JPS6010246B2 - 変位変換器 - Google Patents

変位変換器

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JPS6010246B2
JPS6010246B2 JP13399779A JP13399779A JPS6010246B2 JP S6010246 B2 JPS6010246 B2 JP S6010246B2 JP 13399779 A JP13399779 A JP 13399779A JP 13399779 A JP13399779 A JP 13399779A JP S6010246 B2 JPS6010246 B2 JP S6010246B2
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JP
Japan
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amplifier
differential
input terminal
output
voltage
Prior art date
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JP13399779A
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JPS5657909A (en
Inventor
長興 嘉山
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Publication date
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えば差圧計或いは圧力計等に利用して好適
な変位変換器に関し、特に構成が簡単で且つ温度特性に
優れた変位変換器を提供しようとするものである。
差圧計或いは圧力計等では一般に圧力又は圧力差に応じ
て移動電極を変位させ、その変位量によりこの移動電極
と固定電極間で形成される一対のキャパシタC,,C2
の容量値を互に差動的に変化させ、高周波発振器からこ
の差動キャパシタC,,C2に高周波電流を供給し、そ
の容量和C,十C2に比例した電流が一定となるように
制御して、容量差C.−C2に比例した電流信号を検出
し、これを出力することにより(C,一C2)ノ(C,
十C2)に比例した電気的出力を得るようにしている。
従って従来の変位変換器には高周波発振器を内蔵し、こ
の高周波発振器の発振信号を移動電極と固定電極との間
で形成される差動キャパシ外こ与え、その差動容量を流
れる高周波電流を整流し、高周波電流の変化を直流電圧
の変化として取り出し、差圧値又は圧力値に対応した直
流電気信号を得て、この直流信号を差演算及び和演算す
ることにより(C,一C2)/(C,十C2)に対応し
た電気信号を得るようにしている。高周波電流を整流す
るダイオードは移動電極と固定電極間で形成される差動
キャパシタの近傍に取付けられ、その間の配線がなるべ
く短かく済むようにし浮遊容量等の響影を小さくするよ
うにしている。ところで圧力或いは差圧等を測定する被
測定体は常温のものばかりとは限らず、高温の場合もあ
る。
被測定体の温度が高い場合には受圧部の温度もほゞ被測
定体の温度に近い値となる。よって先に説明した整流ダ
イオードの温度も上昇し変換器全体の温度特性に影響を
与える。また整流ダィオード‘ま差動キャパシタの部分
の温度と同一温度に保った方がよく、また高周波回路の
リード線の長さを短かくした方がよいため、整流ダイオ
ードを圧力検出部或いは差圧検出部内に収納する必要が
ある。このため収納部の構造が複雑になる欠点もある。
更に周波数変動が少なくまた振幅変動が少ない安定性の
高い高周波発振器を得るには各種の安定化回路を付加し
なければならないためコスト高となる欠点がある。この
発明の目的は高周波発振器及び整流ダイオードを必要と
しない従って構成が簡単で然も温度特性がよい変位変換
器を提供するにある。
以下にこの発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
図中C,,C2は入力変位に応敷して差動的に変化する
一対の差動キャパシタを示す。
この発明においては差動キャパシタCi,C2を互に直
列接続し、その接続点Aを第1増幅器1の一方の入力端
子に接続する。この例では接続点Aを第1増幅器1の反
転入力端子に接続した場合を示す。差動キャパシタC,
の一端は共通電位2に接続し、差動キャパシタC2の一
端は第1増幅器1の出力端子に援競する。第1増幅器1
には差動キャパシタC,,C2の充電電荷を周期的に放
電させるスイッチ手段3及び4を設ける。この例ではス
イッチ手段3及び4としてFETを用いた場合を示し、
その一方のスイッチ手段3は差動キャパシタC,と並列
接続し、他方のスイッチ手段4は第1増幅器1の出力端
子と共通電位2との間に接続する。これらスイッチ手段
3及び4はパルス発生器6から出力される一定のオン、
オフ比を持つパルス列によって周期的に開閉制御される
。パルス発生器5は例えばヒステリシスを持つ差動増幅
器6と基準電圧源7の電圧を分圧して差動増幅器6の非
反転入力端子に与える分圧抵抗器R,,R2と、基準電
圧源7の電圧を一定の時定数を以つて差敷増幅器6の反
転入力端子に与える抵抗器R3とコンデンサC3と、差
動増幅器8の出力により開閉制御され、オンの状態でコ
ンデンサC3の充電電荷を放電させるスイッチ素子8と
により構成することができる。スイッチ素子8と直列に
抵抗器R3とはゞ等しい抵抗値を持つ抵抗器R4を接続
しておくことによりスイッチ素子8の開閉によりコンデ
ンサC3の両端に発生する電圧は第2図Aに示すように
ほゞ三角波状となる。つまり差動増幅器6のヒステリシ
ス中を△hとすると、コンデンサC3の電圧がこのヒス
テリシス中△hの上限値つまり十E2に達すると差動増
