JPS6010505A - 絶縁電線 - Google Patents

絶縁電線

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Publication number
JPS6010505A
JPS6010505A JP11876183A JP11876183A JPS6010505A JP S6010505 A JPS6010505 A JP S6010505A JP 11876183 A JP11876183 A JP 11876183A JP 11876183 A JP11876183 A JP 11876183A JP S6010505 A JPS6010505 A JP S6010505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating layer
insulated wire
resin
paint
insulated
Prior art date
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Pending
Application number
JP11876183A
Other languages
English (en)
Inventor
茶畑 末治
関口 安貞
小池 三千雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP11876183A priority Critical patent/JPS6010505A/ja
Publication of JPS6010505A publication Critical patent/JPS6010505A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、絶縁電線、特に電気機器に使用される巻線
用絶縁電線の製造方法に関する。
従来、仁の確の絶縁心線は、ホルマール、ポリエステル
、ポリエステルイミド、ポリイミドなどの熱硬化性樹脂
よりなるフェスを用い、これを導体に複数回(通常、6
〜8回)塗布、焼付けを行って製造されている。
ところが、近時石油価格の高謄等に端を発し、省資源、
省エネルギー、省力化、無公害が称えられ、虜しい絶縁
電線の製造方法の開発が鋭意進められている。
その中で、熱可塑性樹脂を導体表面に押出被覆し、絶縁
層とする方法がある。この方法は、ポリアミド樹脂、ポ
リエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルホン、ポ
リエステル樹脂、フェノキシ樹脂、ポリエーテルイミド
樹脂、ポリイミド樹脂などの熱可塑性樹脂な核覆厚み2
0〜40μmに押出被覆するものであり、上記省資源、
省エネルギー等が達成できる。
しかしながら、このような絶縁X線は、その絶縁層が熱
可塑性樹脂よりなるので、どうしてもその表面硬度が低
く、”絶縁電線としての耐摩耗性が不十分であり、コイ
ル巻回時などに、表面に傷が付きやすいという問題があ
った。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、熱可塑
性樹脂を押出被嬢してなる絶縁層の光面硬度を大きく改
善せしめ、耐摩耗性の向上を計った絶縁電線を提供する
ことを目的とするものでおる。
以下、この発明を硅しく説明する。
図面は、この発明の絶縁電線の一例を示すもので、導体
lの表面には耐熱性樹脂な押出被覆してなる絶縁層2が
設けられ、この絶縁層2の表向にはさらに紫外線硬化塗
料を塗布、硬化してなる表面層3が設けられている。
ここで用いられる耐熱性樹脂としては、ポリエーテルエ
ーテルケトン、ポリエーテルサルポン。
ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、ポリエーテルイミ
ド樹脂、ポリイミド樹脂等の少なくともその溶融温度が
250℃以上の熱可塑性樹脂であり、得られる絶縁電線
の耐熱性がC柿〜E桶程度となるようなものが望ましい
。そして、このような耐熱性樹脂を押出被すしてなる絶
縁層2の厚みは20〜50μm程度とされる。
また、紫外線硬化塗料は、重合反応性のプレポリマーと
、このプレポリマーを浴解しがっ共重合に関与するビニ
ルモノマーと、光増感剤を主たる成分とするものである
。そして、上記プレポリマーとしては、無水マレイン酸
や7マール酸を原料として得られる小胞41ポリエステ
ル樹脂や水酸基を有するアクリル系モノマーとポリイソ
シアネートとの付加重合物が用いられ、またビニルモノ
マーとしては、プレポリマーが不飽和ポリエステル樹脂
の場合にはスチレンモノマーが用いられ、この他にカル
ボキシル基、ヒドロキシル基、メチロール基などの反応
性官能基を導入したアクリルモノマーやコモノマーなど
が用いられる。また、光増感剤は、特定の波長の紫外線
を吸収してラジカルの発生を促進し、プレポリマーとビ
ニルモノマーとの架橋反応を促すもので、例えばベンゾ
フェノン、アセトフェノン、ベンゾキノンなどが用いら
れる。
そして、このような紫外線硬化塗料は、従来のエナメル
液塗布製置などを用いて、絶縁層2上に連続的に塗布さ
れ、螢光ケミカルランプや高圧水銀灯などの紫外線源か
