JPS58109441A - 2−(2′−クロロエトキシ)エタノ−ルの製法 - Google Patents
2−(2′−クロロエトキシ)エタノ−ルの製法Info
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- JPS58109441A JPS58109441A JP20703481A JP20703481A JPS58109441A JP S58109441 A JPS58109441 A JP S58109441A JP 20703481 A JP20703481 A JP 20703481A JP 20703481 A JP20703481 A JP 20703481A JP S58109441 A JPS58109441 A JP S58109441A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高純度の2− (2’−クロロエトキシ)エ
タノールの製造方法に関し、さらに詳しくはジエチレン
グリコールを塩化水素と反応させて得られる2 −(2
’−クロロエトキシ)エタノールを含有する反応生成液
より、高純度の2− (2’−クロロエトキシ)エタノ
ールを高収率で回収精製する方法に関する。
タノールの製造方法に関し、さらに詳しくはジエチレン
グリコールを塩化水素と反応させて得られる2 −(2
’−クロロエトキシ)エタノールを含有する反応生成液
より、高純度の2− (2’−クロロエトキシ)エタノ
ールを高収率で回収精製する方法に関する。
2−(2’−クロロエトキシ)エタノールは重合度分布
が一定なポリオキシエチレンエーテルの原料として有用
であるとともに、最近酸性ガスの洗浄用溶剤として着目
されてきているジグリコールアミン類の原料として、ま
たその他医薬、農薬、染料等の中間体として有用である
。
が一定なポリオキシエチレンエーテルの原料として有用
であるとともに、最近酸性ガスの洗浄用溶剤として着目
されてきているジグリコールアミン類の原料として、ま
たその他医薬、農薬、染料等の中間体として有用である
。
2− (2’−クロロエトキシ)エタノールの製造方法
としては、例えば(1)エチレンクロロヒドリンに酸触
媒の存在下、エチレンオキシドを反応させる方法(2)
ジエチレングリコールに塩化チオニルを反応させる方法
等が既に知られており、いずれも蒸留により純粋な2−
(2’−クロロエトキシ)エタノールを得ている。しか
し、これらの方法は、2−(2’−クロロエトキシ)エ
タノールの選択率が低い、副生物が多いなどの欠点を有
し、工業的に有利な方法とはいえなかった。
としては、例えば(1)エチレンクロロヒドリンに酸触
媒の存在下、エチレンオキシドを反応させる方法(2)
ジエチレングリコールに塩化チオニルを反応させる方法
等が既に知られており、いずれも蒸留により純粋な2−
(2’−クロロエトキシ)エタノールを得ている。しか
し、これらの方法は、2−(2’−クロロエトキシ)エ
タノールの選択率が低い、副生物が多いなどの欠点を有
し、工業的に有利な方法とはいえなかった。
そこで本発明者らは、こうした従来法の欠点を克服する
方法として、先に、ジエチレングリコールを塩化水素と
反応させ高収率で2− (2’−クロロエトキシ)エタ
ノールを製造する方法を提案した(特願昭56−164
232号)。しかし、この方法において上記反応により
製造された2 −(2’−クロロエトキシ)エタノール
を含有する反応生成 。
方法として、先に、ジエチレングリコールを塩化水素と
反応させ高収率で2− (2’−クロロエトキシ)エタ
ノールを製造する方法を提案した(特願昭56−164
232号)。しかし、この方法において上記反応により
製造された2 −(2’−クロロエトキシ)エタノール
を含有する反応生成 。
物を精製するに際して、そのまま又は中和操作を加えて
減圧蒸留を行っても、高純度の2− (2’−クロロエ
トキシ)エタノールを得ることが困難であるのみならず
、その回収率も不十分であった。
減圧蒸留を行っても、高純度の2− (2’−クロロエ
トキシ)エタノールを得ることが困難であるのみならず
、その回収率も不十分であった。
本発明者らは、こうした高純度の2−(2’−クロロエ
トキシ)エタノールを得る際の欠点ないしは問題点を克
服するためさらに鋭意研究を行ったところ、意外にもあ
る種の溶剤が、その反応生成液と2層を形成するととも
に、目的の2− (2’−クロロエトキシ)エタノール
を溶剤層に移行させて2−(2′−クロロエトキシ)エ
タノールの純度に影響を及ぼす不純物はその溶剤に抽出