幅器6の出力は雫電圧となる。よってスイッチ素子8は
そのゲート電極に零電圧が与えられるとオンになりコン
デソサC3に充電された電荷を放電される。コンデンサ
C3の電圧がヒステリシス中△hの下限値+E,に産す
ると差動増幅器6の出力は正電圧となる。よってスイッ
チ素子8はオフとなりコンデンサC3には基準電圧源7
から抵抗器R3を通じて充電電流が供給される。このよ
うにして差動増幅器6の非反転入力端子の電圧がヒステ
リシス中△hの下限値+E,と上限値十E2に達する毎
に差動増幅器6から第2図Bに示すようなデューティ比
が0.5のパルス列Pbが出力される。このようにして
得られたパルス列Pbを第1増幅器1に設けたスイッチ
3と4に与える。
スイッチ3と4もこ)では第2図Cに示すようにパルス
列PbがH論理のときオフに制御され、L論理のときオ
ンになるように制御されるものとする。スイッチ3と4
が短絡状態から開放されると差動キャパシタC,とC2
の接続点Aの電圧Vc,は直ちに第1増幅器1の非反転
入力端子に与えられている電圧Voにまで充電される。
このとき他方の差動キヤパシタC2にはC,に流れた電
荷量Q=C,Voだけ充電されるから第1増幅器1の出
力電圧、つまりB点の電圧VはV=V。
十島三V。十きざ。=V。と1幸C2)(1)従ってB
点にはピーク値V、オンオフ比D=0.5の第2図Dに
示すような短形波Pdが得られる。この短形波Pdは抵
抗器R5とコンデンサC4とから構成される平滑回路9
を通じて第2増幅器10の反転入力端子に与えられる。
よってこの反転入力端子にはVD=0.5Vの直流電圧
が与えられ ′る。また第2増幅器10の非反転入力端
子には基準電圧源7から一定電圧Eが与えられる。よっ
てVDとEとが平衡するように第2増幅器10の出力電
圧Voが第1増幅器1の非反転入力端子に与えられる。
従ってVD=E(一定) (2)‘
1}、■式より、V。
=三善三V=C;章三旨=C;卓三E 【3}この出力
電圧Voと及び基準電圧源7の電圧Eを平衡差動増幅器
11に供給すると、この平衡差鰯増幅器11の出力端子
12にはV〆=E−V。
i舎三隻E (4)が得られる。
尚平衡増幅器1 1の抵抗器R6〜R9は互に等しい抵
抗値の抵抗器を用いるものとする。こ)でEは一定電圧
であるから■式は目的の演算式であって出力電圧Vo′
は差敷キャパシタC,,C2の誘電率の影響をうけない
、つまり温度変動による影響を受けることのない出力電
圧を得ることができる。例えば差圧伝送器において差圧
△P=0のとき差動キャバシタC,,C2の値をCo、
kを比例定数とすれば受圧部が完全対称に構成されてい
れば、C,=C。
/(1−k△P)、C2=C。/(1十k△P)
(5〕となるか
ら、C,十C2ニ次。
/(1−k2△平)、C,一C2=本〇k△P/(1一
k2△P) (6)したがって
■、■、■式よりV。
′=k△P・E (7)が得
られ差圧△Pのみに比例する出力が得られる。第3図は
この発明の応用例を示す。
この例では出力端子12の出力電圧を電圧−電流変換器
13に供給し、電流信号に変換し、2線式伝送路14,
15にて伝送するようにした2線式伝送器に適用した場
合を示す。以上説明したようにこの発明によれば高周波
発振器を用いる必要がなく、これに伴なつて整流ダイオ
ードも必要としないから安定な温度特性を持つ変位変換
器を得ることができる。
また差動キャパシタC,,C2の充放電周期を適当に選
定することにより、従釆のように高周波を印加する場合
のようにリード線の浮遊容量による影響を大きく受ける
ことがなく、それだけ配線の自由度が増し製造が容易と
なる。また安定性の高い高周波発振器及び整流ダイオー
ドを必要としないからそれだけ構成が簡素化されコスト
の低減も期待できる。織上述ではパルス発生器5として
ヒステリシスを持つ差動増幅器6と、抵抗器R,,R2
,R3,R4とコンデンサC3とスイッチ素子8とによ
り構成したが、この構成に限定されるものでなく、その
他の形式のパルス発生器を用いることもできる。またデ
ューテイ比Dを0.5とした場合を説明したが必ずしも
その必要はなく、このデューテイ比に限定のないことも
容易に理解できよう。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す援続図、第2図はそ
の動作の説明に供する波形図、第3図はこの発明の応用
例の一例を示す接続図である。 C,,C2:差動キャパシタ、1:第1増幅器、3,4
:スイッチ手段、5:パルス発生器、9:平滑回路、1
0:第2増幅器、11:差動増幅器、12:出力端子。
第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 容量値が入力変位に応動して差動的に変化する一対
    の差動キヤパシタと、これら差動キヤパシタが直列接続
    され、その接続点が一方の入力端子に接続され上記差動
    キヤパシタの電荷を周期的に放電させるスイツチ手段を
    付加した第1増幅器と、一定のオン、オフ比のパルス列
    を発振しその出力で上記スイツチ手段を開閉制御するパ
    ルス発生器と、上記第1増幅器の出力を平滑手段を通じ
    て一方の入力端子に供給され一定電圧を他方の入力端子
    に供給されると共に出力を上記第1増幅器の他方の入力
    端子に供給する第2増幅器と、この第2増幅器の出力と
    上記一定電圧との偏差値を取出す差動増幅器とを具備し
    て成る変位変換器。
JP13399779A 1979-10-17 1979-10-17 変位変換器 Expired JPS6010246B2 (ja)

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JPS5657909A JPS5657909A (en) 1981-05-20
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