JP3326265B2 - 運行管理システムにおける時計および時刻の一元管理方法 - Google Patents

運行管理システムにおける時計および時刻の一元管理方法

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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運行管理システムに
おける時計の一元管理方法(以下、時計の一元管理方法
という)に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、運送業界におけるOA化は、事務
所内だけではなくトラックなどの車両内までに及んでい
る。このトラック運送業などでは、日常乗務員が手書き
により記録している乗務記録の内容、走行距離などを自
動的に記録し、帰社後事務所内のコンピュータから出力
する運行管理システムが導入され始めてきている。
【0003】前記運行管理システムは、図3に示すよう
に、大きく分けて車両側と事務所側に分けることができ
る。すなわち、車両側には、速度、エンジン回転数を検
出するための複数のセンサ(図示してない)と、運行管
理計が設けられる。そして、この運行管理計は、車両
(例えばトラック)1に取付けられ、前記複数のセンサ
からの信号を採取する装置であるセンサボックス2と、
乗務員が所持し、作業などを登録する登録ターミナル3
と、トラック1に取付けられ、センサボックス2と登録
ターミナル3とのインターフェースである車載アダプタ
4とからなる。
【0004】そして、登録ターミナル3は、作業を記録
したり、センサボックス2からの自動採取データを記録
したり、入力された項目を表示したり、バーコードリー
ダ5をコントロールしたりする機能を有し、その操作パ
ネル3Aには、詳細には図示してないが、「積込」や
「手持」など10種類の作業項目入力キーのほかに、積
荷の有無を示す「実車/空車」キー、走行している道路
が高速道路であるか一般道路であるかを示す「高速/一
般」キーなどトラック1の各種の事象を入力できる入力
部3aとともに、表示部3bが設けられており、乗務員
は作業やトラック1の状態に応じてキーで事象を入力す
る。
【0005】また、センサボックス2には、トラック1
の番号(プレートナンバーなど)、速度、エンジン回転
数、累積走行距離などのデータを自動収集できる機能が
予めプログラムされており、登録ターミナル3が車載ア
ダプタ4にセットされると、センサボックス2で収集さ
れた前記自動収集データが登録ターミナル3に自動的に
記録される。さらに、登録ターミナル3にはニッケル・
カドニウム電池が組み込まれており、トラック1から離
れても使用できるように構成されている。
【0006】一方、事務所側は、登録ターミナル3に記
録されたデータを一時的に保存したり、出社状況や作業
を登録したりする機能を有する読取装置6と、読取装置
6内のデータや登録ターミナル3に記録されたデータを
印字するプリンタ7と、顧客が所有する汎用コンピュー
タ8の3つの部材より構成されている。
【0007】そして、汎用コンピュータ8は、読取装置
6から受け取ったデータをもとに各用途にマッチした運
転日報、車両管理帳票を作成する。また、読取装置6
は、プリンタ7の制御を行うとともに、登録ターミナル
3との通信、さらには、汎用コンピュータ8への伝送を
行う。
【0008】
【従来の技術】ところで、上記運行管理システムにおい
ては、登録ターミナル3に記録されるデータは、事象と
時刻とが対になって記録されるが、この時刻の管理、す
なわち、登録ターミナル3に内蔵されている時計の管理
を一元的に行う必要がある。この場合、記録途中のデー
タの時系列を損なわないようにしなければならないとこ
ろから、従来においては、データ記録終了後に、事務所
に設けられている読取装置6に登録ターミナル3をセッ
トして読取装置6からの時計情報に基づいて内蔵時計の
時刻を修正していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手法は、読
取装置6がデータの記録開始および終了時点(場所)に
あるような場合であって、トラック1が運送会社の事務
所から出発し、荷主のもとで荷物を受け取り、これを配
達先に配達した後、再び運送会社の事務所に戻り、事務
所に読取装置6が設置されている場合は好適に適用でき
る。
