JPS62113406A - 回転型係止ソレノイド - Google Patents

回転型係止ソレノイド

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JPS62113406A
JPS62113406A JP61238964A JP23896486A JPS62113406A JP S62113406 A JPS62113406 A JP S62113406A JP 61238964 A JP61238964 A JP 61238964A JP 23896486 A JP23896486 A JP 23896486A JP S62113406 A JPS62113406 A JP S62113406A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • H01F7/14Pivoting armatures
    • H01F7/145Rotary electromagnets with variable gap

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明が属する技術分野) 本発明は、電磁ソレノイドに関し、特に可動要素を動作
状態、運動状態または係止された状態に維持するため永
久磁石か用いられる回転型ソレノイドに関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
典型的な回転型係止ソレノイドは、ハウシング即ちケー
ス内に取付けられた電気で付勢するコイルと、前記ケー
スに対して取付けられかつ磁極面を有するベースと、ケ
ース上に回転自在に取付けられかつこのケースを貫通し
て延長するハブと前記ベースの極面に対面する極面とを
有する可動要素と、この可動要素を係止されない位置へ
戻すためのばれ戻し部と、このばねの戻しトルクに抗し
て前記可動要素を係止即ち閉止位置へ保持する係止機構
とを含むものである。Myersの米国特許第4,47
0.030号に開示された1つのこのような装置におい
ては、前記係止機構は、前記ベースと反対側でケースに
取付けられた永久磁石を使用する。ソレノイドのコイル
が付勢されると、磁束流の経路はこのコイルの周囲で可
動要素のハブとベースを貫通して延びる。この磁束線は
、前記可動要素とベースの極面を横切って延び、ベース
の極面に向けて可動要素を吸引する。
前記のMyersの装置は、前記コイルにより生じた直
線作用力を回転運動に変換するボール・レースを含み、
これにより可動要素をしてベースに対し回転させ、また
戻しばねに抗して付勢位置へ回転運動させる。この位置
にあってコイルが消勢される時、可動要素とハブとベー
スの極面は永久磁石の磁束を可動要素とベース間に流れ
させるに充分なだけ接近し、これにより可動要素を付勢
位置に維持する。
前記可動要素は、コイルを逆方向の電流により脈動させ
ることによりその消勢位置へ解除ざわ、これにより生し
た磁石か保持する磁束を一時的に打消してばね戻し部が
可動要素を最初の静止位置に向って反対方向に回転させ
る。
このような回転型係止ソレノイドはコンパクトであり有
効であるか、その構造によるいくつかの短所がある。例
えば、上記のMyersの装置においては、永久磁石は
傾斜したボール・レース機構にすく接して位置され、そ
の結果永久磁石の磁束はこのボール・レース機構を通っ
て流れる。このホール・レースの磁化は、ボール・レー
スをして全屈の削り屑または他の磁性粒子の蓄積を生じ
易くさせ、その結果ボール・レース機構の固渋を生じる
おそれがある。
このような係止ソレノイドの別の短所は、可動要素とベ
ースの極面がソレノイドの回転軸心に対し直角の面内に
あることである。傾斜したボール・レース機構が比較的
小さな傾斜を呈するため、比較的大きな半径方向の回転
運動のため運動要素の極面をベースの極面がら比較的小
さな距離しか変位させないことになる。従って、永久磁
石の磁束即ち保持作用力は、傾斜ボール・レースにより
生じる如き可動要素のこのような戻り運動と均衡させる
ために比較的大きくなければならない。
従って、ボール・レースの磁性粒子による磁化率か最小
限度に抑えられる係止ソレノイドに対する需要がある。
更に、可動要素か係IF位置へ回転される時、可動要素
およびベースの構造が永久磁石からの磁束を更に効率的
