JPS60106287A

JPS60106287A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS60106287A
Application number: JP58214328A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Honjo; 本城　正博; Akio Hashima; 橋間　明生
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-11-14
Filing date: 1983-11-14
Publication date: 1985-06-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、搬送色信号低域変換記録方式のビデオテープ
レコーダなどの磁気記録再生装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点近年、ビデオテープレコーダ（以下、ＶＴＲと略称する
）の普及はめざましいが、その大半は。

搬送色信号低域変換記録方式（以下、Ｍ方式と略称する
）により記録再生が打力われている。

このＭ方式は、■　色信号がＶＴＲの再生時間軸変動の
影響をうけにくい、■　ＦＭ信号が高周波バイアス的な
働きをするため色信号は直線性よく記録再生できる、等
の多くの利点がある。

ここで、従来のＶＴＲの信号記録系ならびに再生系の７
０７２図をそれぞれ第１図、第２図に示す。まず、第１
図において、記録時に輝度信号は、ローパスフィルタ１
を通ってＦＭ変調器２で変調され、バイパスフィルタ３
を通した後、混合器４へ送られる。一方、色信号はバン
ドパスフィルタ５を通って、オートカラーコントロール
回路（以下、ＡＣＣ回路と略称する）、オートフェーズ
コントロール回路６（以下、ＡＰＣ回路と略称する）を
通って平衡変調器７で変調され、ローパスフィルタ８を
通った後、混合器４で輝度信号と混合され、その後、記
録増幅器９で増幅されて記録ヘッド１０へ送られる。再
生時は第２図に示す如くほぼ逆の過程を通って、出力端
子２１に再生映像信号として出力される。ここで、２２
は記録輝度信号系ブロック、２３は記録色信号系ブロッ
ク、２４は再生輝度信号系ブロック、２５は再生色信号
系ブロックをそれぞれ示している。ここで実際の回路は
より複雑であるが、信号系の動作は周知であるので、簡
単に述べるにとどめた。

さて、上記のような構成においては低域に変換されたカ
ラーバーストは、はぼ１波長半程度しか記録再生されな
いことになる。すなわち、ドロップアウトやテープの接
触不良による出力変化がカラーバーストの１波長半の再
生期間に発生すると、上述したＡＰＣ，ＡＣＣ回路が満
足に働かず、色むらが発生する。これはモニター画面上
では横びきノイズとして現われ、最も目立つ色ノイズで
あった。

発明の目的本発明の目的は、色信号のＳ／Ｎを改善し、特に再生色
信号の横びきノイズを低減せしめることを可能とし、か
つ、再生色信号の出力でのカラーバースト期間は正規の
期間となる磁気記録再生装置を提供することにある。

発明の構成本発明の磁気記録再生装置は、複合映像信号を輝度信号
と色信号に分離し、色信号を低域変換し、輝度信号を周
波数変調し、上記低域変換色信号と周波数変調した輝度
信号を混合し、磁気記録媒体上に記録再生を行う搬送色
信号低域変換記録方式の磁気記録再生装置であって、ミ
ューティング回路とタイミングパルス発生回路を具備し
、磁気記録媒体より再生され高域に変換される再生色信
号のカラーバースト近傍を、上記タイミングパルス発生
回路からの信号により上記ミューティング回路でミュー
ティングし、再生輝度信号と混合して出力するように構
成したものであり、再生色信号のカラーバースト期間を
正規の期間のみ出力するものである。特にカラーバース
ト期間を広げる処理を行なった後、記録した信号を再生
する場合において２本発明の効果は顕著と々る。ここで
カラーバースト期間を広げ記録する方法としては２例え
ば、色信号のカラーバーストと同期をとるフェーズロッ
クループ回路と、上記フェーズロックループ回路の出力
と上記色信号のいずれかを選択するだめのスイッチと、
切り換えるタイミングを発生するタイミングパルス発生
回路を具備し、カラーバースト近傍の色信号を上記タイ
ミングパルス発生回路からの信号により上記フェーズロ
ックループ回路の出力とすげかえて合成色信号とした後
、低域に変換し、周波数変調された輝度信号と混合して
記録する方法がある。この方法により、色むらの少ない
再生色信号が得られるとともに、再生カラーバースト期
間は正規の時間にして出力するため、モニタテレビ等に
とって何ら問題は生じない。つまりカラーバースト期間
を広げる処理を行なった後、記録した信号を再生する場
合において本発明の効果は特に顕著となる。