されないことを見出し、この知見に基づき本発明を完成
するに至った。
トキシ)エタノールを得る際の欠点ないしは問題点を克
服するためさらに鋭意研究を行ったところ、意外にもあ
る種の溶剤が、その反応生成液と2層を形成するととも
に、目的の2− (2’−クロロエトキシ)エタノール
を溶剤層に移行させて2−(2′−クロロエトキシ)エ
タノールの純度に影響を及ぼす不純物はその溶剤に抽出
されないことを見出し、この知見に基づき本発明を完成
するに至った。
すなわち本発明は、ジエチレングリコールと塩化水素と
を反応させて得られる2 −(2’−クロロエトキシ)
エタノールを含有する反応生成液を、炭素原子数1ない
し3の脂肪族塩素化炭化水素、炭素原子数4ないし8の
脂肪族エーテル又は炭素原子数6ないし9の芳香族炭化
水素の中から選ばれた1種又は2種以上を用いて抽出し
、次いで抽剤を留去後、蒸留精製することを特徴とする
2−(2′−クロロエトキシ)エタノールの製造方法を
提供するものである。
を反応させて得られる2 −(2’−クロロエトキシ)
エタノールを含有する反応生成液を、炭素原子数1ない
し3の脂肪族塩素化炭化水素、炭素原子数4ないし8の
脂肪族エーテル又は炭素原子数6ないし9の芳香族炭化
水素の中から選ばれた1種又は2種以上を用いて抽出し
、次いで抽剤を留去後、蒸留精製することを特徴とする
2−(2′−クロロエトキシ)エタノールの製造方法を
提供するものである。
以下本発明をさらに詳細に説明する。本発明方法におい
て抽出精製処理に供せられる2 −(2’−クロロエト
キシ)エタノールを含有する反応生成液はジエチレング
リコールと塩化水素とから合成されたものであればいか
なるものであってもよい。
て抽出精製処理に供せられる2 −(2’−クロロエト
キシ)エタノールを含有する反応生成液はジエチレング
リコールと塩化水素とから合成されたものであればいか
なるものであってもよい。
すなわち原料であるジエチレングリコールはいかなる合
成方法をとったものでもよく、純度は高い方が好ましい
が、モノエチレングリコール、トリエチレングリコール
等を含有するジエチレングリコールでもよい。また塩化
水素は、濃塩酸、合成塩化水素ガス、又は各種製造工程
からの副生塩化水素いずれのものでも使用できる。反応
系中の水分鎗は少ない方が、その反応には相対的に好結
果を与えるが、特に本発明の限定条件とはならない。
成方法をとったものでもよく、純度は高い方が好ましい
が、モノエチレングリコール、トリエチレングリコール
等を含有するジエチレングリコールでもよい。また塩化
水素は、濃塩酸、合成塩化水素ガス、又は各種製造工程
からの副生塩化水素いずれのものでも使用できる。反応
系中の水分鎗は少ない方が、その反応には相対的に好結
果を与えるが、特に本発明の限定条件とはならない。
しかし多量の水の存在は精製操作に悪影響を及ぼし、2
−(2’−クロロエトキシ)エタノールの回収率を低下
せしめるので、できうる限り少ない方が好ましい。
−(2’−クロロエトキシ)エタノールの回収率を低下
せしめるので、できうる限り少ない方が好ましい。
またジエチレングリコールと塩化水素とを反応させる際
に、各種触媒及び/又は各種反応溶媒を用いて得た反応
生成液でもよい。各種触媒及び/又は各種反応溶媒を用
いた場合は適当な処理、例えば不溶液の触媒のろ過、低
沸点溶媒の蒸発を行った後、本発明方法を適用してもよ
い。
に、各種触媒及び/又は各種反応溶媒を用いて得た反応
生成液でもよい。各種触媒及び/又は各種反応溶媒を用
いた場合は適当な処理、例えば不溶液の触媒のろ過、低
沸点溶媒の蒸発を行った後、本発明方法を適用してもよ
い。
抽剤としては炭素原子数1ないし3の脂肪族塩素化炭化
水素、又は、炭素原子数4ないし8の脂肪族エーテル又
は、炭素原子数6ないし9の芳香族炭化水素から選ばれ
た1種又は2種以上の混合物が用いられる。
水素、又は、炭素原子数4ないし8の脂肪族エーテル又
は、炭素原子数6ないし9の芳香族炭化水素から選ばれ
た1種又は2種以上の混合物が用いられる。
ここで、炭素原子数1ないし3の脂肪族塩素化炭化水素
とは、クロロホルム、四塩化炭素、塩化エチル、1.2
−ジクロロエタン、1,1.1−トリクロロエタン、ヘ
キサクロロエタン、塩化;y’ロピル、塩化イソプロピ
ル等の飽和脂肪族塩素化炭化水素を意味し、中でも水素
原子を含まない、四塩化炭素、ヘキサクロロエタン等の
飽和脂肪族塩素化炭化水素が好ましい。その理由は、ク
ロロホルム、1.2−ジクロロエタン等の水素原子を含
む飽和脂肪族塩素化炭化水素を用いる場合、塩化水素源