に使用てきる係止ソレノイドに対する需要かある。
(問題を解決する手段) 本発明は、可動要素およびベースの極面が各々係止位置
に当接するかあるいは密接する扇形(セクター)而を有
する少なくとも1つの共働区部を含む回転型係止ソレノ
イドである。この各セクターの面は、可動要素が付勢即
ち係止位置へ回転される時、可動要素のセクター面もま
た回転させられてその結果ベースのセクター面に隣接し
て当接するように位置されている。可動要素か消勢位置
へ望ましくはばね戻し部によって解除される時、可動要
素のセクター面はベースのセクター面がら離れる周方向
に変位させられる。
永久磁石の磁束流は、可動要素が付勢位置にある時可動
要素とベースを通って延び、その結果磁束流は前記セク
ター面に対して略々直角をなしかつこれを通過する。こ
のため、可動要素とベースとの間の保持)・ルクは、可
動要素をベースに対し保持する作用力かばね戻し部によ
り可動要素に及ぼされる作用力と同じ方向であるが反対
の方向に作用するため、従来技術のソレノイドのトルク
よりち大きくなる。結果として、比較的小さな即ち力の
弱い永久磁石を用いて従来技術の装置において得ら九る
よりも大きな係止トルクを達成1−ることかてきる。
本発明の望ましい実施、態様においては、ソレノイドは
コイルに隣接して配置される強磁性体から作られかつ形
状か可動安素のセクターを収受するため環状を呈する端
部キャップを含んでいる。補記ベースは、ティスフ状の
フランジと中心部の円筒状の電極とを含み、永久磁石か
このベースのフランジと端部キャップとの間に置かれる
。磁石は環状のもので、円形列に配置された個々の敏行
列から作ることができる。ホール・レース機構は、従来
の如く可動要素板および永久磁石から離れたケースの一
ト壁面内に形成された対応するホール・レースからなっ
ている。従って、ホール・レース機構を通って流れる磁
束流は最小限度に抑えられ、これによりポール・レース
機構か磁気汚染を蓄積しようとする傾向を最小限度に抑
えるのである。
端部キャップは、可動要素とベースの両方のセクタ一部
分を包囲している。この端部キャップはコイルを永久磁
石から分離するため、磁石およびコイルの両方からの磁
束は端部キャップおよび可動要素とベースのセクターを
通って流れ、また端部キャップは磁石とコイルとの間の
磁気的な分路となる。コイルが可動要素をその係止位置
から解除するため逆方向の電流によりパルスが与えられ
る時、コイルからの磁束は主として端部キャップを通っ
て流れ永久磁石は流れず、このため永久磁石に対する損
傷を回避するものである。
前記端部キャップは、コイルに隣接する領域において環
状の内側に向って閉じるテーバ形状が与えられることか
望ましい。このテーパ部は、コイルに隣接する間隙を横
切って磁束を発散させる目的を供し、反対の極性の電流
か電気コイルに対して加えられる時、解除即ち解放動作
の応答性を高める。
永久磁石の保持作用力は、士として可動要素およびベー
スにおける各セクタ一部を通るように指向される。部分
的にはホール・レースの回転行程に従って、このような
共働するセクターの1つ以−Lの対を用いることかでき
る。更に、付勢位置即ち係止位置において当接する作用
面は半径方向に平坦とするか、あるいは回転軸心からの
ある半径上に位置することもできるか、場合によっては
相互に偏在するかあるいは傾斜した面を提1j l、て
相互の面積を増加しかつ保持作用力を増加させることも
本発明の範囲内にある。
本発明は、電気的に付勢するコイルと、このコイルを収
受するカップ状のケースと、前記コイルおよびケースを
vr通して延在しかつ中心1■の縦方向4Qh心の周囲
で軸方向および回転方向の両jT向に運動可能であり、
かつ永久磁石を含む可動要素とを含む回転型係1トソレ
ノイトを提供するもので、可動安素およびポールか各々
、前記セクター面が係1)−位置において相互に隣接し
あるいは当接する(l置関係にあり、また解除位置にお
いては+1117に回転するように1雛間された位置関
係にあるよう2回l匠111111心から外力へ)L存
するセクター面を両7:l:、 1!IIち形成する高
くなりあるいは離散したセクタ一部分を有すること、ま
た永久磁石からの磁束か可動要素およびベース上に形成
された各セクターを通って流れて係止位置における回転
ソレノイドに対して保持作用力を提供し、係止ソレノイ
