JPS6321709A - 二層絶縁線の製造方法 - Google Patents
二層絶縁線の製造方法Info
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- JPS6321709A JPS6321709A JP16515786A JP16515786A JPS6321709A JP S6321709 A JPS6321709 A JP S6321709A JP 16515786 A JP16515786 A JP 16515786A JP 16515786 A JP16515786 A JP 16515786A JP S6321709 A JPS6321709 A JP S6321709A
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Landscapes
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、発泡絶縁線上に薄膜の充実絶縁層を有してな
る二層絶縁線の製造方法に関するものである。
る二層絶縁線の製造方法に関するものである。
従来から、発泡絶縁線上に薄膜の充実絶縁層を設けた二
層絶縁線はよく知られている。この絶縁線の一般的な製
造方法は特公昭54−8866号公報に記載されている
が如く、導体上に発泡絶縁層と該発泡絶縁層上に設けら
れる薄肉の充実絶縁層とを一台の絶縁被覆押出機で同時
押出被覆せしめるものである。この方法の特徴は、発泡
絶縁層と充実絶縁層を別工程で押出被覆せしめる方法に
比較して、発泡絶縁層から大気中に逃げたそうとする発
泡ガスを同時押出被覆する充実絶縁層により封じ込める
ことできるため、前記発MmlTh縁層の発泡度を高め
やすい点にある。
層絶縁線はよく知られている。この絶縁線の一般的な製
造方法は特公昭54−8866号公報に記載されている
が如く、導体上に発泡絶縁層と該発泡絶縁層上に設けら
れる薄肉の充実絶縁層とを一台の絶縁被覆押出機で同時
押出被覆せしめるものである。この方法の特徴は、発泡
絶縁層と充実絶縁層を別工程で押出被覆せしめる方法に
比較して、発泡絶縁層から大気中に逃げたそうとする発
泡ガスを同時押出被覆する充実絶縁層により封じ込める
ことできるため、前記発MmlTh縁層の発泡度を高め
やすい点にある。
しかしながらこの方法では第3図に示すように、発泡絶
縁層2上に設ける充実絶縁層3の肉厚が極めて薄く、か
つ前記発泡絶縁層2の発泡度が高くなってくると、発泡
絶縁層2から大気に逃げたそうとする発泡ガスが充実絶
縁層3を持ち゛上げて絶縁線表面の外観を悪化せしめた
り、最悪の場合は外径の変動をもたらし、この絶縁線を
使用したケーブルの端末処理の作業性を悪化せしめる。
縁層2上に設ける充実絶縁層3の肉厚が極めて薄く、か
つ前記発泡絶縁層2の発泡度が高くなってくると、発泡
絶縁層2から大気に逃げたそうとする発泡ガスが充実絶
縁層3を持ち゛上げて絶縁線表面の外観を悪化せしめた
り、最悪の場合は外径の変動をもたらし、この絶縁線を
使用したケーブルの端末処理の作業性を悪化せしめる。
加えて前述の発泡ガスによる大きな気泡20が発泡絶縁
層2と充実絶縁層3間にできるため、この絶縁線の電気
特性(キャパシタンス)が安定しない、という問題もあ
る。
層2と充実絶縁層3間にできるため、この絶縁線の電気
特性(キャパシタンス)が安定しない、という問題もあ
る。
前記問題に層み本発明の目的は、外径変動がなく、しか
も電気特性の安定した二層絶縁線の製造方法を提供する
ことにある。
も電気特性の安定した二層絶縁線の製造方法を提供する
ことにある。
[発明の構成]
前記目的を達成すべく本発明の二層絶縁線の製造方法は
、導体上に発泡絶縁層を有する一層絶縁線上に熱硬化性
樹脂または紫外線硬化性樹脂を塗布し、これを硬化炉に
より硬化せしめて充実絶縁層を形成することを特徴とす
る。
、導体上に発泡絶縁層を有する一層絶縁線上に熱硬化性
樹脂または紫外線硬化性樹脂を塗布し、これを硬化炉に
より硬化せしめて充実絶縁層を形成することを特徴とす
る。
以下に本発明の実施例を図を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明の方法の一実施例を示す概略図、第2図
は第1図に示す方法により得られる二層絶縁線の一実施
例を示す横断面図である。
は第1図に示す方法により得られる二層絶縁線の一実施
例を示す横断面図である。
本発明の方法は、第1図、第2図に示すように、導体l
上に、例えばテフロンや架橋ポリエチレンからなる発泡
絶8!層2を有する一層絶縁線4を送出a5により送り
出し、これを例えばウレタンアクリレート系の紫外線硬
化性樹脂を貯蔵してなる塗布装置6内を通過せしめてそ
の表面に前記紫外線硬化性樹脂を塗布せしめ、続いてこ
れを紫外線照射ランプ等からなる硬化炉7により硬化さ
せ、薄肉の充実絶縁層3を形成し二層絶縁線8となし、
これを引取機9で引取り、巻取機IOにより巻き取る。
上に、例えばテフロンや架橋ポリエチレンからなる発泡
絶8!層2を有する一層絶縁線4を送出a5により送り
出し、これを例えばウレタンアクリレート系の紫外線硬
化性樹脂を貯蔵してなる塗布装置6内を通過せしめてそ
の表面に前記紫外線硬化性樹脂を塗布せしめ、続いてこ
れを紫外線照射ランプ等からなる硬化炉7により硬化さ
せ、薄肉の充実絶縁層3を形成し二層絶縁線8となし、
これを引取機9で引取り、巻取機IOにより巻き取る。
ここで符号11は一層絶縁線4上に塗布した余分の硬化
性樹脂を絞り取るダイスである。
性樹脂を絞り取るダイスである。
なお前記実施例では一層絶縁線4上に紫外線硬化性樹脂
を塗布し、これを硬化炉7により硬化せしめて充実絶縁
層3を形成する方法を示したが、軌硬化性樹脂を使用し
ても同様の効果が得られろ。
を塗布し、これを硬化炉7により硬化せしめて充実絶縁
層3を形成する方法を示したが、軌硬化性樹脂を使用し
ても同様の効果が得られろ。
因にこの場合は、硬化炉7としては加熱炉を使用する。
以下に本発明の方法により具体的に得られた二層絶縁線
の構造及び特性を示す。
の構造及び特性を示す。
導体1〜外径0.08+msの銀メンキ線7本撚り発泡
絶縁層2〜発泡率70〜75%の架橋ポリエチレン キャパシタンス41〜43PF/m 外径1.15〜1.35m− これに前記第1図に示す方法により未硬化のウレタンア
クリレート系紫外線硬化性樹脂を怜布し外径1.35m
5の二層絶縁線8を得た。これに更にシールド層および
保護層を被せ同軸線とした。