として塩化水素ガスを用いて反応させた反お生成液では
、2液相を形成する傾向が弱くなるセめである。
とは、クロロホルム、四塩化炭素、塩化エチル、1.2
−ジクロロエタン、1,1.1−トリクロロエタン、ヘ
キサクロロエタン、塩化;y’ロピル、塩化イソプロピ
ル等の飽和脂肪族塩素化炭化水素を意味し、中でも水素
原子を含まない、四塩化炭素、ヘキサクロロエタン等の
飽和脂肪族塩素化炭化水素が好ましい。その理由は、ク
ロロホルム、1.2−ジクロロエタン等の水素原子を含
む飽和脂肪族塩素化炭化水素を用いる場合、塩化水素源
として塩化水素ガスを用いて反応させた反お生成液では
、2液相を形成する傾向が弱くなるセめである。
また、炭素原子数4ないし8の脂肪族エーテルとは、ジ
エチルエーテル、メチルイソプロピルエーテル、ジクロ
ロエチルエーテル、エチルイソプロピルエーテル、メチ
ルブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、エチルブ
チルエーテル、ジブチルエーテル等の飽和脂肪族エーテ
ル炭化水素を意味する。
エチルエーテル、メチルイソプロピルエーテル、ジクロ
ロエチルエーテル、エチルイソプロピルエーテル、メチ
ルブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、エチルブ
チルエーテル、ジブチルエーテル等の飽和脂肪族エーテ
ル炭化水素を意味する。
また炭素原子数6ないし9の芳香族炭化水素とハ、ベン
ゼン、トルエン、エチルベンゼン、θ−キシレン、m−
キシレン、クロロベンゼン、n−プロピルベンゼン、ク
メン及びこれらの任意割合の混合物が挙げられる。いず
れの芳香族炭化水素でも本発明の効果を減少させること
はないが、溶剤の回収、価格等を考慮すると、沸点の低
いベンゼン、トルエン、又はエチルベンゼンとキシレン
類の混合物である混合キシレン等の利用が好まし℃)。
ゼン、トルエン、エチルベンゼン、θ−キシレン、m−
キシレン、クロロベンゼン、n−プロピルベンゼン、ク
メン及びこれらの任意割合の混合物が挙げられる。いず
れの芳香族炭化水素でも本発明の効果を減少させること
はないが、溶剤の回収、価格等を考慮すると、沸点の低
いベンゼン、トルエン、又はエチルベンゼンとキシレン
類の混合物である混合キシレン等の利用が好まし℃)。
抽出処理温度は、各溶剤の沸点以下ならば特に制限はな
いが、操作の便宜上通常0〜1oo℃の範囲で行うのが
好ましい。100℃以上の温度では、反応生成液中に塩
化水素が含まれている場合は、さらに反応が進行し、副
生物の増加をきたすので好ましくない。0℃以下であっ
ても抽出操作は行いうるが、工業的に実施する場合は、
冷凍設備を必要とし、また溶剤に対する2−(2’−ク
ロ11 0エトキシ)エタノールの溶′解度を低下させることか
ら好ましくない。
いが、操作の便宜上通常0〜1oo℃の範囲で行うのが
好ましい。100℃以上の温度では、反応生成液中に塩
化水素が含まれている場合は、さらに反応が進行し、副
生物の増加をきたすので好ましくない。0℃以下であっ
ても抽出操作は行いうるが、工業的に実施する場合は、
冷凍設備を必要とし、また溶剤に対する2−(2’−ク
ロ11 0エトキシ)エタノールの溶′解度を低下させることか
ら好ましくない。
抽剤の使用量は、溶剤の種類によって異なるが、一般的
に0.5〜20重量倍の範囲で行うのが好ましく、特に
1.0〜5.0重量倍が好ましい。さらに、本発明方法
において反応生成液と溶剤を接触させる際の両者の接触
時間は、2−(2’−クロロエトキシ)エタノールが溶
剤如実質的に抽出される時間であれば、いかなる時間で
もよい。しかし一般的には、反応生成液と溶剤の接触方
法、接触割合、接触温度、目的とする抽出効率等により
一定ではないが、数秒から12時間である。
に0.5〜20重量倍の範囲で行うのが好ましく、特に
1.0〜5.0重量倍が好ましい。さらに、本発明方法
において反応生成液と溶剤を接触させる際の両者の接触
時間は、2−(2’−クロロエトキシ)エタノールが溶
剤如実質的に抽出される時間であれば、いかなる時間で
もよい。しかし一般的には、反応生成液と溶剤の接触方
法、接触割合、接触温度、目的とする抽出効率等により
一定ではないが、数秒から12時間である。
また反応生成液と溶剤とが、接触する際の圧力は、両者
が液状として存在する圧力又は、それ以上の圧力であれ
ばよく、通常常圧〜50’/=である。
が液状として存在する圧力又は、それ以上の圧力であれ
ばよく、通常常圧〜50’/=である。
前記の如き、本発明方法における接触操作を行うに当っ
