JPS60104218A - デジタル式タコグラフの解析装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、デジタル式タコグラフに係り、特に多数の記
録データを自動的に作成するに好適なデジタルタコグラ
フの記録に関する。

〔発明の背景〕

従来、車輛の車速、エンジン回転数などの運行記録を行
うタコグラフは、時間と共に回転する記録紙上に、車速
、走行距離、エンジン回転数を印字針によってアナログ
的に記録するように構成されているが、車速やエンジン
回転数を電子的に計測し、運転席の表示部にデジタル表
示する方法が普及している近来、前述のような機械的な
タコグラフを設けず、電子的に、車速やエンジン回転数
を演算、処理し、これを着脱自在な構成としたＲＡＭ（
読み書き可能メモリ）等の記録媒体に記憶保持させ、後
刻、このデータを地上側の解析機で再生するデジタルタ
コグラフ（特願昭５６−１１７７２８）が開発されつつ
ある。

このようなデジタル式のタコグラフは、機械式のように
、平均車速や積算走行距離等の集計データをその都度手
計算によ請求めなくても、計算機解析ができるため、運
行管理業務が極めて簡単になる大きな長所があるが、一
方、解析機で、厖大な量のタコデータ（車速やエンジン
回転数等の走行データ）を演算、処理および印字記録す
るには１件数分程度の時間を要するため、１台の解析機
で多数のタコデータを処理しようとする場合、データ処
理に多くの時間がかかり、その間、オペレータが記録媒
体の交換等で拘束される等、効率が悪いと言う欠点があ
る。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、フロッピーディスク等の一時記録媒体
を効率的に使用することにより、良好な処理機能を有す
るデジタルクコグラフの解析装置を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明は、デジタルタコグラフの解析装置で、長い処理
時間の大部分が、タコデータの印字出力時間であること
に着目し、必要最小限の現時処理以外は、多数のタコデ
ータを全部、フロッピーディスク等の大容量記録媒体に
一時的に記録し、後刻、夜中等に、タコデータのグラフ
化等の時間のかかる処理を無人で自動的に行なうように
したものである。

〔発明の実施例〕

以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は、デジタルタコグラフの一般的なシステム構成
図である。これは、特に荷物運搬用トラック等の車輛１
のエンジン系統に取付けられに車速センサ４、エンジン
回転数センサ５、灼爪流景センザ６、および燃料タンク
に取付けられた燃料レベル計３等の各種センサの検知信
号を制御装置７で受け、この制御装置７において所定の
演算処理を行った後、表示装置９に車速、エンジン回転
数、等のデータを表示させると共に、これらのデータを
ランダム・メモリ・アクセス（ＲＡＭ）のようなデジタ
ルでデータを記録できる素子を組み込んだデータ記録カ
セット８に記録させる構成になりている、 このようなデジタルタコグラフの場合、一般に一連の運
行が終了した時点で、上記データ記録カセット８を地上
の解析装置にかけ、データの再生記録を行うことになる
が、この解析装置の出力装置は一般にＸ−Ｙプロッタが
使われるため、１日分程度の速度やエンジン回転数を記
録した厖大なタコ情報を全部描くには長い時間、例えば
数分程度かかつてしまう。これに対し、このようなデジ
タルタコグラフの運用としては、センターへの車輛の帰
着が一定時間に集中する可能性が多く、データ記録カセ
ット８のデータ再生を時間的に集中して行なう必要がで
てくる。この際、いちいち、長時間かけて、Ｘ−Ｙプロ
ッタでタコデータを１枚ずつ作図するのでは、車輛台数
が多いと、運転手は、そのために２〜３時間も持たされ
るような不合理が起る。

第２図は、上記問題を解消できる、本発明になる解析装
置のシステム構成の一実施例である。

本装置は、デジタルタコグラフ本体１ｏに装着されてい
たデータ記録カセット８を解析機２ｏに装着することに
より、解析を行う。本解析機２ｏは、データ記録カセッ
ト８のデータを読出す部分と、キーボード３０、フロッ
ピ・ディスク・ドライバ４０、Ｘ−Ｙプロッタ５ｏおよ
びこれら周辺装置の駆動、ならびに演算処理を行うマイ
クロコンピュータ部分からなシたっている。

