JP2009106090A - 電磁アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 構成部品点数を削減し、かつ小型化・軽量化を実現した電磁アクチュエータを提供する。
【解決手段】 コイル23と、コイル23に軸転可能に支持され、コイル23に通電されたときに励磁される可動部材(可動鉄心)4と、可動鉄心4の軸部(軸状鉄心)41の端部に設けた回転部(扇形鉄心)42の回動面内に固定支持されて磁極23に円周方向に対向配置された固定部材(永久磁石)3とを備える。コイル23の通電方向を変化させて可動鉄心4の扇形鉄心42の極性を反転させ、永久磁石3との間に生じる反発力および吸引力によって扇形鉄心42に回動力を生じさせ、往復回動動作させる。可動部材をマグネットやコイルで形成する必要がなく、軽量化を図り、動作の高速化が可能になる。
【選択図】 図2

Description

本発明は電磁石と永久磁石で構成される電磁アクチュエータに関し、特に可動部材が往復回動動作される電磁アクチュエータに関するものである。
カメラのように内部に各種可動機構を備える装置では、当該可動機構を動作させるための駆動源として電磁アクチュエータを用いることが多い。特に、カメラのミラー駆動装置やシャッター駆動装置等のような往復動作される可動機構に用いられる電磁アクチュエータでは電磁モータを応用して可動部材を往復回動動作する電磁アクチュエータが提案されている。このような往復回動動作する電磁アクチュエータとして、特許文献1には、コイルの中空部を挿通され、端部に回転板を備える出力軸と、この回転板の外周側に適宜の間隔で配置した複数個の永久磁石と、回転板の回転範囲を規制すべく永久磁石の磁気中性点よりも回転方向にずらせた位置に設けた回転板ストッパとからなる電磁アクチュエータが提案されている。
特許第2565656号公報
この特許文献1の電磁アクチュエータは、出力軸に設けた回転板に回転力を付与するための複数の永久磁石と、回転板の回転範囲を規制するための回転板ストッパとを備えている。そのため、回転板の周囲に沿ってコイルに複数の永久磁石と回転板ストッパを配設する必要があり、部品点数が多く、小型化・軽量化を図る上での障害になる。また、複数の永久磁石はN極とS極を回転板を180度の方向に挟む位置に配設支持させる必要があり、しかも回転板ストッパによる出力軸の回転位置を保持すべく回転板ストッパは永久磁石の磁気中性点よりも回転方向にずらせた位置に設ける必要があるため、回転板の回転範囲、すなわち出力軸の回転範囲を設定する際には永久磁石の配置位置と回転板ストッパの形状とをそれぞれ適切に設計する必要があり、回転範囲を設定するための設計が煩雑になるとともに、目的とする回転範囲の出力軸の電磁アクチュエータの製造が困難なものになる。そのため、特許文献1の電磁アクチュエータをカメラ等の小型機器に適用するためには、部品点数の削減及び小型化・軽量化の点を改善することが要求される。
本発明の目的は、部品点数を削減して小型化・軽量化を図り、カメラ等の小型機器への適用を実現した電磁アクチュエータを提供するものである。また、本発明は回転出力軸の回動範囲を任意に設定でき、かつ製造が容易な電磁アクチュエータを提供するものである。
本発明の電磁アクチュエータは、両端に円形フランジを有する筒部の外周に巻かれたコイルを有する非磁性体からなるボビンと、コイルに電流を通電するための通電装置と、ボビンに対し軸転可能に支持された可動部材と、円形フランジに固定された永久磁石からなる固定部材とを備えており、可動部材は磁性部材からなるとともに、ボビンの筒部に回転可能に軸支された軸部と、軸部の少なくとも一端部に設けられて円形フランジ面上に位置して軸部から径方向に伸び、通電装置からコイルに所定方向に通電させたときに所定の極性を持ち、永久磁石の磁力により前記円形フランジの面上で回転する回転部とを備え、固定部材は可動部材を所定位置で回転停止させるストッパを備えることを特徴とする。
本発明の電磁アクチュエータは、可動部材の回転部を永久磁石で構成した固定部材のストッパに直接に当接し、永久磁石の磁力によって吸着することで、可動部材の回動範囲を規制し、かつ可動部材の回動位置を保持することができる。そのため、特許文献1のように、複数の永久磁石と回転板ストッパをそれぞれ独立して備えるものに比べて部品点数が削減でき、小型化・軽量化が可能になる。また、固定部材を設計するだけで可動部材の回動範囲や回動角度位置を設定できるので、回動範囲の設定が容易であり、しかも製造を容易に行うことができる。