絶縁層2〜発泡率70〜75%の架橋ポリエチレン キャパシタンス41〜43PF/m 外径1.15〜1.35m− これに前記第1図に示す方法により未硬化のウレタンア
クリレート系紫外線硬化性樹脂を怜布し外径1.35m
5の二層絶縁線8を得た。これに更にシールド層および
保護層を被せ同軸線とした。
結果は以下のとおりである。
外径: 1.35〜1.38m倦
インピーダンス:88〜82Ω
前記結果の如く電気特性と共に外径変動が小さくなった
ことにより端末加工性も極めて向上した。
ことにより端末加工性も極めて向上した。
その理由は第2図に示すように発泡絶縁層2上に塗布、
硬化せしめた充実!l!I縁層3が前記発泡絶縁層2の
外観不良個所を埋めるように形成されるため二層絶縁線
8の外径は安定し、かつ従来の如く゛発泡絶縁層2と充
実絶縁層3間に気泡が発生することがないから電気特性
も安定したものと考えられる。
硬化せしめた充実!l!I縁層3が前記発泡絶縁層2の
外観不良個所を埋めるように形成されるため二層絶縁線
8の外径は安定し、かつ従来の如く゛発泡絶縁層2と充
実絶縁層3間に気泡が発生することがないから電気特性
も安定したものと考えられる。
また前記具体例では同軸線への応用例のみ示したが、通
常の絶縁線としても使用できることはいうまでもない。
常の絶縁線としても使用できることはいうまでもない。
(発明の効果〕
前述のように本発明の製造方法によれば、外径変動が少
なく、従って端末処理性に優れ、また電気特性にも優れ
た二層絶縁線をきわめて容易に製造できる。
なく、従って端末処理性に優れ、また電気特性にも優れ
た二層絶縁線をきわめて容易に製造できる。
第1図は本発明の方法の一実施例を示す概略図、第2図
は前記第1図に示す方法で製造した二層絶縁線の一実施
例を示す横断面図、第3図は従来の方法で製造した二層
絶縁線の横断面図である。 1〜導体 2〜発泡絶縁層 3〜充実絶縁層4〜−層絶
縁線 6〜塗布装置 7〜硬化炉8〜二層絶縁線 11
〜ダイス
は前記第1図に示す方法で製造した二層絶縁線の一実施
例を示す横断面図、第3図は従来の方法で製造した二層
絶縁線の横断面図である。 1〜導体 2〜発泡絶縁層 3〜充実絶縁層4〜−層絶
縁線 6〜塗布装置 7〜硬化炉8〜二層絶縁線 11
〜ダイス
Claims (1)
- 導体上に発泡絶縁層を有する一層絶縁線上に熱硬化性樹
脂または紫外線硬化性樹脂を塗布し、これを硬化炉によ
り硬化せしめて充実絶縁層を形成することを特徴とする
二層絶縁線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16515786A JPS6321709A (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 二層絶縁線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16515786A JPS6321709A (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 二層絶縁線の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6321709A true JPS6321709A (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=15806954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16515786A Pending JPS6321709A (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 二層絶縁線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321709A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01253125A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-09 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | 発泡絶縁電線の製造方法 |
JPH01253126A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-09 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | 発泡絶縁電線の製造方法 |
JPH0279517U (ja) * | 1988-12-07 | 1990-06-19 | ||
JPH04503729A (ja) * | 1988-12-20 | 1992-07-02 | ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティド | 電気ケーブル |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58163108A (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-27 | 住友電気工業株式会社 | マグネツトワイヤ−の製造法 |
JPS58186108A (ja) * | 1982-04-23 | 1983-10-31 | 東芝ケミカル株式会社 | 電気機器用リ−ド線 |
JPS6010505A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-19 | 株式会社フジクラ | 絶縁電線 |
JPS61114406A (ja) * | 1984-11-07 | 1986-06-02 | 日立電線株式会社 | 難燃性絶縁電線 |
-
1986
- 1986-07-14 JP JP16515786A patent/JPS6321709A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH0279517U (ja) * | 1988-12-07 | 1990-06-19 | ||
JPH04503729A (ja) * | 1988-12-20 | 1992-07-02 | ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティド | 電気ケーブル |
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