JPS60103842A - 簡易形デ−タ伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、１つの親局と複数の子局から成る簡易形デ
ータ伝送装置に関するものである。

〔従来技術〕

近年、データ伝送はコンビーータ＋　、＋Ｉ測制御シス
テムなど産業分野で用いられるだけでなく、省配線思想
が普及して家電機器、冷暖房装置、照明機器などの集中
制御システムに採用される機会が増えている。

一般に、１つの親局と複数の子局から成るデータ伝送装
置においては、構成を簡単かつ安価にするためデータ伝
送路を２本、すなわちパーティライン又はバスシステム
の構成と１時分割多重伝送方式を採用することが多い。

さらに、伝送モジーー・・は通常あデータ伝送では通信
制御装置の機能に相当するがこれを安価に構成するだめ
、伝送に関する回線の主導権は親局に持たせていること
が多い。

従って、子局から親局を呼び出すことは不可能であり、
そのため例えばサイクリック・ポーリング方式のように
順次子局を呼び出して親局から子局へ、また子局から親
局へのデータの交換を行う方法が用いられるが、この方
式は端末数、すなわち子局数が多くなるほど特定の子局
をアドレスする間隔が長くなり、従って即時応答の要求
される用途では、データ伝送のシステムパフォーマンス
を損うことになりかねないという難点がある。

以下、従来の簡易形データ伝送装置を図面と共に説明す
る。

第１図はこの簡易形データ伝送装置の概要を示し９図中
、１は親局の伝送モジュール（以下親局という）２１，
２２．・・・、２ｎはそれぞれ子局の伝送モジュール（
以下子局という）で、これらはツィステッドペアケープ
化や同軸ケーブルから成るベアケーブルである伝送路３
によりパーティライン又はバスシステム状に接続されて
いる。子局２１．２２等に設けられた２１　ａ、　２１
　ｂ、　２２ａ１２２ｂはデータ本出力端子で２１Ｃ，
２２Ｃは、変化検出信号の出力端子である。上記伝送路
３は両端で、終端抵抗４ａ、４ｂにより接地されている
。

５は上位の制御装置で、上記親局ｌとはＭ【列信号線６
で接続されている。７は、子局２１に接続され子局との
間でデータの送受を行なう端末装置である。

第２図は従来の簡易形データ伝送装置におけるデータの
やりと９に利用されるコード構成奮示しだもので、同期
コード（ＳＹＮＣ）と、アドレスカードと、データコー
ドと、肯定応答（ＡＣＫ）と。

否定応答（ＮＡＩぐ）とから成り、可変コードであるア
ドレスデータがいかなる値を取っても８ビツトのコード
構成が全く同一となることがない様に構成されている。

例えば１（ｂ８１　ｔ）７）＝（１，Ｄの場合はアドレ
スを示し、ｂ６．ｂ５．・・・、１）１が真のアドレス
となり、６４個の゛アドレス割当が可能となる。また＋
　（ｂｓ＋　ｂ７）＝（０、ｌ　）の場合はデータを含
むコードであることを意味し、ｂ６．’Ｊｓ＋・・・、
ｌ）１は６ビソトデータとなる。

第３図は従来のデータ伝送の正規手順及び構成の１例を
示すもので、以下、これを正規伝送モードと称する。

次に、上記正規伝送モードで正常にデータの送受が行わ
れる場合の動作を第１図〜第３１゛□□□と共に説明す
る。

まず、第１図において、上位の制御装置５から送信先の
アドレスと送信すべきデータを受け取ると１ＭＩ局１は
アドレス及びデータに第２図に示す如き固有のビット列
を付加し、第３図に示す正規手順で送信を開始する。す
なわち、親局１は全子局２１，２２．　・・・、２ｎに
対して、第３図（ａ）の親局送信データに示す如く、一
連の送受信の如才りであることを示す同期コード（ＳＹ
ＮＣ）を送出する。

次いで１選択・接続されるべき子局（２に、但しｋは１
からｎまでの任意の整数）のアドレスを示すアドレスコ
ード（１１Ａｓ　Ａｓ　Ａ４　Ａ３　Ａ２　Ａ□〕を２
回送信、すなわち２運送する。但し、これらのコードは
不来の８ビツトの他にスタートピント、ストップビット 記全ての子局２１，２２．・・・、２ｊ１は上記同期コ
ード（ＳＹＮＣ）を受信すると，第３図（ｂ）の子局杯
信データに示す如く，規屋の監視時間（ウォ７ナドノグ
タイム）Ｔを設屍して上記２連迭アドレスコードを受イ
ａする。該２連送アドレスコ一ド４分解して，このコー
ドがアドレス固イ１のビット列を持つこと，パリティチ
ェックが正常であること。