らの紫外線が照射されて硬化?しめられ、厚み2〜10
μm程度の表面層3とされる。
この表面層3は、塗料中のプレポリマーがビニルモノマ
ーによって架橋された高次架橋構造となっているので、
表面硬度が高いものとなる。したかって、この表面層3
が設けられた絶縁電線は耐摩耗性が向上し、コイル巻回
時などに傷がつくことが少なくなる。
ここで、表面層3の形成のために紫外線硬化塗料を用い
たのは、単に表面硬度を上げるには他の種類の塗料、例
えばアクリル樹脂系の架橋硬化型塗料などを用いてもよ
いが、この偽の塗料は有機溶剤を冨んでおり、塗膜の硬
化に加熱を必要とし、先の省資源、省エネルギー、省力
化、無公害の社会的ニーズに反するためである。一方、
紫外線硬化塗料は、無溶剤タイプであり、硬化は紫外線
照射のみで数秒ないし数十秒で児了し、加熱は必要とげ
ず短時間で硬化できる。また、塗膜の肉や勘もなく、加
熱による絶縁層2の樹脂の劣化も生じず、設備費も安く
、電線等の長尺物を連続処理できる。
以下、実施例を示し、具体的に説明する。
〔実施例〕
径0.5韻の導体に押出機を用いて厚み25μmのポリ
エステル樹脂よりなる絶縁層を形成し、この絶縁層上に
二弾のアクリル系の紫外線硬化塗料(フジハード2ol
u、l0IH,藤倉化成株製)よりなる厚み5μmの表
面層を設けて、2孤の本発明の絶縁−線を製造した。ま
た、比較例としてポリエステル樹脂を厚み30μmに押
出被覆しただけの絶縁電線と、参考例としてポリエステ
ル系エナメルフェスを塗布、焼付して厚み30μmの絶
縁層を設けた絶縁電線をそれぞれ用意した。これら4橿
の絶縁電線について、次表に示す項目を試験し、その特
性を比較評価した。
表の結果から明らかなように、本発明品は従来のエナメ
ルワニス焼付I#!3緑篭線に対して同等程度の耐摩耗
性を示すにもかかわらず絶縁Hjおよび表面層は充分な
柔軟性を有し、ヒートショック試験においてエナメルフ
ェス焼付絶縁電線よシも峻れた結果を示している。
以上説明したように、この発明の絶縁電線は、導体上に
耐熱性樹脂を押出被覆してなる絶縁層を設け、この絶縁
層上に紫外線硬化塗料を塗布、硬化してなる表(6)層
を設けたものであるので、絶縁層が硬度の高い表面層で
榎われ、絶縁′FM、線としての耐摩耗性が大きく向上
し、従来のエナメルフェス焼付の絶縁電線に匹敵するも
のとなり、よってこの楓の絶縁電線の電気機器への用途
を拡大することができる。また、表面層の形成に紫外線
硬化塗料を用いたので、有機溶剤が不要であり、硬化の
だめの加熱も不要となり、短時間硬化が行え、省資源、
省エネルギー、無公害化などの社会的歎請にこたえるも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の絶縁電線の一例を示す概略断面図であ
る。 l・・・導体、2・・・絶縁層、3・・・底面層。 出願人藤倉電綜株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導体上に耐熱性樹脂を押出被覆してなる絶縁層を設け、
    この絶縁層上に紫外線硬化塗料を塗布、硬化してなる表
    面層を設けたことを%徴とする絶縁iai#!。
JP11876183A 1983-06-30 1983-06-30 絶縁電線 Pending JPS6010505A (ja)

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JP11876183A JPS6010505A (ja) 1983-06-30 1983-06-30 絶縁電線

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JP11876183A JPS6010505A (ja) 1983-06-30 1983-06-30 絶縁電線

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JPS6010505A true JPS6010505A (ja) 1985-01-19

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JP11876183A Pending JPS6010505A (ja) 1983-06-30 1983-06-30 絶縁電線

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6321709A (ja) * 1986-07-14 1988-01-29 古河電気工業株式会社 二層絶縁線の製造方法
JPS6321710A (ja) * 1986-07-14 1988-01-29 古河電気工業株式会社 二層絶縁線
JPH03116514U (ja) * 1990-03-08 1991-12-03
US5714706A (en) * 1995-08-31 1998-02-03 Yamaha Corporation Method and apparatus for controlling musical sounds by player's foot movements

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