JPS6010703A - ロ−タリ−ソレノイド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はコイルの励磁によりプランジャーを回転運動さ
せるソレノイドに関する。

〔背景技術〕

従来のプランジャーが回転運動するロータリーソレノイ
ドは第１図の如（で、上壁１ａを有する円筒状の第１ヨ
ーク１内にコイルブロック２を装填し、第１ヨーク１の
開口側１こ円板状の第２ヨーク３を構成してヨークブロ
ックと成している。

そして前記コイルブロック２のコイル枠２ａの貫通孔内
にプランジャー４と固定鉄心５が所定の磁気空隙ａを介
して対向している。前者のプランジャー４は前記第１ヨ
ーク１の上壁１ａに対向する回転体６と固着すると共に
この両者を串刺しするように連結棒７を構成し３者を一
体化してプランジャーブロック８としている。この連結
棒７の一端は図示していない外部負荷に回転運動を伝達
する伝達部を有し他端は固定鉄心の貫通孔及び円板状の
第２ヨーク３の中心孔を通して止板ａに固定されている
。後者の固定鉄心　は前記円板状の第２ヨーク　に固着
されている。第１ヨーク１の上壁１ａとプランジャーブ
ロック８の回転体６との間にはプランジャー４の直線運
動を回転運動に変えるべく、ベアリング１０を介在する
と共に第１ヨークの土壁１ａ及び回転体６にはそれぞれ
ベアリング受溝１ｂ、６ａを形成している。そして２ａ
受溝１ｂ、６ａは第１図のＡ−Ａ’断面に示す如く傾斜
面１ｃ、６ｂとしている。今コイルブロック２ｑ）コイ
ル舎励磁することにより、プランジャー４は矢印方向Ｐ
の力が働き固定鉄心５に吸着されようとする。しかしプ
ランジャーブロック８の回転体６と第１ヨーク１間に介
在したベアリング１０により、プランジャー４は直線的
に固定鉄心５に吸着されず、ベアリング受溝１ｂ、６妊
の傾斜面に沿ってプランジャーブロック８は所定はベア
リング受溝１ｂ、６ａの長さによって決定されるもので
ある。このような従来のロータリーソレノイドに於いて
は、直線運動を回転運動とする為にベアリング１０を複
数個所定のベアリング受溝１ｂ、５Ｂに配置する必要が
あり構造が複雑になると共にベアリング１０が非常に小
さくその組立に工数を用する問題があった。

〔目的〕

た 本発明は上記の点に鑑みて成しＣものであって、即ちプ
ランジャーの外周面に螺線状の溝を形成し、この溝に係
合する突起をガイドパイプの内周壁に形成して直線運動
を回転運動に変える、ロータリーソレノイドとすること
において、ベアリングを不要とし構造を簡素化すると共
に組を工数を低減化することを目的とする。

〔発明の開示〕

（実施例） 本発明の第１実施例を第２図に基づいて説明すａが形成
されている。１３はガイドパイプで非磁性材より成し前
記コイル枠１１の貫通孔１１ａ内に挿入されると共にそ
の両開口端の一方の入口部１３ａの内周壁に円筒の中心
軸に向って突出する突起１３ｂを点対称に２個形成して
いる。尚この突起１３ｂは後記するプランジャーの２本
の螺線状の溝に係合されるものである。工４はプランジ
ャーで前記ガイドパイプ１３内にあって、その外　貫層
面には２本の螺線状の溝１４ａ、１４ｂを形成しガイド
パイプ１３の２個の突起１３ｂに係合し回動自在に構成
している。又軸方向の一端は後記する固定鉄心に対向す
る接極面１４ｃとし他端は図示しない外部負荷への伝達
部１４ｄである。１５は固定鉄心で一端（１前記プラン
ジヤー１４の接極面１４と磁気空隙すを介して対向する
と共に他端は後記するヨークに固着している。１６はコ
字状の第１ヨークで前記コイル枠１１及びコイル１２を
包囲すると共にその一片に前記固定鉄心１５を固着して
いる。１７は第２ヨークで前記ゴ字状第１ヨーク１６の
開口側を閉じて、この第１、第２ヨーク１６．１７とプ
ランジャー１４、磁気空隙ｂ１固定鉄心１５とで成る磁
気回路を形成している。　・ 次に本発明の第２実施例を第３図に基づいて、第１実施
例と異なる部品のみについて説明すると、１８はガイド
パイプで内周壁に円筒の中心軸に向って突出する２本の
螺線状の突起１８ａ、１８ｂを連続的に形成し前記プラ
ンジャー１４の２本の螺線状の溝１４ａ、１４ｂに係合
し、プランジャー１４が当ガイドパイプ内で回動自在に
構成し　５ｚ ている。

（動作） 次に本発明の第１実施例の動作を第３図に基づいて説明
すると、図はコイル１２を励磁する前のプランジャー１
４が所定の磁気空隙すを確保して開極してい−る状態を
示している。今コイル１２を励磁してプランジャー１４
に矢印方向Ｑの吸引力を与えると、その力はプランジャ
ー１４の２本の溝１４ａ、１４ｂとこの溝に係合するガ
イドパイプ１３の内壁面の突起１３ａ間に加わる。そし
てその溝１４ａ、１４ｂを螺線状としている為プランジ
ャー１４は所定角度回転しながら矢印方向Ｑに移動し固
定鉄心１５に吸着され閉極状態となる。尚この回転角度
はプランジャー１４の螺線状の溝１４ａ、１４ｂのピッ
チを変えることにより自由に設定できる。一方コイル１
２の励磁を解（と図示していないプランジャー１４の復
帰バネにより、プランジャー１４は動作時の回転と逆方
向に回・転しながら初期９位置に戻るものである。

本発明の第２実施例の動作については第１実施（６） 例と全く同様であり詳細説明は省略する。

〔効果〕

力（＜シて本発明にあっては、コイル枠の胴部内にガイ
ドパイプを挿入し、そのパイプ内に配置されるプランジ
ャーがコイルの励磁と共に固定鉄心に吸着されるソレノ
イドに於いて、前記プランジャ−の外周面に螺線状の溝
を形成し、この溝に係合する突起をガイドパイプの内周
壁に形成するロータリーソレノイドとしたので、コイル
励磁に伴うプランジャーの直線運動はプランジャーに形
成した溝とガイドパイプの内周壁の突起によって回転運
動に変換され、従来の如く筒状のヨークの上壁とプラン
ジャーに一体化した回転体との間にベアリングを介在し
て回転運動を得ていたものに比し、ベアリングが不要で
その構造が簡素化されると共に組立工数を大巾に削減で
き、更番どプランジャーが回転運動しない直線型ソレノ
イドへの系列展開が容易となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す縦断面図、第２図は本発明の第１
実施例を示す縦断面図、第３図は同第２実施例を示す部
分断面図である。 １１・・・コイル枠、１２・・・コイル、１３，１８・
・・ガイドパイプ、１３ｂ、１８ａ、１８ｂ＝・突起、
１４・・・プランジャー、１４ａ、１４ｂ・・・溝、１
５・・・固定鉄心。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士　竹　元　敏　丸 （ほか２名） ］ 第１図 第２図 ゛□

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）コイルが巻回されるコイル枠の胴部内にガイドパ
   イプを挿入し、そのパイプ内に配置されるプランジャー
   が前記コイルの励磁と共に固定鉄心に吸着されるソレノ
   イドに於いて、前記プランジャーの外周面に螺線状の溝
   を形成しこの溝に係合する突起をガイドパイプの内周壁
   に形成したことを特徴とするロータリーソレノイド。