脱脂すれば十分である。 4ここにおけるデイス
テイラーズ・ソルプルスの遠心分離処理は、50000
×夕×分以上、好ましくは70000×夕×分以上で行
われる。一般に、 タ様論。
S;rpm r:回転軸から液部端までの距離(弧) の式で多‘ま表わされ、これに時間の因子として分をか
けたもの、即ち、夕×分によって遠心処理の程度が表わ
される。
ここで、r=9.6肌の遠心分離機を用いて「ディステ
ィラーズ・ソルブルス未濃縮液をエーテルで脱脂し「異
なる夕で遠心処理しその各清澄液を66仇肌の波長を用
いて濁度を測定したところ、次の表1の結果を得た。
表 1 また「次に、夕を一定(10733夕)とし、同じエー
テル脱脂デイステイラーズ。
ソルブルス未濃縮液を時間を変えて遠心処理し、その上
清液を66瓜仇の波長を用いて濁度を測定したところ、
次の表2の結果を得た。表 2 これらの結果によれば50000×多×分以上でかなり
清澄化され、70000×夕×分で完全に清澄化される
ことが明らかである。
得られた薄黄褐色の透明液は、遠心分離処理前に脱脂し
ていない場合には、脂肪が懸濁しているので、厚手の炉
紙、例えば東洋炉紙No.に(ワットマン炉紙No.3
2)で炉過すれば、簡単に分離することができる。
また、本発明においてディスティラーズ・ソルブルスを
炉過処理するに際しては、炉過助剤を添Z加して行なわ
れる。
添加される炉過助剤としてはセラィト、タルク、紙パル
プ、オガクズ、短繊維などがあり、これが有効に使用さ
れる。ディスティラーズ・ソルプルスもしくはその濃縮
物に対し、1〜10%の量で炉過助剤が加えらZれ、よ
く損拝して、炉過される。
炉週は、連続式またはバッチ式のいずれでも良いが、加
圧下又は減圧下における炉過が効率上好ましく、連続式
ドラム炉過機などが工業上の炉過手段としては最も好ま
しいものである。
2以上、遠心処理もしくは炉過処理によって得
られたものは、薄黄褐色透明液で、従来知られたディス
ティラーズ・ソルブルスの黒褐色泥状の性状とは全く相
違するもので、別異のものとも思えるものである。
2そして、この薄黄褐色透明液
にはデイステイラーズ・ソルプルスの有効成分がほとん
ど含有されていて、各種微生物塔地としてきわめて有効
である。また、この透明液には浮遊爽雑物は含まれてい
ないので、従来使用できなかった食用菌体の塔3養、酒
母製造、パン酵母の製造などに広く利用できることにな
り、きわめて有用なものとなる。ここに得られた清澄炉
液は、このままで有効であるが、含有成分的にみた場合
、低分子範囲及び高分子範囲にかなりの量が含有され、
それらの中に真の有効成分乃至は有効成分群が存在する
ことが考えられる。本発明においては、必要に応じてこ
の清澄炉液を限外炉過等の処理にかけ低分子の物質群及
び高分子の物質群を含む液として分離し、有効成分を顕
著に濃縮することを可能とするものである。低分子物質
及び高分子の物質含有液を得るには分子筋、メンブラン
フイル夕−等を用いるいかなる手段でもよいが、工業的
に有効なのは安価なメンブランフイルタ−を用いる限外
炉過によるものである。
限外炉過には各種メンブランフィルターが使用できるが
、例えばアミコン社製のメンブランフイルターXM−1
00、UM−10、UM一2、UM−05などを絹合せ
て異なる分子量の物質の含有液を得ることができる。こ
こではUM−05を通過する液部を分離すれば低分子物
質含有液を得、またUM−05を通過しない部分の液部
を分離すれば、高分子物質群を含有する液を得ることが
でき、更にこの高分子物質含有液はUM−2、UM−l
uXM−100等を用いてお)よその分子量1ぴ〜1ぴ
、1び〜1び、1『以上の各分子量物質群含有液に分画
することができる。次に、ディステイラーズ・ソルブル
ス未濃縮液を脱脂後遠心処理し、得られた清澄液を各メ