本発明では、回転部は軸部を中心とする扇形をした扇形鉄心として構成され、固定部材は扇形鉄心が回動する面内に配設され、円周方向に向けられた両端面が異なる磁極に着磁される。軸部の一端部の扇形鉄心が一方の磁極に励磁され、軸部の他端部あるいは他端部に連結された扇形鉄心が他方の磁極に励磁され、永久磁石に対して円周方向の反発力および吸引力が発生し、可動鉄心は軸部を軸として往復回動される。これにより、固定部材を一つの永久磁石で構成することができ、小型化・軽量化が実現できる。
特に、扇形鉄心は軸部の両端部に連結されて互いに反対極性にされる2つの扇形鉄心を備え、固定部材は2つの扇形鉄心のそれぞれに対応して配置され、円周方向には互いに反対方向に着磁された2つの永久磁石を備える。軸部の両端においてそれぞれ相反的な反発力および吸引力が発生し、高い回動力が得られる。また、このようにしても固定部材はトータルで2つの永久磁石で構成でき、小型化・軽量化を図ることができる。
本発明の電磁アクチュエータは、例えば、一眼レフカメラのメインミラーを往復回動させるミラー駆動装置の駆動源として用いられ、あるいはカメラのシャッター幕を開閉動作させるシャッター装置の駆動源として用いられる。小型、軽量のカメラが構成できるとともに、高速のミラー動作及びシャッター動作が可能となる。
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明の電磁アクチュエータEMAの外観斜視図、図2はその部分分解斜視図である。また、図3(a)は主要部の平面図、図3(b)はそのA−A線断面図である。これらの図において、ほぼ矩形をした平板からなる台座1上に非磁性体、ここでは絶縁材からなる円筒状をした円形ボビン2が固定されている。円形ボビン2は中心に配置された円筒状をした筒部21の筒軸方向の両端にそれぞれ円形フランジ22を有しており、これら円形フランジ22で挟まれた前記筒部21の周囲に被覆電線を巻回したコイル23を形成している。前記円形ボビン2は下側の円形フランジ22が前記台座1に固定され、上側の円形フランジ22の表面には所要厚さの半円板状に形成した本発明の固定部材としての永久磁石3が固定されている。この永久磁石3は円周方向の一端面がS極に、反対側の他端面がN極となるように着磁されている。また、前記コイル23には通電装置5を介して所要の電流が通流可能であり、特に通電装置5はコイル23に通流する電流の方向を反転することが可能に構成されている。
また、前記円形ボビン2には可動鉄心4が支持されている。この可動鉄心4は前記円形ボビン2の筒部21の内部に挿入されて筒軸回りに回動可能な軸部としての軸状鉄心41と、この軸状鉄心41の上側の一端部に径方向に突出した状態で一体的に連結され、当該軸状鉄心41の回動に伴って上側の前記円形フランジ22の表面に沿って円周方向に移動可能な回転部としての扇型をした扇形鉄心42とで構成されている。この扇形鉄心42は前記永久磁石3とほぼ同じ厚さをした円板を1/4円周にカットした中心角がほぼ90度の扇型に形成しており、前記永久磁石3と円周方向に対向配置されるようになっている。前記可動鉄心4、すなわち前記軸状鉄心41と扇形鉄心42は磁界を受けたときに一時磁石を形成するような軟鉄等で形成されており、この可動鉄心4は本発明における可動部材を構成している。
前記台座1には前記円形ボビン2を両側から挟む位置に一対の支柱11が立設されており、これら支柱11間にわたって延長した押さえバネ板12の両端が前記支柱11に螺合するビス13によって支柱11に固定されている。この押さえバネ板12はその長さ方向の中間部に舌片状の押さえ片14が切欠形成されており、この押さえ片14は前記可動鉄心4の軸状鉄心41の一端部に設けた凹部43に内挿したボール15に弾接している。これにより、軸状鉄心41は前記押さえ片14によって受ける弾接力によって下側の他端部が前記台座1の表面に当接され、円形ボビン2の筒部21内において軸転可能に保持されている。