２回の受信データが一致し一〇いることの条件をすべて
満足すると，次ｐ？ｌ上記子局２１，２２，・・・。

２０自身の有する固有のアドレスに一敵しでいるかどう
妙・ケ恢定し，一致している特定子局２にのみが第３図
（＋））に示す如（ＡＣｈ．（肯定比、谷）信号を返送
する。

次に、上記親局１側で社、上記特定子局２ｋからの上記
Ａ　ＣＫ信号を受信してから、該特定子局２ｋに対して
出力データＭ（例えば機器の０Ｎ１０　Ｆ　Ｆ指令など
の子局の出力）を第３図（ａ）に示す如く２回連送する
。該特定子局２に側では該出力データＭを正しく受信し
だら、上述と同様にＡＣＫ信号を該親局１に返信すると
同時に、端末装置７に受信データを送出する。次に該特
定子局２にの入力データＳ（例えば入力スイッチ信号な
ど）を該親局１に２回連送する。該親局１では該入力デ
ータＳが上述のアドレスコード受信時と同様の検定方法
で正しいかどうか判定し、正しけれは親局は、」二位の
制御装置５に子局からのデータコードを送出し、又該特
定子局２ｋに対してＡ　ＣＫ信号を送出して該特定子局
２にとの相互通信を完了する。この間、上記監視時間′
１゛がそれぞれの伝送路に適宜設定される。

以上のとおり、正規伝送モードでは、信頼度の高いデー
タを得るためには惨めて少数の１例えば１バイト単位の
制御用データに関しても１ｏバイト程度の送受信が親局
と子局間に必要で、各ステージ（過程）に於ける遅れ時
間や誤まり時の再送シーケンスなどを考慮に入れると、
特定アドレスに＋ｉａ　ｔａ接続されている時間はかな
り大きくなり。

第１図に示すデータ伝送装置のように多数の子局を順次
ポーリングする方式では全体のアクセス時間が端末数、
すなわち子局数が多くなる程増大し。

データ伝送のシステムパフォーマンスを著しく低下させ
ることになるという不都合があった。

〔発明の概要〕

この発明は上記のような従来のものの不４ｊｉＬ合を軽
減するためになされたもので、１つの親局と。

複数の子局と、この子局とデータの送受ヶ行な９娼末装
置りとを俯え、親局と特定子局とのデータ伝送舌−行な
うものにおいて、特別な割込モードを設けること＆Ｃよ
り特定子局を検出して、この子局とのデータ送蛍台・実
イｊし、綽−丁後端末装（１テ（にデータ送受終了を報
知し−Ｃ９応答速度の改吾と子局か１つ次々に新しいデ
ータを送出することかできる簡易形データ伝送装置ｅ［
？供するものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を第４図、第５図と共に説明
する。

第４図はこの発明の一実施例に利用されるコード構成を
示す上述の第２図相当図で、同期コード（ＳＹＮＣ）、
アドレスコード、データコード、肯定応答（ＡＣＫ）、
否定応答（ＮＡＫ）、及びこの発明の一実施例として利
用される割込コード（ＩＮＴ）とから構成されている。

第５図は、この発明の一実施例を示すものであって、上
述の第３図に示す正規伝送モードに対して仮に割込伝送
モードと名付けられるものである。

第５図において、ＩＮＴＯ，ｌＮＴｌ、　・・・。

ＩＮＴｎ（ｄ親局１送信データ中の割込コード（ＩＮＴ
）を示し９割込コードであることを示す固定のビット列
とアドレスとから構成され９例えば第４図に示すコード
構成が用いられる。

次に、この発明の一実施例の動作を第１図、第４図、第
５図と共に説明する。

第１図において、子局２１，２２．・・・、２ｎの動作
が安定した状態、すなわちシステムの立上がり時など入
出力動作が全ての子局２１，２２．・・・。

２ｎに対して必要な場合でない状捗では、該子局２１．
２２．　・・・、２ｎに変化が生じる割合が少ないので
、上述の第３図に示す正規伝送モードの伝送は行なわず
、第５図の割込伝送モードで子局２１．２２．・・・、
２ｎをアクセスする。すなわち。