ンフランフィルタ−を通過させて得られた液部とその5
倍濃縮物の窒素量を測定したところ、次の表3の結果が
得られた。表 3 ディスティラーズ・ソルブルス未濃縮液の脱脂液の限外
炉過(乞う三子なこう孝三言こ乙こと客;拳竿亭÷。
0,)N 量 5倍膿液N量 分子量lo 以上(XM−100) 0.082雌ノ
の多 0.412雌/MZI。
4〜105(UM−lo) o.342 1.7
12103〜104(UM− 2) o.o56
0.284500〜lo3(UM−o5)o.o20
0.100500以下 0
.137 0.685デイスティラーズ・ソル
ブルス未濃縮液 0.7N量はキェルダール法によ
って分析。
各分画物はディスティラーズ・ソルプルス禾濃縮液換算
である。例えば、ここに得られたUM−05通過及びX
M−10坊函過−UM−10下・通過の物質を含有する
液 夕はきわめて薄い黄色を帯びた透明の溶液でディス
ティラーズ・ソルブルスの有効成分が多量含有されてい
て、各種微生物塔地として有効である。
また、ディスティラーズ・ソルブルス清澄液は逆浸透法
によってきわめて単時間に高分子物質群Zと低分子物質
群に分画できる。逆浸透法による場合は、RO逆浸透膜
としてAS−215、AS−230、AS−290(い
ずれもAbcor社製)などを用いて行なわれるが、デ
ィスティラーズ・ソルブルス有効成分をおおよそ分画し
、精製するのに有効であZる。これら精製法によって得
られる透明液には爽雑物が含まれていないので、従来使
用できなかった食品製造及び生化学的医薬の製造のため
の微生物有効成分としてきわめて有用なものとなる。こ
こに得られる各ディスティラーズ・ソルプル2スの清澄
化物もしくはその処理物は各種乾燥手段によって容易に
乾燥され、粉末状として得ることができる。粉末状とな
れば取扱い、保存、運搬等に便利であり、しかも使用時
には直ちに水に溶解し、透明液状に再現されるので微生
物培地として2も利用性は高められる。乾燥手段として
は、頃霧乾燥、凍結乾燥、沈澱乾燥、送風乾燥等あらゆ
る乾燥方法が有効に使用される。
一般に、ディステイラーズ・ソルブルス有効成3分は有
機溶媒の濃度を高めて行くと、順次沈澱するので、それ
を炉過分離すれば、これをそのまままたは適宜粉末化し
て使用できる。
例えばエタノールであれば、エタノール最終濃度で70
〜80%まで添加したときに、有効成分のほとんどが沈
澱す3るので、これを炉過または遠心分離によって分離
し、これを凍結乾燥すれば成分の有効性を何ら損うこと
なく、容易に粉末化することができる。また、清澄化物
はアルカリを加え、pH=1の茎度とすると有効成分は
容易に沈澱するので、これを遠心4分離もしくは炉取し
、次いで乾燥化し、粉末とすることができる。次に本発
明の試験例、実施例を示す。
試験例 1 実施例1で得られたディスティラーズ・ソルブルス有効
成分とその時分離された沈澱物を用い、微生物としてし
いたけ(Lentinus edodes)び0490
2を用いて、市販のディスティラーズ・ソルブルス(ウ
イスキー蒸留廃液1′5濃縮物)と実施例1の方法で得
たその有効成分液の菌体増殖に及ぼす影響を試験した。
基本塔地として、次の組成の培地を用いた。グルコース
…………………………… 10タイーストエキスト
ラクト…………… 2.4タベプトン……………
………………… 2.4タKH2P04..・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ 1タMgS04・7日20・・・・・
・・・・・・・・・・… 0.5タCa
C1212LO……………… 0.5タ
FeC13・母LO……………… 1
0の9MmC12・4日20………………
7.2の2ZnC12........,.……
,....,...…..,.. 4.0
雌CuS。4・3L〇..…..,.…....,.