以上の構成の電磁アクチュエータEMAは、図1に示したように前記コイル23に接続された通電装置5での電流制御により当該コイル23に通流される直流電流の正負極性、すなわち電流方向が切替制御できるようになっている。今、コイル23に対して第1の方向に電流を通流すると、図3(b)に示したように、コイル23に通流された電流により生じる電界及び磁界により可動鉄心4は軸状鉄心41の下側の他端部がN極に、軸状鉄心41の上側の一端部、すなわちこれに連結されている扇形鉄心42がS極に励磁される。この励磁により図4(a)に示すように、扇形鉄心42は永久磁石3のN極に時計方向から吸引され、軸状鉄心41、すなわち可動鉄心4は時計方向に回動され、扇形鉄心42の回転方向側の端面が永久磁石3の端面に当接するため、この当接面が回転のストッパとして機能し、この当接した位置に保持される。すなわち、永久磁石3によって可動鉄心4の回動位置が規制されるとともに、その回動位置に自己保持されることになる。
通電装置5においてコイル23に通流する電流方向を第1の方向と反対の第2の方向に切り替えると、コイル23により生じる電界及び磁界の極性が反転し、可動鉄心4は軸状鉄心41の下側の他端部がS極に、上側の一端部がN極に励磁されるため、この一端部に連結されている扇形鉄心42は図4(b)に示すようにN極に励磁される。この励磁により扇形鉄心42は永久磁石3のN極と反発し、円周方向に反対側のS極に吸引されるため扇形鉄心42は反時計方向に約90度回動し、可動鉄心4はこの回動位置に保持される。すなわち、この場合においても、永久磁石3によって可動鉄心4の回動位置が規制されるとともに、その回動位置に自己保持されることになる。
この状態から、再び通電装置5での通電方向を切り替えると、可動鉄心4の励磁状態が反転し、扇形鉄心42はS極に励磁されるため、永久磁石3のS極と反発し、N極に吸引されるため、図4(a)に示したように、時計方向に回動された位置となる。このように、コイル23に通流する電流の方向を切り替えることで扇形鉄心42及び軸状鉄心41、すなわち可動鉄心4を円形ボビン2に対して永久磁石3の中心角に相当する90度の回動範囲で往復回動させることができ、可動鉄心4が往復回動する電磁アクチュエータとして構成することができる。そして、この電磁アクチュエータは、コイル23を含む円形ボビン2は固定状態であり、また永久磁石3も固定状態であり、電界及び磁界を受けて磁性化する一時磁石材料からなる可動鉄心4、すなわち扇形鉄心42と軸状鉄心41が往復回動するのみである。この可動鉄心4は軟鉄等の材料で構成できるのでマグネット等に比較して軽量化が可能であり、往復回動に際しての慣性力を低減し、高速な往復回動動作が可能になる。また、可動鉄心4は扇形鉄心42が永久磁石3に吸着されたときには永久磁石3の磁力によって励磁されるので、コイル23への通電を停止しても吸着状態を保持でき、いわゆる自己保持が可能である。このように、固定部材である永久磁石3は可動鉄心4の回転範囲を決めるためのストッパとして機能するとともに、回動した可動鉄心4を保持して回動位置を保持することができる。そのため、特許文献1のように、複数の永久磁石と回転板ストッパに代えて1つの永久磁石で固定部材が構成できるので、部品点数を低減するとともに構成の簡略化が実現でき、電磁アクチュエータEMAの小型化・軽量化が可能になる。
ここで、前記扇形鉄心42の中心角をθaとし、前記永久磁石3の中心角をθbとし、前記可動鉄心4の回動角をθrとした場合、これらの角は、θa+θb+θr=2π(360°)の関係がある。したがって、永久磁石3と扇形鉄心42との間に生じる磁力の大きさ、すなわち両者間に生じる反発力と吸引力を勘案した上で前記各中心角θa,θbを適切に設計することで任意の回動角で往復回動する電磁アクチュエータを得ることができる。なお、本発明にかかる扇形鉄心42は必ずしも扇形をしていなくてもよく、軸状鉄心41の一部から径方向に突出した形状であれば棒状に形成されていてもよい。また、永久磁石3は必ずしも半円形でなくてもよく、扇形鉄心42が回動したときに対向する少なくとも一方の面がN極或いはS極に励磁されている構成であれば、この磁極によって扇形鉄心に対する吸引・反発が可能であり、本発明が適用できる。