ては、通常の液−液抽出の際採用される手段であれば、
従来より公知の回分法、連続法、いずれの方法も適用で
きる。
ては、通常の液−液抽出の際採用される手段であれば、
従来より公知の回分法、連続法、いずれの方法も適用で
きる。
回分法としては、従来より公知の攪拌型式の抽出槽を用
いる方法等を用い、1回又は数回に分けて、抽剤との混
合、静置分離を行うことが出来る。
いる方法等を用い、1回又は数回に分けて、抽剤との混
合、静置分離を行うことが出来る。
連続法としては、ミキサセトラー型、スプレー塔、充填
塔、多孔板塔、邪魔根基、脈動塔、その他種々の攪拌式
抽出塔の装置を用いる方法がある。
塔、多孔板塔、邪魔根基、脈動塔、その他種々の攪拌式
抽出塔の装置を用いる方法がある。
以上の如くして、反応生成物から分離された抽出液から
さらにN製された2−(2’−クロロエトキシ)エタノ
ールを分離回収する方法としては、従来公知の方法を用
いればよい。すなわち、抽剤を留去し、その後蒸留操作
を加えることにより高純度の2−(2’−クロロエトキ
シ)エタノールの分離回収が可能となる。抽剤の留去条
件は、抽剤の種類でおのずと決定されるが、常圧ないし
若干の減圧下40〜150℃で行うのが好ましい。
さらにN製された2−(2’−クロロエトキシ)エタノ
ールを分離回収する方法としては、従来公知の方法を用
いればよい。すなわち、抽剤を留去し、その後蒸留操作
を加えることにより高純度の2−(2’−クロロエトキ
シ)エタノールの分離回収が可能となる。抽剤の留去条
件は、抽剤の種類でおのずと決定されるが、常圧ないし
若干の減圧下40〜150℃で行うのが好ましい。
150℃以上では、抽出された2−(2’−クロロエト
キシ)エタノールを主体とする成分の熱的な変化、すな
わち、分解及び/又は重合が起こり好ましくない。特に
塩化水素が残存している場合特に顕著となる。
キシ)エタノールを主体とする成分の熱的な変化、すな
わち、分解及び/又は重合が起こり好ましくない。特に
塩化水素が残存している場合特に顕著となる。
次ニ、2−(2′−クロロエトキシ)エタノールの蒸気
圧を示す。また1−クロロ−2−(2’−クロロエトキ
シ)エタンの蒸気圧を併記スル。
圧を示す。また1−クロロ−2−(2’−クロロエトキ
シ)エタンの蒸気圧を併記スル。
−・8−
両者の常圧下での沸点は非常に近く、その差違は5〜1
0℃しかないが上記表よりある減圧度を保つことにより
両者の分離が可能となることがわかる。したがって蒸留
条件は、1.0〜500 mmHg−absの減圧下で
行うのが好ましく、蒸留温度は50〜170℃、特に7
5〜140℃が好ましい。
0℃しかないが上記表よりある減圧度を保つことにより
両者の分離が可能となることがわかる。したがって蒸留
条件は、1.0〜500 mmHg−absの減圧下で
行うのが好ましく、蒸留温度は50〜170℃、特に7
5〜140℃が好ましい。
75℃以下でも2−(2’−クロロエトキシ)エタノー
ルを蒸留分離することは可能であるが、上記表からでも
明らかなように著しく蒸留時の操作圧力が低下する為に
、工業的に不利となる。一方蒸留操作温度が140℃を
超えると、操作圧力を上げざるをえず、そのような操作
圧力下1ま2−(2’−クロロエトキシ)エタノールと
、1−クロロ−2−(2’−10ロエトキシ)エタンと
の沸点差カ小さくなり両者の分離が困難になるとともに
、2−(2’−クロロエトキシ)エタノールを含有する
蒸留液中で、分解反応が進行し、結果的に高純度の保持
が困難となる。したが:つて本発明の蒸留操作は上記温
度範囲で実施するのが好ましい。
ルを蒸留分離することは可能であるが、上記表からでも
明らかなように著しく蒸留時の操作圧力が低下する為に
、工業的に不利となる。一方蒸留操作温度が140℃を
超えると、操作圧力を上げざるをえず、そのような操作
圧力下1ま2−(2’−クロロエトキシ)エタノールと
、1−クロロ−2−(2’−10ロエトキシ)エタンと
の沸点差カ小さくなり両者の分離が困難になるとともに
、2−(2’−クロロエトキシ)エタノールを含有する
蒸留液中で、分解反応が進行し、結果的に高純度の保持
が困難となる。したが:つて本発明の蒸留操作は上記温
度範囲で実施するのが好ましい。
本発明の蒸留を、実施する装置は、従来公知の装置であ
ればいかなるものでもよく、例えば充填式、棚段式、薄
膜式等がありこれらをいずれも用いることが出来る。ま
た本発明の蒸留操作は回分、連続いずれでも実施可能で
ある。
ればいかなるものでもよく、例えば充填式、棚段式、薄
膜式等がありこれらをいずれも用いることが出来る。ま