1.0の9水・・・・・・・・・・.・・
・….・・.・・・….・….・・.・・.・・.・(
pH=5.0)この基本培地を用いて、 1 基本塔地looの‘のみ、 2 基本培地100の‘にディスティラーズ・ソルブル
スを1.5汐添加したもの、3 基本塔地100のZに
ディスティラーズ・ソルフルスを70000×夕×分の
遠心処理した上燈液を1.M(デイステイラーズ・ソル
ブルス1.5のこ相当する量)添加したもの、4 基本
培地にディスティラーズ・ソルブルスを70000×夕
×分の遠心処理して生じた沈澱物を0.5夕(デイステ
イラーズ・ソルブルス1.5のこ相当する量)を添加し
たもの、5 基本塔地からイーストエキストラクトとべ
プトンを除いて、これに、ディステイラーズ・ソルブル
スを1.5タ添加したもの、6 基本塔地からイースト
エキストラクトとべプトンを除いて、これにデイスティ
ラーズ1ソルブルスを70000×夕×分の遠心処理し
た上蒲液を1.0夕(デイステイラーズ・ソルブルス1
.5夕に相当する量)添加したもの、7 基本培地から
イーストエキストラクトとべプトンを除いて、これにデ
イスティラーズ−ソルブルスを70000×夕×分の遠
心処理して生じた沈澱物を0.5夕(ディスティラーズ
・ソルフルス1.5のこ相当する量)を添加したもの、
のそれぞれを作り、これら各100私を500叫客坂口
フラスコに入れ、しいたけ(Lentin船edのes
)m04902を接種し25℃、10びpm(ストロー
ク7伽)で振函培養した。
7日間培養後、生成した菌体を炉過して採取し、乾燥し
、乾物として各培地における叢体量を調査した。
その結果は次の表に示されるが、この表からディステイ
ラーズ・ソルブルスの有効成分はその多くが液部にあり
、沈澱物にはごくわずかに残っているだけであることが
明らかである。
表 ※ この場合は、菌体べレツト中に沈澱固形物がとりこ
まれ、そのまま残留しているのが観察されるので、真の
菌体重量はこの数値よりかなり少ないものとみられる。
試験例 2 実施例2で得られたディスティラーズ・ソルブルス有効
成分液を用い、微生物としてしいたけ(じntinus
edodes)軒04902を用いて、市販のディステ
ィラーズ・ソルブルス(ウイスキー蒸留廃液1/茂濃縮
物)と実施例2の方法で得たその有効成分液の菌体増殖
に及ぼす影響をイーストエキストラクト及びべプトンと
比較試験した。
基本培地として、次の組成の培地を用いた。
グルコース…………………………… 10タイース
トエキストラクト…………… 2.4タベプトン
……………………………… 2.4タKH2P0
4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ 1汐MgS04・7日20
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
0.5タCaC12・2LO………………
0.52FeC13・母LO………………
10雌MmC12・山日2〇……・・・………
7‐2のOZnC12.......
.....,....,..............
. 4.0の夕C止S。4・8L〇,..