第５図（ａ）に示す如く、親局送信データにおい・て規
定の監視時間′１゛を時間間隔として割込コードＩＮ’
ｌｌ’０．ｌＮＴｌ、、＝、ＩＮＴｎ’ｉ設定し、子局
アドレスを１１（２）次走査し、端末装置７からの入力
データ変化の生じている子局９例えば子局２には第５図
（ａ）に示す如きアドレスｋがアクセスされた時だけ第
５図（ｂ）に示す如＜、ＡＣＫ１Ｍ号を返送する。核子
局２ｋから規定の監視時間′１゛内にＡ　ＣＫ倍信号返
答があった時のみ、第５図（ａ）に示す如く。

上述の第３図に示すと同様の正規伝送モー　ドに移行し
て信頼性の高いデータ伝送を行ない、それが完了すると
、再び上述の割込みモードで全子局２１．２２．・・・
、２ｎの変化状態を走査する。

又、子局は、第５図（Ｃ）のどと（Ｔ１時に端末装置７
からの入力データ変化が生じるど変化検出信号２１Ｃを
出力する。この変化検出信号ば１２時のように正規伝送
モードが終了し、子局がデータを親局に送出しえた時に
停止される。これは、端末装置が次々と新しいデータを
子局を介１．親局に送出する時の送出レディ信号として
用いるものである。

以上のように、この発明の一実施例によれば。

子局全体の走査が短時間に行なわれるので、伝送手順の
主導権は親局が有しているにもかかわらず。

見かけ上、子局から親局を呼び出しているのと同等の作
用を行なうため、データ伝送のシステムパーフォーマン
スは著しく向上する。また、変化検出信号を用いること
で、子局から次々と新しいデータを送出することも可能
である。

〔発明の効果〕 この発明は以上説明したとおり７割込伝送モードを有す
る安価・小形の伝送モジュールを実現することができ、
従って家電機器、照明機器、冷暖房機器、防犯防災機器
などの集中制御装置に利用１〜／こ場合、変化に対する
応答速度の改善と端末数の拡大が可能となるという顕著
な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、簡易形データ伝送装置の概要説明図。 第２図は従来の簡易形データ伝送装置に利用されるコー
ド構成図、第３図は従来の正規伝送モードを示す伝送手
順説明図、第４図は、この発明の一実施例を示す第２図
相当図、第５図はこの発明の一実施例を示す第３図相当
図である。 １・・・親局の伝送モジュール、２１．　２２．　・・
・。 ２ｎ・・・子局の伝送モジュール、２］、ａ、２２ａは
データ入力端子、２１ｂ、２２ｂはデータ出力端子１　
２’ＩＣ，２２Ｃは変化検出信号端子、３・・・伝送路
、５・・・上位の制御装置、６・・・並列信号線、７・
・・端末装置、５ＹＮＣ・・・同期コード、ＩＮＴ・・
・割込コード、ＡＣＫ・・・肯定応答、ＮＡ、Ｋ・・・
否定応答。 Ｔ・・規定の監視時間。 なお９図中、同一符号は同一部分、又は相当部分を示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）１つの親局と、複数の子局と、この子局とデータ
   の送受を行なう端末装置とを備え、送信開始の同期コー
   ドを上記親局から送出することで伝送を開始し、その後
   上記複数の子局のうち所定の条件に適う特定子局を選択
   するだめのアドレスコード送出と、該特定子局への出力
   指令データコード送出と、該特定子局から上記親局への
   データコード送出とから成る正規手順を受信局から送信
   局への肯定応答（ＡＣＫ）、否定応答（ＮＡＫ）で確認
   しつつ実行することにより、上記親局と上記特定子局と
   のデータ伝送を完了させるように構成された簡易形デー
   タ伝送装置において、上記子局の安定した動作時、上記
   正規手順とは別に上記親局から上記子局のアドレスを含
   む特定コードを順次発生させて走査し、端末装置からの
   データ入力状態に変化の生じたことを検出した上記子局
   は変化検出信号を端末装置に向は発生し、この子局を上
   記特定子局とし、上記親局は該特定子局から発信された
   割込要求コードを検知することにより該特定子局との間
   で上記正規手１：Ｆ＋によりデータ送受を実行し、この
   データ送受が終了すると変化検出信号を停止させて、端
   末装置にデータ送出終了を知らしめて成ることを特徴と
   する簡易形データ伝送装置。