図5は本発明の電磁アクチュエータEMAを一眼レフカメラCAMのミラー駆動装置MMDに適用した実施例2のカメラボディ内部の概略図である。カメラボディ100は前面に撮影レンズ110が装着でき、撮影レンズ110で結像する被写体光をカメラボディ100内に配設したメインミラー101で上方に向けて反射し、ピントガラス102において被写体像を結像する。ピントガラス102に結像された被写体像はペンタプリズム103や接眼レンズ104等を含むファインダ光学系105によって撮影者が視認することが可能になる。図には表れないレリーズボタンが押下された撮影時には、メインミラー101は上方に回動され、メインミラー101の背後位置に配設したシャッター装置SDが開くため、撮影レンズ110で結像される被写体光はシャッター装置SDの背後の電子撮像装置PDに結像され、撮像が行われる。電子撮像装置PDの代わりに銀塩フィルムを用いるカメラにおいても同様である。
図6は前記メインミラー101とこれを回動するための電磁アクチュエータEMAの部分分解斜視図である。図7はその一部を破断した平面と要部のみの平面図である。電磁アクチュエータEMAにおいて実施例1と等価な部分には同一符号を付してある。円形ボビン2は実施例1に比較して半径を小さくする一方で軸方向の長さを大きくし、コイル23に通電したときに所望の電界及び磁界を発生させるように構成されている。この円形ボビン2は図には表れない固定手段によりカメラボディ100内に固定支持されるとともに、円形ボビン2の両端の円形フランジ22にはそれぞれ実施例1と同様に半円板状をした永久磁石3が固定されている。ただし、両側の永久磁石3はそれぞれ円周方向のS極とN極とが反対方向を向くように設定されている。前記コイル23はカメラボディ100に内装したCPU120に電気接続され、メインミラー101を駆動する際にコイル23に通流する電流の方向を制御するようになっている。
また、前記円形ボビン2の図7に示される筒部21内には円柱状の軸状鉄心41が軸回り方向に回動できるように貫通されており、その貫通した両端部にはそれぞれ実施例1とは異なり中心角がほぼ135度の扇型をした扇形鉄心42がそれぞれ前記各永久磁石3と円周方向に対向するように連結されている。これらの軸状鉄心41と両側の各扇形鉄心42は磁性体で構成されていることは実施例1と同じである。さらに、前記軸状鉄心41の両端部にはキー部41aが形成されており、このキー部41aが一眼レフカメラのメインミラー101の基部に設けられたキー溝101aに嵌合することで、メインミラー101は前記軸状鉄心41と一体に回動するようになっている。
このミラー駆動装置MMDでは、CPU120での制御によりコイル23には一方向の電流が通流される。この電流によりコイル23によって生じる電界及び磁界により円形ボビン2の両側に設けられた扇形鉄心42のうち、一方の扇形鉄心42はS極に、他方の扇形鉄心42はN極に励磁される。図5では、手前側の扇形鉄心42が図示されており、この扇形鉄心42はN極に励磁されており、永久磁石3のS極に吸引されている。奥側の扇形鉄心42はS極に励磁されており永久磁石3に吸引されている。これにより、図5の実線で示すようにメインミラー101は下方に回動した位置、すなわち、反時計方向に回動位置されたミラーダウンの状態にある。このとき、永久磁石3の一方の面に対して扇形鉄心42が当接することでメインミラー101の回動位置が固定される。この状態では、撮影レンズ120で結像される被写体光はメインミラー101で上方に反射され、ピントガラス102に結像され、ファインダ光学系105により視認することが可能となる。
カメラCAMにおけるレリーズ動作を受けてCPU120はコイル23に通流する電流の方向を切り替える。これにより、両扇形鉄心42の極性が反転される。図5の手前側の扇形鉄心はS極に反転されるため、扇形鉄心42は永久磁石3のS極と反発し、N極に吸引されるべく時計方向に回動され、ほぼ45度回動すると扇形鉄心42が永久磁石3に吸着された状態となり、メインミラー101は時計方向に回動して図5の鎖線で示す上方にまで回動され、いわゆるミラーアップが行われる。このときには、永久磁石3の反対側の面に対して扇形鉄心42が当接することでメインミラー101の回動位置が固定される。このミラーアップにより撮影レンズ120で結像される被写体光はシャッター装置SDを通過した上で電子撮像装置PDに結像され、撮影が実行される。
撮影が実行されると、CPU120は再びコイル23に通流する電流の方向を切り替え、両扇形鉄心42の極性を最初の状態に戻す。これにより、両扇形鉄心42はそれぞれ永久磁石3の吸着されていた側の磁極と反発し、反時計方向に回動されて反対側の磁極に吸着され、メインミラー101はミラーダウンの状態に復帰される。ここで、両側の扇形鉄心42は回転したときにそれぞれ同時に各対向する永久磁石3に当接して回転位置が規制されるように、両側のストッパが回転方向に等価な位置となるように構成されている。