,..,..,..,..,.. 1.0
磯水・・・・・…・・.・・.・・.・・.・・.・・
.・・.・・.・・.・・.・・.・・(斑=5.0)
この基本培地を用いて、 1 基本培地100叫のみ、 2 基本塔地100机にディスティラーズ・ソルブルス
1.5夕を添加したもの、3 基本培地100舷にディ
スティラーズ・ソルフルス炉過有効成分液1.0夕(デ
ィスティラーズ・ソルブルス1.5夕に相当する量)を
添加したもの、4 基本培地からイーストエキストラク
トとべブトンを除いて、これに、ディスティラーズ・ソ
ルブルスを1.5タ添加したもの、5 基本塔地からイ
ーストエキストラクトとべプトンを除いて、これにデイ
ステイラーズ・ソルプルス炉過有効成分液1.0夕(デ
ィスティラーズ・ソルブルス1.5のこ相当する量)を
添加したもの、のそれぞれを作り、これら各100の‘
を500M容坂口フラスコに入れ、しいたけ(Lent
in船edodes)『04902を接種し、25qo
、10仇pm(ストローク7の)で振糧培養した。
7日間培養後、生成した菌体を炉過して採取し、乾燥し
、乾物として各培地における菌体量を調査した。
その結果は次の表に示されるが、この表からデイスティ
ラーズ・ソルブルスの有効成分のほとんどが炉液部にあ
ることが明らかである。
表 ※ この場合は、菌体べレット中に沈澱固形物がとりこ
まれ、そのまま残留しているのが観察されるのが、真の
菌体重量はこの数値よりかなり少ないものとみられる。
試験例 3 実施例3で得られたデイスティラーズ・ソルブルス有効
成分分子炉過液及びその時同時に分離さ1−れた各分子
量の炉過液を用い、微生物としてしいたけ(じntin
usedodes)IF04902を用いて、デイステ
ィラーズ・ソルプルス未濃縮液及び基本培地を対照とし
、すべて窒素量を同一に調整した後、各塔地における菌
体増殖に及ぼす影響を試験した。
基本培地として、次の組成の堵地を用いた。
グルコース…………………………… 10タイース
トエキストラクト…………… 2.4タベプトン
……………………………… 2.4多KH2P0
4・・・・…・・・・・・・・・・・・・・・…・・・
・・ 1タMgS04・7日20…・・・
・・・・・・・・・・・・ 0.5タC
aC12・2LO……………… 0.5
タFeC13,母L〇……・・・………
10雌MnC12・4日20.......…..
,..… 7.2雌ZnC12...
.....,..,..,...…,..,..…,.
. 4.0の2CuS04・8L0・・
・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
.0の9水・・・・・・・・・・・・・・.・・.・・
.・・・….・・.・・.・・.・・.・・・(pH=
5.0)この基本培地を用いて、 1 基本培地100の‘のみ、 2 基本培地からイーストエキストラクトを除き、これ
にディスティラーズ・ソルブルス未濃縮液を同じ窒素量
加えたもの、3 基本培地からイーストエキストラクト
を除き、これにUM−OS函過液を同じ窒素量加えたも
の、4 基本塔地からイーストエキストラクトを除き、
これにUM−2通過−UM−05不通過液を同じ窒素量
加えたもの、5 基本塔地からイーストエキストラクト
を除き、これにUM−1坊通過−UM−2不通過液を同
じ窒素量加えたもの、6 基本培地からイーストエキス
トラクトを除き、これにXM−loG軍過−UM−10
不通過液を同じ窒素量加えたもの、7 基本塔地からイ
ーストエキストラクトを除き、これにXM−100不通
通液を同じ窒素量加えたもの、のそれぞれを作り、これ
ら各100叫を500肌容坂口フラスコに入れ、しいた
け(LeMn船edodes)m04902を接種し、
25℃、10比pm(ストローク7肋)で振顔培養した
7日間培養後、生成した菌体を炉過して採取し、乾燥し
、乾物として各塔地における菌体量を調査した。
その結果は次の表に示されるが、この表からディスティ
ラーズ・ソルプルスの有効成分や広い分子量分布をもつ
ようにみえるが、特にXM−1000通過−UM−10
下通過成分(分子量約1ぴ〜1び)に有効成分の多くが