実施例の説明以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第３図（ハ）は本発明の一実施例の記録系のブロック図
、第３図の）は再生系ブロック図を示したものである。

第３図（ハ）は第１図に示したブロック図にバースト期
間拡大ブロック２６を追加したものであり、第３図中）
は第２図にバースト期間ミュートブロック２７を追加し
たものである仁とがわかる。

つまりバースト期間拡大ブロック２６によりバースト期
間を拡大し、バースト期間ミュートブロック２７により
バースト期間を正規の長さにミューティングすることに
なる。ここで、従来回路ブロック２２，２３，２４．２
５は一部の定数を除いて変更はない。

次に、バースト期間拡大ブロック２６の詳細を第４図に
、また、この時の各部の信号波形を第５図に示す。

第４図は、バンドパスフィルタ３０９位相調整回路３２
．ＰＬＬ回路３３．タイミング発生回路３４゜スイッチ
３１．３５で構成されている。

端子３６より入力された映像信号ａは、ノ（ンドノくス
フィルタ３０によりクロマ信号すが分離された後、スイ
ッチ３１２位相調整回路３２を通り、）（−ストだけ抜
きとられ、ＰＬＬ回路３３に入力される。

ここで端子３７より水平同期信号がタイミング発生回路
３４へ与えられ、Ｃに示す如き信号を出力する。ＰＬＬ
回路３３では、）（−ストと位相ロックした３、６７９
５４５ＭＨｚの信号ｅを発生し、スイッチ３５に出力す
る。スイッチ３６ではタイミング発生回路３４からの信
号ｆにより信号すと信号ｅを高速で切換え、端子３８に
合成信号ｑを出力する。つ捷り、入力信号すのバースト
部分を。

ＰＬＬ回路からの出力にすげかえて出力することになる
。このすげかえる期間は信号ｆの波形が示すように、水
平同期信号の立下りより遅れて立上り、バースト期間の
終りで立下る期間である。

次にバースト期間ミュートブロック２７の詳細なブロッ
ク図を第６図に示し、各部の信号波形を第７図に示す。

それらの図面において、端子４゜に入ってきた再生色信
号ｉは、ミューティング回路４３により正規のバースト
期間以外をミューティングされて信号にとなり、輝度信
号りと混合され、端子４１に再生映像信号ｌとなって出
力される。ここで、タイミングパルス発生回路４２への
入力は、水平同期信号であり、出力は水平同期信号の立
下り直後より正規のバースト期間の直前までとする第７
図ｊに示す如き信号である。

次に、本発明の効果を従来例と対比して説明する。

第８図（ハ）、（Ｂ）は、再生バースト信号中にノイズ
が発生した場合の従来例（５）と本発明による再生（Ｂ
）との比較を行なったものである。ここで、ａｌ。

ｂｌは入力輝度信号、ａ　２　、　ｂ２は従来の色信号
と本発明によるすげかえた後の合成色信号、ａ３゜ｂ３
は低域変換された色信号、ａ４．ｂ４はドロップアウト
のない時の再生低域色信号、ａ５．ｂ６はドロップアウ
ト期間を示した波形、ａ　６　、　ｂ　６は、上記ドロ
ップアウトが発生した場合の再生低域色信号、ａ−ｙ、
ｂ７は３．５７９５４５ＭＨｚに高域周波数に変換した
後の色信号、ａｓ　、　ｂ　Ｂは再生輝度信号と混合し
た後の再生映像信号を示している。

この比較例において、ドロップアウトが発生した場合、
従来回路ではａ６に示すようにカラーノ（−ストがほと
んど再生されない。すなわちイに示す再生色信号は、Ａ
ＣＣ回路、ＡＰＣ回路が満足に動作していないため、位
相、利得共に保障されていない。すなわち、色むら、横
びきノイズが発生することになる。一方、本発明による
回路ではｂ６に示すように、低域に変換されたカラーノ
（−スト４波長程度は完全に再生されるため、口に示す
再生色信号は位相、利得共に保障されることになる。つ
まり色ノイズは発生しない。これにより、色ノイズが大
幅に軽減することがわかる。