【0010】しかしながら、例えば図4に示すように、
読取装置6がデータの記録開始および終了時点である運
送会社の事務所9にではなく、運行途中の荷主10にし
かないような場合には、登録ターミナル4は、そのデー
タ記録途中においてしか時計の修正情報が得られず、し
たがって、この場合、内蔵時計の修正を行うと、記録途
中のデータの時系列が損なわれてしまうといった不都合
がある。
【0011】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、データ記録途中において時計の修正情報を得
た場合、記録途中のデータに悪影響を与えないで時計
よび時刻の修正を行うことのできる時計および時刻の一
元管理方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の運行管理システムにおける時計の一元管
理方法は、車両に搭載され、速度、エンジン回転数など
のデータを採取するセンサボックスと、時計を内蔵する
とともに各種の事象を時刻と対にして登録する登録ター
ミナルと、前記センサボックスと登録ターミナルとを接
続するための車載アダプタと、前記登録ターミナルに記
録されたデータを読み取る読取装置とからなる運行管理
システムにおいて、前記登録ターミナルが一日の業務の
開始から終了までにおけるデータ記録途中に、前記読取
装置から時計の修正情報を得た場合、この修正情報と
内蔵時計の時刻との差分を保持し、一日のデータの記
終了後、前記差分に基づいて、前記内蔵時計の修正
前記登録ターミナル内において行うようにしている。
そして、この発明の運行管理システムにおける時刻の一
元管理方法は、車両に搭載され、速度、エンジン回転数
などのデータを採取するセンサボックスと、時計を内蔵
するとともに各種の事象を時刻と対にして登録する登録
ターミナルと、前記センサボックスと登録ターミナルと
を接続するための車載アダプタと、前記登録ターミナル
に記録されたデータを読み取る読取装置とからなる運行
管理システムにおいて、前記登録ターミナルが一日の業
務の開始から終了までにおけるデータ記録途中に、前記
読取装置から時計の修正情報を得た場合、この修正情報
と前記内蔵時計の時刻との差分を保持し、一日のデータ
の記録終了後に、前記差分に基づいて、記録された一日
のデータの時刻の修正を行うようにしている。
【0013】
【作用】この発明の時計の一元管理方法おいては、登録
ターミナルがそのデータ記録途中に得た時計の修正情報
と内蔵時計の時刻との差分を全てのデータの記録終了時
まで保持する。そして、このデータの記録終了時に、内
蔵時計の時刻を前記保持してきた差分に基づいて修正し
て正しい時刻を設定する。また、記録されているデータ
についても前記差分に基づいて時刻の修正が行われる。
【0014】
【実施例】この発明に係る時計の一元管理方法は、図3
に示した装置とほぼ同様に構成された装置によって実施
することができるが、次のような機能をも有しているも
のとする。すなわち、この実施例においては、登録ター
ミナル3内に設けられるメモリは、図2に模式的に示す
ように、複数の独立した記録エリア3b1 ,3b2,3
3 ,…を持つものとし、記録エリア3b1 には前日の
データ(時刻と事象とからなる)が記録されており、記
録エリア3b2 には本日の記録途中のデータが記録され
るよう構成されている。また、記録エリア3b2 の記録
途中に記録エリア3b1 のデータを読取装置6によって
読み取ることができ、同時に、読取装置6からは時計修
正情報を得ることができるように構成されている。
【0015】そして、図4に示すように、トラック1が
運送会社の事務所9を出発し、読取装置6が設けられて
いる荷主10に行き、さらに、所定の配達を終えて事務
所9に戻る場合を例にとって、図1のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0016】トラック1が運送会社の事務所9を出発
し、一日の業務が始まる。このとき、登録ターミナル3
のキー操作を行い、データのサンプリング開始指令を入
力することにより、データのサンプリングが開始される
(ステップS1)。データのサンプリングは、データの
サンプリングが終了するまで、時計情報とともに発生し
た事象が記録エリア3b2 に随時記録される(ステップ
S2)。データのサンプリング途中では、登録ターミナ
ル3の内蔵時計の時刻修正を行うことはできない。これ