た本発明の蒸留操作は回分、連続いずれでも実施可能で
ある。
以上、本発明方法によれば、ジエチレングリコールと塩
化水素を反応させて得た反応生成液から従来公知の方法
では達成できなかった、極めて高純度の2−(2’−ク
ロロエ)・キシ)エタノールが容易にかつ高回収率で得
ることが出来る。したがって、本発明方法は、高純度の
2−(2’−クロロエトキシ)エタノールの工業的製造
方法として好適である。
化水素を反応させて得た反応生成液から従来公知の方法
では達成できなかった、極めて高純度の2−(2’−ク
ロロエ)・キシ)エタノールが容易にかつ高回収率で得
ることが出来る。したがって、本発明方法は、高純度の
2−(2’−クロロエトキシ)エタノールの工業的製造
方法として好適である。
以下、実施例にて本発明をさらに詳細に説明する。これ
らの例における部は特に断らない限り重量部を示す。さ
らに組成分析は内部標準法によるガスクロマド分析によ
るものである。
らの例における部は特に断らない限り重量部を示す。さ
らに組成分析は内部標準法によるガスクロマド分析によ
るものである。
実施例−1
温度計、攪拌機、ガス導入部及び還流管を有すルカラス
製フラスコにジエチレングリコール32部を仕込み、液
を冷却しながらガス導入部より塩化水素ガス11部を供
給し、吸収させた。次いで、100℃まで昇温後、5時
間 100℃で反応させた後冷却した。この時の反応生
成液は若干黄色味をおびた均一溶液であり、2−(2’
−クロロエトキシ)エタノール濃度は、26.4wt係
、1−りoo−2−(2’−クロロエトキシ)−czy
s度は、3.6wt%、モノエチレングリコール濃度は
3、 Owt %、エチレンクロロヒドリン濃度は、6
.9wt%、ジエチレングリコール濃度は、36.7
wt俤の組成を有する液を41部得た。
製フラスコにジエチレングリコール32部を仕込み、液
を冷却しながらガス導入部より塩化水素ガス11部を供
給し、吸収させた。次いで、100℃まで昇温後、5時
間 100℃で反応させた後冷却した。この時の反応生
成液は若干黄色味をおびた均一溶液であり、2−(2’
−クロロエトキシ)エタノール濃度は、26.4wt係
、1−りoo−2−(2’−クロロエトキシ)−czy
s度は、3.6wt%、モノエチレングリコール濃度は
3、 Owt %、エチレンクロロヒドリン濃度は、6
.9wt%、ジエチレングリコール濃度は、36.7
wt俤の組成を有する液を41部得た。
反応生成液をガラス製フラスコより抜き出し、分液漏斗
に移し、トルエン40部を加えて、5分間よく振とうし
た後、15分間静置した。2液を上層(トルエン層)と
下層(ジエチレングリコール層)に分液し、下層に新た
にトルエン40部を加え同様の操作を行った。5回同様
の操作を繰り返し行い、全てのトルエン層を混合して2
03部の抽出液を得た。一方抽残液は38部であった。
に移し、トルエン40部を加えて、5分間よく振とうし
た後、15分間静置した。2液を上層(トルエン層)と
下層(ジエチレングリコール層)に分液し、下層に新た
にトルエン40部を加え同様の操作を行った。5回同様
の操作を繰り返し行い、全てのトルエン層を混合して2
03部の抽出液を得た。一方抽残液は38部であった。
抽出液の組成を分析したところ、1−(2’−クロロエ
トキシ)エタノール濃度は4.27wtq6.1−10
0−2−(2’−10ロエトキシ)−エタン濃度は、0
.60wt%、モノエチレングリコール濃度は0.02
wt%、エチレンクロロヒドリン濃度は1.23wt%
、ジエチレングリコール濃度は0.66wt%であり、
主に、モノエチレングリコール、ジエチレングリコール
の転溶量が少ない。この抽出液から、常圧単蒸留により
、トルエン及び軽沸分を留去し、しかるのち、理論段5
段のウィトマー蒸留装置に仕込み、下記表の条件下で蒸
留分離を行なった。各留分の分析結果は、下記の通りで
あ留出液のうち、CEE(2−(2’−クロロエトキシ
)エタノール)純度99wt%以上の留分を集めると、
純度99.5 wt%の2−(2’−クロロエトキシ)
エタノールが4.8部得られた。
トキシ)エタノール濃度は4.27wtq6.1−10
0−2−(2’−10ロエトキシ)−エタン濃度は、0
.60wt%、モノエチレングリコール濃度は0.02
wt%、エチレンクロロヒドリン濃度は1.23wt%
、ジエチレングリコール濃度は0.66wt%であり、
主に、モノエチレングリコール、ジエチレングリコール
の転溶量が少ない。この抽出液から、常圧単蒸留により
、トルエン及び軽沸分を留去し、しかるのち、理論段5