実施例2では、メインミラー101を上下に回動するミラー駆動機構MMDの駆動源に本発明の電磁アクチュエータEMAを用いており、この電磁アクチュエータEMAは特許文献1の電磁アクチュエータのように最小でも永久磁石が4つで回転板ストッパが2つ必要であるのに比べて永久磁石が2つでよく、また回転板ストッパが不要であるので、部品点数を削減し、かつ小型化・軽量化が可能になり、メインミラー101の高速なクイックリターン動作を実現することができる一方で、ミラー駆動装置MMDの小型化・軽量化、ないしカメラCAMの小型化・軽量化が可能になる。
図8は本発明の電磁アクチュエータを一眼レフカメラのシャッター装置SDに適用した実施例3を示しており、縦型フォーカルプレンシャッターの構成を示す図である。シャッター装置SDは図5に示したようなカメラCAMの電子撮像装置PD、あるいは銀塩フィルムの前側に配置されたアパーチャAPを開閉するフォーカルプレーン幕200と、このフォーカルプレーン幕200を走行させる幕駆動機構230とで構成されている。フォーカルプレーン幕200は上シャッター幕210と下シャッター幕220とで構成されており、それぞれ第1ないし第3の幕211〜213,221〜223で構成されている。また、幕駆動機構は上シャッター幕210と下シャッター220幕にそれぞれ連結される各一対の上リンク231,232と下リンク233,234とで構成され、上リンク231,232は第1電磁アクチュエータEMA1によって上下方向に往復回動され、下リンク233,234は第2電磁アクチュエータEMA2によって上下方向に往復移動され、この往復移動によりアパーチャを開閉するようになっている。
すなわち、図8(a)に示す状態では、第1電磁アクチュエータEMA1は一対の上リンク231,232を上方に回動して上シャッター幕210をアパーチャAPの上側に退避させているが、第2電磁アクチュエータEMA2は一対の下リンク233,234を上方に回動させた状態にあり、下リンク233,234に連結された下シャッター幕220がアパーチャAPの前面に進入位置してアパーチャAPを閉じた状態にある。この状態から、第2電磁アクチュエータEMA2が時計方向に回動して図8(b)に示すように下リンク233,234が下方に回動されると、下シャッター幕220がアパーチャの下方に退避され、アパーチャAPが開いた状態となる。次いで、今度は図8(c)に示すように、第1電磁アクチュエータEMA1が時計方向に回動すると、上リンク231,232が下方に回動され、アパーチャAPの上側に退避されていた上シャッター幕210がアパーチャAPの前面に進入位置されアパーチャAPを閉じた状態にする。この一連の動作を行うことによりアパーチャAPを開閉してシャッター動作が実行される。次のシャッター動作では第1及び第2の各電磁アクチュエータEMA1,EMA2が順次逆の動作を行い、図8(c)から図8(a)の順序で上下のシャッター幕210,220を動作させてアパーチャAPを開閉し、同様なシャッター動作が実行される。
ここで、前記第1電磁アクチュエータEMA1と第2電磁アクチュエータEMA2は同一のものを用いている。ここでは実施例1の電磁アクチュエータと同じ構成のものを用いているので詳細な説明は省略するが、前記したシャッター動作を行うために第1及び第2の各電磁アクチュエータEMA1,EMA2においては、各扇形鉄心42の回動角を60度に制限するとともに、各回動位置における可動鉄心4の停止位置を規定するために、永久磁石3は中心角を240度に形成し、扇形鉄心42は中心角を60度に形成している。
実施例3では、シャッター装置SDのフォーカルプレーン構造のシャッター幕を上下に走行させるためのリンクを上下方向に回動する幕駆動機構の2つの駆動源にそれぞれ本発明の電磁アクチュエータEMA1,EMA2を用いており、この電磁アクチュエータEMA1,EMA2は特許文献1の電磁アクチュエータに比べて部品点数の削減、及び小型化・軽量化が可能であるのでシャッター装置の小型化・軽量化、ないしカメラの小型化・軽量化が可能になる。また、シャッターの開口動作が往復動作になるので、シャッターチャージが不要になり連続撮影にも対応できる。