は、記録エリア3b2 に記録されたデータの時系列が狂
うからである。
【0017】トラック1が荷主10に到着し、登録ター
ミナル3を荷主10の元にある読取装置6にセットして
所定の操作を行うことにより、登録ターミナル3の記録
エリア3b1 に記録されている前日のデータが読み取ら
れる(ステップS3)とともに、読取装置6から登録タ
ーミナル3に対して時計情報が入力され、これと内蔵時
計の時刻との差分が登録ターミナル3の適宜のメモリ内
に記録される(ステップS4)。
【0018】前記荷主10において荷物を積み込んで配
送に出る。このとき、トラック1の運行状態などのデー
タが時刻とともに記録エリア3b2 に随時記録される
(ステップS5)。
【0019】トラック1が運送会社の事務所9に戻り、
一日の業務が終了する。登録ターミナル3のキー操作を
行い、データのサンプリング終了指令を入力することに
より、データのサンプリングが終了される(ステップS
6)。そして、登録ターミナル3においては、前記メモ
リされている差分に基づいて内蔵時計の時刻が修正され
る(ステップS7)とともに、記録エリア3b2 に記録
された本日のデータの時刻がそれぞれ修正され、基準と
なる読取装置6の時計によって一元管理される。
【0020】この発明は、上述の実施例に限られるもの
ではなく、例えば読取装置6が運送会社の事務所9にあ
っても、トラック1の一日の業務の開始がそのトラック
の運転手の自宅から始まり、業務の途中に事務所9に立
ち寄るような場合においても、同様に適用することがで
きる。また、トラック以外の車両、例えばタクシーなど
の運行管理などにも適用できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、データ記録途中においてしか時計の修正情報が得ら
れないような場合、記録途中のデータに悪影響を与えな
いで時計の修正を行なうことができ、運行管理システム
における時計および時刻の一元管理を良好かつ確実に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の時計の一元管理方法を説明するため
のフローチャートである。
【図2】登録ターミナル内に設けられるメモリの一例を
模式的に示す図である。
【図3】運行管理システムの構成を示す図である。
【図4】トラック配送を説明する図である。
【符号の説明】
1…車両、2…センサボックス、3…登録ターミナル、
4…車載アダプタ、6…読取装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、速度、エンジン回転数
    などのデータを採取するセンサボックスと、時計を内蔵
    するとともに各種の事象を時刻と対にして登録する登録
    ターミナルと、前記センサボックスと登録ターミナルと
    を接続するための車載アダプタと、前記登録ターミナル
    に記録されたデータを読み取る読取装置とからなる運行
    管理システムにおいて、前記登録ターミナルが一日の業
    務の開始から終了までにおけるデータ記録途中に、前記
    読取装置から時計の修正情報を得た場合、この修正情報
    前記内蔵時計の時刻との差分を保持し、一日のデータ
    の記録終了後、前記差分に基づいて、前記内蔵時計の
    修正を前記登録ターミナル内において行うことを特徴と
    する運行管理システムにおける時計の一元管理方法。
  2. 【請求項2】 車両に搭載され、速度、エンジン回転数
    などのデータを採取するセンサボックスと、時計を内蔵
    するとともに各種の事象を時刻と対にして登録する登録
    ターミナルと、前記センサボックスと登録ターミナルと
    を接続するための車載アダプタと、前記登録ターミナル
    に記録されたデータを読み取る読取装置とからなる運行
    管理システムにおいて、前記登録ターミナルが一日の業
    務の開始から終了までにおけるデータ記録途中に、前記
    読取装置から時計の修正情報を得た場合、この修正情報
    と前記内蔵時計の時刻との差分を保持し、一日のデータ
    の記録終了後に、前記差分に基づいて、記録された一日
    のデータの時刻の修正を行うことを特徴とする運行管理
    システムにおける時刻の一元管理方法。
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