ドは電気コイルを流れる反対の電流を生じることにより
解除されることを特徴とするものである。
本発明を更に容易に理解できるように、図面を照合され
たい。
〔実施例〕
第1図および第2図に示されるように、本発明の回転型
係止ソレノイドは、略々円筒状の側壁面12と、この側
壁面と同心状のオリフィス16を有する環状の頂壁面1
4とを含む強磁性体のカップ状の外側ケース10を含ん
でいる。電気的に付勢するコイル18はケースIO内に
配置され、中心部関口zOを有する形状が円筒状を呈す
る。
可動要素22は、ディスク状板26から延長する円筒状
のハブ24を有する。このハブ24は、前記オリフィス
16および開口20を貫通して延長するような寸法が与
えられ、その端部において環状の極面28を有する。極
面28は、前記可動要素の中心軸心Aに略々平行な面内
にあってかつこの中心軸心ばから略々半径方向に延長す
るセクタ一部32を有する少なくとも1つの高い区部3
0を含む゛。可動要素22はまた、中心軸心Aと同心状
を呈しかつソレノイドの全長に沿って延在する軸34を
含む。
前記ケースの板部26と頂部壁面14は、各々の対がそ
の内部に捕捉されたベアリング・ボール3Bを有する対
をなす対応するボール・レース36を含んでいる。この
ボール・レース36の傾斜は、可動要素22を4−−ス
10内に引込もうとする作用力に応答してこの可動要素
を回転させる。その結果、このような作用力は、可動要
素22のケースlOに対する長手方向の変位および可動
要素のケースに対する比較的大きな回転運動を生じさせ
る。
強磁性体から作られた端部キャップ40は、外側フラン
ジ42と、上部の環状部分44と、下部の環状部分46
とを含む。この上部の環状部分44は、ケースlO内で
摩擦的な嵌合状態を生じてコイル18を頂壁面14に対
して固定するような寸法が与えられ、フランジ42は、
側壁面12の外面と平滑な面を形成するような寸法とな
っている。端部キャップ40は、可動要素22のセクタ
一部30をその内部に収受するテーバ状の中心部穴48
を含む。第2図に示される如きこのテーパ状の中心部穴
48は頂部よりも底部の方が広く、その結果磁束が前記
ベースと可動要素のハブとの間で狭い頂部49と各セク
タ一部との間の半径方向の間隙で前記頂部に沿って集中
させられる傾向を有する。
ベース50は、基部フランジ52と、共働する半径方向
の1面56を支持する高い中心部54とを有する。この
極面56は、これもまた略々半径方向に中心軸心Aに対
して略々平行な面内で延在するセクタ一部60を有する
少なくとも1つの高いセクター58を含む。このセクタ
ー58は、端部キャップ40の中心穴48内に向って上
方へ延長するような寸法が与えられる。ベース50は、
締まり嵌め状態でブッシンク64を収受する中心部穴6
2を存する。このブッシンク64は、基部フランジ52
を貫通して突出するよう充分に長い可動要素の軸34に
対するベアリングとして作用する。前記の基部フランジ
52はまた、ある装置(図示せず)上にソレノイドを支
持するためのねじを設けた1対のスタッド66を有する
第3図に示されるように、ベースおよび可動要素の各セ
クターはそれぞれ共働する関係にあるが、ベースのセク
ター58の各壁面間に生じる開口空間内で可動要素のセ
クター30の回転運動のための余地が与えられるように
、全部で360°よりも小さな角度を占有する。第3図
に示される本発明の実施態様においては、1つのベース
のセクター58と1つの共働する可動要素のセクター3
0が存在する。第4図および第5図に示されるように、
セクター30は、共働する略々半径方向に延びる壁面3
2および60が実質的に当接する位置関係(第4図)に
ある作動位置と、前記壁面間に実質的な円弧状の空間が
存在する第5図に示す如き消勢即ち非作動位置間で運動
可能である。また、2つの従来周知の軸方向の空隙68
が非作動位置において可動要素の略々半径方向に延在す
る当接面28と56の間に形成されることが判るであろ
う。二わらの軸方向の空隙は、電気コイル18が付勢さ
れる時これを横切って軸方向の閉鎖作用力が生じる作用
空隙である。回転型ソレノイドのこの作用行程即ち動作
は、このような軸方向運動中ベースに対して可動要素の
セクターが回転運動するベースと可動要素の共働するセ
クタ一部分も存在しているという事実によって恋影蕾を