本発明の電磁アクチュエータは実施例2,3に示したカメラのミラー駆動用の電磁アクチュエータやシャッター駆動用の電磁アクチュエータに限られるものではなく、往復回動させることが要求される駆動機構の駆動源として適用することが可能であり、特に小型化・軽量化を図る機構の駆動源として適用する場合に最適である。
本発明の電磁アクチュエータにおいて、実施例1〜3の説明から判るように、可動鉄心と永久磁石の中心角度を適宜に変更することで任意の回動角度で往復回動する電磁アクチュエータを構成することが可能である。また、本発明の電磁アクチュエータにかかる固定部材、すなわち実施例1〜3の永久磁石は単純にS極とN極の対向面が形成でき、あるいはS極又はN極の一方だけの対向面が形成できる構成でも本発明が実現できるので実施例1〜3の構成に限定されるものではない。
実施例1の電磁アクチュエータの外観斜視図である。 図1の電磁アクチュエータの部分分解斜視図である。 主要部の平面図とそのA−A線断面図である。 動作を説明するための概略平面図である。 本発明の電磁アクチュエータをミラー駆動装置に適用した実施例2の概略構成図である。 実施例2の要部の部分分解斜視図である。 実施例2の一部を破断した平面図とその要部の平面図である。 本発明の電磁アクチュエータをシャッター装置に適用した実施例3の正面図である。
符号の説明
1 台座
2 円形ボビン
23 コイル
3 永久磁石(固定部材)
4 可動鉄心(可動部材)
41 軸状鉄心(軸部)
42 扇形鉄心(回転部)
5 通電装置
100 カメラボディ
101 メインミラー
110 撮影レンズ
120 CPU
200 フォーカルプレーン幕
210 上シャッター幕
220 下シャッター幕
230 幕駆動機構
EMA,EMA1,EMA2 電磁アクチュエータ
CAM カメラ
MMD ミラー駆動装置
SD シャッター装置
PD 電子撮像装置

Claims (6)

  1. 両端に円形フランジを有する筒部の外周に巻かれたコイルを有する非磁性体からなるボビンと、前記コイルに電流を通電するための通電装置と、前記ボビンに対し軸転可能に支持された可動部材と、前記円形フランジに固定された永久磁石からなる固定部材とを備え、前記可動部材は磁性部材からなるとともに、前記ボビンの筒部に回転可能に軸支された軸部と、前記軸部の少なくとも一端部に設けられて前記円形フランジ面上に位置して前記軸部から径方向に伸び、前記通電装置から前記コイルに所定方向に通電させたときに所定の極性を持ち、前記永久磁石の磁力により前記円形フランジの面上で回転する回転部とを備え、前記固定部材は前記可動部材を所定位置で回転停止させるストッパを備えることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 前記回転部は軸部を中心とする扇形をした扇形鉄心として構成され、前記固定部材は前記可動部材の扇形鉄心が回動する面内に配設され、円周方向に向けられた両端面が異なる磁極に着磁されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記回転部は前記軸部の両端部に連結されて互いに反対極性とされる2つの扇形鉄心として構成され、前記固定部材は前記2つの扇形鉄心のそれぞれに対応して配置され、円周方向には互いに反対方向に着磁された2つの永久磁石を備えることを特徴とする請求項2に記載の電磁アクチュエータ。
  4. 前記扇形鉄心の中心角θaと、前記固定部材の中心角θbと、前記扇形鉄心の回動角θrは、θa+θb+θr=2πであることを特徴とする請求項2又は3に記載の電磁アクチュエータ。
  5. 前記電磁アクチュエータは一眼レフカメラのメインミラーを往復回動させるミラー駆動装置の駆動源として用いられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電磁アクチュエータ。
  6. 前記電磁アクチュエータはカメラのシャッター幕を開閉動作させるシャッター装置の駆動源として用いられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電磁アクチュエータ。

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