JPS5963709A - 一次コイルの製造法 - Google Patents
一次コイルの製造法Info
- Publication number
- JPS5963709A JPS5963709A JP17406182A JP17406182A JPS5963709A JP S5963709 A JPS5963709 A JP S5963709A JP 17406182 A JP17406182 A JP 17406182A JP 17406182 A JP17406182 A JP 17406182A JP S5963709 A JPS5963709 A JP S5963709A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- primary coil
- varnish composition
- poise
- hardened
- varnish
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F5/00—Coils
- H01F5/06—Insulation of windings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関の点火コイルに使用される一次コイル
の製造方法に関し、さらに詳しくは従来より優れた耐圧
特性を有する一次コイルの製造方法に関する。
の製造方法に関し、さらに詳しくは従来より優れた耐圧
特性を有する一次コイルの製造方法に関する。
従来この種の一次コイルとして第１図に示すようなもの
がある。即ち鉄芯に巻線を行ない、その後直接二次コイ
ルと組合せた後、ワックス処理等を行って点火コイルと
していた。しかしこのような点火コイルは使用中に一次
コイルに水分が浸入して鉄芯とコイルとの耐圧特性が低
下し、絶縁不良を起こす原因となっていた。これを補う
方法として一次コイルの巻線上にワニス組成物を含浸さ
せ、硬化させて絶縁処理を施し防水処理する方法がある
。しかしこの方法では巻線のカバー効果を出すために、
粘度の高いワニス組成物を使用するので、硬化時に巻線
したコイルの間に残留した気泡が取り込まれたまま硬化
する場合があり、その部分が耐圧不良の原因となって絶
縁低下を引起こす。とくに最近短時間処理方法として導
入が進みつつある光硬化方法では始めに表面層が硬化す
るだめに、その傾向が著しいので、その解決法が望まれ
ていた。
がある。即ち鉄芯に巻線を行ない、その後直接二次コイ
ルと組合せた後、ワックス処理等を行って点火コイルと
していた。しかしこのような点火コイルは使用中に一次
コイルに水分が浸入して鉄芯とコイルとの耐圧特性が低
下し、絶縁不良を起こす原因となっていた。これを補う
方法として一次コイルの巻線上にワニス組成物を含浸さ
せ、硬化させて絶縁処理を施し防水処理する方法がある
。しかしこの方法では巻線のカバー効果を出すために、
粘度の高いワニス組成物を使用するので、硬化時に巻線
したコイルの間に残留した気泡が取り込まれたまま硬化
する場合があり、その部分が耐圧不良の原因となって絶
縁低下を引起こす。とくに最近短時間処理方法として導
入が進みつつある光硬化方法では始めに表面層が硬化す
るだめに、その傾向が著しいので、その解決法が望まれ
ていた。
本発明ば−Ｆ記のような欠点をなくすためになされたも
ので、鉄芯に巻線したコイルにワニス組成物を含浸して
硬化させて一次コイルとする場合において、最初常温（
２５℃）で０．１〜１ポアズ程度の低粘度のワニス組成
物を含、浸、硬化させ、次に２〜２０ポアズ程度の高粘
度のワニス組成物をＷ；ｊ下して硬化させることにより
、硬化時、とくに光硬化させたときに硬化物中の気泡の
残留をなくし、充分な耐圧特性を保たせようとするもの
である。
ので、鉄芯に巻線したコイルにワニス組成物を含浸して
硬化させて一次コイルとする場合において、最初常温（
２５℃）で０．１〜１ポアズ程度の低粘度のワニス組成
物を含、浸、硬化させ、次に２〜２０ポアズ程度の高粘
度のワニス組成物をＷ；ｊ下して硬化させることにより
、硬化時、とくに光硬化させたときに硬化物中の気泡の
残留をなくし、充分な耐圧特性を保たせようとするもの
である。
本発明に使用されるワニス組成物を構成する樹脂組成は
低粘度ワニスと高粘度フェスとが同じでも異なっていて
も差支えない。ただ粘度が低粘度ワニス組成物にあって
は０．１〜１ポアズ程度であり、高粘度ワニス組成物は
２〜２ｏポアズ程度のものであればよい。樹脂の例とし
てはビスフェノールＡ型エポキシアクリレート■１１、
−９０ （昭和高分子■製、商品名リポキシ）などのア
クリル系樹脂をスチレンで希釈して所定の粘度Ｖこした
ものが使用される。
低粘度ワニスと高粘度フェスとが同じでも異なっていて
も差支えない。ただ粘度が低粘度ワニス組成物にあって
は０．１〜１ポアズ程度であり、高粘度ワニス組成物は
２〜２ｏポアズ程度のものであればよい。樹脂の例とし
てはビスフェノールＡ型エポキシアクリレート■１１、
−９０ （昭和高分子■製、商品名リポキシ）などのア
クリル系樹脂をスチレンで希釈して所定の粘度Ｖこした
ものが使用される。
硬化方法としては加熱硬化と光硬化が採用できる。光硬
化方法には低、中圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等の紫
外線諒によるのが一般的である。
化方法には低、中圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等の紫
外線諒によるのが一般的である。
次に実施例によって本発明を具体的に説明する。なお部
は重量部である。
は重量部である。
実施例、比較例
第２図に示しだように、巻線したコイルに０．２ポアズ
のフェス組成物を滴下した後、８０Ｗ／１ｙｒｒの高圧
水銀灯の直下２０ ａｒｚに回転させながら１分間置い
て表面層を硬化させ、その直後に１０ポアズのワニス組
成物を滴下し、前記したと同様の条件で紫外線照射した
後、１２０℃で１０分間加熱して全体を硬化させた。
のフェス組成物を滴下した後、８０Ｗ／１ｙｒｒの高圧
水銀灯の直下２０ ａｒｚに回転させながら１分間置い
て表面層を硬化させ、その直後に１０ポアズのワニス組
成物を滴下し、前記したと同様の条件で紫外線照射した