存在するのが明らかである。
表試験例 4 実施例6において粉末化する際に、入口温度及び出口温
度を各段階で行い、粉末の状態を試験したところ次の結
果を得た。
ここに得られたNo.1、2、3の粉末を用い、試験例
6に用いた培地でサッカロミセス・セレビシェ(Sac
cMromycesceてevisiae)『0020
3をpH夕こ5.5で、28午○、4畑時間、振とう培
養し、また、試験例6用いた培地でバチルス・ズブチリ
ス(母cilluss地tilis)IF03007を
2がo、39時間、振とう培養して、次の表の結果を得
たが、これによると粉末化による活性の低下はきわめて
わずかで0あることが明らかである。
試験例 5 実施例1で得られた薄黄褐色透明液にエタノールを、最
終濃度で0%から95%になるまで順次添*加し、ゆっ
くり燈拝し、各濃度で生じた沈澱を炉過分離し、それぞ
れの固形分及び糠舎量を測定した。
その結果は次の表に示される。ここに得られた各不溶区
分及び可溶区分をそれぞれ凍結乾燥して粉末とした。
上記、粉末をグルコース5夕、KはP040.5夕、M
蜂S04・7弦00.2夕、ボリベプトン0.42夕を
水で100の‘とした塔地4の‘に薄黄褐色透明液25
%相当※量添加し、餌7.0に調整した。
この各塔地にバチルス・ズブチリス(Badlluss
地tilis)を接種し、3ぴ0、4独特間培養し、増
殖試験を行った。
その結果は次の表に示されるが、80%不溶区分に活性
が高いことがわかる。試験例 6実施例1で得られた薄
黄褐色透明液をアブコール(Aはor)社製のRO逆浸
透膜AS一215 AS−230、AS−290を用い
て逆浸透膜分離を行った。
ここで用いる各RO逆浸透膜の性質は次の通りである。
10% Sucrose 溶液使用 これら逆浸透膜を用い、操作圧力20〜21k9/幼、
水温25〜270で処理し、それぞれ透過液及び残存液
を得た。
それぞれの残存率は次の表に示される。上記表の各培地
No.の液を用いて培養試験を行つた。
(培養試験方法)供試菌株:母cilluss伽til
isIF03007Saccharomycescer
evisiae『00203偽pergllusoひZ
aeATCCI28基本塔地:B.subtilis
用 培 地: gIMose5.0 % 、polyp
eptoneo.5%、KH2P040.5%、MgS
04・7日200.2% pH7.0S.cerevi
siae用塔地:gucose5.0%、(Nは)2S
040.5%、K広P040.1%、MgS0417日
200.05%、CaC12・2too.01%、Na
CIO.01%、VMmin液pH5.5Aoひzae
用塔地:gucose3.0%、K2HP040.1%
、KCIO.05%、MgS0417日200.05*
% 、 FeS04 ・ 7日200.001 夕 、
NaN030.07% pH5.5培地調整、培養条件
:B.s血tilis、S.cerevisiaeのい
ずれも基本培地の窒素源を堵地No.1〜7のSamp
le30%(V/V)で置換し「総窒素童を等しくして
培養試験した。
2洋0、Shakingc山ture、培養2小て、繁
軌て後に、OD黍○を測定し生育を調べた。
A.oびzaeについては同様条件で4日間培養し、乾
燥菌体 (dcw)の重量で、生育を調べた。
この培養試験の結果は次の表に示される。
試験例 7 実施例8で得られた粉末を希酢酸溶液で溶解(最終pH
:4.0)し、薄黄褐色透明液30の【相当量を下記の
培地に加えた。
培地組成 肉エキス 1% ポリベプトン 1% NaCI O.5%pH7.0 この培地を用いて、バチルス・ズブチリス及び一1ェシ
ェリヒァ・コリを各別に30℃、Shaki増c山tm
eし、2蝿時間後のOD側n肌を測定し、基本塔地に対
する比活性で求め、次の表の通りの結果を得た。
実施例 1 デイスティラーズ・ソルブルス未濃縮液100の‘その
ままをKR‐20船型遠0分離機(クボタ製作所製)を
用いて1300仇pmで10分間遠心分離処理した。
得られた液部は薄黄褐色で、微細油薄で混濁していた。
この液部をワットマンNO.32炉紙(東洋炉紙No.
