JPS60105643A - 3,5−ジメチルシクロヘキサノンの立体異性体の分離方法 - Google Patents

3,5−ジメチルシクロヘキサノンの立体異性体の分離方法

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JPS60105643A
JPS60105643A JP21326383A JP21326383A JPS60105643A JP S60105643 A JPS60105643 A JP S60105643A JP 21326383 A JP21326383 A JP 21326383A JP 21326383 A JP21326383 A JP 21326383A JP S60105643 A JPS60105643 A JP S60105643A
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JP
Japan
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dimethylcyclohexanone
cis
diol
trans
complex
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JP21326383A
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Fumio Toda
芙三夫 戸田
Koichi Tanaka
耕一 田中
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、3,5−ジメチルシクロヘキサノンの立体異
性体を分1’ilIする新規な方法に関するものである
己、5−ジノチル7りロヘキサノンは、シス体とトラン
ス体の立体異性体が存在し1両者の性状が異なるだめ1
個別に香料、農薬、医薬などの用途を有している。
ろ、5−ジメチルシクロヘキサノンは1例えば6.5−
キシレノールを酸化することにより製造され、シス体と
トランス体の混合物として得られる。
ろ、5−ジメチルシクロへキサノンのシス体とトランス
体は、その沸点が酷似(シス体の沸点;182〜183
°C,)ランス体の沸点;180〜181”C)である
ため、単なる蒸留で両者を分離することは不可能である
本発明者らは、3.5−ジメチルシクロヘキサノンの立
体異性体を、簡単な操作で分離できる方法を確立するこ
とを目的とし、鋭意研究を行った。
その結果、ろ、5−ジメチルシクロヘキサノンの立体異
性体のうち、シス体のみが1. i、 6.6−チトラ
フエニルー2,4−へキサジイン−1,6−ジオールと
錯体と形成して析出するため、トランス体と極めて容易
に分離できることを見い出し1本発明に到達した。
すなわち9本発明は、シス−およびトランス−6,5−
ジメチルシクロヘキサノンの混合物を、有機溶媒中で1
.1,6.6−チトラフエニルー2,4−へキサジイン
−1,6−ジオールと接触させ、析出するシス−6,5
−ジメチルシクロヘキサノンと前記ジオールとの錯体を
分離した後、該錯体を分解することによる。3,5−ジ
メチルシクロヘキサノンの立体異性体の工業的有利な分
離方法を提供するものである。
本発明における1、t、6.6−チトラフエニルー2.
4−へキサジイン−1,6−ジオールは1例えば1.1
−ジフェニルブロパルギルアルコールヲ、塩化第1銅、
ピリジンおよび酸素の共存下で有機溶媒(例えばアセト
ン)中でカップリング反応を行うことにより、容易に合
成することができ1次の構造式で示される。
OHOH その使用量は、3,5−ジメチルシクロヘキサノン1モ
ルに対して0.1モル以上、好ましくは0.5〜5モル
である。
使用に供される有機溶媒は、3,5−ジメチルシルクロ
ヘキサノンの立体異性体と、 1,1,6.6−チトラ
フエニルー2,4−へキサジイン−1,6−ジオールと
を良く溶かし、かつシス−6,5−ジメチルシクロヘキ
サノンと前記ジオールとの錯体の溶解度の小さいものが
望まれる。具体的には2石油エーテル、エチルエーテル
、クロロホルム、グリコール、 ヘy セy + 酢酸
エチル、ヘキサン、シクロヘキサン、アセトニトリルお
よびこれらの混合物などを挙げることができる。これら
有機溶媒は。
1.1,6.6−チトラフエニルー2,4−へキサジイ
ン−1,6−ジオール12に対して1通常2〜3 ’O
mg用いられる。
6.5−ジメチルシクロヘキサノンの立体異性体と前記
ジオールとの接触は1通常10〜50’Cの温度で1〜
20時間行うのがよい。該接触操作により13,5−ジ
メチルシクロヘキサノンの立体異性体のうちシス体のみ
がジオールと錯体を形成し。
析出してくる。析出した錯体は、濾過、デカンテーショ
ンなどの操作により容易に分離することができ、その錯
体を減圧下に加熱することによりシス−6,5−ジメチ
ルシクロヘキサノンを分離、取得することができる。
このようにしてシス−6,5−ジメチルシクロヘキサノ
ンを分離した残液は、蒸留操作を施すことによす、トシ
ンスー6,5−ジメチルシクロヘキサノンを分離、取得
できる。
なお1回収された1、1,6.6−チトラフエニルー2
.4−へギザジイン−1,6−ジオールは1本発明に繰
り返し使用することができる。
次に1本発明の実施例を挙げる。
実施例 3.5−ジメチルシクロヘキサノンの立体異性体(シス
体とトランス体の重量比、4:1)1.221と、 1
,1,6.6−チトラフエニルー2,4−へキサジイン
−1,6−ジオール2.02とを、エチルエーテル−石
油エーテルの混合溶媒(容積比、1:2)20mgに溶
解させた。室温下に12時間放置した後、析出したシス
−6,5−ジメチルシクロヘキサノンと前記ジオールの
錯体2.45tを炉集した。
なお該錯体は、ジオール1分子とシス−6,5−ジメチ
ルシクロへキサノン2分子からなっており。
その融点は114〜116°Cであった。
次いで該錯体を蒸留釜に入れ、20 m1Hfの減圧下
で約100’Cに加熱し、シス−5,5−ジメチルシク
ロへキサノン0.92fを得た。一方、錯体を除いた沖
液を蒸留し、トランス−ろ、5−ジメチルシクロヘキサ
ノン0.221を得た。
特許出願人 宇部興産株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 7スーおよびトランス−6,5−ジメチルシクロヘキサ
    ノンの混合物を、有機溶媒中で1.1,6.6−チトラ
    フエニルー2,4−へキサジイン−1,6−ジオールと
    接触さぜ、析出するシス−6,5−ジメチルシクロヘキ
    サノンと前記ジオールとの錯体を分離した後、該錯体を
    分解することを特徴とする。 乙、5−ジメチルシクロヘキサノンの立体異性体の分離
    方法。
JP21326383A 1983-11-15 1983-11-15 3*55jimechirushikurohekisanonnoritsutaiiseitainobunrihoho Expired - Lifetime JPH0227323B2 (ja)

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