第３図に本解析機２ｏのブロック構成を示す。

これは、キーボード３ｏの入力信号とデータ記録カセッ
ト８の記録データを、マイクロプロセッサユニッ）　（
ＭＰＵ）６０にょシ、入出力インターフェイス６１を介
してランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）６３に転送する
っこのデータはリード・オンリ・メモリ（ＲＯＭ）６２
に内蔵されたプログラムにしたがい、データが処理され
る。この時点で、実際の時間が必要な場合があυ、その
ときはリアルタイム・クロック・ジェネレータ（几ＴＣ
）６４から時間情報を得ることができる。

次Ｋ、この処理の終った最終データを、フロッピディス
クコントローラ（ＦＤＣ）４１を介して、フロッピディ
スクドライバ４ｏで７０ツピデイスクに記録する。上記
一連の動作はマイクロプロセッサユニット６０の命令で
行なわれ、秒単位の早い処理が可能である。

本発明は、上記処理の高速性に着目したもので初めは、
いちいちＸ−Ｙプロッタに出力せず、データ記録カセッ
ト８の内容を処理後、フロッピーディスクに記録すると
言う動作を、まず、データ記録カセット８が持ち込まれ
る毎に繰り返し、フロッピディスク内にご時的に必要な
データを全て蓄わえておく。この後、このフロッピディ
スクに記録されたデー〉を、自動的に、入出力インター
フェイス５１を介して、Ｘ−Ｙプロッタで出力する゛。

この一連の処理の流れを第４図に示す。とれは上記内容
を書きなおしたものだが、この中で、データ解析の内容
、すなわち、どのような解析を行うかと、データのプリ
ント形式は、あらかじめ、解析機２０のキーボード３０
の中に、ファンクションキーとして定めておくっ特に、
Ｘ−Ｙプロッタ５０に自動紙送シ機構を伺け、これを解
析機２０で制御することによシ、夜間等にチャート上に
連続的に出力することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、デジタルタコグラフで記録しな厖大な
タコデータを、フロッピーディスクに一時記録した後、
無人で、かつ自動的に紙の上に記録できるので、タコデ
ータの読取りが一時的に集中しても、遅滞なくタコデー
タの読取シができ、かつ、無人でタコデータのチャート
出力ができるので、解析機のオペレータの省力化がはか
れるとともに、運転手の持ち時間を短かくで１ｔ！るす
ぐれた効果がある。また、フロッピーディスクは、保存
用ではなく、一時記憶用力ので、一枚のフロッピーディ
スクがなん回も使用可能であシ、さらに最終保存チャー
トは低価格の紙であるため、システムコストも低くでき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はデジタルタコグラフの基本構成を示す図、第２
図は本発明の一実施例を示すシステム構成図、第３図は
第２図のブロック図、第４図は本発明の処理フローを示
す図である。 １・・・車輛、２・・・エンジン、３・・・燃料レベル
計、４・・・車速センサ、５・・・エンジン回転数セン
サ、６・・・燃料流量センサ、７・・・制御装置、８・
・・データ記録カセット、９・・・表示装置、１０・・
・デジタルタコグラフ本体、２０・・・解析機、３０・
・・キーボード、４０・・・フロッピディスクドライバ
、５０・・・Ｘ−Ｙブロック、６０・、・マイクロプロ
セッサユニット（ＲＰＵ）、６１・・・入出力インター
フェイス（Ｉｌｏ−ＩＦ）、６２・・・リード・オンリ
・メモリ（ＲＯＭ）、６３・・・ランダム・アクセス・
メモリ（ＲＡＭ）、６４・・・リアルタイム・クロック
・ジェネレータ（ＲＴＣ）、６５・・・外部インターフ
ェイス、４１・・・フロッピー・ディスク・コントロ６
３層 ４０　５０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、デジタル式タコグラフで収集した車輛の速度、エン
   ジン回転数ならびに作業項目等のデータを、データ記録
   カセットに記録し、これを地上側で解析、処理し、その
   結果をチャートに出力する、該データ記録カセットのデ
   ータ読取部、データ処理部、および処理データの出力装
   置から成るデジタル式タコグラフの解析装置において、
   該データ処理部の一部にフロッピーディスクによる記録
   部を設け、該処理データは、一時的に全て該フロッピー
   ディスクに記録し、後刻、該フロッピーディスクから、
   その内容の全て、もしくは一部を自動的にチャート出力
   することを特徴としたデジタル式タコグラフの解析装置
   。