受けることはない。
可動要素の軸34は、ケースIO内に可動要素を保持す
るためスナップ・リング70を収受する溝を有する。こ
の可動要素の軸34はまた、コイルばね72の内端部を
収受するための航記溝に隣接する平坦部(図示せず)を
有する。このばね72は、基部フランジ52の下側に取
付けられた保持ディスク76の歯列の1つと係合する突
起部74を有する。
環状の肉の厚い軸方向に指向される永久磁石78は基部
フランジ52上に配置され、ベース50の中心部54が
貫通して延在する中心部開口80を含む。ソレノイドか
第2図に示される如く組立てられる時、磁石78は基部
フランジ52と端部キャップ・10の下方の環状部分4
6との間に配置される。
非磁性材料のスペーサ・リンク82は、磁石78と下方
の環状部分46とを収受する形状の円筒状側壁面84と
、ベース50の基部フランジ52を収受する形状の開口
88を有する底壁面86とを有する。前記リング82は
、端部キャップ40と比較的強い締り嵌めを生じる。し
かし、このリングはベース50のフランジとは僅かな空
隙を生じて、その結果ベース50がリング82内で回転
するようにlJ1整することかできる。この調整位置は
、リング82の壁面を4通してフランジ52と係合状態
となるよう延在する・列状の3本の固定ねしによって維
持される。このように、基部フランジのセクター58の
位置は、可動要素22のセクター30に対して回転する
ように正確に定置させることかでき、その結果ホール3
8の各レースの深い端部に達するボールによってその位
置が制御される完全に付勢される位置に可動要素がある
時、第4図に示される如く相互に当接する面60と32
が丁度互に物理的に接触状態となる。このように、セク
ターの相互に作用する位置の面間の最小または零の空隙
は、固定ねじ89を緊締することにより最初に設定して
固定することができる。
磁性を持たないスリーブはケースIOのオリフィス16
およびコイル18の中心部開口20内に置かれることが
望ましく、また磁石78の中心部開口80の内部で軸方
向に延長し基部フランジ52で終りその上に静置するこ
とが望ましい。ポリマー樹脂または真鍮から形成しても
よいこの磁性のないスリーブの主な目的は、可動要素の
円筒状部分24に対する補助的な支持面を提供すること
である。図面にはやや誇張された厚さで示されるが、作
用しない磁気間隙が最小限度に保持されるようにできる
たけ薄く作らなければならない。
第3図、第4図および第5図に示されるように、可動要
素22の時計方向の回転運動は、可動要素ハブ24のセ
クター面32をベース50のセクター面60に向ってそ
のすぐ近くに接近するよう回転させる。反対に、可動要
素22の反時計方向における回転運動は、セクター面3
2をベース50のセクター面60から離れるように円周
経路内で移動させる。セクター30の軸心A(第2図)
に沿う方向の運動か生じるが、第5図に示されるように
可動要素22か回転される時、セクター面32はセクタ
ー面60の真正面で対向させられる。
係止ソレノイドの作用は下記の如くである。即ち、コイ
ルI8の付勢と同時に、磁束は第2図の矢印Bて示され
る方向に流れる。この磁束の経路は、可動要素のハブ2
4に沿ってベース54の上部、端部キャップ40を経て
ケースIOの壁面に沿って軸方向に延長する。磁束は、
可動要素22をベース50に向って下方に押圧する作用
力を可動要素上に及ぼす。軸心Aに沿って作用するこの
作用力は、ボール・レース36およびボール38によっ
て回転運動に変換され、その結果ハブ24が第4図に示
されるように時計方向に回転して可動要素のセクター面
32をベースの而60に対して当接する位置関係にさせ
る。
コイル18の消勢と同時に、永久磁石78の磁束か作用
する。永久磁石78により生じる磁束は第2図において
矢印Cによって示され、端部キャップ40、可動要素の
セクター30、ベースのセクター58および基部フラン
ジ52を通って延在する。このように、磁束はセクター
面32.60を含む面に対して直角をなす方向に流れる
。戻しばね72によって及ぼされる作用力もまたセクタ
ー面32.60に対し直角をなす周方向であるが反対方
向に作用する。可動要素は、永久磁石78の磁束によっ
てこの付勢位置即ち係止位置に保持される。
セクター面32.60を分離するためには、第5図に示
されるように、可動要素22を時計方向に回転させるこ