なお、上述した実施例において、第４図では。

バンドパスフィルタ３０は省いてもよく、捷た、位相調
整回路３２はＰＬＬ回路３３の後に位置するか、または
省いてもよい。壕だ、タイミングパルス発生回路からの
タイミングに関しては種々前えられ、その−例を第９図
に示す。第９図のａは入力信号、ｂは記録系のタイミン
グパルス、Ｃはすげかえられた後の合成色信号、ｄは再
生系のタイミングパルス、ｅはミューティングされたあ
との再生色信号、ｆは再生出力信号である。ここで、第
９図のｂは、第５図のｆに、第９図のｄは第７図のｊに
それぞれ対応することは明らかである。

また実施例において従来回路のＡＣＣ回路、ＡＰＣ回路
の時定数は、タイミングパルスの期間に対応して変更し
てもよい。

発明の効果以上の説明から明らかなように、本発明の磁気記録再生
装置は、再生カラーバースト期間を正規の期間のみ出力
するようになっているため、特に記録時にカラーバース
ト期間を広げて記録した信号を再生する際において、そ
の効果は特に顕著となる。

つまり、カラーバースト期間を広げて記録することによ
り、再生色信号のカラーバースト期間を長くし得るため
、再生中にカラーバースト上に短いドロップアウトやテ
ープの接触不門による出力変化が発生してもＡＣＣ回路
、ＡＰＣ回路は安定に動作し、従来回路に比べて、色む
ら、横びきノイズが大幅に軽減するという効果があり、
かつ本発明により正規のカラーバースト期間以外の再生
め、モニタテレビ等にとって、何ら問題はない再生信号
が得られることになる。実験によれば、カラーＳ／Ｎは
２ｄＢ程度改善できることが確認された。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の記録系ブロック図、第２図は従来例の
再生系ブロック図、第３図（ハ）、（ロ）は本発明の一
実施例の記録系および再生系のブロック図、第４図は本
発明で使用するバースト期間拡大ブロックの一例を示す
回路構成図、第６図は第４図の各部信号波形図、第６図
は本発明の再生系の要部ブロック図、第７図は第６図の
各部信号波形図、第８図（３）、　（Ｂ）は従来例と本
発明との信号波形の比較を示した波形図、第９図は本発
明におけるタイミングパルスの例を示す波形図である。２２・・・・・・記録輝度信号系ブロック図、２３・・
・・・・記録色信号系ブロック、２４・・・・・・再生
輝度信号系ブロック、２６・・・・・・再生色信号系ブ
ロック、２６・・・・・・バースト期間拡大ブロック、
２７・・・・・・バースト期間ミュートブロック、３ｏ
・・・・・・バンドパスフィルタ、３２・・・・・・位
相調整回路、３３・・・・・・ＰＬＬ回路、３４．４２
・・・・・・タイミングパルス発生回路、４３・・・・
・・ミューティング回路。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
閃　第第２１！！３図（Δ）？６（Ｂ）？７第４図第５図第６図舖第７図扼　８　図（Ａ）　（Ｂ） α５−　ｂ、−口− 繭９図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複合映像信号を輝度信号と色信号に分離し、色信
号を低域変換し、輝度信号を周波数変調し、上記低域変
換色信号と周波数変調した輝度信号を混合し、磁気記録
媒体上に記録再生を行う搬送色信号低域変換記録方式の
磁気記録再生装置であって、ミューティング回路とタイ
ミングパルス発生回路を具備し、磁気記録媒体より再生
され高域に変換される再生色信号のカラーバースト近傍
を、上記タイミングパルス発生回路からの信号により上
記ミューティング回路でミューティングし、再生輝度信
号と混合して出力するように構成したことを特徴とする
磁気記録再生装置。
（２）再生色信号をミューティングするタイミングを、
正規のカラーバーストが存在する期間を除く水平同期信
号の立下りエツジ直後より再生色信号の映像部分以前ま
での期間とすさことを特徴とする特許請求の範囲第（１
）項記載の磁気記録再生装置。−