段のウィトマー蒸留装置に仕込み、下記表の条件下で蒸
留分離を行なった。各留分の分析結果は、下記の通りで
あ留出液のうち、CEE(2−(2’−クロロエトキシ
)エタノール)純度99wt%以上の留分を集めると、
純度99.5 wt%の2−(2’−クロロエトキシ)
エタノールが4.8部得られた。
実施例−2
実施例−1と同一の、ジエチレングリコールと塩化水素
とから得られた反応生成液40部を分液漏斗に入れ、ベ
ンゼンを抽剤として用いた以外は実施例〜1と全く同様
にして、抽出操作を行い、202部の抽出液と、38部
の抽残液を得た。
とから得られた反応生成液40部を分液漏斗に入れ、ベ
ンゼンを抽剤として用いた以外は実施例〜1と全く同様
にして、抽出操作を行い、202部の抽出液と、38部
の抽残液を得た。
抽出液の組成を分析したところ、1−(2’−クロロエ
トキシ)エタノール濃度は3.92wt%、1−クロロ
−2−(2’−クロロエトキシ)エタン濃度は、0.6
9wt%、モノエチレングリコール濃度は0.(11w
t%、エチレンクロロヒドリン濃度は0.49wt%、
ジエチレングリコール濃度は0,21wt%であった。
トキシ)エタノール濃度は3.92wt%、1−クロロ
−2−(2’−クロロエトキシ)エタン濃度は、0.6
9wt%、モノエチレングリコール濃度は0.(11w
t%、エチレンクロロヒドリン濃度は0.49wt%、
ジエチレングリコール濃度は0,21wt%であった。
この抽出液から、実施例−1と同様の方法により、ベン
ゼンを留去し、さらに蒸留を行い、純度99.8wt係
の2−(2’−クロロエトキシ)エタノールが42部得
られた。
ゼンを留去し、さらに蒸留を行い、純度99.8wt係
の2−(2’−クロロエトキシ)エタノールが42部得
られた。
実施例−3
実施例−1と同一の、ジエチレングリコールと塩化水素
とから得られた反応生成液40部を分液漏斗に入れ、エ
チルエーテルを抽剤として用(・た以外は、実施例−1
と全く同様にして抽出操作を行い、214部の抽出液と
、26部の抽残液を得た。
とから得られた反応生成液40部を分液漏斗に入れ、エ
チルエーテルを抽剤として用(・た以外は、実施例−1
と全く同様にして抽出操作を行い、214部の抽出液と
、26部の抽残液を得た。
抽出液の組成を分析したところ、2−(2’−クロロエ
トキシ)エタノール濃度は3.67 wt%、1−クロ
ロ−1−(2’−1’ロロエトキシ)エタン濃度は0.
67 wt%、モノエチレングリコール濃度Qマ0、0
1. wt%、エチレンクロロヒドリン濃度Qま0.4
9wt% 、ジエチレンクロロヒドリン濃度ハ0.78
wtチであった。この抽出液から実施例−1と同様の
方法によりエチルエーテルを留去し、さらに蒸留を行い
、純度99.3wt%の2−(2′−クロロエトキシ)
エタノールが4.6部得られた。
トキシ)エタノール濃度は3.67 wt%、1−クロ
ロ−1−(2’−1’ロロエトキシ)エタン濃度は0.
67 wt%、モノエチレングリコール濃度Qマ0、0
1. wt%、エチレンクロロヒドリン濃度Qま0.4
9wt% 、ジエチレンクロロヒドリン濃度ハ0.78
wtチであった。この抽出液から実施例−1と同様の
方法によりエチルエーテルを留去し、さらに蒸留を行い
、純度99.3wt%の2−(2′−クロロエトキシ)
エタノールが4.6部得られた。
実施例−4
実施例−1と同一の、ジエチレングリコールと塩化水素
とから得られた反応生成液40部を分液漏斗に入れ、四
塩化炭素を抽剤として用いた以外は実施例−1と全く同
様にして抽出操作を行い、204部の抽出液と、36部
の抽残液を得た。
とから得られた反応生成液40部を分液漏斗に入れ、四
塩化炭素を抽剤として用いた以外は実施例−1と全く同
様にして抽出操作を行い、204部の抽出液と、36部
の抽残液を得た。
抽出液の組成を分析したところ、2−(2’−クロロエ
トキシ)エタノール濃度は1.03 wt%、1−クロ
ロ−2−(2’−クロロエトキシ)エタン濃Flat、
0.83 wt%、モノエチレングリコール濃度ハ0
.01 wt%、エチレンクロロヒドリン?4[ハ0.
22w t %、ジエチレングリコール濃度は1.00
wt%であった。この抽出液から実施例−1と同様の方
法により四塩化炭素を留去し、さらに蒸留を行い、純度
99.2wt%の2−(2’−クロロエトキシ)エタノ
ールが1.2部得られた。
トキシ)エタノール濃度は1.03 wt%、1−クロ
ロ−2−(2’−クロロエトキシ)エタン濃Flat、
0.83 wt%、モノエチレングリコール濃度ハ0
.01 wt%、エチレンクロロヒドリン?4[ハ0.