とが必要であるが、これは磁束の流れ経路Cに対して略
々直角をなす。従って、永久磁石78により及ぼされる
係止作用力は、セクター構造部を係止する従来技術のソ
レノイドの場合よりも大きくなる。
ソレノイドは、第2図に矢印りで示され磁束経路を生じ
るようにコイル18を流れる反対方向の流れを加えるこ
とにより解除される。この磁束の経路もまた、狭い区部
49における端部キャップ40、ベース50、ハブ24
およびケース10を流れるか、永久磁石78によって生
じるものとは反対の方向である。コイル18に対して加
えられる電流は、区部49により集中させられる磁束り
を生じるに充分であり、かつ永久磁石78により生じる
磁束Cと等しいかあるいはこれよりも大きい。このため
、戻しばね72が可動要素を消勢位置へ向けて反時計方
向に回転させる。
永久磁石78の保持力は、8極のセクターがその間の最
小限度の間隙で当接関係にあるため、本発明の回転型ソ
レノイドを係止位置かあるいは運動位置に保持するため
有効に利用される。この間隙における有効な磁束が打消
され第5図に矢印により示されるように可動要素がその
消勢位置に戻り始めると直ちに、間隙は迅速に拡がって
永久磁石の保持効果は無視し得る状態となる。キャップ
4゜は、磁石の保持力を打消すため反対の電流が加えら
れる時電気コイルに対する集中磁束経路を生じるその機
能に加えて、通常のソレノイド動作中永久磁石を遮蔽し
てこれを保護する従来の分路としても作用する。
正確に半径方向でもなくあるいは正確に軸方向でもない
当接面32.60を提供することも本発明の範囲内に含
まれる。実際に、各当接領域を増加させることが要求さ
れる場合には、これらの当接面は回転軸心に対し平行な
面に相互に傾斜させることができる。更に、特に比較的
短い行程が要求される場合に、保持力を強化するため複
数の相互に嵌合するセクターまたは磁極を提供すること
もできる。
第6図は、可動要素22の端部に扇形のセクター30a
が形成され、1対の対向するハブのセクター58aと共
働するように運動可能な実施例である。
無論、介在する回転行程に従って、どんな数の相互に嵌
合し共(動するセクタ一部分30.58でも提供するこ
とができる。第6図の実施例の場合には、付勢位置に係
合状態となるか略々当接する面32aおよび60aか正
確には半径方向ではなく半径から側方に偏在する結果芥
面禎の増加をもたらすことも判る。第6図における各部
は解除された位置即ち消勢位置で示されている。
第7図および第8図は、ハブにおける相互に傾斜した作
用面32bおよびベースにおける作用面60bを提供す
るよう変更された第4図および第5図の実h’h例を示
している。付勢位置または運動位置においては、ハブお
よびベースの各作用面部ち共働面は重合した位置関係で
一緒に運動する。このような面の傾き即ち傾斜もまた、
永久磁石の磁束により提供される保持作用力を強化する
増加した面積を提供するものである。このような傾斜面
は、複数の共(動するベースおよびハブのセクタ一部分
が用いられる事例において提供することかできる。
また、例示された真に環状の磁石の代りに、略々4状の
形態て配置された一連の磁石片を用いることもまた本発
明の範囲内に含まれる。実際に、厚み分極された磁石片
は、その人手し易いことまたは低コストの故にある場合
に選好される。
また、ホール・レースの比較的深い端部の保持用デテン
トを提供することも本発明の範囲内にある。このような
保持用デテントは、付勢位置にソレノイドを保持する際
磁石を助けも、電気コイルに対する反対の電流の脈流を
加えると同時に戻しばねか各部を再び消勢位置に容易に
回転させないようにする程深くはないフランジ26また
は壁面14の回転カム・スロットの深い端部に形成され
た鋳造された浅い四部でもよい。
本文において記述した装置の態様は本発明の望ましい実
hb態様を構成するものであるが、本発明は本装置のこ
れらの正確な形態に限定されるものではないこと、およ
び頭書の特許請求の範囲に記載さ九る本発明の範囲から
逸脱することなく変更か可能であることを理解すべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の望ましい実施態様を示す回転型係止ソ
レノイドの分解斜視図、第2図は第1図のソレノイドを
示す縦断面図、13図は可動要素か実質的に仮、忠線で