$)によって炉遇し、薄黄褐色の透明液増加‘を得た。
窒素含量は0.7の3/心であった。実施例 2ディス
ティラーズ・ソルプルス未濃縮液100私にセラィト(
商品名:スーパーセル)を4タ添加し、よく混合し、こ
れを吸引炉過磯(ヌッチェ)で炉遇し、薄菱褐色透明液
94の‘を得た。
実施例 3ディスティラーズ・ソルブルス未濃縮液10
0の‘そのままをKR−200A型遠心分離機(クポタ
製作所製)を用いて900仇pm(10000夕)で8
分間(80000×夕×分)遠心分離処理した。
得られた液部は薄黄褐色で、微細油滴で混濁していた。
この液部をワットマンNo.32戸紙によって炉過し、
薄黄褐色の透明液94の‘を得た。
得られた薄黄褐色透明液をアミコン社製メンブレンフィ
ルターXM−100及びUM−10をセットした分子炉
過機にかけXM−100を通過し、UM−10を通過し
ないで残留した液部を採取し、9.4の‘の希薄黄色透
明液を得た。
窒素含量は3.4の9/の【であつた。実施例 4 ディスティラーズ・ソルブルス未濃縮液100の【その
ままをKR−200A型遠心分離機(クボタ製作所製)
を用いて900仇pm(10000夕)で8分間(80
000×夕×分)遠心分離処理した。
得られた液部は薄黄褐色で、微細油適で混濁していた。
この液部をワットマンNo.32戸紙によって炉遇し、
薄黄褐色の透明液94叫を得た。
得られた薄黄褐色透明液200M(全窒素0.74の9
′私)をアミコン社製メンブランフィルターUM−05
セットした分子炉過機にかけ、これを通過した液部を採
取し、160凧【(全窒素0.14の9/の【)の希薄
黄色透明液を得た。
実施例 5 ディスティラーズ・ソルブルス未濃縮液100泌にセラ
イト(商品名:スーパーセル)を4タ添加し、よく混合
し、これを吸引炉過機(ヌッチェ)で炉過し、薄黄褐色
透明液94Mを得た。
得られた薄黄褐色透明液200の‘(全窒素0.74雌
/泌)をアミコン社製メンブランフィルターUM−05
をセットした分子炉過機にかけ、これを通過した液部を
採取し、160M(全窒素0.15の9/の【)の希薄
黄色透明液を得た。
実施例 6 実施例1で得られた薄黄褐色透明液をそのままスプレー
・ドライヤーにかけて、入口温度150〜30び0、出
口温度85〜1300○で粉末化した。
実施例 7実施例1で得られた薄黄褐色透明液50私に
約117の‘のエタノールを添加し、ゆっくり縄拝し、
生成した沈澱を炉過して除き、炉液に更に約83の‘の
エタノールを添加し、ゆっくり澄拝し、生じた沈澱を炉
遇して分離し、得られた沈澱物を凍結乾燥した。
実施例 8 実施例1で得られた薄黄褐色透明液1夕にpH=10に
なるまで30%NaOHを加え、ゆるやかに蝿拝しつつ
沈澱を生成させた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 デイステイラーズ・ソルブルスもしくはその濃縮物
    を遠心処理もしくは濾過処理し、清澄化物を得、必要に
    応じて得られた清澄化物を分子篩処理、限外濾過処理、
    逆浸透処理のいずれかにより精製し、得られた清澄化物
    を噴霧乾燥、凍結乾燥、沈澱乾燥、送風乾燥等の乾燥手
    段によつて乾燥することを特徴とする乾燥状デイステイ
    ラーズ・ソルブルス有効成分を製造方法。
JP52121910A 1977-10-13 1977-10-13 乾燥状デイステイラ−ズ・ソルブルス有効成分の製造方法 Expired JPS6010710B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52128655A (en) * 1976-04-20 1977-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Washing machine with water feed pump
JPS52134079A (en) * 1976-05-06 1977-11-09 Tax Adm Agency Separation of effective component from distiller.s solubles
JPS5518519A (en) * 1978-07-20 1980-02-08 Daido Steel Co Ltd Continuous vacuum degassing apparatus of molten metal

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