22w t %、ジエチレングリコール濃度は1.00
wt%であった。この抽出液から実施例−1と同様の方
法により四塩化炭素を留去し、さらに蒸留を行い、純度
99.2wt%の2−(2’−クロロエトキシ)エタノ
ールが1.2部得られた。
比較例−1
実施例−1と同一の、ジエチレングリコールと塩化水素
とから得られた反応生成液40部を直接、理論段5段の
ウィトマー蒸留装置に仕込み、水及び塩化水素を留去す
るまでは減圧200 mmHg −abs 、で、その
後15 rnmHg −abs、の条件下で蒸留分離を
行った。各留分の分析結果は下記表の通りであり、2−
(2’−クロロエトキシ)−エタノールの純度は低い結
果しか得られなかった。
とから得られた反応生成液40部を直接、理論段5段の
ウィトマー蒸留装置に仕込み、水及び塩化水素を留去す
るまでは減圧200 mmHg −abs 、で、その
後15 rnmHg −abs、の条件下で蒸留分離を
行った。各留分の分析結果は下記表の通りであり、2−
(2’−クロロエトキシ)−エタノールの純度は低い結
果しか得られなかった。
20−
比較例−2
実施例−1と同一のジエチレングリコールと塩化水素と
から得られた反応生成液40部に、24wt%水酸化ナ
ト17ウム水溶液を加え、pH7,0まで中和した。次
いで、比較例−1と同様の操作により蒸留分離を行った
ところ純度90.3wt%の2−(2’−クロロエトキ
シ)エタノールカ3.8 部得られたのみであった。
から得られた反応生成液40部に、24wt%水酸化ナ
ト17ウム水溶液を加え、pH7,0まで中和した。次
いで、比較例−1と同様の操作により蒸留分離を行った
ところ純度90.3wt%の2−(2’−クロロエトキ
シ)エタノールカ3.8 部得られたのみであった。
実施例−5
温度計、攪拌機及び還流管を有するガラス製フラスコに
、ジエチレングリコール20部と、35wt%塩酸20
部を、仕込み、100℃まで昇温後100℃で20時間
反応させた。室温まで冷却後若干黄色味をおびた均一溶
液38部を得た。反応生成液の組成を分析したところ、
2−(2’−クロロエトキシ)エタノール濃度は、10
.99 wt%、1−10ロー2−(2’−10ロエト
キシ)エタン濃度は、0.48 wt4.モノエチレン
グリコール濃度は、2.75 wt%、エチレンクロロ
ヒドリン濃度は、4.18wt%、ジエチレングリコー
ル濃度は32.03wt%、他の大部分は水及び塩化水
素であった。
、ジエチレングリコール20部と、35wt%塩酸20
部を、仕込み、100℃まで昇温後100℃で20時間
反応させた。室温まで冷却後若干黄色味をおびた均一溶
液38部を得た。反応生成液の組成を分析したところ、
2−(2’−クロロエトキシ)エタノール濃度は、10
.99 wt%、1−10ロー2−(2’−10ロエト
キシ)エタン濃度は、0.48 wt4.モノエチレン
グリコール濃度は、2.75 wt%、エチレンクロロ
ヒドリン濃度は、4.18wt%、ジエチレングリコー
ル濃度は32.03wt%、他の大部分は水及び塩化水
素であった。
反応生成液を、ガラス製フラスコより抜き出し、分液漏
斗に移し、クロロホルムを抽剤として用いた以外は、実
施例−1と全く同様にして抽出操作を行い、198部の
抽出液と、40部の抽残液を得た。
斗に移し、クロロホルムを抽剤として用いた以外は、実
施例−1と全く同様にして抽出操作を行い、198部の
抽出液と、40部の抽残液を得た。
抽出液の組成を分析したところ、2−(2’−クロロエ
トキシ)エタノール濃度は2.05 wt%、1−クロ
ロ−2−(2’−10ロエトキシ)エタン濃度は0.1
1wt%、モノエチレングリコール濃度は、0.01
wt%、エチレンクロロヒドリン濃度ハ0.65wt%
、ジエチレングリコール濃度は、0.38wt%であっ
た。この抽出液から、常圧単蒸留により、クロロホルム
及び軽沸弁を留去し、次いで実施例−1と同様の方法で
蒸留を行い、純度99.4wt%ノ2−(2’−クロロ
エトキシ)エタノールカ、22部得られた。
トキシ)エタノール濃度は2.05 wt%、1−クロ
ロ−2−(2’−10ロエトキシ)エタン濃度は0.1
1wt%、モノエチレングリコール濃度は、0.01
wt%、エチレンクロロヒドリン濃度ハ0.65wt%
、ジエチレングリコール濃度は、0.38wt%であっ
た。この抽出液から、常圧単蒸留により、クロロホルム
及び軽沸弁を留去し、次いで実施例−1と同様の方法で
蒸留を行い、純度99.4wt%ノ2−(2’−クロロ
エトキシ)エタノールカ、22部得られた。
実施例−6
反応時間を15時間とした以外は、実施例−5と同一の
方法で、反応生成液38部を得た。反応生成液の組成を
分析したところ、2− (2’−クロロエトキシ)エタ
ノール濃3ハ、9.84 wt%、1−クロロ−2−(
2’−10ロエトキシ)エタン濃!IJ!、0.47
wt%、モノエチレングリコール濃度は、2.40 w
t%、エチレンクロロヒドリン濃度をま、3.63wL
%、ジエチレングリコール濃度は、33゜60wtチの
結果を得た。
方法で、反応生成液38部を得た。反応生成液の組成を
分析したところ、2− (2’−クロロエトキシ)エタ
ノール濃3ハ、9.84 wt%、1−クロロ−2−(
2’−10ロエトキシ)エタン濃!IJ!、0.47
wt%、モノエチレングリコール濃度は、2.40 w
t%、エチレンクロロヒドリン濃度をま、3.63wL
%、ジエチレングリコール濃度は、33゜60wtチの
結果を得た。
反応生成液を、分液漏斗に移し、ベンゼンを抽剤として
用いた以外は、実施例−1と全く同様にして抽出操作を