示される第1図のソレノイドの可動“冴素およびベース
のセクターの係合状態を示す斜視図、第4図は可動要素
が付勢位置即ち係止位置にある時の可動要素およびベー
スのセクタ一部分の相対的位置を示す第1図のソレノイ
ドの詳細平面図、第5図は可動要素が消勢位置に回転さ
れる時の可動要素およびベースのセクタ一部分を示す第
4図におけるソレノイドの詳細平面図、第6図および第
7図は可動要素およびベースの構造の変更形態を示す第
4図と類似の平面図、および第8図は第7図の線8−8
に関する部分立面図である。 lO・・・外側ケース、12・・・側壁面、14・・・
頂壁面、16・・・オリフィス、18・・・コイル、2
0・・・中心部開口、22・・・可動要素、24・・・
ハブ、26・・・ディスク板、28・・・極面、30・
・・高い区部、32・・・セクター面、34・・・軸、
36・・・ボール・レース、38−・・ベアリング・ボ
ール、40・・・端部キャップ、42−・・外側フラン
ジ、44.46・・・環状部分、48.62.80−・
・中心部穴、50−・・ベース、52・・・基部フラン
ジ、54・・・高い中心部1.56・・・極面、58・
・・高いセクター、60・・・セクター面、64・・・
ブッシンク、66・・・スタット、78・・・磁石、8
2−・・スペーサ・リンク、84・・・円筒状側壁面、
86・・・底壁面、88・・・開L1.89・・・固定
ねし。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カップ状ケース内の電気付勢コイルと、該コイルお
    よびケースを貫通して延在しかつ長手方向軸心の周囲に
    回転可能な可動要素と、該可動要素からの軸を収受し可
    動要素に隣接して配置されたベースとを備えた回転型係
    止ソレノイドにおいて、前記可動要素およびベースがそ
    れぞれ、前記軸心から外方に延在するセクター面を形成
    するよう共働し、前記ソレノイドの係止位置において相
    互に当接する位置関係にある隆起したセクターと、前記
    可動要素が係止位置にある時、前記セクター面を横切っ
    て前記可動要素とベースを通る磁束経路を形成するよう
    ソレノイド内に配置された永久磁石とを有することを特
    徴とする係止ソレノイド。 2、特許請求の範囲第1項記載の係止ソレノイドにおい
    て、前記可動要素が係止位置にある時、前記セクター面
    が半径方向に延在しかつ相互に平行であることを更に特
    徴とする係止ソレノイド。 3、特許請求の範囲第1項記載の係止ソレノイドにおい
    て、強磁性体の端部キャップが前記コイルと磁石との間
    に配置され、かつ該コイルと磁石に対する共通の磁束経
    路を提供することを更に特徴とする係止ソレノイド。 4、特許請求の範囲第3項記載の係止ソレノイドにおい
    て、前記磁石が環状を呈し、かつ前記ベースと端部キャ
    ップとの間に配置されることを特徴とする係止ソレノイ
    ド。 5、特許請求の範囲第3項記載の係止ソレノイドにおい
    て、前記キャップが前記磁石とコイルとの間に磁気分路
    を形成することを更に特徴とする係止ソレノイド。 6、特許請求の範囲第5項記載の係止ソレノイドにおい
    て、前記分路が前記セクターにおいて前記ベースと可動
    要素を包囲する狭い環状の磁束集束部分で形成されるこ
    とを特徴とする係止ソレノイド。 7、特許請求の範囲第1項記載の係止ソレノイドにおい
    て、前記セクター面が、ハブおよびベースを通る半径方
    向線から偏在することを特徴とする係止ソレノイド。 8、特許請求の範囲第1項記載の係止ソレノイドにおい
    て、前記セクター面が前記可動要素の回転軸心に対して
    平行な線に相互に傾斜していることを特徴とする係止ソ
    レノイド。 9、特許請求の範囲第1項記載の係止ソレノイドにおい
    て、前記ハブおよびベースが複数のセクターを有するこ
    とを更に特徴とする係止ソレノイド。
JP61238964A 1985-10-15 1986-10-07 回転型係止ソレノイド Expired - Lifetime JPH0673332B2 (ja)

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