後、１２０℃で１０分間加熱して全体を硬化させた。
使用するワニス組成物は低粘度ワニス、高粘度フェス共
に、ビスフェノールＡ型エポキシアクリレ−）ＶＲ−９
０４０部、ブチルアクリレート １０部、２−ヒドロキ
シエチルメタクリレート３０部、エチレングリコールジ
メタアクリレート２０部、ナフテン酸コバルト０．０５
部よりなる樹脂混和物をスチレンで適宜希釈して低粘度
、高粘度にし、これを１００部に対しペンゾイルパーオ
キザイド１部、ベンゾインエチルエーテル２部を添加し
て得たフェス糾成物である。
に、ビスフェノールＡ型エポキシアクリレ−）ＶＲ−９
０４０部、ブチルアクリレート １０部、２−ヒドロキ
シエチルメタクリレート３０部、エチレングリコールジ
メタアクリレート２０部、ナフテン酸コバルト０．０５
部よりなる樹脂混和物をスチレンで適宜希釈して低粘度
、高粘度にし、これを１００部に対しペンゾイルパーオ
キザイド１部、ベンゾインエチルエーテル２部を添加し
て得たフェス糾成物である。
比較例として前記の１０ポアズのワニス組成物のみを滴
下し、前記と同様の条件で紫外線照射及び加熱により硬
化させて一次コイルを作成した。この場合処理物は照射
時の温度、に昇によって内部の気泡が抜は切れずに硬化
しただめ外観からその残留が認められた。
下し、前記と同様の条件で紫外線照射及び加熱により硬
化させて一次コイルを作成した。この場合処理物は照射
時の温度、に昇によって内部の気泡が抜は切れずに硬化
しただめ外観からその残留が認められた。
これら実施例及び比較例で作成したー・次コイルの配圧
試験を次の条件で行なった。第３図に示すように表面ｅ
こ導電性塗お１を幅ｌ ｏｎに塗布し、巻線と表面とを
両極として電圧を印加させ、絶縁破壊時の電圧を測定し
た。測定結果は実施例１５ＫＶ、比較例６１（Ｖであっ
た。
試験を次の条件で行なった。第３図に示すように表面ｅ
こ導電性塗お１を幅ｌ ｏｎに塗布し、巻線と表面とを
両極として電圧を印加させ、絶縁破壊時の電圧を測定し
た。測定結果は実施例１５ＫＶ、比較例６１（Ｖであっ
た。
この結果かられかるように、本方法によって製造した一
次コイルは巻線間に残留した気泡が無くなるだめに良好
な耐圧性が維持できる。
次コイルは巻線間に残留した気泡が無くなるだめに良好
な耐圧性が維持できる。
第１図は従来の一次コイルの側面図、第２図は本発明に
より作成した一次コイルの断面図、第３図は絶縁破壊時
の電圧測定する場合嗜電性塗料を塗布した状況を示す側
面図である。 ■・・・・・鉄 芯 ２−・・・・・・・・巻
線３ ・・・・・・低粘度フェス組成物の硬化層４
・・・高粘度フェス組成物の硬化層５ ・・・・・巻線
端末 ６・・・・・・・・導電性塗料 特許出願人 東芝ケミカル株式会社 代理人 弁理士 伊 東 彰
より作成した一次コイルの断面図、第３図は絶縁破壊時
の電圧測定する場合嗜電性塗料を塗布した状況を示す側
面図である。 ■・・・・・鉄 芯 ２−・・・・・・・・巻
線３ ・・・・・・低粘度フェス組成物の硬化層４
・・・高粘度フェス組成物の硬化層５ ・・・・・巻線
端末 ６・・・・・・・・導電性塗料 特許出願人 東芝ケミカル株式会社 代理人 弁理士 伊 東 彰
Claims (1)
- 鉄芯に巻線したコイルにワニス組成物を含浸して硬化さ
せる一次コイルの製造方法において、最初常温で０．１
〜１ポアズ程度の低粘度のワニス組成物を３浸、硬化さ
せ、次に２〜２０ポアズ程度の高粘度のフェス組成物を
滴下、硬化させることを特徴とする一次コイルの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17406182A JPS5963709A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 一次コイルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17406182A JPS5963709A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 一次コイルの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5963709A true JPS5963709A (ja) | 1984-04-11 |
Family
ID=15971932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17406182A Pending JPS5963709A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 一次コイルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5963709A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62199006A (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-02 | Tokyo Electric Co Ltd | 電磁機器 |
| JP2013162606A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | コイルのワニス含浸処理方法及びコイル |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP17406182A patent/JPS5963709A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62199006A (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-02 | Tokyo Electric Co Ltd | 電磁機器 |
| JP2013162606A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | コイルのワニス含浸処理方法及びコイル |
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