行い199部の抽出液と、39部の抽残液を得た。抽出
液の組成を分析したところ、2−(2’−クロロエトキ
シ)エタノール濃度は、1.22wt%、l−クロロ−
2−(2’−クロロエトキシ)エタン濃度は0゜09w
t%、モノエチレングリコール濃度は、0.01wt%
、エチレンクロロヒドリン濃度は、0.25wt%、ジ
エチレングリコール濃度は0.32wt%であった!こ
の抽出液から実施例−1と同様の方法により、ベンゼン
を留去し、さらに蒸留分離を行い、純度99.5 wt
%の2−(2’−クロロエトキシ)エタノールをt33
部得。
用いた以外は、実施例−1と全く同様にして抽出操作を
行い199部の抽出液と、39部の抽残液を得た。抽出
液の組成を分析したところ、2−(2’−クロロエトキ
シ)エタノール濃度は、1.22wt%、l−クロロ−
2−(2’−クロロエトキシ)エタン濃度は0゜09w
t%、モノエチレングリコール濃度は、0.01wt%
、エチレンクロロヒドリン濃度は、0.25wt%、ジ
エチレングリコール濃度は0.32wt%であった!こ
の抽出液から実施例−1と同様の方法により、ベンゼン
を留去し、さらに蒸留分離を行い、純度99.5 wt
%の2−(2’−クロロエトキシ)エタノールをt33
部得。
比較例−3
実施例−6と同一の、ジエチレングリコールと35 w
t%塩酸とから得られた反応生成液38部を直接、比較
例−1と同様の操作により、蒸留分離を行ったところ、
純度88.5 wt襲の2−(2’−クロロエトキン)
エタノールが1.7部得られたのみであった。また、不
純物の大部分は、モノエチレングリコールであった。
t%塩酸とから得られた反応生成液38部を直接、比較
例−1と同様の操作により、蒸留分離を行ったところ、
純度88.5 wt襲の2−(2’−クロロエトキン)
エタノールが1.7部得られたのみであった。また、不
純物の大部分は、モノエチレングリコールであった。
Claims (1)
- ジエチレングリコールと塩化水素とを反応させて得られ
る2 −(2’−クロロエトキシ)エタノールを含有す
る反応生成液を、炭素原子数1ないし3の脂肪族塩素化
炭化水素、炭素原子数4ないし8の脂肪族エーテル又は
炭素原子数6ないし9の芳香族炭化水素の中から選ばれ
た1種又は2種以上を用いて抽出し、次いで抽剤を留去
後蒸留精製することを特徴とする2−(2’−クロロエ
トキシ)エタノールの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20703481A JPS58109441A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 2−(2′−クロロエトキシ)エタノ−ルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20703481A JPS58109441A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 2−(2′−クロロエトキシ)エタノ−ルの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58109441A true JPS58109441A (ja) | 1983-06-29 |
JPS6121613B2 JPS6121613B2 (ja) | 1986-05-28 |
Family
ID=16533102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20703481A Granted JPS58109441A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 2−(2′−クロロエトキシ)エタノ−ルの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58109441A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109603437A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-04-12 | 厦门中科易工化学科技有限公司 | 一种从含氯化氢的混合气体中分离氯化氢的方法及分离回收氯化氢的方法和应用 |
CN113979842A (zh) * | 2021-09-16 | 2022-01-28 | 太仓市茜泾化工有限公司 | 一种氯代二甘醇的生产方法 |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP20703481A patent/JPS58109441A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109603437A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-04-12 | 厦门中科易工化学科技有限公司 | 一种从含氯化氢的混合气体中分离氯化氢的方法及分离回收氯化氢的方法和应用 |
CN113979842A (zh) * | 2021-09-16 | 2022-01-28 | 太仓市茜泾化工有限公司 | 一种氯代二甘醇的生产方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6121613B2 (ja) | 1986-05-28 |
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